JPH11117745A - ファンシュラウド - Google Patents

ファンシュラウド

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JPH11117745A
JPH11117745A JP29616397A JP29616397A JPH11117745A JP H11117745 A JPH11117745 A JP H11117745A JP 29616397 A JP29616397 A JP 29616397A JP 29616397 A JP29616397 A JP 29616397A JP H11117745 A JPH11117745 A JP H11117745A
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JP
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fan
fan shroud
absorbing material
sound absorbing
sound
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Application number
JP29616397A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ikeda
昌弘 池田
Kuniaki Nakada
国昭 中田
Osamu Harakawa
修 原河
Koichi Akisawa
宏一 秋沢
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Komatsu Ltd
Toyo Radiator Co Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Toyo Radiator Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風切り音の特性を考慮しつつ、通気抵抗を増
やすことなく、騒音を低減するに好適なファンシュラウ
ドの提供。 【解決手段】 回転駆動されるファン(12)の周辺に設け
られるファンシュラウド(18)において、ファンシュラウ
ド(18)の表面に孔(18a) を複数有すると共に、ファンシ
ュラウド(18)の外周に吸音材(21)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンの回転によ
る風切り音の特性を考慮しつつ、通気抵抗を増やすこと
なく、騒音を低減するに好適なファンシュラウドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば自走車両のエンジンルームは内部
にラジエータ、ファン及びエンジンをこの順で有する。
そしてエンジンルームの壁に、ラジエータ前面空間と外
気とを連通させる第1通気孔と、ファン後面空間及びエ
ンジン外壁空間と外気とを連通させる第2通気孔とを有
する。エンジンによってファンが回転すると、ファンが
吸込み式であるならば、外気は第1通気孔から吸い込ま
れ、ラジエータでの通過時にエンジン発熱を吸熱し、フ
ァンを経て第2通気孔から外部に放出される。逆にファ
ンが吐出し式であるならば、外気は第2通気孔から吸い
込まれ、ファンを経てラジエータでの通過時にエンジン
発熱を吸熱し、第1通気孔から外部に放出される。以
下、吸込み式を例として述べる。
【0003】上記構成において、図6に示すように、フ
ァン1の周辺にファンシュラウド2を有するものがあ
る。ファンシュラウド2は知られる通り方形のラジエー
タ3の外周と、円形のファン1の外周との間に延設され
た筒体である。このように構成すると、ファン1が吸い
込む空気が少ない通気抵抗でラジエータ3を通過するよ
うになり、ファン効率が高まる。
【0004】さらにまた、同じく図6に示すように、フ
ァンシュラウド2のファン側開口にベルマウス4を有す
るものがある。ベルマウス4は知られる通り筒体の開口
部に設けられ、外方となるほど開口面積が拡大するラッ
パ状の筒体である。従ってベルマウス4は通過空気に方
向性を持たせ、これにより乱流の発生を阻止する。即ち
ファン1による吸入空気の後方への吐出抵抗(即ち、通
気抵抗)を少なくし、ファン効率が高まる。
【0005】即ち、ファンシュラウド2やベルマウス4
付きのファンシュラウド2を用いると、ヒートバランス
が向上する。言い換えれば、ファン1やラジエータ3を
小型化でき、またファン1の回転速度を遅くできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来技術
には、次のような問題がある。ファン1が回転すると、
ファン1のブレードが空気を切るために生ずる回転音
と、ファン1の前後差圧によって生じた渦流による渦音
とが生ずる(以下、これらを単に「風切り音」とす
る)。風切り音はファン1の回転速度を遅くしたりファ
ンの外径を小さくすることで低減できる。従って上記フ
ァンシュラウド2やベルマウス4は風切り音の低減に寄
与する。ところがこのようにしてファン1の回転速度を
遅くしたりファンの外径を小さくするとヒートバランス
温度を低くできるのであるが、このファン1の回転速度
を遅くしたりファンの外径を小さくするとそのヒートバ
ランス温度におけるヒートバランスが再び問題となる。
即ち風切り音と通気抵抗との低減は背反事象となる。
尚、特開平7−11956号公報には、図7に示す技術
が開示されている。即ち、ファンシュラウド2の内側表
面に吸音材5を設けてある。ところがこの技術は、騒音
源(ここではファン1)近傍に吸音材5を設けたという
当然な技術を示しただけであり、ファン特性との特別な
相関関係を考慮した構成であると言い難い。具体的には
次の通り。
【0007】(1)エンジンルーム内でのエンジン音
は、燃焼ガス圧の変化に基づくエンジンブロック等の振
動が主体である。そしてその周波数fは、4サイクルエ
ンジンならば、「f=n・N/120」が基準となる
(nは気筒数、N=エンジン回転速度)。これに対し、
風切り音はブレード数、回転速度、ブレード形状等によ
って広周波数域で生ずる。ところがこの技術での吸音材
5の明記が無く、そこで図7によれば、グラスウールや
発泡ウレタン等のいわゆる多孔質吸音材であると言わざ
るを得ない。またその厚さについても何ら記載が無い。
ここで「多孔質吸音材が中高周波数の音に対する吸音率
は良いが、低周波数の音に対する吸音率は悪い」ことが
知られる。即ちこの技術は、風切り音の低周波域の吸音
効率の向上等を考慮したものでなく、ともかく吸音のた
めに吸音材5を設けたという技術である。
【0008】(2)この技術は、図7に示す通り、薄い
吸音材5を方形のファンシュラウド2の内壁に貼付して
ある。尚、方形のファンシュラウド2の外観は前記図6
に示す通りである。このためファンシュラウド2は方形
がそのまま方形として残り、ファンシュラウド2の内壁
近傍、特に四隅に渦流が生じてしまう。そして渦流は新
たな騒音源でもある。即ち、この技術は通気抵抗のさら
なる低減も、音源についての考慮も伺えない。
【0009】(3)この技術は、図7に示す通り、ファ
ンシュラウド2の後面(即ち、エンジン6側の面)にも
吸音材5を貼付してある。ところが後面はベルマウス形
状とされておらず、通気抵抗の低減を考慮しているとは
言えない。即ち、ファン1から吐出された半径方向成分
の空気流が例えばエンジンルーム壁に衝突し、乱流や渦
流を生起する。即ちこの技術は、上記(2)同様、通気
抵抗のさらなる低減も、音源についての考慮も伺えな
い。
【0010】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
風切り音の特性を考慮しつつ、通気抵抗を増やすことな
く、騒音を低減するに好適なファンシュラウドを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び効果】上記目的を達成
するため、本発明に係るファンシュラウドは、例えば図
3を参照して説明すれば、回転駆動されるファン12の
周辺に設けられるファンシュラウド18において、ファ
ンシュラウド18の表面に孔18aを複数有すると共
に、ファンシュラウド18の外周に吸音材21を有する
ことを特徴としている。
【0012】上記第1構成によれば、次のような作用効
果を奏する。 (1)孔18aがリンプル効果を奏し、これによりファ
ンシュラウド18での通気抵抗がさらに低減される。 (2)孔18aによってファンシュラウド18が板共振
し、風切り音の低周波数成分を吸音するようになる。 (3)ファンシュラウド18が吸音材21の抑え部材と
なり、吸音材21がファン12後方へ飛散することを阻
止する。 (4)吸音材21が孔18aから音を受けて風切り音の
中高周波成分を吸音するようになる。 (5)吸音材21をファンシュラウド18の外周に設け
たため、吸音材21を多量に配置できる。即ち、吸音材
21が厚くなり、風切り音の低周波成分も吸音するよう
になる。即ち、風切り音の特性を考慮しつつ、通気抵抗
を増やすことなく、騒音を低減することができる。
【0013】第2に、回転駆動されるファン12の周辺
に設けられるベルマウス付きファンシュラウド18にお
いて、ベルマウス19の表面に孔19aを複数有し、か
つファンシュラウド18の表面に孔18aを複数有する
と共に、ベルマウス19及びファンシュラウド18の外
周に吸音材21を有することを特徴としている。
【0014】上記第2構成によれば、上記第1構成の作
用効果に加え、次のような作用効果を奏する。 (1)孔19aがリンプル効果を奏し、これによりベル
マウス19での通気抵抗がさらに低減される。 (2)孔19aによってベルマウス19が板共振し、風
切り音及び外部音の低周波数成分を吸音するようにな
る。 (3)ベルマウス19が吸音材21の抑え部材となり、
吸音材21がファン12後方へ飛散することを阻止す
る。 (4)吸音材21が孔19aから音を受けて風切り音及
び外部音の中高周波成分を吸音するようになる。 (5)吸音材21をファンシュラウド18の外周に設け
たため(つまり、ベルマウス19の背面に設けたた
め)、吸音材21を多量に配置できる。即ち、吸音材2
1が厚くなり、風切り音及び外部音の低周波成分を吸音
するようになる。
【0015】
【発明の実施の形態及び実施例】図1〜図5を参照し実
施例を説明する。実施例は例えば油圧式パワーショベル
(以下、単に「例機」とする)に搭載される。例機は、
図1、図2に示すように、基台10上にラジエータ1
1、吸込み式ファン12及びエンジン13をこの順に配
置している。ラジエータ11の前面(図示左側)の基台
10上にはカウンタウエイト14が配置してある。カウ
ンタウエイト14の内部及び上部には通気孔14aを設
けてある。そしてラジエータ11、ファン12、エンジ
ン13及びカウンタウエイト14を上方から覆うよう
に、フード15を設けてある。そして基台10、カウン
タウエイト14及びフード15の夫々の端部を側壁16
によって連接し、これによりエンジンルーム17を構成
している。エンジンルーム17は、エンジン13側の壁
(即ち、基台10、フード15、側壁16)に通気孔
(図示せず)を有する。従ってファン12がエンジン1
3によって回転駆動される、外気は通気孔14aから吸
い込まれ、ラジエータ11を通過してエンジン発熱を吸
熱し、その後、ファン12とエンジン13周囲とを経て
エンジン13側の通気孔から外部へと放出される。この
ような構成において、例機はさらにラジエータ11とフ
ァン12との間にファンシュラウド18を有する。詳し
くは図3〜図5を参照し説明する。
【0016】図3は、ラジエータ11と、ファンシュラ
ウド18と、ベルマウス19と、外板20との組立体に
ファン12を納めた図である。ファンシュラウド18
は、前記の通り、ラジエータ11の外周とフード15の
外周との間に延設された筒体である。そしてファンシュ
ラウド18の開口に、ファン12の後方に向けて漸次開
口が拡大するベルマウス19を固設してある。そしてフ
ァンシュラウド18とベルマウス19との最外縁を外板
20で連接し、箱体としてある。
【0017】尚、図4は、図3の説明を容易にするため
の図3の部分図である。図4はラジエータ11と、ファ
ンシュラウド18との組立体にファン12を納めた図で
ある。この図4に示す通り、ファンシュラウド18は方
形のラジエータ11に合わせてラジエータ11側は方形
とし、円形のファン12外周に併せてファン12側を円
形としてある。そして方形から円形へとの変化の連続化
を図るためにファンシュラウド18の4隅角部に斜板で
連接してある。
【0018】説明を図3に戻す。図3の組立体におい
て、ファンシュラウド18はその表面に孔18aを複数
有する。またベルマウス19もその表面に孔19aを複
数有する。そしてファンシュラウド18と、ベルマウス
19と、外板20とで囲まれる容積内には、図5の破断
図に示すように、吸音材21を充填してある。吸音材2
1はグラスウール、ロックウール、フエルト、発泡材
料、織物等の多孔質材が安価かつ簡便である。
【0019】上記実施例の作用効果を説明する。
【0020】(1)方形のファンシュラウド18の4隅
角部を斜板で接続し、これによりファンシュラウド18
を、内部断面がファン12からラジエータ11方向に漸
次拡大し、かつほぼ滑らかなラッパ状にとしてある。こ
のためラジエータ11からファン12への吸気流が層流
となり、吸気抵抗(即ち、通気抵抗)が低減される。し
かも、斜板とした分だけ、その後面での吸音材21の充
填量を増やすことができる。
【0021】(2)ファンシュラウド18は表面に孔1
8aを複数有する。そしてファンシュラウド18の外周
に吸音材21を充填してある。従って第1に、孔18a
がリンプル効果を奏し、これにより通気抵抗が低減す
る。尚、リンプル効果とは通常次のように言われる。ゴ
ルフボールの表面が滑らかであると、飛翔時にゴルフボ
ールの背面に真空が生じ、この真空が飛距離を減らす方
向に作用し、また飛翔方向を狂わすように作用する。と
ころがゴルフボールは表面に凹凸を有する。このため飛
翔時のゴルフボールの背面には凹凸による乱流が生じて
真空発生を阻止する。これによりゴルフボールは飛距離
を伸ばし、かつ方向性の制御も可能とされる。これがリ
ンプル効果であり、凹凸が孔18aに相当する。第2
に、孔18aによってファンシュラウド18がいわゆる
孔明き吸音板となる。孔明き吸音板は知られる通り低周
波数の音を減衰させる。具体的にはファンシュラウド1
8が低周波数の音で共振し(いわゆる「板共振」であ
る)、低周波数の音を吸音する。尚、ファンシュラウド
18をポリプロピレン等の板成形品とすれば、さらに大
きい板共振が得られ、吸音率が増大する。第3に、ファ
ンシュラウド18が吸音材21の抑え部材となってい
る。従って吸音材21が仮に繊維質であっても、これが
ファン12後方へ飛散して派生問題が生ずることがな
い。第4に、音(即ち、風切り音)が孔18aを経て吸
音材21に入り吸音される。この場合、前記の通り、風
切り音の中高周波数成分が吸音される。第5に、吸音材
21を多量に充填できる。即ち、吸音材21が厚くな
る。ここで多孔質吸音材21は、低周波数の音に対する
吸音は悪いが、これは厚さが薄い場合であり、厚さが増
すほど低周波音も吸音するようになる。即ち、ファンシ
ュラウド18による風切り音の低周波数成分の吸音に、
吸音材21自体による風切り音の中高周波数成分の吸音
と、吸音材21の厚さによる風切り音の低周波数成分の
吸音とが重畳される。即ち、通気抵抗を低下させること
なく、広周波数の吸音を達成できる。
【0022】(3)ベルマウス19も表面に孔19aを
複数有する。従って上記ファンシュラウド18の表面の
孔18aとほぼ同じ作用効果を奏する。勿論、ベルマウ
ス19の作用効果も向上する。尚、ベルマウス19で
は、単に風切り音だけでなく、エンジン13からの音も
吸音する。
【0023】以下、他の実施例を項目列記する。
【0024】(1)上記実施例では孔18a、19aの
サイズ、形、数に触れなかったが、出来るだけ多く、ま
た大きくすることが望ましい。このようにすると、吸音
材21の音源側の露出面積が広くなり、そして広いほ
ど、高周波数の音の吸音率が高くなるからである。
【0025】(2)上記実施例ではファンシュラウド1
8をベルマウス19付きとしたが、ベルマウス19は無
くても構わない。この場合、ベルマウス19に変えて吸
音材21を所定の充填位置に支持する部材を設置するの
が望ましい。また吸音材21を石膏ボードのような固形
物とし、ベルマウス19のように成形すると、ベルマウ
ス19同様の作用効果と、吸音効果とが得られる。
【0026】(3)上記実施例ではファンシュラウド1
8及びベルマウス19に孔18a、19aを設けたが、
いずれか一方でも構わない。この場合、吸音材21によ
る吸音効果は孔18a(又は19a)を有する側の音に
適用される。
【0027】(4)上記実施例ではファンシュラウド1
8の外周の総てに吸音材21を充填したが、吸音材21
は無くて構わない。この場合、ファンシュラウド18
と、ベルマウス19と、外板20とで囲まれる容積と、
孔18a、19aとでヘルムホルツ共鳴が構成される。
従って吸音効果が生ずる。尚、ヘルムホルツ共鳴器は、
低周波数の音の吸音率が良い。従って低速回転するファ
ン12に対するファンシュラウド18やベルマウス19
付きファンシュラウド18に適用するのが良い。しかも
ヘルムホルツ共鳴器は、ファンシュラウド18、ベルマ
ウス19及び外板20で囲まれる容積と、孔18a、1
9aの面積とによって吸音周波数を選択できる。このた
め、例えば風切り音やエンジン音の周波数をほぼ特定で
きるような場合に適用するのが望ましい。尚、ファンシ
ュラウド18、ベルマウス19及び外板20で囲まれる
容積は、ファン12近傍が最も厚く、ラジエータ11及
びベルマウス19の先端に向かうほど薄くなる。従って
広い範囲に渡った低周波数の音を吸音できる。
【0028】(5)上記実施例ではファンシュラウド1
8の外周の総てに吸音材21を充填したが、雨風が孔1
8a、19bから入り吸音材21を汚損させたりするよ
うな位置(例えば、ファンシュラウド18の下部)で
は、その部位だけ吸音材21を無くしても構わない。こ
の場合、その部位が上記(4)のホルムヘルツ共鳴器と
して作用する。
【0029】(6)上記実施例では外板20を設けた
が、例機の側壁16を外板20として代用できるとき
は、それでも構わない。この場合も上記作用効果を奏す
る。
【0030】(7)上記実施例のファン12は吸込み式
としたが、吐出し式でも上記作用効果を奏する。
【0031】(8)上記実施例の例機は基台10上にラ
ジエータ11、ファン12及びエンジン13をこの順に
配置したが、ファン12、ラジエータ11及びエンジン
13の順に配置しても上記作用効果を奏する。
【0032】(9)上記実施例の例機はパワーショベル
としたが、他の車両でも構わない。また車両以外のもの
でも構わない。要するに、ファンシュラウド18を用い
ることができるものであれば、総てに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンルームの部分断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】ファンシュラウドの組立図である。
【図4】ファンシュラウドの斜視図である。
【図5】図3の部分断面図である。
【図6】従来のファンシュラウドの斜視図である。
【図7】従来のファンシュラウドの組立図である。
【符号の説明】
3、11 ラジエータ 1、12 ファン 13 エンジン 14 カウンタウエイト 14a 通気孔 15 フード 16 側壁 17 エンジンルーム 2、18 ファンシュラウド 18a 孔 4、19 ベルマウス 19a 孔 20 外板 21 吸音材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原河 修 東京都渋谷区代々木三丁目25番3号 東洋 ラジエーター株式会社内 (72)発明者 秋沢 宏一 東京都渋谷区代々木三丁目25番3号 東洋 ラジエーター株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動されるファン12の周辺に設け
    られるファンシュラウド18において、ファンシュラウ
    ド18の表面に孔18aを複数有すると共に、ファンシ
    ュラウド18の外周に吸音材21を有することを特徴と
    するファンシュラウド。
  2. 【請求項2】 回転駆動されるファン12の周辺に設け
    られるベルマウス付きファンシュラウド18において、
    ベルマウス19の表面に孔19aを複数有し、かつファ
    ンシュラウド18の表面に孔18aを複数有すると共
    に、ベルマウス19及びファンシュラウド18の外周に
    吸音材21を有することを特徴とするファンシュラウ
    ド。
JP29616397A 1997-10-13 1997-10-13 ファンシュラウド Pending JPH11117745A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2364352A (en) * 2000-07-03 2002-01-23 Draftex Ind Ltd Noise reduction in air conduits; making perforated conduits
JP2012097682A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 冷却ファンのファンシュラウド構造

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