JPH11118715A - 水質計および水質測定方法 - Google Patents

水質計および水質測定方法

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JPH11118715A
JPH11118715A JP28636797A JP28636797A JPH11118715A JP H11118715 A JPH11118715 A JP H11118715A JP 28636797 A JP28636797 A JP 28636797A JP 28636797 A JP28636797 A JP 28636797A JP H11118715 A JPH11118715 A JP H11118715A
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JP
Japan
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light
transmission window
window
water
measurement
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Application number
JP28636797A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Furuya
弘幸 古屋
Kichiji Jinbo
吉次 神保
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Suido Kiko Kaisha Ltd
Original Assignee
Suido Kiko Kaisha Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光透過窓に汚れが付着することによる測定誤
差を低減する。 【解決手段】 色度計100は、比較的に長い距離LA
を隔てて設置された光透過窓7a,7bと、光透過窓7
aを通じて検水Wに計測用光を投光するLED4aと、
そのLED4aの発光量IOAを検出するフォトセンサー
6aと、検水Wを経由した受光量IA を検出するフォト
センサー5aとを有する色度計測部1と、距離LAより
もずっと短い距離LBを隔てて設置された光透過窓7
c,7dと、検水Wに参照用光を投光するLED4b
と、そのLED4bの発光量IOBを検出するフォトセン
サー6bと、検水Wを経由した受光量IBを検出するフ
ォトセンサー5bとを有する参照部2と、受光量IA,I
Bおよび発光量IOA,IOBに基づいて補正した色度Cを
算出する補償色度算出部Pとを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水質計および水質
測定方法に関し、さらに詳しくは、計測用光が通る光透
過窓に汚れ(検水に含まれる微生物の繁殖による藻や浮
遊物質など)が付着することに起因する測定誤差を除去
でき、しかも信頼性が高い水質計および水質測定方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、特開昭57−101744号
公報に開示されたインライン型濁度計を示す構成図であ
る。このインライン型濁度計600において、光源61
から出射された計測用光はレンズ62を通って平行光線
となり、光透過窓63aを介して検水Wに照射される。
前記検水Wを通過した計測用光は、光透過窓63bを介
して、可視光のみを通す可視光用フィルタ64および赤
外光のみを通す赤外光用フィルタ65に当たり、可視光
がフォトセル66で検出され、赤外光がフォトセル67
で検出される。前記光源61からの出射光のうち、可視
光の光量はフォトセル601で検出され、赤外光の光量
はフォトセル602で検出される。演算器68は、前記
フォトセル66,67,601,602からの検出信号
に基づいて、検水Wの着色により可視光,赤外光が受け
る影響の度合いの比を求める。補正器69は、前記フォ
トセル66からの検出信号を前記演算器68からの出力
に基づいて補正し、着色の影響を抑制した濁度比例信号
Soを出力する。
【0003】図11は、実公平5−15085号公報に
開示された浸漬型濁度計を示す模式図である。この浸漬
型濁度計700において、光電検出部71から出射され
た計測用光は、光路部72を通り、検水容器73の中の
検水Wに照射される。そして、検水W中の懸濁物で散乱
された散乱光の一部が、光路部72を通り、光電検出部
71で検出され、濁度が測定される。前記検水容器73
の底板74は、前記光電検出部71へ直接反射光を返さ
ないように、斜めにされている。光路部下面洗浄用ブラ
シ7と底板洗浄用ブラシ76とは、モータ77,ブラシ
回動軸78およびユニバーサルジョイント79により揺
動され、光路部72の下面を洗浄すると共に底板74を
洗浄する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインライン
型濁度計600では、測定時間の経過につれて、検水W
中の汚れが光透過窓63a,63bに徐々に付着して計
測用光が余分に減衰するため、測定精度が低下する問題
点がある。
【0005】一方、上記従来の浸漬型濁度計700で
は、光路部下面洗浄用ブラシ75と底板洗浄用ブラシ7
6とにより、光路部72の下面を洗浄すると共に底板7
4を洗浄している。しかし、ブラシ75,76を揺動す
るための可動部や摺動部が必要なので、故障しやすく、
信頼性が低い問題点がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、検水に含まれる
汚れが光透過窓に付着することによる測定誤差を除去で
き、しかも信頼性が高い水質計および水質測定方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、比較的に長い距離を隔てて設置された第1の光透過
窓および第2の光透過窓と,前記第1の光透過窓を通じ
て検水に計測用光を投光する第1の投光手段と,前記検
水を経由した計測用光を前記第2の光透過窓を通じて受
光して当該受光量を検出する第1の受光手段とを有する
計測系と、前記第1の光透過窓と前記第2の光透過窓と
の距離よりも短い距離を隔てて設置された第3の光透過
窓および第4の光透過窓と,前記第3の光透過窓を通じ
て前記検水に参照用光を投光する第2の投光手段と,前
記検水を経由した参照用光を前記第4の光透過窓を通じ
て受光して当該受光量を検出する第2の受光手段とを有
する参照系と、前記計測系で得た検出結果と前記参照系
で得た検出結果とに基づいて前記光透過窓に付着した汚
れによる影響を補正した水質値を算出する補正水質値算
出手段とを具備したことを特徴とする水質計を提供す
る。上記第1の観点による水質計では、計測系におい
て、第1の受光手段の受光量IA は、第1の投光手段の
発光量をIOAとし、第1,第2の光透過窓間の距離をL
A とし、検水の吸収係数をεとし、検水の水質値(濁
度,色度)をCとすれば、各光透過窓が清浄な状態であ
れば、Lambert-Beer(ランバード・ベール)の法則よ
り、 IA=IOA×exp{−ε×LA×C} …(1) となる。これに対し、検水に含まれる汚れが第1,第2
の光透過窓に付着したときの各光透過窓の光透過率をそ
れぞれα(<1)とすれば、受光量IA は、 IA=α2×IOA×exp{−ε×LA×C} …(2) となる。一方、参照系では、第2の受光手段の受光量I
B は、第2の投光手段の発光量をIOBとし、第3,第4
光透過窓間の距離をLBとすれば、 IB=α2×IOB×exp{−ε×LB×C} …(3) で表される。α,ε,Cは、上記(2)式のα,ε,Cと
同じ値である。上記(2)式,(3)式からαを消去する
と、水質値Cは、 C=ln{(IB/IA)×(IOA/IOB)}/{ε×(LA−LB} …(4) となる。この(4)式により、光透過窓の光透過率αの影
響を受けずに、水質値C求めることが出来る。なお、検
水の吸収係数εは、基準液で較正した値を採用する。
【0008】上記(4)式において、距離LA≫距離LB
すれば、LB を無視でき、水質値Cは、 C≒ln{(IB/IA)×(IOA/IOB)}/{ε×LA} …(5) により簡易に求めることが出来る。なお、経験的には、
距離LAが距離LBの20倍以上であれば、距離LA≫距
離LBと見なすことが出来た。
【0009】また、上記水質計では、機械的な可動部や
摺動部が基本的に不要なので、故障が発生しにくく、信
頼性を十分に高めることが出来る。
【0010】第2の観点では、本発明は、上記構成の水
質計において、距離可変に設置された一対の光透過窓
と、その一対の光透過窓の一方側に設置された投光手段
と、前記一対の光透過窓の他方側に設置された受光手段
とを有し、前記一対の光透過窓の距離を長くしたときに
計測系となり、前記一対の光透過窓の距離を短くしたと
きに参照系となることを特徴とする水質計を提供する。
上記第2の観点による水質計では、一対の光透過窓の距
離を変更することで計測系と参照系を兼用するので、構
成を簡単化できる。
【0011】第3の観点では、本発明は、比較的に長い
距離を隔てて設置された第1の光透過窓および第1の光
反射用ミラーと,前記第1の光透過窓を通じて検水に計
測用光を投光する第1の投光手段と,前記検水および前
記第1の光反射用ミラーを経由した前記計測用光を前記
第1の光透過窓を通じて受光して当該受光量を検出する
第1の受光手段とを有する計測系と、前記第1の光透過
窓と前記第1の光反射用ミラーとの距離よりも短い距離
を隔てて設置された第2の光透過窓および第2の光反射
用ミラーと,前記第2の光透過窓を通じて前記検水に参
照用光を投光する第2の投光手段と,前記検水および前
記光反射用ミラーを経由した参照用光を前記第2の光透
過窓を通じて受光して当該受光量を検出する第2の受光
手段とを有する参照系と、前記計測系で得た検出結果と
前記参照系で得た検出結果とに基づいて前記光透過窓に
付着した汚れによる影響を補正した水質値を算出する補
正水質値算出手段とを具備したことを特徴とする水質計
を提供する。上記第3の観点による水質計では、計測系
において、第1の受光手段の受光量IA は、第1の投光
手段の発光量をIOAとし、第1の光透過窓と第1の光反
射用ミラーとの距離をLA’=LA/2とし、検水の吸収係
数をεとし、検水の水質値をCとし、検水に含まれる汚
れが第1の光透過窓および第1の光反射用ミラーに付着
したときの第1の光透過窓の光透過率をα(<1),第
1の光反射用ミラーの光透過率をβとすれば、受光量I
A は、 IA=α2×β×IOA×exp{−ε×LA×C} …(6) となる(測定用光は投光時と受光時の両方で第1の光透
過窓を通過する)。一方、参照系では、第2の受光手段
の受光量IB は、第2の投光手段の発光量をIOBとし、
第2の光透過窓と第2の光反射用ミラーとの距離を
B’=LB/2ととすれば、 IB=α2×β×IOB×exp{−ε×LB×C} …(7) となる(参照用光は投光時と受光時の両方で第2の光透
過窓を通過する)。上記(6)式,(7)式からα,βを消
去すると、水質値Cは、上記(4)式または上記(5)式で
求められる。
【0012】以上により、上記第1の観点にかかる作用
と同じ作用を奏する。さらに、光反射用ミラーで反射し
て往復した測定用光を受光するので、測定用光が検水中
を走行する距離を実質的に2倍に増大することができ、
全体のサイズをコンパクト化できる。
【0013】第4の観点では、本発明は、距離可変に設
置された光透過窓および光反射用ミラーと、前記光透過
窓側に設置された投光手段および受光手段とを有し、前
記光透過窓および光反射用ミラー間の距離を長くしたと
きに計測系となり、前記光透過窓および光反射用ミラー
間の距離を短くしたときに参照系となることを特徴とす
る水質計を提供する。上記第4の観点による水質計で
は、上記第2の観点による水質計と同様に、計測系と参
照系とで、光透過窓および光反射用ミラーと,投光手段
と,受光手段を共用して用いることが可能となり、部品
点数を削減して、低コスト化できる。また、全体のサイ
ズをいっそうコンパクト化することが出来る。
【0014】第5の観点では、本発明は、比較的に長い
距離を隔てて設置された計測用光透過窓および参照用光
透過窓と、前記計測用光透過窓と前記参照用光透過窓の
中間の位置よりも前記参照用光透過窓に近い位置から前
記計測用光透過窓へ計測用光を投光すると共に前記参照
用光透過窓へ参照用光を投光する投光手段と、その投光
手段と前記計測用光透過窓の間の検水を経由した計測用
光を前記計測用光透過窓を通じて受光して当該受光量を
検出する計測用受光手段と、前記投光手段と前記参照用
光透過窓の間の検水を経由した参照用光を前記参照用光
透過窓を通じて受光して当該受光量を検出する参照用受
光手段と、前記計測用受光手段による検出結果と前記参
照用受光手段による検出結果とに基づいて前記光透過窓
に付着した汚れによる影響を補正した水質値を算出する
補正水質値算出手段とを具備したことを特徴とする水質
計を提供する。上記第5の観点による水質計では、上記
第1の観点による水質計と同様の作用を奏する。さら
に、計測系と参照系とで投光手段を兼用できるので、構
成を簡単にすると共に全体のサイズをいっそうコンパク
ト化できる。
【0015】第6の観点では、本発明は、比較的に長い
距離を隔てて設置された第1の光透過窓と第2の光透過
窓との間に検水を保持させ,前記第1の光透過窓を通じ
て前記検水に計測用光を投光し,前記検水を経由した計
測用光を前記第2の光透過窓を通じて検出する計測ステ
ップと、前記第1の光透過窓と前記第2の光透過窓との
距離よりも短い距離を隔てて設置された第3の光透過窓
と第4の光透過窓の間に前記検水を保持させ,前記第3
の光透過窓を通じて前記検水に参照用光を投光し,前記
検水を経由した参照用光を前記第4の光透過窓を通じて
検出する参照ステップと、前記計測ステップによる検出
結果と前記参照ステップによる検出結果とに基づいて前
記光透過窓に付着した汚れによる影響を補正した水質値
を算出する補正水質値算出ステップとを有することを特
徴とする水質測定方法を提供する。上記第6の観点によ
る水質測定方法は、上記第1の観点による作用と同じ作
用を奏する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
【0017】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施形態にかかる色度計を示す
原理図である。この色度計100において、色度計測部
1は、比較的に長い距離LA を隔てて設置された光透過
窓7a,7bと、前記光透過窓7aを通じて検水Wに計
測用光を投光するLED4aと、そのLED4aの発光
量IOAを検出するフォトセンサー6aと、前記光透過窓
7bを通じて前記検水Wを経由した計測用光を受光し当
該受光量IAを検出するフォトセンサー5aとを具備し
ている。前記距離LAは、例えば700mmである。参
照部2は、前記距離LAよりもずっと短い(前記LAの1
/20以下が好ましい)距離LB を隔てて設置された光
透過窓7c,7dと、前記光透過窓7cを通じて前記検
水Wに参照用光を投光するLED4bと、そのLED4
bの発光量IOBを検出するフォトセンサー6bと、前記
光透過窓7dを通じて前記検水Wを経由した参照用光を
受光し 当該受光量IBを検出するフォトセンサー5bと
を具備している。前記距離LB は、例えば25mmであ
る(この場合、LA/LB=28となる)。補正色度算出
部Pにおいて、演算回路8aは前記発光量IOAを前記受
光量IAで除した値(=IOA/IA)を算出し、演算回路
8bは前記受光量IBを前記発光量IOB で除した値(=
B/IOB)を算出する。補正回路9は、前記演算回路
8aの出力値および前記演算回路8bの出力値に基づい
て、前記光透過窓7a,7bに付着した汚れによる影響
を補正した色度Cを、前記(5)式により算出して表示回
路へ出力する。
【0018】以上の色度計100によれば、補正色度算
出部Pにより、光透過窓7a,7bに付着した汚れによ
る影響を補正した色度を算出できるから、検水Wの色度
を長時間に亘って正確に連続測定することが出来る。
【0019】−第2の実施形態− 図2は、本発明の第2の実施形態にかかる浸漬型色度計
の構成図である。この浸漬型色度計100は、色度計測
部10と,参照部11とを連結筒12で結合して一体化
した構成である。図3に、前記色度計測部10を拡大し
て示す。(a)は端面図である。(b)は(a)の矢示
A図である。(c)は(a)のB−B断面図である。こ
の色度計測部10は、両端に検水流入兼光透過窓清掃孔
H1a,H1bを有する色度計測筒21と、その色度計
測筒21の両端に密着した光透過窓22,23と、前記
光透過窓22を通じて検水Wに計測用光を投光するLE
D24と、前記光透過窓23を通じて前記検水Wを経由
した計測用光を受光し当該受光量IAを検出するフォト
センサー25とを具備している。前記色度計測筒21の
軸長すなわち前記光透過窓22,23間の距離LA は、
比較的に長く、例えば700mmである。なお、前記L
ED24の近傍には、当該LED24の発光量IOAを検
出するフォトセンサーが設置されているが、図示は省略
する。
【0020】図4に、 前記参照部11を拡大して示
す。(a)は端面図である。(b)は(a)の矢示A’
図である。この参照部11は、検水流入兼光透過窓清掃
孔H2を有する筒状体と、その筒状体の両端に密着した
光透過窓26,27と、前記光透過窓26を通じて検水
Wに参照用光を投光するLED28と、前記光透過窓2
7を通じて前記検水Wを経由した参照用光を受光し当該
受光量IB を検出するフォトセンサー28とを具備して
いる。前記筒状体すなわち前記光透過窓26,27間の
距離LB は、前記距離LAよりもずっと短く、例えば2
5mmである。なお、前記LED28 の近傍には、当
該LED28の発光量IOBを検出するフォトセンサーが
設置されているが、図示は省略する。
【0021】図2に戻り、前記受光量IA,IBおよび前
記発光量IOA,IOBは、配線ケーブル14およびコネク
ター15を経由し、補正色度算出部(図1のP相当)へ
伝送される。前記補正色度算出部は、前記第1の実施形
態と同様の処理で、前記光透過窓22,23に付着した
汚れによる影響を補正した色度を算出する。なお、この
浸漬型色度計100において、IB/IOB ≦0.2とな
ると、光透過窓22,23に付着する汚れが過大となっ
て測定精度が低下するので、警報を発して各光透過窓を
清掃すべきことを知らせることが好ましい。
【0022】図5は、透過膜により略一定の色度に濾過
されたと推定される検水Wを、この浸漬型色度計200
により連続測定した結果と,色度計測部10のみを用い
て連続測定した比較例の結果と,両者の差とを一覧形式
にまとめた図表である。なお、比較例にかかる色度C
は、前記(1)式から、 C={ln(IOA/IA)}/{ε×LA} により算出した。この浸漬型色度計200による測定結
果を参照すると、経過日数が増すにつれて、光透過窓2
2,23に付着した汚れが蓄積されても、測定色度は略
一定であり、適正に補正されていることが推定される。
これに対し、比較例では、経過日数が増すにつれて、測
定色度が増大しており、各光透過窓に付着した汚れの蓄
積に伴って誤差が増大していることが推定される(ちな
みに、経過日数=0の時点では測定色度の差が0である
のが、経過日数=17の時点では測定色度の差が1.0
にも拡大している)。
【0023】以上の浸漬型色度計200によれば、色度
計測部10と参照部11とを連結筒12で結合して一体
化したので、取扱いが容易となる。また、色度計測部1
0と参照部11のそれぞれに流入する検水Wの深度を常
に一致させることができ、測定精度をいっそう向上でき
る。
【0024】−第3の実施形態− 図6は、本発明の第3の実施形態にかかる浸漬型色度計
300を示す構成図である。この浸漬型色度計300
は、色度計測部301と,参照部302とを並列に結合
して一体化した構成である。前記色度計測部301は、
比較的に長い距離LA’ を隔てて設置された光透過窓3
1および光反射用ミラー32と、前記光透過窓31を通
じて検水Wに計測用光を投光するLED33と、前記光
透過窓31を通じて前記検水Wおよび前記光反射用ミラ
ー32を経由した(つまり、光反射用ミラー32で反射
した)計測用光を受光し当該受光量IA を検出するフォ
トセンサー34とを具備している。なお、前記LED3
3の近傍には、当該LED33の発光量IOAを検出する
フォトセンサーが設置されているが、図示は省略する。
前記参照部302は、前記距離LA’よりもずっと短い
距離LB’を隔てて設置された光透過窓35および光反
射用ミラー36と、前記光透過窓35を通じて前記検水
Wに参照用光を投光するLED37と、前記光透過窓3
5を通じて前記検水Wおよび前記光反射用ミラー36を
経由した(つまり、光反射用ミラー36で反射した)参
照用光を受光し当該受光量IB を検出するフォトセンサ
ー38とを具備している。なお、前記LED37の近傍
には、当該LED37の発光量IOBを検出するフォトセ
ンサーが設置されているが、図示は省略する。
【0025】前記受光量IA,IBおよび前記発光量
OA,IOBは、配線ケーブル303およびコネクター3
04を経由して、補正色度算出部(図1のP相当)へ伝
送される。前記補正色度算出部は、前記第1の実施形態
と同様の処理で、前記光透過窓31,35および光反射
用ミラー32,36に付着した汚れによる影響を補正し
た色度を算出する。なお、前記フォトセンサー34,3
8は、光反射用ミラー32,36で反射した測定用光,
参照用光をそれぞれ受光するので、2×LA’が前記第
1の実施形態にかかる距離LAに相当し、2×LB’が前
記第1の実施形態にかかる距離LBに相当する。
【0026】以上の浸漬型色度計300によれば、光反
射用ミラー32で反射して往復した測定用光を受光する
ので、測定用光が検水W中を走行する距離を実質的に2
倍に増大することができ、全体のサイズをコンパクト化
することが出来る。また、LED33,37およびフォ
トセンサー34,38の取付箇所を集約できるから、組
み立てやすくなる。
【0027】−第4の実施形態− 図7は、本発明の第4の実施形態にかかる浸漬型色度計
400を示す構成図である。この浸漬型色度計400
は、比較的に長い距離LA’を隔てた状態からそれより
ずっと短い距離LB’ だけ隔てた状態まで可変に設置さ
れた光透過窓41および光反射用ミラー42と、前記光
透過窓41を通じて検水Wに計測用光または参照用光を
投光するLED43と、前記光透過窓41を通じて前記
検水Wおよび前記光反射用ミラー42を経由した(つま
り、光反射用ミラー42で反射した)計測用光または参
照用光を受光し当該受光量を検出するフォトセンサー4
4とを具備している。
【0028】検水Wの色度を測定する際には、前記光透
過窓41と前記光反射用ミラー42とを距離LA’ だけ
隔てた状態(図7の状態)で、前記フォトセンサー44
により、前記検水Wおよび前記光反射用ミラー42を経
由した計測用光を受光し当該受光量IA を検出する。こ
のとき、前記LED43の近傍に設置されたフォトセン
サー(図示せず)により、当該LED43の発光量IOA
を検出する。次に、図8に示すように、前記光透過窓4
1と前記光反射用ミラー42との距離が前記距離LB
となるように前記光反射用ミラー42をスライドさせ、
前記フォトセンサー44により、前記検水Wおよび前記
光反射用ミラー42を経由した参照用光を受光し当該受
光量IB を検出する。このとき、前記LED43の近傍
に設置されたフォトセンサーにより、当該LED43の
発光量IOBを検出する(基本的にIOB=IOAだからIOB
の検出を省略してもよい)。なお、前記光反射用ミラー
42のスライドは、手動で行ってもよいし、モータなど
の駆動系を用いて自動で行ってもよい。
【0029】前記受光量IA,IBおよび前記発光量
OA,IOBは、配線ケーブル45およびコネクター46
を経由して、補正色度算出部(図1のP相当)へ伝送さ
れる。前記補正色度算出部は、前記第1の実施形態と同
様の処理で、前記光透過窓41および光反射用ミラー4
2に付着した汚れによる影響を補正した色度を算出す
る。なお、前記IBおよびIOB が検出されるまで、前記
AおよびIOA の検出値を保持しておく必要がある。
【0030】以上の浸漬型色度計400によれば、光反
射用ミラー42をスライド可能な構成としたので、光透
過窓41および光反射用ミラー42と,LED43およ
びフォトセンサー44をそれぞれ1組だけ用いて、前記
第3の実施形態にかかる色度計測部301,参照部30
2の機能を実現することができる。これにより、部品点
数を削減し、低コスト化できる。また、全体のサイズを
いっそうコンパクト化することが出来る。
【0031】−第5の実施形態− 図9は、本発明の第5の実施形態にかかる浸漬型色度計
の構成図である。この浸漬型色度計500は、比較的に
長い距離(=LA+LB)を隔てて設置された光透過窓5
1,52と、それら光透過窓51,52の中間で前記光
透過窓51までの距離LAが前記光透過窓52までの距
離LBよりもずっと長い位置に設置されたビームスプリ
ッタ53と、そのビームスプリッタ53の直下に設けら
れた光透過窓54と、前記ビームスプリッタ53を介し
て当該ビームスプリッタ53の左方の検水Wに計測用光
を投光し且つ右方の検水Wに参照用光を投光するLED
55と、前記光透過窓51を通じて前記検水Wを経由し
た計測用光を受光し当該受光量IA を検出するフォトセ
ンサー56と、前記光透過窓52を通じて前記検水Wを
経由した参照用光を受光し当該受光量 IB を検出する
フォトセンサー57とを具備している。すなわち、この
浸漬型色度計500では、ビームスプリッタ53よりも
左方が色度計測部501を構成し、前記ビームスプリッ
タ53よりも右方が参照部502を構成している。な
お、前記LED55の近傍には、当該LED33の発光
量IO を検出するフォトセンサーが設置されているが、
図示は省略する。
【0032】前記受光量IA,IBおよび前記発光量IO
は、配線ケーブル58およびコネクター59を経由し
て、補正色度算出部(図1のP相当)へ伝送される。前
記補正色度算出部は、前記第1の実施形態と同様の処理
で、前記光透過窓51,52,54に付着した汚れによ
る影響を補正した色度を算出する。なお、前記ビームス
プリッタ53は、前記LED55からの出射光を均等に
2分割するので、IO /2が、前記第1の実施形態にか
かるIOAおよびIOBに相当する。
【0033】以上の浸漬型色度計500によれば、光透
過窓51,52の中間に設置されたビームスプリッタ5
3を介して検水Wに測定用光および参照用光を投光する
ので、色度測定部501と参照部502とを同一筺体内
で一直線状に構成でき、構成を簡単にすると共に、全体
のサイズをいっそうコンパクト化できる。
【0034】なお、前記第1〜第5の実施形態では、色
度を測定したが、濁度を測定してもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明の水質計および水質測定方法によ
れば、光透過窓に付着した汚れによる影響を容易に補正
でき、検水の水質値を長時間に亘って正確に連続測定す
ることが出来る。なお、本発明は、凝集沈殿処理された
処理水を貯留する浄水配水池の水質を連続監視する用途
や,透過膜で濾過された処理水の水質を連続監視する用
途に、特に有用である。その理由は、これらの処理水か
らは浮遊物質や微生物がある程度除去されているので、
光透過窓への汚れの付着速度が遅くなり、汚れが過大と
なって測定不能となる(光透過窓を清掃する必要が生じ
る)までの時間を十分に長くできるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる色度計を示す
原理図である。
【図2】本発明の第2の実施形態にかかる浸漬型色度計
を示す構成図である。
【図3】図2の浸漬型色度計の計測部を示す説明図であ
る。
【図4】図2の浸漬型色度計の参照部を示す説明図であ
る。
【図5】図2の浸漬型色度計により色度を測定した結果
を示す図表である。
【図6】本発明の第3の実施形態にかかる浸漬型色度計
を示す構成図である。
【図7】本発明の第4の実施形態にかかる浸漬型色度計
を示す構成図である。
【図8】図7の浸漬型色度計の反射用ミラーを光透過窓
に近づけた状態を示す説明図である。
【図9】本発明の第5の実施形態にかかる浸漬型色度計
を示構成図である。
【図10】従来のインライン型濁度計の一例を示す構成
図である。
【図11】従来の浸漬型濁度計の一例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
100 色度計 200,300,400,500 浸漬型濁度計 1,10,301,501 色度計測部 2,11,302,502 参照部 4a,4b LED 5a,5b,6a,6b フォトセンサー 7a,7b,7c,7d 光透過窓 21 色度計測筒 22,23,26,27,31,35 光透過窓 41,51,52,54 光透過窓 24,28,33,37,43,55 LED 25,29,34,38,44,56 フォトセンサー 32,36,42 光反射用ミラー 53 ビームスプリッ
タ H1a,H1b,H2 検水流入兼光透
過窓清掃孔 IA,IB 受光量 IOA,IOB 発光量 P 補正色度算出部 W 検水

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比較的に長い距離を隔てて設置された第
    1の光透過窓および第2の光透過窓と,前記第1の光透
    過窓を通じて検水に計測用光を投光する第1の投光手段
    と,前記検水を経由した計測用光を前記第2の光透過窓
    を通じて受光して当該受光量を検出する第1の受光手段
    とを有する計測系と、前記第1の光透過窓と前記第2の
    光透過窓との距離よりも短い距離を隔てて設置された第
    3の光透過窓および第4の光透過窓と,前記第3の光透
    過窓を通じて前記検水に参照用光を投光する第2の投光
    手段と,前記検水を経由した参照用光を前記第4の光透
    過窓を通じて受光して当該受光量を検出する第2の受光
    手段とを有する参照系と、前記計測系で得た検出結果と
    前記参照系で得た検出結果とに基づいて前記光透過窓に
    付着した汚れによる影響を補正した水質値を算出する補
    正水質値算出手段とを具備したことを特徴とする水質
    計。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水質計において、距離
    可変に設置された一対の光透過窓と、その一対の光透過
    窓の一方側に設置された投光手段と、前記一対の光透過
    窓の他方側に設置された受光手段とを有し、前記一対の
    光透過窓の距離を長くしたときに計測系となり、前記一
    対の光透過窓の距離を短くしたときに参照系となること
    を特徴とする水質計。
  3. 【請求項3】 比較的に長い距離を隔てて設置された第
    1の光透過窓および第1の光反射用ミラーと,前記第1
    の光透過窓を通じて検水に計測用光を投光する第1の投
    光手段と,前記検水および前記第1の光反射用ミラーを
    経由した前記計測用光を前記第1の光透過窓を通じて受
    光して当該受光量を検出する第1の受光手段とを有する
    計測系と、前記第1の光透過窓と前記第1の光反射用ミ
    ラーとの距離よりも短い距離を隔てて設置された第2の
    光透過窓および第2の光反射用ミラーと,前記第2の光
    透過窓を通じて前記検水に参照用光を投光する第2の投
    光手段と,前記検水および前記光反射用ミラーを経由し
    た参照用光を前記第2の光透過窓を通じて受光して当該
    受光量を検出する第2の受光手段とを有する参照系と、
    前記計測系で得た検出結果と前記参照系で得た検出結果
    とに基づいて前記光透過窓に付着した汚れによる影響を
    補正した水質値を算出する補正水質値算出手段とを具備
    したことを特徴とする水質計。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の水質計において、距離
    可変に設置された光透過窓および光反射用ミラーと、前
    記光透過窓側に設置された投光手段および受光手段とを
    有し、前記光透過窓および光反射用ミラー間の距離を長
    くしたときに計測系となり、前記光透過窓および光反射
    用ミラー間の距離を短くしたときに参照系となることを
    特徴とする水質計。
  5. 【請求項5】 比較的に長い距離を隔てて設置された計
    測用光透過窓および参照用光透過窓と、前記計測用光透
    過窓と前記参照用光透過窓の中間の位置よりも前記参照
    用光透過窓に近い位置から前記計測用光透過窓へ計測用
    光を投光すると共に前記参照用光透過窓へ参照用光を投
    光する投光手段と、その投光手段と前記計測用光透過窓
    の間の検水を経由した計測用光を前記計測用光透過窓を
    通じて受光して当該受光量を検出する計測用受光手段
    と、前記投光手段と前記参照用光透過窓の間の検水を経
    由した参照用光を前記参照用光透過窓を通じて受光して
    当該受光量を検出する参照用受光手段と、前記計測用受
    光手段による検出結果と前記参照用受光手段による検出
    結果とに基づいて前記光透過窓に付着した汚れによる影
    響を補正した水質値を算出する補正水質値算出手段とを
    具備したことを特徴とする水質計。
  6. 【請求項6】 比較的に長い距離を隔てて設置された第
    1の光透過窓と第2の光透過窓との間に検水を保持さ
    せ,前記第1の光透過窓を通じて前記検水に計測用光を
    投光し,前記検水を経由した計測用光を前記第2の光透
    過窓を通じて検出する計測ステップと、前記第1の光透
    過窓と前記第2の光透過窓との距離よりも短い距離を隔
    てて設置された第3の光透過窓と第4の光透過窓の間に
    前記検水を保持させ,前記第3の光透過窓を通じて前記
    検水に参照用光を投光し,前記検水を経由した参照用光
    を前記第4の光透過窓を通じて検出する参照ステップ
    と、前記計測ステップによる検出結果と前記参照ステッ
    プによる検出結果とに基づいて前記光透過窓に付着した
    汚れによる影響を補正した水質値を算出する補正水質値
    算出ステップとを有することを特徴とする水質測定方
    法。
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