JPH11120480A - 車両特徴抽出装置および車両特徴抽出方法 - Google Patents

車両特徴抽出装置および車両特徴抽出方法

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JPH11120480A
JPH11120480A JP28824897A JP28824897A JPH11120480A JP H11120480 A JPH11120480 A JP H11120480A JP 28824897 A JP28824897 A JP 28824897A JP 28824897 A JP28824897 A JP 28824897A JP H11120480 A JPH11120480 A JP H11120480A
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JP
Japan
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vehicle
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determined
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light
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JP28824897A
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English (en)
Inventor
Masaharu Nishino
雅晴 西野
Kenji Takemura
賢治 武村
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外観特徴の抽出結果と進入してくる車両との対
応性を高めて、抽出結果の報知精度を向上させる。 【解決手段】進入してきた車両Vの外観特徴を車種特徴
抽出手段(6,7a,7b,7c,8,9a,9b,1
0)で抽出したのち、外観特徴抽出地点より車両進行方
向下流側で外観特徴抽出済み車両を車両検出手段2で検
出し、その検出に応じて、車両特徴抽出手段(6,7
a,7b,7c,8,9a,9b,10)がその車両の
外観特徴抽出結果を出力することで、外観特徴抽出結果
を出力するときの車両位置を一定にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路、有料駐
車場等の料金収集装置に用いられる車両特徴抽出装置や
車両特徴抽出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両特徴抽出装置として、次
に示す車種判別装置がある。この車種判別装置は、例え
ば、料金収集所の手前に配置されており、まず、進入し
てきた車両を、車両分離器で検出する。そして、車両分
離器によって進入車両を検出すると、ナンバープレート
認識手段(撮像手段および画像解析手段を備えている)
によって、進入車両のナンバープレートの大きさおよび
車種番号を認識することで車種を判別してその判別結果
を料金収集所等に報知している。
【0003】このような車種判別装置ではより判別精度
を高めるために、ナンバープレート認識手段の他に、も
う一つ車両特徴抽出手段を備えたものがある。すなわ
ち、各車種毎に車高が一定の範囲内に収まることを利用
して、車両分離器を通過した車両の車高を車高検出手段
により検出し、その検出結果(車高)により車種を判別
する。これにより、ナンバープレート認識手段において
認識不良が生じた場合における車種判定をバックアップ
して車両特徴の抽出精度を高めていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の車種判別装置には次のような課題があった。すな
わち、ナンバープレート認識手段は、車両分離器により
進入車両を検出したのち認識操作を開始するが、その認
識にはある程度の時間(例えば、1秒程度)を要する。
これに対して、認識対象車両は、認識結果が出るまでさ
らに進行しており、認識が終了した時点では、車両分離
器からある程度離間した位置まで進行してくる。ここ
で、車両分離器を通過する車両の速度が一定であるなら
ば、認識が終了した時点における対象車両の位置はほぼ
一定となる。しかしながら、車両分離器を通過する車両
の速度はまちまちであるため、認識が終了した時点にお
ける対象車両の位置が速度によりばらついてしまうのは
避けられない。ところが、このような車種判別装置が設
置される料金収集所等においては、連続的に車両が進入
してくることが多い。そのため、判別結果の被報知者
(例えば料金収受員)からみて、報知される認識結果
が、進入してくるどの車両に対応したものであるのか判
別しにくかった。
【0005】一方、車高検出手段は、対象車両が車高検
出手段を完全に通過して初めて車高の検出結果を出すよ
うに構成されており、車高検出に要する時間は対象車両
の車長に応じて変動する。これに対して、各車の車長
は、車種により大きく異なっている。そのため、車長の
検出結果が出た時点における対象車両の車頭位置は、そ
の車長に応じて変動するのが避けられない。しかしなが
ら、これでは、ナンバープレート認識手段と同様、判別
結果の被報知者(例えば料金収集所の係員)からみて、
報知される認識結果が、進入してくるどの車両に対応し
たものであるのか判別しにくかった。
【0006】したがって、本発明においては、車両特徴
抽出結果と、進入してくる車両との対応性を高めて、抽
出結果の報知精度を向上させることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
の解決するために次のように構成している。
【0008】本発明の請求項1に記載した発明では、進
入してきた車両の外観特徴を抽出する車両特徴抽出手段
と、前記車両特徴抽出手段より車両進行方向下流側に配
置されて外観特徴抽出済みの車両を検出する車両検出手
段とを備えており、かつ、前記車両特徴抽出手段は、前
記車両検出手段による車両の検出に応じて、車両外観特
徴の抽出結果を出力するものであり、以上のものから車
両特徴抽出装置を構成しており、これにより次のような
作用を有する。すなわち、車両検出手段により外観特徴
抽出済みの車両を検出して初めて、車両特徴抽出手段が
抽出した車両外観特徴の抽出結果が出力されるので、車
長や車速にかかわりなく、抽出結果を出力するタイミン
グは一定になる。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、進入し
てきた車両の外観特徴を抽出したのち、外観特徴抽出地
点より車両進行方向下流側で外観特徴抽出済み車両を検
出し、車両検出に応じて、その車両の外観特徴抽出結果
を出力するようにしており、これにより次のような作用
がある。すなわち、外観特徴抽出済みの車両の通過を検
出して初めて、抽出した車両外観特徴の抽出結果を出力
するので、車長や車速にかかわりなく、抽出結果を報知
するタイミングは一定になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施の形態の車両特徴
抽出装置である車種判別装置の構成を示す外観斜視図で
あり、図4は車種判別装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0012】この車種判別装置は、通過する車両Vの外
観特徴から車種を判別する装置であって、有料道路、有
料駐車場等の料金所ブースBの車両進行方向(図中矢印
Aで表示)上流側に位置する道路R上に設置されてい
る。車種判別装置には、通過する車両の外観特徴の抽出
操作を実施する特徴抽出操作領域Hがあり、この特徴抽
出操作領域Hの車両進行方向上流端(車両Vの入口側端
部)Hinと、車両進行方向下流端(車両Vの出口側端
部)Houtとには、それぞれ車両分離器1,2が設けら
れている。車両分離器1,2は、道路Rを挟んで対向す
る路側それぞれに配置されたセンサヘッド1a,2aお
よび回帰反射板1b,2bから構成されており、センサ
ヘッド1a,2aが照射して回帰反射板1b,2bで反
射する光を車両Vが遮断するか否かを再度センサヘッド
1a,2aで検出することで車両分離器1,2を横切る
車両Vを検出している。
【0013】これら車両分離器1,2は具体的には次の
ように構成されている。すなわち、図2(a)は車両分
離器1,2の概略構成図であって、センサヘッド1a,
2aと、回帰反射板1b,2bとが道路Rを隔てて対向
して配置されている様子を示している。センサヘッド1
a,1bは光ビームを出射する投光部51、この投光部
51からの光ビームを回帰反射板1b,2bに向けて走
査する光走査部52、この光走査部52で走査しつつ出
射された光ビームの反射光を受光する受光部53を備え
ている。
【0014】投光部51は半導体レーザーや発光ダイオ
ード等の発光素子51aと、この発光素子51aからの
光を平行な光ビームにするコリメートレンズ51bとか
らなり、光走査部52はポリゴンミラーで構成される。
受光部53は回帰反射板1b,2bや車両Vからの反射
光を集光するコンデンサレンズ53aと、このコンデン
サレンズ53aで集光された光を受光して電気信号に変
換するフォトダイオード等の受光素子53bとからな
る。光走査部52はガルバノミラーで構成しても良い。
【0015】ー方、回帰反射板1b,2bはプリズム等
をセンサヘッド1a,2aの光ビームの走査方向に沿っ
て縦列配置することにより、センサヘッド1a,2aか
らの光ビームが正反射を起こすように構成されている。
【0016】この構成において、発光素子51aからの
光は、コリメートレンズ51bによって平行な光ビーム
に変換され、光走査部52で反射されて回帰反射板1
b,2bに向けて出射される。光走査部52はポリゴン
ミラーから構成されて一定速度で回転しているので、図
2(b)示すように、光ビームは道路Rを略直角に横切
る状態で垂直方向に扇状に走査される。
【0017】センサヘッド1a,2aと回帰反射板1
b,2bとの間に車両Vが存在しない場合は、センサヘ
ッド1a,2aから出射された光ビームは回帰反射板1
b,2bでそのまま反射され、反射光がセンサヘッド1
a,2aの受光部53に入射される。この反射光はコン
デンサレンズ53aによって集光され、受光素子53b
で受光されて電気信号に変換される。
【0018】センサヘッド1a,2aと回帰反射板1
b,2bとの間に車両Vが存在する場合は、センサヘッ
ド1a,2aから出射された光ビームは、途中で車両V
によって遮光され、回帰反射板1b,2bに照射されな
くなる。この場合、車両Vからの反射光は回帰反射板1
b,2bで正反射される場合に比べ光強度が弱く受光素
子53bでの受光量が小さくなる。従って、判定回路
(図示せず)で受光量を予め設定した閾値と比較するこ
とで、車両Vの有無を判定して、車両検知信号S1を車
両検知制御部16に出力している。
【0019】このような構成された車両分離器1,2の
他、上流端Hinおよび下流端Houtには、それぞれ道路
Rを跨いで配置されたコの字状の門柱3,4が配設され
ており、これら門柱3,4の間には、道路Rの幅方向中
央部を通って梁5が架け渡されている。
【0020】上流端Hin側の車両分離器1の隣(車両進
行方向下流側)には、車両Vの軸数を検出する軸数計6
と、車両Vの通過検出、および通過する車両Vの形状を
検出するレーザセンサ7a,7b,7cが設けられてい
る。レーザセンサ7a〜7cと車両分離器1との間の車
両進行方向に沿った離間距離は、任意の間隔(例えば1
m)に設定されている。これは、任意の間隔に離間した
車両分離器1とレーザセンサ7a,7b,7cとの両方
において、車両Vを検出した場合のみ、車両Vの進入と
見なすことで、例えば、人の通過を車両Vの通過と見誤
る、といった車両Vの誤検知を防止している。
【0021】軸数計6は、道路Rの路側に設けられて、
前方を通過する車両Vの車輪の軸数を検出している。軸
数計6は、図3に示すように、発光素子71aおよびコ
リメートレンズ71bからなる投光部71と、エンコー
ダを有するモータにより回転駆動されるポリゴンミラー
からなる光走査部72と、反射光を集光するコンデンサ
レンズ73aおよび集光した反射光を受光して電気信号
に変換する受光素子73bからなる受光部73とからな
る。
【0022】このように構成された軸数計6は三角測距
の原理に基づいて路面または車両Vまたは距離を測定
し、その出力特性は車両VのタイヤTYに投光したとき
だけ距離が短くなるため、これによってタイヤTYの数
(すなわち軸数)を検出してタイヤ有無信号S3を車両
検知制御部16に出力している。
【0023】レーザセンサ7a,7b,7cは、上流端
in側の門柱3の天井部3aに支持されており、下方の
道路Rに向けて垂直にかつ道路Rを横切る方向に沿って
レーザビームを走査しており、レーザビームが反射する
地点までの距離を測定することで、レーザビームの走査
領域を横切る物体の有無や横切る物体の横断面形状を計
測するデータを提供している。
【0024】また、特徴抽出操作領域Hのほぼ中央の路
側には、上流端Hinに進入していた車両Vのナンバープ
レートを撮影する撮像装置8が設けられている。さらに
は、特徴抽出操作領域Hの上方側には、進入してきた車
両Vの車頭位置を検出するレーザセンサ9a,9bが設
けられている。レーザセンサ9a,9bは、梁5に支持
されて、道路Rに向けて垂直にかつ道路Rの長手方向に
沿ってレーザビームを走査しており、レーザビームが反
射する地点までの距離を測定することで、レーザビーム
の走査領域を通過する物体の有無やその物体の位置(先
頭位置)を計測するデータを提供している。このレーザ
センサ9a,9bの走査タイミングは上述したレーザセ
ンサ7a,7b,7cの走査タイミングに同期してい
る。また、レーザセンサ9a,9bの個数は、レーザセ
ンサ9a,9bの走査範囲と、判別対象となる車両の最
大車長とにより規定されるが、本実施の形態では、この
点を踏まえて2つのレーザセンサ9a,9bを備えてい
る。
【0025】さらに、車種判別装置は、中央制御部10
を備えている。中央制御部10は、図4に示すように、
レーザ制御部11a〜11c,12a,12bと、断面
計測部13と、車両位置計測部14と、ナンバープレー
ト認識部15と、車両検知制御部16と、車両形状計測
部17と、車両諸元計測部18と、車種判定部19とを
備えている。
【0026】レーザ制御部11a〜11c,12a,1
2bは、レーザセンサ7a〜7c,9a,9bそれぞれ
のレーザ送受波制御を行い、それによってレーザセンサ
7a〜7c,9a,9bから得られる受波データd1〜
d5を基にして測距データD1〜D5を算出している。
断面計測部13は、レーザ制御部11a〜11cが算出
した測距データD1〜D3を基にして、車両Vの断面形
状を計測している。車両位置計測部14は、レーザ制御
部12a,12bが算出した測距データD4,D5を基
にして車両Vの位置を計測している。ナンバープレート
認識部15は、撮像装置8が撮像した撮像データd6か
らその車両Vのナンバープレートを認識して、ナンバー
プレート情報データ(プレートサイズ、車種ナンバー、
一連コード等)D8を作成している。車両検知制御部1
6は、車両分離器1,2が検出した車両検知信号S1,
S2,および軸数計6が検出したタイヤ有無信号S3に
基づいて車両分離信号S4と、車両V毎の軸数データD
9と、データ送信信号S5を作成し、車両分離信号S4
は車両形状計測部17に、軸数データD9およびデータ
送信信号S5は車種判定部19にそれぞれ出力してい
る。
【0027】車両形状計測部17は、断面計測部13が
作成した断面形状データD6および車両検知制御部16
が作成する車両分離信号S4を基にして3次元車両形状
を計測している。車両諸元計測部18は、車両形状計測
部17が作成した3次元車両形状データD10を基にし
て車両Vの外観特徴(車幅,車高,車長,車影等)を抽
出している。車種判定部19は、車両諸元計測部18が
抽出した外観特徴抽出データD11と、車両検知制御部
16が算出した軸数データD9と、ナンバープレート認
識部15が認識したナンバープレート情報データD8と
に基づいて車両Vの車種を判定して車種判定信号S6を
出力している。
【0028】本実施の形態では、車両分離器2から車両
検出手段が構成されており、また、車両判別装置におい
て、車両分離器2以外の構成から車両特徴抽出手段が構
成されている。
【0029】次に、この車種判別装置の動作を説明す
る。車両Vが料金所ブースBに近づき、その手前に設置
された車種判別装置の特徴抽出操作領域H(車両信号方
向上流端Hin)に到達すると、そのことを車両分離器1
がまず検知する。そして、さらに、車両Vが進行して、
車両Vの車頭がレーザセンサ7a,7b,7cのセンサ
領域に達すると、センサ7a,7b,7cが車両Vを検
知する。この車種判別装置では、車両進行方向に沿って
一定の間隔で離間配置された車両分離器1とセンサ7
a,7b,7cとの両方において車両Vを検知して初め
て、進入してきた物体を判別対象である車両Vとして認
知しており、これにより誤検知を防止している。また、
車両分離器1とレーザセンサ7a,7b,7cの検知タ
イミングは、後述する車両Vの進行方向(前進・後進)
の判定における判断材料となる。
【0030】このようにして車両Vの進入を検知する
と、進入してきた車両Vの3次元形状の計測、軸数の計
測、およびナンバープレートの調査とを行う。軸数計6
による軸数の計測は上述した軸数計6の構成のところで
説明した通りであり、軸数計6により得られる車両Vの
タイヤ有無信号S3は車両検知制御部16に送られてこ
こでこの車両Vの軸数が計測される。そして、その計測
結果である軸数データD9が車種判定部19に出力され
る。
【0031】次に、車両Vの3次元形状の調査について
説明する。レーザセンサ7a〜7cで得られる送受波デ
ータd1〜d3を基にしてレーザ制御部11a〜11c
において、レーザ反射点までの距離を示す測距データD
1〜D3が作成されて、断面計測部13に出力される。
断面計測部13では、入力される測距データD1〜D3
に基づいてレーザセンサ7a〜7cの1走査毎に車両V
の断面形状を構築して、その断面形状データD6を車両
形状計測部17と車両検知制御部16とに出力する。一
方、レーザセンサ9a,9bで得られる送受波データd
4,d5からレーザ制御部12a,12bにおいて、レ
ーザ反射点までの距離を示す測距データD4〜D5が作
成されて、車両位置計測部14に出力される。
【0032】車両位置計測部14では、入力される測距
データD4,D5に基づいてレーザセンサ9a,9bの
1走査毎(この走査タイミングはレーザセンサ7a,7
b,7cの走査タイミングと同期している)に車両Vの
位置(例えば車頭)を計測して、その車両位置データD
7を車両形状計測部17と車両検知制御部16とに出力
する。
【0033】車両形状計測部17では、断面計測部13
から入力される1走査毎の断面形状データD6をそれぞ
れ時間軸に沿って積層することで車両Vの3次元車両形
状データD10を作成する。このとき、車両位置計測部
14から入力される1走査毎の車両位置データD7に基
づいて、次のようにして断面形状の正規化を行う。すな
わち、特徴抽出操作領域Hを通過する車両Vは常時前進
(料金所ブースBに向けて進行)しているとは限らず、
一旦停止したり、場合によっては後進(料金所ブースB
から離れる方向に進行)したりする。そのため、このよ
うな複雑な動きをする車両Vから得られる断面形状デー
タD6をレーザセンサ7a,7b,7cの1走査毎に単
純に積層していたのでは、正確な3次元車両形状データ
D10を作成することはできない。図5では、前進→停
止→後進→停止→前進、という一連の走行動作を行った
車両Vから得られる断面形状データD6をそのまま積層
した場合に得られる3次元車両形状データD10の内容
を示しており、図5から明らかなように、これでは正確
な3次元車両形状データD10を作成することはできな
い。そこで、車両形状計測部17では次のような正規化
処理を行う。
【0034】すなわち、車両位置計測部14から得られ
る車両位置データD7および車両検知制御部16から得
られる車両分離信号S4に基づき、車両Vを他の車両か
ら分離する操作と、車両Vが前進している走査タイミン
グにおける断面形状データD6を選択する操作と、後進
から前進に転じた場合等に生じる断面形状データD6の
データ重複を排除する操作を行う。そして、このような
分離、選択および排除操作を行った断面形状データD6
を図6に示すように、時間軸に沿って積層配置すること
で車両Vの3次元車両形状データD10を正規化して車
両諸元計測部18に出力する。
【0035】以上説明したようにして、車両形状計測部
17では、3次元車両形状D10を作成して精度の高い
3次元車両形状データD10を作成している。そのた
め、例えば、2台のバイク車両が並列した状態で特徴抽
出操作領域Hに進入したとしても、図7に示すような3
次元車両形状データD10が得られ、この3次元車両形
状データD10から2台のバイク車両が並列して進行し
ていることを確実に判別することができる。
【0036】なお、図5〜7中、X軸は道路Rの幅方
向、Y軸は、高さ方向、t(Z)軸は、時間軸方向(道
路Rの長手方向)を示している。
【0037】このようにして得られる3次元車両形状デ
ータD10を基にして車両諸元計測部18では、外観特
徴抽出データ(車幅,車高,車長,車影)D11を計測
して車種判定部19に出力する。
【0038】次に、ナンバープレートの認識について説
明する。すなわち、車両分離器1およびレーザセンサ7
a,7b,7cにおいて、車両Vの進入が検知される
と、撮像装置8では、進入した車両Vの車両前面の画像
を採取してその撮像データd6をナンバープレート認識
部15に出力する。ナンバープレート認識部15では、
入力される撮像データd6を元にして車両Vのナンバー
プレートの情報(プレートサイズ、車種コード、一連番
号)を認識したうえで、その認識結果であるナンバープ
レート情報データD8を車種判定部19に出力する。
【0039】次に、外観特徴抽出データD11、軸数デ
ータD9、およびナンバープレート情報データD9が入
力される車種判定部19による車両Vの車種判定操作を
図8〜図11に示すフローチャートに基づいて説明す
る。すなわち、図8のフローチャートに示すように、ま
ず、S81において、車両Vが牽引を行っているかどう
かを、外観特徴抽出データD11(特に、車影データ)
により判断したうえて、牽引を行っていないと判断した
場合には、S82に進み、図7,図8に示す5車種フロ
ーAに基づいた車種判定操作と、図9に示す5車種フロ
ーBに基づいた車種判定操作を同時に並列して行って車
種を判定する。このとき、5車種フローA,Bで判定さ
れた車種判定結果が同じである場合には、その判定結果
が正しいと見なす。一方、5車種フローA,Bで判定さ
れた車種判定結果が異なっている場合には、5車種フロ
ーAで判定された車種判定結果が正しい判定結果と見な
す。
【0040】S81において、車両Vが牽引を行ってい
ると判断した場合には、S83,S84において、S8
2と同様の判定方法(5車種フローA,B)により、牽
引車の車種を判定する。
【0041】S84において、牽引車の車種が軽車両と
判定した場合には、S85に進み、牽引車に牽引される
被牽引車の軸数を軸数データD9から判定し、被牽引車
の軸数が1軸であると判定した場合には、車両Vを普通
車両と見なし、被牽引車の軸数が2軸以上であると判定
した場合には、中型車両と見なす。
【0042】S84において、牽引車の車種が普通車両
と判定した場合には、S86に進み、牽引車に牽引され
る被牽引車の軸数を軸数データD9から判定し、被牽引
車の軸数が1軸であると判定した場合には、車両Vを中
型車両と見なし、被牽引車の軸数が2軸以上であると判
定した場合には、大型車両と見なす。
【0043】S84において、牽引車の車種が中型車両
と判定した場合には、S87に進み、牽引車に牽引され
る被牽引車の軸数を軸数データD9から判定し、被牽引
車の軸数が1軸であると判定した場合には、車両Vを大
型車両と見なし、被牽引車の軸数が2軸以上であると判
定した場合には、特大車両と見なす。
【0044】S84において、牽引車の車種が大型車両
と判定した場合には、S88に進み、牽引車に牽引され
る被牽引車の軸数を軸数データD9から判定し、被牽引
車の軸数が3軸であると判定した場合には、車両Vを大
型車両と見なし、被牽引車の軸数が4軸以上であると判
定した場合には、特大車両と見なす。
【0045】次に、5車種フローAによる車種判定操作
を図9,図10のフローチャートを参照して説明する。
まず、S91において、抽出した外観特徴抽出データD
11に基づいて、その車両の車幅,車長,および車高
を、軽車両の判定基準となる第1の車幅閾値W1,第1
の車長閾値L1,および第1の車高閾値H1と比較す
る。そして、車幅<W1,車長≦L1,車高≦H1の条
件をすべて満たす場合には、車両Vを軽車両と見なす。
S91において、車幅<W1,車長≦L1,車高≦H1
の条件をすべて満たさない場合には、この車両Vを軽車
両ではないと見なしてS92に進み、ナンバープレート
情報データD8に基づいて、ナンバープレートの存在が
確認できたか否かを判定する。
【0046】S92において、ナンバープレートの存在
が確認できない場合には、S93に進み、軸数データD
9に基づいてその車両Vの軸数を判定し、5軸以上であ
れば、その車両Vを特大車両と見なす。4軸以下であれ
ば、その車両の車種を判定できず、不明であると見な
す。
【0047】S92において、ナンバープレートの存在
を確認できた場合には、S94において、ナンバープレ
ート情報データD8に基づいて、ナンバープレートのサ
イズを確認する。そして、ナンバープレートのサイズが
普通板サイズであることを確認できれば、S95に進
み、ナンバープレート情報データD8に基づいて、車種
コードを確認することで車種を判定する。すなわち、車
種コードの先頭数字が”3”,”4”,5”,”6,”
7”であることを確認できれば、その車両Vを普通車両
と見なす。車種コードの先頭数字が”1”,”2”であ
ることを確認できれば、その車両Vを中型車両と見な
す。車種コードの先頭数字が”1”,”2”であること
を確認できれば、その車両Vを中型車両と見なす。車種
コードの先頭数字が”9”であることを確認できれば、
その車両Vを特大車両と見なす。車種コードの先頭数字
が”8”であることを確認できれば、その車両Vの車種
が判定できず、不明であると見なす。
【0048】S94において、ナンバープレートのサイ
ズが大板サイズであるを確認できれば、S101(以
下、図10のフローチャート参照)に進み、ナンバープ
レート情報データD8に基づいて、車種コードを確認す
る。そして、S101において、車種コードの先頭数字
が”2”であることを確認できれば、その車両Vは、大
型車両か特大車両であるものの、どちらの車種であるか
確認できず、不明であると見なす。
【0049】S101において、車種コードの先頭数字
が”1”であることを確認できれば、S102に進み、
外観特徴抽出データD11に基づいてその車両Vの車形
を判定する。ここでは、車形がトレーラヘッドタイプで
あるか、トレーラヘッドタイプ以外であるかを判定す
る。そして、S102において、車形がトレーラヘッド
タイプであると判定すれば、S103に進み、軸数デー
タD9に基づいて、トラクタの軸数を判定する。S10
3において、トラクタの軸数が2軸であると判定すれ
ば、その車両Vを中型車両と見なし、軸数が3軸である
と判定すれば、その車両Vを大型車両と見なす。
【0050】S102において、車形がトレーラヘッド
タイプ以外であると判定すれば、S104に進み、軸数
データD9に基づいて、軸数を判定する。S104にお
いて、軸数が3軸以下と判定した場合には、その車両V
を大型車両と見なす。S104において、軸数が5軸以
上と判定した場合には、その車両Vを特大車両と見な
す。S104において、軸数が4軸であると判定した場
合には、S105に進み、先頭軸と2番目の軸との軸間
隔(以下、1−2軸距という)を測定したうえで測定し
た1−2軸距と閾値T1(大型車両と特大車両とを判別
する基準となる)とを比較する。そして、S105にお
いて、1−2軸距≧閾値T1であると判定すると、その
車両Vを特大車両と見なし、1−2軸距≧閾値T1でな
いと判定すると、その車両Vを大型車両と見なす。
【0051】S101において、車種コードの先頭数字
が”8”であることを確認できれば、S106に進み、
外観特徴抽出データD11に基づいてその車両Vの車形
を判定する。ここでは、車形がトレーラヘッドタイプで
あるか、トレーラヘッドタイプ以外であるかを判定す
る。そして、S106において、車形がトレーラヘッド
タイプであると判定すれば、S107に進み、軸数デー
タD9に基づいて、トラクタの軸数を判定する。S10
7において、トラクタの軸数が2軸であると判定すれ
ば、その車両Vを中型車両と見なし、軸数が3軸である
と判定すれば、その車両Vを大型車両と見なす。
【0052】S106において、車形がトレーラヘッド
タイプ以外であると判定すれば、S108に進み、軸数
データD9に基づいて、軸数を判定する。S108にお
いて、軸数が5軸以上と判定した場合には、その車両V
を特大車両と見なす。S108において、軸数が4軸以
下と判定した場合には、その車両Vを、大型車両か特大
車両であるものの、どちらの車種であるか確認できず、
不明であると見なす。
【0053】以上が5車種フローAによる車種判定操作
である。次に、5車種フローBによる車種判定操作を図
11のフローチャートを参照して説明する。
【0054】まず、S111において、抽出した外観特
徴抽出データD11に基づいて、その車両Vの車幅を、
軽車両の判定基準となる第1の車幅閾値W1と比較す
る。そして、車幅≧W1の条件を満たさない場合には、
その車両Vを軽車両もしくは普通車両であると見なして
S112に進み、その車両Vの車長を、軽車両の判定基
準となる第1の車長閾値L1と比較する。そして、S1
12において、車長≦L1の条件を満たさない場合に
は、その車両Vを普通車両と見なす。S112におい
て、車長≦L1の条件を満たす場合にはS113に進ん
で、その車両Vの車長を、軽車両の判定基準となる第1
の車高閾値H1と比較する。S113において、車高≦
H1の条件を満たさない場合には、その車両Vを普通車
両と見なす。S113において、車高≦H1の条件を満
たす場合にはその車両Vを軽車両と見なす。
【0055】S111において、車幅≧W1の条件を満
たす場合には、その車両Vが軽車両以外であると見なし
てS114に進み、その車両Vの車幅を、普通車両及び
中型車両の判定基準となる第2の車幅閾値W2と比較す
る。S114において、車幅≧W2の条件を満たさない
場合には、その車両Vを普通車両もしくは中型車両であ
ると見なしてS115に進み、外観特徴抽出データD1
1に基づいてその車両Vの車形を判定する。ここでは、
車形がトラックタイプであるか、トラックタイプ以外で
あるかを判定する。
【0056】S115において、車形がトラックタイプ
であると判定すれば、S116に進み、この車両Vの車
幅、車高、および車長を、トラックタイプの車両におけ
る中型車両の判定基準となる第3の車幅閾値W3,第2
の車高閾値H2,および第2の車長閾値L2と比較す
る。そして、車幅≧W3、車高≧H2,および車長≧L
2の各条件のうちのいずれかの条件を満たすと判定すれ
ば、その車両Vを中型車両と見なす。
【0057】S115において車形がトラック以外であ
ると判定するか、S116において、車幅≧W3、車高
≧H2,および車長≧L2の各条件のいずれかの条件も
満たさないと判定すれば、S117に進み、この車両V
の車長をトラックを含む全ての車種における中型車両の
判定基準となる第3の車長閾値L3と比較する。そし
て、車長≧L3の条件を満たすと判定すれば、その車両
Vを中型車両と見なす。
【0058】S117で車長≧L3の条件を満たさない
と判定すれば、S118に進み、この車両Vの車高を、
トラックを含む全ての車種における普通車両の判定基準
となる第3の車高閾値H3と比較する。そして、車高≧
H3の条件を満たさないと判定すれば、その車両Vを普
通車両と見なす。S118で車高≧H3の条件を満たす
と判定すれば、その車両Vを、普通車両か中型車両であ
るものの、どちらの車種であるか確認できず、不明であ
ると見なす。
【0059】S114において、車幅≧W2の条件を満
たさない場合にはその車両Vが中型車両、大型車両、特
大車両のうちのいずれかであると見なしてS119に進
み、外観特徴抽出データD11に基づいてその車両Vの
車形を判定する。ここでは、車形がトレーラヘッドタイ
プであるか、トレーラヘッドタイプ以外であるかを判定
する。そして、S119において、車形がトレーラヘッ
ドタイプであると判定すれば、S120に進み、軸数デ
ータD9に基づいて、車両Vの軸数を判定する。そし
て、S120において、軸数が3軸であると判定すれ
ば、その車両Vを大型車両と見なす。S120で軸数が
2軸であると判定すれば、その車両Vを中型車両と見な
す。S120で車形がトレーラヘッドタイプ以外である
と判定すれば、S121に進み、外観特徴抽出データD
11に基づいてその車両Vの車形を再度判定する。ここ
では、車形がトラックタイプであるか、バスタイプであ
るのか、特殊タイプであるのかを判定する。
【0060】S121において、車形が特殊タイプであ
ると判定すれば、その車両Vを特大車両と見なす。S1
21において、車形がバスタイプであると判定すれば、
S122に進み、この車両Vの車長を、バス型車両にお
ける中型車両の判定基準となる第4の車長閾値L4と比
較する。そして、S122において、車長≧L4の条件
を満たさない場合には、この車両Vを中型車両と見な
す。また、車長≧L4の条件を満たす場合には、その車
両Vを、大型車両か特大車両であるものの、どちらの車
種であるか確認できず、不明であると見なす。
【0061】S121において、車形がトラックタイプ
であると判定すれば、S123に進み、軸数データD9
に基づいて、この車両Vの軸数を判定する。S123に
おいて、軸数が5軸以上と判定した場合には、その車両
Vを特大車両と見なす。S123において、軸数が4軸
であると判定した場合には、S124に進み、先頭軸と
2番目の軸との軸間隔(1−2軸距)を測定したうえで
測定した1−2軸距と閾値T1(大型車両と特大車両と
を判別する基準となる)とを比較する。そして、S12
4において、1−2軸距≧閾値T1であると判定する
と、その車両Vを特大車両と見なし、1−2軸距≧閾値
T1でないと判定すると、その車両Vを大型車両と見な
す。
【0062】S123において、軸数が3軸であると判
定した場合には、その車両Vを大型車両と見なす。S1
23で軸数が2軸であると判定した場合には、その車両
Vを、中型車両か大型車両であるものの、どちらの車種
であるか確認できず、不明であると見なす。
【0063】車種判定部19は、以上のようにして特徴
抽出操作領域Hに進入してきた車両Vの車種を判定する
のであるが、その判定結果である車種判定信号S6の出
力タイミングは次のように制御される。すなわち、上述
した車種判定操作を受けたのち、特徴抽出操作領域Hの
車両進行方向下流端Houtに達した車両Vは、車両分離
器2によってこの位置(車両進行方向下流端Hout)に
到達したことを検出される。車両分離器2は車両Vを検
出すると、車両検知信号S2を車両検知制御部16に出
力する。車両検知制御部16では、車両検知信号S2を
受けると、車種判定部19に対して、データ送信信号S
5を出力する。車種判定部19では、データ送信信号S
5を受けると、判定操作を終了したこの車両Vの車種判
定信号S6を料金所ブースBに出力する。料金所ブース
Bでは、図示しない表示器等により、送信された車種判
定信号S6に基づいて、車両Vの車種を図示しない表示
器に表示するといった車種報知行為を行うことで、料金
収受員に特徴抽出操作領域Hを通り抜けた直後の車両V
の車種を知らせる。
【0064】ここで、特徴抽出操作領域Hは、全ての車
種を判定するのに十分な距離に設定されているため、車
両Vが特徴抽出操作領域Hの車両通行方向下流端Hout
に達した時点では、車両Vの車種がどのようなものであ
っても、車種判定部19においてその車種の判定は終了
している。したがって、データ送信信号S5に応じて出
力された車種判定信号S6は、必ず、車両通行方向下流
端Houtを通過した直後の車両Vに対応することにな
る。そのため、車種判定信号S6に基づいて料金所ブー
スBで行われる車種報知行為で報知された車両Vの車種
と、車両通行方向下流端Houtを通過した直後の車両V
とを、迷うことなく一義的に結び付けることが可能とな
り、料金収受員が混乱することなく料金収受操作を行う
ことができる。
【0065】なお、上述した実施の形態では、車両Vを
車両分離器2により検出していたが、本発明の車両検出
手段はこのような車両分離器2に限定されるものではな
く、車両Vの存在を検出できるものであれば、どのよう
なものでもよい。例えば、カメラで撮像した画像を画像
処理することにより、車両Vの存在を検出してもよい
し、レーザビームを投光しその反射光に応じて車両Vを
検出してもよい。また、センサヘッドから透光される光
の回帰性反射板からの反射光に応じて検出してもよい
し、さらには、超音波を用いて検出してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両特徴
の抽出結果を出力するときの車両位置を一定にすること
が可能となり、抽出結果と進入してくる車両との対応性
が高まり、その分、抽出結果の報知精度を向上させるこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る車種判別装置の構
成を示す斜視図である。
【図2】車両分離器の構成をそれぞれ示す図である。
【図3】軸数計の構成を示す図である。
【図4】実施の形態の車種判別装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】採取した断面形状をそのまま時間軸に沿って配
列した例を説明する図である。
【図6】採取した断面形状を正規化して配列した例を説
明する図である。
【図7】バイク車両が2台並列に走行した状態から採取
した断面形状を時間軸に沿って配列した例を示す図であ
る。
【図8】実施の形態の車種判別装置による車種判別操作
の全体を示すフローチャートである。
【図9】車種判別操作を構成する5車種フローAの操作
を示すフローチャートである。
【図10】5車種判別フローAの要部を示すフローチャ
ートである。
【図11】車種判別操作を構成する5車種フローBの操
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
V 車両 B 料金所
ブース R 道路 H 特徴抽
出操作領域 Hin 車両進行方向上流端(入口側端部) Hout 車両進行方向下流端(出口側端部) 1 車両分離器 2 車両分
離器 1a,2a センサヘッド 1b,2b
回帰反射板 6 軸数計 7a,7b,7c レーザ
センサ 8 撮像装置 9a,9b レーザ
センサ 10 中央制御部 11a,11b,11c レー
ザ制御部 12a,12b レーザ制御部 13
断面計測部 14 車両位置計測部 15 ナンバープレート認識部 16 車両
検知制御部 17 車両形状計測部 18 車両
緒元計測部 19 車種判定部 51 投光部 51a 発光
素子 51b コリメートレンズ 52 光走
査部 53 受光部 53a コン
デンサレンズ 53b 受光素子 71a 発光
素子 71b コリメートレンズ 71 投光
器 72 光走査部 73a コン
デンサレンズ 73b 受光素子 73 受光
部 d1〜d5 送受波データ TY
タイヤ d6 撮像データ D1〜D5 測距デ
ータ D6 断面形状データ D7 車両位
置データ D8 ナンバープレート情報データ D9 軸数デ
ータ D10 3次元車両形状データ D11 外観特
徴抽出データ S1 車両検知信号 S2 車両検
知信号 S3 タイヤ有無信号 S4 車両分
離信号 S5 データ送信信号 S6 車種判
定信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 進入してきた車両の外観特徴を抽出する
    車両特徴抽出手段と、 前記車両特徴抽出手段より車両進行方向下流側に配置さ
    れて外観特徴抽出済みの車両を検出する車両検出手段と
    を備えており、 かつ、前記車両特徴抽出手段は、前記車両検出手段によ
    る車両の検出に応じて、車両外観特徴の抽出結果を出力
    するものであることを特徴とする車両特徴抽出装置。
  2. 【請求項2】 進入してきた車両の外観特徴を抽出した
    のち、外観特徴抽出地点より車両進行方向下流側で外観
    特徴抽出済み車両を検出し、車両検出に応じて、その車
    両の外観特徴抽出結果を出力することを特徴とする車両
    特徴抽出方法。
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