JPH11118543A - フルイディック型流量計の振動検出センサ - Google Patents

フルイディック型流量計の振動検出センサ

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JPH11118543A
JPH11118543A JP30487997A JP30487997A JPH11118543A JP H11118543 A JPH11118543 A JP H11118543A JP 30487997 A JP30487997 A JP 30487997A JP 30487997 A JP30487997 A JP 30487997A JP H11118543 A JPH11118543 A JP H11118543A
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Shigeyuki Ito
茂行 伊藤
Hiroshi Onda
浩 恩田
Shinji Hirano
真司 平野
Yuichi Hase
勇一 長谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス等の流体のフルイディック振動を検出し
て通過流量を測定するフルイディック型流量計の振動検
出センサにおいて、フルイディック振動を正確に検出す
る。 【解決手段】 センサケース24内に2つの振動検出室
25・26を設け、それら振動検出室内をそれぞれ圧電
膜27・28で2つの部屋に仕切り、一側にガス導入室
25a・26aを形成し、他側に外室25b・26bを
形成する。そして、一側のガス導入室25a・26a
を、それぞれガスのフルイディック振動を発生する振動
発生室と、振動検出穴30・31を通して連通させる一
方、外室25b・26b同志を、その間に設ける連通路
40で連通させてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス等の流体の
通過流量を計測するガスメータなどで、流体のフルイデ
ィック振動を検出して流量を測定するフルイディック型
流量計に適用し得る。詳しくは、そのフルイディック型
流量計に備え、流体のフルイディック振動を検出する振
動検出センサに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばフルイディック型ガスメータ
は、図11に示すように、通常、メータ本体1内のガス
流路途中に振動発生室1aを設け、ガス流量が一定以上
の大流量になると、振動発生室1a内のガスの流れによ
り所謂フルイディック振動を発生し、その振動圧力を振
動検出センサ2で検出して電圧値として出力し、その出
力値から、計量制御部3にて単位時間当たりの振動周波
数を求め、その周波数から流量値を演算して使用流量を
積算している。
【0003】従来、そのようなガスメータに備える振動
検出センサ2は、たとえばメータ本体1を上から被う蓋
体(図示省略)に設け、図12に示すように、センサケ
ース4内に凹部4aを2つ形成し、それらの底部に上記
振動発生室1aと連通する振動検出穴a・bを設ける一
方、凹部4aの開口を、それぞれ圧電素子を有する圧電
膜5・6で塞いで各凹部4a内に振動検出室c・dを形
成してなる。
【0004】さらに、圧電膜5・6で仕切って振動検出
室c・dの図中上側に外室eを形成し、その外室e内
を、ガス流路のガス圧(ライン圧)より負圧に形成し、
ガスの不使用時は、圧電膜5・6を、外室e側に膨出し
た撓み状態で保持して動かないように安定させてなる。
【0005】そして、ガスの使用時に、フルイディック
振動を発生し、その振動圧力が、たとえば振動検出穴a
を通して振動検出室cに及ぶと、図13に示すように、
圧電膜5が外室e側にさらに撓み、同時に隣の圧電膜6
も逆向きに少し変形する。一方、振動圧力が振動検出穴
bから振動検出室dに及ぶと、今度は圧電膜5・6が上
記とは互いに逆向きに変形する。こうして2つの振動検
出穴a・bから交互に入り込むガスの振動圧力に応じ
て、圧電膜5・6を撓ませ、その撓み量に基づきフルイ
ディック振動を検出して電圧を出力している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
従来の振動検出センサ2では、ガスの使用時に、フルイ
ディック振動を検出するときは、すでに外室e側に撓ん
だ状態の圧電膜5・6をそれ以上に撓ませることになる
から、それだけ圧電膜5・6の撓み量が小さくなる。ま
た、微弱な振動圧力が加わる程度では、圧電膜5・6が
それ以上ほとんど撓まないこともあり、その結果、検出
可能な低流量域近くでは、フルイディック振動を正確に
検出することができないという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の発明によるフルイディック型流量計の振動検出センサ
は、たとえば図1〜図6を用いて説明する実施の形態の
ように、センサケース24内にそれぞれ独立に設ける第
1振動検出室25および第2振動検出室26と、その第
1および第2振動検出室25・26内に設けてそれらを
2つの部屋、たとえばガス導入室25aと外室25b、
ガス導入室26aと外室26bに仕切る圧電膜27・2
8と、その圧電膜27・28で仕切った一方の各々の部
屋と、ガス流路13のような流体の流路とを個別に連通
するフルイディック振動検出用の振動検出穴30・31
と、前記圧電膜27・28で仕切った他方の部屋同志を
連通する連通路40と、を備えることを特徴とする。
【0008】そして、流体が流れたとき、フルイディッ
ク振動を発生し、その振動圧力が、たとえば振動検出穴
30から第1振動検出室25の一方の部屋に及ぶと、圧
電膜27が他方の部屋側に撓むと同時に、その圧電膜2
7の撓みにより内圧の高まりが連通路40を通して第2
振動検出室26の他方の部屋に影響し、その内圧に押さ
れて圧電膜28が逆向きに撓む。反対に、振動検出穴3
1から加わる振動圧力で圧電膜28が撓むと、同時にそ
の撓みにより内圧の高まりが連通路40を通して第1振
動検出室25の他方の部屋に影響し、その内圧に押され
て圧電膜27が逆向きに撓む。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のフルイディック型流量計の振動検出センサにおいて、
たとえば図1〜図6を用いて説明する実施の形態のよう
に、前記連通路40の両端に有する開口40aを、前記
圧電膜27・28の中心と対向して設けてなる、ことを
特徴とする。
【0010】そして、たとえば一方の圧電膜27が振動
圧力で撓むと、その圧電膜27の撓みにより内圧の高ま
りが連通路40を通して開口40aから、他方の圧電膜
28の中心に影響し、圧電膜28を撓ませる。
【0011】請求項3に記載の発明によるフルイディッ
ク型流量計の振動検出センサは、たとえば図7〜図10
を用いて説明する実施の形態のように、センサケース2
4内にそれぞれ独立に設ける第1振動検出室25および
第2振動検出室26と、その第1および第2振動検出室
25・26内に設けてそれらを2つの部屋、たとえばガ
ス導入室25aと外室25b、ガス導入室26aと外室
26bに仕切る圧電膜27・28と、その圧電膜27・
28で仕切った一方の各々の部屋と、ガス流路13のよ
うな流体の流路とを個別に連通するフルイディック振動
検出用の振動検出穴30・31と、前記流路内のフルイ
ディック振動を発生しない位置、たとえば整流室13a
と前記圧電膜27・28で仕切った他方の各々の部屋と
を連通する流通路50と、を備えることを特徴とする。
【0012】そして、流体が流れていないときは、流路
から流体が振動検出穴30・31を通して第1および第
2振動検出室25・26の一方の部屋に入り込む一方、
フルイディック振動を発生しない位置から流通路50を
通して他方の部屋にも入り込み、それら流体の圧力を圧
電膜27・28の両面に加えて、圧電膜27・28をそ
れぞれ第1および第2振動検出室25・26内でフラッ
トな状態に保持する。流体が流れたとき、フルイディッ
ク振動を発生し、その振動圧力が、たとえば振動検出穴
30を通して第1振動検出室25の一方の部屋に及ぶ
と、圧電膜27がフラットな状態から他方の部屋側に撓
む。また、振動圧力が振動検出穴31から第2振動検出
室26の一方の部屋に及ぶと、同様に圧電膜28がフラ
ットな状態から他方の部屋側に撓む。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のフルイディック型流量計の振動検出センサにおいて、
たとえば図7〜図10を用いて説明する実施の形態のよ
うに、前記流通路50の前記流路側の一部を、たとえば
通路50bのように共通に形成してなる、ことを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図5は、この発明の
振動検出センサを備えたフルイディック型ガスメータ
で、そのガス流路部分の概略横断面図である。
【0015】図中符号10は、メータ本体である。メー
タ本体10には、その図中下側端面に、ガスを流入する
入口11と排出する出口12を設け、その入口11と出
口12間にガス流路13を形成する。そして、メータ本
体10の上に、四角い板状の蓋体(図示省略)を取り付
けてガス流路13を被ってなる。
【0016】ガス流路13は、入口11のすぐ下流に幅
広の整流室13aを設け、その整流室13aの下流側を
幅狭に絞ってジェットノズル部13bを設ける。さら
に、そのジェットノズル部13bの下流側を幅広に拡大
し、そこに高流量時にフルイディック振動を発生する振
動発生室13cを設ける。振動発生室13cには、その
底面ほぼ中央に細長い誘振子14を立てて設け、その下
流側に横断面弓状のエンドブロック15を立てて設けて
なる。
【0017】さらに、ガス流路13の途中には、振動発
生室13cの下流側に順に、地震などの緊急時にガスの
供給を停止する遮断弁16と、低流量域測定用のフロー
センサ17を設けてなる。
【0018】そして、上述した蓋体には、その振動発生
室13cの上方位置において、この発明による高流量域
測定用の振動検出センサ20を取り付けてなる。
【0019】さて、図示ガスメータにおいて、ガスの使
用時は、ガスを入口11からガス流路13内に流入し、
そのガス流路13を通して出口12から排出する。
【0020】そして、ガス流路13を通る流量が一定以
上の大流量の場合は、ガスがジェットノズル部13bか
ら噴出し、その出口で図5中矢印jで示すジェット流と
なって振動発生室13cに入り、さらに誘振子14とエ
ンドブロック15とで矢印m・nで各々示すようにノズ
ル部13bへ戻る帰還流を生じ、その帰還流m・nがジ
ェット流jに当たることにより、ジェット流jが吐出方
向左右に振動し、所謂フルイディック振動を発生する。
【0021】そうして、この振動の圧力を、振動検出セ
ンサ20で検出して電圧値として出力し、その振動検出
センサ20の出力値を、図6に示す振動検出回路21で
パルス信号に変換し、そのパルス数から計量制御部22
で単位時間当たりの振動周波数を求め、その周波数から
流量値を算出して使用流量を積算し、その積算結果を表
示部23で表示する。
【0022】一方、ガス流路13を通る流量が一定以下
の小流量になると、フローセンサ17でガスの流速を検
出し、その流速の検出結果から流量値を算出する。
【0023】ところで、上述した振動検出センサ20
は、図1に示すように、四角いブロック状をなす樹脂製
のセンサケース24内に、断面円形の第1振動検出室2
5と第2振動検出室26を形成する。それら振動検出室
25・26は、内部をそれぞれ円形の圧電膜27・28
で仕切って図中下側にガス導入室25a・26aを形成
し、上側に外室25b・26bを形成してなる。なお、
センサケース24は、樹脂製のものに限らず、たとえば
金属製のものであってもよい。
【0024】圧電膜27・28は、図2に示すように、
たとえば真鍮製のマイナス電極板33と銀製のプラス電
極板34間に、板状の圧電素子35を挟んで接着してな
る。そして、電極板33の周縁を、第1および第2振動
検出室25・26の内壁にそれぞれ図示省略する取付方
法で取り付けてなる。
【0025】さらに、センサケース24には、その図1
中下側の底部24aに、ガス導入室25a・26aと各
々通ずる振動検出穴30・31を設ける一方、上部24
bに外室25b・26b同志を連通する連通路40を設
けてなる。連通路40は、その両端に有する開口40a
を、それぞれ圧電膜27・28の中心と対向するように
あけてなる。
【0026】そして、振動検出センサ20は、上記蓋体
を本体ケース10上に組み付けるとき、振動検出穴30
・31が、図5中点線で示すように各々ジェット流jの
両側に位置すべく蓋体に取り付けてなる。そうして、ガ
スを振動発生室13cからガス導入室25a・26aへ
送り込めるように、振動発生室13cとガス導入室25
a・26aを振動検出穴30・31で個別に連通させて
なる。
【0027】さて、上述した構成の振動検出センサ20
では、ガスの使用時に、フルイディック振動を発生し、
その振動圧力が、たとえば振動検出穴30を通して第1
振動検出室25のガス導入室25aに及ぶと、図3に示
すように、圧電膜27が外室25b側に撓む。すると、
その圧電膜27の撓みにより内圧の高まりが連通路40
を通して外室26bに影響し、その内圧に押されて圧電
膜28がガス導入室26a側に撓む。
【0028】一方、振動圧力が振動検出穴31から第2
振動検出室26のガス導入室26aに及ぶと、今度は、
圧電膜28が外室26b側に撓むと同時に、その撓みに
より内圧の高まりが連通路40を通して外室25b側に
影響し、その内圧に押されて圧電膜27がガス導入室2
5a側に撓む。
【0029】そのように圧電膜27・28が撓むと、各
々の圧電素子35に電圧を発生し、たとえば図4(a)・
(b)に示すように、互いに逆位相の電圧を出力する。そ
して、その出力電圧の絶対値を、前記振動検出回路21
にて合成して図5(c)に示すような波形とし、これをパ
ルス信号に変換して計量制御部22へ送るようにする。
【0030】なお、外室25b・26bおよび連通路4
0には、不使用時のガス圧(ライン圧)に相当する圧力
のガスを予め封止しておくようにしてもよい。
【0031】さて、この発明による振動検出センサ20
は、たとえば図7および図8に示すような構成とするこ
ともできる。
【0032】図7および図8に示す例では、センサケー
ス24の上部24bに、外室25b・26b同志を連通
する通路50aと、その通路50aの途中から分岐して
さらに両振動検出室25・26間を通って底部24aか
ら図中下向きに開口する通路50bを設け、それら通路
50a・50bでガスの流通路50を形成してなる。
【0033】そして、図示振動検出センサ20を、上述
した蓋体に取り付けて上記本体ケース10上に設置した
とき、図9に示すように、振動発生室13cとガス導入
室25a・26aをそれぞれ振動検出穴30・31を介
して連通させ、整流室13aと外室25b・26bを流
通路50を介して連通させてなる。
【0034】そうして、ガスの不使用時は、振動発生室
13cからガスが、図7に矢示する如く振動検出穴30
・31を通ってガス導入室25a・26aに入り込む一
方、整流室13aから流通路50を通って外室25b・
26bにも入り込み、それらガス圧(ライン圧)を圧電
膜27・28の両面に等しく加えて、圧電膜27・28
をそれぞれ第1および第2振動検出室25・26内でフ
ラットな状態に保持する。
【0035】そして、ガス使用時に、フルイディック振
動を発生し、その振動圧力が、たとえば振動検出穴30
を通してガス導入室25aに及ぶと、圧電膜27がフラ
ットな状態から外室25b側に撓んで圧電素子35に電
圧を発生する。一方、振動圧力が振動検出穴31からガ
ス導入室26aに及ぶときも、同様に、圧電膜28がフ
ラットな状態から撓んで圧電素子35に電圧を発生す
る。
【0036】そうして、振動検出センサ20では、その
ように電圧を出力すると、その出力電圧を、図10に示
す振動検出回路21にて前述のようにパルス信号に変換
して計量制御部22へ送るようにする。
【0037】なお、上述した流通路50は、整流室13
aから途中まで、一部を共通の通路50bで形成する
が、全部を独立した通路で整流室13aと外室25b・
26bとを個別に連通させる構成にしてもよい。
【0038】ところでまた、図7〜図10に示す例で
は、フルイディック振動を発生しないときに、圧電膜2
7・28の両面に常時ガスのライン圧が加わる構成とす
るため、ガスの不使用時は、随時、そのライン圧を振動
検出センサ20で検出して上記ガスメータ内の圧力監視
を行うようにすることもできる。
【0039】そして、ガスの不使用時に、たとえば上述
したガスメータ内で圧力変動を生じ、そのために圧電膜
27・28が撓んで電圧を出力すると、その出力値を、
図10に示す振動検出回路21および計量制御部22を
介して保安制御部55へ送り、そこで予め記憶した設定
値と比較し、出力値がその設定値を超えたとき、圧力異
常を発生したと判断し、保安制御部55からガス遮断信
号を出力して遮断弁56を閉じる。
【0040】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載の発明によ
れば、フルイディック振動を発生し、その振動圧力によ
って一方の圧電膜が撓むと、その圧電膜の撓みにより内
圧の高まりが連通路を通して他方の圧電膜に影響し、そ
の内圧で押して他方の圧電膜も逆向きに撓むようにする
から、それら圧電膜の全体の撓み量を一度に大きくとる
ことができ、それだけ検出可能な流量域を広げてフルイ
ディック振動を正確に検出することができる。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、加えて、
その連通路の両端に有する開口をそれぞれ圧電膜の中心
と対向して設けるから、それら圧電膜をひずみなく、よ
り大きく撓ませることができる。
【0042】請求項3および4に記載の発明によれば、
流体が流れていないとき、双方の圧電膜の両面にそれぞ
れ流体の圧力を加えてフラットな状態に保持し、流れた
ときは、圧電膜をそのフラットな状態から振動圧力で撓
ませるようにするから、それだけ圧電膜の一度の撓み量
を大きくすることができ、その結果、検出可能な流量域
を広げてフルイディック振動を正確に検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるフルイディック型ガスメータの
振動検出センサの内部構造を示す縦断面図である。
【図2】その振動検出センサに備える圧電膜の縦断面図
である。
【図3】その振動検出センサの作動状態の縦断面図であ
る。
【図4】(a)はその振動検出センサの一方の圧電膜から
出力する電圧の波形図、(b)は他方の圧電膜から出力す
る電圧の出力波形図、(c)は双方の出力電圧を合成処理
したときの波形図である。
【図5】上記フルイディック型ガスメータのガス流路部
分の概略横断面図である。
【図6】そのガスメータに備える電気的構成のブロック
図である。
【図7】この発明による振動検出センサの他例を示す概
略縦断面図である。
【図8】図7中線A−Aに沿って得た矢視横断面図であ
る。
【図9】その他例の振動検出センサを備えるフルイディ
ック型ガスメータのガス流路部分の概略横断面図であ
る。
【図10】そのガスメータに備える電気的構成を示すブ
ロック図である。
【図11】従来のフルイディック型ガスメータのガス流
路部分の概略横断面図である。
【図12】そのガスメータに備える振動検出センサの部
分縦断面図である。
【図13】その振動検出センサの作動状態の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
13 ガス流路 13a 整流室(フルイディック振動を発生し
ない位置) 20 振動検出センサ 24 センサケース 25 第1振動検出室 26 第2振動検出室 25a・26a ガス導入室(一方の部屋) 25b・26b 外室(他方の部屋) 27・28 圧電膜 30・31 振動検出穴 40 連通路 40a 連通路の開口 50 流通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷 勇一 愛知県名古屋市中区錦二丁目2番13号 リ コ−エレメックス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサケース内にそれぞれ独立に設ける
    第1および第2振動検出室と、 その第1および第2振動検出室内に設けてそれらを2つ
    の部屋に仕切る圧電膜と、 その圧電膜で仕切った一方の各々の部屋と、流体の流路
    とを個別に連通するフルイディック振動検出用の振動検
    出穴と、 前記圧電膜で仕切った他方の部屋同志を連通する連通路
    と、 を備える、フルイディック型流量計の振動検出センサ。
  2. 【請求項2】 前記連通路の両端に有する開口を、前記
    圧電膜の中心と対向して設けてなる、請求項1に記載の
    フルイディック型流量計の振動検出センサ。
  3. 【請求項3】 センサケース内にそれぞれ独立に設ける
    第1および第2振動検出室と、 その第1および第2振動検出室内に設けてそれらを2つ
    の部屋に仕切る圧電膜と、 その圧電膜で仕切った一方の各々の部屋と、流体の流路
    とを個別に連通するフルイディック振動検出用の振動検
    出穴と、 前記流路内のフルイディック振動を発生しない位置と、
    前記圧電膜で仕切った他方の各々の部屋とを連通する流
    通路と、 を備える、フルイディック型流量計の振動検出センサ。
  4. 【請求項4】 前記流通路の前記流路側の一部を共通に
    形成してなる、請求項3に記載のフルイディック型流量
    計の振動検出センサ。
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