JPH11122467A - ファクシミリ装置および遠隔保守システム - Google Patents

ファクシミリ装置および遠隔保守システム

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JPH11122467A
JPH11122467A JP9303519A JP30351997A JPH11122467A JP H11122467 A JPH11122467 A JP H11122467A JP 9303519 A JP9303519 A JP 9303519A JP 30351997 A JP30351997 A JP 30351997A JP H11122467 A JPH11122467 A JP H11122467A
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Akiko Wakabayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の遠隔保守システムでは、メーカまたは
保守会社の保守コストは膨大なものになるという課題が
ある。 【解決手段】 ファクシミリ装置32は、インターネッ
トに接続可能なLAN3に接続するためのLANインタ
フェース部323を有する。そして、インターネットに
接続可能な保守センタに通知すべき情報を生成する通知
情報生成部326と、通知情報生成部326が生成した
情報とともに保守センタを示す情報を出力するHTTP
クライアント部327と、HTTPクライアント部32
7が出力した情報をTCP/IPプロトコルに従ってL
ANインタフェース部323に供給するTCP/IPプ
ロトコル制御部328とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地の保守セン
タにおいてファクシミリ装置を監視する遠隔保守が容易
に実行されるように装置状態等の通知機能を備えたファ
クシミリ装置、およびそのようなファクシミリ装置を含
む遠隔保守システムに関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔保守を可能にする機能を備えたファ
クシミリ装置として、例えば特開平6−54105号公
報に記載されたものがある。そのファクシミリ装置は、
ファクシミリ装置内の端末制御部が装置の異常を検出し
た場合に、異常コードカウント部が異常コードの発生数
をカウントしカウント値が所定のしきい値を越えたとき
に保守センタに対して発呼を行う。そして、公衆電話回
線を介して異常情報を送信するように構成されている。
保守センタは、異常情報を受信することによって、その
ファクシミリ装置に対する保守が必要であることを知る
ことができる。
【0003】特開平6−225067号公報に記載され
たファクシミリ装置は、ファクシミリ装置内に、各ファ
クシミリ通信の通信状況を記憶する記憶部を有する。そ
して、遠隔地にある保守センタが適当な時期にファクシ
ミリ装置に対して遠隔保守指示信号を公衆電話回線を介
して送信する。ファクシミリ装置の制御部は、遠隔保守
指示信号に応じて記憶部内の各通信状況を保守センタに
送信する。このようにして、保守センタは、定期的に各
ファクシミリ装置に蓄積された通信状況を収集すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
遠隔保守システムは、遠隔保守を行うにあたって公衆電
話回線を使用するように構成されている。従って、遠隔
保守時の通信コストが高くなる。特開平6−54105
号公報に記載された形態では装置側から発呼するので通
信コストはユーザ負担となる場合もある。そのような場
合には、ユーザに本来のファクシミリ通信にかかるコス
ト以上の負担を強いることになる。いわゆるフリーダイ
ヤルに発呼を行う場合には、通信コストはメーカまたは
保守会社側が負担することになる。また、特開平6−2
25067号公報に記載された形態では保守センタ側か
ら発呼するので通信コストはメーカまたは保守会社側が
集中して負担することになる。従って、従来の遠隔保守
システムでは、メーカまたは保守会社の保守コストは膨
大なものになるという課題がある。
【0005】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたものであって、遠隔地に設けられた保守セン
タによって各ファクシミリ装置の遠隔保守を行う際に保
守コストを低減させることができるファクシミリ装置お
よびそのようなファクシミリ装置を含む遠隔保守システ
ムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるファクシミ
リ装置は、インターネットに接続可能なローカルエリア
ネットワークに接続するためのローカルエリアネットワ
ークインタフェース部を有し、インターネットに接続可
能な保守センタに通知すべき情報を生成する通知情報生
成部と、通知情報生成部が生成した情報とともに保守セ
ンタを示す情報を出力するHTTPクライアント部と、
HTTPクライアント部が出力した情報をTCP/IP
プロトコルに従ってローカルエリアネットワークインタ
フェース部に供給するプロトコル制御部とを備えたもの
である。ファクシミリ装置は、装置情報をhtml形式
に変換するホームページ管理部と、要求に応じてホーム
ページ管理部が管理するページを送出するHTTPサー
バ部とをさらに備えていてもよい。また、HTTPサー
バ部が受信した更新要求に応じて装置情報を更新する装
置情報制御部をさらに備えていてもよい。そして、HT
TPクライアント部が出力した情報をローカルエリアネ
ットワークに送出するか電話回線に送出するか選択する
通信手段選択部をさらに備えていてもよい。
【0007】また、本発明による遠隔保守システムは、
インターネットに接続可能であってインターネットを介
して受信した情報を保守情報データベースに登録する処
理等を行う保守センタと、ローカルエリアネットワーク
インタフェース部、保守センタに通知すべき情報を生成
する通知情報生成部、通知情報生成部が生成した情報と
ともに保守センタを示す情報を出力するHTTPクライ
アント部、およびHTTPクライアント部が出力した情
報をTCP/IPプロトコルに従ってローカルエリアネ
ットワークインタフェース部に供給するプロトコル制御
部を有するファクシミリ装置が接続されたローカルエリ
アネットワークとを含むシステムである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明によるファクシミ
リ装置を含む遠隔保守システムの構成例を示すシステム
構成図である。図1に示すように、ファクシミリ装置3
2,34はローカルエリアネットワーク(LAN)3を
介して接続されている。LAN3上の各機器は、ゲート
ウェイ31を介して外部のネットワークと接続可能であ
る。同様に、ファクシミリ装置42,44はLAN4を
介して接続されている。LAN4上の各機器は、ゲート
ウェイ41を介して外部のネットワークと接続可能であ
る。LAN3,4には種々の端末が接続可能であるが、
図1では、LAN3に接続されたパーソナルコンピュー
タ35,36、およびLAN4に接続されたパーソナル
コンピュータ45,46が例示されている。なお、LA
N3によるシステム300およびLAN4によるシステ
ム400は、それぞれ、例えば企業等の一組織内のシス
テムである。
【0009】システム300において各パーソナルコン
ピュータ35,36等の端末はLAN3を介して相互に
データ交換可能であり、システム400においてパーソ
ナルコンピュータ45,46等の端末はLAN4を介し
て相互にデータ交換可能である。また、ファクシミリ装
置32,34が各パーソナルコンピュータ35,36と
のインタフェース機能を有するものであれば、各パーソ
ナルコンピュータ35,36からLAN3を介して入力
したデータに所定の加工を行い電話回線321,341
を介してファクシミリデータとして送信することもでき
る。ファクシミリ装置42,44も同様に、各パーソナ
ルコンピュータ45,46からLAN4を介して入力し
たデータに所定の加工を行い電話回線421,441を
介してファクシミリデータとして送信することもでき
る。さらに、パーソナルコンピュータ35,36とパー
ソナルコンピュータ45,46とは、LAN3,4およ
びインターネット2を介して相互にデータ交換可能であ
る。
【0010】遠隔保守を実行する保守センタ1は、WW
Wサーバ機能を有し、インターネット2を介してシステ
ム300およびシステム400と通信可能である。な
お、ここでは、単独でインターネット接続可能な保守セ
ンタ1を例示したが、保守センタ1を含むLANシステ
ムが存在し、保守センタ1を、LANを介してインター
ネット2に接続するような構成にしてもよい。
【0011】図2はファクシミリ装置32の構成を示す
ブロック図である。ファクシミリ装置32において、フ
ァクシミリ本体(読み取り、記録、ファクシミリ送受信
を行う部分)322は電話回線321を介してファクシ
ミリ通信を行う。また、LANインタフェース部323
は、LAN3に物理的に接続されるとともに、LAN3
に送出すべきデータとLAN3から受信すべきデータの
送受信制御を行う。そして、装置情報管理部324はフ
ァクシミリ本体322に関する情報を管理する。装置情
報管理部324が管理する情報として、例えば、ワンタ
ッチダイヤル情報、自局番号情報、ポーリング用パスワ
ード、通信モード情報、保守用の情報がある。装置状態
監視部325は装置情報管理部324が管理している情
報、特に保守用の情報を監視し、所定の条件が成立する
と通知情報生成部326に装置状態の種別を通知する。
通知情報生成部326は、その通知に応じて装置情報管
理部324から必要情報を抽出しそれをHTTPクライ
アント部327に出力する。
【0012】HTTPクライアント部327は、通知情
報生成部326からの情報をTCP/IPプロトコル制
御部328に引き渡す。TCP/IPプロトコル制御部
328は、TCP/IPプロトコルに従ってデータを入
出力する制御を行い、HTTPクライアント部327か
らの情報をLANインタフェース部323およびLAN
3を介してインターネット2に送出する。なお、図2に
はファクシミリ装置32の構成が示されたが、ファクシ
ミリ装置34,42,44の構成も図2に示された構成
と同様である。
【0013】次に、図2に示されたファクシミリ装置の
動作をさらに詳しく説明する。ここでは、ファクシミリ
装置32を例にとって説明する。ファクシミリ装置32
におけるファクシミリ本体322は、電話回線321を
介してファクシミリ送受信処理を行う。また、LAN3
上のパーソナルコンピュータ35,36からファクシミ
リ送信の要求があった場合には、ファクシミリ本体32
2は、その要求およびデータをLANインタフェース部
323およびTCP/IPプロトコル制御部328を介
して受け取る。そして、要求に含まれる宛先に対してデ
ータを送信する。さらに、ファクシミリ本体1は、電話
回線321を介して受信したデータを、TCP/IPプ
ロトコル制御部328、LANインタフェース部323
およびLAN3を介して所定のパーソナルコンピュータ
35,36に転送することもできる。
【0014】装置情報管理部324は、ファクシミリ装
置3におけるワンタッチダイヤル情報等の装置情報を保
持するとともに、ファクシミリ装置3が稼働していると
きにファクシミリ本体322の動作に関する情報を随時
入力しそれらを記憶する。記憶される情報として、例え
ば、定期保守期限、トナー残量などの情報がある。ま
た、各異常コードが発生するとそれをカウントして各異
常コード発生累積数を記憶する。装置状態監視部325
は、装置情報管理部324が記憶している情報を監視
し、通知条件に合致した情報があれば、それに対応する
装置状態の種別を、保守センタ1に通知すべき通知情報
として通知情報生成部326に出力する。
【0015】通知条件として、例えば、ある異常コード
の発生累積数が所定のしきい値を越えたとき、定期保守
期限の所定日前であるとき、トナー切れの場合等があ
る。また、装置状態の種別として、通信異常についての
異常コード発生累積数がしきい値を越えたことにもとづ
く「通信異常」、ある機構部についての異常コード発生
累積数がしきい値を越えたことにもとづく「機構部異
常」、定期保守期限の所定日前であることにもとづく
「定期保守」などがある。
【0016】通知情報生成部326は、装置状態の種別
と通知に必要な情報の名称を対応させたテーブルを有す
る。装置状態監視部325から装置状態の種別を入力す
ると、通知に必要な情報の名称をテーブルから得る。そ
して、その種別に応じた必要な情報の内容を装置情報管
理部324から入力する。通知に必要な必要な情報とし
て、例えば、異常コードに関連するモード情報がある。
また、通知に必要な情報には、各種別に対して共通な情
報である装置ID、装置電話番号、そのときに設定され
ているディップスイッチ状態等も含まれる。さらに、通
知情報生成部326は、装置状態の種別と必要な情報と
を、通知先のHTTPサーバを示す情報とともにHTT
Pクライアント部327に出力する。なお、この場合、
HTTPサーバは保守センタ1に対応する。
【0017】HTTPクライアント部327は、保守セ
ンタ1における保守登録情報のプログラムを起動する要
求を、通知情報生成部326から入力した情報とともに
TCP/IPプロトコル制御部328に出力する。TC
P/IPプロトコル制御部328は、HTTPクライア
ント部327から出力されたデータをTCP/IPプロ
トコルに従ってLANインタフェース部323に出力す
る。LANインタフェース部323は、TCP/IPプ
ロトコル制御部328からのデータがゲートウェイ31
に届くようにデータリンク制御を行う。ゲートウェイ3
1は、ファクシミリ装置32から受信したデータに含ま
れるHTTPサーバを示す情報に従って、保守センタ1
に届くようにルーティング制御して、ファクシミリ装置
32からのデータをインターネット2に送出する。
【0018】保守センタ1は、インターネット2からフ
ァクシミリ装置32が送出したデータを受信する。する
と、そのデータに含まれる要求によって保守登録情報の
プログラムが起動される。そのプログラムによって、フ
ァクシミリ装置32が送出したデータが、保守センタ1
のデータベースに登録される。同時に、ファクシミリ装
置32が送出したデータに保守員の派遣を必要とするよ
うな情報が含まれている場合には、例えば、その旨が保
守センタ1の表示装置に表示される。従って、保守セン
タ1では、直ちに保守員を派遣できる状態になる。
【0019】インターネット接続可能なLAN3,4が
既設されていれば、ファクシミリ装置32,34,4
2,44にHTTPクライアント機能を組み込むことに
よって、LAN3,4およびインターネット2を介して
保守情報を保守センタ1に送り込むことが可能になる。
従来の遠隔保守システムでは保守情報は公衆電話回線を
介して送信されるので、保守情報の送信のための通信の
追加コストが要求されていた。これに対して、本発明に
よるファクシミリ装置によれば、保守情報の送信のため
の通信の追加コストは発生しない。
【0020】図3は、本発明によるファクシミリ装置の
他の実施の形態を示すブロック図である。ここでもファ
クシミリ装置32を例示するが、他のファクシミリ装置
34,42,44をファクシミリ装置32の構成と同一
の構成にしてもよい。この実施の形態では、図2に示さ
れたファクシミリ装置32に対して、装置情報管理部3
24が管理する情報の登録、変更、削除を行う装置情報
制御部331と、装置情報管理部324が管理する情報
をhtml形式に変換するホームページ管理部332
と、要求のあった情報を出力するHTTPサーバ部33
3とが付加されている。
【0021】図3に示されたファクシミリ装置32は、
図2に示されたファクシミリ装置32と同様に動作する
とともに、以下のような処理を行う。ホームページ管理
部332は、装置情報管理部324が管理する情報を含
むホームページを作成する。従って、LAN3に接続さ
れているパーソナルコンピュータ35,36は、WWW
ブラウザを備えていれば、LAN3、ファクシミリ装置
32のLANインタフェース部323、TCP/IPプ
ロトコル制御部328およびHTTPサーバ部333を
介して、ホームページ管理部332からファクシミリ装
置32の装置情報を得ることができる。ファクシミリ装
置32の装置情報として、ワンタッチダイヤル情報、自
局番号情報、通信モード情報等の情報がある。
【0022】また、保守センタ1が、ファクシミリ装置
32から送られてきた情報を解析した結果、何らかの設
定変更(例えば、ディップスイッチの変更)が必要であ
ると判断した場合には、インターネット2を介して、フ
ァクシミリ装置32のHTTPサーバ部333に設定変
更のための指示を送信する。HTTPサーバ部333
は、そのような指示を受信すると、指示された設定変更
の要求を装置情報制御部331に対して出力する。装置
情報制御部331は、その要求に応じて、装置情報管理
部324が管理する情報のうちの該当項目を変更する。
同様にして、保守センタ1は、装置情報管理部324が
管理する情報の削除や、情報追加を行うことができる。
【0023】LAN3に接続されているパーソナルコン
ピュータ35,36も、LAN3を介してHTTPサー
バ部333に対して、装置情報管理部324が管理する
情報の登録、変更、削除の要求を送信することができ
る。装置情報制御部331は、その要求に応じて、装置
情報管理部324が管理する情報のうちの該当項目を更
新する。例えば、パーソナルコンピュータ35の操作者
は、ファクシミリ装置32における装置情報管理部32
4が管理するワンタッチダイヤル情報を登録したり変更
したりすることができる。その場合には、パーソナルコ
ンピュータ35は、LAN3を介してファクシミリ装置
32のHTTPサーバ部333に対して、ワンタッチダ
イヤル番号と電話番号を含むワンタッチダイヤル情報の
登録要求を送信したり、ワンタッチダイヤル番号を含む
ワンタッチダイヤル情報の削除要求を送信する。要求を
受信したHTTPサーバ部333は、その要求を装置情
報制御部331に対して出力する。装置情報制御部32
1は、その要求に応じて、装置情報管理部324が管理
する情報のうちの該当項目を更新する。
【0024】さらに、この実施の形態では、通知情報生
成部326は、HTTPクライアント部327に出力し
た情報を、ホームページ管理部332にも出力する。ホ
ームページ管理部332は、入力した情報を整理してh
tml形式に変換して保持する。情報整理の方法とし
て、例えば、いつ、どのような情報をどこに送信したか
といった形式に整理する方法がある。従って、LAN3
に接続されているパーソナルコンピュータ35,36
は、ファクシミリ装置32が保守センタ1に送信した情
報も、WWWブラウザによって参照することができる。
【0025】以上のように、この実施の形態では、装置
情報管理部324が管理する情報を更新する装置情報制
御部331と装置情報管理部324が管理する情報をホ
ームページとして保持するホームページ管理部332と
を設け、HTTPサーバ部333が、要求に応じてホー
ムページを送信したり装置情報制御部331に更新要求
を出す。よって、保守センタ1は、インターネット2を
介して受信した情報にもとづいて、ファクシミリ装置3
2の装置情報管理部324の情報をインターネット2を
介して更新することができる。従って、保守センタ1が
公衆電話回線を通して情報を更新する場合に比べて、通
信コストを低減することができる。
【0026】また、ホームページ管理部332とHTT
Pサーバ部333とを設けたので、LAN3に接続され
ているパーソナルコンピュータ35,36も、ファクシ
ミリ装置32の装置情報管理部324の情報をブラウザ
によって容易に得ることができる。さらに、パーソナル
コンピュータ35,36の側から、装置情報管理部32
4の情報を更新するように制御できる。そして、この実
施の形態では、パーソナルコンピュータ35,36は、
ファクシミリ装置32が保守センタ1に送信した情報も
ブラウザによって容易に得ることができる。従って、例
えばパーソナルコンピュータ35をシステム300にお
けるファクシミリ管理装置と位置づけることができる。
その場合、パーソナルコンピュータ35は、システム3
00内の全てのHTTPサーバ機能を有するファクシミ
リ装置32,34の装置情報管理部324の情報を一元
管理できるとともに、各ファクシミリ装置32,34が
保守センタ1に送信した情報も管理できる。よって、シ
ステム300内の各ファクシミリ装置32,34の管理
を効率化することができる。
【0027】図4は、本発明によるファクシミリ装置の
さらに他の実施の形態を示すブロック図である。ここで
もファクシミリ装置32を例示するが、他のファクシミ
リ装置34,42,44をファクシミリ装置32の構成
と同一の構成にしてもよい。この実施の形態では、図3
に示されたファクシミリ装置32に対して、ファクシミ
リ装置32をLAN3に接続するためのLANインター
フェース部323と電話回線321に接続するための回
線接続部337とを切り替える通信手段選択部336が
追加されている。なお、回線接続部337としてファク
シミリ本体322が有しているものを使用することがで
きる。
【0028】図4に示されたファクシミリ装置32は、
図3に示されたファクシミリ装置32と同様に動作する
とともに、以下のような処理を行う。保守センタ1と通
信を行うときに、通知情報生成部326は、通知先のH
TTPサーバを示す情報に代えて、LANを使用するの
か電話回線を使用するのかを示す情報を出力する。その
ような情報は、例えば、「LAN」、「電話回線」、
「LAN優先」、「回線優先」などのような情報のいず
れかである。この場合には、通信手段選択部336に、
通知先のHTTPサーバを示す情報および保守センタ1
の電話番号が設定される。
【0029】そして、「LAN」が通知されると、通信
手段選択部336は、通知先のHTTPサーバを示す情
報をLANインタフェース部323に出力する。また、
HTTPクライアント部327がTCP/IPプロトコ
ル制御部328を介して出力したデータをLANインタ
フェース部323に出力する。LANインタフェース部
323は、図2および図3に示された場合と同様に、T
CP/IPプロトコル制御部328からのデータがゲー
トウェイ31に届くようにデータリンク制御を行う。ゲ
ートウェイ31は、ファクシミリ装置32から受信した
データに含まれるHTTPサーバを示す情報に従って、
ファクシミリ装置32から受信したデータが保守センタ
1に届くようにルーティング制御してインターネット2
に送出する。
【0030】「電話回線」が通知されると、通信手段選
択部336は、保守センタ1の電話番号を回線接続部3
27に与えて発呼させる。そして、HTTPクライアン
ト部327がTCP/IPプロトコル制御部328を介
して出力したデータを電話回線321を介して保守セン
タ1に送信する。
【0031】インターネット2を介したデータ通信は、
セキュリティの点で不安がある。そこで、例えば、第三
者に知られたくないような装置電話番号やパスワード等
を送信する場合には、通知情報生成部326は「電話回
線」を指定する。その後、その他の情報を送信する場合
には、通知情報生成部326は「LAN」を指定する。
そのようにすれば、装置電話番号やパスワード等に対す
るセキュリティが確保される。また、その他の情報はL
AN3およびインターネット2を介して送信されるの
で、それらの情報に関する通信コストは、従来の場合よ
りも低減されている。
【0032】また、例えば、装置電話番号やパスワード
等以外の情報を送信するときに、通知情報生成部326
は「LAN優先」を指定してもよい。LAN優先が指定
された場合には、通信手段選択部336は、まず、LA
N3およびインターネット2経由で保守センタ1に接続
するために、通知先のHTTPサーバを示す情報をLA
Nインタフェース部323に与える。接続が成立すれ
ば、その後、HTTPクライアント部327がTCP/
IPプロトコル制御部328を介して出力したデータを
LANインタフェース部323に出力する。接続に失敗
した場合には、保守センタ1の電話番号を回線接続部3
27に与えて発呼させる。このようにすれば、保守セン
タ1との通信がより確実に成立する。
【0033】「回線優先」が指定された場合には、通信
手段選択部336は、まず、保守センタ1の電話番号を
回線接続部327に与えて発呼させる。保守センタ1と
の接続に失敗した場合には、LAN3およびインターネ
ット2経由で保守センタ1に接続するために、通知先の
HTTPサーバを示す情報をLANインタフェース部3
23に与える。
【0034】以上のように、この実施の形態によれば、
ファクシミリ装置と保守センタ1との間の通信を、LA
N3経由とするか電話回線321経由とするか選択する
ようにしたので、秘匿性が重視されるデータについては
電話回線経由で通信を行ってセキュリティを確保し、そ
れ以外のデータをLAN3およびインターネット2経由
として通信コストの低減を図るといった使用形態を実現
することができる。また、両ルートのうち早く接続に成
功したルートを使用することによって、通信の確実化を
図ることができる。
【0035】なお、この実施の形態では、図3に示され
た構成に対して通信手段選択部336が付加された構成
を示したが、図2に示された構成に対して通信手段選択
部336が付加されていてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ファク
シミリ装置を、通知情報生成部が生成した情報とともに
保守センタを示す情報を出力するHTTPクライアント
部と、HTTPクライアントが出力した情報をTCP/
IPプロトコルに従ってLANインタフェース部に供給
するプロトコル制御部とを備えた構成にしたので、イン
ターネット経由で保守情報を保守センタに送信すること
ができ、遠隔保守に要する通信コストを低減できる効果
がある。特に、インターネット接続可能なLANが既設
されていれば、遠隔保守のための通信に関する追加コス
トは要求されない。ファクシミリ装置を、装置情報をh
tml形式に変換するホームページ管理部と、要求に応
じてホームページ管理部が管理するページを送出するH
TTPサーバ部とをさらに備えた構成にした場合には、
保守センタ側からインターネット経由で装置状態を得る
ことができ、やはり、遠隔保守に要する通信コストを低
減できる。また、ファクシミリ装置を、HTTPサーバ
部が受信した更新要求に応じて装置情報を更新する装置
情報制御部をさらに備えた構成にした場合には、保守セ
ンタがインターネット経由で装置状態を更新することが
でき、やはり、遠隔保守に要する通信コストを低減でき
る。そして、ファクシミリ装置を、HHTTPクライア
ント部が出力した情報をLANに送出するか電話回線に
送出するか選択する通信手段選択部をさらに備えた構成
にした場合には、セキュリティの確保が確実になるとと
もに、保守情報を確実に送信できる効果がある。
【0037】また、本発明によれば、遠隔保守システム
を、インターネットに接続可能であってインターネット
を介して受信した情報を保守情報データベースに登録す
る処理等を行う保守センタと、LANインタフェース
部、通知情報生成部、HTTPクライアント部、および
TCP/IPプロトコルに従って通信制御を行うプロト
コル制御部を有するファクシミリ装置が接続されたLA
Nとを含むように構成した場合には、ファクシミリ装置
と保守センタとの間の通信をLANおよびインターネッ
ト経由で行うことができ、遠隔保守に要する保守コスト
を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるファクシミリ装置を含む遠隔保
守システムの構成例を示すシステム構成図である。
【図2】 ファクシミリ装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】 ファクシミリ装置の他の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図4】 ファクシミリ装置のさらに他の実施の形態を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 保守センタ 2 インターネット 3,4 LAN 32,34,42,44 ファクシミリ装置 322 ファクシミリ本体 323 LANインタフェース部 324 装置情報管理部 325 装置状態監視部 326 通知情報生成部 327 HTTPクライアント部 328 TCP/IPプロトコル制御部 331 装置情報制御部 332 ホームページ管理部 333 HTTPサーバ部 336 通信手段選択部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルエリアネットワークインタフェ
    ース部を有し、インターネットに接続可能なローカルエ
    リアネットワークに接続されるファクシミリ装置であっ
    て、 インターネットに接続可能な保守センタに通知すべき情
    報を生成する通知情報生成部と、 前記通知情報生成部が生成した情報とともに、前記保守
    センタを示す情報を出力するHTTPクライアント部
    と、 前記HTTPクライアント部が出力した情報をTCP/
    IPプロトコルに従って前記ローカルエリアネットワー
    クインタフェース部に供給するプロトコル制御部とを備
    えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 装置情報をhtml形式に変換するホー
    ムページ管理部と、要求に応じて前記ホームページ管理
    部が管理するページを送出するHTTPサーバ部とを備
    えた請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 HTTPサーバ部が受信した更新要求に
    応じて装置情報を更新する装置情報制御部を備えた請求
    項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 HTTPクライアント部が出力した情報
    をローカルエリアネットワークに送出するか電話回線に
    送出するか選択する通信手段選択部を備えた請求項1な
    いし請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 インターネットに接続可能であって、イ
    ンターネットを介して受信した情報を保守情報データベ
    ースに登録する保守センタと、 ローカルエリアネットワークインタフェース部、前記保
    守センタに通知すべき情報を生成する通知情報生成部、
    前記通知情報生成部が生成した情報とともに前記保守セ
    ンタを示す情報を出力するHTTPクライアント部、お
    よび前記HTTPクライアント部が出力した情報をTC
    P/IPプロトコルに従って前記ローカルエリアネット
    ワークインタフェース部に供給するプロトコル制御部を
    有するファクシミリ装置が接続されたローカルエリアネ
    ットワークとを含む遠隔保守システム。
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JP2008506180A (ja) * 2004-07-08 2008-02-28 アンドリュー・コーポレイション 監視構成

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