JPH11122981A - 故障診断回路 - Google Patents

故障診断回路

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JPH11122981A
JPH11122981A JP9275557A JP27555797A JPH11122981A JP H11122981 A JPH11122981 A JP H11122981A JP 9275557 A JP9275557 A JP 9275557A JP 27555797 A JP27555797 A JP 27555797A JP H11122981 A JPH11122981 A JP H11122981A
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武彦 南里
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    • H02P7/04Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for controlling the direction of rotation of DC motors by means of a H-bridge circuit
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータを回転させずにブリッジ回路の各スイ
ッチング素子の故障診断を行なうことができる故障診断
回路を提供する。 【解決手段】 モータ3の両入力端子M+,M−にプル
アップ/ダウン端子P+,P−及びモニタ端子T+,T
−をそれぞれ接続する。プルアップ/ダウン端子P+,
P−は、モータ入力端子M+,M−に対し抵抗R+,R
−を介して故障診断用電圧5Vを与えるプルアップ状態
と、モータ入力端子M+,M−に対し抵抗R+,R−を
介して接地電位0Vを与えるプルダウン状態と、の2状
態を選択的にとる。故障診断回路1は、プルアップ/ダ
ウン端子P+,P−の2状態を切り替えると共にスイッ
チング素子Q1〜Q4の何れか1つの素子を開閉し、前
記状態切替えと前記スイッチング素子の開閉との各組合
せに対応したモニタ端子T+,T−の電位変化を監視
し、前記開閉したスイッチング素子の故障診断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ駆動用のブ
リッジ回路を構成するスイッチング素子の故障診断を行
なうことができる故障診断回路に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭62−198897号公報には、
直流電源に抵抗を介して接続されたブリッジ回路のチェ
ック回路が記載されている。このチェック回路は、直流
電源に直列にスイッチおよび該スイッチに並列に高イン
ピーダンス素子を接続し、該スイッチを開放した時の該
高インピーダンス素子間の電圧降下を検出する回路を設
けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記チェック回路で
は、ブリッジ回路を構成する各スイッチング素子を個別
に故障診断することができない。また、各スイッチング
素子のオープン故障とショート故障とを検出することが
できない。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1では、第1と第
2のスイッチング素子を直列接続すると共に第3と第4
のスイッチング素子を直列接続し、第1の第2のスイッ
チング素子間に一方のモータ入力端子を接続すると共に
第3と第4のスイッチング素子間に他方のモータ入力端
子を接続してモータ駆動用のブリッジ回路を形成し、こ
のブリッジ回路を構成するスイッチング素子の故障診断
を行う故障診断回路において、モータの両入力端子にプ
ルアップ/ダウン端子及びモニタ端子をそれぞれ接続
し、プルアップ/ダウン端子は、モータ入力端子に対し
抵抗を介して故障診断用電圧を与えるプルアップ状態
と、モータ入力端子に対し抵抗を介して接地電位を与え
るプルダウン状態との2状態を選択的にとるものとし、
故障診断回路は、プルアップ/ダウン端子の2状態を切
り替えると共にスイッチング素子の何れか1つの素子を
開閉し、前記状態切替えと前記スイッチング素子の開閉
との各組合せに対応したモニタ端子の電位変化を監視す
ることで、前記開閉したスイッチング素子の故障診断を
行うことを特徴とする。これにより、各スイッチング素
子のオープン故障、ショート故障のどちらの診断も行う
ことができる。また、この際にモータに通電する必要が
ない。
【0005】請求項2では、請求項1記載の故障診断回
路において、前記故障診断動作は、スイッチング素子の
全てを開状態のままでモータの両入力端子のプルアップ
/ダウン端子の2状態を切り替える故障診断動作を行う
過程と、該過程の後に、モータの両入力端子のプルアッ
プ/ダウン端子の2状態を切り替えると共にスイッチン
グ素子の何れか1つを閉状態とする故障診断動作を行う
過程と、を備えることを特徴とする。先にショート故障
の診断を行い、後にオープン故障の診断を行うことで、
診断過程で不要なモータ通電が生じることを防ぐことが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る故障診
断回路1の簡易回路図である。
【0007】ブリッジ回路は、電界効果トランジスタ
(FET)からなる第1〜第4のスイッチング素子Q1
〜Q4により構成される。第1と第2のスイッチング素
子Q1,Q2を直列接続すると共に第3と第4のスイッ
チング素子Q3,Q4を直列接続している。一方のモー
タ入力端子M+がスイッチング素子Q1,Q2間に接続
されており、他方のモータ入力端子M−がスイッチング
素子Q3,Q4間に接続されている。一方のモータ入力
端子M+には、モニタ端子T+が接続されている。他方
のモータ入力端子M−には、モニタ端子T−が接続され
ている。
【0008】故障診断回路1は、制御回路2を備えてい
る。また、抵抗R+,R−と、一方のモータ入力端子M
+を抵抗R+を介してプルアップする切換手段U+と、
一方のモータ入力端子M+を抵抗R+を介してプルダウ
ンする切換手段D+と、他方のモータ入力端子M−を抵
抗R−を介してプルアップする切換手段U−と、他方の
モータ入力端子M−を抵抗R−を介してプルダウンする
切換手段D−と、を備えている。切換手段は、例えばリ
レーを用いて構成してもよい。抵抗R+の一方の端子は
モータ入力端子M+に接続され、抵抗R+の他方の端子
はプルアップ/ダウン端子P+に接続されている。抵抗
R−の一方の端子はモータ入力端子M−に接続され、抵
抗R−の他方の端子はプルアップ/ダウン端子P−に接
続されている。プルアップする故障診断用電圧(電位)
は5Vであり、ブリッジ回路の電源電圧(電源電位)は
12Vである。プルアップ電圧は電源電圧よりも低くし
ている。ブリッジ回路は、例えば自動車に搭載されるモ
ータ駆動用のブリッジ回路とし、車載バッテリ電圧によ
り12Vを生成してもよい。
【0009】マイクロコンピュータ等を備えて構成され
た車両制御用コントローラユニット(不図示)は、制御
回路2の入力端子MS1,MS2,PWMに各々制御出
力信号を供給する。制御回路2の入力端子は、Hレベル
又はLレベルの電位を入力とする3個の入力端子MS
1,MS2,PWMを備えてなる。制御回路2は、入力
端子MS1,MS2,PWMにより構成される入力条件
に基づいて制御信号を出力する。制御信号は、Hレベル
又はLレベルの信号SD+,SU+,SD−,SU−と
信号SQ1〜SQ4とからなる。
【0010】信号SD+がHレベルの場合は、切換手段
D+はオンして、モータ入力端子M+は抵抗R+を介し
てプルダウンされる。信号SD−がHレベルの場合は、
切換手段D−はオンして、モータ入力端子M−は抵抗R
−を介してプルダウンされる。信号SU+がHレベルの
場合は、切換手段U+はオンして、モータ入力端子M+
は抵抗R+を介してプルアップされる。信号SU−がH
レベルの場合は、切換手段U−はオンして、モータ入力
端子M−は抵抗R−を介してプルアップされる。信号S
D+がLレベルの場合は、切換手段D+はオフする。信
号SD−がLレベルの場合は、切換手段D−はオフす
る。信号SU+がLレベルの場合は、切換手段U+はオ
フする。信号SU−がLレベルの場合は、切換手段U−
はオフする。
【0011】信号SQ1がHレベルの場合は、スイッチ
ング素子Q1はオンする。信号SQ2がHレベルの場合
は、スイッチング素子Q2はオンする。信号SQ3がH
レベルの場合は、スイッチング素子Q3はオンする。信
号SQ4がHレベルの場合は、スイッチング素子Q4は
オンする。信号SQ1がLレベルの場合は、スイッチン
グ素子Q1はオフする。信号SQ2がLレベルの場合
は、スイッチング素子Q2はオフする。信号SQ3がL
レベルの場合は、スイッチング素子Q3はオフする。信
号SQ4がLレベルの場合は、スイッチング素子Q4は
オフする。
【0012】図2は、3個の入力端子MS1,MS2,
PWMにより形成される8通りの入力条件の分類例であ
る。
【0013】第1の入力条件では、3個の入力端子MS
1,MS2,PWMは各々L,L,Lレベルである。信
号SQ1〜SQ4は全てLレベルであり、全スイッチン
グ素子Q1〜Q4はオフである。第2の入力条件では、
3個の入力端子MS1,MS2,PWMは各々L,L,
Hレベルである。信号SQ1〜SQ4は全てLレベルで
あり、全スイッチング素子Q1〜Q4はオフである。第
1と第2の入力条件は、スイッチング素子Q1〜Q4の
ショート故障診断に用いられる。
【0014】第3の入力条件では、3個の入力端子MS
1,MS2,PWMは各々H,L,Lレベルである。信
号SQ1〜SQ4のうち信号SQ1のみがHレベルであ
り、スイッチング素子Q1のみがオンである。第3の入
力条件は、スイッチング素子Q1のオープン故障診断に
用いられる。
【0015】第4の入力条件では、3個の入力端子MS
1,MS2,PWMは各々H,L,Hレベルである。信
号SQ1〜SQ4のうち信号SQ1,SQ4のみがHレ
ベルであり、スイッチング素子Q1,Q4のみがオンで
ある。第4の入力条件は、モータ3を右(又は左)方向
に回転させる場合に用いられる。
【0016】第5の入力条件では、3個の入力端子MS
1,MS2,PWMは各々L,H,Lレベルである。信
号SQ1〜SQ4のうち信号SQ3のみがHレベルであ
り、スイッチング素子Q3のみがオンである。第5の入
力条件は、スイッチング素子Q3のオープン故障診断に
用いられる。
【0017】第6の入力条件では、3個の入力端子MS
1,MS2,PWMは各々L,H,Hレベルである。信
号SQ1〜SQ4のうち信号SQ2,SQ3のみがHレ
ベルであり、スイッチング素子Q2,Q3のみがオンで
ある。第6の入力条件は、モータ3を左(又は右)方向
に回転させる場合に用いられる。
【0018】第7の入力条件では、3個の入力端子MS
1,MS2,PWMは各々H,H,Lレベルである。信
号SQ1〜SQ4のうち信号SQ2,SQ4のみがHレ
ベルであり、スイッチング素子Q2,Q4のみがオンで
ある。第7の入力条件は、モータ3に制動をかけてモー
タを回転し難くする場合に用いられる。
【0019】第8の入力条件では、3個の入力端子MS
1,MS2,PWMは各々H,H,Hレベルである。信
号SQ1〜SQ4のうち信号SQ2,SQ4の何れか一
方のみがHレベルであり、スイッチング素子Q2,Q4
の何れか一方のみがオンである。第8の入力条件は、信
号SQ2のみがHレベルの場合はスイッチング素子Q2
のオープン故障診断に用いられる。第8の入力条件は、
信号SQ4のみがHレベルの場合はスイッチング素子Q
4のオープン故障診断に用いられる。
【0020】図3は、スイッチング素子のショート故障
診断の手法を説明する説明図である。スイッチング素子
Q1〜Q4は、全てオフとする。
【0021】スイッチング素子Q1のショート故障診断
を行なう場合は、モータ入力端子M+を抵抗R+を介し
てプルダウンする。そして、モニタ端子T+の電位を測
定した場合に、モニタ端子T+の電位が0Vのときは故
障ではないが、12Vのときはショート故障である。
【0022】スイッチング素子Q2のショート故障診断
を行なう場合は、モータ入力端子M+を抵抗R+を介し
てプルアップする。そして、モニタ端子T+の電位を測
定した場合に、モニタ端子T+の電位が5Vのときは故
障ではないが、0Vのときはショート故障である。
【0023】スイッチング素子Q3のショート故障診断
を行なう場合は、モータ入力端子M−を抵抗R−を介し
てプルダウンする。そして、モニタ端子T−の電位を測
定した場合に、モニタ端子T−の電位が0Vのときは故
障ではないが、12Vのときはショート故障である。
【0024】スイッチング素子Q4のショート故障診断
を行なう場合は、モータ入力端子M−を抵抗R−を介し
てプルアップする。そして、モニタ端子T−の電位を測
定した場合に、モニタ端子T−の電位が5Vのときは故
障ではないが、0Vのときはショート故障である。
【0025】図4は、ショート故障診断時の制御回路2
の入出力を説明する説明図である。図2中の「第1の入
力条件」と「第2の入力条件」とを使用しており、信号
SQ1〜SQ4は全てLレベルである。
【0026】先ず、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々L,L,Lレベルの初期状態では、信号SD+,S
U+,SD−,SU−のうち信号SD+のみがHレベル
である。これにより、モータ入力端子M+が抵抗R+を
介してプルダウンされ、スイッチング素子Q1のショー
ト故障診断を行なうことができる。
【0027】次に、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々L,L,Hレベルに移行すると、信号SD+,SU
+,SD−,SU−のうち信号SU+のみがHレベルと
なる。これにより、モータ入力端子M+が抵抗R+を介
してプルアップされ、スイッチング素子Q2のショート
故障診断を行なうことができる。
【0028】次に、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々L,L,Lレベルに移行すると、信号SD+,SU
+,SD−,SU−のうち信号SU+のみがHレベルの
ままである。このとき、モータ入力端子M+が抵抗R+
を介してプルアップされたままであり、スイッチング素
子Q2のショート故障診断を行なうことができる。
【0029】次に、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々L,L,Hレベルに移行すると、信号SD+,SU
+,SD−,SU−のうち信号SD−のみがHレベルと
なる。これにより、モータ入力端子M−が抵抗R−を介
してプルダウンされ、スイッチング素子Q3のショート
故障診断を行なうことができる。
【0030】次に、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々L,L,Lレベルに移行すると、信号SD+,SU
+,SD−,SU−のうち信号SD−のみがHレベルの
ままである。このとき、モータ入力端子M−が抵抗R−
を介してプルダウンされたままであり、スイッチング素
子Q3のショート故障診断を行なうことができる。
【0031】次に、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々L,L,Hレベルに移行すると、信号SD+,SU
+,SD−,SU−のうち信号SU−のみがHレベルと
なる。これにより、モータ入力端子M−が抵抗R−を介
してプルアップされ、スイッチング素子Q4のショート
故障診断を行なうことができる。
【0032】次に、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々L,L,Lレベルに移行すると、信号SD+,SU
+,SD−,SU−のうち信号SU−のみがHレベルの
ままである。このとき、モータ入力端子M−が抵抗R−
を介してプルアップされたままであり、スイッチング素
子Q4のショート故障診断を行なうことができる。
【0033】次に、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々L,L,Hレベルに移行すると、信号SD+,SU
+,SD−,SU−のうち信号SD+のみがHレベルと
なる。これにより、モータ入力端子M+が抵抗R+を介
してプルダウンされ、スイッチング素子Q1のショート
故障診断を行なうことができる。
【0034】次に、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々L,L,Lレベルに移行すると、信号SD+,SU
+,SD−,SU−のうち信号SD+のみがHレベルの
ままであり、初期状態に戻る。このとき、モータ入力端
子M+が抵抗R+を介してプルダウンされたままであ
り、スイッチング素子Q1のショート故障診断を行なう
ことができる。
【0035】このような入出力を行なう制御回路2は、
例えば、入力端子MS1,MS2,PWMが各々L,
L,LレベルからL,L,Hレベルに切り替った回数を
2ビットカウンタでカウントし、その回数に基づいて信
号SD+,SU+,SD−,SU−の出力を切り換えて
もよい。2ビットカウンタによる計数値が0の場合は、
SD+のみをHレベルにする。2ビットカウンタによる
計数値が1の場合は、SU+のみをHレベルにする。2
ビットカウンタによる計数値が2の場合は、SD−のみ
をHレベルにする。2ビットカウンタによる計数値が3
の場合は、SU−のみをHレベルにする。
【0036】図5は、スイッチング素子のオープン故障
診断の手法を説明する説明図である。スイッチング素子
Q1〜Q4は、オープン故障診断の対象のみオンとす
る。
【0037】スイッチング素子Q1のオープン故障診断
を行なう場合は、モータ入力端子M+を抵抗R+を介し
てプルダウンする。そして、モニタ端子T+の電位を測
定した場合に、モニタ端子T+の電位が12Vのときは
故障ではないが、0Vのときはオープン故障である。
【0038】スイッチング素子Q2のオープン故障診断
を行なう場合は、モータ入力端子M+を抵抗R+を介し
てプルアップする。そして、モニタ端子T+の電位を測
定した場合に、モニタ端子T+の電位が0Vのときは故
障ではないが、5Vのときはオープン故障である。
【0039】スイッチング素子Q3のオープン故障診断
を行なう場合は、モータ入力端子M−を抵抗R−を介し
てプルダウンする。そして、モニタ端子T−の電位を測
定した場合に、モニタ端子T−の電位が12Vのときは
故障ではないが、0Vのときはオープン故障である。
【0040】スイッチング素子Q4のオープン故障診断
を行なう場合は、モータ入力端子M−を抵抗R−を介し
てプルアップする。そして、モニタ端子T−の電位を測
定した場合に、モニタ端子T−の電位が0Vのときは故
障ではないが、5Vのときはオープン故障である。
【0041】図6は、オープン故障診断時の制御回路2
の入出力を説明する説明図である。図2中の「第3の入
力条件」と、「第5の入力条件」と、「第8の入力条
件」と、を使用している。
【0042】先ず、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々H,L,Lレベルの状態では、信号SD+,SU
+,SD−,SU−のうち信号SD+のみがHレベルで
ある。また、信号SQ1〜SQ4のうち信号SQ1のみ
がHレベルである。これにより、モータ入力端子M+が
抵抗R+を介してプルダウンされ、スイッチング素子Q
1のオープン故障診断を行なうことができる。
【0043】次に、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々H,H,Hレベルに移行すると、信号SD+,SU
+,SD−,SU−のうち信号SU−のみがHレベルと
なる。また、信号SQ1〜SQ4のうち信号SQ4のみ
がHレベルとなる。これにより、モータ入力端子M−が
抵抗R−を介してプルアップされ、スイッチング素子Q
4のオープン故障診断を行なうことができる。
【0044】次に、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々L,H,Lレベルに移行すると、信号SD+,SU
+,SD−,SU−のうち信号SD−のみがHレベルと
なる。また、信号SQ1〜SQ4のうち信号SQ3のみ
がHレベルとなる。これにより、モータ入力端子M−が
抵抗R−を介してプルダウンされ、スイッチング素子Q
3のオープン故障診断を行なうことができる。
【0045】次に、入力端子MS1,MS2,PWMが
各々H,H,Hレベルに移行すると、信号SD+,SU
+,SD−,SU−のうち信号SU+のみがHレベルと
なる。また、信号SQ1〜SQ4のうち信号SQ2のみ
がHレベルとなる。これにより、モータ入力端子M+が
抵抗R+を介してプルアップされ、スイッチング素子Q
2のオープン故障診断を行なうことができる。
【0046】このような入出力を行なう制御回路2は、
例えば、図7に示す回路を備えて構成される。図7の回
路では、入力端子MS1,MS2,PWMが各々H,
L,LレベルからH,H,Hレベルに切り替ると、端子
CHKQ4がHレベルになる。この端子CHKQ4がH
レベルの場合のみ、信号SD+,SU+,SD−,SU
−のうちで信号SU−のみをHレベルとし、信号SQ1
〜SQ4のうちで信号SQ4のみをHレベルとする。図
7の回路では、入力端子MS1,MS2,PWMが各々
L,H,LレベルからH,H,Hレベルに切り替ると、
端子CHKQ2がHレベルになる。この端子CHKQ2
がHレベルの場合のみ、信号SD+,SU+,SD−,
SU−のうちで信号SU+のみをHレベルとし、信号S
Q1〜SQ4のうちで信号SQ2のみをHレベルとす
る。
【0047】なお、モータ入力端子に選択的に接続され
る総合モニタ端子TTを備え、故障診断の対象となる各
スイッチング素子に対応して、当該スイッチング素子に
接続されているモータ入力端子を選択するよう、故障診
断回路1を構成してもよい。例えば、スイッチング素子
Q1,Q2の故障診断時にはモータ入力端子M+に総合
モニタ端子TTを接続し、スイッチング素子Q3,Q4
の故障診断時にはモータ入力端子M−に総合モニタ端子
TTを接続するような選択回路を備えて構成する。
【0048】総合モニタ端子TTの電位を監視すること
で、モータ入力端子M+,M−の双方を監視する手間を
省くことができる。オープン故障(オンであるべきであ
るのにオフである故障)診断の際、プルダウン時に総合
モニタ端子TTが電源電位12Vのときは故障ではない
が、接地電位0Vのときはオープン故障である。オープ
ン故障(オンであるべきであるのにオフである故障)診
断の際、プルアップ時に総合モニタ端子TTが接地電位
0Vのときは故障ではないが、プルアップ電位5Vのと
きはオープン故障である。ショート故障(オフであるべ
きであるのにオンである故障)診断の際、プルダウン時
に総合モニタ端子TTが接地電位0Vのときは故障では
ないが、電源電位12Vのときはショート故障である。
ショート故障(オフであるべきであるのにオンである故
障)診断の際、プルアップ時に総合モニタ端子TTがプ
ルアップ電位5Vのときは故障ではないが、接地電位0
Vのときはショート故障である。
【0049】ブリッジ回路に対して、抵抗R+,R−
は、故障診断時のみ取り付ける構成としてもよい。ブリ
ッジ回路に対して、切換手段D+,D−,U+,U−
は、故障診断時のみ取り付ける構成としてもよい。これ
により、モータ駆動回路の小型化と低コスト化と信頼性
向上を図ることができる。
【0050】なお、制御回路2はCPUとROMとRA
Mとを備えて、CPUによる演算で出力を行なう構成と
してもよい。これにより、故障診断用のプログラムを用
いてブリッジ回路のスイッチング素子のオープン/ショ
ート故障診断を行なうことができる。
【0051】ブリッジ回路は、スイッチング素子Q1,
Q3を低電位側とし、スイッチング素子Q2,Q4を高
電位側とし、当該高電位側のスイッチング素子の故障診
断ではプルダウンする構成とし、当該低電位側のスイッ
チング素子の故障診断ではプルアップする構成としても
よい。
【0052】ブリッジ回路のスイッチング素子をオンし
てオープン故障診断を行なう際に、高電位側のスイッチ
ング素子と低電位側のスイッチング素子とによるトーテ
ムポールショート(電源電位12Vと接地電位0Vの短
絡)を防止するため、スイッチング素子のオンへの切り
替りを遅延させる故障診断用ディレー回路を設けてもよ
い。同様に、切換手段SD+,SU+、又は切換手段S
D−,SU−によるトーテムポールショート(プルアッ
プ電位5Vと接地電位0Vの短絡)を防止するため、切
換手段のオンへの切り替りを遅延させる故障診断用ディ
レー回路を設けてもよい。
【0053】上記実施形態では、第1と第2のスイッチ
ング素子を直列接続すると共に第3と第4のスイッチン
グ素子を直列接続し、第1と第2のスイッチング素子間
に一方のモータ入力端子を接続すると共に第3と第4の
スイッチング素子間に他方のモータ入力端子を接続して
モータ駆動用のブリッジ回路を形成し、このブリッジ回
路を構成するスイッチング素子の故障診断を行なう故障
診断回路において、Hレベル又はLレベルの電位を入力
とする3個の入力端子を有する制御回路を備え、制御回
路は、3個の入力端子により形成される8通りの入力条
件のうち、第1の入力条件では、全スイッチング素子を
オフにする制御信号を出力し、第2の入力条件では、全
スイッチング素子をオフにする制御信号を出力し、第3
の入力条件では、第1のスイッチング素子のみをオンに
する制御信号を出力し、第4の入力条件では、第1と第
4の両スイッチング素子のみをオンにする制御信号を出
力し、第5の入力条件では、第3のスイッチング素子の
みをオンにする制御信号を出力し、第6の入力条件で
は、第2と第3の両スイッチング素子のみをオンにする
制御信号を出力し、第7の入力条件では、第2と第4の
両スイッチング素子のみをオンにする制御信号を出力
し、第8の入力条件では、第2と第4のスイッチング素
子の何れか一方のみをオンにする制御信号を出力し、故
障診断回路は、第1と第2の入力条件では、スイッチン
グ素子のショート故障診断を行ない、第3と第5と第8
の入力条件では、スイッチング素子のオープン故障診断
を行なう構成である。第1〜第3、第5、第8の入力条
件では、ブリッジ回路を構成する4個のスイッチング素
子のうち、オン状態のスイッチング素子は1個以下であ
る。従って、故障診断回路は、各スイッチング素子のオ
ープン/ショート故障診断を、モータを回転させずに行
なうことができる。第4の入力条件により、第1と第4
の両スイッチング素子のみをオンにして、モータを右
(又は左)方向に回転させることができる。第6の入力
条件により、第2と第3の両スイッチング素子のみをオ
ンにして、モータを左(又は右)方向に回転させること
ができる。第7の入力条件により、モータ入力端子間を
短絡してモータに制動をかけることができる。
【0054】また、上記実施形態では、第1と第2の入
力条件では、第1の入力条件から第2の入力条件に切り
替わる回数に基づいて、第1〜第4のスイッチング素子
のショート故障診断を各々行なう構成である。切り替わ
る回数に基づいて4個以上の状態を作り出し、当該回数
と各スイッチング素子と対応させることで、第1〜第4
のスイッチング素子のショート故障診断を個別に行なう
ことができる。
【0055】また、上記実施形態では、第3と第5と第
8の入力条件のうち、第3の入力条件では、第1のスイ
ッチング素子のオープン故障診断を行ない、第3の入力
条件から第8の入力条件に切り替わると、この第8の入
力条件では第4のスイッチング素子のみをオンにする制
御信号が制御回路から出力され、故障診断回路は第4の
スイッチング素子のオープン故障診断を行ない、第5の
入力条件では、第3のスイッチング素子のオープン故障
診断を行ない、第5の入力条件から第8の入力条件に切
り替わると、この第8の入力条件では第2のスイッチン
グ素子のみをオンにする制御信号が制御回路から出力さ
れ、故障診断回路は第2のスイッチング素子のオープン
故障診断を行なう構成である。第3,第5の入力条件か
ら第8の入力条件に切り替わると、第8の入力条件では
各々第4,第2のスイッチング素子のみをオンにする制
御信号が制御回路から出力され、故障診断回路は各々第
4,第2のスイッチング素子のオープン故障診断を行な
う。これにより、第3と第5の入力条件と、第3→第8
の入力条件の切り替りと、第5→第8の入力条件の切り
替りとに基づいて4個以上の状態を作り出し、当該状態
と各スイッチング素子と対応させることで、第1〜第4
のスイッチング素子のオープン故障診断を個別に行なう
ことができる。
【0056】上記実施形態の故障診断回路によれば、各
スイッチング素子のオープン/ショート故障診断を、モ
ータを回転させずに行なうことができる。また、全スイ
ッチング素子がオフである2つの入力条件を用いて、第
1〜第4のスイッチング素子のショート故障診断を個別
に行なうことができる。更に、3つの入力条件を用い
て、第1〜第4のスイッチング素子のオープン故障診断
を個別に行なうことができる。
【0057】また、3個の入力端子によりブリッジ回路
の全スイッチング素子のオープン/ショート故障診断を
行なうことができる。従って、ブリッジ回路のスイッチ
ング素子数に対応した4個の入力端子を用いて故障診断
を行なう場合に比べて、配線本数の削減と端子数の削減
を図ることができ、故障診断回路の小型化と低コスト化
を図ることができる。
【0058】以上に説明したように、本発明の請求項1
に係る故障診断回路では、第1と第2のスイッチング素
子を直列接続すると共に第3と第4のスイッチング素子
を直列接続し、第1の第2のスイッチング素子間に一方
のモータ入力端子を接続すると共に第3と第4のスイッ
チング素子間に他方のモータ入力端子を接続してモータ
駆動用のブリッジ回路を形成し、このブリッジ回路を構
成するスイッチング素子の故障診断を行う故障診断回路
において、モータの両入力端子にプルアップ/ダウン端
子及びモニタ端子をそれぞれ接続し、プルアップ/ダウ
ン端子は、モータ入力端子に対し抵抗を介して故障診断
用電圧を与えるプルアップ状態と、モータ入力端子に対
し抵抗を介して接地電位を与えるプルダウン状態との2
状態を選択的にとるものとし、故障診断回路は、プルア
ップ/ダウン端子の2状態を切り替えると共にスイッチ
ング素子の何れか1つの素子を開閉し、前記状態切替え
と前記スイッチング素子の開閉との各組合せに対応した
モニタ端子の電位変化を監視することで、前記開閉した
スイッチング素子の故障診断を行う構成である。これに
より、各スイッチング素子のオープン故障、ショート故
障のどちらの診断も行うことができる。また、この際に
モータに通電する必要がない。
【0059】また、本発明の請求項2に係る故障診断回
路では、請求項1において、前記故障診断動作は、スイ
ッチング素子の全てを開状態のままでモータの両入力端
子のプルアップ/ダウン端子の2状態を切り替える故障
診断動作を行う過程と、該過程の後に、モータの両入力
端子のプルアップ/ダウン端子の2状態を切り替えると
共にスイッチング素子の何れか1つを閉状態とする故障
診断動作を行う過程と、を備える構成である。先にショ
ート故障の診断を行い、後にオープン故障の診断を行う
ことで、診断過程で不要なモータ通電が生じることを防
ぐことができる。
【0060】なお、以上の説明からも明らかであるが、
上記実施形態の故障診断回路は、モータ駆動用ブリッジ
回路を構成する各スイッチング素子の故障診断を行うこ
とができると共に、モータの通常のPWM駆動及び制動
を行うことができ、モータの通常の駆動、制動のための
回路と故障診断のための回路とを別々に備える必要がな
い。図2を参照して説明すると、第3の入力条件と第4
の入力条件とを切り替えることで、信号SQ4をLレベ
ルとHレベルとに切り替えて、モータの正転方向につい
てモータのPWM(パルス幅変調)制御を行うことがで
きる。この場合は、制御回路2のPWM端子についてL
レベルとHレベルの比率を変化させることにより、信号
SQ4のLレベルとHレベルの比率を変化させ、モータ
のPWM制御のデューティファクタを変化させることが
でき、モータの回転速度の調整を行うことができる。
【0061】同様にして、第5の入力条件と第6の入力
条件とを切り替えることで、信号SQ2をLレベルとH
レベルとに切り替えて、モータの逆転方向についてモー
タのPWM(パルス幅変調)制御を行うことができる。
この場合は、制御回路2のPWM端子についてLレベル
とHレベルの比率を変化させることにより、信号SQ2
のLレベルとHレベルの比率を変化させ、モータのPW
M制御のデューティファクタを変化させることができ、
モータの回転速度の調整を行うことができる。
【0062】同様にして、第7の入力条件と第8の入力
条件とを切り替えることで、信号SQ2又は信号SQ4
をLレベルとHレベルとに切り替えて、モータの制動を
行うことができる。この場合は、制御回路2のPWM端
子についてLレベルとHレベルの比率を変化させること
により、信号SQ2又は信号SQ4のLレベルとHレベ
ルの比率を変化させ、モータの両入力端子を短絡させる
時間を調整してモータの回転に対するブレーキの調整を
行うことができる。
【0063】
【発明の効果】本発明に係る故障診断回路によれば、各
スイッチング素子のオープン故障、ショート故障のどち
らの診断も行うことができる。また、この際にモータに
通電する必要がない。また、先にショート故障の診断を
行い、後にオープン故障の診断を行うことで、診断過程
で不要なモータ通電が生じることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る故障診断回路の簡易回路図
【図2】3個の入力端子により形成される8通りの入力
条件の分類例
【図3】スイッチング素子のショート故障診断の手法を
説明する説明図
【図4】ショート故障診断時の制御回路の入出力を説明
する説明図
【図5】スイッチング素子のオープン故障診断の手法を
説明する説明図
【図6】オープン故障診断時の制御回路の入出力を説明
する説明図
【図7】制御回路が備える回路のうちでオープン故障診
断時に使用する回路の一例
【符号の説明】
1…故障診断回路、2…制御回路、3…モータ、D+,
D−,U+,U−…切換手段、M+,M−…モータ入力
端子、MS1…入力端子(第1の入力端子)、MS2…
入力端子(第2の入力端子)、PWM…入力端子(第3
の入力端子)、P+,P−…プルアップ/ダウン端子、
Q1〜Q4…スイッチング素子(FET)、R+,R−
…抵抗、SD+…切換手段D+の制御用の信号、SD−
…切換手段D−の制御用の信号、SQ1〜SQ4…スイ
ッチング素子Q1〜Q4の制御用の信号、SU+…切換
手段U+の制御用の信号、SU−…切換手段U−の制御
用の信号、T+,T−…モニタ端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1と第2のスイッチング素子を直列接
    続すると共に第3と第4のスイッチング素子を直列接続
    し、 第1の第2のスイッチング素子間に一方のモータ入力端
    子を接続すると共に第3と第4のスイッチング素子間に
    他方のモータ入力端子を接続してモータ駆動用のブリッ
    ジ回路を形成し、 このブリッジ回路を構成するスイッチング素子の故障診
    断を行う故障診断回路において、 モータの両入力端子にプルアップ/ダウン端子及びモニ
    タ端子をそれぞれ接続し、 プルアップ/ダウン端子は、モータ入力端子に対し抵抗
    を介して故障診断用電圧を与えるプルアップ状態と、モ
    ータ入力端子に対し抵抗を介して接地電位を与えるプル
    ダウン状態と、の2状態を選択的にとるものとし、 故障診断回路は、 プルアップ/ダウン端子の2状態を切り替えると共にス
    イッチング素子の何れか1つの素子を開閉し、 前記状態切替えと前記スイッチング素子の開閉との各組
    合せに対応したモニタ端子の電位変化を監視すること
    で、前記開閉したスイッチング素子の故障診断を行うこ
    とを特徴とする故障診断回路。
  2. 【請求項2】 前記故障診断動作は、 スイッチング素子の全てを開状態のままでモータの両入
    力端子のプルアップ/ダウン端子の2状態を切り替える
    故障診断動作を行う過程と、 該過程の後に、 モータの両入力端子のプルアップ/ダウン端子の2状態
    を切り替えると共にスイッチング素子の何れか1つを閉
    状態とする故障診断動作を行う過程と、を備えることを
    特徴とする請求項1記載の故障診断回路。
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