JPH1111833A - 車椅子昇降装置 - Google Patents

車椅子昇降装置

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Publication number
JPH1111833A
JPH1111833A JP19769197A JP19769197A JPH1111833A JP H1111833 A JPH1111833 A JP H1111833A JP 19769197 A JP19769197 A JP 19769197A JP 19769197 A JP19769197 A JP 19769197A JP H1111833 A JPH1111833 A JP H1111833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheelchair
guide rail
elevating device
elevating
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19769197A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruomi Koshimizu
輝臣 小清水
Akihiko Shimizu
明彦 清水
Junji Yamaguchi
順司 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOOKEN KK
Original Assignee
SOOKEN KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1111833A publication Critical patent/JPH1111833A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車椅子を必要とする人にとり、駅等の公共施設
での既設の階段は活動の範囲を大きく阻害しているのが
現状である。本発明は斯様な既設の階段に容易に設置が
可能な車椅子昇降装置の提案にある。 【解決手段】案内レールを取り付ける支柱を階段部に設
け、支柱先端部に案内レールを設け、案内レールに沿っ
て車椅子を乗せた搬送台を懸垂した昇降台車を昇降させ
る。不使用時は車椅子を運ぶ搬送台を昇降台車より外
し、昇降台車を退避場所に退避させる事により一般通行
人が容易に通行が出来、特に昇降装置専用の場所を必要
としない構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は階段部にて、体の不
自由な人、或いは高齢者を乗せた車椅子を昇降させる車
椅子昇降装置に関し記載する。
【0002】従来の技術】かっては病院に行かなければ
見かける事が出来なかった車椅子も、昨今では公園、デ
ーパート等でもしばしば見かけられる様になった。然し
ながら、車椅子での活動の場も極めて限定され、多くの
車椅子生活車の活動の場を狭めているのが現状である。
現状での活動を阻害している要因として、駅、劇場、学
校等、公共の施設に設けられた既設の階段がある。最近
の公共施設、駅等に於いては、エレベータ、或いは階段
部に昇降装置等が設けられて来ている。然しまだその数
は少なく、特に既設の階段部に簡単に設置する事が出来
ないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来品の昇降装置は案
内レールが階段壁面部に取り付けられ、車椅子を乗せる
搬送台はオーバーハングの状態になる。従い、壁面部及
び床面部の強度を必要とする為、当初より計画された建
造物には取り付けが可能になるが、既設の階段には取り
付ける事が出来ない。又、大掛りな装置となる為、設置
出来る場所が限定され、而も昇降装置の通る為の専用ス
ペースが必要になる。従って一般通行人が通る階段面積
を狭くし、歩行者の通行の渋滞現象を発生させる。更
に、大掛りになるため、設置する費用も高くなる等の問
題がある。以上の問題を整理すると次のようになる。 1)既設の階段に簡単に設置が出来ない。 2)大掛りな装置となり、設置出来る場所に限定が出来
る。 3)昇降装置の通る専用のスペースが必要になる。 4)設置費用が高い。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明は上記の問題を解決し、
既設の階段部に容易に取り付けられる車椅子昇降装置の
提案である。即ち、案内レールを取り付ける支柱を階段
床面に設け、その支柱先端部に案内レールを設け、案内
レールに沿って車椅子を乗せた搬送台を懸垂した昇降台
車を昇降させる。従って既設の階段に容易に取り付けが
可能になる。而も、前記支柱の設置場所は階段の壁面に
面した僅かな床面であり、前記搬送台は不使用時は簡単
に取り外せる構造で、搬送台を取り外した後、昇降台車
はレール端部にある退避場所に移される。従って昇降装
置の通る専用の場所を設ける必要がなく、同じ場所を一
般歩行者が支障なく歩行が出来ようになる。斯様に、既
設の階段に容易に取り付けられ、専用の場所を必要とせ
ず、通常は一般歩行者が障害もなく通行が可能になる。
【0005】
【実施例】実施例を図1〜3にもとずき以下に説明す
る。図1は車椅子昇降装置の配置全景を示す一実施例で
ある。既設の階段部に所定の間隔で支柱を設置する。
支柱は上部が湾曲し、その先端部に案内レールが取
り付けられる。レールには車椅子を乗せ階段部を昇降
するための昇降台車が懸垂されている。昇降台車は
案内レールに沿って左右に昇降移動が可能な機能と、
前記車椅子を積載する搬送台を吊り下げ、搬送台を
上昇、下降させる機能の二つの機構を備えている。不使
用時、一般通行者の歩行を阻害しない様に、案内レール
の両端、又は片端が上部に湾曲され、搬送台を取り
外した昇降台車が上方に退避が出来る構造になってい
る。退避の方法は必ずしも図に示す形だけでなく、平面
的に左右に退避してもよい。従って、階段上部、又は下
部の踊り場まで介護人に付き添われた来た車椅子を、介
護人、或いは運転者等により床面まで降ろされた搬送台
に乗せる。ついで外部の制御ボックス、或いはリモ
コンスイッチ等を介護人、或いは昇降装置運転者等が操
作をし、昇降台車は搬送台を所定の位置迄吊り上げ
る。吊り上げ後、昇降台車は指令に従って昇降、或い
は下降移動を始める。目的の踊り場に着いたら、介護
人、或いは昇降装置運転者等により搬送台が降ろさ
れ、更に車椅子が搬送台から降ろされ無事に既設階
段を目的位置迄移動が完了できる。通常は昇降台車は
搬送台を外した状態で退避場所▲23▼にあるので、
一般の通行者は階段を容易に歩行が行える。図2は昇降
台車と搬送台の関係を更に詳細に示したものであ
る。昇降台車下部には搬送台の吊り上げ用アーム▲
11▼があり、アーム▲11▼と搬送台は搬送台上部
フレーム▲19▼に搬送台が揺れが無いように一体と
なる様に固定される。搬送台は搬送台上部フレーム▲
19▼と搬送台下部フレーム▲20▼とそれを接続する
4本のワイヤー▲21▼で構成される。搬送台下部フレ
ーム▲20▼には車椅子の車輪を固定するための車椅子
クランプ装置を備えている。上部フレーム▲19▼と
下部フレーム▲20▼を接続するワイヤー▲21▼はワ
イヤーに限らずその他の材料でもよい。要は搬送台が
軽量で、持運びが容易で、面も積載する車椅子が揺れな
い機構であればよい。図3は昇降台車の詳細の一実施
例を示すものである。昇降台車は4個の案内車輪▲1
6▼で案内レールに懸垂される。昇降台車には昇降
用モーターが減速機構を介して取り付けられ、減速機
構軸の先端にピニオン歯車▲15▼が取り付けられる。
ピニオン歯車▲15▼は案内レールに取り付けられた
ラック歯車▲14▼に噛み合う。指令にもとずき、モー
ターが回転し昇降台車をレールに沿って昇降移動
させる。更に、昇降台車には搬送ヘット▲22▼が取
り付けられ搬送ヘット▲22▼には搬送台を吊り上げ
るための吊り上げ用モーターが取り付けられている。
吊り上げ用モーターは減速機を介し吊り上げ用アーム
▲11▼を上下出来る構造なっている。吊り上げ用アー
ムの先端には固定ピン▲10▼を備え、搬送台を揺れ
がなく強固に固定する。搬送台は操作指令により吊り
上げ用モーターの回転にともない、所定量だけ上昇、
下降される。尚、昇降用モーター、吊り上げ用モータ
駆動する為の電源は、外部からトロリーにより導入す
る機構。或いはバッテリによる方式等何れの方法でもよ
い。
【0006】
【発明の効果】冒頭にも述べた通り、現在車椅子を必要
とする方々は相当の数に及んでいると推察出来る。更に
高齢化社会の親展にともない、その数の増加が考えられ
る。そのような背景に於いて、無数にある既設の階段は
車椅子を必要とする生活者の活動範囲の阻害になってい
ることは明らかであり、既設の階段に設置が可能な車椅
子昇降装置の社会的な効果は明らかと考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】車椅子昇降装置全景 昇降台車 搬送台 車椅子 支柱 案内レール
【図2】昇降台車と搬送台
【図3】昇降用台車概要

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】階段部に於いて、車椅子を搭載し昇降する
    昇降装置で、下記記載内容より構成される車椅子昇降装
    置。 1)床及び階段面に設置された複数の支柱。 2)支柱先端部に取り付けられた案内レール。 3)案内レールに懸垂され昇降動作を行う機構と、搬送
    台を吊り上げる機構を備えた昇降台車。 4)昇降台車の下面に懸垂され、車椅子を搭載するため
    の搬送台。 5)昇降台車より容易に取り外しが可能な機構を備える
    搬送台。
  2. 【請求項2】請求項1に記載する車椅子昇降装置に於い
    て、支柱に設けられた案内レールの両端部、又は片端部
    に前期昇降装置の昇降台車が退避出来る構造とした。
  3. 【請求項3】請求項1に記載する車椅子昇降装置に於い
    て、前期昇降装置の昇降台車下面に、搬送台を固定する
    ような機構を備えた。
JP19769197A 1997-06-18 1997-06-18 車椅子昇降装置 Pending JPH1111833A (ja)

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JP19769197A JPH1111833A (ja) 1997-06-18 1997-06-18 車椅子昇降装置

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JPH1111833A true JPH1111833A (ja) 1999-01-19

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007022751A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Taisei Corp エレベータ連絡階段における着座手段の移動装置
JP2008230603A (ja) * 2001-03-01 2008-10-02 Cascade Engineering Inc 個別輸送システム
CN103552898A (zh) * 2013-11-22 2014-02-05 上海同演建筑科技有限公司 一种轨道式多层住宅用简易电梯
KR101871848B1 (ko) * 2017-06-29 2018-06-27 와바다다 (주) 휠체어 체결이 가능한 하강 레저 체험장치

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