JPH11118165A - 面暖房の構造 - Google Patents
面暖房の構造Info
- Publication number
- JPH11118165A JPH11118165A JP9287494A JP28749497A JPH11118165A JP H11118165 A JPH11118165 A JP H11118165A JP 9287494 A JP9287494 A JP 9287494A JP 28749497 A JP28749497 A JP 28749497A JP H11118165 A JPH11118165 A JP H11118165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- water pipe
- steel
- floor
- joist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 敷設の工事が容易で費用が安く上がる、床暖
房、壁暖房、天井暖房等、いわゆる面暖房を提供する。 【構成】 建物の根太、柱、間柱、野縁等、広い面を構
成する下地材に軽量形鋼用い、これに、例えば温水パイ
プを取り付ける。
房、壁暖房、天井暖房等、いわゆる面暖房を提供する。 【構成】 建物の根太、柱、間柱、野縁等、広い面を構
成する下地材に軽量形鋼用い、これに、例えば温水パイ
プを取り付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物の暖房に関す
る。室内に面する床、壁、天井等の広い面を放熱体とす
る床暖房、壁暖房、天井暖房等、いわゆる面暖房の構造
に関するものである。
る。室内に面する床、壁、天井等の広い面を放熱体とす
る床暖房、壁暖房、天井暖房等、いわゆる面暖房の構造
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の面暖房の構造は、床板、内壁下地
板、天井板等の面材に直に、温水パイプや面状発熱体を
接触固定させたものであった。
板、天井板等の面材に直に、温水パイプや面状発熱体を
接触固定させたものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、温水パイプを
用いるものにあっては、面材に熱を均等に拡散させるた
めに、面材の裏側全面にアルミや銅の薄板を貼り、温水
パイプと繋げなければならず、また、特に床暖房にあっ
ては、床板を少なくとも２層にして、層間に温水パイプ
を収めるための空間を確保しなければならず、このため
施工の手間がかかり、費用が嵩むという問題点があっ
た。面状発熱体を用いるものにあっては、熱源が電気で
あるために、ランニングコストが高いという問題点があ
った。
用いるものにあっては、面材に熱を均等に拡散させるた
めに、面材の裏側全面にアルミや銅の薄板を貼り、温水
パイプと繋げなければならず、また、特に床暖房にあっ
ては、床板を少なくとも２層にして、層間に温水パイプ
を収めるための空間を確保しなければならず、このため
施工の手間がかかり、費用が嵩むという問題点があっ
た。面状発熱体を用いるものにあっては、熱源が電気で
あるために、ランニングコストが高いという問題点があ
った。
【０００４】この発明が解決しようとする課題は、敷設
の工事が容易で費用が安く上がる面暖房とするには、ど
のような手段を講じればよいかという点にある。
の工事が容易で費用が安く上がる面暖房とするには、ど
のような手段を講じればよいかという点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのような課題を解決す
るためにこの発明では、建物の床根太、柱、野縁等、面
を構成する下地材に、設計に応じて全体又はその任意の
部分に鋼板を用い、この下地材に熱媒体が流れるパイプ
を接触固定する面暖房の構造を提案する。
るためにこの発明では、建物の床根太、柱、野縁等、面
を構成する下地材に、設計に応じて全体又はその任意の
部分に鋼板を用い、この下地材に熱媒体が流れるパイプ
を接触固定する面暖房の構造を提案する。
【０００６】
【作用】以上述べたような構造になっているために、熱
媒体の持つ熱エネルギーは、パイプを介して鋼板製下地
材へ伝わり拡散される。鋼板製下地材へ拡散された熱エ
ネルギーは、一部分はこれと接する床板、内壁下地板、
天井板等の面材に直に伝わり、他の部分は鋼板製下地材
から周囲の空気を介して面材に伝わり、面材から室内へ
伝わる。このように、建物の一部である下地材に温水パ
イプを取り付けるだけの簡単な構造で、極めて快適な温
熱環境を提供できる面暖房が可能となる。
媒体の持つ熱エネルギーは、パイプを介して鋼板製下地
材へ伝わり拡散される。鋼板製下地材へ拡散された熱エ
ネルギーは、一部分はこれと接する床板、内壁下地板、
天井板等の面材に直に伝わり、他の部分は鋼板製下地材
から周囲の空気を介して面材に伝わり、面材から室内へ
伝わる。このように、建物の一部である下地材に温水パ
イプを取り付けるだけの簡単な構造で、極めて快適な温
熱環境を提供できる面暖房が可能となる。
【０００７】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１は、本発明による面暖房の構造を木造家屋に応用し
た一つの実施例を示す説明図である。１は２階床梁、２
は間柱、４は床下地板である。３は軽量形鋼による根太
であり、この鋼板製根太に、温水パイプ５が連続的に接
触固定されている。温水パイプの素材としては、銅管の
他に架橋ポリエチレン管等のプラスティック管が適当で
あり、その太さは任意であるが、通常は直径が８ｍｍか
ら１５ｍｍ程度のものが適当である。６は、温水パイプ
の熱エネルギーを鋼板製根太へスムーズに伝えるための
金属製薄板であるが、裏面に粘着剤を塗布した厚手のア
ルミ箔なども使いやすい。温水パイプ５の端部は、温水
ボイラー等の熱源に接続されており、閉じた熱媒体の循
環回路を形成している。
図１は、本発明による面暖房の構造を木造家屋に応用し
た一つの実施例を示す説明図である。１は２階床梁、２
は間柱、４は床下地板である。３は軽量形鋼による根太
であり、この鋼板製根太に、温水パイプ５が連続的に接
触固定されている。温水パイプの素材としては、銅管の
他に架橋ポリエチレン管等のプラスティック管が適当で
あり、その太さは任意であるが、通常は直径が８ｍｍか
ら１５ｍｍ程度のものが適当である。６は、温水パイプ
の熱エネルギーを鋼板製根太へスムーズに伝えるための
金属製薄板であるが、裏面に粘着剤を塗布した厚手のア
ルミ箔なども使いやすい。温水パイプ５の端部は、温水
ボイラー等の熱源に接続されており、閉じた熱媒体の循
環回路を形成している。
【０００８】図１では、木造家屋に応用した一つの実施
例を示したが、建物の骨組みを軽量形鋼で構成するいわ
ゆるスティールハウスは、本発明の面暖房の構造を実施
するに恰好の対象である。
例を示したが、建物の骨組みを軽量形鋼で構成するいわ
ゆるスティールハウスは、本発明の面暖房の構造を実施
するに恰好の対象である。
【０００９】図２は、図１におけるＡ〜Ａ’断面図であ
る。根太３には、ここでは、厚さ１ｍｍ前後のリップ溝
形鋼と呼ばれる軽量形鋼を用いている。この鋼板製根太
３に、温水等の熱媒体を流すパイプ５を１条又は複数
条、ここには図示しないが、金属製又はプラスティック
製の止め具を用いて適当な間隔で止めつけ、その上から
金属製薄板６で覆っている。
る。根太３には、ここでは、厚さ１ｍｍ前後のリップ溝
形鋼と呼ばれる軽量形鋼を用いている。この鋼板製根太
３に、温水等の熱媒体を流すパイプ５を１条又は複数
条、ここには図示しないが、金属製又はプラスティック
製の止め具を用いて適当な間隔で止めつけ、その上から
金属製薄板６で覆っている。
【００１０】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような方法で施
工されるので、以下に記載するような効果を奏する。
工されるので、以下に記載するような効果を奏する。
【００１１】熱媒体の持つ熱エネルギーは、パイプを介
して鋼板製下地材へ伝わり拡散される。拡散された熱エ
ネルギーは、一部分は鋼板製下地材からこれと接する床
板、内壁下地板、天井板等の面材に直に伝わり、他の部
分は鋼板製下地材から周囲の空気を介して面材に伝わ
り、面材から室内へ伝わる。このように、建物の一部で
ある下地材に温水パイプを取り付けるだけの簡単な構造
で、極めて快適な温熱環境を提供できる面暖房が可能と
なる。
して鋼板製下地材へ伝わり拡散される。拡散された熱エ
ネルギーは、一部分は鋼板製下地材からこれと接する床
板、内壁下地板、天井板等の面材に直に伝わり、他の部
分は鋼板製下地材から周囲の空気を介して面材に伝わ
り、面材から室内へ伝わる。このように、建物の一部で
ある下地材に温水パイプを取り付けるだけの簡単な構造
で、極めて快適な温熱環境を提供できる面暖房が可能と
なる。
【図１】本発明による面暖房の構造の実施例を示す説明
図である。
図である。
【図２】図１におけるＡ〜Ａ’断面図である。
１ ２階床梁 ２ 間柱 ３ 根太 ４ 床下地板 ５ 温水パイプ ６ 金属製薄板
Claims (1)
- 【請求項１】 住宅等の建物において、広い面を構成す
る床、壁、天井の下地材、すなわち根太、柱、間柱、野
縁等の、全体又は任意の部分に鋼板を用い、この鋼板製
の根太、柱、間柱、野縁等の面に、熱媒体が流れるパイ
プが接触固定されていることを特徴とする面暖房の構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9287494A JPH11118165A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 面暖房の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9287494A JPH11118165A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 面暖房の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11118165A true JPH11118165A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17718076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9287494A Pending JPH11118165A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 面暖房の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11118165A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009216323A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Osaka Gas Co Ltd | 冷暖房装置 |
-
1997
- 1997-10-21 JP JP9287494A patent/JPH11118165A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009216323A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Osaka Gas Co Ltd | 冷暖房装置 |
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