JPH11114789A - 鋼管の内面かえり取り装置 - Google Patents
鋼管の内面かえり取り装置Info
- Publication number
- JPH11114789A JPH11114789A JP28160797A JP28160797A JPH11114789A JP H11114789 A JPH11114789 A JP H11114789A JP 28160797 A JP28160797 A JP 28160797A JP 28160797 A JP28160797 A JP 28160797A JP H11114789 A JPH11114789 A JP H11114789A
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- JP
- Japan
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- steel pipe
- skid
- pipe
- pressing
- aligning
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- Pending
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 短いサイクルタイムで、工具を破損すること
なく、効率良く内面のかえり取りが行える装置を提供す
ること。 【解決手段】 傾斜スキッド１上を横送りされる途中に
鋼管の管端を揃えるアライニングロール３を設ける。ア
ライニングロール３で管端を揃えられた状態で横送りさ
れて来る鋼管２を停止させるストッパー６の下流側に、
鋼管２の転動速度を減速する逆勾配スキッド１３を傾斜
スキッド５と並列に配置する。逆勾配スキッド１３によ
って減速された鋼管２を上方から押え付けて強制的に回
転させる押付け回転機構１２を設ける。押付け回転機構
１２の一方側に鋼管２の端部に押付けられて内面かえり
を除去するワイヤーブラシ装置１５を設ける。
なく、効率良く内面のかえり取りが行える装置を提供す
ること。 【解決手段】 傾斜スキッド１上を横送りされる途中に
鋼管の管端を揃えるアライニングロール３を設ける。ア
ライニングロール３で管端を揃えられた状態で横送りさ
れて来る鋼管２を停止させるストッパー６の下流側に、
鋼管２の転動速度を減速する逆勾配スキッド１３を傾斜
スキッド５と並列に配置する。逆勾配スキッド１３によ
って減速された鋼管２を上方から押え付けて強制的に回
転させる押付け回転機構１２を設ける。押付け回転機構
１２の一方側に鋼管２の端部に押付けられて内面かえり
を除去するワイヤーブラシ装置１５を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管の中間部を切
断した後、搬送されてくる鋼管の管端を揃えて、内面に
発生しているかえりを除去する装置に関するものであ
る。
断した後、搬送されてくる鋼管の管端を揃えて、内面に
発生しているかえりを除去する装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】この種の内面かえり除去装置として、例
えば特開昭５０- １２８８９５号、特開昭５２- ７１７
９３号、特開平６- ２７００１４号で提案されたものが
有る。このうち特開昭５０- １２８８９５号で提案され
たものは、管材の両管端を面取りブラシ装置、中掃除ブ
ラシ装置で順次処理するに当たり、管材の一方の管端を
揃える第１の管端揃えコンベア及びストッパー装置を管
材受け台に隣接して配設し、他方の管端を揃える第２の
管端揃えコンベア及びストッパー装置を、一方の管端処
理設備と他方の管端処理設備との間に設置した構成であ
る。
えば特開昭５０- １２８８９５号、特開昭５２- ７１７
９３号、特開平６- ２７００１４号で提案されたものが
有る。このうち特開昭５０- １２８８９５号で提案され
たものは、管材の両管端を面取りブラシ装置、中掃除ブ
ラシ装置で順次処理するに当たり、管材の一方の管端を
揃える第１の管端揃えコンベア及びストッパー装置を管
材受け台に隣接して配設し、他方の管端を揃える第２の
管端揃えコンベア及びストッパー装置を、一方の管端処
理設備と他方の管端処理設備との間に設置した構成であ
る。
【０００３】また、特開昭５２- ７１７９３号で提案さ
れたものは、鋼管を水平状に支持回転せしめる装置と、
鋼管の端部側方において架台にスイング可能に一端を枢
着された懸垂台と、前記懸垂台に昇降可能に設けた工具
取付け台と、該工具取付け台に傾斜状に保持された先端
にリーマのごとき切削工具を取付けた工具本体及び前記
切削工具を常時工具軸線に対し直角方向に付勢するクッ
ション手段とを備えた構成である。
れたものは、鋼管を水平状に支持回転せしめる装置と、
鋼管の端部側方において架台にスイング可能に一端を枢
着された懸垂台と、前記懸垂台に昇降可能に設けた工具
取付け台と、該工具取付け台に傾斜状に保持された先端
にリーマのごとき切削工具を取付けた工具本体及び前記
切削工具を常時工具軸線に対し直角方向に付勢するクッ
ション手段とを備えた構成である。
【０００４】また、特開平６- ２７００１４号で提案さ
れたものは、軸心方向に移動する回転軸の先端に、該回
転軸の軸心に対して周囲全方向に傾動可能とされ、かつ
回転軸の軸心に対して同心状に弾性保持された首振り式
の回転ヘッドを連結し、該回転ヘッドの外周面又は内周
面を先端側に向かって外径又は内径が漸減又は漸増する
テーパ面となし、該テーパ面の周方向３位置以上に周方
向と交差する方向に延びる複数のカッタを等間隔に配置
した面取り機を具備した構成である。
れたものは、軸心方向に移動する回転軸の先端に、該回
転軸の軸心に対して周囲全方向に傾動可能とされ、かつ
回転軸の軸心に対して同心状に弾性保持された首振り式
の回転ヘッドを連結し、該回転ヘッドの外周面又は内周
面を先端側に向かって外径又は内径が漸減又は漸増する
テーパ面となし、該テーパ面の周方向３位置以上に周方
向と交差する方向に延びる複数のカッタを等間隔に配置
した面取り機を具備した構成である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
５０- １２８８９５号で提案されたものは、チェーンコ
ンベアによる横送りによって管材を面取りブラシ装置に
押し当てているだけであり、管材は強制的に回転されて
いないので、管端をブラシ装置に押付けても全周確実に
かえりを除去できず、バリが残ると言う問題が有った。
５０- １２８８９５号で提案されたものは、チェーンコ
ンベアによる横送りによって管材を面取りブラシ装置に
押し当てているだけであり、管材は強制的に回転されて
いないので、管端をブラシ装置に押付けても全周確実に
かえりを除去できず、バリが残ると言う問題が有った。
【０００６】また、特開昭５２- ７１７９３号で提案さ
れたものは、鋼管を回転させながら切削工具でバリ取り
を行っているが、この方式では鋼管一本ずつのかえり取
りとなるのでサイクルタイムが長くかかると言う問題が
有った。
れたものは、鋼管を回転させながら切削工具でバリ取り
を行っているが、この方式では鋼管一本ずつのかえり取
りとなるのでサイクルタイムが長くかかると言う問題が
有った。
【０００７】また、特開平６- ２７００１４号で提案さ
れたものは、管曲がり等の偏心に対しては回転ヘッドの
首振りで対処しているが、首振り量が少ないので管曲が
り等に追従できず、カッタが欠損し易いと言う問題が有
った。加えて、かえり取りに要するサイクルタイムが長
くかかると言う問題も有った。
れたものは、管曲がり等の偏心に対しては回転ヘッドの
首振りで対処しているが、首振り量が少ないので管曲が
り等に追従できず、カッタが欠損し易いと言う問題が有
った。加えて、かえり取りに要するサイクルタイムが長
くかかると言う問題も有った。
【０００８】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、短いサイクルタイムで、工具を破
損することなく、効率良く内面のかえり取りが行える装
置を提供することを目的としている。
なされたものであり、短いサイクルタイムで、工具を破
損することなく、効率良く内面のかえり取りが行える装
置を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の鋼管の内面かえり取り装置は、傾斜ス
キッド上において鋼管を上方から押え付けて回転させる
押付け回転機構と、押付け回転機構によって強制回転さ
れた鋼管の端部に押付けられて内面かえりを除去するワ
イヤーブラシ装置を具備させている。そして、このよう
にすることで、鋼管を確実に回転させることが出来、ワ
イヤーブラシ装置で効率良くかえりを取ることが出来
る。
ために、本発明の鋼管の内面かえり取り装置は、傾斜ス
キッド上において鋼管を上方から押え付けて回転させる
押付け回転機構と、押付け回転機構によって強制回転さ
れた鋼管の端部に押付けられて内面かえりを除去するワ
イヤーブラシ装置を具備させている。そして、このよう
にすることで、鋼管を確実に回転させることが出来、ワ
イヤーブラシ装置で効率良くかえりを取ることが出来
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の鋼管の内面かえり取り装
置は、鋼管を横送りする傾斜スキッドと、この傾斜スキ
ッド上を横送りされる途中で鋼管の管端を揃えるアライ
ニングロールと、このアライニングロールで管端を揃え
られた状態で横送りされて来る鋼管を停止させるストッ
パーと、このストッパーの下流側において傾斜スキッド
と並列配置され、傾斜スキッド上を横送りされる鋼管の
転動速度を減速する逆勾配スキッドと、この逆勾配スキ
ッドによって減速された鋼管を上方から押え付けて強制
的に回転させる押付け回転機構と、この押付け回転機構
の一方側に設けられ、押付け回転機構によって強制回転
された鋼管の端部に押付けられて内面かえりを除去する
ワイヤーブラシ装置を具備させた構成であり、必要に応
じて、ストッパーの下流に、ストッパーで停止した鋼管
の管端を再度揃えるプッシャーを配置する。
置は、鋼管を横送りする傾斜スキッドと、この傾斜スキ
ッド上を横送りされる途中で鋼管の管端を揃えるアライ
ニングロールと、このアライニングロールで管端を揃え
られた状態で横送りされて来る鋼管を停止させるストッ
パーと、このストッパーの下流側において傾斜スキッド
と並列配置され、傾斜スキッド上を横送りされる鋼管の
転動速度を減速する逆勾配スキッドと、この逆勾配スキ
ッドによって減速された鋼管を上方から押え付けて強制
的に回転させる押付け回転機構と、この押付け回転機構
の一方側に設けられ、押付け回転機構によって強制回転
された鋼管の端部に押付けられて内面かえりを除去する
ワイヤーブラシ装置を具備させた構成であり、必要に応
じて、ストッパーの下流に、ストッパーで停止した鋼管
の管端を再度揃えるプッシャーを配置する。
【００１１】本発明の鋼管の内面かえり取り装置では、
傾斜スキッド上を横送りされてきた鋼管の管端をアライ
ニングロールで揃えた後、ストッパーで一旦停止させ
る。そして、処理時にはストッパーを解除し、傾斜スキ
ッド上を横送りする鋼管を逆勾配スキッドによって減速
し、押付け回転機構によって上方から押え付けて強制的
に回転させ、この強制回転させた鋼管の揃えた側の管端
に、ワイヤーブラシ装置を押し当て、管端の内面かえり
を除去する。
傾斜スキッド上を横送りされてきた鋼管の管端をアライ
ニングロールで揃えた後、ストッパーで一旦停止させ
る。そして、処理時にはストッパーを解除し、傾斜スキ
ッド上を横送りする鋼管を逆勾配スキッドによって減速
し、押付け回転機構によって上方から押え付けて強制的
に回転させ、この強制回転させた鋼管の揃えた側の管端
に、ワイヤーブラシ装置を押し当て、管端の内面かえり
を除去する。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の鋼管の内面かえり取り装置を
図１〜図７に示す一実施例に基づいて説明する。図１は
本発明の鋼管の内面かえり取り装置の要部を示す正面
図、図２は図１の側面図、図３は図１の平面図、図４〜
図７は本発明の鋼管の内面かえり取り装置の構成部材の
説明図で、図４は逆勾配スキッドの正面図、図５は押付
け回転機構の説明図で、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面
図、図６はプッシャーの説明図で、（ａ）は正面図、
（ｂ）は（ａ）の矢視Ａ−Ａ図、図７はワイヤーブラシ
装置の正面図である。
図１〜図７に示す一実施例に基づいて説明する。図１は
本発明の鋼管の内面かえり取り装置の要部を示す正面
図、図２は図１の側面図、図３は図１の平面図、図４〜
図７は本発明の鋼管の内面かえり取り装置の構成部材の
説明図で、図４は逆勾配スキッドの正面図、図５は押付
け回転機構の説明図で、（ａ）は側面図、（ｂ）は正面
図、図６はプッシャーの説明図で、（ａ）は正面図、
（ｂ）は（ａ）の矢視Ａ−Ａ図、図７はワイヤーブラシ
装置の正面図である。
【００１３】図１〜図７において、１は鋼管２を横送り
する傾斜スキッドであり、鋼管２の長手方向に複数本並
列に配置されている。そして、この傾斜スキッド１の途
中に、この傾斜スキッド１上を横送りされてくる鋼管２
の内面かえりを除去する側の管端を揃えるアライニング
ロール３が設けられている。
する傾斜スキッドであり、鋼管２の長手方向に複数本並
列に配置されている。そして、この傾斜スキッド１の途
中に、この傾斜スキッド１上を横送りされてくる鋼管２
の内面かえりを除去する側の管端を揃えるアライニング
ロール３が設けられている。
【００１４】４は傾斜スキッド１の下流に配置されたキ
ッカーであり、アライニングロール３で管端を揃えられ
た後、傾斜スキッド１上を横送りされてくる鋼管２を、
１本ずつ次の傾斜スキッド５に払出すものである。そし
て、傾斜スキッド５上に払出された鋼管２は、傾斜スキ
ッド５の途中に設けられたストッパー６によって停止さ
れる。この停止時、前記アライニングロール３で管端を
揃えられた側の管端が管端基準位置よりも突出していれ
ば、アクチュエータ７を作動させてプッシャー８により
管端を押し込み、再度管端を揃える。
ッカーであり、アライニングロール３で管端を揃えられ
た後、傾斜スキッド１上を横送りされてくる鋼管２を、
１本ずつ次の傾斜スキッド５に払出すものである。そし
て、傾斜スキッド５上に払出された鋼管２は、傾斜スキ
ッド５の途中に設けられたストッパー６によって停止さ
れる。この停止時、前記アライニングロール３で管端を
揃えられた側の管端が管端基準位置よりも突出していれ
ば、アクチュエータ７を作動させてプッシャー８により
管端を押し込み、再度管端を揃える。
【００１５】前記ストッパー６は、側軸９によって例え
ば７台接続されたアクチュエータ１０のロッドの出退動
によりリンク１１を介して傾斜スキッド５上に出没する
ように構成されており、このストッパー６の傾斜スキッ
ド５上からの没入により、鋼管２が傾斜スキッド５上を
転動してくると、事前に鋼管２のサイズにより高さを設
定してある押付け回転機構１２で、鋼管２の内面かえり
を除去する側の管端部を上方から押え付けて回転させ
る。
ば７台接続されたアクチュエータ１０のロッドの出退動
によりリンク１１を介して傾斜スキッド５上に出没する
ように構成されており、このストッパー６の傾斜スキッ
ド５上からの没入により、鋼管２が傾斜スキッド５上を
転動してくると、事前に鋼管２のサイズにより高さを設
定してある押付け回転機構１２で、鋼管２の内面かえり
を除去する側の管端部を上方から押え付けて回転させ
る。
【００１６】この時、傾斜スキッド５上を転動するの鋼
管２の速度を減速するために、傾斜スキッド５の勾配と
逆の勾配を有する逆勾配スキッド１３を、傾斜スキッド
５と並列に配置している。本実施例では、この逆勾配ス
キッド１３は、図４に示したように、上流側の端部を枢
支し、下流側の端部を調整ねじ１４により昇降動させて
勾配を変化可能に構成し、減速の程度を変化できるもの
を示している。
管２の速度を減速するために、傾斜スキッド５の勾配と
逆の勾配を有する逆勾配スキッド１３を、傾斜スキッド
５と並列に配置している。本実施例では、この逆勾配ス
キッド１３は、図４に示したように、上流側の端部を枢
支し、下流側の端部を調整ねじ１４により昇降動させて
勾配を変化可能に構成し、減速の程度を変化できるもの
を示している。
【００１７】また、前記押付け回転機構１２は、傾斜ス
キッド５上を１本ずつ横送りされてくる鋼管２の径に応
じて、図５に示すように、例えばプーリー１２ｃ間に掛
け渡した３本のタイミングベルト１２ｄを、モータ１２
ａによってウォームジャッキ１２ｂを駆動することで上
下移動させるものを示している。そして、このタイミン
グベルト１２ｄをモータ１２ｅによって、鋼管径や肉厚
に応じて設定される速度で回転させることで、このタイ
ミングベルト１２ｄと傾斜スキッド５間に挟まれた状態
の鋼管２は強制的に回転されることになる。
キッド５上を１本ずつ横送りされてくる鋼管２の径に応
じて、図５に示すように、例えばプーリー１２ｃ間に掛
け渡した３本のタイミングベルト１２ｄを、モータ１２
ａによってウォームジャッキ１２ｂを駆動することで上
下移動させるものを示している。そして、このタイミン
グベルト１２ｄをモータ１２ｅによって、鋼管径や肉厚
に応じて設定される速度で回転させることで、このタイ
ミングベルト１２ｄと傾斜スキッド５間に挟まれた状態
の鋼管２は強制的に回転されることになる。
【００１８】本実施例では、スプリング１２ｆによって
タイミングベルト１２ｄを常時下向きに付勢し、鋼管２
の曲がりに起因して発生する上向きの力を、吸収できる
ものを示している。なお、逆勾配スキッド１３の上面に
は、押付け回転機構１２による回転時のスリップを防止
するために、摩擦抵抗の大きい部材を貼り付けておくこ
とが好ましい。
タイミングベルト１２ｄを常時下向きに付勢し、鋼管２
の曲がりに起因して発生する上向きの力を、吸収できる
ものを示している。なお、逆勾配スキッド１３の上面に
は、押付け回転機構１２による回転時のスリップを防止
するために、摩擦抵抗の大きい部材を貼り付けておくこ
とが好ましい。
【００１９】１５は前記押付け回転機構１２の一方側に
設けられたワイヤーブラシ装置であり、モータ１５ａに
よってワイヤーブラシ１５ｂが回転する構成である。そ
して、前記したように押付け回転機構１２によって強制
回転された鋼管２の端部にこのワイヤーブラシ１５ｂを
押付けて内面かえりを除去するのである。なお、１５ｃ
はワイヤーブラシ装置１５を鋼管２に対して接離移動さ
せるためのハンドルであり、このハンドル１５ｃの回転
により例えば親ねじ送り機構のねじ軸１５ｄを回転させ
る。
設けられたワイヤーブラシ装置であり、モータ１５ａに
よってワイヤーブラシ１５ｂが回転する構成である。そ
して、前記したように押付け回転機構１２によって強制
回転された鋼管２の端部にこのワイヤーブラシ１５ｂを
押付けて内面かえりを除去するのである。なお、１５ｃ
はワイヤーブラシ装置１５を鋼管２に対して接離移動さ
せるためのハンドルであり、このハンドル１５ｃの回転
により例えば親ねじ送り機構のねじ軸１５ｄを回転させ
る。
【００２０】本発明の鋼管の内面かえり取り装置は上記
した構成であり、傾斜スキッド１上を横送りされてきた
鋼管２の、内面かえりを除去する側の管端をアライニン
グロール３で揃えた後、キッカー４で傾斜スキッド５上
に払出す。そして、傾斜スキッド５上を転動してきた鋼
管２を、ストッパー６で一旦停止させる。
した構成であり、傾斜スキッド１上を横送りされてきた
鋼管２の、内面かえりを除去する側の管端をアライニン
グロール３で揃えた後、キッカー４で傾斜スキッド５上
に払出す。そして、傾斜スキッド５上を転動してきた鋼
管２を、ストッパー６で一旦停止させる。
【００２１】この時、鋼管２の前記アライニングロール
３で揃えられた管端が管端基準位置よりも突出していれ
ば、アクチュエータ７を作動させてプッシャー８により
管端を押し込み、再度管端を揃える。なお、前記管端が
管端基準位置内であれば、再度管端を揃える必要がない
ことは言うまでもない。
３で揃えられた管端が管端基準位置よりも突出していれ
ば、アクチュエータ７を作動させてプッシャー８により
管端を押し込み、再度管端を揃える。なお、前記管端が
管端基準位置内であれば、再度管端を揃える必要がない
ことは言うまでもない。
【００２２】次に、ストッパー６を傾斜スキッド５の上
面より没入させ、傾斜スキッド５上を横送りする鋼管２
の速度を逆勾配スキッド１３によって減速した後、押付
け回転機構１２を作動させて、タイミングベルト１２ｄ
によって上方から鋼管２の内面かえりを除去する側の管
端部を押え付けて強制的に回転させる。そして、この強
制回転させた鋼管２の揃えた側の管端に、ワイヤーブラ
シ装置１５を押し当て、管端の内面かえりを除去する。
面より没入させ、傾斜スキッド５上を横送りする鋼管２
の速度を逆勾配スキッド１３によって減速した後、押付
け回転機構１２を作動させて、タイミングベルト１２ｄ
によって上方から鋼管２の内面かえりを除去する側の管
端部を押え付けて強制的に回転させる。そして、この強
制回転させた鋼管２の揃えた側の管端に、ワイヤーブラ
シ装置１５を押し当て、管端の内面かえりを除去する。
【００２３】本実施例で示した押付け回転機構１２やワ
イヤーブラシ装置１５の各駆動機構は単なる１例であ
り、同様の作用を行うものであれば設計変更は自由であ
る。また、本実施例では、傾斜スキッドを上流側と下流
側に分割したものを示したが、分割しないものでも良
い。
イヤーブラシ装置１５の各駆動機構は単なる１例であ
り、同様の作用を行うものであれば設計変更は自由であ
る。また、本実施例では、傾斜スキッドを上流側と下流
側に分割したものを示したが、分割しないものでも良
い。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鋼管の内
面かえり取り装置によれば、内面のかえり取り時、スリ
ップさせることなく鋼管を確実に回転させることが出
来、効率良く内面のかえり取りが行える。加えて、本発
明の鋼管の内面かえり取り装置によれば、短いサイクル
タイムで内面のかえり取りが行え、しかも工具を破損す
ることもない。
面かえり取り装置によれば、内面のかえり取り時、スリ
ップさせることなく鋼管を確実に回転させることが出
来、効率良く内面のかえり取りが行える。加えて、本発
明の鋼管の内面かえり取り装置によれば、短いサイクル
タイムで内面のかえり取りが行え、しかも工具を破損す
ることもない。
【図１】本発明の鋼管の内面かえり取り装置の要部を示
す正面図である。
す正面図である。
【図２】図１の側面図である。
【図３】図１の平面図である。
【図４】本発明の鋼管の内面かえり取り装置の構成部材
である逆勾配スキッドの正面図である。
である逆勾配スキッドの正面図である。
【図５】本発明の鋼管の内面かえり取り装置の構成部材
である押付け回転機構の説明図で、（ａ）は側面図、
（ｂ）は正面図である。
である押付け回転機構の説明図で、（ａ）は側面図、
（ｂ）は正面図である。
【図６】本発明の鋼管の内面かえり取り装置の構成部材
であるプッシャーの説明図で、（ａ）は正面図、（ｂ）
は（ａ）の矢視Ａ−Ａ図である。
であるプッシャーの説明図で、（ａ）は正面図、（ｂ）
は（ａ）の矢視Ａ−Ａ図である。
【図７】本発明の鋼管の内面かえり取り装置の構成部材
であるワイヤーブラシ装置の正面図である。
であるワイヤーブラシ装置の正面図である。
１ 傾斜スキッド ２ 鋼管 ３ アライニングロール ５ 傾斜スキッド ６ ストッパー ８ プッシャー １２ 押付け回転機構 １３ 逆勾配スキッド １５ ワイヤーブラシ装置
Claims (2)
- 【請求項１】 鋼管を横送りする傾斜スキッドと、この
傾斜スキッド上を横送りされる途中で鋼管の管端を揃え
るアライニングロールと、このアライニングロールで管
端を揃えられた状態で横送りされて来る鋼管を停止させ
るストッパーと、このストッパーの下流側において傾斜
スキッドと並列配置され、傾斜スキッド上を横送りされ
る鋼管の転動速度を減速する逆勾配スキッドと、この逆
勾配スキッドによって減速された鋼管を上方から押え付
けて強制的に回転させる押付け回転機構と、この押付け
回転機構の一方側に設けられ、押付け回転機構によって
強制回転された鋼管の端部に押付けられて内面かえりを
除去するワイヤーブラシ装置を具備したことを特徴とす
る鋼管の内面かえり取り装置。 - 【請求項２】 ストッパーの下流に、ストッパーで停止
した鋼管の管端を再度揃えるプッシャーを配置したこと
を特徴とする請求項１記載の鋼管の内面かえり取り装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28160797A JPH11114789A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 鋼管の内面かえり取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28160797A JPH11114789A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 鋼管の内面かえり取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11114789A true JPH11114789A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17641507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28160797A Pending JPH11114789A (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 鋼管の内面かえり取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11114789A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1997
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