JPH1111771A - プリンタの用紙反転装置 - Google Patents

プリンタの用紙反転装置

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JPH1111771A
JPH1111771A JP16822997A JP16822997A JPH1111771A JP H1111771 A JPH1111771 A JP H1111771A JP 16822997 A JP16822997 A JP 16822997A JP 16822997 A JP16822997 A JP 16822997A JP H1111771 A JPH1111771 A JP H1111771A
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JP
Japan
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reversing
sheet
carry
paper
path
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Pending
Application number
JP16822997A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Nanba
健夫 南波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1111771A publication Critical patent/JPH1111771A/ja
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙反転時に用紙を一時待機させるスペース
を削減して装置の小型化を実現し、しかも高速印刷処理
や大版サイズ用紙などに対応するプリンタに最適に採用
できるようにする。 【解決手段】 搬入路11から搬入された枚葉形単票の
用紙10を反転部で表裏面を反転させて反転搬出路15
から搬出させ、用紙10の表裏各面に印刷処理する必要
のある場合の装置であり、搬入路11の出口端と反転搬
出路15の入口端とを連絡する部分に正逆回転可能な大
径の反転ローラ12が配置されている。搬入路11の途
中に用紙10の先端10aと後端10bが通過したこと
を検出する用紙検出センサ14を配置し、制御部では、
その検出信号を受け取ってから所定時間後に用紙10の
後端10bが反転搬出路15の入口端に臨んだことを認
識に基づき、巻き取った用紙10が後端10bから反転
搬出路15の入口端に送り込まれるよう反転ローラ12
に回転切替信号を送って逆回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単票用紙の表裏面
に画像形成を連続して行う必要がある場合のプリンタに
装備される用紙反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、この種用紙反転装置の従来例を
示している。矢印Aで示す方向から用紙1が搬入される
用紙搬入路2を有し、この下流端に互いに圧接して正逆
回転が可能な一対のフィードローラ3,4が配置されて
いる。このフィードローラ手前には、経路切替ゲート5
が設けられて、反転された用紙1を搬送するための用紙
反転搬送路6を有している。
【0003】また、経路切替ゲート5の手前の用紙搬入
路2には用紙検出センサ7が配置され、通過した用紙1
の端部を検出して、この検出信号に基づいてフィードロ
ーラ3,4の回転を停止させたり、あるいは逆回転させ
る制御が行われる。
【0004】したがって、この場合、用紙搬入路2から
搬入されてきた用紙1がフィードローラ3,4によって
引き込まれ、用紙1の後端部1aがローラ間を通過し終
えるまで、用紙1を引き込みスペース8に引き入れる。
すなわち、用紙1は、この後端部1aがフィードローラ
3,4の手前で用紙検出センサ7によって検出され、経
路切替ゲート5を通過してローラ間を通過し終えた引き
込みスペース8で停止する。
【0005】続いて、経路切替ゲート5を切替動作させ
ると共に、引き込みスペース8で一旦停止している用紙
1を逆送させる。その際、フィードローラ3,4は逆回
転して用紙1が用紙反転搬送路6に入り、矢印B方向へ
搬出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この図5で示された従
来の用紙反転装置にあっては、解決すべき次の問題点が
残されている。
【0007】1つは、用紙1を搬入から搬出に切り替え
る場所に、用紙反転のための非常に大きな引き込みスペ
ース8を必要とし、しかも最大の用紙サイズ分に対応で
きるスペースを確保する必要がある。そのため、装置全
体が非常に大型化する不具合がある。
【0008】また1つの問題点は、フィードローラ3,
4の手前直前に経路切替ゲート5が配置されているた
め、反転後の用紙1の進入方向が限定され、反転用紙の
搬送方向が制約される不都合がある。
【0009】係る装置の大型化とユニットレイアウトへ
の制約は、今日、プリンタの高速化や画像印刷、そして
大版サイズ用紙への対応、といった多種多様な出力処理
に不利である。
【0010】したがって、本発明の目的は、用紙反転時
に用紙を一時待機させるスペースを削減して装置の小型
化を実現し、しかも高速印刷処理や大版サイズ用紙など
に対応するプリンタに最適に採用できる用紙反転装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタの用紙
反転装置は、搬入路から搬入された枚葉形単票の用紙を
反転部で表裏面を反転させて反転搬出路から搬出させる
ことにより、用紙の表裏各面に印刷処理する必要のある
場合の装置であり、前記搬入路の出口端と前記反転搬出
路の入口端とを連絡する部分に正逆回転可能な大径の反
転ローラを配置し、この反転ローラを正回転させて前記
用紙を先端から巻き取り、巻き取られたその用紙を後端
から前記反転ローラを逆回転させて前記反転搬出路に入
口端から送り込み可能に構成している。
【0012】この場合、搬入路の途中に配置されて用紙
の後端が通過したことを検出する用紙検出手段と、用紙
後端通過の検出信号を受け取ってから所定時間後に用紙
の後端が前記反転搬出路の入口端に臨むことの認識に基
づき、用紙が後端から反転搬出路の入口端に送り込まれ
るよう反転ローラに回転切替信号を送って逆回転させる
制御部と、を備えて構成することができる。
【0013】したがって、係る構成により、搬入路と反
転搬出路との間の連絡部に、用紙の反転に臨んでそれを
一時待機させる大きなスペースを特別に設ける必要が皆
無となり、その分のスペースを削減することで、プリン
タ装置から見た場合に装置の小型化が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるプリンタの用
紙反転装置の実施の形態について、図1〜図4の各面を
参照して詳細に説明する。
【0015】図1は、本実施の形態の用紙反転装置の構
成を示す断面図である。図4に示す用紙10を矢印A方
向から搬入する用紙搬入路11を有し、この下流側に互
いに圧接して回転する原動側と従動側の大小一対よりな
るフィードローラ12,13が配置されている。
【0016】図2に示すように、反転ローラ12は用紙
10の主たる反転部材として機能する(以下、単に反転
ローラ12という)。この反転ローラ12には、円周表
面部12aを表面処理またはコーティングして摩擦係数
を高めたものを用いることができる。また、図3のよう
に、反転ローラ12としては、用紙10を巻き取り易く
して機能を高めるために、ローラ本体の円周一部に切欠
部12bを設けておき、この切欠部12aに用紙10の
先端を噛み込ませるようにすることも可能である。
【0017】また、搬入路11の途中には、搬入中の用
紙10の端部を検出する用紙検出センサ14が配置され
ている。この用紙検出センサ14によって用紙10の通
過を検出した信号が制御部(図示せず)に送られ、その
検出信号に基づいて上記反転ローラ12の回転停止や逆
回転のタイミングを制御するようになっている。
【0018】ここで、搬入路11は、その下流端が原動
側フィードローラ12に接線方向から臨んで終結してい
る。この反転ローラ12の近傍から反転後の用紙10を
搬出する反転搬出路15が延出して設けられている。す
なわち、この反転搬出路15の上流端が反転ローラ12
の接線方向からの始端となっている。これら搬入路11
と反転搬出路15との間は、反転ローラ12の円周に沿
った中継反転路16として円環状に形成されている。
【0019】次に、以上の構成による本実施の形態の用
紙反転装置について、その動作および作用を図4(a)
〜(c)を参照して詳細に説明する。
【0020】まず、同図(a)に示すように、搬入路1
1を矢印A方向から搬送されてきた用紙10は、この先
端10aが用紙検出センサ14によって検出され、先端
から図の反時計廻り方向(正回転)に回転中の反転ロー
ラ12に巻き取られる。この巻き取りにより、用紙10
の後端10bが用紙検出センサ14によって検出され
る。
【0021】用紙10の前後端を検出した検出信号は用
紙検出センサ14から制御部に送られ、ここで制御が行
われる。制御部は記憶格納されているプログラムに基づ
いて反転ローラ12を所定のタイミング時間だけ回転さ
せる。
【0022】図4(b)に示すように、用紙10の後端
10bが反転搬出路15の入口に臨む位置まで回転する
と、それを認識した制御部のオフ信号によってり反転ロ
ーラ12の回転を停止させる。
【0023】この後、図4(c)に示すように、制御部
から送られた逆転信号によって反転ローラ12が図の時
計廻り方向へ逆回転する。それにより、用紙10はその
後端10bを先端にして反転搬出路15に矢印B方向へ
送り出される。
【0024】この間の用紙10の搬入と反転搬出の間
に、用紙10に生じたいわゆるカール癖は、反転ローラ
12のローラ径や、巻き取り回転方向を自在に変更する
ことで平坦に矯正できる利点がある。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
の用紙反転装置は、用紙の搬入路と反転後の搬出路との
間に、反転に切り替えるための一時待機スペースを設け
る必要が全くなくなり、その分のスペースだけ大幅にプ
リンタ装置を小型化することができる。また、一対のフ
ィードローラとしても、実質的には原動側反転ローラが
主たる機能を果たし、従動ローラ側は小型で補助的に設
けられており、それだけのスペース分も有効活用できる
利点がある。したがって、反転後の用紙の搬出方向を如
何なる方向へも自由に設定でき、従来のように規制を受
けない。その結果、各ユニットの配置の自由度を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による用紙反転装置の実施の形態を示す
断面図である。
【図2】本実施の形態の要部の原動側反転ローラの他の
実施例を示す断面図である。
【図3】本実施の形態の要部の原動側反転ローラのさら
に別の実施例を示す断面図である。
【図4】(a)〜(b)は、用紙反転動作を順に示す説
明図である。
【図5】従来例の用紙反転操作を示す断面図である。
【符号の説明】
10 用紙 10a 用紙先端 10b 用紙後端 11 用紙搬入路 12 原動側の反転ローラ 13 従動側の補助ローラ 14 用紙検出センサ 15 反転搬出路 16 反転中継路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬入路から搬入された枚葉形単票の用紙を
    反転部で表裏面を反転させて反転搬出路から搬出させる
    ことにより、用紙の表裏各面に印刷処理する必要のある
    プリンタの用紙反転装置において、 前記搬入路の出口端と前記反転搬出路の入口端とを連絡
    する部分に正逆回転可能な大径の反転ローラを配置し、
    この反転ローラを正回転させて前記用紙を先端から巻き
    取り、巻き取られたその用紙を後端から前記反転ローラ
    を逆回転させて前記反転搬出路に入口端から送り込み可
    能に構成したことを特徴とするプリンタの用紙反転装
    置。
  2. 【請求項2】前記搬入路の途中に配置されて前記用紙の
    先端および後端が通過したことを検出する用紙検出手段
    と、 前記用紙の後端が通過したことの検出信号を受け取って
    から所定時間後に前記用紙の後端が前記反転搬出路の入
    口端に臨むことの認識に基づき、前記用紙が後端から前
    記反転搬出路の入口端に送り込まれるよう前記反転ロー
    ラに回転切替信号を送って逆回転させる制御部と、を備
    えていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタの
    用紙反転装置。
  3. 【請求項3】前記反転ローラの直径方向の一側と他側に
    おける各接線方向から、前記搬入路の出口端および前記
    反転搬出路の入口端を臨ませてなっていることを特徴と
    する請求項1または2に記載のプリンタの用紙反転装
    置。
  4. 【請求項4】前記搬入路の出口端と前記反転搬出路の入
    口端とを連通する反転中継路が前記反転ローラの円周に
    沿って環状に形成されていることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載のプリンタの用紙反転装置。
  5. 【請求項5】前記反転ローラの円周面に、高摩擦力生成
    表面処理が施されていることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載のプリンタの用紙反転装置。
  6. 【請求項6】前記反転ローラの円周面に、前記用紙の先
    端が食い込み係止される切欠部が形成されていることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のプリンタの
    用紙反転装置。
  7. 【請求項7】前記搬入路の出口端の近傍に、前記反転ロ
    ーラに圧接して共働することにより前記用紙を先端から
    巻き取るための小径の補助ローラが配置されていること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のプリンタ
    の用紙反転装置。
  8. 【請求項8】前記反転ローラを原動側とした場合、前記
    補助ローラが受動側となっていることを特徴とする請求
    項7に記載のプリンタの用紙反転装置。
  9. 【請求項9】前記用紙に対して、印刷面を上にして搬送
    するフェースダウンまたは印刷面を下にして搬送するフ
    ェースアップに切り替えるための反転が可能となってい
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のプ
    リンタの用紙反転装置。
JP16822997A 1997-06-25 1997-06-25 プリンタの用紙反転装置 Pending JPH1111771A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002100648A1 (fr) * 2001-06-04 2002-12-19 Seiko Epson Corporation Imprimante a mecanisme de renversement de feuille
EP1808389A3 (en) * 2006-01-12 2009-02-25 Seiko Instruments Inc. Temporary stocking mechanism and printer
US8714549B2 (en) 2011-09-30 2014-05-06 Kyocera Document Solutions Inc. Post-processing device

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