JPH11122860A - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
- Publication number
- JPH11122860A JPH11122860A JP9303516A JP30351697A JPH11122860A JP H11122860 A JPH11122860 A JP H11122860A JP 9303516 A JP9303516 A JP 9303516A JP 30351697 A JP30351697 A JP 30351697A JP H11122860 A JPH11122860 A JP H11122860A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- rotor hub
- outer peripheral
- vertical hole
- peripheral portion
- Prior art date
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- Granted
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/2009—Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
Abstract
(57)【要約】
【課題】シール手段の組付けが容易で、しかもシール機
能を充分に果たすことができ、かつ、加工費、金型費を
安くできるシール構造のスピンドルモータを提供する。 【解決手段】ベース1に立設したスピンドル3のまわり
に軸受装置を介してロータハブ4の中央縦孔6が嵌合し
ているスピンドルモータにおいて、スピンドル3とロー
タハブの縦孔6間における軸受装置の上方または下方も
しくは上方および下方に、内周辺部、外周辺部を有する
環状円板よりなる複数枚のシール板16a、16b、1
6cを、その内周辺部または外周辺部をスピンドル3の
外周部もしくはロータハブの縦孔6の内周部に固定する
反面、外周辺部または内周辺部をロータハブの縦孔の内
周面もしくはスピンドルの外周面とわずかなラジアル隙
間α1 、α2、α3 をあけて非接触とならしめると
ともにアキシャル方向にわずかな隙間s1 、s2 を
あけて複層に設け、かつ各シール板のラジアル隙間がス
ピンドル側、ロータハブの縦孔側と交互に反対位置にな
るようにした。
能を充分に果たすことができ、かつ、加工費、金型費を
安くできるシール構造のスピンドルモータを提供する。 【解決手段】ベース1に立設したスピンドル3のまわり
に軸受装置を介してロータハブ4の中央縦孔6が嵌合し
ているスピンドルモータにおいて、スピンドル3とロー
タハブの縦孔6間における軸受装置の上方または下方も
しくは上方および下方に、内周辺部、外周辺部を有する
環状円板よりなる複数枚のシール板16a、16b、1
6cを、その内周辺部または外周辺部をスピンドル3の
外周部もしくはロータハブの縦孔6の内周部に固定する
反面、外周辺部または内周辺部をロータハブの縦孔の内
周面もしくはスピンドルの外周面とわずかなラジアル隙
間α1 、α2、α3 をあけて非接触とならしめると
ともにアキシャル方向にわずかな隙間s1 、s2 を
あけて複層に設け、かつ各シール板のラジアル隙間がス
ピンドル側、ロータハブの縦孔側と交互に反対位置にな
るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主としてハードディ
スク駆動装置に使用するスピンドルモータに関する。
スク駆動装置に使用するスピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】ハードディスク駆動装置の
スピンドルモータでは転がり軸受にグリース、オイル等
の潤滑剤を用いて軸受の潤滑を行っている。この種のス
ピンドルモータでは高速回転すると、潤滑剤が飛散し
て、これがディスクエンクロージャ内部に侵入し、ある
いは外気に含まれた細かい塵埃が軸受を通過してディス
クエンクロージャ内に侵入する等してハードディスク駆
動装置の障害の原因となる。すなわち、これらのオイル
ミストや塵埃が磁気ディスクや磁気ヘッドに付着するこ
とにより磁気ディスクと磁気ヘッドのクラッシュ事故誘
発の要因となる。
スピンドルモータでは転がり軸受にグリース、オイル等
の潤滑剤を用いて軸受の潤滑を行っている。この種のス
ピンドルモータでは高速回転すると、潤滑剤が飛散し
て、これがディスクエンクロージャ内部に侵入し、ある
いは外気に含まれた細かい塵埃が軸受を通過してディス
クエンクロージャ内に侵入する等してハードディスク駆
動装置の障害の原因となる。すなわち、これらのオイル
ミストや塵埃が磁気ディスクや磁気ヘッドに付着するこ
とにより磁気ディスクと磁気ヘッドのクラッシュ事故誘
発の要因となる。
【0003】これらのオイルミストや塵埃がディスクエ
ンクロージャ内に侵入することを防ぐために単に磁性流
体シールを用いて、磁性流体による防止、あるいは、図
9に示すような加工で作られたラビリンスシールを用い
て防止している。しかし、磁性流体シールでは軸と磁性
保持部材との間隙部に充填付着している磁性流体が回転
の遠心力により外径方向に徐々に滲み出す傾向があり、
また局部的な気圧差によって磁性流体が飛散することが
ある。
ンクロージャ内に侵入することを防ぐために単に磁性流
体シールを用いて、磁性流体による防止、あるいは、図
9に示すような加工で作られたラビリンスシールを用い
て防止している。しかし、磁性流体シールでは軸と磁性
保持部材との間隙部に充填付着している磁性流体が回転
の遠心力により外径方向に徐々に滲み出す傾向があり、
また局部的な気圧差によって磁性流体が飛散することが
ある。
【0004】図9のラビリンスシールの例では、飛散し
た磁性流体のディスクエンクロージャ内への侵入を防ぐ
ため、回転部材たるハブIと静止部材たるベースIIとの
対向面にそれぞれラビリンス用溝ポケットIII a,III
bを設けたものがあるが、ポケット加工コスト、金型費
等が高くつくという問題がある。
た磁性流体のディスクエンクロージャ内への侵入を防ぐ
ため、回転部材たるハブIと静止部材たるベースIIとの
対向面にそれぞれラビリンス用溝ポケットIII a,III
bを設けたものがあるが、ポケット加工コスト、金型費
等が高くつくという問題がある。
【0005】
【発明の目的】本発明はシール手段の組付けが容易で、
しかもシール機能を充分に果たすことができ、かつ、加
工費、金型費を安くできるシール構造のスピンドルモー
タを提供できるようにした。
しかもシール機能を充分に果たすことができ、かつ、加
工費、金型費を安くできるシール構造のスピンドルモー
タを提供できるようにした。
【0006】
【手段】上記目的を達成するために、本発明に係るスピ
ンドルモータは、ベースに立設したスピンドルのまわり
に軸受装置を介してロータハブの中央縦孔が嵌合してい
るスピンドルモータにおいて、スピンドルとロータハブ
の縦孔間における軸受装置の上方または下方もしくは上
方および下方に、内周辺部、外周辺部を有する環状円板
よりなる複数枚のシール板を、その内周辺部または外周
辺部をスピンドルの外周部もしくはロータハブの縦孔の
内周部に固定する反面、外周辺部または内周辺部をロー
タハブの縦孔の内周面もしくはスピンドルの外周面とわ
ずかなラジアル隙間をあけて非接触とならしめるととも
にアキシャル方向にわずかな隙間をあけて複層に設け、
かつ各シール板のラジアル隙間がスピンドル側、ロータ
ハブの縦孔側と交互に反対位置になるようにした構造の
ものとしてある。
ンドルモータは、ベースに立設したスピンドルのまわり
に軸受装置を介してロータハブの中央縦孔が嵌合してい
るスピンドルモータにおいて、スピンドルとロータハブ
の縦孔間における軸受装置の上方または下方もしくは上
方および下方に、内周辺部、外周辺部を有する環状円板
よりなる複数枚のシール板を、その内周辺部または外周
辺部をスピンドルの外周部もしくはロータハブの縦孔の
内周部に固定する反面、外周辺部または内周辺部をロー
タハブの縦孔の内周面もしくはスピンドルの外周面とわ
ずかなラジアル隙間をあけて非接触とならしめるととも
にアキシャル方向にわずかな隙間をあけて複層に設け、
かつ各シール板のラジアル隙間がスピンドル側、ロータ
ハブの縦孔側と交互に反対位置になるようにした構造の
ものとしてある。
【0007】また、本発明に係るスピンドルモータは、
ベースに立設したスピンドルのまわりに軸受装置を介し
てロータハブの中央縦孔が嵌合しているスピンドルモー
タにおいて、スピンドルとロータハブの縦孔間における
軸受装置の上方または下方もしくは上方および下方に、
内周辺部、外周辺部を有する環状円板よりなる複数枚の
シール板を、その内周辺部または外周辺部をスピンドル
の外周部もしくはロータハブの縦孔の内周部に固定する
反面、外周辺部または内周辺部をロータハブの縦孔の内
周面もしくはスピンドルの外周面とわずかなラジアル隙
間をあけて非接触とならしめるとともにアキシャル方向
にわずかな隙間をあけて複層に設け、かつ各シール板の
ラジアル隙間がスピンドル側、ロータハブの縦孔側と交
互に反対位置になるようにし、しかもロータハブの縦孔
内周面に環状円板よりなる磁気発生体の外周辺部を固定
し、内周辺部とスピンドルの外周面とのラジアル隙間に
磁気発生体の磁力で保持されるシール用磁性流体を設け
た構造のものとしてある。
ベースに立設したスピンドルのまわりに軸受装置を介し
てロータハブの中央縦孔が嵌合しているスピンドルモー
タにおいて、スピンドルとロータハブの縦孔間における
軸受装置の上方または下方もしくは上方および下方に、
内周辺部、外周辺部を有する環状円板よりなる複数枚の
シール板を、その内周辺部または外周辺部をスピンドル
の外周部もしくはロータハブの縦孔の内周部に固定する
反面、外周辺部または内周辺部をロータハブの縦孔の内
周面もしくはスピンドルの外周面とわずかなラジアル隙
間をあけて非接触とならしめるとともにアキシャル方向
にわずかな隙間をあけて複層に設け、かつ各シール板の
ラジアル隙間がスピンドル側、ロータハブの縦孔側と交
互に反対位置になるようにし、しかもロータハブの縦孔
内周面に環状円板よりなる磁気発生体の外周辺部を固定
し、内周辺部とスピンドルの外周面とのラジアル隙間に
磁気発生体の磁力で保持されるシール用磁性流体を設け
た構造のものとしてある。
【0008】
<第1実施態様>図1は本発明の第1実施態様を示し、
同図において符号1はフランジ2を有するベース、3は
ベース1に立設固定した静止スピンドル、4は磁気ディ
スク搭載部5を有するロータハブで、中心にあけた縦孔
6をスピンドル3に嵌めてある。7はベース1の上面中
央部に形成したボス8のまわりに放射状に設けたステー
タヨーク、9はステータヨークに捲装した通電用のステ
ータコイル、10はロータハブ4の下向きフランジ11
の内周面に設けたロータヨーク12内周面のロータマグ
ネットを示し、ステータヨーク7の外周面とわずかな隙
間をあけてある。
同図において符号1はフランジ2を有するベース、3は
ベース1に立設固定した静止スピンドル、4は磁気ディ
スク搭載部5を有するロータハブで、中心にあけた縦孔
6をスピンドル3に嵌めてある。7はベース1の上面中
央部に形成したボス8のまわりに放射状に設けたステー
タヨーク、9はステータヨークに捲装した通電用のステ
ータコイル、10はロータハブ4の下向きフランジ11
の内周面に設けたロータヨーク12内周面のロータマグ
ネットを示し、ステータヨーク7の外周面とわずかな隙
間をあけてある。
【0009】また、スピンドル3とロータハブ4の中央
縦孔6間の上部及び下部には、内輪13aと外輪13b
との間にボール14を設けた玉軸受を設けてあり、両玉
軸受けの外輪間には筒状のスペーサ15を介在せしめて
あり、これらで軸受装置を構成してある。この実施態様
のモータでは、ステータコイル9へ通電することにより
ロータハブ4が静止スピンドル3まわりで回転させられ
る。
縦孔6間の上部及び下部には、内輪13aと外輪13b
との間にボール14を設けた玉軸受を設けてあり、両玉
軸受けの外輪間には筒状のスペーサ15を介在せしめて
あり、これらで軸受装置を構成してある。この実施態様
のモータでは、ステータコイル9へ通電することにより
ロータハブ4が静止スピンドル3まわりで回転させられ
る。
【0010】しかして第1実施態様のものではスピンド
ル3の上端部とロータハブ4の縦孔6の上部間を複数枚
の環状シール板でラビリンスシールしたものとしてあ
り、以下それについて述べる。
ル3の上端部とロータハブ4の縦孔6の上部間を複数枚
の環状シール板でラビリンスシールしたものとしてあ
り、以下それについて述べる。
【0011】スピンドル3の上端には小径部3aを形成
してあり、ロータハブの縦孔6の上端部は2段に大径部
6a、6bを形成してあって、シール板は3枚としてあ
る。第1シール板16aは外周辺部をロータハブ縦孔の
第1大径部6aに固定してあり、内周辺部はスピンドル
の大径上部の外周面に対してわずかなラジアル隙間α1
をあけて非接触としてある。
してあり、ロータハブの縦孔6の上端部は2段に大径部
6a、6bを形成してあって、シール板は3枚としてあ
る。第1シール板16aは外周辺部をロータハブ縦孔の
第1大径部6aに固定してあり、内周辺部はスピンドル
の大径上部の外周面に対してわずかなラジアル隙間α1
をあけて非接触としてある。
【0012】第2シール板16bは内周辺部をスピンド
ルの小径部3aに固定し、外周辺部をロータハブ縦孔の
第1大径部6aの内周面に対してわずかなラジアル隙間
α22をあけて非接触としてある。さらに第3シール板
16cは外周辺部をロータハブ縦孔の第2大径部6bに
固定し、内周辺部をスピンドルの小径部3aの外周面に
対してわずかなラジアル隙間α3 をあけて非接触として
あり、また、各シール板間にはわずかなアキシャル隙間
s1 、s2 をあけて、これらのラジアル隙間、アキシャ
ル隙間で迷路を形成してある。
ルの小径部3aに固定し、外周辺部をロータハブ縦孔の
第1大径部6aの内周面に対してわずかなラジアル隙間
α22をあけて非接触としてある。さらに第3シール板
16cは外周辺部をロータハブ縦孔の第2大径部6bに
固定し、内周辺部をスピンドルの小径部3aの外周面に
対してわずかなラジアル隙間α3 をあけて非接触として
あり、また、各シール板間にはわずかなアキシャル隙間
s1 、s2 をあけて、これらのラジアル隙間、アキシャ
ル隙間で迷路を形成してある。
【0013】なお、各シール板はスピンドル、ロータハ
ブ縦孔へ圧嵌もしくは圧入することにより固定するか接
着剤にて固定してある。また、符号28はスピンドル外
周に形成した溝で、この溝に供給された接着剤にて内輪
をスピンドルに固定してある。また、29は外周辺部を
外輪に固定し、内周辺部が内輪と非接触のシールド板を
示す。
ブ縦孔へ圧嵌もしくは圧入することにより固定するか接
着剤にて固定してある。また、符号28はスピンドル外
周に形成した溝で、この溝に供給された接着剤にて内輪
をスピンドルに固定してある。また、29は外周辺部を
外輪に固定し、内周辺部が内輪と非接触のシールド板を
示す。
【0014】この実施態様のモータでは、各シール板の
スピンドル、ロータハブとの相手側回転部とは非接触と
してあるので、摩擦トルクが発生することはなく、ま
た、摩耗微粒子などのパーティクルが発生するというよ
うなことはない。さらに、シール板によって複層の迷路
が形成されているので、玉軸受のグリースミスト等が外
部に流出するのを充分に防止できる。
スピンドル、ロータハブとの相手側回転部とは非接触と
してあるので、摩擦トルクが発生することはなく、ま
た、摩耗微粒子などのパーティクルが発生するというよ
うなことはない。さらに、シール板によって複層の迷路
が形成されているので、玉軸受のグリースミスト等が外
部に流出するのを充分に防止できる。
【0015】<第2実施態様>図2は本発明の第2実施
態様を示し、第1実施態様のものとは回転部機構等は同
じであるが、ラビリンスシール構造を異にする。すなわ
ち、スピンドル3の上端には第1小径部3aに続いて第
2小径部3bを2段に形成してあり、ロータハブの縦孔
6の上端部には大径部6aを形成してあって、シール板
は3枚としてある。
態様を示し、第1実施態様のものとは回転部機構等は同
じであるが、ラビリンスシール構造を異にする。すなわ
ち、スピンドル3の上端には第1小径部3aに続いて第
2小径部3bを2段に形成してあり、ロータハブの縦孔
6の上端部には大径部6aを形成してあって、シール板
は3枚としてある。
【0016】第1シール板16aは内周辺部をスピンド
ルの第1小径部3aに固定してあり、外周辺部はロータ
ハブの縱孔6の内周面とわずかなラジアル隙間α1 をあ
けて非接触としてある。第2シール板16bは外周辺部
をロータハブ縦孔の大径部6aに固定し、内周辺部をス
ピンドルの第1小径部3aとわずかなラジアル隙間α2
で非接触としてある。
ルの第1小径部3aに固定してあり、外周辺部はロータ
ハブの縱孔6の内周面とわずかなラジアル隙間α1 をあ
けて非接触としてある。第2シール板16bは外周辺部
をロータハブ縦孔の大径部6aに固定し、内周辺部をス
ピンドルの第1小径部3aとわずかなラジアル隙間α2
で非接触としてある。
【0017】さらに第3シール板16cは内周辺部をス
ピンドルの第2小径部3bに固定し、外周辺をロータハ
ブ縦孔の第2大径部6bの外周面に対してわずかなラジ
アル隙間α3 をあけて非接触としてあり、また、各シー
ル板間にはわずかなアキシャル隙間s1 、s2 をあけ
て、これらのラジアル隙間、アキシャル隙間で迷路を形
成してある。
ピンドルの第2小径部3bに固定し、外周辺をロータハ
ブ縦孔の第2大径部6bの外周面に対してわずかなラジ
アル隙間α3 をあけて非接触としてあり、また、各シー
ル板間にはわずかなアキシャル隙間s1 、s2 をあけ
て、これらのラジアル隙間、アキシャル隙間で迷路を形
成してある。
【0018】<第3実施態様>図3は本発明の第3実施
態様を示し、スピンドル3の下端部とロータハブ4の縦
孔6の下部間をも複数枚の環状シール板でラビリンスシ
ールしたものとしてあり、他は第1実施態様のものと同
じ構造である。この実施態様のものではスピンドル3の
下端には小径部3a’を形成してあり、ロータハブの縦
孔6の下端部は2段に大径部6a’、6b’を形成して
あって、シール板は3枚としてある。
態様を示し、スピンドル3の下端部とロータハブ4の縦
孔6の下部間をも複数枚の環状シール板でラビリンスシ
ールしたものとしてあり、他は第1実施態様のものと同
じ構造である。この実施態様のものではスピンドル3の
下端には小径部3a’を形成してあり、ロータハブの縦
孔6の下端部は2段に大径部6a’、6b’を形成して
あって、シール板は3枚としてある。
【0019】第1シール板16a’は外周辺部をロータ
ハブ縦孔の第1大径部6a’に固定してあり、内周辺部
はスピンドルの大径上部の外周面に対してわずかなラジ
アル隙間α1 をあけて非接触としてある。第2シール板
16b’は内周辺部をスピンドルの小径部3a’に固定
し、外周辺部をロータハブ縦孔の第1大径部6a’の内
周面に対してわずかなラジアル隙間α2 をあけて非接触
としてある。
ハブ縦孔の第1大径部6a’に固定してあり、内周辺部
はスピンドルの大径上部の外周面に対してわずかなラジ
アル隙間α1 をあけて非接触としてある。第2シール板
16b’は内周辺部をスピンドルの小径部3a’に固定
し、外周辺部をロータハブ縦孔の第1大径部6a’の内
周面に対してわずかなラジアル隙間α2 をあけて非接触
としてある。
【0020】さらに第3シール板16c’は外周辺部を
ロータハブ縦孔の第2大径部6b’に固定し、内周辺部
をスピンドルの小径部3a’の外周面に対してわずかな
ラジアル隙間α3 をあけて非接触としてあり、また、各
シール板間にはわずかなアキシャル隙間s1 ’、s2 ’
をあけて、これらのラジアル隙間、アキシャル隙間で迷
路を形成してある。
ロータハブ縦孔の第2大径部6b’に固定し、内周辺部
をスピンドルの小径部3a’の外周面に対してわずかな
ラジアル隙間α3 をあけて非接触としてあり、また、各
シール板間にはわずかなアキシャル隙間s1 ’、s2 ’
をあけて、これらのラジアル隙間、アキシャル隙間で迷
路を形成してある。
【0021】<第4実施態様>図4は軸受装置(ベアリ
ングアッセンブリ)に出願人会社が開発した特殊なもの
を使用した例を示す。その軸受装置は従来の玉軸受によ
るものではなく、外輪は1個の筒状スリーブ17で構成
してある。また、スピンドル3は大径軸部3’と上部に
小径軸部3”を有する2段軸としてあり、小径軸部3”
の外表面にはローレット18を形成してあって、このロ
ーレット部に嵌合した内輪19を接着剤でローレット部
に固定してある。
ングアッセンブリ)に出願人会社が開発した特殊なもの
を使用した例を示す。その軸受装置は従来の玉軸受によ
るものではなく、外輪は1個の筒状スリーブ17で構成
してある。また、スピンドル3は大径軸部3’と上部に
小径軸部3”を有する2段軸としてあり、小径軸部3”
の外表面にはローレット18を形成してあって、このロ
ーレット部に嵌合した内輪19を接着剤でローレット部
に固定してある。
【0022】しかして内輪19の外周転動溝20とスリ
ーブ17の内周転動溝21間にはボール22を介在せし
めてある。また、スピンドルの大径軸部3’の外周転動
溝23と、これに対応するスリーブの内周転動溝24と
の間にボール25を介在せしめてある。このような軸受
装置を、そのスリーブ17をロータハブ4の縦孔6へ嵌
入、固定してロータハブへ取り付けてある。
ーブ17の内周転動溝21間にはボール22を介在せし
めてある。また、スピンドルの大径軸部3’の外周転動
溝23と、これに対応するスリーブの内周転動溝24と
の間にボール25を介在せしめてある。このような軸受
装置を、そのスリーブ17をロータハブ4の縦孔6へ嵌
入、固定してロータハブへ取り付けてある。
【0023】この第4実施態様のものもスピンドル3の
上端部とロータハブ4の縦孔6の上部間を複数枚の環状
シール板で第1実施態様のごとくラビリンスシールして
ある。すなわち、スピンドル3の小径軸部3”の上端に
は小径部3aを形成してあり、ロータハブの縦孔6の上
端部は2段に大径部6a、6bを形成してあって、シー
ル板は3枚としてある。第1シール板16aは外周辺部
をロータハブ縦孔の第1大径部6aに固定してあり、内
周辺部はスピンドルの小径軸部3”の外周面に対してわ
ずかなラジアル隙間α1 をあけて非接触としてある。
上端部とロータハブ4の縦孔6の上部間を複数枚の環状
シール板で第1実施態様のごとくラビリンスシールして
ある。すなわち、スピンドル3の小径軸部3”の上端に
は小径部3aを形成してあり、ロータハブの縦孔6の上
端部は2段に大径部6a、6bを形成してあって、シー
ル板は3枚としてある。第1シール板16aは外周辺部
をロータハブ縦孔の第1大径部6aに固定してあり、内
周辺部はスピンドルの小径軸部3”の外周面に対してわ
ずかなラジアル隙間α1 をあけて非接触としてある。
【0024】第2シール板16bは内周辺部をスピンド
ルの小径部3aに固定し、外周辺部をロータハブ縦孔の
第1大径部の内周面に対してわずかなラジアル隙間α2
をあけて非接触としてある。
ルの小径部3aに固定し、外周辺部をロータハブ縦孔の
第1大径部の内周面に対してわずかなラジアル隙間α2
をあけて非接触としてある。
【0025】さらに第3シール板16cは外周辺部をロ
ータハブ縦孔の第2大径部6bに固定し、内周辺部をス
ピンドルの小径部3aの外周面に対してわずかなラジア
ル隙間α3 をあけて非接触としてあり、また、各シール
板間にはわずかなアキシャル隙間s1 、s2 をあけて、
これらのラジアル隙間、アキシャル隙間で迷路を形成し
てある。なお、スリーブの上下両端には、内周辺がスピ
ンドルと非接触なシールド板29の外周辺部を固定して
ある。
ータハブ縦孔の第2大径部6bに固定し、内周辺部をス
ピンドルの小径部3aの外周面に対してわずかなラジア
ル隙間α3 をあけて非接触としてあり、また、各シール
板間にはわずかなアキシャル隙間s1 、s2 をあけて、
これらのラジアル隙間、アキシャル隙間で迷路を形成し
てある。なお、スリーブの上下両端には、内周辺がスピ
ンドルと非接触なシールド板29の外周辺部を固定して
ある。
【0026】<第5実施態様>図5は本発明の第5実施
態様を示し、第4実施態様のものと軸受装置、回転部機
構等は同じであるが、ラビリンスシール構造を異にす
る。すなわち、スピンドル3の小径軸部3”の上端には
第1小径部3aに続いて第2小径部3bを2段に形成し
てあり、ロータハブの縦孔6の上端部には大径部6aを
形成してあって、シール板は3枚としてある。
態様を示し、第4実施態様のものと軸受装置、回転部機
構等は同じであるが、ラビリンスシール構造を異にす
る。すなわち、スピンドル3の小径軸部3”の上端には
第1小径部3aに続いて第2小径部3bを2段に形成し
てあり、ロータハブの縦孔6の上端部には大径部6aを
形成してあって、シール板は3枚としてある。
【0027】第1シール板16aは内周辺部をスピンド
ルの第1小径部3aに固定してあり、外周辺部はロータ
ハブの縱孔6の内周面とわずかなラジアル隙間α1 をあ
けて非接触としてある。第2シール板16bは外周辺部
をロータハブ縦孔の大径部6aに固定し、内周辺部をス
ピンドルの第1小径部3aとわずかなラジアル隙間α2
で非接触としてある。
ルの第1小径部3aに固定してあり、外周辺部はロータ
ハブの縱孔6の内周面とわずかなラジアル隙間α1 をあ
けて非接触としてある。第2シール板16bは外周辺部
をロータハブ縦孔の大径部6aに固定し、内周辺部をス
ピンドルの第1小径部3aとわずかなラジアル隙間α2
で非接触としてある。
【0028】さらに第3シール板16cは内周辺部をス
ピンドルの第2小径部3bに固定し、外周辺をロータハ
ブ縦孔の第2大径部6bの外周面に対してわずかなラジ
アル隙間α3 あけて非接触としてあり、また、各シール
板間にはわずかなアキシャル隙間s1 、s2 をあけて、
これらのラジアル隙間、アキシャル隙間で迷路を形成し
てある。
ピンドルの第2小径部3bに固定し、外周辺をロータハ
ブ縦孔の第2大径部6bの外周面に対してわずかなラジ
アル隙間α3 あけて非接触としてあり、また、各シール
板間にはわずかなアキシャル隙間s1 、s2 をあけて、
これらのラジアル隙間、アキシャル隙間で迷路を形成し
てある。
【0029】<第6実施態様>図6は本発明の第6実施
態様を示し、スピンドル3の下端部とロータハブ4の縦
孔6の下部間をも複数枚の環状シール板でラビリンスシ
ールしたものとしてあり、他は第4実施態様のものと同
じ構造である。この実施態様のものではスピンドル3の
下端には小径部3a’を形成してあり、ロータハブの縦
孔6の下端部は2段に大径部6a’、6b’を形成して
あって、シール板は3枚としてある。
態様を示し、スピンドル3の下端部とロータハブ4の縦
孔6の下部間をも複数枚の環状シール板でラビリンスシ
ールしたものとしてあり、他は第4実施態様のものと同
じ構造である。この実施態様のものではスピンドル3の
下端には小径部3a’を形成してあり、ロータハブの縦
孔6の下端部は2段に大径部6a’、6b’を形成して
あって、シール板は3枚としてある。
【0030】第1シール板16a’は外周辺部をロータ
ハブ縦孔の第1大径部6a’に固定してあり、内周辺部
はスピンドルの大径上部の外周面に対してわずかなラジ
アル隙間α1 をあけて非接触としてある。第2シール板
16b’は内周辺部をスピンドルの小径部3a’に固定
し、外周辺部をロータハブ縦孔の第1大径部6a’の内
周面に対してわずかなラジアル隙間α2 をあけて非接触
としてある。
ハブ縦孔の第1大径部6a’に固定してあり、内周辺部
はスピンドルの大径上部の外周面に対してわずかなラジ
アル隙間α1 をあけて非接触としてある。第2シール板
16b’は内周辺部をスピンドルの小径部3a’に固定
し、外周辺部をロータハブ縦孔の第1大径部6a’の内
周面に対してわずかなラジアル隙間α2 をあけて非接触
としてある。
【0031】さらに第3シール板16c’は外周辺部を
ロータハブ縦孔の第2大径部6b’に固定し、内周辺部
をスピンドルの小径部3a’の外周面に対してわずかな
ラジアル隙間α3 をあけて非接触としてあり、また、各
シール板間にはわずかなアキシャル隙間s1 ’、s2 ’
をあけて、これらのラジアル隙間、アキシャル隙間で迷
路を形成してある。
ロータハブ縦孔の第2大径部6b’に固定し、内周辺部
をスピンドルの小径部3a’の外周面に対してわずかな
ラジアル隙間α3 をあけて非接触としてあり、また、各
シール板間にはわずかなアキシャル隙間s1 ’、s2 ’
をあけて、これらのラジアル隙間、アキシャル隙間で迷
路を形成してある。
【0032】<第7実施態様>図7は本発明の第7実施
態様を示し、ラビリンスシール手段と磁性流体シール手
段とを併用したもので、他の軸受装置、ロータハブの回
転機構は第1実施態様のものと同じ構造である。この実
施態様ではロータハブの縦孔6上部の大径部6の内周面
に磁石よりなる円環状磁性体保持板26の外周縁を固定
し、内周縁はスピンドル3の上部外周面とわずかなラジ
アル隙間をあけて非接触とし、このラジアル隙間に磁性
流体27を磁性体保持板の磁力にて介在せしめてある。
態様を示し、ラビリンスシール手段と磁性流体シール手
段とを併用したもので、他の軸受装置、ロータハブの回
転機構は第1実施態様のものと同じ構造である。この実
施態様ではロータハブの縦孔6上部の大径部6の内周面
に磁石よりなる円環状磁性体保持板26の外周縁を固定
し、内周縁はスピンドル3の上部外周面とわずかなラジ
アル隙間をあけて非接触とし、このラジアル隙間に磁性
流体27を磁性体保持板の磁力にて介在せしめてある。
【0033】また、スピンドル上端部の小径部3a外周
には円環状シール板16の内周縁を嵌合固着し、外周縁
をロータハブ縦孔6の内周面にわずかなラジアル隙間α
で非接触としてある。
には円環状シール板16の内周縁を嵌合固着し、外周縁
をロータハブ縦孔6の内周面にわずかなラジアル隙間α
で非接触としてある。
【0034】この実施態様のものではスピンドルの上部
とロータハブの縦孔上部間がラビリンスシール手段によ
ってシールされるほかに磁性流体シール手段によっても
シールされ、シールが充分になされる。
とロータハブの縦孔上部間がラビリンスシール手段によ
ってシールされるほかに磁性流体シール手段によっても
シールされ、シールが充分になされる。
【0035】<第8実施態様>図8は本発明の第8実施
態様を示し、複層ラビリンスシール手段と磁性流体シー
ル手段とを併用したもので、他の軸受装置、ロータハブ
の回転機構は第1実施態様、第7実施態様のものと同じ
構造である。
態様を示し、複層ラビリンスシール手段と磁性流体シー
ル手段とを併用したもので、他の軸受装置、ロータハブ
の回転機構は第1実施態様、第7実施態様のものと同じ
構造である。
【0036】この実施態様ではロータハブの縦孔6の第
1大径部6aの内周面に磁石よりなる円環状磁性体保持
板26の外周縁を固定し、内周縁はスピンドル3の上部
外周面とわずかなラジアル隙間をあけて非接触とし、こ
の隙間に磁性流体27を磁性体保持板の磁力にて介在せ
しめてある。
1大径部6aの内周面に磁石よりなる円環状磁性体保持
板26の外周縁を固定し、内周縁はスピンドル3の上部
外周面とわずかなラジアル隙間をあけて非接触とし、こ
の隙間に磁性流体27を磁性体保持板の磁力にて介在せ
しめてある。
【0037】また、スピンドルの小径部3a外周には円
環状の第1シール板16aの内周縁を嵌合固着し、外周
辺部をロータハブ縦孔6の第1大径部6aの内周面にわ
ずかなラジアル隙間α1 で非接触としてある。第2シー
ル板16bの外周辺部をロータハブ縦孔6の第2大径部
6bに固定し、内周辺部をスピンドルの上端小径部3a
の外周面とわずかなラジアル隙間α2で非接触としてあ
り、また、各シール板間にはわずかなアキシャル隙間s
をあけてある。
環状の第1シール板16aの内周縁を嵌合固着し、外周
辺部をロータハブ縦孔6の第1大径部6aの内周面にわ
ずかなラジアル隙間α1 で非接触としてある。第2シー
ル板16bの外周辺部をロータハブ縦孔6の第2大径部
6bに固定し、内周辺部をスピンドルの上端小径部3a
の外周面とわずかなラジアル隙間α2で非接触としてあ
り、また、各シール板間にはわずかなアキシャル隙間s
をあけてある。
【0038】この実施態様のものではスピンドルの上部
とロータハブの縦孔上部間が複層のラビリンスシール手
段によってなされるので、第7実施態様のものよりシー
ルがより一層充分になされる。
とロータハブの縦孔上部間が複層のラビリンスシール手
段によってなされるので、第7実施態様のものよりシー
ルがより一層充分になされる。
【0039】
【発明の作用、効果】本発明では、スピンドルとロータ
ハブの縦孔間に複数枚のシール板による前記ラジアル隙
間とアキシャル隙間で複層の迷路が形成されているの
で、軸受のグリースやパーティクルが迷路によって外部
に流出するのが充分に防止される。
ハブの縦孔間に複数枚のシール板による前記ラジアル隙
間とアキシャル隙間で複層の迷路が形成されているの
で、軸受のグリースやパーティクルが迷路によって外部
に流出するのが充分に防止される。
【0040】また、シール板はスピンドル、ロータハブ
の縦孔との相手側回転部とは非接触としてあるので、シ
ール板による (a) 摩擦トルクが発生することはない、(b) シール板が
摩耗せず、摩耗微粒子が発生することはなく、耐久性が
高くて寿命が長い、(c) 摩擦熱の発生がない、(d) 摩擦
による振動が発生しない、(e) 摩擦による騒音が生じな
い、(f) 摩擦トルクによるモータの動力損失がない、
(g) したがって、モータの駆動エネルギを小ならしめる
ことができ、省エネルギー化を期せる、等の利点があ
る。
の縦孔との相手側回転部とは非接触としてあるので、シ
ール板による (a) 摩擦トルクが発生することはない、(b) シール板が
摩耗せず、摩耗微粒子が発生することはなく、耐久性が
高くて寿命が長い、(c) 摩擦熱の発生がない、(d) 摩擦
による振動が発生しない、(e) 摩擦による騒音が生じな
い、(f) 摩擦トルクによるモータの動力損失がない、
(g) したがって、モータの駆動エネルギを小ならしめる
ことができ、省エネルギー化を期せる、等の利点があ
る。
【0041】また、シール板は環状の円板であるので、
プレス加工により容易かつ正確に、しかも低コストに製
作できるとともに取扱いが容易で、スピンドル、ロータ
ハブの縦孔への組み付けが容易で、組付け加工コストを
低減できる。
プレス加工により容易かつ正確に、しかも低コストに製
作できるとともに取扱いが容易で、スピンドル、ロータ
ハブの縦孔への組み付けが容易で、組付け加工コストを
低減できる。
【0042】さらに、ラビリンスシール手段としてある
ものの、図9に示す従来のもののように回転対向部に溝
ポケットを形成する必要はないので、加工費及び金型費
用を削減でき、コスト低減が可能である。
ものの、図9に示す従来のもののように回転対向部に溝
ポケットを形成する必要はないので、加工費及び金型費
用を削減でき、コスト低減が可能である。
【0043】また、軸受装置には回転により摩擦熱が発
生するが、その熱はラジアル隙間、アキシャル隙間を経
て放熱され、モータの過熱が防止される。
生するが、その熱はラジアル隙間、アキシャル隙間を経
て放熱され、モータの過熱が防止される。
【図1】本発明に係る第1実施態様のモータを示し、
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
【図2】本発明に係る第2実施態様のモータを示し、
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
【図3】本発明に係る第3実施態様のモータを示し、
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
【図4】本発明に係る第4実施態様のモータを示し、
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
【図5】本発明に係る第5実施態様のモータを示し、
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
【図6】本発明に係る第6実施態様のモータを示し、
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
【図7】本発明に係る第7実施態様のモータを示し、
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
【図8】本発明に係る第8実施態様のモータを示し、
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
(a) はその縦断面図、(b) は要部の拡大断面図。
【図9】従来のラビリンスシール構造の一例を示す縦断
面図。
面図。
1 ベース 2 フランジ 3 スピンドル 3a、3a’、3b 小径部 3’大径軸部 3”小径軸部 4 ロータハブ 5 磁気ディスク搭載部 6 縦孔 6a、6a’、6b、6b’大径部 7 ステータヨーク 8 ボス 9 ステータコイル 10 ロータマグネット 11 下向きフランジ 12 ロータヨーク 13a 内輪 13b 外輪 14 ボール 15 スペーサ 16 シール板 16a、16a’第1シール板 16b、16b’第2シール板 16c、16c’第3シール板 17 スリーブ 18 ローレット 19 内輪 20 外周転動溝 21 内周転動溝 22 ボール 23 外周転動溝 24 内周転動溝 25 ボール 26 磁性体保持板 27 磁性流体 28 スピンドルの外周溝 29 シールド板 α、α1 、α2 、α3 ラジアル隙間 s、s1 、s2 アキシャル隙間
Claims (2)
- 【請求項1】ベースに立設したスピンドルのまわりに軸
受装置を介してロータハブの中央縦孔が嵌合しているス
ピンドルモータにおいて、スピンドルとロータハブの縦
孔間における軸受装置の上方または下方もしくは上方お
よび下方に、内周辺部、外周辺部を有する環状円板より
なる複数枚のシール板を、その内周辺部または外周辺部
をスピンドルの外周部もしくはロータハブの縦孔の内周
部に固定する反面、外周辺部または内周辺部をロータハ
ブの縦孔の内周面もしくはスピンドルの外周面とわずか
なラジアル隙間をあけて非接触とならしめるとともにア
キシャル方向にわずかな隙間をあけて複層に設け、かつ
各シール板のラジアル隙間がスピンドル側、ロータハブ
の縦孔側と交互に反対位置になるようにしたスピンドル
モータ。 - 【請求項2】ベースに立設したスピンドルのまわりに軸
受装置を介してロータハブの中央縦孔が嵌合しているス
ピンドルモータにおいて、スピンドルとロータハブの縦
孔間における軸受装置の上方または下方もしくは上方お
よび下方に、内周辺部、外周辺部を有する環状円板より
なる複数枚のシール板を、その内周辺部または外周辺部
をスピンドルの外周部もしくはロータハブの縦孔の内周
部に固定する反面、外周辺部または内周辺部をロータハ
ブの縦孔の内周面もしくはスピンドルの外周面とわずか
なラジアル隙間をあけて非接触とならしめるとともにア
キシャル方向にわずかな隙間をあけて複層に設け、かつ
各シール板のラジアル隙間がスピンドル側、ロータハブ
の縦孔側と交互に反対位置になるようにし、しかもロー
タハブの縦孔内周面に環状円板よりなる磁気発生体の外
周辺部を固定し、内周辺部とスピンドルの外周面とのラ
ジアル隙間に磁気発生体の磁力で保持されるシール用磁
性流体を設けてなるスピンドルモータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30351697A JP3307572B2 (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | スピンドルモータ |
EP98308450A EP0910080A3 (en) | 1997-10-17 | 1998-10-15 | A spindle motor and motor bearing seal therefor |
US09/174,655 US6538354B2 (en) | 1997-10-17 | 1998-10-19 | Spindle motor with toroidal sealing plates |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30351697A JP3307572B2 (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | スピンドルモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11122860A true JPH11122860A (ja) | 1999-04-30 |
JP3307572B2 JP3307572B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=17921931
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---|---|
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1997
- 1997-10-17 JP JP30351697A patent/JP3307572B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1998
- 1998-10-15 EP EP98308450A patent/EP0910080A3/en not_active Withdrawn
- 1998-10-19 US US09/174,655 patent/US6538354B2/en not_active Expired - Fee Related
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EP0910080A2 (en) | 1999-04-21 |
EP0910080A3 (en) | 2000-01-19 |
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