JPH11115337A - 孔版原紙 - Google Patents
孔版原紙Info
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- JPH11115337A JPH11115337A JP31577097A JP31577097A JPH11115337A JP H11115337 A JPH11115337 A JP H11115337A JP 31577097 A JP31577097 A JP 31577097A JP 31577097 A JP31577097 A JP 31577097A JP H11115337 A JPH11115337 A JP H11115337A
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Abstract
置されると、印刷インキやその油成分が、孔版原紙に沿
って拡散し、未使用の孔版原紙やプラテンローラが、前
記印刷インキやその油成分にて汚損される恐れがあっ
た。 【解決手段】印刷インキやその油成分の拡散を防止する
ため、ロール状の孔版原紙の延在方向に沿って、所定の
間隔で、当該延在方向と交差する方向に、所定の幅で撥
油性塗料が塗布されている孔版原紙である。
Description
紙であって、その延在方向に沿って切断することなく使
用することの可能なものである。
出願している(特開平9−109540号参照)。
胴内の印刷インキが印刷面から浸出し落下しないよう
に、版胴は、印刷面が上方となる状態で停止するように
構成されている。
版原紙と使用済の孔版原紙を共に装着し、これらを一体
的に回転させて、印刷する装置においては、従来の孔版
原紙を使用した場合、図1に示すように、繰出リール1
に巻回されている未使用の孔版原紙2と版胴3とは、常
時連続状態にあり、版胴3のインキ透過部分(図中斜線
部)から毛細管現象などによって浸出してきた印刷イン
キもしくはその油成分が、孔版原紙2の多孔性支持体側
を伝搬して拡散し、プラテンローラ4との間に滞留する
という現象が発生しがちである。
13と孔版原紙2とが若干離間している装置にあって
は、繰出リール1に巻回されている未使用の孔版原紙2
にまで伝搬することになる。
孔版原紙2はその延在方向に沿って一様に連続的に形成
されているので、印刷インキ自体もしくはその油成分
が、孔版原紙2の延在方向に沿って伝搬し、孔版原紙2
の未使用の部分を印刷インキやその油成分で汚損すると
共に、プラテンローラ4も汚損されることになる。
4、13がインキ等で汚損されると、製版時に悪影響を
及ぼして印刷書画の品質を低下させたり、製版手段であ
るサーマルヘッドにも悪影響をおよぼすことになる。
の油成分が付着した状態で放置すると、プラテンローラ
4、13自体が劣化したり、その表面に、紙粉等が付着
して表面に微細な凹凸などが形成され、製版時の書画像
の品質を低下させる恐れもある。
成分や印刷インキの油成分等によって、高価なサーマル
ヘッドの発熱部を焼損させる恐れもあった。
課題に鑑みてなされたもので、印刷インキやその油成分
が、孔版原紙に沿って一定以上伝搬して拡散することを
防止し、未使用の孔版原紙の製版予定領域やプラテンロ
ーラが前記印刷インキやその油成分にて汚損されること
を防止せんとするものである。
の孔版原紙の延在方向に沿って所定の間隔で、当該延在
方向と交差する方向に、所定の幅で撥油性塗料が塗布さ
れている孔版原紙である。
向に沿って所定の間隔で、当該延在方向と交差する方向
に、所定の幅で撥油性塗料が塗布されているので、版胴
が、プラテンローラが前記撥油性塗料の外部に位置する
状態、即ち撥油性塗料が塗布されている部分が、版胴と
の密着部とプラテンローラとの間に位置する状態で停止
するように構成すると、版胴から浸出した印刷インキや
その油成分は、前記撥油性塗料によって拡散を阻止さ
れ、未使用の孔版原紙の製版予定領域やプラテンローラ
が前記印刷インキやその油成分にて汚損されることがな
くなる。
し、ロール状の孔版原紙は、熱収縮性フィルムと多孔性
支持体が重畳されてなり、前記多孔性支持体の側に、撥
油性塗料が塗布されている孔版原紙である。
縮性フィルムと多孔性支持体が重畳されてなり、前記多
孔性フィルムの側に、撥油性塗料が塗布されているの
で、特に多孔性フィルムの側を伝搬しやすい印刷インキ
やその油成分の拡散を、より有効に阻止できる。
2の発明を前提とし、撥油性塗料が塗布されている部分
と一定の距離をおいて製版タイミングマークが付されて
いる孔版原紙である。
部分と一定の距離をおいて製版タイミングマークが付さ
れているので、製版位置と撥油性塗料が塗布されている
位置が一定の間隔で規定され、プラテンローラが撥油性
塗料が塗布されている位置よりも外側に位置する状態、
即ち撥油性塗料が塗布されている部分が、版胴との密着
部とプラテンローラとの間に位置する状態で、確実に孔
版原紙を版胴に巻着させることが可能となる。
2の発明を前提とし、撥油性塗料は着色され、製版タイ
ミングマークと兼用されている孔版原紙である。
タイミングマークと兼用されているので、製版位置と撥
油性塗料が塗布されている位置が一定の間隔で規定さ
れ、タイミングを取ることにより、プラテンローラが撥
油性塗料が塗布されている位置よりも外側に位置する状
態、即ち撥油性塗料が塗布されている部分が、版胴との
密着部とプラテンローラとの間に位置する状態で、確実
に孔版原紙を版胴に巻着させることが可能となる。
の発明のいずれかを前提とし、ロール状の孔版原紙の延
在方向と平行する方向の縁部に、撥油性塗料が塗布され
ている孔版原紙。
向と平行する方向の縁部に、撥油性塗料が塗布されてい
るので、印刷終了後に巻き取られた孔版原紙の端面から
印刷インキやその油成分が漏出することもない。
の発明のいずれかを前提とし、延在方向に沿って切断さ
れることなく製版され印刷される孔版原紙である。
ことなく製版され印刷されるので、使用済みの孔版原紙
を一体的に処理することが可能となる。
の発明のいずれかを前提とし、製版前の孔版原紙が巻回
されている繰出リールと、印刷後の孔版原紙が巻回され
る巻取リールとからなる孔版原紙である。
ている繰出リールと、印刷後の孔版原紙が巻回される巻
取リールとからなるので、常に、繰出リールと巻取リー
ルを一体的に移動、処理することが可能となる。
し、繰出リールには印刷インキが付着する面が外側とな
るように巻回されており、巻取リールには印刷インキが
付着した面が内側となるように巻回される孔版原紙であ
る。
付着する面が外側となるように孔版原紙が巻回され、即
ち当該側面と反対側にサーマルヘッド等が接触して製版
されるうに巻回されており、巻取リールには印刷インキ
が付着した面が内側となるように巻回されるので、巻取
リールの表面側に使用後の印刷インキが付着することは
ない。
形態を表す。
2の斜視図であり、この図に示す状態でユニット化され
包装されて、市場などに流通するものである。
孔版原紙2が巻回されている繰出リール1と、それに連
続する印刷後の孔版原紙2が巻回される巻取リール5と
からなり、繰出リール1には印刷インキが付着する面が
外側となるように巻回されており、巻取リール5には印
刷インキが付着した面が内側となるように巻回されてい
る。
性支持体が重畳されてなり、前記多孔性支持体の側が後
述の版胴3に密着し、印刷インキが付着する面となる。
マルヘッド6に摺接し、印刷用紙と接触する面となる。
に、その延在方向に沿って、一枚の印刷用紙の長手方向
長さよりも若干長い間隔(約430mm)で、当該延在
方向と直交する方向に10mmの幅で撥油性塗料Pが塗
布されている。
えば下記のような2つの実施例が挙げられる。
(メチルアルコール)を加えて、常温で攪拌溶解する
と、15%溶液が生成される。この溶液を60g/m2
の割合で前記孔版原紙2に塗布する。その後、80゜C
の熱風で乾燥させると、塗布量が9g/m2の撥油性塗
料Pが孔版原紙2に固定的に塗布されることになる。
(メチルアルコール)を加えて、常温で攪拌溶解する
と、15%溶液が生成される。この溶液を60g/m2
の割合で前記孔版原紙2に塗布する。その後、80゜C
の熱風で乾燥させると、塗布量が9g/m2の撥油性塗
料Pが孔版原紙2に固定的に塗布されることになる。
出するための、前記撥油性塗料Pが塗布されている部分
と一定の距離をおいて、製版タイミングマークTが付さ
れている。
ンサで検出されるものであり、印刷インキやその油成分
とは関係がないものであるので、黒色であれば撥油性塗
料Pである必要はない。
イミングマークTと兼用させる事も可能である。
すように、孔版原紙2の延在方向と平行する方向の縁部
に、前述と同様の撥油性塗料Pが塗布されていると、印
刷終了後に巻取リール5に巻き取られた孔版原紙2の端
面から、印刷インキやその油成分が漏出することがな
い。
版原紙2が使用される製版印刷装置について説明する。
た形状の版胴3が、回転軸8に固着されている。前記版
胴3の円弧面は、パンチングメタル等の無数の開口が形
成されている横断面が円弧状の基材と、当該基材の表面
に装着された1枚もしくは複数枚のシルクスクリーンと
からなり、内部に収納されている印刷インキが浸出する
周知の構造を呈している。
方向に延在し、前記版胴3の両端側壁を貫通する2本の
アーム支持軸9、10が回転自在に装着され、当該アー
ム支持軸9、10の両端に、原紙保持アーム11、12
が夫々1基づつ固着されている。
には、繰出リール1が装着されており、当該繰出リール
1には未製版のロール状の孔版原紙2が巻回されてい
る。
部近傍には、巻取リール5が装着され、当該巻取リール
5は印刷後の印刷インキが付着した孔版原紙2が巻回さ
れるものであり、前記繰出リール1に巻回されている未
製版の孔版原紙2と、巻取リール5に巻回された印刷後
の孔版原紙2は連続するものである。
1には、孔版原紙2を、製版手段としてのサーマルヘッ
ド6に圧接させるためのプラテンローラ13が回転可能
に装着されており、当該プラテンローラ13の保持軸の
端部には、これを回転させるための従動ギア14が固着
されている。
動ギア14に選択的に噛合し、製版時にこれを駆動する
ための駆動ギア(図示せず)が設けられている。
持アーム11の時計方向への回転力を強化し、プラテン
ローラ13のサーマルヘッド6への圧接力を高めるため
の、加圧レバー(図示せず)が設けられている。
は、孔版原紙2に、適度なテンションを付与し、皺の発
生を防止するためのガイドシャフト23が装着されてい
る。
ーム11、12を離反する方向に揺動させる駆動アーム
15、16(図4)が設けられており、当該駆動アーム
15、16を夫々左右方向に回転させると、前記両原紙
保持アーム11、12は鳥が羽ばたくように揺動し、版
胴3から離間したり、版胴3に接近することになる。
示せず)が固着されており、装置本体7には前記従動ギ
アに噛合し得る駆動ギア(図示せず)が装着されてい
る。
胴3を所定位置にロックするための、先端に凹所が備え
られているロックプレート17が固着されており、装置
本体7には、前記ロックプレート17の凹所と選択的に
係合して前記版胴3を固定するための、ロックレバー3
1が設けられている(図5参照)。
先端部には、孔版原紙2を固定するための原紙保持レバ
ー18が回転自在に装着されると共に、原紙保持台19
が固設され、印刷時や停止時には孔版原紙2は前記原紙
保持レバー18と原紙保持台19とによって挟持され、
固定される(図4参照)。
プラテンローラ13は若干離間するように構成されてい
る。
孔版原紙2の交換モード(図5参照)の際には、図示せ
ぬ装置本体の側のピンに蹴られて自動的に開放するよう
に構成されている。
とプラテンローラ13との位置関係の図示は省略され、
孔版原紙2とプラテンローラ13とが接触しているよう
に図示されているが、前述のように、印刷時や停止時に
は、孔版原紙2は前記原紙保持レバー18と原紙保持台
19とによって挟持されており、孔版原紙2とプラテン
ローラ13は若干離間している。
ように、孔版原紙2の撥油性塗料Pが版胴3と若干離間
した所に位置するよう、即ち撥油性塗料Pが塗布されて
いる部分が、版胴3との密着部とプラテンローラ13と
の間に位置する状態となるように孔版原紙2が版胴3に
巻着される。
侵出した印刷インキやその油成分は孔版原紙2を伝搬し
て拡散するが、その拡散は孔版原紙2の撥油性塗料Pに
よって阻止され、プラテンローラ13等に付着すること
はない。
る場合には、先ず図5に示すように装置本体7の上部を
開放させ、前記駆動アーム15、16によって前記両原
紙保持アーム11、12を相互に反対方向に駆動し、両
原紙保持アーム11、12の端部が装置本体7の上面か
ら突出する位置にて固定し、かかる状態で、孔版原紙2
の繰出リール1を給版側の原紙保持アーム11に装着
し、巻取リール5を排版側の原紙保持アーム11に装着
すれば、新規の孔版原紙2を版胴3に装着する作業は完
了する。
る場合には、この逆の工程を実行すればよいことにな
る。
1、12の端部が装置本体7の上面から突出するので、
操作者は容易に孔版原紙2を着脱することができる。
持アーム11、12が水平位置まで逆方向に回転し、テ
ンションアーム20が反時計方向に回転して、その先端
に回転自在に装着されているテンションローラ21が、
前記孔版原紙2の熱収縮性フィルムの側(印刷インキが
付着しない側)に転接し、孔版原紙2は水平方向に張架
される。
ド6が固設されているサーマルヘッドアーム22を時計
方向に手動で回転させると、前記プラテンローラ13に
当接する寸前でラッチ(図示せず)が掛かり、サーマル
ヘッドアーム22は、反時計方向にトーションバネ(図
示せず)にて回転付勢されているので略水平位置で保持
される。
紙保持アーム11に作用すると、サーマルヘッド6が原
紙保持アーム11に装着されているプラテンローラ13
に孔版原紙2を介して圧接される。
リール5の回転軸が回転しつつ、孔版原紙2の熱収縮性
フィルムの側に圧接されているサーマルヘッド6が動作
すると、所定の原稿書画像が孔版原紙2に製版されるこ
とになる。
もしくは開閉可能に装着されていてもよく、装置本体7
と別体に設けられていてもよい。
製版され、当該製版が終了し、更に若干搬送されて、前
記孔版原紙2上のタイミングマークTが図示せぬ検出装
置によって検出されると、搬送が停止する。
ラ13とガイドシャフト23との間で水平になり、前記
版胴3には殆ど接触しない状態で、左から右方向に搬送
されることになる。
ションアーム20の回転角度が検出されることにより、
適宜巻き上げ停止を行うので、孔版原紙2は皺になるこ
となく、巻取リール5にスムーズに巻き取られることに
なる。
に、前記両原紙保持アーム11、12が印刷位置まで逆
方向に回転し、鳥が羽を閉じたような形に収めると、前
記版胴3に固定される。
3の印刷領域に合致して巻着され、その際、前述のよう
に、孔版原紙2の撥油性塗料Pが版胴3と若干離間した
所、即ち撥油性塗料Pが塗布されている部分が、版胴3
との密着部とプラテンローラ13との間に位置する状態
となる。
と平行に延在するゴム製の周知のプレスローラ24が回
転自在に装着されている。なお、プレスローラ24は、
図示せぬバネにて版胴3の周側方向に選択的に圧接され
ている。
円弧部分の印刷領域にのみ圧接されるように制御され
る。
の昇降機構を有する給紙台25が設けられ、当該給紙台
25の上面には、印刷前の多数の印刷用紙26が積載さ
れている。
ら右方向)に沿って下流側端部の上方に当該印刷用紙2
6を1枚づつ供給する給紙ローラ27が設けられてい
る。
常時所定の姿勢を保持するように昇降し、最上部の印刷
用紙26が給紙ローラ27の下面に軽く圧接されてい
る。
ーラ24との間には、レジストローラ28が設けられて
いる。
6から送付されてきた印刷用紙26を一旦停止させ、姿
勢を整えると共に給紙タイミングを見計らって再給送す
るものである。
送されてきた印刷用紙26は、プレスローラ24によっ
て、版胴3の印刷領域(円弧状で製版後の孔版原紙2が
張着されている領域)に圧接されて印刷され、剥離爪2
9によって版胴3から剥離され、排紙トレー30上に排
出されるように構成されている。
胴3は所定の位置に停止しているから、ロックレバー1
8を掛けて版胴3の回転を固定し、図6の状態まで前記
原紙保持アーム11、12を開放する。
圧接され、加圧され、プラテンローラ13と巻取リール
5の駆動ギア(図示せず)も装置本体7に設けられてい
るギア(図示せず)と噛合する。
クレバー18に係合し連結された剥離爪29が、前記原
紙保持アーム12の移動軌跡の外部に退避する。
せ、同時に巻取リール5もテンションローラ21の撓み
分だけ適宜巻き上げると、前記孔版原紙2は略水平に牽
引されて右方向に移動する。
質的に既印刷の孔版原紙2は、版胴3から完全に離脱さ
れることになる。
始する。
新製版部の下流側にあるので、同時に巻き取り排版され
る。
寸法だけ引き出された段階で、原稿の書画像を孔版原紙
2に製版すれば、前記所定寸法の未製版領域に続いて、
書画像の製版領域が形成されることになる。
寸法だけ未製版領域を形成して、前述と同様に、両原紙
保持アーム11、12を、図4、図7に示すように、鳥
が羽を閉じたような形に収めると、孔版原紙2の製版領
域が版胴3の印刷領域に合致して巻着されることにな
る。
原紙2の巻着時の印刷領域に対するずれをなくするた
め、プラテンローラ13とサーマルヘッド6が圧接され
た状態を保持しつつ、先ず原紙保持アーム12を閉成さ
せ、次いで原紙保持アーム11を閉成させるように構成
されている。
用紙26が、給紙ローラ27およびレジストローラ28
によって給送され、プレスローラ24によって版胴3の
印刷領域に圧接されて、所望の書画像が印刷され、排紙
トレー30上に排出される。
延在方向に沿って所定の間隔で、当該延在方向と交差す
る方向に、所定の幅で撥油性塗料が塗布されているの
で、版胴が、プラテンローラが前記撥油性塗料の外部に
位置する状態、即ち撥油性塗料が塗布されている部分
が、版胴との密着部とプラテンローラとの間に位置する
状態で停止するように構成すると、版胴から浸出した印
刷インキやその油成分は、前記撥油性塗料によって拡散
を阻止され、未使用の孔版原紙の製版予定領域やプラテ
ンローラが前記印刷インキやその油成分にて汚損される
ことがなくなり、従来技術の課題が確実に解決される。
熱収縮性フィルムと多孔性支持体が重畳されてなり、前
記多孔性フィルムの側に、撥油性塗料が塗布されている
ので、特に多孔性フィルムの側を伝搬しやすい印刷イン
キやその油成分の拡散を、より有効に阻止できる。
いる部分と一定の距離をおいて製版タイミングマークが
付されているので、製版位置と撥油性塗料が塗布されて
いる位置が一定の間隔で規定され、プラテンローラが撥
油性塗料が塗布されている位置よりも外側に位置する状
態で、確実に孔版原紙を版胴に巻着させることが可能と
なる。
製版タイミングマークと兼用されているので、前記第3
の発明と同様に、製版位置と撥油性塗料が塗布されてい
る位置が一定の間隔で規定され、タイミングを取ること
により、プラテンローラが撥油性塗料が塗布されている
位置よりも外側に位置する状態で、確実に孔版原紙を版
胴に巻着させることが可能となる。
在方向と平行する方向の縁部に、撥油性塗料が塗布され
ているので、印刷終了後に巻き取られた孔版原紙の端面
から印刷インキやその油成分が漏出することもなく、装
置本体内部や操作者の指先などを汚損する恐れも減少す
る。
れることなく製版され印刷されるので、使用済みの孔版
原紙を一体的に処理することが可能となって、効率よく
作業を実行することができる。
されている繰出リールと、印刷後の孔版原紙が巻回され
る巻取リールとからなるので、常に、繰出リールと巻取
リールを一体的に移動、処理することが可能となり、手
際よく作業を実行することができる。
キが付着する面が外側となるように孔版原紙が巻回さ
れ、即ち当該側面と反対側にサーマルヘッド等が接触し
て製版されるうに巻回されており、巻取リールには印刷
インキが付着した面が内側となるように巻回されるの
で、巻取リールの表面側に使用後の印刷インキが付着す
ることはない。
る。
である。
である。
れている版胴の部分正面図である。
れている製版印刷装置の要部正面図である。
れている製版印刷装置の、図5とは異なる態様の要部正
面図である。
れている製版印刷装置の、図6とは異なる態様の要部正
面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 ロール状の孔版原紙の延在方向に沿って
所定の間隔で、当該延在方向と交差する方向に所定の幅
で撥油性塗料が塗布されている孔版原紙。 - 【請求項2】 ロール状の孔版原紙は、熱収縮性フィル
ムと多孔性支持体が重畳されてなり、前記多孔性支持体
の側に、撥油性塗料が塗布されている請求項1記載の孔
版原紙。 - 【請求項3】 撥油性塗料が塗布されている部分と一定
の距離をおいて製版タイミングマークが付されている請
求項1もしくは請求項2記載の孔版原紙。 - 【請求項4】 撥油性塗料は着色され、製版タイミング
マークと兼用されている請求項1もしくは請求項2記載
の孔版原紙。 - 【請求項5】 ロール状の孔版原紙の延在方向と平行す
る方向の縁部に、撥油性塗料が塗布されている請求項1
ないし請求項4のいずれか1項に記載の孔版原紙。 - 【請求項6】 延在方向に沿って切断されることなく製
版され印刷される請求項1ないし請求項5のいずれか1
項に記載の孔版原紙。 - 【請求項7】 製版前の孔版原紙が巻回されている繰出
リールと、印刷後の孔版原紙が巻回される巻取リールと
からなる請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載
の孔版原紙。 - 【請求項8】 繰出リールには印刷インキが付着する面
が外側となるように巻回されており、巻取リールには印
刷インキが付着した面が内側となるように巻回される請
求項7記載の孔版原紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31577097A JP3806853B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 孔版原紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31577097A JP3806853B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 孔版原紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11115337A true JPH11115337A (ja) | 1999-04-27 |
JP3806853B2 JP3806853B2 (ja) | 2006-08-09 |
Family
ID=18069347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31577097A Expired - Fee Related JP3806853B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 孔版原紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3806853B2 (ja) |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP31577097A patent/JP3806853B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3806853B2 (ja) | 2006-08-09 |
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