JPH07314449A - プラスチック処理装置 - Google Patents
プラスチック処理装置Info
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- JPH07314449A JPH07314449A JP6108363A JP10836394A JPH07314449A JP H07314449 A JPH07314449 A JP H07314449A JP 6108363 A JP6108363 A JP 6108363A JP 10836394 A JP10836394 A JP 10836394A JP H07314449 A JPH07314449 A JP H07314449A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 54
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/003—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor characterised by the choice of material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/30—Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
- B30B9/3003—Details
- B30B9/3035—Means for conditioning the material to be pressed, e.g. paper shredding means
-
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- B30—PRESSES
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- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/30—Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
- B30B9/306—Mechanically-driven presses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2105/00—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
- B29K2105/26—Scrap or recycled material
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般家庭や業務等から多量に排出する廃プラ
スチック材の容積を大幅に減少させると共に、取扱が容
易で迅速処理ができるプラスチック処理装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 廃プラスチック材を収容する容器の中段に中
蓋を備え、モーター駆動のジャッキを使用して加熱軟化
した廃プラスチック材を圧縮する手段を設け、容器の下
部に処理物取り出し用ドアを具備し、中蓋はその一端の
辺を枢軸に水平か垂直かの位置にモーター駆動させて成
る。
スチック材の容積を大幅に減少させると共に、取扱が容
易で迅速処理ができるプラスチック処理装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 廃プラスチック材を収容する容器の中段に中
蓋を備え、モーター駆動のジャッキを使用して加熱軟化
した廃プラスチック材を圧縮する手段を設け、容器の下
部に処理物取り出し用ドアを具備し、中蓋はその一端の
辺を枢軸に水平か垂直かの位置にモーター駆動させて成
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭や業務等から
多量に排出される廃プラスチック材の容積を大幅に縮小
させ、かつ取扱が容易なプラスチック処理装置に関する
ものである。
多量に排出される廃プラスチック材の容積を大幅に縮小
させ、かつ取扱が容易なプラスチック処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】食料品や精密機器等を包装する際に、プ
ラスチック製の容器や包装材を用いることが多くなって
きている。このプラスチック製の容器,包装材は、使用
された後は即ゴミと化してしまうものである。そして最
近では一般家庭から発生するゴミの8割近くが、この廃
プラスチック材であるとまで言われている。このゴミと
化した廃プラスチック材は、もともとが多量である上に
容積的に非常に嵩張るものである。この廃プラスチック
材の処理は、ゴミ収集車によって収集された後、焼却場
や埋立地等の処理施設で行われることが多いため、一般
家庭等ではこの廃プラスチック材を収集が行われる日ま
で、嵩張った状態のまま保管しておかなければならな
い。しかも収集が行われる時間までに、収集場所へそれ
を運搬していく必要もある。またファーストフード店,
食堂,スーパーといった業務から発生する廃プラスチッ
ク材の処理も、この一般家庭から出て来る廃プラスチッ
ク材の処理と基本的に変わりがないものである。
ラスチック製の容器や包装材を用いることが多くなって
きている。このプラスチック製の容器,包装材は、使用
された後は即ゴミと化してしまうものである。そして最
近では一般家庭から発生するゴミの8割近くが、この廃
プラスチック材であるとまで言われている。このゴミと
化した廃プラスチック材は、もともとが多量である上に
容積的に非常に嵩張るものである。この廃プラスチック
材の処理は、ゴミ収集車によって収集された後、焼却場
や埋立地等の処理施設で行われることが多いため、一般
家庭等ではこの廃プラスチック材を収集が行われる日ま
で、嵩張った状態のまま保管しておかなければならな
い。しかも収集が行われる時間までに、収集場所へそれ
を運搬していく必要もある。またファーストフード店,
食堂,スーパーといった業務から発生する廃プラスチッ
ク材の処理も、この一般家庭から出て来る廃プラスチッ
ク材の処理と基本的に変わりがないものである。
【0003】こうした廃プラスチック材の処理に関する
問題点を解決するために、廃プラスチック材をその発生
源かその近くで処理する装置が幾つか提案されている。
その代表的なものを挙げると、ヒーターやガスを用いた
加熱燃焼装置や加熱溶融装置である。この他に摩擦熱を
利用した加熱溶融装置等も提案されている。しかしこれ
らはいずれも大型で、相当大量に廃プラスチック材が発
生する場合にしか適さないものであった。
問題点を解決するために、廃プラスチック材をその発生
源かその近くで処理する装置が幾つか提案されている。
その代表的なものを挙げると、ヒーターやガスを用いた
加熱燃焼装置や加熱溶融装置である。この他に摩擦熱を
利用した加熱溶融装置等も提案されている。しかしこれ
らはいずれも大型で、相当大量に廃プラスチック材が発
生する場合にしか適さないものであった。
【0004】またスーパー等では、回収されたプラスチ
ック製食器トレイ,ボトル等を一箇所に集めて、リサイ
クル商品として、再利用しているところも見受けられる
が、設備が膨大なものになり、回収費用の面からも、リ
サイクルが費用的に見合うところまでには至っていな
い。
ック製食器トレイ,ボトル等を一箇所に集めて、リサイ
クル商品として、再利用しているところも見受けられる
が、設備が膨大なものになり、回収費用の面からも、リ
サイクルが費用的に見合うところまでには至っていな
い。
【0005】これらを克服したものとして、熱風と減圧
空気で加熱圧縮する方式が提案されている。これは、ゴ
ミ収容器の中に廃プラスチック材を投入し、処理槽内で
熱風を循環させることにより廃プラスチック材を加熱軟
化させ、減圧空気と大気圧との差圧によって圧縮してブ
ロック化するものである。
空気で加熱圧縮する方式が提案されている。これは、ゴ
ミ収容器の中に廃プラスチック材を投入し、処理槽内で
熱風を循環させることにより廃プラスチック材を加熱軟
化させ、減圧空気と大気圧との差圧によって圧縮してブ
ロック化するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術には次のような問題点があった。すなわち、熱風
と空気で加熱圧縮すると、熱風を送り込む孔や循環用の
空気孔に軟化,溶融した廃プラスチック材が入り込んで
しまい、廃プラスチック材が圧縮後冷却されると、その
ままこれらの孔の中で廃プラスチック材が固まってしま
い、取り外すことが難しくなるのである。
来技術には次のような問題点があった。すなわち、熱風
と空気で加熱圧縮すると、熱風を送り込む孔や循環用の
空気孔に軟化,溶融した廃プラスチック材が入り込んで
しまい、廃プラスチック材が圧縮後冷却されると、その
ままこれらの孔の中で廃プラスチック材が固まってしま
い、取り外すことが難しくなるのである。
【0007】ここにおいて本発明は、上述の問題点を解
決するものであって、一般家庭や業務等から多量に発生
する廃プラスチック材の容積を大幅に減少させることが
できると共に、取扱が容易で迅速処理することができる
プラスチック処理装置を提供することを目的とする。
決するものであって、一般家庭や業務等から多量に発生
する廃プラスチック材の容積を大幅に減少させることが
できると共に、取扱が容易で迅速処理することができる
プラスチック処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、廃プラスチック材を収容する容器と、廃
プラスチック材を熱風により加熱する加熱手段と、容器
の中段に中蓋を設けると共に、加熱手段により軟化した
廃プラスチック材をジャッキにより圧縮したプラスチッ
ク処理装置であり、また容器の下部に処理物取り出し用
ドアを有する前項に記載のプラスチック処理装置であ
り、さらに中蓋がモーターで駆動される前項または前々
項に記載のプラスチック処理装置である。
に、本発明は、廃プラスチック材を収容する容器と、廃
プラスチック材を熱風により加熱する加熱手段と、容器
の中段に中蓋を設けると共に、加熱手段により軟化した
廃プラスチック材をジャッキにより圧縮したプラスチッ
ク処理装置であり、また容器の下部に処理物取り出し用
ドアを有する前項に記載のプラスチック処理装置であ
り、さらに中蓋がモーターで駆動される前項または前々
項に記載のプラスチック処理装置である。
【0009】
【作用】本発明はこのように構成したことにより、次の
各作用がなされうる。すなわち、廃プラスチック材を収
容する容器中段に中蓋を備えているから、モーター駆動
ジャッキの働きに伴い容器内部の廃プラスチック材が圧
縮される際に、熱風吹き出し孔に廃プラスチックが入り
込み熱風吹き出し孔を閉鎖してそのまま固形化し、処理
後のブロックの取り出しに難渋することはなくなる。
各作用がなされうる。すなわち、廃プラスチック材を収
容する容器中段に中蓋を備えているから、モーター駆動
ジャッキの働きに伴い容器内部の廃プラスチック材が圧
縮される際に、熱風吹き出し孔に廃プラスチックが入り
込み熱風吹き出し孔を閉鎖してそのまま固形化し、処理
後のブロックの取り出しに難渋することはなくなる。
【0010】さらに、廃プラスチック材を収容する容器
の中段に中蓋を備えているから、圧縮ストロークを短く
できるので、圧縮時間の短縮ができる。
の中段に中蓋を備えているから、圧縮ストロークを短く
できるので、圧縮時間の短縮ができる。
【0011】また、廃プラスチック材を収容する容器下
部に処理物取り出し用ドアを備えているから、処理され
た廃プラスチックをプラスチック処理装置から取り出し
易くなる。
部に処理物取り出し用ドアを備えているから、処理され
た廃プラスチックをプラスチック処理装置から取り出し
易くなる。
【0012】さらに、中段の中蓋をモーター駆動にする
ことにより、処理の途中に手動で中蓋を閉めなくても良
くなる。
ことにより、処理の途中に手動で中蓋を閉めなくても良
くなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例におけるプラス
チック処理装置の要部の縦断面図である。1は処理槽で
あり、中段に中蓋2を駆動させるための中蓋駆動用モー
ター3、圧縮時に中蓋2を固定するためのストッパー
4、下部には処理された廃プラスチック材を取り出すた
めの処理物取り出し用ドア5と、加熱部から送られてき
た熱風を処理部に送り出すための吹き出し口6を設けて
いる。7は圧縮時に廃プラスチック材を押し上げるため
の底板であり、ジャッキ駆動用モーター8を駆動させる
ことにより、ジャッキ回転軸9を回転させるジャッキ1
0を上昇させて、底板7を押し上げる構成いわゆるリフ
ト方式としている。加熱部は空気加熱用電気ヒーター1
1によって加熱された空気を、循環ファン12により拡
大通路13を通して、吹き出し口6から流出させ処理部
を加熱させる構成となっている。温度制御は空気加熱用
電気ヒーター11近傍の熱電対20によって行われる。
空気の循環により内部に発生する臭気を装置の外に排出
する空気脱臭部および前記空気の循環路を形成する循環
部は吹き出し口6から吹き出てきた熱風を、蓋14の中
央部にある吸い出し口15から循環管16へ吸い出し、
脱臭時には脱臭用電磁弁17を通して脱臭装置18へ送
り、脱臭された空気を循環ファン12へ戻し、循環時に
は循環用電磁弁19を通してそのまま循環ファン12へ
戻すようになっている。
チック処理装置の要部の縦断面図である。1は処理槽で
あり、中段に中蓋2を駆動させるための中蓋駆動用モー
ター3、圧縮時に中蓋2を固定するためのストッパー
4、下部には処理された廃プラスチック材を取り出すた
めの処理物取り出し用ドア5と、加熱部から送られてき
た熱風を処理部に送り出すための吹き出し口6を設けて
いる。7は圧縮時に廃プラスチック材を押し上げるため
の底板であり、ジャッキ駆動用モーター8を駆動させる
ことにより、ジャッキ回転軸9を回転させるジャッキ1
0を上昇させて、底板7を押し上げる構成いわゆるリフ
ト方式としている。加熱部は空気加熱用電気ヒーター1
1によって加熱された空気を、循環ファン12により拡
大通路13を通して、吹き出し口6から流出させ処理部
を加熱させる構成となっている。温度制御は空気加熱用
電気ヒーター11近傍の熱電対20によって行われる。
空気の循環により内部に発生する臭気を装置の外に排出
する空気脱臭部および前記空気の循環路を形成する循環
部は吹き出し口6から吹き出てきた熱風を、蓋14の中
央部にある吸い出し口15から循環管16へ吸い出し、
脱臭時には脱臭用電磁弁17を通して脱臭装置18へ送
り、脱臭された空気を循環ファン12へ戻し、循環時に
は循環用電磁弁19を通してそのまま循環ファン12へ
戻すようになっている。
【0015】そこで、この実施例の動作について説明す
る。最初に蓋14を開けて廃プラスチック材を処理槽1
の中に入れる。その後、蓋14を閉めて空気加熱用電気
ヒーター11を作動させ、同時に循環ファン12を動作
させる。空気加熱用電気ヒーター11によって発生した
熱風は、循環ファン12により拡大通路13を通して吹
き出し口6から処理部へ流出され、処理槽1内部の廃プ
ラスチック材を加熱する。そしてその熱風は蓋14の中
央部にある吸い出し口15から循環管16へ吸い出し、
さらに循環用電磁弁19を通過して循環ファン12へ戻
され、再び空気加熱用電気ヒーター11に送られ熱風循
環が行われる。その時熱風の温度制御は熱電対20によ
って行われる。廃プラスチック材としてスチロール系の
ものが殆どである現状を考慮すると、またガラス転移温
度が摂氏130度近傍であることから、摂氏130度近
傍の温度を保つようにするのが適当である。処理槽1内
部の廃プラスチック材の温度を上昇させて、この温度範
囲まで上昇させると、廃プラスチック材は相当体積を減
じて処理槽1下部に蓄積する。
る。最初に蓋14を開けて廃プラスチック材を処理槽1
の中に入れる。その後、蓋14を閉めて空気加熱用電気
ヒーター11を作動させ、同時に循環ファン12を動作
させる。空気加熱用電気ヒーター11によって発生した
熱風は、循環ファン12により拡大通路13を通して吹
き出し口6から処理部へ流出され、処理槽1内部の廃プ
ラスチック材を加熱する。そしてその熱風は蓋14の中
央部にある吸い出し口15から循環管16へ吸い出し、
さらに循環用電磁弁19を通過して循環ファン12へ戻
され、再び空気加熱用電気ヒーター11に送られ熱風循
環が行われる。その時熱風の温度制御は熱電対20によ
って行われる。廃プラスチック材としてスチロール系の
ものが殆どである現状を考慮すると、またガラス転移温
度が摂氏130度近傍であることから、摂氏130度近
傍の温度を保つようにするのが適当である。処理槽1内
部の廃プラスチック材の温度を上昇させて、この温度範
囲まで上昇させると、廃プラスチック材は相当体積を減
じて処理槽1下部に蓄積する。
【0016】次に、ジャッキ駆動用モーター8を駆動さ
せることにより、中段の中蓋2を閉め、圧縮時に中蓋2
が開かないようにストッパー4により中蓋2をロックす
る。すなわち中蓋2が右側に垂直に立ってその用を成さ
ないときはストッパー4は図示より上部に移動して逃
げ、中蓋2が水平に点線で図示のように使用される状態
になると、図示のように下部に降下して来て中蓋2の上
面に当接して固定し、中蓋2がロックされた後、空気加
熱用電気ヒーター11と循環ファン12を停止させ、ジ
ャッキ駆動用モーター8を駆動させることによりジャッ
キ回転軸9を回転させ、ジャッキ10と底板7を上昇さ
せる。底板7が上昇することにより、廃プラスチック材
が中蓋2と底板7の間で圧縮され、ブロックが形成され
る。廃プラスチック材が固まるまで圧縮した状態を保
ち、その後中蓋2を開けると同時に底板7が降下する。
廃プラスチック材及び処理槽1が十分冷却するまで循環
ファン12を作動させて空気循環を行う。その時蓋14
の中央部の吸い出し口15から吸い込まれた空気は、循
環管16と循環用電磁弁19を通過し循環ファン12へ
と送られる。冷却が終わると循環用電磁弁19を閉じ同
時に脱臭用電磁弁17を開け、循環する空気を脱臭装置
18へ送り処理槽1内部の脱臭を行う。なお、脱臭用電
磁弁17及び循環用電磁弁19のオン・オフの操作は中
央の制御盤にて行われ、脱臭が終了したら循環ファン1
2を停止させ、全ての機能を停止させる。処理が終わっ
たら処理物取り出し用ドア5を開け、処理物を取り出し
て全工程が終了する。
せることにより、中段の中蓋2を閉め、圧縮時に中蓋2
が開かないようにストッパー4により中蓋2をロックす
る。すなわち中蓋2が右側に垂直に立ってその用を成さ
ないときはストッパー4は図示より上部に移動して逃
げ、中蓋2が水平に点線で図示のように使用される状態
になると、図示のように下部に降下して来て中蓋2の上
面に当接して固定し、中蓋2がロックされた後、空気加
熱用電気ヒーター11と循環ファン12を停止させ、ジ
ャッキ駆動用モーター8を駆動させることによりジャッ
キ回転軸9を回転させ、ジャッキ10と底板7を上昇さ
せる。底板7が上昇することにより、廃プラスチック材
が中蓋2と底板7の間で圧縮され、ブロックが形成され
る。廃プラスチック材が固まるまで圧縮した状態を保
ち、その後中蓋2を開けると同時に底板7が降下する。
廃プラスチック材及び処理槽1が十分冷却するまで循環
ファン12を作動させて空気循環を行う。その時蓋14
の中央部の吸い出し口15から吸い込まれた空気は、循
環管16と循環用電磁弁19を通過し循環ファン12へ
と送られる。冷却が終わると循環用電磁弁19を閉じ同
時に脱臭用電磁弁17を開け、循環する空気を脱臭装置
18へ送り処理槽1内部の脱臭を行う。なお、脱臭用電
磁弁17及び循環用電磁弁19のオン・オフの操作は中
央の制御盤にて行われ、脱臭が終了したら循環ファン1
2を停止させ、全ての機能を停止させる。処理が終わっ
たら処理物取り出し用ドア5を開け、処理物を取り出し
て全工程が終了する。
【0017】以上本発明の実施例によれば、廃プラスチ
ック材が発生した場所で簡単な構造、簡便な操作で、安
全かつ衛生的にこれを減量化できる。しかも廃プラスチ
ック材をブロック状の塊とした後の取扱いが極めて容易
なものとなる。
ック材が発生した場所で簡単な構造、簡便な操作で、安
全かつ衛生的にこれを減量化できる。しかも廃プラスチ
ック材をブロック状の塊とした後の取扱いが極めて容易
なものとなる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、廃プラスチック材の容積を大幅に減少させることが
出来ると共に、軟化,溶融した廃プラスチック材が筒部
の開孔部に入り込み、冷却後固まって閉塞し、処理後の
廃プラスチック材の取り出しに難渋をするようなことは
なくなる。
は、廃プラスチック材の容積を大幅に減少させることが
出来ると共に、軟化,溶融した廃プラスチック材が筒部
の開孔部に入り込み、冷却後固まって閉塞し、処理後の
廃プラスチック材の取り出しに難渋をするようなことは
なくなる。
【0019】さらに、処理槽の中段に中蓋を設置するこ
とにより、圧縮ストロークが短くなるので圧縮時間の短
縮ができるようになり、さらにジャッキによるリフト方
式の圧縮手段を可能にする。
とにより、圧縮ストロークが短くなるので圧縮時間の短
縮ができるようになり、さらにジャッキによるリフト方
式の圧縮手段を可能にする。
【0020】また、廃プラスチック材を収容する容器下
部に処理物取り出しドアを備えているから、処理された
廃プラスチック材をプラスチック処理装置から取り出し
易くなる。
部に処理物取り出しドアを備えているから、処理された
廃プラスチック材をプラスチック処理装置から取り出し
易くなる。
【0021】さらにまた、中段の中蓋をモーター駆動に
することにより、処理の途中に手動で中蓋を閉めなくて
よくなる。
することにより、処理の途中に手動で中蓋を閉めなくて
よくなる。
【0022】そして、本発明によれば廃プラスチック材
の体積を迅速かつ大幅に低減することができ、保管場所
や最終処理施設である埋立場所等の省スペース化に役立
ち、処理後の運搬効率の向上に大きく貢献するという特
段の効果を奏することができる。
の体積を迅速かつ大幅に低減することができ、保管場所
や最終処理施設である埋立場所等の省スペース化に役立
ち、処理後の運搬効率の向上に大きく貢献するという特
段の効果を奏することができる。
【図1】本発明の一実施例におけるプラスチック処理装
置の要部の縦断面図
置の要部の縦断面図
1 処理槽 2 中蓋 3 中蓋駆動用モーター 4 ストッパー 5 処理物取り出し用ドア 6 吹き出し口 7 底板 8 ジャッキ駆動用モーター 9 ジャッキ回転軸 10 ジャッキ 11 空気加熱用電気ヒーター 12 循環ファン 13 拡大通路 14 蓋 15 吸い出し口 16 循環管 17 脱臭用電磁弁 18 脱臭装置 19 循環用電磁弁 20 熱電対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:26
Claims (3)
- 【請求項1】廃プラスチック材を収容する容器と、前記
廃プラスチック材を熱風により加熱する加熱手段と、前
記容器の中段に中蓋を設けると共に、前記加熱手段によ
り軟化した前記廃プラスチック材をジャッキにより圧縮
することを特徴とするプラスチック処理装置。 - 【請求項2】前記容器の下部に処理物取り出し用ドアを
有することを特徴とする請求項1記載のプラスチック処
理装置。 - 【請求項3】前記中蓋がモーターで駆動されることを特
徴とする請求項1または請求項2に記載のプラスチック
処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6108363A JPH07314449A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | プラスチック処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6108363A JPH07314449A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | プラスチック処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07314449A true JPH07314449A (ja) | 1995-12-05 |
Family
ID=14482856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6108363A Pending JPH07314449A (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | プラスチック処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07314449A (ja) |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP6108363A patent/JPH07314449A/ja active Pending
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