JPH11114958A - プラスチック減容機 - Google Patents
プラスチック減容機Info
- Publication number
- JPH11114958A JPH11114958A JP28496097A JP28496097A JPH11114958A JP H11114958 A JPH11114958 A JP H11114958A JP 28496097 A JP28496097 A JP 28496097A JP 28496097 A JP28496097 A JP 28496097A JP H11114958 A JPH11114958 A JP H11114958A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- hot air
- filter
- heating
- plastic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱風を円滑に循環させるとともに、熱風ガス
の濃度が高くなったときに運転を停止する安全性の高い
小型軽量のプラスチック減容機を提供することを目的と
する。 【解決手段】 処理槽3に連通された熱風循環路8に送
風機7と、循環するガスを加熱する加熱部9と、廃プラ
スチック材2の小片が熱風循環路8内に入り込まないよ
うにするフィルター16を設け、送風機7の送風機電流
検知部18と送風機7の送風機回転検知部17を設け、
送風機7の電流値と回転数の変化を見ることによりフィ
ルター16の目詰まりを検知する手段を持つプラスチッ
ク減容機の構成とする。
の濃度が高くなったときに運転を停止する安全性の高い
小型軽量のプラスチック減容機を提供することを目的と
する。 【解決手段】 処理槽3に連通された熱風循環路8に送
風機7と、循環するガスを加熱する加熱部9と、廃プラ
スチック材2の小片が熱風循環路8内に入り込まないよ
うにするフィルター16を設け、送風機7の送風機電流
検知部18と送風機7の送風機回転検知部17を設け、
送風機7の電流値と回転数の変化を見ることによりフィ
ルター16の目詰まりを検知する手段を持つプラスチッ
ク減容機の構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭、事業所、店
舗等で発生する発泡スチロール等の廃プラスチック材を
加熱軟化して減容処理するプラスチツク減容機に関す
る。
舗等で発生する発泡スチロール等の廃プラスチック材を
加熱軟化して減容処理するプラスチツク減容機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、家庭、事業所、店舗等より大
量の廃棄物が排出され、焼却、埋立等の処理施設の容量
不足や、回収、運搬等を含めた処理コストの増大等か
ら、その対策が急がれている。
量の廃棄物が排出され、焼却、埋立等の処理施設の容量
不足や、回収、運搬等を含めた処理コストの増大等か
ら、その対策が急がれている。
【0003】その対策としては、廃棄物の排出量を減ら
すことが根本的解決になるが、リサイクルによる資源と
しての活用も一方で極めて有効である。なかでも、廃プ
ラスチック材は、原料が貴重なエネルギー資源の石油で
あることや、埋立処理しても腐敗せず、さらに嵩が大き
い等の理由でリサイクルの対象として注目されている。
すことが根本的解決になるが、リサイクルによる資源と
しての活用も一方で極めて有効である。なかでも、廃プ
ラスチック材は、原料が貴重なエネルギー資源の石油で
あることや、埋立処理しても腐敗せず、さらに嵩が大き
い等の理由でリサイクルの対象として注目されている。
【0004】廃プラスチック材の中でも特に発泡スチロ
ールは、その軽量性、緩衝性、低コスト等の理由から流
通容器として頻繁に使用され、その代替材料も今のとこ
ろ見当たらないことから、リサイクルして再利用するこ
とが強く望まれている。しかし、この発泡スチロールを
回収して一ヵ所に集めリサイクルする場合には、嵩が大
きいため運搬費用が高くなり、これがリサイクルコスト
全体を高くするという問題がある。
ールは、その軽量性、緩衝性、低コスト等の理由から流
通容器として頻繁に使用され、その代替材料も今のとこ
ろ見当たらないことから、リサイクルして再利用するこ
とが強く望まれている。しかし、この発泡スチロールを
回収して一ヵ所に集めリサイクルする場合には、嵩が大
きいため運搬費用が高くなり、これがリサイクルコスト
全体を高くするという問題がある。
【0005】このため、家庭、事業所、店舗等の廃プラ
スチック材の発生する場所に設置して、その容積を減ら
す減容処理装置が提案されている。この減容処理装置
は、加熱によって発泡スチロール等を軟化して固形物を
形成するものである。こうして減容して得られた固形物
は業者によって回収され、リサイクル工場でリサイクル
加工される。
スチック材の発生する場所に設置して、その容積を減ら
す減容処理装置が提案されている。この減容処理装置
は、加熱によって発泡スチロール等を軟化して固形物を
形成するものである。こうして減容して得られた固形物
は業者によって回収され、リサイクル工場でリサイクル
加工される。
【0006】しかしながら、加熱するだけで発泡スチロ
ール等を減容処理する方法は、発泡スチロールが軟化、
場合によっては溶融するまで加熱しなければならなく、
そのために200℃以上にまで加熱し、軟化、溶融に要
する時間も長時間必要であった。
ール等を減容処理する方法は、発泡スチロールが軟化、
場合によっては溶融するまで加熱しなければならなく、
そのために200℃以上にまで加熱し、軟化、溶融に要
する時間も長時間必要であった。
【0007】そこでこの減容処理方法を改善したものと
して、従来、次のような技術(特開平6−238690
号公報)が提案されている。つまりこの技術は、軟化し
て減容した発泡スチロールを金型内に充填し、加熱しな
がらプランジャによって加圧整形することによって処理
温度を下げ、処理時間を短縮して廃プラスチック材の再
利用を促進しようとするものである。
して、従来、次のような技術(特開平6−238690
号公報)が提案されている。つまりこの技術は、軟化し
て減容した発泡スチロールを金型内に充填し、加熱しな
がらプランジャによって加圧整形することによって処理
温度を下げ、処理時間を短縮して廃プラスチック材の再
利用を促進しようとするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
開平6−238690号公報に記載された発泡スチロー
ルの処理方法は、比較的低い温度で短時間に処理できる
ものの、熱風循環路に廃プラスチック材の小片が入り込
み、円滑な熱風循環ができないことがある。
開平6−238690号公報に記載された発泡スチロー
ルの処理方法は、比較的低い温度で短時間に処理できる
ものの、熱風循環路に廃プラスチック材の小片が入り込
み、円滑な熱風循環ができないことがある。
【0009】また、これを防止するために仮にフィルタ
ーを設けると、フィルターが目詰まりした場合、処理槽
内のガス温度が高くなるという問題があった。したがっ
て、減容装置を一般家庭やスーパー等の店舗の屋外に設
置した場合、安全性がないという問題があった。
ーを設けると、フィルターが目詰まりした場合、処理槽
内のガス温度が高くなるという問題があった。したがっ
て、減容装置を一般家庭やスーパー等の店舗の屋外に設
置した場合、安全性がないという問題があった。
【0010】そこで本発明は前記従来の問題点を解決す
るもので、熱風循環路にフィルターを設けて熱風を円滑
に循環させることができ、また、フィルターが目詰まり
した場合にはこれを検知し、運転を停止させることで、
スーパー等の屋外に設置することができる小型軽量のプ
ラスチック減容機を提供することを目的とするものであ
る。
るもので、熱風循環路にフィルターを設けて熱風を円滑
に循環させることができ、また、フィルターが目詰まり
した場合にはこれを検知し、運転を停止させることで、
スーパー等の屋外に設置することができる小型軽量のプ
ラスチック減容機を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、処理槽に連通され熱風を循環する熱風循環
路を有し、熱風循環路には送風機と、循環するガスを加
熱する加熱器と、廃プラスチック材の小片が熱風循環路
内に入り込まないようにするフィルターを設けるととも
に、送風機に流れる電流値を検知する電流検知部と送風
機の回転数を検知する回転検知部を設け、送風機の電流
値と回転数の変化を見ることによりフィルターの目詰ま
りを検知する手段を具備したプラスチック減容機の構成
とする。
に本発明は、処理槽に連通され熱風を循環する熱風循環
路を有し、熱風循環路には送風機と、循環するガスを加
熱する加熱器と、廃プラスチック材の小片が熱風循環路
内に入り込まないようにするフィルターを設けるととも
に、送風機に流れる電流値を検知する電流検知部と送風
機の回転数を検知する回転検知部を設け、送風機の電流
値と回転数の変化を見ることによりフィルターの目詰ま
りを検知する手段を具備したプラスチック減容機の構成
とする。
【0012】本発明によれば、処理槽に円滑に熱風を循
環させることができ、また、フィルターが目詰まりした
場合、運転を停止させることができて、安全性の高いプ
ラスチック減容機が得られる。
環させることができ、また、フィルターが目詰まりした
場合、運転を停止させることができて、安全性の高いプ
ラスチック減容機が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、収容した廃プラスチック材を加熱によって軟化する
処理槽と、前記処理槽の底部側に設けられ軟化した廃プ
ラスチック材を加圧して減容する加圧部と、前記処理槽
に連通され熱風を循環する熱風循環路と、前記熱風循環
路に循環するガスを加熱する加熱部と、前記ガスを循環
させる送風機と、前記熱風循環路に設けたフィルターよ
り構成され、送風機に流れる電流値を検知する電流検知
部と、送風機の回転数を検知する回転検知部を有し、送
風機の電流値と回転数の変化を見ることによりフィルタ
ーの目詰まりを検知する手段を具備したプラスチック減
容機であり、これにより廃プラスチック材の小片が熱風
循環路に入り込まなく、円滑に熱風を循環できるととも
に、フィルターが目詰まりした場合、処理槽内のガス濃
度が高くなる前に運転を停止させることができて安全性
を高めるという作用を有する。
は、収容した廃プラスチック材を加熱によって軟化する
処理槽と、前記処理槽の底部側に設けられ軟化した廃プ
ラスチック材を加圧して減容する加圧部と、前記処理槽
に連通され熱風を循環する熱風循環路と、前記熱風循環
路に循環するガスを加熱する加熱部と、前記ガスを循環
させる送風機と、前記熱風循環路に設けたフィルターよ
り構成され、送風機に流れる電流値を検知する電流検知
部と、送風機の回転数を検知する回転検知部を有し、送
風機の電流値と回転数の変化を見ることによりフィルタ
ーの目詰まりを検知する手段を具備したプラスチック減
容機であり、これにより廃プラスチック材の小片が熱風
循環路に入り込まなく、円滑に熱風を循環できるととも
に、フィルターが目詰まりした場合、処理槽内のガス濃
度が高くなる前に運転を停止させることができて安全性
を高めるという作用を有する。
【0014】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1のプラス
チック減容機の側断面図である。
て説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1のプラス
チック減容機の側断面図である。
【0015】図1に示すように、プラスチック減容機の
本体1は、内部に廃プラスチック材2を収納して加熱に
より軟化する処理槽3を有している。前記処理槽3の側
面側には熱風の側面吐出口4が適当数設けられ、その上
面には開閉蓋5が設けられている。この開閉蓋5は廃プ
ラスチック材2を処理槽3に投入するときに開き、処理
槽3内で加熱により軟化して減容処理するときに密閉す
るようになっている。
本体1は、内部に廃プラスチック材2を収納して加熱に
より軟化する処理槽3を有している。前記処理槽3の側
面側には熱風の側面吐出口4が適当数設けられ、その上
面には開閉蓋5が設けられている。この開閉蓋5は廃プ
ラスチック材2を処理槽3に投入するときに開き、処理
槽3内で加熱により軟化して減容処理するときに密閉す
るようになっている。
【0016】さらに処理槽3の底部側には上下可動の加
圧部6が設けられ、150℃程度の熱風によって軟化さ
れた廃プラスチック材2を加圧部6が開閉蓋5との間で
面加圧して減容するようになっている。
圧部6が設けられ、150℃程度の熱風によって軟化さ
れた廃プラスチック材2を加圧部6が開閉蓋5との間で
面加圧して減容するようになっている。
【0017】前記処理槽3には熱風循環路8を連通さ
せ、送風機7で熱風を循環させるようにしている。前記
熱風循環路8には、循環するガスを加熱する電熱ヒータ
ーである加熱部9を設け、また、熱風循環路8の熱風吐
出口10の近くには温度センサ11が設けられている。
これによって温度センサ11が検知した熱風の温度を制
御部12に伝達し、加熱部9に供給される電力をスイッ
チ回路等を切り換えること等により制御して、熱風の温
度を150℃程度の温度範囲に調節するようになってい
る。
せ、送風機7で熱風を循環させるようにしている。前記
熱風循環路8には、循環するガスを加熱する電熱ヒータ
ーである加熱部9を設け、また、熱風循環路8の熱風吐
出口10の近くには温度センサ11が設けられている。
これによって温度センサ11が検知した熱風の温度を制
御部12に伝達し、加熱部9に供給される電力をスイッ
チ回路等を切り換えること等により制御して、熱風の温
度を150℃程度の温度範囲に調節するようになってい
る。
【0018】前記熱風循環路8には排出路13の一端部
を連通させてあり、この排出路13により、循環する熱
風の一部を分岐して系外に排出するようにしている。
を連通させてあり、この排出路13により、循環する熱
風の一部を分岐して系外に排出するようにしている。
【0019】前記処理槽3の外側には耐熱容器15を配
置してあり、この耐熱容器15に空気吸入口14を設
け、熱風循環時には常時外部から空気を吸入するように
している。制御部12はこのプラスチック減容機の運転
を制御するもので、循環する熱風の温度、循環風量、加
圧部6の圧力等を制御するようにしている。そして処理
槽3の側面吐出口4部にはフィルター16を設け、廃プ
ラスチック材2の小片が熱風循環路8に入り込むのを防
ぐようにしている。
置してあり、この耐熱容器15に空気吸入口14を設
け、熱風循環時には常時外部から空気を吸入するように
している。制御部12はこのプラスチック減容機の運転
を制御するもので、循環する熱風の温度、循環風量、加
圧部6の圧力等を制御するようにしている。そして処理
槽3の側面吐出口4部にはフィルター16を設け、廃プ
ラスチック材2の小片が熱風循環路8に入り込むのを防
ぐようにしている。
【0020】以上のように構成されたプラスチック減容
機について、以下、その動作を図1に基づいて説明す
る。開閉蓋5を開けて廃プラスチック材2を処理槽3に
投入する。次に開閉蓋5を閉じ、制御部12からの制御
によって送風機7に通電して送風を開始し、次に加熱部
9に通電して循環するガスを加熱する。このときの加熱
温度は110〜150℃で、温度センサ11がこれを検
知し、検知信号を制御部12に伝送して所定の温度に保
つように制御されている。
機について、以下、その動作を図1に基づいて説明す
る。開閉蓋5を開けて廃プラスチック材2を処理槽3に
投入する。次に開閉蓋5を閉じ、制御部12からの制御
によって送風機7に通電して送風を開始し、次に加熱部
9に通電して循環するガスを加熱する。このときの加熱
温度は110〜150℃で、温度センサ11がこれを検
知し、検知信号を制御部12に伝送して所定の温度に保
つように制御されている。
【0021】熱風は矢印aで示すように熱風吐出口10
から処理槽3内に吐出されて、処理槽3内に投入された
廃プラスチック材2を加熱し軟化する。次に熱風は矢印
bに示すように側面吐出口4から吐出され、フィルター
16を通り送風機7の吸気口に達し、矢印cに示すよう
に熱風循環路8を循環する。
から処理槽3内に吐出されて、処理槽3内に投入された
廃プラスチック材2を加熱し軟化する。次に熱風は矢印
bに示すように側面吐出口4から吐出され、フィルター
16を通り送風機7の吸気口に達し、矢印cに示すよう
に熱風循環路8を循環する。
【0022】処理槽3内の廃プラスチック材2は熱風で
加熱されると、廃プラスチック材2が占有していた見か
けの嵩が小さくなるのに加え、たとえば発泡スチロール
等の場合には当初から発泡部に含まれていた発泡ガスが
分離され、また、スチロールの一部が気化すること等に
よってその容積が減少する。すなわち、廃プラスチック
材2は加熱すると当初の形を概略保ちながら収縮して嵩
が著しく減少し、軟化しやすい部分から軟化を開始して
減容化する。そして容積をさらに減少化し、また、減容
速度を高めるために加圧部6で圧縮する。減容され嵩が
小さくなった廃プラスチック材2は回収され、回収業者
等に収集されリサイクルされる。
加熱されると、廃プラスチック材2が占有していた見か
けの嵩が小さくなるのに加え、たとえば発泡スチロール
等の場合には当初から発泡部に含まれていた発泡ガスが
分離され、また、スチロールの一部が気化すること等に
よってその容積が減少する。すなわち、廃プラスチック
材2は加熱すると当初の形を概略保ちながら収縮して嵩
が著しく減少し、軟化しやすい部分から軟化を開始して
減容化する。そして容積をさらに減少化し、また、減容
速度を高めるために加圧部6で圧縮する。減容され嵩が
小さくなった廃プラスチック材2は回収され、回収業者
等に収集されリサイクルされる。
【0023】上記のように本実施の形態1のプラスチッ
ク減容機は、その熱風循環路8に廃プラスチック材2の
小片がフィルター16によって入り込まないようにして
いるので、円滑に熱風を循環させることができ、所期の
廃プラスチック材2の減容を効果的に行うことができ
る。
ク減容機は、その熱風循環路8に廃プラスチック材2の
小片がフィルター16によって入り込まないようにして
いるので、円滑に熱風を循環させることができ、所期の
廃プラスチック材2の減容を効果的に行うことができ
る。
【0024】ここで、プラスチック減容機は、フィルタ
ー16の目詰まり検知手段を有することに特徴を持って
いる。構成的には送風機7の電流値を検知する送風機電
流検知部17と、送風機7の回転を検知する送風機回転
検知部18を備え、制御部12にその検知信号を伝達し
て送風機7の運転を制御するようにしている。
ー16の目詰まり検知手段を有することに特徴を持って
いる。構成的には送風機7の電流値を検知する送風機電
流検知部17と、送風機7の回転を検知する送風機回転
検知部18を備え、制御部12にその検知信号を伝達し
て送風機7の運転を制御するようにしている。
【0025】次に熱風循環路8のフィルター16の目詰
まり検知について、図2を用いて説明する。図2はプラ
スチック減容機におけるフィルター目詰まり検知のフロ
ーチャートである。
まり検知について、図2を用いて説明する。図2はプラ
スチック減容機におけるフィルター目詰まり検知のフロ
ーチャートである。
【0026】プラスチック減容処理中は、まずステツプ
S1にて送風機7が回転しているか送風機回転検知部1
8で検知判断し、回転していればステップS2で送風機
7の電流値が設定値通りか送風機電流検知部17で検知
判断する。ここで設定値は正常時に送風機7に流れてい
る電流値である。電流値が設定値通りであれば正常と判
断し、ステップS1に戻りプラスチック減容処理が終わ
るまでこの判定を繰り返す。
S1にて送風機7が回転しているか送風機回転検知部1
8で検知判断し、回転していればステップS2で送風機
7の電流値が設定値通りか送風機電流検知部17で検知
判断する。ここで設定値は正常時に送風機7に流れてい
る電流値である。電流値が設定値通りであれば正常と判
断し、ステップS1に戻りプラスチック減容処理が終わ
るまでこの判定を繰り返す。
【0027】ステップS2で電流値が設定値より小さい
場合、フィルター16が目詰まりしている異常と判断
し、プラスチック減容処理を停止する。これはフィルタ
ー16が目詰まりすることにより、熱風循環路8の空気
の流れがなくなり、送風機7のファンにかかる負荷が小
さくなり、電流値が小さくなるためである。
場合、フィルター16が目詰まりしている異常と判断
し、プラスチック減容処理を停止する。これはフィルタ
ー16が目詰まりすることにより、熱風循環路8の空気
の流れがなくなり、送風機7のファンにかかる負荷が小
さくなり、電流値が小さくなるためである。
【0028】ステップS1で送風機7が回転していない
場合、ステップS3にて送風機7の電流値が設定値通り
か判断する。電流値が設定値通りであれば送風機7がロ
ックしている異常と判断し、プラスチック減容処理を停
止する。ステップS3で送風機7の電流が流れていなけ
れば送風機7が断線している異常と判断し、プラスチッ
ク減容処理を停止する。
場合、ステップS3にて送風機7の電流値が設定値通り
か判断する。電流値が設定値通りであれば送風機7がロ
ックしている異常と判断し、プラスチック減容処理を停
止する。ステップS3で送風機7の電流が流れていなけ
れば送風機7が断線している異常と判断し、プラスチッ
ク減容処理を停止する。
【0029】以上のように送風機の電流値と回転数の変
化を見ることによりフィルターの目詰まりを検知し、処
理槽内のガス濃度が高くなる前に運転を停止して安全を
図ることができる。
化を見ることによりフィルターの目詰まりを検知し、処
理槽内のガス濃度が高くなる前に運転を停止して安全を
図ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のプラスチック減容機は、処理槽内の廃プラスチック材
の小片がフィルターによって熱風循環路に入り込むのを
阻止でき、円滑な熱風の循環ができるので、処理槽にお
いて廃プラスチック材の減容のための加熱・軟化を支障
なく行うことができる。また、送風機の電流値と回転数
の変化をみることによってフィルターの目詰まりを検知
し、処理槽内のガス濃度が高くなる前に運転を停止さ
せ、安全性を高めるという効果を有する。
のプラスチック減容機は、処理槽内の廃プラスチック材
の小片がフィルターによって熱風循環路に入り込むのを
阻止でき、円滑な熱風の循環ができるので、処理槽にお
いて廃プラスチック材の減容のための加熱・軟化を支障
なく行うことができる。また、送風機の電流値と回転数
の変化をみることによってフィルターの目詰まりを検知
し、処理槽内のガス濃度が高くなる前に運転を停止さ
せ、安全性を高めるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のプラスチック減容機の
側断面図
側断面図
【図2】同プラスチック減容機におけるフィルター目詰
まり検知のフローチャート
まり検知のフローチャート
1 本体 2 廃プラスチツク材 3 処理槽 4 側面吐出口 5 開閉蓋 6 加圧部 7 送風機 8 熱風循環路 9 加熱部 10 熱風吐出口 11 温度センサ 12 制御部 13 排出路 14 空気吸入口 15 耐熱容器 16 フィルター 17 送風機電流検知部 18 送風機回転検知部
Claims (1)
- 【請求項1】収容した廃プラスチック材を加熱によって
軟化する処理槽と、前記処理槽の底部側に設けられ軟化
した廃プラスチック材を加圧して減容する加圧部と、前
記処理槽に連通され熱風を循環する熱風循環路と、前記
熱風循環路に循環するガスを加熱する加熱部と、前記ガ
スを循環させる送風機と、前記熱風循環路に設けたフィ
ルターより構成され、送風機に流れる電流値を検知する
電流検知部と、送風機の回転数を検知する回転検知部を
有し、送風機の電流値と回転数の変化を見ることにより
フィルターの目詰まりを検知する手段を具備したことを
特徴とするプラスチック減容機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28496097A JPH11114958A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | プラスチック減容機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28496097A JPH11114958A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | プラスチック減容機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11114958A true JPH11114958A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17685316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28496097A Pending JPH11114958A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | プラスチック減容機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11114958A (ja) |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP28496097A patent/JPH11114958A/ja active Pending
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