JPH11113541A - 豚肉と魚肉を含有する餃子および調理方法 - Google Patents

豚肉と魚肉を含有する餃子および調理方法

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JPH11113541A
JPH11113541A JP9320270A JP32027097A JPH11113541A JP H11113541 A JPH11113541 A JP H11113541A JP 9320270 A JP9320270 A JP 9320270A JP 32027097 A JP32027097 A JP 32027097A JP H11113541 A JPH11113541 A JP H11113541A
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JP
Japan
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pork
fish meat
meat
jiaozi
fish
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JP9320270A
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Chizuru Ninomiya
千鶴 二宮
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、従来の豚肉を主材とした餃子では得
られなかった食味と食感を提供し、かつ現代人に不足し
ている魚肉に含まれる栄養価が高く、良質な蛋白質を美
味なかたちで提供することを目的としたものである。 【構成】 肉を主材としてなる餃子において魚肉を含有
させる。本発明の餃子を冷凍にした後、加熱調理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な食品に係わり、餡
の中に豚肉及び魚肉を含有する餃子に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】餃子は代表的な中華料理であり、豚肉を
主材とし、更に白菜やキャベツ等の野菜、香辛料、塩、
砂糖、醤油、調味料、油等を好みに応じて適量加えて作
った餡を、小麦粉を主成分として水を加えて練ってのば
した皮でくるみ、焼いたり、茹でたり、蒸したり、揚げ
たり等様々な方法で加熱調理を施し、醤油と酢を主成分
とするたれにつけて食する人気のある食品である。
【0003】
【発明により解決すべき課題】更なる味の探求を目指し
て新規な餃子の開発が盛んに行われており、豚肉主体の
餡に加えてニラ、椎茸、セロリ、チーズ、海老、イカ、
春雨等を含有させた餃子、あるいは豚肉に変えて牛肉、
羊肉等を使用した餃子も知られている。
【0004】餃子は豚肉を主材とすることにより、豚肉
の持つ粘り、結着性、保水性、うま味等が各素材に一体
感をもたらし、噛んだときもぱさぱさ感がなく、深みの
ある味を引き出しており、他の肉類では本当の意味での
餃子は不可能である。従って、豚肉との相性に考慮しな
がら、豚肉では達成できない食味を加えていくことが新
規な餃子開発の基本である。
【0005】本発明は、従来の豚肉を主材とした餃子で
は得られなかった食味と食感を提供し、かつ現代人に不
足している魚肉に含まれる栄養価が高く、良質な蛋白質
を美味なかたちで提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では豚肉を主材としてなる餃子において魚肉
を含有することにより、従来の餃子では得られなかった
優れた食味と食感を有する食品を得たものである。
【0007】また、魚肉の使用量は豚肉の重量に対し同
量程度以下が実際的であるが、1〜50重量%含有する
ことが豚肉の結着性を失わせることなく、かつ魚肉の持
つうま味、風味を十分引き出せるので好ましい。
【0008】また、魚肉をすり身のかたちで豚の挽き肉
と混ぜると食しやすいが、魚肉の味が薄れるため好まし
くは0.01立方センチメートル〜5立方センチメート
ルの大きさにカットしてあることが好ましい。
【0009】魚肉としては鮭、鯛、たら、まぐろ、鱒、
鰻、平目、さば、にしん、あじ等の一般的な魚肉が使用
できるが、豚肉との相性を考えると鮭肉が特に好まし
い。
【0010】本発明の豚肉と魚肉を含有する餃子は製造
後、生のままでも短期間おいておけるが、冷凍にするこ
とにより長期保存が可能となり、流通も容易となるので
より好ましい。更に冷凍のまま加熱調理することにより
型崩れなく、鮮度を保持したまま調理できる。
【0011】本発明において、使用される豚肉は挽き肉
のかたちが好ましく、豚肉と魚肉以外の素材としては従
来餃子で使用されてきた素材の中から自由に選ぶことが
できる。例えばネギ、白菜、キャベツ、ニラ、椎茸、セ
ロリ、ニンニク、ショウガ等の野菜、牛肉、羊肉等の肉
類も少量であれば混入できる。また、香辛料、塩、砂
糖、醤油、調味料、油等従来調理に用いられてきたもの
は必要に応じて全て使用できる。また、保存安定性を高
める薬剤も必要に応じて添加できる。
【0012】本発明の餃子はいかなる形状に加工しても
よく、一般的な半月型、球形、楕円形、柱状、特定の動
植物や自然界を模したもの等の形状、合わせたもの、ひ
だ折り、ひねったもの等の接合面等も自由に創作でき
る。
【0013】本発明の餃子の製造、調理においては人間
の手で行うのが一般的だが、生産効率を高めるためにロ
ボットを使用することも可能である。
【0014】食品を冷凍する際に長期保存に耐えるよう
に包装することは食品業界では周知な技術であり、本発
明の餃子の冷凍保存においても、真空パッキング、窒素
封入等様々な素材と包装形態がとりうる。
【0015】
【実施例1】豚の挽き肉10kgに細かくきざんだねぎ
1kgを加え、更に生ショウガ、醤油、香辛料、塩、味
の素、だし汁を適量加え、撹拌機で均一に混ぜ合わせた
後、約0.1立方メートル程度の柱状にカットした鮭3
kgを加えて更に混ぜ合わせた。この餡を予め用意して
おいた、薄力粉と強力粉から作った皮に適量入れて半月
上に合わせて餃子を作製し、急速冷凍して本発明の餃子
を製造した。
【0016】冷凍にした本発明の魚肉を含有する餃子を
沸騰するお湯で7分間煮て水餃子に調理した。
【0017】歯触りは従来の餃子と同等であり、噛むと
肉汁が内部からでてきた。鮭の風味と魚のさっぱりした
味が良くでた餃子ができた。一方比較として豚肉を除い
た以外は本発明と全く同じ具で作製したものを調理した
結果、粘りのないぱさぱさしたものとなり餃子の旨みも
なかった。
【0018】
【実施例2】実施例1で製造した豚肉と魚肉を含有する
本発明の餃子の冷凍品を、鉄鍋に油を引いた上に乗せ
た。水を適量加えて蓋をして、強火で7分間加熱調理し
た。
【0019】調理した本発明の餃子は鮭の香りを有し、
鮭のまろやかさを豚肉が助けるような従来にない味であ
った。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】豚肉を主材としてなる餃子において魚肉を
    含有することを特徴とする食品。
  2. 【請求項2】 豚肉の重量に対し魚肉を1〜50重量%
    含有することを特徴とする請求項1記載の食品。
  3. 【請求項3】魚肉が0.01立方センチメートル〜5立
    方センチメートルの大きさにカットしてあることを特徴
    とする請求項1記載の食品
  4. 【請求項4】魚肉が鮭肉であることを特徴とする請求項
    1記載の食品。
  5. 【請求項5】豚肉と魚肉を含有する餃子を冷凍にした
    後、加熱調理することを特徴とする請求項1記載の食品
    の調理方法
JP9320270A 1997-10-16 1997-10-16 豚肉と魚肉を含有する餃子および調理方法 Pending JPH11113541A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110037254A (zh) * 2019-03-25 2019-07-23 长沙理工大学 一种鱼豆腐的制备方法及其装置
CN113575874A (zh) * 2021-08-03 2021-11-02 西南林业大学 一种天麻保健鱼丸及其制作方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110037254A (zh) * 2019-03-25 2019-07-23 长沙理工大学 一种鱼豆腐的制备方法及其装置
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