JPH11120028A - プログラム移植サポート方式 - Google Patents

プログラム移植サポート方式

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JPH11120028A
JPH11120028A JP9294941A JP29494197A JPH11120028A JP H11120028 A JPH11120028 A JP H11120028A JP 9294941 A JP9294941 A JP 9294941A JP 29494197 A JP29494197 A JP 29494197A JP H11120028 A JPH11120028 A JP H11120028A
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JP
Japan
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processing unit
user program
trace point
machine
execution
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JP9294941A
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Inventor
Masaru Hashimoto
賢 橋本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台のマシン上での同一のプログラムの実
行情報(実行順序,実行回数,計算結果)を同時に管理
する。 【解決手段】 マシンCのデバッグ情報管理手段31
は、ユーザプログラム上の手続きの入口位置にトレース
ポイント1を設定しマシンA,Bに転送する初期設定処
理部,マシンA,Bから手続き名を取得して表示を行う
トレースポイント1処理部,およびユーザからのデバッ
グコマンドを受けて実行経路を表示するコマンド処理部
を含む。マシンA,Bのデバッグ情報管理手段11,2
1は、デバッグ情報管理手段31から転送されたユーザ
プログラムをユーザプログラム格納メモリ12,22に
格納する初期化処理部,およびユーザプログラムの実行
がトレースポイント1に到達したときに現在停止中の手
続き名および直前に実行した手続き名をデバッグ情報管
理手段31に転送するトレースポイント1処理部を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプログラム移植サポ
ート方式に関し、特に複数台のマシン上でのプログラム
のソースレベルの同時デバッグ作業を支援するプログラ
ム移植サポート方式に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラムを他のマシンに移植する際
に、種々のエラーに遭遇することがある。こうしたエラ
ーのうち、コンパイルエラーは比較的容易に原因が判明
するが、実行時結果不正や実行時プログラムアボート
は、マシンの仕様の相違や計算誤差が影響していること
が多い。こうした場合には、ソフトウェアデバッグツー
ルを用いるのが通例である。しかし、プログラムのどこ
かで値が不正になっていることは判っても、そのエラー
が「どこ」で起こっているかを特定することは通常困難
であった。
【0003】従来、この種のソフトウェアデバッグツー
ルは、プログラムの開発や障害調査のために使用される
ものであり、例えば、特開平3−156644号にその
一例が示されている。この公報に記載されたソフトウェ
アデバッグツールは、マルチウィンドウ表示装置に対応
し、ソースコード表示ウィンドウと実行状況表示ウィン
ドウとを利用者が切り換えることなく同時に見ることが
できる。しかし、このソフトウェアデバッグツールは、
プログラムの単一のマシン上でのデバッグ走行を前提と
したものであり、同一のプログラムを複数台のマシン上
で同時に走行させる場合については触れていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の問題点
は、同一のプログラムを複数台のマシン上で同時に走行
させる場合、両者の実行順序や実行回数を比較したり、
演算命令の結果の相違を検出したりすることが困難な点
である。その理由は、従来の技術が、あくまで単一のマ
シンでのプログラムのデバッグ走行を対象としており、
同一のプログラムを複数台のマシン上で同時に走行させ
るような使用法については考慮されていないためであ
る。
【0005】本発明の第1の目的は、主にプログラムの
移植作業において、複数台のマシン上で同一のプログラ
ムの実行情報(実行順序,実行回数,計算結果)を同時
に管理できるプログラム移植サポート方式を提供するこ
とにある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、複数台のマ
シン上での同一のプログラムの手続きの実行順序および
実行回数をトレースすることができるプログラム移植サ
ポート方式を提供することにある。
【0007】さらに、本発明の第3の目的は、複数台の
マシン上での同一のプログラムにおける代入文の計算結
果を比較することができるプログラム移植サポート方式
を提供することにある。
【0008】さらにまた、本発明の第4の目的は、複数
台のマシン上での同一のプログラムの手続きの実行順序
および実行回数をトレースすることができるとともに、
複数台のマシン上での同一のプログラムにおける代入文
の計算結果を比較することができるプログラム移植サポ
ート方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のプログラム移植
サポート方式は、ユーザプログラムを実行するターゲッ
トマシンと、マルチウィンドウ表示装置を有するデバッ
グ用マシンとが回線を介して接続されたネットワークシ
ステムにおいて、複数台のターゲットマシンでの同一の
ユーザプログラムの実行順序,実行回数および計算結果
を管理し、その管理情報を表示するデバッグ情報管理手
段を含むことを特徴とする。
【0010】また、本発明のプログラム移植サポート方
式は、ユーザプログラムを実行するターゲットマシン
と、マルチウィンドウ表示装置を有するデバッグ用マシ
ンとが回線を介して接続されたネットワークシステムに
おいて、前記デバッグ用マシンに設けられ、ユーザプロ
グラム上の手続きの入口位置にトレースポイント1を設
定しターゲットマシンに転送する初期設定処理部,ター
ゲットマシンから手続き名を取得して表示を行うトレー
スポイント1処理部,およびユーザからのデバッグコマ
ンドを受けて実行経路を表示するコマンド処理部を含む
第1のデバッグ情報管理手段と、前記ターゲットマシン
に設けられ、前記第1のデバッグ情報管理手段から転送
されたユーザプログラムをユーザプログラム格納メモリ
に格納する初期化処理部,およびユーザプログラムの実
行がトレースポイント1に到達したときに現在停止中の
手続き名および直前に実行した手続き名を前記第1のデ
バッグ情報管理手段に転送するトレースポイント1処理
部を含む第2のデバッグ情報管理手段とを有することを
特徴とする。
【0011】さらに、本発明のプログラム移植サポート
方式は、ユーザプログラムを実行するターゲットマシン
と、マルチウィンドウ表示装置を有するデバッグ用マシ
ンとが回線を介して接続されたネットワークシステムに
おいて、前記デバッグ用マシンに設けられ、ユーザプロ
グラム上の代入文の位置にトレースポイント2を設定し
ターゲットマシンに転送する初期設定処理部,およびタ
ーゲットマシンにおける変数名およびその値を取得し許
容誤差を超えた場合にはその旨を表示するトレースポイ
ント2処理部を含む第1のデバッグ情報管理手段と、前
記ターゲットマシンに設けられ、前記第1のデバッグ情
報管理手段から転送されたユーザプログラムをユーザプ
ログラム格納メモリに格納する初期化処理部,およびユ
ーザプログラムの実行がトレースポイント2に到達した
ときに代入文の左辺の変数名およびその値を前記第1の
デバッグ情報管理手段に転送するトレースポイント2処
理部を含む第2のデバッグ情報管理手段とを有すること
を特徴とする。
【0012】さらにまた、本発明のプログラム移植サポ
ート方式は、ユーザプログラムを実行するターゲットマ
シンと、マルチウィンドウ表示装置を有するデバッグ用
マシンとが回線を介して接続されたネットワークシステ
ムにおいて、前記デバッグ用マシンに設けられ、ユーザ
プログラム上の手続きの入口位置にトレースポイント1
を設定するとともにユーザプログラム上の代入文の位置
にトレースポイント2を設定しターゲットマシンに転送
する初期設定処理部,ターゲットマシンから手続き名を
取得して表示を行うトレースポイント1処理部,ターゲ
ットマシンにおける変数名およびその値を取得し許容誤
差を超えた場合にはその旨を表示するトレースポイント
2処理部,およびユーザからのデバッグコマンドを受け
て実行経路を表示するコマンド処理部を含む第1のデバ
ッグ情報管理手段と、前記ターゲットマシンに設けら
れ、前記第1のデバッグ情報管理手段から転送されたユ
ーザプログラムをユーザプログラム格納メモリに格納す
る初期化処理部,ユーザプログラムの実行がトレースポ
イント1に到達したときに現在停止中の手続き名および
直前に実行した手続き名を前記第1のデバッグ情報管理
手段に転送するトレースポイント1処理部,およびユー
ザプログラムの実行がトレースポイント2に到達したと
きに代入文の左辺の変数名およびその値を前記第1のデ
バッグ情報管理手段に転送するトレースポイント2処理
部を含む第2のデバッグ情報管理手段とを有することを
特徴とする。
【0013】また、本発明のプログラム移植サポート方
式は、前記ターゲットマシンが、2台であることを特徴
とする。
【0014】一方、本発明の記録媒体は、デバッグ用マ
シンを、ユーザプログラム上の手続きの入口位置にトレ
ースポイント1を設定しターゲットマシンに転送する初
期設定処理部,ターゲットマシンから手続き名を取得し
て表示を行うトレースポイント1処理部,およびユーザ
からのデバッグコマンドを受けて実行経路を表示するコ
マンド処理部として機能させるためのプログラムを記録
する。
【0015】また、本発明の記録媒体は、ターゲットマ
シンを、デバッグ用マシンから転送されたユーザプログ
ラムをユーザプログラム格納メモリに格納する初期化処
理部,およびユーザプログラムの実行がトレースポイン
ト1に到達したときに現在停止中の手続き名および直前
に実行した手続き名をデバッグ用マシンに転送するトレ
ースポイント1処理部として機能させるためのプログラ
ムを記録する。
【0016】さらに、本発明の記録媒体は、デバッグ用
マシンを、ユーザプログラム上の手続きの入口位置にト
レースポイント1を設定しターゲットマシンに転送する
初期設定処理部,ターゲットマシンから手続き名を取得
して表示を行うトレースポイント1処理部,およびユー
ザからのデバッグコマンドを受けて実行経路を表示する
コマンド処理部として機能させるためのプログラムと、
ターゲットマシンを、デバッグ用マシンから転送された
ユーザプログラムをユーザプログラム格納メモリに格納
する初期化処理部,およびユーザプログラムの実行がト
レースポイント1に到達したときに現在停止中の手続き
名および直前に実行した手続き名をデバッグ用マシンに
転送するトレースポイント1処理部として機能させるた
めのプログラムとを記録する。
【0017】さらにまた、本発明の記録媒体は、デバッ
グ用マシンを、ユーザプログラム上の代入文の位置にト
レースポイント2を設定しターゲットマシンに転送する
初期設定処理部,およびターゲットマシンにおける変数
名およびその値を取得し許容誤差を超えた場合にはその
旨を表示するトレースポイント2処理部として機能させ
るためのプログラムを記録する。
【0018】また、本発明の記録媒体は、ターゲットマ
シンを、デバッグ用マシンから転送されたユーザプログ
ラムをユーザプログラム格納メモリに格納する初期化処
理部,およびユーザプログラムの実行がトレースポイン
ト2に到達したときに代入文の左辺の変数名およびその
値をデバッグ用マシンに転送するトレースポイント2処
理部として機能させるためのプログラムを記録する。
【0019】さらに、本発明の記録媒体は、デバッグ用
マシンを、ユーザプログラム上の代入文の位置にトレー
スポイント2を設定しターゲットマシンに転送する初期
設定処理部,およびターゲットマシンにおける変数名お
よびその値を取得し許容誤差を超えた場合にはその旨を
表示するトレースポイント2処理部として機能させるた
めのプログラムと、ターゲットマシンを、デバッグ用マ
シンから転送されたユーザプログラムをユーザプログラ
ム格納メモリに格納する初期化処理部,およびユーザプ
ログラムの実行がトレースポイント2に到達したときに
代入文の左辺の変数名およびその値をデバッグ用マシン
に転送するトレースポイント2処理部として機能させる
ためのプログラムとを記録する。
【0020】さらにまた、本発明の記録媒体は、デバッ
グ用マシンを、ユーザプログラム上の手続きの入口位置
にトレースポイント1を設定するとともにユーザプログ
ラム上の代入文の位置にトレースポイント2を設定しタ
ーゲットマシンに転送する初期設定処理部,ターゲット
マシンから手続き名を取得して表示を行うトレースポイ
ント1処理部,ターゲットマシンにおける変数名および
その値を取得し許容誤差を超えた場合にはその旨を表示
するトレースポイント2処理部,およびユーザからのデ
バッグコマンドを受けて実行経路を表示するコマンド処
理部として機能させるためのプログラムを記録する。
【0021】また、本発明の記録媒体は、ターゲットマ
シンを、デバッグ用マシンから転送されたユーザプログ
ラムをユーザプログラム格納メモリに格納する初期化処
理部,ユーザプログラムの実行がトレースポイント1に
到達したときに現在停止中の手続き名および直前に実行
した手続き名をデバッグ用マシンに転送するトレースポ
イント1処理部,およびユーザプログラムの実行がトレ
ースポイント2に到達したときに代入文の左辺の変数名
およびその値をデバッグ用マシンに転送するトレースポ
イント2処理部として機能させるためのプログラムを記
録する。
【0022】さらに、本発明の記録媒体は、デバッグ用
マシンを、ユーザプログラム上の手続きの入口位置にト
レースポイント1を設定するとともにユーザプログラム
上の代入文の位置にトレースポイント2を設定しターゲ
ットマシンに転送する初期設定処理部,ターゲットマシ
ンから手続き名を取得して表示を行うトレースポイント
1処理部,ターゲットマシンにおける変数名およびその
値を取得し許容誤差を超えた場合にはその旨を表示する
トレースポイント2処理部,およびユーザからのデバッ
グコマンドを受けて実行経路を表示するコマンド処理部
として機能させるためのプログラムと、ターゲットマシ
ンを、デバッグ用マシンから転送されたユーザプログラ
ムをユーザプログラム格納メモリに格納する初期化処理
部,ユーザプログラムの実行がトレースポイント1に到
達したときに現在停止中の手続き名および直前に実行し
た手続き名をデバッグ用マシンに転送するトレースポイ
ント1処理部,およびユーザプログラムの実行がトレー
スポイント2に到達したときに代入文の左辺の変数名お
よびその値をデバッグ用マシンに転送するトレースポイ
ント2処理部として機能させるためのプログラムとを記
録する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
プログラム移植サポート方式が適用されたネットワーク
システムの構成例を示すブロック図である。このネット
ワークシステムは、ユーザプログラムを実行するターゲ
ットコンピュータ1(以下、マシンAという)がLAN
回線4を介してユーザ操作によりデバッグの指示や実行
結果の表示を行うデバッグ用コンピュータ3(以下、マ
シンCという)に接続され、マシンAと同一のユーザプ
ログラムを実行するターゲットコンピュータ2(以下、
マシンBという)がLAN回線5を介してマシンCに接
続されて構成されている。
【0025】マシンAは、デバッグ情報管理手段11
と、ユーザプログラム格納メモリ12とを含んで構成さ
れている。
【0026】マシンBは、デバッグ情報管理手段21
と、ユーザプログラム格納メモリ22とを含んで構成さ
れている。
【0027】マシンCは、デバッグ情報管理手段31
と、ユーザプログラム格納メモリ32と、キーボード3
3と、マウス等のポインティングデバイス34と、入力
制御部35と、表示内容管理手段36と、マルチウィン
ドウ表示制御部37と、表示メモリ38と、ディスプレ
イ39とを含んで構成されている。
【0028】デバッグ情報管理手段31は、キーボード
33またはポインティングデバイス34から人力制御部
35を介して受け取ったユーザ指示に従い、ユーザプロ
グラム格納メモリ32に格納されているユーザプログラ
ムに対してトレースポイント(ブレークポイントを含
む)を設定したり、マシンAおよびB内にあるデバッグ
情報管理手段11および21との間でユーザプログラム
や実行情報のやりとりを行ったり、表示すべき情報を表
示内容管理手段36に送信したりする。
【0029】表示内容管理手段36は、デバッグ情報管
理手段31から受信した情報を加工してマルチウィンド
ウ表示制御部37に送信する。
【0030】マルチウィンドウ表示制御部37は、表示
内容管理手段36から受信した表示すべき情報を表示メ
モリ38を介してディスプレイ39に表示する。
【0031】図2は、ディスプレイ39に常時表示され
るソースウィンドウ91および実行ウィンドウ92の一
例を示す図である。2台のマシンAおよびB上のユーザ
プログラムは、1つのソースウィンドウ91を共有す
る。この状態で、ソースの特定の箇所で変数の値の表示
やトレースポイントの設定(例えば、3行目の代入文A
=A+Bに変数表示ポイント、4行目の代人文にブレー
クポイントを設定)を行うと、2台のマシンAおよびB
ではユーザプログラムの同じ箇所で値の表示や実行の停
止が行われ、それに伴う情報も1つの実行ウィンドウ9
2に表示される。これにより、2台のマシンAおよびB
上で実行するユーザプログラムを1組のソースウィンド
ウ91および実行ウィンドウ92上で一度にデバッグで
きる(特徴1)。
【0032】図3は、実行ウィンドウ92のイメージの
一例を示す図である。ここでは、ユーザプログラムのす
べての手続きに自動的にトレースポイント1を設定して
おき、手続き呼出しの順序や回数が異なった場合にその
状況をソースウィンドウ91および実行ウィンドウ92
に表示して停止し、以降のデバッグをサポートする。図
3の状態では、実行経路表示コマンドを使用でき、詳細
な実行経路を表示することができる。
【0033】図4は、実行ウィンドウ92のイメージの
他の例を示す図である。ここでは、ユーザプログラムに
設定されたトレースポイント2により、すべての計算結
果を自動的に比較し、値が許容誤差(これはユーザが指
定可能。図4の例では相対誤差1%)を超えた場合に、
その値および状況を表示して停止し、以降のデバッグを
サポートする。
【0034】図5は、マシンAのソース選択表示93お
よびマシンBのソース選択表示94を例示する図であ
る。図5に示すように、2台のマシンAおよびBに複数
のリビジョンのソースが存在する場合、これらのうちの
任意のリビジョンの2つのソースをキーボード33ある
いはポインティングデバイス34によって選択してデバ
ッグ作業を行うことができる。ソースウィンドウ91
に、これらのいずれのソースを表示するかは、ユーザが
選択できる。ソース変更に伴う行番号のずれは、デバッ
グ情報管理手段31が吸収する。例えば、特定のリビジ
ョンのソースにブレークポイントを設定すると、他のソ
ースの対応箇所に自動的にブレークポイントを設定でき
る。これにより、ソースの変更を行った時に、変更前後
のソースの対応を管理することができる(特徴2)。
【0035】図6は、デバッグ情報管理手段11の処理
を示す流れ図である。ここで、初期設定処理部(ステッ
プ1101〜1104)は、マシンCから転送されてく
るユーザプログラムをユーザプログラム格納メモリ12
に格納するためのものであり、トレースポイント1処理
部(ステップ1108〜1111)は、注目する手続き
の実行回数や実行順序の情報を採取するためのものであ
り、トレースポイント2処理部(ステップ1112〜1
115)は、注目する変数の値を追跡するためのもので
ある。
【0036】図7は、デバッグ情報管理手段21の処理
を示す流れ図である。ここで、初期設定処理部(ステッ
プ2101〜2104)は、マシンCから転送されてく
るユーザプログラムをユーザプログラム格納メモリ22
に格納するためのものであり、トレースポイント1処理
部(ステップ2108〜2111)は、注目する手続き
の実行回数や実行順序の情報を採取するためのものであ
り、トレースポイント2処理部(ステップ2112〜2
115)は、注目する変数の値を追跡するためのもので
ある。
【0037】図8は、デバッグ情報管理手段31の処理
を示す流れ図である。ここで、初期設定処理部(ステッ
プ3101〜3106)は、ユーザプログラムにトレー
スポイント1および2を設定しマシンAおよびBに転送
するためのものであり、トレースポイント1処理部(ス
テップ3111〜3123)は、マシンAおよびBから
手続き名を取得してディスプレイ39に表示を行うため
のものであり、トレースポイント2処理部(ステップ3
126〜3130)は、マシンAおよびBにおける変数
名およびその値を取得して許容誤差を超えた場合にはそ
の旨を表示するためのものであり、コマンド処理部(ス
テップ3133〜3136)は、ユーザからのデバッグ
コマンドを受けて実行経路を表示するためのものであ
る。これにより、ユーザの指示に従って特徴1の比較デ
バッグを自動的に行うことができる(特徴3)。
【0038】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係るプログラム移植サポート方式の動作について
説明する。
【0039】ユーザプログラムの実行を開始する時点
で、マシンCでは、デバッグ情報管理手段31が、初期
設定処理部(ステップ3101〜3106)を実行す
る。
【0040】詳しくは、デバッグ情報管理手段31は、
ユーザプログラム格納メモリ32に置かれているユーザ
プログラム上のすべての手続きの入口の位置にトレース
ポイント1処理部(ステップ1108〜1111および
ステップ2108〜2111)への分岐命令(トレース
ポイント1)を書き込む(ステップ3101)。
【0041】次に、デバッグ情報管理手段31は、ユー
ザプログラム格納メモリ32に置かれているユーザプロ
グラム上のすべての代入文の位置にトレースポイント2
処理部(ステップ1112〜1115およびステップ2
112〜2115)ヘの分岐命令(トレースポイント
2)を書き込む(ステップ3102)。
【0042】続いて、デバッグ情報管理手段31は、デ
バッグ情報管理手段11に対してユーザプログラムを転
送する旨をLAN回線4を通じて伝達し(ステップ31
03)、デバッグ情報管理手段11に対してトレースポ
イント設定済のユーザプログラムをLAN回線4を通じ
て転送する(ステップ3104)。
【0043】次に、デバッグ情報管理手段31は、デバ
ッグ情報管理手段21に対してユーザプログラムを転送
する旨をLAN回線5を通じて伝達し(ステップ310
5)、デバッグ情報管理手段21に対してトレースポイ
ント設定済のユーザプログラムをLAN回線5を通じて
転送する(ステップ3106)。
【0044】マシンAでは、デバッグ情報管理手段11
が、デバッグ情報管理手段31からの伝達を取得し(ス
テップ1101)、伝達内容がユーザプログラムの転送
であるので(ステップ1102および1103)、LA
N回線4を通じて転送されてくるユーザプログラムをユ
ーザプログラム格納メモリ12に格納する(ステップ1
104)。
【0045】マシンBでは、デバッグ情報管理手段21
が、デバッグ情報管理手段31からの伝達を取得し(ス
テップ2101)、伝達内容がユーザプログラムの転送
であるので(ステップ2102および2103)、LA
N回線5を通じて転送されてくるユーザプログラムをユ
ーザプログラム格納メモリ22に格納する(ステップ2
104)。
【0046】次に、マシンCでは、デバッグ情報管理手
段31が、LAN回線4および5を通じてデバッグ情報
管理手段11および21に対してユーザプログラムの実
行開始を指示する(ステップ3107)。
【0047】マシンAでは、デバッグ情報管理手段11
が、マシンCからのユーザプログラムの実行開始指示を
受けて(ステップ1105)、ユーザプログラム格納メ
モリ12に格納されているユーザプログラムの先頭から
の実行を開始する(ステップ1106)。
【0048】マシンBでは、デバッグ情報管理手段21
が、マシンCからのユーザプログラムの実行開始指示を
受けて(ステップ2105)、ユーザプログラム格納メ
モリ22に格納されているユーザプログラムの先頭から
の実行を開始する(ステップ2106)。
【0049】ステップ3101で埋め込まれた分岐命令
(トレースポイント1)に処理が到達した時に、トレー
スポイント1処埋部(ステップ1108〜1111,ス
テップ2108〜2111およびステップ3111〜3
123)が実行される。
【0050】詳しくは、マシンAでユーザプログラムの
実行がトレースポイント1で停止した場合(ステップ1
108)、デバッグ情報管理手段11は、デバッグ情報
管理手段31に対してLAN回線4を通じてトレースポ
イント1で停止した旨を伝達し(ステップ1109)、
実行経路表示コマンド(ステップ3135〜3136)
が必要とする現在停止中の手続き名および直前に実行し
た手続き名をデバッグ情報管理手段31に対してLAN
回線4を通じて転送し(ステップ1110)、ユーザプ
ログラムの実行を中断する(ステップ1111)。
【0051】マシンBでユーザプログラムの実行がトレ
ースポイント1で停止した場合(ステップ2108)、
デバッグ情報管理手段21は、デバッグ情報管理手段3
1に対してLAN回線5を通じてトレースポイント1で
停止した旨を伝達し(ステップ2109)、実行経路表
示コマンド(ステップ3135〜3136)が必要とす
る現在停止中の手続き名および直前に実行した手続き名
をデバッグ情報管理手段31に対してLAN回線5を通
じて転送し(ステップ2110)、ユーザプログラムの
実行を中断する(ステップ2111)。
【0052】マシンCでは、デバッグ情報管理手段31
が、マシンAで現在停止中の手続き名をデバッグ情報管
理手段11から取得し(ステップ3112)、マシンB
で現在停止中の手続き名をデバッグ情報管理手段21か
ら取得し(ステップ3113)、これら2つの手続き名
を記憶し(ステップ3114)、2台のマシンAおよび
Bで実行されている手続きが一致しなかった場合(ステ
ップ3115)、図3中に例示するように、実行順序が
一致しない旨をディスプレイ39の実行ウィンドウ92
に表示し(ステップ3116)、図3中に例示するよう
に、マシンAおよびBが現在停止中の手続き名をディス
プレイ39の実行ウィンドウ92に表示し(ステップ3
117)、直前に実行した手続き名をデバッグ情報管理
手段11および21から取得し(ステップ3118)、
図3中に例示するように、直前に実行した手続き名をデ
ィスプレイ39の実行ウィンドウ92に表示する(ステ
ップ3119)。
【0053】また、2台のマシンAおよびBで実行され
ている手続きが一致していて、かつ、2台のマシンAお
よびBで現在実行されている手続きの実行回数が一致し
なかった場合(ステップ3120)、デバッグ情報管理
手段31は、マシンAおよびBで実行回数が一致しない
旨をディスプレイ39の実行ウィンドウ92に表示し
(ステップ3121)、現在停止中の手続き名をディス
プレイ39の実行ウィンドウ92に表示し(ステップ3
122)、各実行回数をディスプレイ39の実行ウィン
ドウ92に表示する(ステップ3123)。
【0054】2台のマシンAおよびBで実行されている
手続きも実行回数も一致している場合(ステップ312
4)、デバッグ情報管理手段31は、ステップ3137
に制御を移して(ステップ3125)、ユーザプログラ
ムの実行再開をデバッグ情報管理手段11および21に
対してLAN回線4および5を通じて指示する(ステッ
プ3137)。
【0055】一方、ステップ3102で埋め込まれた分
岐命令(トレースポイント2)に処理が到達した時に
は、トレースポイント2処理部(ステップ1112〜1
115,ステップ2112〜2115,およびステップ
3126〜3130)が実行される。
【0056】詳しくは、マシンAでユーザプログラムの
実行がトレースポイント2で停止した場合(ステップ1
112)、デバッグ情報管理手段11は、デバッグ情報
管理手段31に対してLAN回線4を通じてトレースポ
イント2で停止した旨を伝達し(ステップ1113)、
代入文の左辺の変数名およびその値をデバッグ情報管理
手段31に対してLAN回線4を通じて転送し(ステッ
プ1114)、ユーザプログラムの実行を中断する(ス
テップ1115)。
【0057】マシンBでユーザプログラムの実行がトレ
ースポイント2で停止した場合(ステップ2112)、
デバッグ情報管理手段21は、デバッグ情報管理手段3
1に対してLAN回線5を通じてトレースポイント2で
停止した旨を伝達し(ステップ2113)、代入文の左
辺の変数名およびその値をデバッグ情報管理手段31に
対してLAN回線5を通じて転送し(ステップ211
4)、ユーザプログラムの実行を中断する(ステップ2
115)。
【0058】マシンCでは、デバッグ情報管理手段31
が、マシンAおよびBにおける代入文の左辺の変数名お
よびその値をLAN回線4および5を通じてデバッグ情
報管理手段11および21から取得し(ステップ312
7)、マシンAおよびBで代入文の結果が許容誤差を超
えている場合(ステップ3128)、図4中に例示する
ように、許容誤差を超えた旨をディスプレイ39の実行
ウィンドウ92に表示し(ステップ3129)、図4中
に例示するように、マシンAおよびBの代入文の左辺の
変数名および値をディスプレイ39の実行ウィンドウ9
2に表示する(ステップ3130)。
【0059】2台のマシンAおよびBでの変数の値が一
致している場合は(ステップ3131)、デバッグ情報
管理手段31は、ステップ3137に制御を移して、ユ
ーザプログラムの実行再開をデバッグ情報管理手段11
および21に対してLAN回線4および5を通じて指示
する(ステップ3137)。
【0060】コマンド処理部(ステップ3133〜31
36)では、デバッグ情報管理手段31は、ユーザから
のコマンドを受け付ける。
【0061】詳しくは、デバッグ情報管理手段31は、
キーボード33またはポインティングデバイス34から
のデバッグコマンドの入力内容を取得し(ステップ31
33)、実行経路表示コマンドの場合は(ステップ31
35)、図3中に例示するように、トレースポイント1
での停止時に記憶した手続き名を順にディスプレイ39
の実行ウィンドウ92に表示する(ステップ313
6)。
【0062】実行再開コマンドの場合は(ステップ31
34)、デバッグ情報管理手段31は、ユーザプログラ
ムの実行再開をデバッグ情報管理手段11および21に
対してLAN回線4および5を通じて指示する(ステッ
プ3137)。
【0063】マシンAでは、ステップ1111および1
115でユーザプログラムの実行を中断しているが、デ
バッグ情報管理手段31からユーザプログラムの実行再
開指示があると、デバッグ情報管理手段11が、ユーザ
プログラムの実行を再開する(ステップ1116および
1117)。
【0064】マシンBでは、ステップ2111および2
115でユーザプログラムの実行を中断しているが、デ
バッグ情報管理手段31からユーザプログラムの実行再
開指示があると、デバッグ情報管理手段21が、ユーザ
プログラムの実行を再開する(ステップ2116および
2117)。
【0065】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0066】図9を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、マシンAにターゲットデバッグ情報管理プログ
ラムを記録した記録媒体6を備え、マシンBにターゲッ
トデバッグ情報管理プログラムを記録した記録媒体7を
備え、マシンCにデバッグ用デバッグ情報管理プログラ
ムを記録した記録媒体8を備える。これら記録媒体6,
7および8は、磁気ディスク,半導体メモリその他の記
録媒体であってもよい。
【0067】ターゲットデバッグ情報管理プログラムは
記録媒体6および7からマシンAおよびBにそれぞれ読
み込まれ、デバッグ情報管理手段11および21として
マシンAおよびBの動作を制御する。また、デバッグ用
デバッグ情報管理プログラムは、記録媒体8からマシン
Cに読み込まれ、デバッグ情報管理手段31としてマシ
ンCの動作を制御する。ターゲットデバッグ情報管理プ
ログラムおよびデバッグ用デバッグ情報管理プログラム
の制御によるマシンAおよびBならびにマシンCの動作
は、第1の実施の形態の場合と全く同様になるので、そ
れらの詳しい説明は割愛する。
【0068】なお、上記各実施の形態では、デバッグ用
マシンCに接続されるターゲットマシンをAおよびBの
2台としたが、ターゲットマシンが3台以上であっても
本発明を同様に適用することができる。
【0069】また、ターゲットマシンAおよびBとデバ
ッグ用マシンCとをLAN回線4および5を介して接続
するようにしたが、ターゲットマシンAおよびBとデバ
ッグ用マシンCとを接続する回線および接続態様が上記
各実施の形態に限定されるものでないことはいうまでも
ない。
【0070】
【発明の効果】第1の効果は、複数台のターゲットマシ
ン上での同一のユーザプログラムの実行で実行回数や実
行順序に相違がある場合に、その相違箇所が容易に発見
できる点である。その理由は、複数台のターゲットマシ
ンでの同一のユーザプログラムの実行経路を併せて管理
しており、相違が生じた時点で実行情報をユーザに示す
からである。
【0071】第2の効果は、複数台のターゲットマシン
上での同一のユーザプログラムの実行で計算結果が異な
った場合に、その問題箇所が把握でき、計算値を容易に
比較・確認できる点である。その理由は、複数台のター
ゲットマシンでの同一のユーザプログラムの計算結果を
逐一管理していることに加えて、計算値の相違を同一ウ
ィンドウ内に表示して確認の便を図っているからであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るプログラム移
植サポート方式の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係るプログラム移植サポー
ト方式の画面構成を示す説明図である。
【図3】第1の実施の形態に係るプログラム移植サポー
ト方式における実行ウィンドウイメージの一例を示す説
明図である。
【図4】第1の実施の形態に係るプログラム移植サポー
ト方式における実行ウィンドウイメージの他の例を示す
説明図である。
【図5】第1の実施の形態に係るプログラム移植サポー
ト方式におけるリビジョン管理表示を示す説明図であ
る。
【図6】図1中のマシンAのデバッグ情報管理手段の動
作を示す流れ図である。
【図7】図1中のマシンBのデバッグ情報管理手段の動
作を示す流れ図である。
【図8】図1中のマシンCのデバッグ情報管理手段の動
作を示す流れ図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るプログラム移
植サポート方式の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 マシンA(ターゲットマシン) 2 マシンB(ターゲットマシン) 3 マシンC(デバッグ用マシン) 4,5 LAN回線 6,7,8 記録媒体 11,21,31 デバッグ情報管理手段 12,22,32 ユーザプログラム格納メモリ 33 キーボード 34 ポインティングデバイス 35 入力制御部 36 表示内容管理手段 37 マルチウィンドウ表示制御部 38 表示メモリ 39 ディスプレイ 91 ソースウィンドウ 92 実行ウィンドウ 93 マシンAのソース選択表示 94 マシンBのソース選択表示

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザプログラムを実行するターゲット
    マシンと、マルチウィンドウ表示装置を有するデバッグ
    用マシンとが回線を介して接続されたネットワークシス
    テムにおいて、 複数台のターゲットマシンでの同一のユーザプログラム
    の実行順序,実行回数および計算結果を管理し、その管
    理情報を表示するデバッグ情報管理手段を含むことを特
    徴とするプログラム移植サポート方式。
  2. 【請求項2】 ユーザプログラムを実行するターゲット
    マシンと、マルチウィンドウ表示装置を有するデバッグ
    用マシンとが回線を介して接続されたネットワークシス
    テムにおいて、 前記デバッグ用マシンに設けられ、ユーザプログラム上
    の手続きの入口位置にトレースポイント1を設定しター
    ゲットマシンに転送する初期設定処理部,ターゲットマ
    シンから手続き名を取得して表示を行うトレースポイン
    ト1処理部,およびユーザからのデバッグコマンドを受
    けて実行経路を表示するコマンド処理部を含む第1のデ
    バッグ情報管理手段と、 前記ターゲットマシンに設けられ、前記第1のデバッグ
    情報管理手段から転送されたユーザプログラムをユーザ
    プログラム格納メモリに格納する初期化処理部,および
    ユーザプログラムの実行がトレースポイント1に到達し
    たときに現在停止中の手続き名および直前に実行した手
    続き名を前記第1のデバッグ情報管理手段に転送するト
    レースポイント1処理部を含む第2のデバッグ情報管理
    手段とを有することを特徴とするプログラム移植サポー
    ト方式。
  3. 【請求項3】 ユーザプログラムを実行するターゲット
    マシンと、マルチウィンドウ表示装置を有するデバッグ
    用マシンとが回線を介して接続されたネットワークシス
    テムにおいて、 前記デバッグ用マシンに設けられ、ユーザプログラム上
    の代入文の位置にトレースポイント2を設定しターゲッ
    トマシンに転送する初期設定処理部,およびターゲット
    マシンにおける変数名およびその値を取得し許容誤差を
    超えた場合にはその旨を表示するトレースポイント2処
    理部を含む第1のデバッグ情報管理手段と、 前記ターゲットマシンに設けられ、前記第1のデバッグ
    情報管理手段から転送されたユーザプログラムをユーザ
    プログラム格納メモリに格納する初期化処理部,および
    ユーザプログラムの実行がトレースポイント2に到達し
    たときに代入文の左辺の変数名およびその値を前記第1
    のデバッグ情報管理手段に転送するトレースポイント2
    処理部を含む第2のデバッグ情報管理手段とを有するこ
    とを特徴とするプログラム移植サポート方式。
  4. 【請求項4】 ユーザプログラムを実行するターゲット
    マシンと、マルチウィンドウ表示装置を有するデバッグ
    用マシンとが回線を介して接続されたネットワークシス
    テムにおいて、 前記デバッグ用マシンに設けられ、ユーザプログラム上
    の手続きの入口位置にトレースポイント1を設定すると
    ともにユーザプログラム上の代入文の位置にトレースポ
    イント2を設定しターゲットマシンに転送する初期設定
    処理部,ターゲットマシンから手続き名を取得して表示
    を行うトレースポイント1処理部,ターゲットマシンに
    おける変数名およびその値を取得し許容誤差を超えた場
    合にはその旨を表示するトレースポイント2処理部,お
    よびユーザからのデバッグコマンドを受けて実行経路を
    表示するコマンド処理部を含む第1のデバッグ情報管理
    手段と、 前記ターゲットマシンに設けられ、前記第1のデバッグ
    情報管理手段から転送されたユーザプログラムをユーザ
    プログラム格納メモリに格納する初期化処理部,ユーザ
    プログラムの実行がトレースポイント1に到達したとき
    に現在停止中の手続き名および直前に実行した手続き名
    を前記第1のデバッグ情報管理手段に転送するトレース
    ポイント1処理部,およびユーザプログラムの実行がト
    レースポイント2に到達したときに代入文の左辺の変数
    名およびその値を前記第1のデバッグ情報管理手段に転
    送するトレースポイント2処理部を含む第2のデバッグ
    情報管理手段とを有することを特徴とするプログラム移
    植サポート方式。
  5. 【請求項5】 前記ターゲットマシンが、2台である請
    求項1ないし4記載のプログラム移植サポート方式。
  6. 【請求項6】 デバッグ用マシンを、ユーザプログラム
    上の手続きの入口位置にトレースポイント1を設定しタ
    ーゲットマシンに転送する初期設定処理部,ターゲット
    マシンから手続き名を取得して表示を行うトレースポイ
    ント1処理部,およびユーザからのデバッグコマンドを
    受けて実行経路を表示するコマンド処理部として機能さ
    せるためのプログラムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】 ターゲットマシンを、デバッグ用マシン
    から転送されたユーザプログラムをユーザプログラム格
    納メモリに格納する初期化処理部,およびユーザプログ
    ラムの実行がトレースポイント1に到達したときに現在
    停止中の手続き名および直前に実行した手続き名をデバ
    ッグ用マシンに転送するトレースポイント1処理部とし
    て機能させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】 デバッグ用マシンを、ユーザプログラム
    上の手続きの入口位置にトレースポイント1を設定しタ
    ーゲットマシンに転送する初期設定処理部,ターゲット
    マシンから手続き名を取得して表示を行うトレースポイ
    ント1処理部,およびユーザからのデバッグコマンドを
    受けて実行経路を表示するコマンド処理部として機能さ
    せるためのプログラムと、 ターゲットマシンを、デバッグ用マシンから転送された
    ユーザプログラムをユーザプログラム格納メモリに格納
    する初期化処理部,およびユーザプログラムの実行がト
    レースポイント1に到達したときに現在停止中の手続き
    名および直前に実行した手続き名をデバッグ用マシンに
    転送するトレースポイント1処理部として機能させるた
    めのプログラムとを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 デバッグ用マシンを、ユーザプログラム
    上の代入文の位置にトレースポイント2を設定しターゲ
    ットマシンに転送する初期設定処理部,およびターゲッ
    トマシンにおける変数名およびその値を取得し許容誤差
    を超えた場合にはその旨を表示するトレースポイント2
    処理部として機能させるためのプログラムを記録した記
    録媒体。
  10. 【請求項10】 ターゲットマシンを、デバッグ用マシ
    ンから転送されたユーザプログラムをユーザプログラム
    格納メモリに格納する初期化処理部,およびユーザプロ
    グラムの実行がトレースポイント2に到達したときに代
    入文の左辺の変数名およびその値をデバッグ用マシンに
    転送するトレースポイント2処理部として機能させるた
    めのプログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 デバッグ用マシンを、ユーザプログラ
    ム上の代入文の位置にトレースポイント2を設定しター
    ゲットマシンに転送する初期設定処理部,およびターゲ
    ットマシンにおける変数名およびその値を取得し許容誤
    差を超えた場合にはその旨を表示するトレースポイント
    2処理部として機能させるためのプログラムと、 ターゲットマシンを、デバッグ用マシンから転送された
    ユーザプログラムをユーザプログラム格納メモリに格納
    する初期化処理部,およびユーザプログラムの実行がト
    レースポイント2に到達したときに代入文の左辺の変数
    名およびその値をデバッグ用マシンに転送するトレース
    ポイント2処理部として機能させるためのプログラムと
    を記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 デバッグ用マシンを、ユーザプログラ
    ム上の手続きの入口位置にトレースポイント1を設定す
    るとともにユーザプログラム上の代入文の位置にトレー
    スポイント2を設定しターゲットマシンに転送する初期
    設定処理部,ターゲットマシンから手続き名を取得して
    表示を行うトレースポイント1処理部,ターゲットマシ
    ンにおける変数名およびその値を取得し許容誤差を超え
    た場合にはその旨を表示するトレースポイント2処理
    部,およびユーザからのデバッグコマンドを受けて実行
    経路を表示するコマンド処理部として機能させるための
    プログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】 ターゲットマシンを、デバッグ用マシ
    ンから転送されたユーザプログラムをユーザプログラム
    格納メモリに格納する初期化処理部,ユーザプログラム
    の実行がトレースポイント1に到達したときに現在停止
    中の手続き名および直前に実行した手続き名をデバッグ
    用マシンに転送するトレースポイント1処理部,および
    ユーザプログラムの実行がトレースポイント2に到達し
    たときに代入文の左辺の変数名およびその値をデバッグ
    用マシンに転送するトレースポイント2処理部として機
    能させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 デバッグ用マシンを、ユーザプログラ
    ム上の手続きの入口位置にトレースポイント1を設定す
    るとともにユーザプログラム上の代入文の位置にトレー
    スポイント2を設定しターゲットマシンに転送する初期
    設定処理部,ターゲットマシンから手続き名を取得して
    表示を行うトレースポイント1処理部,ターゲットマシ
    ンにおける変数名およびその値を取得し許容誤差を超え
    た場合にはその旨を表示するトレースポイント2処理
    部,およびユーザからのデバッグコマンドを受けて実行
    経路を表示するコマンド処理部として機能させるための
    プログラムと、 ターゲットマシンを、デバッグ用マシンから転送された
    ユーザプログラムをユーザプログラム格納メモリに格納
    する初期化処理部,ユーザプログラムの実行がトレース
    ポイント1に到達したときに現在停止中の手続き名およ
    び直前に実行した手続き名をデバッグ用マシンに転送す
    るトレースポイント1処理部,およびユーザプログラム
    の実行がトレースポイント2に到達したときに代入文の
    左辺の変数名およびその値をデバッグ用マシンに転送す
    るトレースポイント2処理部として機能させるためのプ
    ログラムとを記録した記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005024630A1 (ja) * 2003-09-04 2007-11-08 サイエンスパーク株式会社 不正コードの防止方法および防止プログラム
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JP2010198335A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Toshiba Corp ソフトウェア自動試験装置およびその方法
JP2021501405A (ja) * 2017-10-25 2021-01-14 サウジ アラビアン オイル カンパニー 単一プロセスおよび分散システムの科学的カーネルのためのソースコードと共に入力および出力データを収集する分散エージェント

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