JPH11117923A - 線材用保持具 - Google Patents

線材用保持具

Info

Publication number
JPH11117923A
JPH11117923A JP9282403A JP28240397A JPH11117923A JP H11117923 A JPH11117923 A JP H11117923A JP 9282403 A JP9282403 A JP 9282403A JP 28240397 A JP28240397 A JP 28240397A JP H11117923 A JPH11117923 A JP H11117923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
hole
holder
wire
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9282403A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Kiyohara
邦夫 清原
Yuji Aoshima
雄司 青嶌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP9282403A priority Critical patent/JPH11117923A/ja
Priority to TW87112296A priority patent/TW513529B/zh
Publication of JPH11117923A publication Critical patent/JPH11117923A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハーネス等の線材の不用意な抜けを構造的に
なくし、パネルへの取り付け、取り外れが容易であり、
着脱操作性に優れた線材用保持具を実現する。 【解決手段】 パネル20の貫通孔21に取り付けられ
て、パネル20に沿って配置されているハーネス等の線
材30を位置規制する線材用保持具1において、貫通孔
21の開口を覆う大きさの上面壁部2と、上面壁部2の
両側に設けられた側壁部3,4と、一方の側壁部4に延
長形成されて、貫通孔21に差込み可能な板幅をなして
いると共に、貫通孔21の対向している一方内面21a
の上部から他方内面21bの下部の間に配置されるよう
内側に傾斜している弾性脚部5と、弾性脚部5の先端に
設けられた係止爪5aとを一体に形成している。そし
て、貫通孔21に対し弾性脚部5を差し込み、係止爪5
aを貫通孔21の他方内面21bの下部から外縁に係合
することによりパネル20に取り付けられて、上面壁部
2および両側壁部3,4とパネル20との間に形成され
る空間9に線材30を位置して幅方向の動きを規制す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は線材用保持具のう
ち、特に、ハーネス等の線材がパネルに沿って配置され
ている場合に好適な線材用保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の線材用保持具は、電気機器やバ
ッテリー内蔵部等のケースを形成しているパネルに取り
付けられて、パネルに沿って配線された外部電源や外部
機器に接続するハーネスを位置規制し、そのハーネスが
不用意に絡まったり動くことのないように処理するもの
である。図6はそのような保持具のうち、特にハーネス
を位置規制する部分の張り出し寸法(パネルからの高
さ)が制約されているような仕様に適した従来例(実開
昭58―142469号)を示している。
【0003】図6の保持具は、板状頭部aと、該頭部a
の片面中央部に突設された板状胴部bと、該胴部bの両
側に設けられた開脚状の係止部cと、各係止部cの先端
に設けられた係止段部dと、胴部bの上部から斜め下向
きに設けられた略U形の保持部eとを一体に形成してい
る。そして、この保持具は、パネルfに形成された頭部
aよりも若干小さな貫通孔gに対し、頭部aを斜めにす
る等して差し込んでパネルfの裏面に配置すると共に、
板状胴部bの下端と係止段部dとを孔周縁に圧接した状
態で取り付けられる。取付状態では、保持部eがパネル
fに接しており、U形内に押し込まれるハーネスhをパ
ネルfに接近した位置で保持する。なお、符号mは内張
り用のトリム材である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような保持具
は、U形の保持部eをパネルfに接近して配置している
ことからパネルfからの突出量を小さく抑えることがで
きるものの、次のような点等で未だ満足できないものと
なっている。第1に、パネルfへの取付構造としては、
頭部aの全体をパネルfの裏面に位置させることから、
取り付け、取り外し等の操作性が悪く、特に、この種の
保持具をパネルに多数取り付けるような仕様の場合に問
題となる。なお、取付構造的には、両面テープ等で接着
する方法、また、貫通孔gに対し錨状等の一対の係止脚
部を縮径しつつ差し込み、パネルfの裏面側で元の状態
に拡径してアンカー作用にて固定する方法等もある。し
かし、前者の構造は離脱性が要求される仕様に採用でき
ない。後者の構造はパネルfの裏面側における隙間が小
さく、貫通孔gからの突出量(係止脚部の長さ)が制約
される仕様に採用できない。第2に、ハーネスhの保持
ないしは位置規制構造としては、U形内に入れられたハ
ーネスhを出入口側に設けられた突起部j等で抜け難く
したとしても完全ではなく、振動やハーネスhの捻れ等
により抜け出る虞がある。なお、保持部eの全体が比較
的大きい仕様では、U形内に抜け止め片等を付設してハ
ーネスhの抜けを構造的に防ぐこともできる。しかし、
保持部がパネルfからの突出量と共に、ハーネスhを入
れる開口幅も4mm程度と言うように小さくなる仕様で
は、弾性保持力を大きくする上で限界があると共に、前
記した抜け止め片等を付設することも容易ではない。
【0005】本発明は上記した背景に鑑みてなされたも
のである。第1の目的はハーネス等の線材の不用意な抜
けを構造的になくすると共に、パネルへの取り付け、取
り外れが容易であり、着脱操作性に優れた線材用保持具
を提供することにある。第2の目的はパネルからの突出
量が制約されると同時に、パネルの裏面側における隙間
が小さいような仕様に好適な構造にすることにある。更
に他の目的は、以下に説明する内容の中で明らかにす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、図面に例示される如く、パネル20に設けら
れた略矩形の貫通孔21に取り付けられて、パネル20
に沿って配置されているハーネス等の線材30を位置規
制する線材用保持具1において、保持具1は、貫通孔2
1の開口を覆う大きさの上面壁部2と、上面壁部2の両
側に設けられた側壁部3,4と、一方の側壁部4に延長
形成されて、貫通孔21に差込み可能な板幅をなしてい
ると共に、貫通孔21の対向している一方内面21aの
上部から他方内面21bの下部の間に配置されるよう内
側に傾斜している弾性脚部5と、弾性脚部5の先端に設
けられた係止爪5aとを一体に形成しており、貫通孔2
1に対し弾性脚部5を差し込み、係止爪5aを貫通孔2
1の他方内面21bの下部から外縁に係合することによ
りパネル20に取り付けられて、上面壁部2および両側
壁部3,4とパネル20との間に形成される空間9に線
材30を位置して幅方向の動きを規制する、構成とした
ものである。
【0007】この構造によれば、パネル20には、表面
に配置されるハーネス等の線材30に対応した位置に、
貫通孔21が保持具1の使用数に応じた数だけ予め設け
られる。貫通孔21は、上面壁部2よりも小さく、内側
に傾斜している弾性脚部5を容易に挿通可能な大きさ
(例えば、弾性脚部5の基部と係止爪5aとの間の水平
方向の寸法と略同じか、若干大きな孔幅)である。そし
て、パネル20への取り付け操作では、貫通孔21に弾
性脚部5を差し込んでから、上側から押すと、係止爪5
aが貫通孔21の他方内面21bの下部から外縁に突出
した状態で係合する。保持具1はこの係合によりパネル
20に取り付けられる。この取付構造では、貫通孔21
内に弾性脚部5を位置した状態にて保持具1の前後(線
材の長さ)方向および左右(線材の径)方向の動きを規
制し、また、側壁部3と係止爪5aとの間でパネル20
を表裏から挟み込んでおりその挟持力に応じて保持具1
の上下方向つまり抜け方向の動きを規制する。また、こ
の保持具1では、上面壁部2および両側壁部3,4とパ
ネル20との間に形成される空間9に線材30を位置し
て幅方向の動きを規制することから、保持具1の取付操
作時に線材30を上面壁部2の内側に位置させておくだ
けであり、図6の保持具のようにパネル取り付け後に、
別途、線材30を保持部に入れるというような操作が省
略される。
【0008】以上の本発明は次のように具体化されるこ
とがより好ましい。第1に、一方の側壁部4が、外面か
ら斜め下向きに突設していると共に、保持具1の取付状
態でパネル20にその先端を弾性的に当接する圧接片部
6を有している構成である。この構造は、例えば、パネ
ル20の厚さが設計値より厚肉になっていて、係止爪5
aが貫通孔21の他方内面21bの下部外縁に達しない
ような場合に、圧接片部6をパネル20により強く圧接
しながら、貫通孔21に対し弾性脚部5を相対的に深く
押し込めて係止爪5aの係合状態を得る。逆に、パネル
20の厚さが設計値より薄肉になっていて、係止爪5a
が貫通孔21の他方内面21bの下部から突出するよう
な場合に、圧接片部6の存在により、貫通孔21に対し
弾性脚部5が必要以上に押し込められることを防いで係
止爪5aの係合状態を得ることを可能にする。すなわ
ち、圧接片部6は、パネル20の厚さ寸法のバラッキを
吸収し、正常な係合状態を常に得られるよう機能するも
のである。第2に、弾性脚部5が、上側外面の板幅方向
に突設していると共に、保持具1の取付状態で貫通孔2
1の一方内面21bの上部縁に当接する当接部5bを有
している構成である。この構造は、弾性脚部5の基部側
を特に当接部5bにより補強してへたりを防ぐと共に、
当接部5bを介して貫通孔21の内面21bの上部に当
接することにより弾性脚部5が外力により不用意に変形
することを防ぎ、特に保持具1の左右(線材の径)方向
の動きをより確実に規制する。第3に、一方の側壁部4
又は上面壁部2の側壁部4に接近した箇所から突設した
引っ張り用操作片部7を有している構成である。この構
造は、引っ張り用操作片部7を弾性脚部5や圧接片部6
と同じ側に設けることにより、前記した係合を比較的弱
い引き力にて解除することができるようにする。なお、
本願明細書で使用している線材は、各種のハーネスやリ
ード線、又は比較的線径の小さな棒,ワイヤ,ロッド等
の線状部材を含む意味である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる形
態は、本発明の好適な具体例であるから技術的に好まし
い種々の限定が付されている。しかし、本発明の範囲は
この形態に制約されるものではない。
【0010】図1乃至図5は本発明に係る線材用保持具
を示し、図1はパネル取付状態と使用状態を示す図、図
2と図3は保持具単品を示し、図2(a)は正面図、図
2((b)は上面図、図2(c)は下面図である。図3
(a)は左側面図、図3(b)は右側面図、図3(c)
は図2(a)のB部を拡大した図である。図4(a)は
図2(a)のA−A線に沿う断面図、図4(b)と
(c)は前記保持具を異なる方向から見た外観図であ
る。また、図5(a)と(b)は前記保持具の2つの変
形例を示している。
【0011】図1乃至図5において、線材用保持具1は
樹脂成形品であり、バッテリーケース用として設計さ
れ、圧接片部6と操作片部7とを除くと、ハーネス30
の長さ方向に対応する前後寸法が約15mmで、ハーネ
ス30の径方向に対応する左右寸法が約13mm、弾性
脚部5を除く高さが約4mmという比較的小さなもので
ある。外観的には、上面壁部2および両側の側壁部3,
4とで下向きの断面略コ形をなしたメイン部に対し、側
壁部4に延長形成されて、内側に傾斜している弾性脚部
5を付設したおおよその輪郭をなしている。
【0012】ここで、上面壁部2および両側壁部3,4
は、その板厚が何れも約1.5mm程度に設定され、板
幅がほぼ同じく設定されている。両側壁部3,4の長さ
は、側壁部3に対し側壁部4の方が若干短く設けられて
いる。側壁部4の外面には、上縁から略水平に突出され
た引っ張り用操作片部7と、下部から下斜めに突出され
た圧接片部6とが一体に形成されている。操作片部7お
よび圧接片部6は、何れも側壁部4の板幅よりも小さ
く、かつ側壁部4の板幅方向の中間部に位置している。
操作片部7は上面壁部2の一部を延長した状態に設けら
れている。圧接片部6は、上面壁部2等よりも薄肉に形
成されており、側壁部4に結合されている基部6aから
下斜めに延びていて、その先端部6bが側壁部3の下端
と略同じ高さ位置になっている。
【0013】側壁部4の下縁には、弾性脚部5が中間部
に所定の下向き傾斜角にて延長形成されている。この弾
性脚部5は、パネル20に設けられる取付用の貫通孔2
1に対応した板幅に設定されている。つまり、弾性脚部
5の板幅は、上面壁部2および両側壁部3,4よりも小
さく、貫通孔21に対し差し込み可能な大きさに形成さ
れている。その傾斜角と長さは、貫通孔21の対向して
いる一方内面21aの上部から他方内面21bの下部の
間に配置されるよう算出された値である。弾性脚部5の
先端部には、係止爪5aが弾性脚部5の傾斜面と交差す
る方向つまり略水平方向に突出形成されている。弾性脚
部5の基部側には板幅方向に当接部5bが突出形成され
ている。この当接部5bは断面半円状をなし補強と位置
決め兼用のリブであり、圧接片部6の先端部6bまたは
側壁部3の下端よりも少しだけ下方に位置している。
【0014】(使用要領)以上のように構成された保持
具1は、図1等に例示される如く、バッテリーケースを
構成しているパネル20に取り付けられて、パネル20
に沿って配置されているハーネス30を拘束ないしは位
置規制するために使用される。なお、パネル20には、
表面に配置されるハーネス30に対応した箇所に貫通孔
21が予め設けられている。この貫通孔21は、保持具
1の使用数に応じた数だけ設けられると共に、孔の大き
さが上面壁部2よりも小さく、弾性脚部5を容易に挿通
可能な大きさの孔幅である。
【0015】取り付け操作は、上面壁部2および両側壁
部3,4とパネル20との間に形成される空間9にハー
ネス30を位置させた状態から、貫通孔21に弾性脚部
5を差し込み、上側から押す。すると、係止爪5aは他
方内面21bの下部から外縁に突出した状態でその外縁
と係合する。保持具1は、その係合によりパネル20に
ワンタッチ操作にて取り付けられ、同時に、ハーネス3
0を空間9に拘束して幅方向の動きを規制する。そし
て、このハーネス30の規制状態は圧接片部6や当接部
5により安定して維持される。すなわち、圧接片部6
は、パネル20の厚さ寸法のバラッキを吸収し、係止爪
5aの係合状態がガタ付くというような虞を解消するよ
う機能している。当接部5bは、貫通孔21の内面21
aの上部に当接しており、弾性脚部5が外力により多少
変形したとしても、前記係合を解除するというような虞
を防ぐと共に、保持具1の左右(ハーネス30の径)方
向の動きをより確実に規制している。なお、以上の保持
具1は必要に応じ取り外すこともある。その場合は、操
作片部7を所定の引き力で引っ張ることにより、ワンタ
ッチ操作にてパネル20から取り外すことができる。
【0016】なお、上記形態は本発明の基本構造例であ
り、保持具1の具体的な仕様によってこれをベースにし
て種々変形されることは勿論である。図5はそのような
変形例を示している。図5(a)の場合は、上面壁部2
の内面形状をハーネス30a,30bに応じて断面半円
筒状の保持部2a,2bに形成したものである。図5
((b)の場合は、上面壁部2の内面に仕切壁部2cを
下設することにより、各ハーネス30cを仕切壁部2c
を介し分離した状態で規制するようにものである。この
ように、本発明の保持具1は請求項1に記載された要件
を除いて、適用される具体的仕様に応じて変形すること
ができるものである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る線材
用保持具において、パネルへの取り付け操作的には、貫
通孔に弾性脚部を差し込み、上側から押すと、係止爪が
貫通孔の他方内面の下部から外縁に突出した状態で係合
し固定される。取り外す場合は、前記係合が外れる方向
へ全体を押すことによりパネルから比較的に容易に外す
ことができる。また、この保持具は、上面壁部および両
側壁部とパネルとの間に形成される空間に線材を位置し
て幅方向の動きを規制するので、取付操作時に線材を上
面壁部の内側に位置させておけばよく、従来保持具のよ
うにパネル取り付け後に、別途、線材を保持部に入れる
というような操作を必要としない。このため、本発明の
保持具は、パネルから外れない限り線材の抜けも起こら
ず、保持操作的にも優れている。しかも、上面壁部およ
び両側壁部とパネルとの間に形成される空間を利用する
ことからパネル上の突出量を小さく抑えることができ
る。同時に、係止爪が貫通孔の他方内面の下部から外縁
に突出した状態で係合することからパネル裏面の突出量
も小さく、パネル裏面側における隙間が小さいような仕
様にも好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明形態の線材用保持具のパネル取付と使用
状態を示す図である。
【図2】上記保持具を正面と上側と下側とから見た図で
ある。
【図3】上記保持具を両側の側部から見た図と一部拡大
した図である。
【図4】上記保持具の断面図と異方向から見た外観図で
ある。
【図5】上記保持具の変形例を示す図である。
【図6】従来の保持具例を示す図である。
【符号の説明】 1 保持具 2 上面壁部 3,4 側壁部 5 弾性脚部 5a 係止爪 5b 当接部 6 圧接片部 7 操作片部 9 空間 20 パネル 21 貫通孔 21a,21b 貫通孔の内面 30,30a,30b,30c ハーネス(線材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに設けられた貫通孔に取り付けら
    れて、前記パネルに沿って配置されているハーネス等の
    線材を位置規制する線材用保持具において、 前記保持具は、前記貫通孔の開口を覆う大きさの上面壁
    部と、該上面壁部の両側に設けられた側壁部と、前記一
    方の側壁部に延長形成されて、前記貫通孔に差込み可能
    な板幅をなしていると共に、貫通孔の対向している一方
    内面の上部から他方内面の下部の間に配置されるよう内
    側に傾斜している弾性脚部と、該弾性脚部の先端に設け
    られた係止爪とを一体に形成しており、 前記貫通孔に対し前記弾性脚部を差し込み、前記係止爪
    を前記貫通孔の他方内面の下部から外縁に係合すること
    により前記パネルに取り付けられて、前記上面壁部およ
    び両側壁部と前記パネルとの間に形成される空間に前記
    線材を位置して幅方向の動きを規制する、ことを特徴と
    する線材用保持具。
  2. 【請求項2】 前記一方の側壁部が、外面から斜め下向
    きに突設していると共に、前記保持具の取付状態で前記
    パネルにその先端を弾性的に当接する圧接片部を有して
    いる請求項1に記載の線材用保持具。
  3. 【請求項3】 前記弾性脚部が、上側外面の板幅方向に
    突設していると共に、前記保持具の取付状態で前記貫通
    孔内面の一方上部縁に当接する当接部を有している請求
    項1又は2に記載の線材用保持具。
  4. 【請求項4】 前記一方の側壁部又は前記上面壁部の一
    方の側壁部に接近した箇所から突設した引っ張り用操作
    片部を有している請求項1から3の何れかに記載の線材
    用保持具。
JP9282403A 1997-10-15 1997-10-15 線材用保持具 Pending JPH11117923A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9282403A JPH11117923A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 線材用保持具
TW87112296A TW513529B (en) 1997-10-15 1998-07-28 Clip for holding a wire member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9282403A JPH11117923A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 線材用保持具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11117923A true JPH11117923A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17651962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9282403A Pending JPH11117923A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 線材用保持具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH11117923A (ja)
TW (1) TW513529B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114976461A (zh) * 2022-07-29 2022-08-30 宁波瑞电科技有限公司 抗振动的新能源电池包线束

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114976461A (zh) * 2022-07-29 2022-08-30 宁波瑞电科技有限公司 抗振动的新能源电池包线束
CN114976461B (zh) * 2022-07-29 2022-11-11 宁波瑞电科技有限公司 抗振动的新能源电池包线束

Also Published As

Publication number Publication date
TW513529B (en) 2002-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007147060A (ja) 部品の取付装置
US6791032B2 (en) Fitting device of wiring harness protector mounted in vehicle sliding door
JPH11117923A (ja) 線材用保持具
JP2004040879A (ja) 電気接続箱の取付構造
KR20090074896A (ko) 자동차 내장용 부품 고정클립
JP4179689B2 (ja) 車両用内装部品のクリップ取付座
JP4349735B2 (ja) ハウジングアクセサリー取付構造およびハウジングアクセサリー取付方法
JP4247384B2 (ja) 車両用ポケット構造
JP3459769B2 (ja) フットレスト装置
JP2002285962A (ja) 圧縮機の電装部品
JP5350134B2 (ja) 内装パネルの組付構造
JP2003335216A (ja) シートベルト着脱金具の係止装置
JP3622944B2 (ja) 自動車のドアアームレスト取付け構造
JP4247381B2 (ja) 自動車用内装部品に備えたポケット装置
JP2742767B2 (ja) 二重床の床パネルの塞ぎ板
JPH106874A (ja) ピラーガーニッシュの装着構造
JP2001017279A (ja) ファスニング部材が組み込まれた発泡成形体およびその成形のための発泡成形型
JP2010000850A (ja) カップホルダー取付構造
JP3838841B2 (ja) 車両用シートの表皮端末掛止用リテーナ
JPH08230584A (ja) トリム部材に装着される被装着部品の取付構造と取付方法
JPH0637205Y2 (ja) 自動車トリム用保持具
JPH09104275A (ja) アームレスト取付構造
JPH1133247A (ja) シートバックのトリムカバー吊り込み構造
JPH0119541Y2 (ja)
JP2504454Y2 (ja) 自動車用シガ―ソケット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080402