JPH11122382A - 通信システム、通信端末およびプログラム記憶媒体 - Google Patents

通信システム、通信端末およびプログラム記憶媒体

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JPH11122382A
JPH11122382A JP9277825A JP27782597A JPH11122382A JP H11122382 A JPH11122382 A JP H11122382A JP 9277825 A JP9277825 A JP 9277825A JP 27782597 A JP27782597 A JP 27782597A JP H11122382 A JPH11122382 A JP H11122382A
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JP9277825A
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Hisashi Ito
久志 伊藤
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールまたはFAXイメージの授受に関
する確認用の電話に迅速に対応できる通信システム、通
信端末およびプログラム記憶媒体を提供する。 【解決手段】 通信端末3bは、センタ2から送信され
てきた電子メールをデータ記憶部7に蓄積する。また、
通信端末3bは、送信側のユーザからの電話を着信する
と、送信側から送信される発信者番号を取得し、該発信
者番号に対応する電子メールアドレスをデータ記憶部6
の中から検索する。次いで、制御部9によって、データ
記憶部7に蓄積している電子メールの中から、各電子メ
ールのヘッダ情報を参照することにより、上記電子メー
ルアドレスに対応する未開封メールを検索する。そし
て、上記(発信者の)電子メールアドレスに対応する未
開封メールを表示部10に表示した後、リンガを鳴動
し、ユーザに電話着信を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線網に接続
されているサーバを介して電子メールやFAX等を授受
する通信システム、通信端末およびプログラム記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネット、イントラネ
ット等においては、メールサーバを介して通信回線網に
接続された通信端末同士で電子メールを授受するサービ
スが提供されている。送信端末は、電子メールを作成し
た後、送付先のメールアドレスを指定して送信する。上
記電子メールは、一旦、通信回線網上のメールサーバに
おいて、各ユーザ毎に作成されている(送付先の)メー
ルボックスに格納される。一般に、ユーザは、定期的に
メールサーバにアクセスし、自分宛の電子メールが届い
ていないかをチェックし、自分宛の電子メールがある
と、それを自身の通信端末にダウンロードし、内容を確
認していた。
【0003】また、電子メールサービスとして、ある通
信端末から電子メールが送信されると、一旦、メールサ
ーバのメールボックスに格納した後、送付先の通信端末
に自動的に再送信するメール送信サービスがある。この
場合、送信された電子メールは、送付先の通信端末のハ
ードディスク等の記憶装置に自動的に記憶されることに
なる。
【0004】また、近年、ファクシミリ受信において
は、専用機あるいはコンピュータ等のFAXソフトウェ
アにより、受信したFAXイメージを記憶媒体に記憶す
るものが提供されている。このようなファクシミリ受信
では、ユーザの指示により、受信したFAXイメージを
印刷機で印字出力したり、モニタ上に表示させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した電
子メールやFAXイメージの授受に関し、送信者は、電
子メール(またはFAXイメージ)を送信した後、相手
が見たかどうかを確認したり、送信した電子メール(ま
たはFAXイメージ)の内容について話し合ったりする
ために、相手に電話をかける場合が日常よく起きてい
る。
【0006】しかしながら、従来の通信システムでは、
上述したように、自動的に電子メールを再送信するメー
ル送信サービスを受けていたとしても、電子メールは、
受信者の通信端末の記憶装置に記憶されるだけである。
これは、ファクシミリ受信においても同様であり、一般
に、受信したFAXイメージは、着信順に記憶媒体に記
憶されるだけである。
【0007】したがって、上述したように、送信者から
確認するための電話を受けた場合、電子メール(または
FAXイメージ)の確認の電話であることを知った後、
電子メール(またはFAX)のソフトウェアを起動し、
該当電子メール(またはFAXイメージ)を探して内容
を表示しなければならず、電子メール(またはFAXイ
メージ)の内容を表示させるまでに時間がかかり、迅速
に対応できないという問題があった。
【0008】そこで本発明は、電子メールまたはFAX
イメージの授受に関する確認用の電話に、迅速に対応で
きる通信システム、通信端末およびプログラム記憶媒体
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による通信端末は、電子メールを受信
する電子メール受信手段と、前記電子メール受信手段に
よって受信された電子メールを蓄積する蓄積手段と、発
信側の通信端末を識別する識別情報と電子メールアドレ
スとを対応付けて記憶する記憶手段と、電話着信時に発
信側から送信されてくる識別情報を受信する受信手段
と、前記受信手段によって受信した識別情報に基づい
て、前記記憶手段に対応付けられて記憶されている電子
メールアドレスを取得するアドレス取得手段と、前記蓄
積手段に蓄積された電子メールの中から、前記アドレス
取得手段によって取得された電子メールアドレスの相手
から送信された電子メールを検索する検索手段と、前記
検索手段によって検索された電子メールを表示する表示
手段とを具備することを特徴とする。
【0010】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、前記表示手段に該当電子メールが表示
されると、電話着信を通知する通知手段を具備するよう
にしてもよい。
【0011】また、好ましい態様として、前記検索手段
は、例えば請求項3記載のように、未開封電子メールを
検索するようにしてもよい。
【0012】また、好ましい態様として、例えば請求項
4記載のように、前記表示手段に該当電子メールを表示
した後、電話着信を外部接続された電話機に通知する通
知制御手段を具備するようにしてもよい。
【0013】また、上記目的達成のため、請求項5記載
の発明による通信端末は、FAXイメージを受信するF
AX受信手段と、前記FAX受信手段によって受信され
たFAXイメージを蓄積する蓄積手段と、発信側の通信
端末を識別する識別情報とFAX電話番号とを対応付け
て記憶する記憶手段と、電話着信時に発信側から送信さ
れてくる識別情報を受信する受信手段と、前記受信手段
によって受信した識別情報に基づいて、前記記憶手段に
対応付けられて記憶されているFAX電話番号を取得す
るFAX電話番号取得手段と、前記蓄積手段に蓄積され
たFAXイメージの中から、前記FAX電話番号取得手
段によって取得されたFAX電話番号の相手から送信さ
れたFAXイメージを検索する検索手段と、前記検索手
段によって検索されたFAXイメージを表示する表示手
段とを具備することを特徴とする。
【0014】また、好ましい態様として、例えば請求項
6記載のように、前記表示手段によって、該当FAXイ
メージが表示されると、電話着信を通知する通知手段を
具備するようにしてもよい。
【0015】また、好ましい態様として、前記検索手段
は、例えば請求項7記載のように、未確認FAXイメー
ジを検索するようにしてもよい。
【0016】また、好ましい態様として、例えば請求項
8記載のように、前記検索手段によって検索されたFA
Xイメージを印刷する印刷手段を具備するようにしても
よい。
【0017】また、上記目的達成のため、請求項9記載
の発明による通信システムは、通信網を介して通信端末
間で送受信される電子メールを管理する管理装置であっ
て、送信された電子メールを送信先毎に蓄積手段に一時
蓄積するとともに、電子メールの受信を送信先に通知す
る管理装置と、前記通信網に接続され、電子メール送受
信機能とともに、電話による通話機能を備える複数の通
信端末とから構成される通信システムにおいて、前記管
理装置は、前記通信網を介して通信端末間で行われる電
話の発着信を、そのときの発信者番号と着番号とに基づ
いて制御する電話交換手段と、各通信端末を識別する識
別情報とその利用者の電子メールアドレスとを対応付け
て記憶する記憶手段と、前記電話交換手段によって通信
端末から電話の発信を検知すると、前記発信側の通信端
末から送信されてくる発信側の識別情報と着信側の識別
情報とに基づいて、前記記憶手段に対応付けられて記憶
されている送受信者の電子メールアドレスを取得するア
ドレス取得手段と、前記蓄積手段に蓄積された電子メー
ルの中から、前記アドレス取得手段によって取得された
送受信者の電子メールアドレスに基づいて、前記送信側
の電子メールアドレスの相手から前記受信側の電子メー
ルアドレスの相手に送信された電子メールを検索する検
索手段と、前記検索手段によって検索された電子メール
を、電話の着信側であり、かつ電子メールの受信側の通
信端末に送信する送信手段と、前記送信手段による電子
メールの送信後、発信側と着信側との回線を接続する回
線接続手段とを具備し、前記着信側の通信端末は、前記
送信手段からの電子メールを表示する表示手段と、前記
表示手段に該当電子メールが表示されると、電話着信を
通知する通知手段と、回線接続後、発信側の通信端末の
相手と通話を行う通話手段とを具備することを特徴とす
る。
【0018】また、上記目的達成のため、請求項10記
載の発明によるプログラム記憶媒体は、記憶された複数
のレコードの中から所望のレコードを抽出するための、
コンピュータが読み取り可能なプログラムコードであっ
て、電子メールを受信し、この受信した電子メールを記
憶装置に蓄積するコンピュータが読み取り可能なプログ
ラムコードと、発信側通信端末を識別する識別情報と電
子メールアドレスとを対応付けて記憶している記憶装置
から、電話着信時に発信側から送信されてくる識別情報
に対応する電子メールアドレスを取得するコンピュータ
が読み取り可能なプログラムコードと、前記記憶装置に
蓄積されている電子メールの中から、取得した電子メー
ルアドレスに対応する電子メールを検索するコンピュー
タが読み取り可能なプログラムコードと、この検索した
電子メールを表示装置に表示させるコンピュータが読み
取り可能なプログラムコードとを有することを特徴とす
る。
【0019】また、上記目的達成のため、請求項11記
載の発明によるプログラム記憶媒体は、記憶された複数
のレコードの中から所望のレコードを抽出するための、
コンピュータが読み取り可能なプログラムコードであっ
て、FAXイメージを受信して記憶装置に蓄積するコン
ピュータが読み取り可能なプログラムコードと、発信側
通信端末を識別する識別情報とFAX電話番号とを対応
付けて記憶している記憶装置から、電話着信時に発信側
から送信されてくる識別情報に対応するFAX電話番号
を取得するコンピュータが読み取り可能なプログラムコ
ードと、前記記憶装置に蓄積されているFAXイメージ
の中から、取得したFAX電話番号に対応するFAXイ
メージを検索するコンピュータが読み取り可能なプログ
ラムコードと、この検索したFAXイメージを表示装置
に表示させるコンピュータが読み取り可能なプログラム
コードとを有することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、例
えばインターネット等の電子メールサービスに適用した
一実施例として、図面を参照して説明する。 A.実施例の構成 A−1.通信システムの構成 図1は、本発明の実施例による通信システムの構成を示
すブロック図である。図において、1は、全国に張り巡
らされた通信回線網(デジタル、アナログ)であり、セ
ンタ2および各ユーザが使用する通信端末3a,3bが
接続されている。次に、センタ2は、通信回線網1を介
して行われる通信端末3a,3b間におけるデータ通信
や、通信端末3a,3bに対する各種情報の提供、電子
メールの送受信を管理・制御を行う。特に、センタ2
は、電子メールに関するサービスとして、各ユーザ毎の
メールボックス2aを有し、送信側の通信端末(本実施
例では通信端末3a)から送信された電子メールのメー
ルボックス2aへの蓄積、送付先の通信端末(本実施例
では通信端末3b)へのメール通知サービス、送付先の
通信端末(本実施例では通信端末3b)へのメール送信
を行う。
【0021】次に、通信端末3a,3bは、通常の電話
機と同様の音声通話機能を備えるとともに、電子メール
等のデータ通信可能なデータ送受信機能を備える。通信
端末3a,3bには、電子メールの編集、送受信、表示
等を行うためのソフトウェアが搭載されており、ユーザ
は、電子メールを送信する際には、上記ソフトウェアを
起動し、電子メールを作成して、送付先のユーザのメー
ルアドレスを付加して送信する。該電子メールは、通信
回線網1を介してセンタ2で受信され、一旦、送付先の
ユーザのメールボックスに格納された後、センタ2によ
って、通信回線網1を介して送付先のユーザの通信端末
3bに送信される。なお、図示しないが通信回線網1
は、通信回線網を管理制御するネットワークコントロー
ルセンタにより制御され、通常の電話機、FAX装置、
PC(パーソナルコンピュータ)等も接続されている。
【0022】A−2.第1実施例による通信端末の構成 次に、図2は、上述した通信システムにおける第1実施
例の通信端末3a、3bの構成例を示すブロック図であ
る。図において、データ通信制御部5は、送受信するデ
ータの変復調を行うモデム機能を有するとともに、通常
の電話を発着信する電話機能を有し、電子メール等のデ
ータの送受信、通常の電話の発信、着信を行う。該デー
タ通信制御部5は、電話の着信時には発信者番号通知サ
ービスにより発信者から送信されてくる発信者番号(発
信者側の電話番号)を取り出し、データ記憶部6に供給
する。
【0023】データ記憶部6は、少なくとも、発信者番
号と電子メールアドレスとを対応付けて記憶している。
図3は、データ記憶部6のデータ構成の一例を示す概念
図である。図示の例では、電話番号、電子メールアドレ
スに加えて、対応する名前が記憶されており、これ以外
にも、住所や、FAX番号等の情報を加えるようにして
もよい。
【0024】次に、データ記憶部7は、データ通信制御
部5によって受信された電子メールを蓄積する。判定回
路部8は、電話が着信した際、データ通信制御部5から
供給される発信者番号(電話番号)に従って、データ記
憶部6から対応する電子メールアドレスを検索し、該当
する電子メールアドレスを制御部9に供給する。制御部
9は、記憶装置13記憶媒体13aに記憶されているプ
ログラムに従って、電子メールの作成、編集、送受信、
閲覧等を行うとともに、各部の動作を制御する。特に、
本実施例では、データ通信制御部5で受信した電子メー
ルをデータ記憶部7に記憶したり、判定回路部8による
判定結果に基づいて、データ記憶部7に蓄積している電
子メールの中から、上記判定回路部8からの電子メール
アドレスに対応する未開封メールを検索し、表示部10
に表示したりする。
【0025】記憶装置13は、プログラム、データ等が
予め記憶されている記憶媒体13aを有しており、この
記憶媒体13aは磁気的、光学的記憶媒体、もしくは半
導体メモリで構成されている。この記憶媒体13aは記
憶装置に固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着
するものである。また、前記記憶媒体13aに記憶する
プログラム、データ等は、通信回線等を介して接続され
た他の機器から受信して記憶する構成にしてもよく、さ
らに、通信回線等を介して接続された他の機器側に前記
記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶
されているプログラム、データを通信回線を介して使用
する構成としてもよい。
【0026】次に、表示部10は、例えば液晶表示器等
から構成されており、動作状況や、電子メール等を制御
部9の制御に従って表示する。キーボード11は、電話
をかけるためのダイヤルキーや、電子メールを作成する
際の文字・記号・数字キーからなる。ハンドセット&リ
ンガ12は、通話に用いるマイクとスピーカが内蔵され
たハンドセット、および電話の着信を通知するリンガで
ある。
【0027】B.第1実施例の動作 次に、上述した実施例による通信システムの動作につい
て説明する。なお、以下の説明では、通話に伴う各部の
動作については通常の端末の動作と同様であるので説明
を省略する。
【0028】ここで、図4は、第1実施例の動作を説明
するためのフローチャートである。このフローチャート
で示す各機能を実現するプログラムは、制御部9のCP
Uが読み取り可能なプログラムコードの形態で前記記憶
媒体13aに記憶されている。
【0029】まず、通信端末3aのユーザは、電子メー
ルを送信するため、上記ソフトウェアを起動し、電子メ
ールを作成して、送付先ユーザ(通信端末3bのユー
ザ)のメールアドレス(宛先)を付加して送信すると、
通信回線網1を介してセンタ2で受信され、一旦、送付
先のユーザのメールボックス2aに格納される(図1の
)。センタ2は、通信回線網1を介して送付先のユー
ザの通信端末3bに電子メールの着信を通知するととも
に、該電子メールを送信する(図1の)。通信端末3
bでは、センタ2から送信されてきた電子メールをデー
タ記憶部7に蓄積する。次に、電子メールを送信した、
通信端末3aのユーザは、送信した電子メールの内容等
に関し、打ち合わせを行うために、通常の電話機能によ
り、通信端末3bのユーザに電話をかける(図1の
)。
【0030】通信端末3bでは、まず、ステップS10
で、着信があったか否かを判断し、着信があると、ステ
ップS12へ進み、発信者番号を取得する。次に、ステ
ップS14で、判定回路部8において、上記データ通信
制御部5からの発信者番号(電話番号)に対応する電子
メールアドレスをデータ記憶部6(図3参照)の中から
検索する。そして、ステップS16で、該当する電子メ
ールアドレスがあったか否かを判断し、対応する電子メ
ールアドレスが登録されていない場合には、ステップS
24へ進み、リンガを鳴動し、通常の電話着信動作へ進
む。
【0031】一方、該当する電子メールアドレスが登録
されていた場合には、ステップS18に進み、制御部9
によって、データ記憶部7に蓄積している電子メールの
中から、各電子メールのヘッダ情報を参照することによ
り、上記電子メールアドレスに対応する未開封メールを
検索する。そして、ステップS20で、上記(発信者
の)電子メールアドレスに対応する未開封メールがない
場合、すなわち、電話をかけてきた相手からの電子メー
ルを受信していない場合には、ステップS24に進み、
リンガを鳴動し、通常の電話着信動作へ進む。
【0032】一方、上記(発信者の)電子メールアドレ
スに対応する未開封メールがある場合、すなわち、電話
をかけてきた相手からの電子メールを受信していた場合
には、ステップS22に進み、対応する電子メールを表
示部10に表示した後、上述したステップS24に進
み、リンガを鳴動し、通常の電話着信動作へ進む。
【0033】上述したように、本第1実施例では、電話
をかけてきた相手からの未開封メールは、リンガが鳴動
した時点で表示部10に表示されるので、電話をとって
相手を確認してから該当する電子メールを探して表示す
るという手間が全くかからず、電子メールの授受に関す
る確認用の電話に迅速に対応できる。なお、上記ステッ
プS20で未開封メールを検索したが、既に開封済みの
メールともども検索して、表示するようにしてもよい。
【0034】C.第2実施例 上述した第1実施例では、通信端末がデータ送受信機能
と電話機能との双方の機能を備えていたが、これに限ら
ず、第2実施例では、図5に示すように、電子メールの
送受信端末(例えばパーソナルコンピュータ)20と、
該送受信端末20に接続された電話機21とから構成さ
れてもよい。また、電話機21を発信者番号等の各種メ
ッセージが表示可能な電話機22としてもよく、この場
合、電子メールの送信者からの着信があった際、その発
信者番号を表示させるようにしてもよい。
【0035】D.第3実施例 D−1.第3実施例の構成 次に、本発明の第3実施例について説明する。本第3実
施例では、上述した電子メールをファクシミリに置き換
えるか、あるいはファクシミリ送受信機能を追加した構
成となっている。以下の説明では、上述した通信端末3
a,3bにファクシミリ送受信機能を追加した構成とし
て説明する。ここで、図6は、本第3実施例による通信
端末(FAX送受信機)の構成を示すブロック図であ
る。なお、図2に対応する部分には同一の符号を付けて
説明を省略する。
【0036】データ通信制御部25は、送受信するデー
タの変復調を行うモデム機能、通常の電話を発着信する
電話機能に加え、FAXを送受信(少なくとも受信)機
能を有し、電子メール等のデータの送受信、通常の電話
の発信、着信、さらに、FAXイメージの送受信を行
う。また、データ通信制御部25は、電話の着信時には
発信者番号通知サービスにより発信者から送信されてく
る発信者番号(発信者側の電話番号)を取り出し、判定
回路部8に供給する。
【0037】データ記憶部26は、少なくとも、発信者
番号とFAX電話番号(またはリモートID)とを対応
付けて記憶している。図7は、データ記憶部26のデー
タ構成の一例を示す概念図である。図示の例では、電話
番号、FAX電話番号(またはリモートID)に加え
て、対応する名前が記憶されており、これ以外にも、住
所や、FAX番号等の情報を加えるようにしてもよい。
したがって、この場合、判定回路部8は、電話が着信し
た際、上記データ通信制御部25から発信者番号(電話
番号)が供給されると、データ記憶部26の中から、対
応するFAX電話番号(またはリモートID)を検索
し、制御部9に供給する。
【0038】データ記憶部27は、受信したFAXイメ
ージ(ビットマップデータ)を記憶するとともに、それ
ぞれのFAXイメージに対し、受信時に得られたFAX
電話番号(またはリモートID)と上記FAXイメージ
のファイル名とを対応付けたテーブルを記憶する。ここ
で、図8は、データ記憶部27の上記テーブルのデータ
構成の一部を示す概念図であり、テーブルには、FAX
電話番号(またはリモートID)と上記FAXイメージ
のファイル名とが記憶されている。これ以外にも、受信
時刻、通信時間、用紙サイズ等を記憶するようにしても
よい。
【0039】なお、本第3実施例による通信システムの
構成は図示していないが、アナログまたはデジタル通信
網と、該通信網に接続されたFAX送受信機とから構成
されている。
【0040】D−2.第3実施例の動作 次に、上述した実施例による通信システムの動作につい
て説明する。なお、以下の説明では、通話に伴う各部の
動作については通常の端末の動作と同様であるので説明
を省略する。
【0041】ここで、図9は、第3実施例の動作を説明
するためのフローチャートである。このフローチャート
で示す各機能を実現するプログラムは、制御部9のCP
Uが読み取り可能なプログラムコードの形態で前記記憶
媒体13aに記憶されている。
【0042】まず、通信端末3aのユーザは、FAXイ
メージを送信するため、ソフトウェアを起動し、FAX
イメージを作成して、送付先のユーザ(通信端末3bの
ユーザ)のFAX電話番号で発信する。なお、FAXイ
メージの送信側は、上記通信端末3a以外に、通常のフ
ァクシミリ装置や、パーソナルコンピュータであっても
よい。該FAXイメージは、送付先の通信端末3bが着
信すると、通信回線網1を介して通信端末3bに送信さ
れる。通信端末3bでは、受信したFAXイメージをデ
ータ記憶部27に蓄積する。このとき、着信した際に受
信した送信側のFAX電話番号(またはリモートID)
とFAXイメージのファイル名とを対応付けて、図8に
示すテーブルに追加する。次に、FAXイメージを送信
したユーザは、送信したFAXイメージの内容に関し、
打ち合わせ等を行うために、通常の電話機能により、通
信端末3bのユーザに電話をかける。
【0043】通信端末3bでは、まず、ステップS30
で、着信があったか否かを判断し、着信があると、ステ
ップS32へ進み、発信者番号を取得する。次に、ステ
ップS34で、判定回路部8において、上記データ通信
制御部25からの発信者番号(電話番号)に対応するF
AX電話番号(またはリモートID)をデータ記憶部2
0から検索する。そして、ステップS36で、該当する
FAX電話番号(またはリモートID)があったか否か
を判断し、対応するFAX電話番号(またはリモートI
D)が登録されていない場合には、ステップS44へ進
み、リンガを鳴動し、通常の電話着信動作へ進む。
【0044】一方、該当するFAX電話番号(またはリ
モートID)が登録されていた場合には、ステップS3
8に進み、制御部9によって、データ記憶部27に作成
したテーブルの中から、上記FAX電話番号(またはリ
モートID)に対応するFAXファイル名を検索する。
そして、ステップS40で、該当するFAXファイル名
があったか否かを判断し、対応するFAXファイル名が
登録されていない場合には、ステップS44へ進み、リ
ンガを鳴動し、通常の電話着信動作へ進む。
【0045】一方、該当するFAXファイル名が登録さ
れていた場合には、ステップS42に進み、制御部9に
よって、データ記憶部27に蓄積した、上記FAXファ
イル名のFAXイメージを表示部10に表示した後、上
述したステップS44に進み、リンガを鳴動し、通常の
電話着信動作へ進む。
【0046】上述したように、本第3実施例では、リン
ガが鳴動した時点で、電話をかけてきた相手からのFA
Xイメージが表示部10に表示されるので、電話をとっ
て相手を確認してから該当するFAXイメージを探して
表示するという手間が全くかからず、FAXイメージの
授受に関する確認用の電話に迅速に対応できる。
【0047】なお、上述した第3実施例において、電話
がかかってきた際、その発信者番号に対応するFAXイ
メージを、内蔵または外部接続された、図6に示す印刷
機28により印刷して出力するようにしてもよい。
【0048】E.第4実施例 E−1.第4実施例の構成 次に、本発明による第4実施例について説明する。図1
0は、本発明の実施例による通信システムの構成を示す
ブロック図である。なお、図1に対応する部分には同一
の符号を付けて説明を省略する。図において、センタ2
は、前述した第1実施例の電子メールのメールボックス
2aへの蓄積、送付先の通信端末(本実施例では通信端
末3b)へのメール通知サービス、送付先の通信端末
(本実施例では通信端末3b)へのメール送信に加え
て、電話の発着信の制御を行う電話交換部2bを備えて
いる。
【0049】また、センタ2は、電子メールを転送する
ために、少なくとも、発信者番号と電子メールアドレス
とを対応付けて記憶している。図11は、センタ2のデ
ータ構成の一例を示す概念図である。図示の例では、電
話番号、電子メールアドレスに加えて、対応する名前が
記憶されており、これ以外にも、住所や、FAX番号等
の情報を加えるようにしてもよい。
【0050】該センタ2は、送信側である通信端末3a
からの電子メールを通信回線網1を介して受信し、一
旦、送付先のユーザのメールボックス2aに格納する。
そして、通信端末3aのユーザが通信端末3bに電話を
かけると、電話交換部2bを有するセンタ2が通信端末
3aから通信端末3b宛の電子メールを通信端末3bの
メールボックスから検索し、該当メールがあれば、通信
端末3bに該当メールを送信した後、電話回線を接続す
る。
【0051】具体的には、該センタ2は、上記発信側の
通信端末3aからの発信者番号(電話番号)および着番
号(着信側の電話番号)を受信すると、上述した図11
に示すテーブルに基づいて、発信者番号の電子メールア
ドレスとともに、着番号の電子メールアドレスを検索し
た後、該当する電子メール、すなわち発信者側(通信端
末3a)から着信者側(通信端末3b)へ送信された電
子メールがメールボックス(着信側)に蓄積されている
か否かを検索する。そして、該当メールがあれば、電話
の着信側であり、かつ、電子メールの送付先である通信
端末3bに該当メールを送信した後、電話回線を接続す
る。着信側の通信端末3では、受信した電子メールを表
示部10に表示した後、リンガを鳴動するようになって
いる。
【0052】E−2.第4実施例の動作 次に、上述した実施例による通信システムの動作につい
て説明する。なお、以下の説明では、通話に伴う各部の
動作については通常の端末の動作と同様であるので説明
を省略する。
【0053】ここで、図12〜図14は、各々、第4実
施例の動作を説明するためのフローチャートである。こ
のフローチャートで示す各機能を実現するプログラム
は、制御部9のCPUが読み取り可能なプログラムコー
ドの形態で前記記憶媒体13aに記憶されている。
【0054】まず、通信端末3aのユーザは、電子メー
ルを送信するため、所定のソフトウェアを起動し、電子
メールを作成して、送付先ユーザ(通信端末3bのユー
ザ)のメールアドレス(宛先)を付加して送信する(図
10の)。
【0055】センタ2では、まず、ステップS50で、
着信があったか否かを判断し、着信があると、ステップ
S52へ進み、電子メールか、通常の電話であるかを判
断する。そして、電子メールであった場合には、ステッ
プS54へ進み、電子メールを送付先のメールボックス
2bに蓄積した後、ステップS56で、回線を切断す
る。
【0056】次に、電子メールを送信した、通信端末3
aのユーザは、送信した電子メールの内容等に関し、打
ち合わせを行うために、通常の電話機能により、通信端
末3bのユーザに電話をかける(図10の)。この場
合、センタ2では、上述したように、ステップS50
で、着信を確認した後、ステップS52で、通常の電話
であると判断するので、図13に示すステップS58へ
進み、発信者番号および着番号を取得する。次に、ステ
ップS60で、取得した発信者番号(発信側の電話番
号)に対応する電子メールアドレスを検索する。さら
に、ステップS62で、着番号(着信側の電話番号)に
対応する電子メールアドレスを検索する。
【0057】そして、ステップS64で、上記発信側の
電子メールアドレスと着信側の電子メールアドレスに基
づいて、該当する電子メールアドレスがあるか、すなわ
ち発信者側(通信端末3a)から着信者側(通信端末3
b)へ送信された電子メールがメールボックス(着信
側)2bに蓄積されているか否かを検索する。そして、
該当メールがあれば、ステップS66で、電話の着信側
であり、かつ、電子メールの送付先である通信端末3b
に該当メールを送信した後、ステップS68で、電話回
線を接続する(図10の)。着信側の通信端末3bで
は、受信した電子メールを表示部10に表示した後、リ
ンガを鳴動する。なお、着信側の通信端末3bの詳細な
動作については後述する。
【0058】一方、発信側の電子メールアドレスや、あ
るいは着信側の電子メールアドレスがない場合、または
該当する電子メールがなかった場合には、ステップS6
8へ進み、通常の電話回線の接続へ進む。
【0059】通信端末3bでは、まず、図14に示すス
テップS80で、着信があったか否かを判断し、着信が
あると、ステップS82へ進み、電子メールか、通常の
電話であるかを判断する。そして、電子メールであった
場合には、ステップS84で、該電子メールを受信した
後、ステップS86で、受信した電子メールを表示部1
0に表示する。そして、ステップS88で、リンガを鳴
動し、通常の電話着信動作へ進む。
【0060】上述したように、本第4実施例では、電子
メールは、一旦、センタ2に蓄積され、その後、電子メ
ールを送信した相手が電話をかけると、その時点で、セ
ンタ2に蓄積した電子メールを送信先に転送して、送信
先の通信端末で表示させた後、リンガを鳴動するように
したため、リンガが鳴動した時点で既に電子メールが表
示部に表示されているので、電話をとって相手を確認し
てから該当する電子メールを探して表示するという手間
が全くかからず、電子メールの授受に関する確認用の電
話に迅速に対応できる。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、電話着信
があると、受信手段によって、発信側から送信されてく
る識別情報を受信し、該識別情報に基づいて、アドレス
取得手段によって、前記記憶手段に対応付けられて記憶
されている電子メールアドレスを取得し、蓄積手段に蓄
積された電子メールの中から、前記アドレス取得手段に
よって取得された電子メールアドレスの相手から送信さ
れた電子メールを検索手段によって検索し、該電子メー
ルを表示手段に表示するようにしたので、送信者が内容
を確認するために電話をかけてきても、電話をとった時
点で、既に該当する電子メールが表示されているので、
電子メールを探して表示するという手間が全くかから
ず、電子メールの授受に関する確認用の電話に迅速に対
応できるという利点が得られる。
【0062】また、請求項2記載の発明によれば、表示
手段に該当電子メールが表示されると、通知手段によっ
て電話着信を通知するようにしたので、送信者が内容を
確認するために電話をかけてきても、電話をとった時点
で、既に該当する電子メールが表示されているので、電
子メールを探して表示するという手間が全くかからず、
電子メールの授受に関する確認用の電話に迅速に対応で
きるという利点が得られる。
【0063】また、請求項3記載の発明によれば、検索
手段によって、未開封電子メールを検索し、該未開封電
子メールを表示手段に表示するようにので、送信者が内
容を確認するために電話をかけてきても、電話をとった
時点で、既に該当する未開封電子メールが表示されてい
るので、未開封電子メールを探して表示するという手間
が全くかからず、未開封電子メールの授受に関する確認
用の電話に迅速に対応できるという利点が得られる。
【0064】また、請求項4記載の発明によれば、前記
表示手段に該当電子メールを表示した後、通知制御手段
によって、電話着信を外部接続された電話機に通知する
ようにしたので、電子メールを授受する通信端末と電話
機とを別体にでき、電話機には既存のものを用いること
ができるという利点が得られる。
【0065】また、請求項5記載の発明によれば、電話
着信があると、受信手段によって、発信側から送信され
てくる識別情報を受信し、該識別情報に基づいて、FA
X電話番号取得手段によって、記憶手段に対応付けられ
て記憶されているFAX電話番号を取得し、蓄積手段に
蓄積されたFAXイメージの中から、前記FAX電話番
号取得手段によって取得されたFAX電話番号の相手か
ら送信されたFAXイメージを検索手段によって検索
し、該FAXイメージを表示手段に表示するようにした
ので、送信者が内容を確認するために電話をかけてきて
も、電話をとった時点で、既に該当するFAXイメージ
が表示されているので、FAXイメージを探して表示す
るという手間が全くかからず、FAXイメージの授受に
関する確認用の電話に迅速に対応できるという利点が得
られる。
【0066】また、請求項6記載の発明によれば、表示
手段によって、該当FAXイメージが表示されると、通
知手段によって電話着信を通知するようにしたので、送
信者が内容を確認するために電話をかけてきても、電話
をとった時点で、既に該当するFAXイメージが表示さ
れているので、FAXイメージを探して表示するという
手間が全くかからず、FAXイメージの授受に関する確
認用の電話に迅速に対応できるという利点が得られる。
【0067】また、請求項7記載の発明によれば、検索
手段によって、未確認FAXイメージを検索し、該未確
認FAXイメージを表示手段に表示するようにしたの
で、送信者が内容を確認するために電話をかけてきて
も、電話をとった時点で、既に該当する未確認FAXイ
メージが表示されているので、未確認FAXイメージを
探して表示するという手間が全くかからず、未確認FA
Xイメージの授受に関する確認用の電話に迅速に対応で
きるという利点が得られる。
【0068】また、請求項8記載の発明によれば、検索
手段によって検索されたFAXイメージを印刷手段によ
って印刷するようにしたので、送信者が内容を確認する
ために電話をかけてきても、電話をとった時点で、既に
該当するFAXイメージが印刷されているので、FAX
イメージを探して印刷するという手間が全くかからず、
FAXイメージの授受に関する確認用の電話に迅速に対
応できるという利点が得られる。
【0069】また、請求項9記載の発明によれば、管理
装置は、電話交換手段によって通信端末から電話の発信
を検知すると、アドレス取得手段によって、発信側の通
信端末から送信されてくる発信側の識別情報と着信側の
識別情報とに基づいて、前記記憶手段に対応付けられて
記憶されている送受信者の電子メールアドレスを取得
し、検索手段によって、該送受信者の電子メールアドレ
スに基づいて、蓄積手段に蓄積された電子メールの中か
ら、前記送信側の電子メールアドレスの相手から前記受
信側の電子メールアドレスの相手に送信された電子メー
ルを検索した後、該当する電子メールを、送信手段によ
って、電話の着信側であり、かつ電子メールの受信側の
通信端末に送信した後、発信側と着信側との回線を回線
接続手段によって接続するとともに、着信側の通信端末
は、管理装置の送信手段によって送信される電子メール
を表示手段に表示した後、回線が接続されると、通知手
段によって電話着信を通知し、ユーザが通話手段によっ
て発信側の通信端末の相手と通話を行うようにしたの
で、送信者が内容を確認するために電話をかけてきて
も、電話をとった時点で、既に該当する電子メールが表
示されているので、電子メールを探して表示するという
手間が全くかからず、電子メールの授受に関する確認用
の電話に迅速に対応できるという利点が得られる。
【0070】また、請求項10記載の発明によれば、コ
ンピュータにより電子メールを受信し、この受信した電
子メールを記憶装置に蓄積し、発信側通信端末を識別す
る識別情報と電子メールアドレスとを対応付けて記憶し
ている記憶装置から、電話着信時に発信側から送信され
てくる識別情報に対応する電子メールアドレスを取得し
て、前記記憶装置に蓄積さている電子メールの中から、
取得した電子メールアドレスに対応する電子メールを検
索し、この検索した電子メールを表示装置に表示させる
ようにしたので、送信者が内容を確認するために電話を
かけてきても、電話をとった時点で、既に該当する電子
メールが表示されているので、電子メールを探して表示
するという手間が全くかからず、電子メールの授受に関
する確認用の電話に迅速に対応できるという利点が得ら
れる。
【0071】また、請求項11記載の発明によれば、コ
ンピュータによりFAXイメージを受信して記憶装置に
蓄積し、発信側通信端末を識別する識別情報とFAX電
話番号とを対応付けて記憶している記憶装置から、電話
着信時に発信側から送信されてくる識別情報に対応する
FAX電話番号を取得して、前記記憶装置に蓄積されて
いるFAXイメージの中から、取得したFAX電話番号
に対応するFAXイメージを検索し、この検索したFA
Xイメージを表示装置に表示させるようにしたので、送
信者が内容を確認するために電話をかけてきても、電話
をとった時点で、既に該当するFAXイメージが表示さ
れているので、FAXイメージを探して表示するという
手間が全くかからず、FAXイメージの授受に関する確
認用の電話に迅速に対応できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による通信システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】通信システムにおける第1実施例の通信端末3
a、3bの構成例を示すブロック図である。
【図3】データ記憶部6のデータ構成の一例を示す概念
図である。
【図4】第1実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図5】本発明の第2実施例による通信端末の構成例を
示す概念図である。
【図6】本発明の第3実施例による通信端末(FAX送
受信機)の構成を示すブロック図である。
【図7】データ記憶部26のデータ構成の一例を示す概
念図である。
【図8】図8は、データ記憶部27の上記テーブルのデ
ータ構成の一部を示す概念図である。
【図9】第3実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図10】本発明の実施例による通信システムの構成を
示すブロック図である。
【図11】センタ2のデータ構成の一例を示す概念図で
ある。
【図12】第4実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図13】第4実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図14】第4実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 通信回線網 2 センタ 2a メールボックス 2b 電話交換部 3a,3b 通信端末 5 データ通信制御部(電子メール受信手段、受信手
段) 6 データ記憶部(記憶手段) 7 データ記憶部(蓄積手段) 8 判定回路部(アドレス取得手段、FAX電話番号取
得手段) 9 制御部(検索手段、通知制御手段) 10 表示部(表示手段) 11 キーボード 12 ハンドセット&リンガ(通知手段、通話手段) 21,22 電話機 25 データ通信制御部(電子メール受信手段、受信手
段、FAX受信手段) 26 データ記憶部(記憶手段) 27 データ記憶部(蓄積手段) 28 印刷機(印刷手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを受信する電子メール受信手
    段と、 前記電子メール受信手段によって受信された電子メール
    を蓄積する蓄積手段と、 発信側の通信端末を識別する識別情報と電子メールアド
    レスとを対応付けて記憶する記憶手段と、 電話着信時に発信側から送信されてくる識別情報を受信
    する受信手段と、 前記受信手段によって受信した識別情報に基づいて、前
    記記憶手段に対応付けられて記憶されている電子メール
    アドレスを取得するアドレス取得手段と、 前記蓄積手段に蓄積された電子メールの中から、前記ア
    ドレス取得手段によって取得された電子メールアドレス
    の相手から送信された電子メールを検索する検索手段
    と、 前記検索手段によって検索された電子メールを表示する
    表示手段とを具備することを特徴とする通信端末。
  2. 【請求項2】 前記表示手段に該当電子メールが表示さ
    れると、電話着信を通知する通知手段を具備することを
    特徴とする請求項1記載の通信端末。
  3. 【請求項3】 前記検索手段は、未開封電子メールを検
    索することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  4. 【請求項4】 前記表示手段に該当電子メールを表示し
    た後、電話着信を外部接続された電話機に通知する通知
    制御手段を具備することを特徴とする請求項1記載の通
    信端末。
  5. 【請求項5】 FAXイメージを受信するFAX受信手
    段と、 前記FAX受信手段によって受信されたFAXイメージ
    を蓄積する蓄積手段と、 発信側の通信端末を識別する識別情報とFAX電話番号
    とを対応付けて記憶する記憶手段と、 電話着信時に発信側から送信されてくる識別情報を受信
    する受信手段と、 前記受信手段によって受信した識別情報に基づいて、前
    記記憶手段に対応付けられて記憶されているFAX電話
    番号を取得するFAX電話番号取得手段と、 前記蓄積手段に蓄積されたFAXイメージの中から、前
    記FAX電話番号取得手段によって取得されたFAX電
    話番号の相手から送信されたFAXイメージを検索する
    検索手段と、 前記検索手段によって検索されたFAXイメージを表示
    する表示手段とを具備することを特徴とする通信端末。
  6. 【請求項6】 前記表示手段によって、該当FAXイメ
    ージが表示されると、電話着信を通知する通知手段を具
    備することを特徴とする請求項5記載の通信端末。
  7. 【請求項7】 前記検索手段は、未確認FAXイメージ
    を検索することを特徴とする請求項5記載の通信端末。
  8. 【請求項8】 前記検索手段によって検索されたFAX
    イメージを印刷する印刷手段を具備することを特徴とす
    る請求項5ないし7のいずれかに記載の通信端末。
  9. 【請求項9】 通信網を介して通信端末間で送受信され
    る電子メールを管理する管理装置であって、送信された
    電子メールを送信先毎に蓄積手段に一時蓄積するととも
    に、電子メールの受信を送信先に通知する管理装置と、
    前記通信網に接続され、電子メール送受信機能ととも
    に、電話による通話機能を備える複数の通信端末とから
    構成される通信システムにおいて、 前記管理装置は、 前記通信網を介して通信端末間で行われる電話の発着信
    を、そのときの発信者番号と着番号とに基づいて制御す
    る電話交換手段と、 各通信端末を識別する識別情報とその利用者の電子メー
    ルアドレスとを対応付けて記憶する記憶手段と、 前記電話交換手段によって通信端末から電話の発信を検
    知すると、前記発信側の通信端末から送信されてくる発
    信側の識別情報と着信側の識別情報とに基づいて、前記
    記憶手段に対応付けられて記憶されている送受信者の電
    子メールアドレスを取得するアドレス取得手段と、 前記蓄積手段に蓄積された電子メールの中から、前記ア
    ドレス取得手段によって取得された送受信者の電子メー
    ルアドレスに基づいて、前記送信側の電子メールアドレ
    スの相手から前記受信側の電子メールアドレスの相手に
    送信された電子メールを検索する検索手段と、 前記検索手段によって検索された電子メールを、電話の
    着信側であり、かつ電子メールの受信側の通信端末に送
    信する送信手段と、 前記送信手段による電子メールの送信後、発信側と着信
    側との回線を接続する回線接続手段とを具備し、 前記着信側の通信端末は、 前記送信手段からの電子メールを表示する表示手段と、 前記表示手段に該当電子メールが表示されると、電話着
    信を通知する通知手段と、 回線接続後、発信側の通信端末の相手と通話を行う通話
    手段とを具備することを特徴とする通信システム。
  10. 【請求項10】 記憶された複数のレコードの中から所
    望のレコードを抽出するための、コンピュータが読み取
    り可能なプログラムコードであって、 電子メールを受信し、この受信した電子メールを記憶装
    置に蓄積するコンピュータが読み取り可能なプログラム
    コードと、 発信側通信端末を識別する識別情報と電子メールアドレ
    スとを対応付けて記憶している記憶装置から、電話着信
    時に発信側から送信されてくる識別情報に対応する電子
    メールアドレスを取得するコンピュータが読み取り可能
    なプログラムコードと、 前記記憶装置に蓄積されている電子メールの中から、取
    得した電子メールアドレスに対応する電子メールを検索
    するコンピュータが読み取り可能なプログラムコード
    と、 この検索した電子メールを表示装置に表示させるコンピ
    ュータが読み取り可能なプログラムコードとを有するこ
    とを特徴とするプログラム記憶媒体。
  11. 【請求項11】 記憶された複数のレコードの中から所
    望のレコードを抽出するための、コンピュータが読み取
    り可能なプログラムコードであって、 FAXイメージを受信して記憶装置に蓄積するコンピュ
    ータが読み取り可能なプログラムコードと、 発信側通信端末を識別する識別情報とFAX電話番号と
    を対応付けて記憶している記憶装置から、電話着信時に
    発信側から送信されてくる識別情報に対応するFAX電
    話番号を取得するコンピュータが読み取り可能なプログ
    ラムコードと、 前記記憶装置に蓄積されているFAXイメージの中か
    ら、取得したFAX電話番号に対応するFAXイメージ
    を検索するコンピュータが読み取り可能なプログラムコ
    ードと、 この検索したFAXイメージを表示装置に表示させるコ
    ンピュータが読み取り可能なプログラムコードとを有す
    ることを特徴とするプログラム記憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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