JP2001086691A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP2001086691A
JP2001086691A JP26038299A JP26038299A JP2001086691A JP 2001086691 A JP2001086691 A JP 2001086691A JP 26038299 A JP26038299 A JP 26038299A JP 26038299 A JP26038299 A JP 26038299A JP 2001086691 A JP2001086691 A JP 2001086691A
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cylindrical
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Shozo Tagata
昌三 田形
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セラミックボール軸受を用いたスピンドルモー
タでは、温度上昇に伴ういわゆる軸受の予圧抜けを補償
するために、従来一体に構成されていたロータをロータ
本体1と環状支持部材2とを分離し、環状支持部材2の
材質を選ぶことで高温時でも軸受に適正な予圧がかかる
構造を採った。このときこれら2部材の接合部1bまた
は2aから軸受潤滑オイル等がステータ10側に漏れ、
モータ外部に流出することがあった。 【解決手段】そこで本発明では、その一端11aが前記
第三の円筒状内面1cに稠密に接着固定され、その中間
部11bが前記環状支持部材および下方軸受の下端に近
接した円環状の壁をなし、その他端11cが軸表面に沿
って円筒状に且つ軸心下方に折れ曲がりその内面11c
が前記軸4の表面との間で微小間隔を形成したラビリン
スシール構造を形成するキャップを取付けることによ
り、オイル漏れ防止を実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスク等の情
報記録用ディスクを回転駆動するためのスピンドルモー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の金属ボールを使用した軸受(以下
特に断らない限り、「軸受」とはボールベアリングを意
味する)では、ディスク装置が輸送される場合、モータ
の軸受にかかるディスク板等の慣性負荷のために、輸送
中の微小振動がボール軸受の金属ボール周辺の油切れを
引き起こし、金属接触によりベアリングレース面あるい
はボール表面への傷を生じさせる、いわゆるフレッチン
グ現象が問題となっていた。これを改善する目的で、セ
ラミックボールを用いる軸受(以下これを「セラミック
ボール軸受」という。)が使用されている。
【0003】一方通常ディスク装置に使用されるモータ
では、そのボール軸受に予圧を与えることにより、モー
タの回転位置再現性の向上を図っている。ところがセラ
ミックボール軸受を使用したモータでは、その軸受を構
成する内輪ハウジングおよび外輪ハウジング(通常ベア
リング鋼により形成されている。以下内輪または外輪の
ハウジングは、単に「内輪」または「外輪」という。)
およびこの軸受を固定支持するハブ部材(通常ステンレ
ス鋼やアルミ合金等の金属材料を使用)の熱膨張率とセ
ラミックボールの熱膨張率との差異(後者が著しく小さ
い)のため、製造時に付与されたセラミックボール軸受
への予圧が、モータ動作環境温度の上昇により低下す
る、いわゆる「予圧抜け」の状態となり、軸受回転の安
定性が悪化するという問題が生じていた。
【0004】そこで、出願人は特願平10−24639
7において、モータのロータハブを従来の一体構造から
ハブ本体と環状支持部材の2つの部材より構成される構
造に変更し、この環状支持部材を上部軸受外輪と下部軸
受外輪の間に固定した。加えてこの環状支持部材の形成
素材を、これら軸受の内輪が嵌合固定されている軸に使
用されている形成素材と比較して熱膨張係数が大きい材
料で形成することにより、温度上昇に伴う軸受の予圧抜
け防止を実現した。
【0005】これを実現したスピンドルモータの一例
を、その回転軸を通る平面で切断した断面図として図3
に示す。モータは軸に対して回転対称構造を有している
ことから、かかる断面図は軸心線である図3上の一点鎖
線に対して左右対称であるため、本図ではその左側断面
図を省略して示している。
【0006】図3において、固定軸4の一端がブラケッ
ト9の半径内方向端部にある環状壁9bの内面に嵌合さ
れ接着固定されている。またこの環状壁9bの半径外方
向には、コアプレートを積層密着して形成されたステー
タコア10aとその各極歯部に巻かれたコイル10bと
により形成されたステータ10が、装着固定されてい
る。更にブラケット9には、半径外方向にフランジ部9
aが設けられ、これを用いて本モータはディスク装置内
部のベース部材(図示せず)に取り付けられている。
【0007】一方固定軸4には、図3に示す如く、上部
および下部の軸受6および7の内輪6cおよび7cが嵌
合され接着固定されている。軸受6および7はセラミッ
ク製のボール6bおよび7bで構成され、通常ベアリン
グ内のオイルが外部に漏れ出すことを防止するシール部
材6dおよび7dが設けられている。8は磁性流体シー
ル部であり、モータ内部の潤滑オイル等がモータ上方の
外部に漏れることを防止するために設けられている。
【0008】また回転部分であるロータハブは、ハブ本
体1と環状支持部材2とに分離して構成され、ハブ本体
1は、その第一の円筒状内面1aに上部軸受6の外輪6
aの外面が嵌合され接着固定されている。一方環状支持
部材2は、その半径方向外側の円筒状外面2aがハブ本
体1の第二の円筒状内面1bに嵌合され接着固定されて
おり、また環状支持部材2の円筒状内面2bが下方軸受
7の外輪7aの外面に嵌合され接着固定されている。更
にハブ本体1は、その先端部1dが、図3に示す如くブ
ラケット9上面および内壁面との間でラビリンスシール
構造を形成し、モータ内部のオイル蒸気等で汚染された
空気が外部のディスク装置内部に流出しないようにして
いる。そしてハブ本体1内面には、ステータ10に対向
する位置に、ロータマグネット5が固定されている。
【0009】環状支持部材2の下面、および下側軸受の
外輪7aの下面には、円環状のキャップ3が外周部3a
部分で環状支持部材2の下面に密着固定されており、他
方キャップ3のシャフト側端部3cは、シャフト4の外
面に沿って軸心下方に円筒状に折れ曲がり、この円筒外
面がこのシャフト表面との間でほぼ均一の微小空隙をな
す、いわゆるラビリンスシール構造を形成している。こ
のキャップ3により、軸受6および7の潤滑オイルがス
テータ10側に漏れることを防止している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図3に示したモータで
は、上部軸受6および下方軸受7の潤滑オイルが環状支
持部材2の内壁面またはシャフト表面を通ってステータ
10側に漏れる場合、および下方軸受7の潤滑オイルが
ステータ10側に漏れる場合には、キャップ3によりこ
のオイル漏れを防止することはできる。しかしハブ本体
1と環状支持部材2との接合部分(1bおよび2a)
は、接着固定または圧入固定されているが、わずかな隙
間が生じ、この隙間を通じて軸受の潤滑オイルがマイグ
レーション拡散してステータ10側に漏れる場合があ
る。この漏れオイルは、ハブ本体1とブラケット9との
間で形成されるラビリンスシール構造の隙間を介して、
モータ外部であるディスク装置内部に漏れることとな
り、ディスク装置の故障原因となる。
【0011】本発明は、このようなモータが持つ課題を
解決する為に行われた。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決する為
に、本発明では、従来のオイル漏れ防止キャップを、図
1に示す如く、「その一端11aがロータハブ本体の第
三の円筒状内面1cに稠密に接着固定され、その中間部
11bが前記環状支持部材2および下方軸受7の下端に
近接した円環状の壁11bをなし、その他端11cがシ
ャフト4の表面に沿って円筒状に且つ軸心下方に折れ曲
がりその内面11cが前記シャフト4の表面との間で微
小空隙を形成したラビリンスシール構造を形成するキャ
ップ」に置きかえている。
【0013】かかる新構造のキャップにより、ハブ本体
1と環状支持部材2との隙間(1bまたは2a)から漏
れた軸受等に使用されている潤滑オイルは、このキャッ
プ11によりステータ10側に漏れることが防止され
る。これにより潤滑オイルのモータ外部(即ちディスク
装置内部)への漏れが防止され、安定なディスク装置の
動作が維持できる。
【0014】またかかる新構造のキャップ11は、ハブ
本体1が上方軸受6の外輪6aの外面と嵌合固定される
ハブ本体1の第一の円筒状内面1aと、ハブ本体1が環
状支持部材2の円筒外面2aと嵌合固定されるハブ本体
1の第二の円筒状内面1bとが、同一円筒面をなす構造
のロータを有するモータの場合にも、適用できる。
【0015】更にかかる新構造のキャップ11は、ハブ
本体1が環状支持部材2の円筒外面2aと嵌合固定され
るハブ本体1の第二の円筒状内面1bと、キャップ11
の半径方向外側端部11aの外面と嵌合固定されるハブ
本体1の第三の円筒状内面1cが、同一円筒面をなす構
造のロータを有するモータの場合にも、適用できる。
【0016】これらの場合も前記と同様に、ハブ本体1
と環状支持部材2との隙間(1bまたは2a)から漏れ
た軸受等に使用されている潤滑オイルが、このキャップ
11によりステータ10側を経てモータ外部(即ちディ
スク装置内部)に漏れることを防止し、安定なディスク
装置の動作が維持できる。
【0017】更に本発明では、このキャップ11の中間
部上面と環状支持部材2の下端部および/または下方軸
受7の外輪7a下端部とを、密着させている。なおこの
部分を密着固定することもできる。これにより回転時に
生じるキャップ11の振動を低減できる。
【0018】なお図1では、前記キャップ11の構造
を、その半径外方向の一端11aが軸心上方に折れ曲が
り、前記ハブ本体1の第三の円筒状内面1cに嵌合する
円筒状外面を形成し、かつ当該円筒状外面11aと前記
ロータハブ本体の第三の円筒状内面1cが稠密に接着固
定する構造とすることにより、前記キャップをハブ本体
1の内面1cに確実に接着固定した。しかしかかるキャ
ップ端部11aの構造はこれに限定されるものではな
く、前記キャップ11がハブ本体1の内面に確実に接着
固定される構造であればよい。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の第一の実施形態
であるモータの断面図を示す。本モータの各部品の構成
は、本発明にかかるキャップ11を除いて、既に図3に
て説明した従来のモータにおける各部品の構成と同様で
ある。
【0020】キャップ11は、シール用接着材を用い
て、ハブ本体1の第三の内周円筒面1cに隙間なく稠密
に接着固定されている。本実施形態では、キャップ11
の半径方向外周側端部11aを、図に示す如く軸心方向
上方に折り曲げ、その外面円筒部分をハブ本体1の第三
の内周円筒面1cに隙間なく密着固定されている。この
接着固定部分では、ハブ本体1と環状支持部材2との隙
間(1bまたは2a)から漏れた軸受等の潤滑オイル
が、ステータ10側に漏れることを完全に防止できるよ
うに、僅かの隙間もなく稠密に接着剤等により密着固定
されている。
【0021】キャップ11の中間部分11bは、その外
周側端部11aから連続した円環状の隔壁を形成し、環
状支持部材2および下方軸受7の下端部に近接しつつ、
軸方向端部11cへとつながっている。本実施形態で
は、この部分は図1に示す如くほぼ平板な円環状隔壁を
なしている。これは、キャップ11の加工が容易である
こと、およびキャップ11がロータと共に回転すること
から、できる限り回転負荷の少ない形状が望ましいため
である。しかし本発明の主たる目的がオイル漏れ等の防
止を実現することにあることから、その形状はこれに限
定されるものではなく、キャップ11の両端部11aと
11cの間で、連続した板状隔壁を形成していれば十分
である。
【0022】またキャップ11のロータ側への取付け強
度を高めるために、キャップ11の中間部上面と、環状
支持部材2の下端部および/または下方軸受7の外輪7
a下端部とを、密着固定しても良い。これによりキャッ
プ11は、その外周端部11aおよび中間部で固定さ
れ、回転時に生じるキャップ11の振動を低減できると
共に、脱落による故障をも防止することができる。
【0023】そしてキャップ11のシャフト4側の端部
11cは、図1に示す如く、軸心下方に円筒状に折れ曲
がり、その円筒内面とシャフト4の表面との間でほぼ一
様な微小空隙を形成する構造となっている。この微小間
隔によりキャップ上部の気室とキャップ下方の気室とが
分離され、上部のオイル蒸気等を含んだ空気がステータ
10側に流れ込まないようにする、いわゆるラビリンス
シール構造を有している。
【0024】図2に、本発明の第二の実施形態であるモ
ータの断面図を示す。このモータでは、ハブ本体1の加
工を簡単にする等の目的で、ハブ本体1の上方軸受6の
外輪への取付け面1aと、環状支持部材2のハブ本体1
への取付け面1bとが同一円筒内面となっている場合
の、キャップ11の構造を示している。キャップ11の
構成は、前記図1での説明内容と同様である。
【0025】なお図1では、前記キャップ11の構造
を、その半径外方向の一端11aが軸心上方に折れ曲が
り、前記ハブ本体1の第三の円筒状内面1cに嵌合する
円筒状外面を形成し、かつ当該円筒状外面11aと前記
ロータハブ本体の第三の円筒状内面1cが稠密に接着固
定する構造とすることにより、前記キャップをハブ本体
1の内面1cに確実に接着固定した。しかしかかるキャ
ップ端部11aの構造はこれに限定されるものではな
く、前記キャップ11がハブ本体1の内面に確実に接着
固定される構造であればよい。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明は、従
来使用していたラビリンスシールキャップ(図3のキャ
ップ3)を、図1に示す如き、その一端11aが前記第
三の円筒状内面1cに稠密に接着固定され、その中間部
11bが前記環状支持部材および下方軸受の下端に近接
した円環状の壁をなし、その他端11cが軸表面に沿っ
て円筒状に且つ軸心下方に折れ曲がりその内面11cが
前記軸4の表面との間でほぼ均一な微小空隙を形成した
ラビリンスシール構造を形成するキャップに置きかえて
いる。
【0027】この構造により、ハブ本体1と環状支持部
材2との隙間(1bまたは2a)から漏れた軸受等の潤
滑オイルが、このキャップ11によりステータ10側を
経てモータ外部(即ちディスク装置内部)へ漏れること
防止している。
【0028】また本発明にかかる新構造のキャップ11
は、ハブ本体1が上方軸受6の外輪6aの外面と嵌合固
定されるハブ本体1の第一の円筒状内面1aと、ハブ本
体1が環状支持部材2の円筒外面2aと嵌合固定される
ハブ本体1の第二の円筒状内面1bとが、同一円筒面を
なす構造のロータを有するモータの場合にも、適用でき
る。更に本発明にかかる新構造のキャップ11は、ハブ
本体1が環状支持部材2の円筒外面2aと嵌合固定され
るハブ本体1の第二の円筒状内面1bと、キャップ11
の半径方向外側端部11aの外面と嵌合固定されるハブ
本体1の第三の円筒状内面1cが、同一円筒面をなす構
造のロータを有するモータの場合にも、適用できる。
【0029】これらの場合も前記と同様に、ハブ本体1
と環状支持部材2との隙間(1bまたは2a)から漏れ
た軸受等に使用されている潤滑オイルが、このキャップ
11によりステータ10側を経てモータ外部(即ちディ
スク装置内部)に漏れることを防止し、安定なディスク
装置の動作が維持できる。
【0030】また本発明では、このキャップ11の中間
部上面と環状支持部材2の下端部および/または下方軸
受7の外輪7a下端部とを、密着固定することもでき
る。これにより回転時に生じるキャップ11の振動を低
減できると共に、脱落による故障をも防止することがで
きる。
【0031】加えて本キャップは従来のラビリンスシー
ル用キャップ(図4のキャップ3)の機能も兼ねてお
り、一つのキャップ部品(図1のキャップ11)で軸受
等の潤滑オイル漏れの防止とラビリンスシール機能の2
つの機能を果たしている。従って部品点数を増やすこと
なく、より多くの機能を実現しているという効果も有す
る。
【0032】更に前記キャップ11の構造を、その半径
外方向の一端11aが軸心上方に折れ曲がり、前記ハブ
本体1の第三の円筒状内面1cに嵌合する円筒状外面を
形成し、かつ当該円筒状外面11aと前記ロータハブ本
体の第三の円筒状内面1cが稠密に接着固定する構造と
することにより、前記キャップをハブ本体1の内面1c
に確実に接着固定した。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態であるモータの断面を示す図
である。
【図2】第二の実施の形態であるモータの断面を示す図
である。
【図3】従来のモータの断面を示す図である。
【符号の説明】
1 ハブ本体 1a ハブ本体の第一の円筒状内面 1b ハブ本体の第二の円筒状内面 1c ハブ本体の第三の円筒状内面 2 環状支持部材 2a 環状支持部材の円筒状外面 2b 環状支持部材の円筒状内面 6 上方軸受 7 下方軸受 11 キャップ 11a キャップの半径外周方向端部 11b キャップの中間部 11c キャップの軸方向端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一、第二、第三の円筒状内面を軸方向
    に並べて形成したロータハブ本体と、前記ロータハブ本
    体と共に回転するロータマグネットと、外輪が前記ロー
    タハブ本体の前記第一の円筒状内面に固定されている上
    方軸受と、円筒状外面が前記ロータハブ本体の前記第二
    の円筒状内面に固定されている環状支持部材と、外輪が
    前記環状支持部材の円筒状内面に固定されている下方軸
    受と、からなるロータ組立体と、前記上方軸受及び前記
    下方軸受の内輪の内周面がその外周面に固定されている
    軸体と、ステータコイルが巻かれたステータコアと、前
    記ステータコアを固定しかつ前記軸体を固定しているブ
    ラケットまたはベースよりなる固定部組立体からなるス
    ピンドルモータであって、前記上方軸受および前記下方
    軸受を構成するボールはセラミック材により形成され、
    前記環状支持部材は前記軸体よりも熱膨張係数の大きい
    材料で形成されることにより高温時に前記環状支持部材
    が熱膨張して前記上方軸受および前記下方軸受の外輪に
    作用して当該軸受の予圧が適正に維持され、かつ、その
    一端が前記ロータハブ本体の前記第三の円筒状内面に稠
    密に接着固定され、その中間部が前記環状支持部材およ
    び下方軸受の下端に近接した連続した円環形状をなし、
    その他端が軸体表面に沿って円筒状に且つ軸心方向に折
    れ曲がり、且つその内面が前記軸体表面との間で微小空
    隙を形成したラビリンスシール構造を形成するキャップ
    が取付けられていることを特徴とするスピンドルモー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記ロータハブ本体の前記第一の円筒状
    内面と前記第二の円筒状内面とが、同一円筒面をなすこ
    とを特徴とする、請求項1に記載したスピンドルモー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記ロータハブ本体の前記第二の円筒状
    内面と前記第三の円筒状内面とが、同一円筒面をなすこ
    とを特徴とする、請求項1に記載したスピンドルモー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記キャップの中間部上面が、前記環状
    支持部材の下端部および/または前記下方軸受の外輪下
    端部と密着固定されていることを特徴とする、請求項1
    乃至請求項3に記載したスピンドルモータ。
  5. 【請求項5】 前記キャップの半径外方向の一端が軸心
    上方に折れ曲がり、前記ロータハブ本体の第三の円筒状
    内面に嵌合する円筒状外面を形成し、かつ当該円筒状外
    面と前記ロータハブ本体の第三の円筒状内面が稠密に接
    着固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    4に記載したスピンドルモータ。
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