JPH11122275A - シリアル通信システム - Google Patents

シリアル通信システム

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JPH11122275A
JPH11122275A JP9303520A JP30352097A JPH11122275A JP H11122275 A JPH11122275 A JP H11122275A JP 9303520 A JP9303520 A JP 9303520A JP 30352097 A JP30352097 A JP 30352097A JP H11122275 A JPH11122275 A JP H11122275A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コマンドフレームにおける有効なデータでは
ないダミーデータの存在によって、マスタ装置とスレー
ブ装置との間の伝送効率が低下する。 【解決手段】 マスタ装置は、収集したいデータに対応
したアドレス値が連続的に設定されたコマンドフレーム
をスレーブ装置に対して送出する。スレーブ装置は、コ
マンドフレームにおける各アドレス値に対応したデータ
値が連続的に設定されたレスポンスフレームをマスタ装
置に対して送出する。スレーブ装置は、受信データと送
信データとが格納されるバッファを有し、受信したコマ
ンドフレーム中の各アドレス値をバッファに設定すると
ともに、各データ値に対応する各アドレス値が設定され
たバッファの領域に各データ値を書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタ装置と複数
のスレーブ装置とがシリアルバスで接続されたシリアル
通信システムに関し、特に、各スレーブ装置が扱うデー
タをマスタ装置が収集して管理するシステムに適するシ
リアル通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は一般的なシリアル通信システムの
構成を示すシステム構成図である。図6に示すように、
マスタ装置401とそれぞれバッファ422〜452を
有する各スレーブ装置402〜405は下りシリアルバ
ス100および上りシリアルバス200を介して接続さ
れる。下りシリアルバス100は、例えば下りイネーブ
ルライン101および下りデータライン102で構成さ
れ、上りシリアルバス200は、例えば上りイネーブル
ライン201および上りデータライン202で構成され
る。また、データ同期のためのクロック信号を転送する
ためのクロックライン300が設けられる。
【0003】各スレーブ装置402〜405にはそれぞ
れ固有のID番号が付与され、マスタ装置401は、例
えばスレーブ装置402にコマンドを送りたい場合に
は、スレーブ装置402に付与されたID番号を含むコ
マンドフレームを下りシリアルバス100に送出する。
各スレーブ装置402〜405はマスタ装置401が送
出したコマンドフレームを下りシリアルバス100から
受信するが、コマンドフレーム中のID番号で指定され
たスレーブ装置402のみがそのコマンドフレームを受
け入れてバッファ422に格納する。また、例えばスレ
ーブ装置402がバッファ422内のデータをレスポン
スとしてマスタ装置401に送出したい場合には、スレ
ーブ装置402は、バッファ422内のデータを自局の
ID番号とともに含むレスポンスフレームを上りシリア
ルバス200に送出する。
【0004】このようなシステムは、各スレーブ装置4
02〜405に接続された制御装置がそれぞれ伝送制御
を行い、マスタ装置401を含む監視制御装置がシステ
ム全体の監視を行うように構成されている伝送装置等に
適用される。図6に示されたシステムがそのような装置
に適用される場合には、マスタ装置401は、各スレー
ブ装置402〜405を介して、各スレーブ装置402
〜405に接続された制御装置の状態を適宜入力する必
要がある。
【0005】図7は従来のシリアル通信システムにおい
て用いられるフレーム構成を説明するためのタイミング
図である。この例では、下りシリアルバス100は下り
イネーブルライン101および下りデータライン102
を含み、上りシリアルバス200は上りイネーブルライ
ン201および上りデータライン202を含む。また、
上り下り共通に用いられるクロックライン300がマス
タ装置401とスレーブ装置402〜405との間に布
線されている。
【0006】以下、図7を参照して従来のシリアル通信
システムの動作を説明する。マスタ装置401が例えば
スレーブ装置402からデータを収集したい場合には、
マスタ装置401は、スレーブ装置402のID番号等
を含むオーバヘッド、およびスレーブ装置402に接続
された制御装置(図6において図示せず)におけるメモ
リまたは構成要素に付されたアドレスを示す各アドレス
値とダミーデータとの組が設定されたコマンドフレーム
を、クロックライン300上のクロック信号に同期して
下りシリアルバス100における下りデータライン10
2に送出する。同時に、マスタ装置401は、下りイネ
ーブルライン101の信号をアクティブ(ローアクティ
ブ)にする。
【0007】各スレーブ装置402〜405は、下りイ
ネーブルライン101がアクティブになったことを見て
下りデータライン102上の信号を取り込むが、コマン
ドフレームにおけるオーバヘッドに設定されているID
番号がスレーブ装置402を指定しているので、スレー
ブ装置402のみがコマンドフレームを受け入れ、コマ
ンドフレーム中の各アドレス値をバッファ422に格納
する。
【0008】スレーブ装置402は、スレーブ装置40
2に接続されている制御装置における各アドレス値で示
されるアドレスから各データを入力し、それらをバッフ
ァ422に格納する。そして、各アドレス値とそれに対
応する各データ値との組をレスポンスフレームとして上
りデータライン202に送出する。同時に、上りイネー
ブルライン201の信号をアクティブ(ローアクティ
ブ)にする。マスタ装置401は、上りイネーブルライ
ン201がアクティブになったのを見て、上りデータラ
イン202上の信号を取り込む。
【0009】このようなシステムが伝送装置等に適用さ
れる場合には、マスタ装置401およびスレーブ装置4
02〜405の主要回路は、装置の小型化の要請にもと
づいてLSI化されることが多い。図7に示されたよう
に、コマンドフレームの構成をアドレス値とダミーデー
タとの組が連なっているものとしておくと、コマンドフ
レームの構成とレスポンスフレームの構成とは同様にな
る。すなわち、(アドレス値+ダミーデータ)または
(アドレス値+データ値)の組が連なったものとなる。
すると、マスタ装置401を構成するLSIと各スレー
ブ装置402〜405を構成するLSIによる制御の共
通化がはかれるので、LSI自体も共通化することが可
能になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コマン
ドフレームにおける有効なデータではないダミーデータ
の存在によって、マスタ装置401とスレーブ装置40
2〜405との間の伝送効率が低下する。また、スレー
ブ装置402〜405は受信したダミーデータを廃棄す
る処理を行わなければならないのでスループットが低下
する。
【0011】そこで、本発明は、マスタ装置とスレーブ
装置との間のシリアルバスの使用効率を向上させたシリ
アル通信システムを提供することを目的とする。さら
に、スレーブ装置におけるバッファ容量を低減できるシ
リアル通信システムを提供することも本発明の目的であ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるシリアル通
信システムは、マスタ装置が、収集したいデータに対応
したアドレス値が連続的に設定されたコマンドフレーム
をスレーブ装置に対して送出し、スレーブ装置が、コマ
ンドフレームにおける各アドレス値に対応したデータ値
が連続的に設定されたレスポンスフレームをマスタ装置
に対して送出する構成になっているものである。スレー
ブ装置は、受信データと送信データとが格納されるバッ
ファと、受信したコマンドフレーム中の各アドレス値を
バッファに設定するアドレス値書込手段と、各データ値
に対応する各アドレス値が設定されたバッファの領域に
各データ値を書き込むデータ値書込手段とを含む構成で
あってもよい。スレーブ装置は、バッファ内のアドレス
値を外部機器に与えるとともに、外部機器がそのアドレ
ス値に応じて出力したデータ値をデータ値書込手段に出
力する外部インターフェース部を含む構成であってもよ
い。そして、バッファは2ポートRAMであって、アド
レス値書込手段およびデータ値書込手段が、受信部から
のアドレス値と外部インターフェース部からのデータ値
とを選択的にバッファに書き込む選択器を有する構成で
あってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の一形態を
示すシステム構成図である。ここでも、マスタ装置1と
各スレーブ装置2〜5とが下りシリアルバス100およ
び上りシリアルバス200を介して接続されたシステム
を例にする。下りシリアルバス100は、例えば下りイ
ネーブルライン101および下りデータライン102で
構成され、上りシリアルバス200は、例えば上りイネ
ーブルライン201および上りデータライン202で構
成される。また、データ同期のためのクロック信号を転
送するためのクロックライン300が設けられる。
【0014】図2は、各スレーブ装置2〜5の一構成例
を示すブロック図である。各スレーブ装置2〜5におい
て、受信部40は下りシリアルバス100から入力した
各アドレス値を選択器41を介して2ポートRAM42
に格納する。2ポートRAM42に一旦格納されたアド
レス値は、選択器43および外部インターフェース部4
4を介して、制御装置等の外部機器(図2において図示
せず)に出力される。出力されたアドレス値に応じたデ
ータが外部インターフェース部44に入力され、それら
のデータは選択器41を介して2ポートRAM42に格
納される。そして、2ポートRAM42に格納された各
データは、選択器43を介して送信部45に出力され
る。送信部45は、それらのデータを上りシリアルバス
200を介してマスタ装置1に送信する。なお、選択器
41は、アドレス値書込手段およびデータ値書込手段の
一実現例である。
【0015】次に、図3のタイミング図および図4の説
明図を参照して動作について説明する。マスタ装置1が
スレーブ装置2からデータを収集したい場合を例にと
る。マスタ装置1は、スレーブ装置2のID番号等を含
むオーバヘッド、およびスレーブ装置2に接続された制
御装置等の外部機器におけるメモリまたは構成要素に付
されたアドレスを示す各アドレス値が設定されたコマン
ドフレームを、クロックライン300上のクロック信号
に同期して下りシリアルバス100における下りデータ
ライン102に送出する。各アドレス値は、例えば、外
部機器における状態が設定されているメモリのアドレス
である。同時に、マスタ装置1は、下りイネーブルライ
ン101の信号をアクティブ(ローアクティブ)にす
る。図3に示すように、この実施の形態では、コマンド
フレームは、オーバヘッドと一連のアドレス値からな
る。
【0016】各スレーブ装置2〜5における受信部40
は、下りイネーブルライン101がアクティブになった
ことを見て下りデータライン102上の信号を取り込
む。この場合、コマンドフレームにおけるオーバヘッド
に設定されているID番号がスレーブ装置2を指定して
いるので、スレーブ装置2の受信部40のみがコマンド
フレームを受け入れる。そして、スレーブ装置2の受信
部40は、コマンドフレーム中の各アドレス値をシリア
ル−パラレル変換して選択器41に出力する。選択器4
1は、受信部40外部インターフェース部44からのデ
ータを2ポートRAM42に書き込む制御を行う。受信
部40からデータ(この場合にはアドレス値)が出力さ
れたときには、そのデータを、2ポートRAM42の所
定の番地に書き込む。2ポートRAM42における書込
番地は、例えば受信部40で生成される。その場合に
は、選択器41は、受信部40からのデータが、受信部
40が出力した2ポートRAM42における書込番地に
書き込まれるように2ポートRAM42の書込制御を行
う。
【0017】図4(A)は、2ポートRAM42にアド
レス値#0が書き込まれた様子を示す。書き込みが完了
すると、2ポートRAM42に書き込まれたアドレス値
が選択器43を介して外部インターフェース部44に出
力される。選択器43は、2ポートRAM42から読み
出されたデータを、送信部45または外部インターフェ
ース部44に出力する制御を行う。2ポートRAM42
にアドレス値が書き込まれた後に2ポートRAM42か
らデータ(この場合にはアドレス値)が読み出された場
合には、選択器43は、そのデータを外部インターフェ
ース部44に出力する。なお、2ポートRAM42から
外部インターフェース部44へのデータの読み出しは、
例えば、受信部40または選択器41からデータ書き込
み完了の通知を受けて、外部インターフェース部44が
データの読み出し要求を行うことによって実現すること
ができる。
【0018】外部インターフェース部44は、2ポート
RAM42から読み出したデータを、読出アドレスとし
てアドレスバス51に出力する。また、制御線53にリ
ードイネーブル信号を出力する。外部機器は、リードイ
ネーブル信号に応じて読出アドレスを取り込むととも
に、読出アドレスで指定されるアドレスのデータ値を、
データバス52に出力する。外部インターフェース部4
4は、データバス52からデータ値を取り込んで、選択
器41を介してそのデータ値を2ポートRAM42に書
き込む。この実施の形態では、データ値が書き込まれる
2ポートRAM42の番地は、そのデータ値に対応する
アドレス値が書き込まれていた番地と同じである。従っ
て、アドレス値は、それに対応するデータ値が上書きさ
れることによって消失する。図4(B)は、アドレス値
#0に対応したデータ値#0が2ポートRAM42に設
定された様子を示す。
【0019】以上の処理がさらにN回繰り返されること
によって、アドレス値#0〜アドレス値#Nに対応した
データ値#1〜データ値#Nが2ポートRAM42に設
定される。図4(C)は、アドレス値#Nが2ポートR
AM42に書き込まれた様子を示し、図4(D)は、ア
ドレス値#Nに対応したデータ値#Nが2ポートRAM
42に設定された様子を示す。(N+1)回目の処理が
終了すると、送信部45は、選択器43を介して2ポー
トRAM42に設定されているデータ値#0〜データ値
#Nを読み出す。そして、自局のID番号を含むオーバ
ヘッドをデータ値#0〜データ値#Nに付加し、それら
をパラレル−シリアル変換して、上りシリアルバス20
0における上りデータライン202にレスポンスフレー
ムとして送出する。同時に、上りシリアルバス200に
おける上りイネーブルライン201がアクティブにされ
る。
【0020】マスタ装置1は、上りイネーブルライン2
01の信号がアクティブになったのを見て上りデータラ
イン202からレスポンスフレームを受信する。そし
て、レスポンスフレームにおけるオーバヘッドの内容か
ら、そのレスポンスフレームがスレーブ装置2からもの
であることを知る。レスポンスフレームにおけるオーバ
ヘッド以外の部分にはデータ値#0〜#Nのみが設定さ
れているが、それらのデータ値#0〜#Nは直前にスレ
ーブ装置2に送出されたコマンドフレームにおけるアド
レス値#0〜アドレス値#Nに対応しているので、マス
タ装置1は、スレーブ装置2から、アドレス値#0〜ア
ドレス値#Nに対応したデータ値#0〜#Nを受信した
ことを直ちに認識できる。なお、ここではスレーブ装置
2の動作について説明したが、スレーブ装置3〜5も、
コマンドフレーム中のID番号が自局のID番号と一致
したら、上述したスレーブ装置2と同様に動作する。
【0021】以上のように、この実施の形態によれば、
マスタ装置1はオーバヘッド以外はアドレス値#0〜ア
ドレス値#Nのみが連続的に設定されたコマンドフレー
ムを送出し、スレーブ装置2〜5はオーバヘッド以外デ
ータ値#0〜#Nのみが連続的に設定されたレスポンス
フレームを送出するので、シリアルバスに出力される有
効に使用されないデータの量が減り、データシリアルバ
スの使用効率が向上する。
【0022】また、各スレーブ装置2〜5において、各
スレーブ装置2〜5に接続された外部機器に与えられる
各アドレス値が設定された2ポートRAM42の領域と
同一の領域に、各アドレス値に対応する各データ値が上
書きされるように構成されているので、従来のシステム
に比べて、バッファ容量を半分にすることができる。こ
のことは、各スレーブ装置2〜5の主要部または全部を
LSIで構成した場合には特に有効である。すなわち、
LSIの価格を安価にすることができる。
【0023】上記の実施の形態ではバッファとして2ポ
ートRAM42が用いられたが、シングルポートの通常
のRAMを用いてもよい。図5はそのようなスレーブ装
置2〜5の構成を示すブロック図である。この実施の形
態では、受信部40からアドレス値を入力した場合には
そのアドレス値をRAM48に書き込むとともに、外部
インターフェース部44からデータ値を入力した場合に
はそのデータ値をRAM48に書き込む調停/選択部4
7が設けられる。調停/選択部47は、例えば、書込要
求と読出要求とが競合した場合には書込要求を優先さ
せ、受信部40からRAM48へのアドレス値の書き込
みと外部インターフェース部44からRAM48へのデ
ータ値の書き込みとが競合した場合には、受信部40か
らRAM48への書き込みを優先し外部インターフェー
ス部44からRAM48への書き込みを待たせるように
制御する。
【0024】また、調停/選択部47は、例えば外部イ
ンターフェース部44からデータ読み出し要求があった
ときにはRAM48内のアドレス値を外部インターフェ
ース部44に出力する。そして、送信部45からデータ
読み出し要求があったときにはRAM48内のデータ値
を送信部45に出力する。このような構成によっても、
シリアルバスの使用効率が向上するとともに、従来のシ
ステムに比べて、バッファ容量を半分にすることができ
る。
【0025】なお、上記の各実施の形態では、下りイネ
ーブルライン101および下りデータライン102を含
む下りシリアルバス100と、上りイネーブルライン2
01および上りデータライン202を含む上りシリアル
バス200とで構成されるシリアルバスを例示したが、
上り下りのシリアルバスを別々に設けずに、双方向のシ
リアルバスを用いてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、シリア
ル通信システムを、収集したいデータに対応したアドレ
ス値が連続的に設定されたコマンドフレームをマスタ装
置がスレーブ装置に対して送出し、コマンドフレームに
おける各アドレス値に対応したデータ値が連続的に設定
されたレスポンスフレームをスレーブ装置がマスタ装置
に対して送出する構成にしたので、フレームフォーマッ
トにおいて無駄なデータが設定されることがなく、シリ
アルバスの使用効率を向上させることができる効果があ
る。さらに、スレーブ装置を、受信したコマンドフレー
ム中の各アドレス値をバッファに設定するアドレス値書
込手段と、各データ値に対応する各アドレス値が設定さ
れたバッファの領域に各データ値を書き込むデータ値書
込手段とを含むように構成した場合には、送信用のバッ
ファと受信用のバッファとを兼用することができ、バッ
ファ容量を半分に減らすことができる効果がある。スレ
ーブ装置を、バッファ内のアドレス値を外部機器に与え
るとともに外部機器がそのアドレス値に応じて出力した
データ値をデータ値書込手段に出力する外部インターフ
ェース部を含む構成にした場合には、外部機器を含むシ
ステム全体のスループットを向上させることができる効
果がある。そして、バッファは2ポートRAMであっ
て、アドレス値書込手段およびデータ値書込手段が、受
信部からのアドレス値と外部インターフェース部からの
データ値とを選択的にバッファに書き込む選択器を有す
るように構成されている場合には、比較的簡単な構成で
シリアルバスの使用効率の向上とバッファ容量の削減を
実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態を示すシステム構成図
である。
【図2】 スレーブ装置の一構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】 本発明によるシリアル通信システムにおいて
用いられるフレーム構成を説明するためのタイミング図
である。
【図4】 2ポートRAMへのデータ書き込みの様子を
示す説明図である。
【図5】 スレーブ装置の他の構成例を示すブロック図
である。
【図6】 一般的なシリアル通信システムの構成を示す
システム構成図である。
【図7】 従来のシリアル通信システムにおいて用いら
れるフレーム構成を説明するためのタイミング図であ
る。
【符号の説明】
1 マスタ装置 2〜5 スレーブ装置 40 受信部 41 選択部 42 2ポートRAM 43 選択器 44 外部インターフェース部 45 送信部 100 下りシリアルバス 200 上りシリアルバス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ装置とスレーブ装置とがシリアル
    バスで接続され、そのシリアルバスを介してマスタ装置
    がスレーブ装置からデータを収集するシリアル通信シス
    テムにおいて、 前記マスタ装置は、前記スレーブ装置に対して、収集し
    たいデータに対応したアドレス値が連続的に設定された
    コマンドフレームを送出し、 前記スレーブ装置は、前記マスタ装置に対して、前記コ
    マンドフレームにおける各アドレス値に対応したデータ
    値が連続的に設定されたレスポンスフレームを送出する
    ことを特徴とするシリアル通信システム。
  2. 【請求項2】 スレーブ装置は、シリアルバスからコマ
    ンドフレームを受信する受信部と、受信データと送信デ
    ータとが格納されるバッファと、受信したコマンドフレ
    ーム中の各アドレス値を前記バッファに設定するアドレ
    ス値書込手段と、データ値に対応する各アドレス値が設
    定された前記バッファの領域に各データ値を書き込むデ
    ータ値書込手段と、前記バッファ内のデータが設定され
    たレスポンスフレームを作成しそのレスポンスフレーム
    を前記シリアルバスに送出する送信部とを備えた請求項
    1記載のシリアル通信システム。
  3. 【請求項3】 スレーブ装置は、バッファ内のアドレス
    値を外部機器に与えるとともに、外部機器がそのアドレ
    ス値に応じて出力したデータ値をデータ値書込手段に出
    力する外部インターフェース部を備えた請求項2記載の
    シリアル通信システム。
  4. 【請求項4】 バッファは2ポートRAMであり、 アドレス値書込手段およびデータ値書込手段は、受信部
    からのアドレス値と外部インターフェース部からのデー
    タ値とを選択的にバッファに書き込む選択器を含む請求
    項3記載のシリアル通信システム。
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