JPH11113978A - 介護用リフト - Google Patents

介護用リフト

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Publication number
JPH11113978A
JPH11113978A JP9277335A JP27733597A JPH11113978A JP H11113978 A JPH11113978 A JP H11113978A JP 9277335 A JP9277335 A JP 9277335A JP 27733597 A JP27733597 A JP 27733597A JP H11113978 A JPH11113978 A JP H11113978A
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JP
Japan
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cylinder
lift arm
supported
lift
arm
Prior art date
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Pending
Application number
JP9277335A
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English (en)
Inventor
Yoshiteru Ikehata
淑照 池畑
Mitsuhiro Kusaba
光広 草場
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リフトアーム7側の筒体18に内嵌されたシ
リンダ上端部8bが筒体18から抜けないようにして、
リフトアーム7とシリンダ8との連結状態を確実に維持
させ、基端側を支柱5に支持されたリフトアーム7及び
シリンダ8の先端側が下方に落下する等の不具合を適切
に防止する。 【構成】 支柱5に基端側を支持されて上下に揺動操作
自在なリフトアーム7を揺動操作するためのシリンダ8
の下端側が前記支柱5に上下揺動自在に支持されると共
に、前記シリンダ8の上端部8bが、前記リフトアーム
7に揺動自在に設けた下向きの筒体18に下方側から内
嵌され、その筒体18に内嵌されたシリンダ8の上端部
8bの前記筒体18からの抜けが抜止具4によって止め
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支柱に基端側を支
持されて上下に揺動操作自在なリフトアームを揺動操作
するためのシリンダの下端側が、前記支柱に上下揺動自
在に支持され、前記シリンダの上端部が、前記リフトア
ームに揺動自在に設けた下向きの筒体に下方側から内嵌
された介護用リフトに関する。
【0002】
【従来の技術】上記介護用リフトは、例えばベッドの近
くや浴室等の床面上に立設した支柱に、リフトアームの
基端側とリフトアームの揺動操作用のシリンダの下端側
とを着脱自在に支持させると共に、リフトアームに揺動
自在に設けた下向きの筒体にシリンダ上端部を下方側か
ら内嵌させて連結した状態で、シリンダを伸長させてリ
フトアームを上方に揺動操作する一方、シリンダを収縮
させてリフトアームを下方に揺動操作することにより、
例えばリフトアームの先端側に吊り下げた座席シートに
病人とか怪我人とかの被介護人を乗せて、移動等のため
に持ち上げたり、下ろしたりするものである(例えば、
特開平7−144009号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、リフトアームの揺動操作用のシリンダの上
端部が、リフトアーム側の下向き筒体に対して単に下方
側から内嵌されているだけであるので、例えば、介護用
リフトの操作時に誤ってリフトアームが持ち上がると、
シリンダ上端部がリフトアーム側の筒体から抜けて、リ
フトアームとシリンダとの連結状態が外れ、リフトアー
ムやシリンダが下方に落下する等の不具合が発生するお
それがあった。本発明は、上記実情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消
すべく、シリンダ上端部がリフトアーム側の筒体に内嵌
された状態で筒体から抜けないようにして、リフトアー
ムとシリンダとの連結状態を確実に維持させることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1では、支柱に基
端側を支持されて上下に揺動操作自在なリフトアームを
揺動操作するためのシリンダの下端側が前記支柱に上下
揺動自在に支持されると共に、前記シリンダの上端部
が、前記リフトアームに揺動自在に設けた下向きの筒体
に下方側から内嵌され、その筒体に内嵌されたシリンダ
の上端部の前記筒体からの抜けが抜止具によって止めら
れる。従って、リフトアーム側の筒体に内嵌されたシリ
ンダ上端部が筒体から抜けない状態になるので、例えば
介護用リフトの操作時に誤ってリフトアームを持ち上が
った場合にも、従来のようにシリンダ上端部がリフトア
ーム側の筒体から抜けることもなく、リフトアームとシ
リンダとの連結状態が確実に維持されて、リフトアーム
やシリンダが下方に落下する不具合を適切に防止するこ
とができる。
【0005】請求項2では、請求項1において、筒体の
筒軸に直交する横軸芯周りに揺動自在な状態で筒体に支
持された係止具をその横軸芯周りで上方側に揺動させた
状態で、シリンダの上端部をリフトアーム側の筒体に下
方側から内嵌させてから、上方側に揺動した係止具を下
方側に揺動させると、シリンダの上端部が係止具にて係
止され、その下方側に揺動した係止具を上方側に揺動さ
せると、上記係止具のシリンダの上端部に対する係止が
解除される。従って、筒体に備えた係止具を上方側又は
下方側に揺動するだけの簡単な操作によって、シリンダ
上端部の筒体からの抜けを止める状態又は抜けを許容す
る状態にすることができ、もって、請求項1の好適な手
段が得られる。
【0006】請求項3では、請求項2において、シリン
ダの上端部を、下方に突出する縁状に形成された側とは
反対側の筒体の下端部に近接させ又は当てた位置から、
下方に突出する縁状に形成されている側の筒体下端部に
当たるまで横移動させ、その当たり位置からシリンダの
上端部を上方に移動させて筒体に対して下方側から内嵌
させる。従って、シリンダの上端部を筒体の下端部の一
方側に形成した縁状部に当て付けてから上方に移動させ
るという比較的単純な操作によって、シリンダの上端部
を筒体に対して確実に内嵌させることができて、操作性
に優れた介護用リフトを実現でき、もって、請求項2の
好適な手段が得られる。
【0007】請求項4では、請求項1〜3のいずれか1
項において、前記支柱に設けた上向き係合支持部に上方
側から係合させて支持された前記シリンダの下端部が係
合状態から外れると、シリンダと支柱とを連結している
索体によって、シリンダが支柱に吊下げ支持される。従
って、シリンダの下端部を支柱側の上向き係合支持部に
対して上下操作によって容易に係合・離脱できるように
しながら、例えば操作時に誤ってシリンダの下端部が係
合状態から外れた場合にも、シリンダが床面等に落下し
て破損する等のおそれを適切に回避させることができ、
もって、請求項1〜3のいずれか1項の好適な手段が得
られる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示すように、床面
Fに立設された支柱5の上端部に、ハンガー6を先端部
に連結したリフトアーム7の基端部を連結するととも
に、このリフトアーム7の途中箇所と支柱5とにわたっ
てシリンダ8を取り付けて、介護用リフトを構成してあ
る。つまり、支柱5に基端側を支持されて上下に揺動操
作自在なリフトアーム7を揺動操作するためのシリンダ
8の下端側が、前記支柱5に上下揺動自在に支持されて
いる。
【0009】前記支柱5は、下側支柱5aと上側支柱5
bとからなり、上側支柱5bの下側部分が下側支柱5a
に回動自在に内嵌され、上側支柱5bの上側部分にて前
記リフトアーム7および前記シリンダ8を支持してい
る。つまり、下側支柱5aがリフトアーム7およびシリ
ンダ8を支柱5の軸芯まわりで上側支柱5bと共に旋回
操作できるように支持している。
【0010】図3に示すように、前記上側支柱5bの上
端部にアーム連結ブラケット10を備えさせ、このアー
ム連結ブラケット10のフック部に係脱操作できる状態
でリフトアーム7の基端部に備えさせてある連結ピン1
1を前記フック部に揺動自在に係合させることにより、
リフトアーム7の基端部を上側支柱5bに連結ピン11
の水平向き軸芯のまわりで揺動自在に連結してある。
【0011】又、図4に示すように、前記アーム連結ブ
ラケット10に連結したリフトアーム7の外れを防止す
るための外止めフックFKが、枢支ピンaを介して揺動
自在にアーム連結ブラケット10に枢支されている。そ
して、リフトアーム7をアーム連結ブラケット10に連
結する際は、連結ピン11が外止めフックFKをアーム
連結ブラケット10に対して上昇揺動するように押し上
げ操作しながらアーム連結ブラケット10のピン連結用
切欠きに入り込んでいく。連結ピン11がアーム連結ブ
ラケット10のピン連結用切欠きの奥側に入り込んだ連
結姿勢になると、外止めフックFKが自重によって下降
揺動して連結ピン11に引っ掛かり、連結ピン11をピ
ン連結用切欠きから抜け出ないように受け止め支持す
る。一方、リフトアーム7をアーム連結ブラケット10
から取り外す際には、外止めフックFKをこれの遊端側
に位置する操作ピンbによってアーム連結ブラケット1
0対して上昇するように揺動操作して、外止めフックF
Kを連結ピン11から外すことでアーム連結ブラケット
10のピン連結用切欠きを開放し、連結ピン11がブラ
ケット10から抜け外れることを可能にする。
【0012】図3に示すように、前記シリンダ8の下端
部が、支柱5(上側支柱5b)に設けた上向き係合支持
部としてのシリンダ連結ブラケット12に上方側から係
合させて支持されている。つまり、上記シリンダ連結ブ
ラケット12が、シリンダ8の下端部に備える連結ピン
13を上方側から係合できるフック部を備えており、そ
のフック部に連結ピン13を上方側から係合させて、シ
リンダ8の下端部を連結ピン13の横軸芯まわりで揺動
自在な状態で支柱5に連結でき、連結ピン13を上方側
に抜き外すことによってシリンダ8の下端部の支柱5に
対する連結を解除できるように構成してある。
【0013】一方、前記リフトアーム7が備えるシリン
ダ連結ブラケット14に、下向きの筒体18が連結ピン
15の横軸芯まわりで揺動自在に連結されて設けられ、
前記シリンダ8の上端部がその下向きの筒体18に下方
側から内嵌されている。つまり、図5に示すように、前
記筒体18は、上部突起部に上記連結ピン15を通す連
結孔18cを備えるとともに、下方側に開口するロッド
挿入穴18aを有し、シリンダ8のシリンダロッド8a
の先太状の頭部8b(シリンダ8の上端部に相当)をロ
ッド挿入穴18aに下方側から内嵌させることによって
シリンダロッド8aを筒体18に連結でき、ロッド挿入
穴18aから下方側に抜くことによって筒体18への連
結を解除できるように構成してある。
【0014】図5〜図7に示すように、前記筒体18に
内嵌された前記シリンダ8の上端部(頭部8b)の筒体
18からの抜けを止める抜止具4が備えられている。具
体的には、この抜止具4は、筒体18の筒軸に直交する
横軸芯X周りに揺動自在な状態で筒体18に支持され
て、前記横軸芯X周りで下方側に揺動したときに前記シ
リンダ8の上端部8bを係止し且つ前記横軸芯X周りで
上方側に揺動したときに前記シリンダ8の上端部8bに
対する係止を解除する係止具4にて構成されている。つ
まり、係止具4は、上記X方向での両側箇所に位置する
と共に縦長状の長孔4cを備えた一対の縦板状の側板4
bと、その両側板4bの下端部同士を接続すると共に、
内径が上記シリンダ上端部8bの外径よりも小径で、且
つ、一方側に開口を有する略半円環状の底板4aとから
なる。そして、上記両側板4bの長孔4cに外側から挿
通させたピン18bを、筒体18に螺合させることによ
って、抜止具4を、上記長孔4cに沿ってスライド自在
で、且つ上記横軸芯X周りに揺動自在な状態で筒体18
に支持させている。
【0015】又、前記筒体18の下端部が、前記係止具
4の揺動方向の一方側において、前記係止具4の揺動方
向の他方側よりも下方に突出する縁状に形成されてい
る。つまり、係止具4の上方への揺動方向の側(図7の
左側)に位置する筒体18の下端部18eが、係止具4
の下方への揺動方向の側(図7の右側)に位置する筒体
18の下端部より下方に突出する縁状部分18eを半円
状に備えている。さらに、上記縁状部分18eの上側の
筒体18の外面には、環状凹溝部18dが形成されてい
る。
【0016】次に、図8によって、前記シリンダ8の上
端部の筒体18への連結操作について説明する。尚、こ
の連結操作には、以下の2形態がある。第1の形態で
は、先ず、(イ)に示すように、抜止具4を上方側に揺
動させた状態で長孔4cに沿って上方にスライドさせ、
円環状の底板4aの開口側の縁部分を筒体18の外面の
環状凹溝部18dに引っ掛けて保持させる。そして、シ
リンダロッド8aの頭部8bを、下方に突出した縁状部
分18eがない側の筒体18の下端部に近接又は接当さ
せた位置から、筒体18の内方側に横移動させて頭部8
bの横側面を縁状部分18eに当て付け、その当て付け
た位置から筒体18の筒軸に沿って上方側に移動させる
と、ロッド頭部8bが上記縁状部分18eの内面に沿っ
て案内されてロッド挿入穴18aに内嵌される。次に、
(ロ)に示すように、抜止具4を(イ)の環状凹溝部1
8dによる引っ掛け位置から上方側に揺動させて、抜止
具4の引っ掛け状態を外すと、抜止具4が自重の作用で
長孔4cに沿って下方にスライドしながら下方側に揺動
して、ロッド頭部8bを係止する状態になる(図5参
照)。第2の形態では、抜止具4が自重で下方側に揺動
した状態(図7参照)で、上記第1の形態と同様に、シ
リンダロッド8aの頭部8bを筒体18の内方側に横移
動させると、抜止具4がロッド頭部8bで押されて上方
側に揺動し、次に、頭部8bを上方側に移動させてロッ
ド挿入穴18aに内嵌させると、(ロ)に示すように、
上方側に揺動した抜止具4が自重の作用で下方側に揺動
してロッド頭部8bを係止する状態になる(図5参
照)。
【0017】前記シリンダ8の下端部が支柱側のシリン
ダ連結ブラケット12から外れて落下することを防止す
るために、シリンダ8と支柱5とが、吊下げ支持用の索
体である2本のコイル状のケーブル19によって連結さ
れている。つまり、図3及び図9に示すように、各ケー
ブル19のシリンダ側は、シリンダ8の本体の筒状部の
上下に間隔を隔てた位置に外嵌して、ボルトとナット等
にて締め付け固定された2個の連結具21の夫々に連結
輪19aにて結合してシリンダ8に連結し、支柱側は前
記ブラケット20の連結孔に引っ掛かる形状のフック2
2に連結輪19bにて結合してブラケット20に連結し
ている。そして、2本のケーブル19とシリンダ8とで
3角形を形成することで、例えば1本のケーブル19で
シリンダ8を支持するのに比べて、より安定な状態で支
持できるようにしてある。
【0018】従って、落下止め用のケーブル19のフッ
ク22をブラケット20から抜き外し、シリンダ8の下
端部を持ち上げてブラケット12への係合を外し、さら
に、シリンダロッド8aの筒体18への抜け止めを解除
して、シリンダ8を支柱5及びリフトアーム7から取り
外し、又、リフトアーム7をアーム連結ブラケット10
から外して、このシリンダ8とリフトアーム7を他の箇
所に持っていき、そこに設置してある支柱に対して図3
に示す構造と同様の取付け構造によって装着して介護用
リフトのリフトアームの昇降操作に使用できる。
【0019】前記シリンダ8は、シリンダ本体に内装し
た正逆回転操作自在な電動モータ(図示せず)と、この
電動モータによって駆動されるネジ機構(図示せず)と
を備え、電動モータを駆動すると、ネジ機構の送り作用
によってシリンダロッド8aがシリンダ本体から突出す
る方向に摺動したり、シリンダ本体に引退する方向に摺
動したりする電動シリンダに構成してある。これによ
り、前記電動モータを駆動操作すると、シリンダ8が伸
長作動してリフトアーム7を連結ピン11の軸芯まわり
で上昇揺動操作することによってハンガー6を上昇操作
し、シリンダ8が短縮作動してリフトアーム7を連結ピ
ン11の軸芯まわりで下降揺動操作することによってハ
ンガー6を下降操作する。
【0020】ハンガー6とリフトアーム7の先端部とは
連結具16を介して連結してある。この連結具16は、
リフトアーム7に対しては水平向き軸芯のまわりで揺動
自在になるように連結し、ハンガー6に対しては上下向
き軸芯のまわりで自由に回動するように連結してある。
ハンガー6は、両端側にフック6aを備え、このフック
6aによって図2に示す如く被介護人吊上げシート17
を引っ掛けて吊り上げるようにしてある。これにより、
リフトアーム7が上下に揺動操作されてハンガー6を昇
降操作しても、ハンガー6は吊り上げ用シート17が支
持する被介護人の重量とかハンガー6の重量とかのため
に前記水平向き軸芯のまわりでリフトアーム7に対して
揺動して水平姿勢を維持する。また、ハンガー6を前記
上下向き軸芯のまわりで回動操作することにより、ハン
ガー6のリフトアーム7に対する取付け向きを自由に変
更できる。
【0021】この介護用リフトは、例えばベッドや浴槽
の近くに設置して、介護人の移動を行うものである。つ
まり、リフトアーム7を人為操作力によってシリンダ8
と共に下側支柱5aに対して旋回操作してハンガー6を
旋回移動させ、そのフック6aが支持する吊上げシート
17をベッドや浴槽の上や外側に移動させ、リフトアー
ム7をシリンダ8によって上下に揺動操作して、ハンガ
ー6を昇降させて吊上げシート17をベッドや浴槽の上
や外側で昇降させることにより、被介護人を吊上げシー
ト17に載せてベッドや浴槽から吊り上げて、側に位置
する車椅子等に移動させて下降させたり、車椅子等から
吊り上げてベッドや浴槽の上に移動させて下降させたり
するのである。
【0022】〔別実施形態〕上記実施例では、シリンダ
8を電動シリンダにて構成したが、電動式以外のエアー
式等のシリンダでもよい。
【0023】上記実施例では、抜止具を筒体18に揺動
自在に支持した係止具4にて構成したが、抜止具はこれ
に限るものではなく、各種のものが使用できる。又、抜
止具を、筒体18側ではなく、シリンダ8側に支持させ
てもよい。
【0024】上記実施例では、筒体18に揺動自在に支
持した係止具4を上方側に揺動させた係止解除位置で、
筒体18の外面に設けた環状凹溝部18dに係止具4の
略半円環状の底板4aを引っ掛けるようにしたが、かか
ら環状の凹溝部ではなく、底板4aの引っ掛け位置に対
応して形成した窪みでもよい。
【0025】上記実施例では、シリンダアーム8aの先
端部に先太状の頭部8bを形成して、この頭部8bを係
止具4にて係止して抜けを止めるようにしたが、必ずし
も、このような頭部8bを備える必要はなく、シリンダ
アーム8aの先端部を筒体18に内嵌させるとともに、
シリンダアーム8aの上端側の外周に形成した環状凹溝
に抜止具4を係合させて抜けを止めるようにしてもよ
い。
【0026】上記実施例では、シリンダ8と支柱5を連
結する索体19を2本備えるようにしたが、必ずしも、
2本備える必要はなく、1本等でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】介護用リフト全体の斜視図
【図2】介護用リフトの使用状態を示す側面図
【図3】シリンダ取付け構造の側面図
【図4】リフトアーム外止めフックの説明図
【図5】シリンダ上端部の筒体からの抜止め状態を示す
縦断面図
【図6】抜止め用の係止具の筒体への取り付け構造を説
明する斜視図
【図7】抜止め用の係止具を備えた筒体の側面図
【図8】係止具によるシリンダ上端部の抜止め状態への
操作を示す側面図
【図9】シリンダに対する吊下げ支持用の索体の取り付
け部を示す側面及び横断面図
【符号の説明】
4 抜止具 4 係止具 5 支柱 7 リフトアーム 8 シリンダ 8b 上端部 12 上向き係合支持部 18 筒体 18b 下端部 19 索体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱に基端側を支持されて上下に揺動操
    作自在なリフトアームを揺動操作するためのシリンダの
    下端側が、前記支柱に上下揺動自在に支持され、前記シ
    リンダの上端部が、前記リフトアームに揺動自在に設け
    た下向きの筒体に下方側から内嵌された介護用リフトで
    あって、 前記筒体に内嵌された前記シリンダの上端部の前記筒体
    からの抜けを止める抜止具が備えられている介護用リフ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記抜止具が、前記筒体の筒軸に直交す
    る横軸芯周りに揺動自在な状態で前記筒体に支持され
    て、前記横軸芯周りで下方側に揺動したときに前記シリ
    ンダの上端部を係止し且つ前記横軸芯周りで上方側に揺
    動したときに前記シリンダの上端部に対する係止を解除
    する係止具にて構成されている請求項1記載の介護用リ
    フト。
  3. 【請求項3】 前記筒体の下端部が、前記係止具の揺動
    方向の一方側において、前記係止具の揺動方向の他方側
    よりも下方に突出する縁状に形成されている請求項2記
    載の介護用リフト。
  4. 【請求項4】 前記シリンダの下端部が、前記支柱に設
    けた上向き係合支持部に上方側から係合させて支持され
    るように構成され、前記シリンダと前記支柱とが、吊下
    げ支持用の索体によって連結されている請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の介護用リフト。
JP9277335A 1997-10-09 1997-10-09 介護用リフト Pending JPH11113978A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001293045A (ja) * 2000-04-11 2001-10-23 Fuji Seisakusho:Kk 介護用ホイストの吊りハンガ
JP2018537242A (ja) * 2015-10-02 2018-12-20 ライト・アンド・イージー・モビリティ・ピーティーワイ・リミテッド 移動補助器

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