JPH11113035A - 交換機における呼接続制御方法 - Google Patents

交換機における呼接続制御方法

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JPH11113035A
JPH11113035A JP9269419A JP26941997A JPH11113035A JP H11113035 A JPH11113035 A JP H11113035A JP 9269419 A JP9269419 A JP 9269419A JP 26941997 A JP26941997 A JP 26941997A JP H11113035 A JPH11113035 A JP H11113035A
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area
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telephone
code
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JP9269419A
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Osamu Takahashi
理 高橋
Toshiaki Kobayashi
俊昭 小林
Masayuki Honma
雅之 本間
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q3/00Selecting arrangements
    • H04Q3/0016Arrangements providing connection between exchanges
    • H04Q3/0029Provisions for intelligent networking

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ量の増加を抑制でき、しかも、簡単な
処理で複数の市外局番を1台の交換機で制御する。 【解決手段】 市外局番が異なる複数の地域TCA1,
TCA2における各市外局番(045,044)のうち共通番
号部分(04)を内部市外局番とし、非共通番号部分(5,
4)を市内局番(111〜113,221〜223)の先頭に付加した番
号を内部市内局番(5111〜5113,4221〜4223)とし、該内
部市外局番及び内部市内局番よりなる電話番号構成に従
って電話番号翻訳テーブルを作成し、交換機EXは該翻
訳テーブルを用いて交換サービス制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交換機における呼接
続制御方法に係わり、特に、市外局番が異なる複数の地
域の加入者に対する呼接続制御を行う交換機、及び該交
換機における呼接続制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】過疎地等においては、1つの市外局番内
に収容される電話加入者数は都市部と比較すると格段に
少なくなる。そうした背景の中で、市外局番毎に交換機
を配置する事は、コスト的にも割高になるため、リモー
ト集線装置等を用いて複数の市外局番を1台の交換機で
制御する事が求られている。しかし、複数の市外局番を
1台の交換機で制御する場合、以下の問題が生じてい
た。
【0003】1) 1つの市外局番の制御機能しか持たな
い交換機に対して、複数の市外局番を制御する機能を持
たせる場合、大規模なデーターメモリの拡張及び、ソフ
トウェアの改造が必要となる。 2) 複数の市外局番からの特番サービス呼(警察、消防
等)に対し、従来はどの市外局番から発信しても集中特
番受付センターへの着信呼となり発信加入者と同一エリ
ア内の特番受付センターへの着信ができなかった。しか
し、顧客によっては発信加入者と同一エリア内の特番受
付センターへ着信させたいというニーズが存在する。 3) 従来、異なるサービスを提供する場合は、各サービ
ス対応の番号を用いて提供している。しかし、顧客によ
っては同一のサービス番号を用いて加入者の属性により
異なるサービスを受けたいというニーズがある。従来、
かかるニーズに対応できない。 以下、上記1)〜3)について詳しく説明する。
【0004】1) 大規模データメモリ、ソフトウェアの
改造必要性 図18は各市外局番地域に交換機を有する電話網構成図
である。TCA1は市外局番045の市外局番地域(0
45地域)、TCA2は市外局番044の市外局番地域
(044地域)、LA11〜LA13はそれぞれ市内局
番として111,112,113を有する045地域内
の市内地域、LA21〜LA23はそれぞれ市内局番と
して221,222,223を有する044地域内の市
内地域である。TEX1は045地域TCA1に設けら
れた交換機、TEX2は044地域TCA2に設けられ
た交換機であり、それぞれ電話番号翻訳テーブルNTT
1,NTT2を備えている。SNRは110(警察
署)、あるいは119(消防署)等の特番を受け付ける
集中特番受付センター、SNR1は045地域に設けら
れた特番受付センター、SNR2は044地域に設けら
れた特番受付センターである。
【0005】かかる図18に示す2つの市外局番地域T
CA1,TCA2を1台の交換機で制御する場合、電話
番号翻訳テーブルNTT1,NTT2を該交換機に設け
る必要がある。各市外局番地域内の市内局番数を64、各
市内局に収容できる加入者数を10000とすると、電話番
号翻訳テーブルとして1市外局番地域当り64×10000の
記憶エリアが必要になり、2市外局番地域をまとめる
と、2×64×10000の記憶エリアが必要になり、10市外
局番地域をまとめると、10×64×10000の記憶エリアが
必要になり、電話番号翻訳テーブルを記憶するためのメ
モリが大規模になっなる。図19は10市外局番地域を
まとめた場合の電話番号翻訳テーブルの構成説明図であ
り、市外局番を収容するテーブルNTTaに0〜9の10記
憶エリア、1つの市外局番に応じた市内局番を収容する
テーブルNTTbに0〜63の64記憶エリア、1つの市内
局番に応じた加入者を収容するテーブルNTTcに0〜9
999の10000記憶エリアが必要になり、トータル10×64×
10000の記憶エリアが必要になる。以上のように、1つ
の市外局番の制御機能しか持たない交換機に対して、複
数の市外局番を制御する機能を持たせる場合、大規模な
データーメモリが必要になる。
【0006】又、図20に示すように2つの市外局番地
域TCA1,TCA2を1台の交換機EXで制御する場
合、(1) 発呼者と着信先が同一市外局番地域に存在すれ
ば市外局番を発信しなくても通話ができ、(2) 発呼者と
着信先が異なる市外局番地域に存在すれば市外局番を発
信しないと通話ができないように呼接続制御する必要が
ある。例えば、加入者Aが自分と同一の市外局番地域
(045地域)TCA1に存在する着信先Bと通話する
ためには、Bの電話番号112-1001をダイヤルするだけで
よく、又、加入者Aが自分と異なる市外局番地域(04
4地域)TCA2に存在する着信先Cと通話するには市
外局番を付加した電話番号044-221-1001をダイヤルしな
ければならない。このように制御する理由は、044地
域TCA2に112-1001の電話番号を有する加入者Dが存
在する場合、発呼者Aが112-1001と発呼すると、交換機
EXはA−B間のパスを接続せず、誤ってA−D間のパ
ス接続をすることがあるからである。かかる制御を行う
ためには大規模なソフトウェアの改造を必要とする。
【0007】2) 同一エリア内の特番受付センターへの
着信の必要性 図18に示す電話網において、従来は、どの市外局番0
45,044地域から特番発信しても集中特番受付セン
ターSNRへの着信呼となり、発信加入者を同一エリア
内の特番受付センターSNR1、SNR2へ直接着信す
ることができない。すなわち、図21に示すように、市
外局番地域TCA1の加入者Aが特番をダイヤルする
と、まず、集中特番受付センターSNRへ着信し、しか
る後、必要に応じて加入者Aと市外局番地域TCA1内
の特番受付センターSNR1間のパスが確立して通話が
できるようになる。しかし、かかる特番接続方式では、
交換機TEX1と集中特番受付センターSNR間が地震
その他の理由で通信不可能になると、045地域TCA
1の加入者から特番発信ができなくなる。同様に、交換
機TEX2と集中特番受付センターSNR間が地震その
他の理由で通信不可能になると、044地域TCA2の
加入者から特番発信ができなくなる。
【0008】3) サービス番号の変換 サービスの番号計画を変更することなく加入者の属性に
より、同一サービス番号であっても異なるサービスを提
供することが要望されている。例えば、国際電話の発信
に際して着信先番号xxxxxxxxxの前に”001”の3桁
の国際電話サービス番号が付加される。かかる001番
号を用いた国際電話を行うと一定期間毎に加入者が登録
してある銀行口座に課金請求される。ところで、国際電
話の発信に際して着信先番号の前に”002”の3桁の
番号を付加し、かつ、着信先番号以降にクレジットカー
ドNO.を付加すると、クレジットカードNO.に応じ
た銀行口座に課金請求するサービスが開始されている。
かかるサービスは、出先等において他人の電話機を用い
て海外へ電話する場合等に便利である。ところで、加入
者によっては後者のサービスも”001”を用いて行い
たい人もいる。すなわち、サービス番号001は、ある
加入者にとってはクレジットカードNO.に応じた口座
に課金される国産電話サービスとなるが、別の加入者に
とっては電話事業者と契約してある口座に課金される国
際電話サービスとなる。このように、類似したサービス
の場合は、加入者の属性により、同一サービス番号であ
っても異なるサービスを提供する必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来
は、複数の市外局番を1台の交換機で制御する場合、大
規模なデーターメモリが必要になり、しかも、大規模な
ソフトウェアの改造が必要となる問題がある。又、従来
は発信加入者と集中特番受付センター間の通信が不可能
になると、該発信加入者を同一エリア内の特番受付セン
ターへ着信することができない問題がある。更に、従来
は、加入者によっては同一サービス番号であっても異な
るサービスを受けたい場合があるが、かかる要望に対応
できない問題がある。
【0010】以上から本発明の目的は、メモリ量の増加
を抑制でき、しかも、簡単なソフトウェアの改造で複数
の市外局番を1台の交換機で制御できるようにすること
である。本発明の別の目的は、集中特番受付センターと
の通信が不可能になっても、発信加入者を直接同一エリ
ア内の特番受付センターへ着信させることができるよう
にすることである。本発明の別の目的は、加入者に応じ
て同一サービス番号であっても異なるサービスを受けれ
るようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は本発明
によれば、(1) 市外局番が異なる複数の地域における各
市外局番のうち共通番号部分を内部市外局番とし、非共
通番号部分を以降に続く市内局番に付加した番号を内部
市内局番とし、該内部市外局番及び内部市内局番よりな
る電話番号構成に従って作成された電話番号翻訳テーブ
ル、(2) 該翻訳テーブルを用いて交換サービス制御を行
う制御部を備えた交換機により達成される。
【0012】上記第1の目的は、また、(1) 内部市外局
番及び内部市内局番よりなる電話番号構成に従って作成
され、かつ、電話機より発信された市内局番に市外局番
を付加すべきか否かを示す市外局番付加実施データを市
内局番に対応させて保持する電話番号翻訳テーブル、
(2) 加入者データを保持すると共に該加入者データに加
入者の所在する市内地域を特定する市内局番コードを付
加してなる加入者テーブル、(3) 市内局番コードが特定
する市内地域の市外局番を記憶する市内局番コード・市
外局番変換テーブル、(4) 電話機より市内局番で発呼が
なされた時、前記翻訳テーブルの市外局番付加実施デー
タを参照して、該市内局番に市外局番を付加すべきであ
るか判断し、付加すべき場合には、発呼者が所在する市
内地域の市外局番を、前記加入者テーブル及び市内局番
コード・市外局番変換テーブルより求め、該求めた市外
局番を前記電話機より受信した電話番号の先頭に付加し
て呼接続処理を行う制御部を備えた交換機により達成さ
れる。
【0013】上記第1の目的は、更に、制御部は発呼者
と着信先が同一の市外局番地域に所在するか判断し、同
一の市外局番地域に所在する場合には呼接続制御を行
い、同一の市外局番地域に所在しない場合には、市外局
番を付加してダイヤルするよう音声案内することにより
達成される。
【0014】前記第2の目的は、本発明によれば、(1)
内部市外局番及び内部市内局番よりなる電話番号構成に
従って作成され、かつ、電話機より発信された特番に市
外局番を付加すべきか否かを示す市外局番付加実施デー
タを特番に対応させて保持する電話番号翻訳テーブル、
(2) 加入者データを保持すると共に該加入者データに加
入者の所在する市内地域を特定する市内局番コードを付
加してなる加入者テーブル、(3) 市内局番コードが特定
する市内地域の市外局番を記憶する市内局番コード・市
外局番変換テーブル、(4) 電話機より特番で発呼がなさ
れた時、前記翻訳テーブルの市外局番付加実施データを
参照して、該特番に市外局番を付加すべきであるか判断
し、付加すべき場合には、発呼者が所在する市内地域の
市外局番を、前記加入者テーブル及び市内局番コード・
市外局番変換テーブルより求め、該求めた市外局番を前
記特番の先頭に付加して呼接続処理を行う制御部を備え
た交換機により達成される。
【0015】前記第3の目的は本発明によれば、(1) 内
部市外局番及び内部市内局番よりなる電話番号構成に従
って作成され、かつ、電話機より発信されたサービス番
号が加入者対応の別の番号に変換可能であるか否かを示
す番号変換実施データを該サービス番号に対応させて保
持する電話番号翻訳テーブル、(2) 加入者データを保持
すると共に該加入者データに前記別の番号あるいは該別
の番号を検索するための検索データを付加してなる加入
者テーブル、(3) 電話機よりサービス番号が入力された
時、前記翻訳テーブルの番号変換実施データを参照し
て、該サービス番号が別の番号に変換可能であるか判断
し、変換可能であれば、発呼者の加入者データに付加さ
れている前記番号あるいは検索データが指示する番号で
サービス番号を変更して呼接続処理を行う制御部を備え
た交換機により達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】
(a)電話網の構成 図1は本発明の電話網の構成図であり、市外局番が異な
る複数の地域(市外局番地域)に共通に1台の交換機を
設け、該交換機により各地域の加入者に対する呼接続制
御を行う構成を有している。図中、TCA1は市外局番
045の市外局番地域(045地域)、TCA2は市外
局番044の市外局番地域(044地域)、LA11〜
LA13はそれぞれ市内局番として111,112,1
13を有する045地域内の市内地域、LA21〜LA
23はそれぞれ市内局番として221,222,223
を有する044地域内の市内地域である。UARは市外
局番地域(045地域)TCA1と市外局番地域(04
4地域)TCA2を統合した統合地域である。EXは市
外局番地域(045地域)TCA1と市外局番地域(0
44地域)TCA2を統合した統合地域UARに共通に
設けられた交換機、SNRは110(警察署呼出し)の
特番を受け付ける集中特番受付センター、SNR1は0
45地域に設けられた特番受付センター、SNR2は0
44地域に設けられた特番受付センターである。
【0017】(b)電話番号構成 図2は市外局番地域(045地域)TCA1と市外局番
地域(044地域)TCA2を統合した統合地域UAR
における電話番号構成の説明図である。図2(a)は従
来(図18参照)における電話番号構成であり、図2
(b)は本発明の電話番号構成説明図である。本発明で
は、(1) 市外局番地域TCA1,TCA2における市外
局番045,044のうち共通番号部分”04”を内部
市外局番とし、(2) 市外局番045における非共通番号
部分”5”を以降に続く市内局番111,112,11
3の先頭に付加した番号5111,5112,5113
を内部市内局番とし、更に、(3) 市外局番044におけ
る非共通番号部分”4”を以降に続く市内局番221,
222,223の先頭に付加した番号4221,422
2,4223を内部市内局番とする。交換機EXは、内
部市外局番”04”及び内部市内局番5111〜422
3よりなる電話番号構成に従って電話番号翻訳テーブル
(図示せず)を作成し、該翻訳テーブルを用いて呼接続
制御を行う。
【0018】図3は本発明の電話番号構成における電話
番号翻訳テーブルNTTの構成説明図である。過疎地等
において電話加入者数が少ない複数の市外局番を1台の
交換機で制御するものであるため、加入者数として64×
10000程度確保すれば十分である。そこで、統合地域
(内部市外局番04地域)UAR内における市内局番の
数を64、各市内局番に収容できる最大加入者数を10000
とすると、電話番号翻訳テーブルNTTは1つの内部市
外局番に対して64×10000の記憶エリアが必要になるだ
けである。しかしながら、図19に示した従来の電話番
号構成法では、加入者数として64×10000程度確保する
だけで良くても、2つの市外局番地域を統合する場合に
は、2×64×10000の記憶エリアが必要になり、一般にn
個の市外局番地域を統合する場合には、n×64×10000の
大きな記憶エリアが必要になる。
【0019】(c)交換機の構成 図4は交換機の構成図である。図中、EXはデジタル交
換機、11a〜11nは加入者装置(電話機)、12a
〜12nは電話回線(加入者回線)、13a,13mは
局線(トランク)である。交換機EXにおいて、21a
〜21nは各加入者装置に接続された加入者回路(L
C)、22は空間スイッチ、時間スイッチ等で構成され
た通話路回路、23a〜23mは局線(トランク回線)
に接続されたトランク回路(TC)、24は各種音声案
内をするアナウンスメント装置、25は通話路回路を制
御してパスの接続/切断、その他の呼制御を行う制御装
置(プロセッサ)、26は各種データを記憶する主記憶
装置である。
【0020】図5は交換機の主要部の機能構成図であ
り、11は加入者装置(電話機)、21は加入者回路、
23はトランク回路、25は制御装置、26は主記憶装
置である。加入者回路21には加入者線回線監視制御部
31が設けられており、加入者(電話機)11からのオ
ン/オフフック検出及び、数字受信等を行い、トランク
回路23にはトランク回線監視制御部32が設けられて
おり、トランクからの発呼/切断の検出及び、数字受信
等を行うようになっている。制御装置25において、3
3は加入者線呼処理接続制御部であり、加入者の呼設定
/解除に伴う状態管理及び、加入者からの受信数字の翻
訳・接続処理を行うもの、34はトランク呼処理接続制
御部であり、トランクを使用しての接続に伴う呼状態管
理及びトランクからの受信数字の翻訳・接続処理を行
う。
【0021】主記憶装置26において、41は加入者テ
ーブルであり、加入者番号に対応させて、たとえば、
(1) 加入者の電話料支払い状況、(2) 契約しているサー
ビス、(3) 加入者の所在する市内局番地域を特定する市
内局番コード(NOC:Normalized Office Code)、
(4) 番号変換情報索引値等の加入者データを記憶するも
の、42は図2で説明した内部市外局番及び内部市内局
番よりなる電話番号構成に従って作成された電話番号翻
訳テーブル(以後単に翻訳テーブルという)、43は市
内局番コード(NOC)・市外局番変換テーブルであ
り、市内局番コードに対応させて、(1) 市外局番と、
(2) 内部市内番号を記憶するもの、44は番号変換テー
ブルであり、サービス番号を加入者対応の別の番号に変
換する場合、加入者の番号変換情報索引値が示すエリア
に該別の番号を記憶するものである。
【0022】(d)翻訳テーブル 翻訳テーブル42は電話番号の各桁に応じたテーブルT
1〜Tnを備え(図6ではT1〜T3しか示していな
い)、各テーブルは番号が入力された時、該入力番号に
基づいて次の桁の番号を待つか否かを示すようになって
いる。すなわち、次の番号を待つ場合には、次の桁のテ
ーブル先頭位置を示し、待たない場合、例えば、入力ミ
スでありえない番号入力があった場合、その旨を出力し
て以降の翻訳を中止するようになっている。また、市外
局番や市内番号、特番、サービス番号に対応して翻訳デ
ータTRDTが所定の翻訳テーブルに記憶されるように
なっている。
【0023】例えば、3桁目の翻訳テーブルT3には、
市内局番あるいは特番あるいはサービス番号に対応し
て、以下の情報を有する翻訳データTRDT、(1) 次の
テーブル位置(NEXTデータ)、(2) 市内局番コード(着
側NOC)、(3) 電話機より発信された市内局番に市外
局番を付加するか否かを示す市外局番付加実施表示NC
GI、(4) 電話機より発信されたサービス番号が加入者
対応の別の番号に変換可能であるか否かを示す番号変換
実施表示TCAI等が保持されるようになっている。市
外局番付加実施表示NCGIと番号変換実施表示TCA
Iをまとめて電話番号付加識別情報TNAIという。
【0024】(e)市内局番コード・市外局番変換テー
ブル 市内局番コード・市外局番変換テーブル43は図7に示
すように、市内局番コード(NOC)に対応させて、
(1) 市内局番コード(NOC)が示す地域の市外局番
と、(2) 該地域の内部市内番号を記憶する。市内局番コ
ード・市外局番変換テーブル43は、電話機より発信さ
れた市内局番に市外局番を付加する際に参照される。す
なわち、市外局番付加実施表示NCGI(図6)が”
1”の場合、加入者テーブル41より発呼者が所在する
市内地域の市内局番コード(NOC)を求め、該市内局
番コード(NOC)が示す市内地域の市外局番を市内局
番コード・市外局番変換テーブル43より求め、該市外
局番を電話機より発信された市内局番に付加する。
【0025】(f)番号変換テーブル 番号変換テーブル44は図8に示すように、番号変換情
報索引値(NEX)に対応させて加入者対応のサービス
番号(番号変換情報)を記憶する。すなわち、サービス
番号を加入者対応の別の番号に変換する場合、加入者の
番号変換情報索引値NEXが示すエリアに該別のサービ
ス番号(番号変換情報)を記憶する。番号変換テーブル
44は、電話機より発信されたサービス番号を加入者対
応の別のサービス番号に変換する際に参照される。すな
わち、電話機より発信されたサービス番号の番号変換実
施表示TCAI(図6)が”1”の場合、加入者テーブ
ル41より発呼者の番号変換情報索引値NEXを求め、
該索引値(NEX)が示す番号変換情報(サービス番
号)を番号変換テーブル44より求め、該サービス番号
で電話機より発信されたサービス番号を変更する。
【0026】(g)呼接続処理 図9は加入者がダイヤル入力して翻訳処理を実行するま
でのイベントシーケンス説明図、図10〜図12は本発
明の呼接続処理フローであり、図10は市内局番をダイ
ヤルした場合の処理フロー、図11は特番(警察署呼出
し特番)をダイヤルした場合の処理フロー、図12はサ
ービス番号をダイヤルした場合の処理フローである。図
1における加入者番号111-1001の加入者(d)がオフフッ
クすると(図9)、該オフフックは加入者線回線監視制
御部31により検出され、加入者線呼処理接続制御部3
3に通知される()。このオフフック通知により、加入
者線呼処理接続制御部33は加入者線回線監視制御部3
1に数字受信の開始を指示し()、加入者線回線監視制
御部31は該指示により加入者(d)のダイヤル数字を受
信し()、該受信数字を加入者線呼処理接続制御部33
に入力する()。しかる後、加入者線呼処理接続制御部
33は受信数字の翻訳処理を行い()、翻訳結果に応じ
た処理を行う。図10〜図12は翻訳以降の処理フロー
である。尚、発信加入者(d)は、加入者番号112-1001の
加入者(e)及び加入者番号221-1001の加入者(f)と通話す
る場合において、市外局番(045,044)をダイヤルしない
ものとし、また、警察署呼出しに際しては特番100を直
接ダイヤルするものとし、更には国際電話サービスにお
いて、"001 XXXXXXX"をダイヤルするものとする。
【0027】加入者線呼処理接続制御部33は受信した
ダイヤル電番をもとに翻訳テーブル42の索引を行う
(図10ステップ101)。最初の3桁入力により得ら
れた翻訳データTRDTにおいてCAT=22であるか
チェックする(ステップ102)。図13に示すよう
に、最初の3桁が市外局番045あるいは044の場合
における翻訳データTRDTのCATは22であるか
ら、ステップ102は最初の3桁が市外局番であるかを
チェックするステップである。CAT=22であれば、
入力された電話番号に基づいて既存の呼接続処理を行う
(ステップ103)。一方、CAT=22でなければ、
翻訳データTRDT(図14〜図17参照)より、電話
番号付加識別情報TNAIと着信側の市外局番コード
(NOC)を抽出し(ステップ104)、該電話番号付
加識別情報TNAIを構成する市外局番付加実施表示N
CGIと番号変換実施表示TCAIの”1”,”0”を
判別する(ステップ105)。
【0028】市外局番付加実施表示NCGI=”0”、
番号変換実施表示TCAI=”0”であれば、入力され
た電話番号に基づいて既存の呼接続処理を行う(ステッ
プ106)。市外局番付加実施表示NCGI=”1”で
あれば(図14〜図16)、ステップ107以降の処理
を行い、番号変換実施表示TCAI=”1”であれば
(図17)、ステップ301以降の処理を行う。尚、市
外局番付加実施表示NCGIと番号変換実施表示TCA
Iが同時に”1”になることはないものとする。また、
予め、翻訳テーブルTRDTに、(1) 市外局番の付与を
必要とするか否かを市外局番付加実施表示NCGIによ
り市内局番、特番毎に設定しておくと共に、(2) サービ
ス番号の変換を必要とするか否かを番号変換実施表示T
CAIによりサービス番号毎に設定しておく。
【0029】市外局番付加実施表示NCGIと番号変換
実施表示TCAIの判別の結果、市外局番付加実施表示
NCGI=”1”であれば、入力された3桁が特番であ
るかチェックする(ステップ107)。特番であるか否
かは翻訳データTRDTに含まれる特番表示データ(図
示せず)を参照することにより認識できる。特番でなけ
れば、すなわち、最初の3桁が市内局番であれば(図1
4、図15)、ステップ108以降の処理を行い、特番
であれば(図16)、ステップ201以降の処理を行
う。最初の3桁が市内局番であれば(図14の場合は”
112"、図15の場合は”221")、加入者テーブル41を
発信加入者(d)の加入者番号(111-10001)で索引し、発信
加入者(d)が所在する市内地域を特定する市内局番コー
ド(NOC)を抽出する(ステップ108)。
【0030】ついで、市内局番コード・市内局番変換テ
ーブル43をステップ108で求めた市内局番コード
(NOC)で検索し、発信加入者の市外局番(045)及び
内部市内番号(5111)を抽出する(ステップ109)。市
外局番(045)を抽出すれば、該市外局番を受信したダイ
ヤル番号(市内番号112または221)の先頭に付加する
(ステップ110)。これにより、112→045 112, 221→
045 221となる。しかる後、市外局番を付加したダイヤ
ル数字に基づいて翻訳テーブル42を用いて再翻訳する
(ステップ111)。着信先が発信加入者の市外局番と
同一地域に存在する場合には、市外局番を付加された電
話番号(045 112)は現実に存在するから(ステップ11
2)、既存呼接続処理により発信加入者と着信先の間の
コネクションを張る(ステップ113)。しかし、着信
先が発信加入者の市外局番と同一地域に存在しない場合
には、市外局番を付加された電話番号(044 221)は存在
しないため呼接続処理を中断し、アナウンスメント装置
を発信加入者に接続し、市外局番を付けてダイヤルする
よう案内する(ステップ114)。
【0031】着信先が発信加入者の市外局番と同一地域
に存在するか否かは、以下のようにして認識することも
できる。すなわち、発信加入者と着信先の市内局番コー
ド(NOC)が加入者テーブル41及び翻訳テーブル
(翻訳データ)より判明するから(図14、図15参
照)、これら市内局番コード(NOC)を用いて市外局
番変換テーブル43より、それぞれの市外局番、内部市
内番号を読出して比較する。着信先と発信加入者の市外
局番が一致するか、あるいは、内部市内番号の先頭の値
が一致すれば(図14)、着信先と発信加入者は同一市
外局番地域に存在する。しかし、着信先と発信加入者の
市外局番が一致しない場合、あるいは、内部市内番号の
先頭の値が一致しない場合(図15)、着信先と発信加
入者は同一市外局番地域に存在しない。
【0032】従って、以下のように処理することもでき
る。すなわち、上記処理により着信先と発信加入者が同
一市外局番地域に存在するかチェックし(ステップ11
2)、同一市外局番地域に存在すれば再翻訳により既存
の呼接続処理を行い(ステップ113)、存在しなけれ
ば、直ちに呼接続処理を停止して市外局番を付けてダイ
ヤルするよう案内する(ステップ114)。以上は、最
初の3桁のダイヤル数字が市内局番の場合である。しか
し、ステップ107において、最初の3桁のダイヤル数
字が特番(=110)の場合には(図16)、加入テーブル
41を発信加入者(d)の加入者番号(111-1001)で索引
し、発信加入者(d)が所在する市内地域を特定する市内
局番コード(NOC)を抽出する(ステップ201)。
【0033】ついで、市内局番コード・市内局番変換テ
ーブル43をステップ201で求めた市内局番コード
(NOC)で検索し、発信加入者の市外局番(045)を抽
出する(ステップ202)。市外局番(045)を抽出すれ
ば、該市外局番を受信したダイヤル番号(110)の先頭
に付加する(ステップ203)。これにより、110→045
110となる。しかる後、市外局番を付加したダイヤル数
字045 110に基づいて翻訳テーブル42を用いて再翻訳
することにより発信加入者(d)を特番受付センターSN
R1に接続することができる。従って、正常時には、特
番110に応じた市外局番付加実施表示NCGIを”0”
にセットしておき、各加入者からの特番ダイヤルにより
該加入者を集中特番受付センターSNRに接続する。そ
して、地震その他の事情により加入者と集中特番受付セ
ンターSNR間の接続が不能になったとき、交換機EX
の翻訳テーブルにおける特番110に応じた市外局番付
加実施表示NCGIを”1”にセットする。これによ
り、加入者は特番をダイヤルすれば同一局番地域の特番
受付センターに接続されるため、該センターに事件を通
報することができる。
【0034】以上は、最初の3桁のダイヤル数字が市内
局番あるいは特番の場合である。しかし、ステップ10
5において、最初の3桁数字がサービス番号(例えば00
1)であり、該サービス番号に応じた番号変換実施表示T
CAIが”1”であれば(図17)、加入テーブル41
を発信加入者(d)の加入者番号(111-1001)で索引し、発
信加入者の番号変換情報索引値NEXを抽出する(ステ
ップ301)。ついで、番号変換テーブル44をステッ
プ301で求めた番号変換情報索引値NEXで検索し、
番号変換情報(002)を抽出する(ステップ302)。
【0035】番号変換情報(002)を抽出すれば、該番号
変換情報(002)で受信したサービス番号(001)を置き換
え、001-xxxxxxxxを002-xxxxxxxxにする(ステップ30
3)。しかる後、サービス番号変換後の002-xxxxxxxxを
用いて再翻訳して国際電話サービスを実行する(ステッ
プ304)。これにより、番号計画の変更なしに仕様の
異なるサービスが実施可能となる。すなわち、上記例で
は、再翻訳時の電話番号は、"002-xxxxxxxx"となり、国
際サービス呼(001)と異なる国際サービス呼(002)を実施
できる。以上では、加入者テーブル41に番号変換情報
索引値NEXを記憶し、番号変換テーブル44を番号変
換情報索引値NEXで検索して番号変換情報を抽出した
が、加入者テーブル41の加入者データに番号変換情報
を保持させるようにして番号変換テーブル44を省略す
ることもできる。以上、本発明を実施例により説明した
が、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い
種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するも
のではない。
【0036】
【発明の効果】以上本発明によれば、市外局番が異なる
複数の地域における各市外局番のうち共通番号部分を内
部市外局番とし、非共通番号部分を以降に続く市内局番
に付加した番号を内部市内局番とし、該内部市外局番及
び内部市内局番よりなる電話番号構成に従って電話番号
翻訳テーブルを作成し、該翻訳テーブルを用いて交換サ
ービス制御を行うようにしたから、市外局番が異なる複
数の地域の加入者に対する交換制御を1台の交換機で行
う場合であっても、翻訳テーブル等を記憶するデーター
メモリの増加を最小限に留めることができる。
【0037】本発明によれば、発信加入者と着信先が同
一の市外局番地域に存在すれば、ダイヤルした着信先の
市内局番に該着信先の正しい市外局番を付加して発信加
入者と着信先を接続できるようにし、また、発信加入者
と着信先が同一の市外局番地域に存在しなければ、ダイ
ヤルした着信先の市内局番に該着信先の市外局番と異な
る市外局番(発信者の市外局番)を付加して発信加入者と
着信先を接続できないようにしたから、複数の市外局番
地域の交換機を1台の交換機で共通化しても、従前と同
様のダイヤル方法を維持できる。すなわち、同一市外局
番地域では市外局番なしで発呼でき、異なる市外局番地
域間では市外局番なしでは発呼できないように構成する
ことができる。そして、このようにすることにより、異
なる市外局番地域に同一の市内局番が存在する場合の誤
接続を防止できる。
【0038】本発明によれば、(1) 電話機より発信され
た市内局番に市外局番を付加するか否かを示す市外局番
付加実施データを翻訳テーブルに記憶し、(2) 加入者テ
ーブルに保持されている各加入者データに加入者の所在
する市内地域を特定する市内局番コードを付加し、(3)
市内局番コードが特定する市内地域の市外局番を記憶す
る市内局番コード・市外局番変換テーブルを設け、(4)
電話機より市内局番で発呼された時、翻訳テーブルの市
外局番付加実施データを参照して、該市内局番に市外局
番を付加すべきであるか判断し、(5) 付加すべき場合に
は、発呼者が所在する市内地域の市外局番を、加入者テ
ーブル及び市内局番コード・市外局番変換テーブルより
求め、(6) 該求めた市外局番を電話機より受信した電話
番号の先頭に付加して呼接続処理を行うようにしたか
ら、市外局番が異なる複数の地域の加入者に対する交換
制御を1台の交換機で行う場合であっても、従前と同様
のダイヤル方法を維持することができ、しかも、比較的
小規模のソフトウェアの改造で対処することができる。
【0039】また、本発明によれば、発呼者と着信先が
同一の市外局番地域に所在するか判断し、同一の市外局
番地域に所在する場合には呼接続制御を行い、同一の市
外局番地域に所在しない場合には、市外局番を付加して
ダイヤルするよう音声案内するから、市外局番が異なる
複数の地域の加入者に対する交換制御を1台の交換機で
行う場合であっても、比較的小規模のソフトウェアの改
造で対処でき、しかも、音声案内することで、加入者に
対するサービスを向上することができる。
【0040】本発明によれば、(1) 電話機より発信され
た特番に市外局番を付加するか否かを示す市外局番付加
実施データを翻訳テーブルに記憶し、(2) 加入者テーブ
ルの加入者データに加入者の所在する市内地域を特定す
る市内局番コード(NOC)を付加し、(3) 市内局番コード
が特定する市内地域の市外局番を市内局番コード・市外
局番変換テーブルに記憶し、(4) 電話機より特番で発呼
がなされた時、翻訳テーブルの市外局番付加実施データ
を参照して、該特番に市外局番を付加すべきであるか判
断し、(5) 付加すべき場合には、発呼者が所在する市内
地域の市外局番を、前記加入者テーブル及び市内局番コ
ード・市外局番変換テーブルより求め、求めた市外局番
を前記特番の先頭に付加して呼接続処理を行うようにし
たから、加入者を同一市外局番地域の特番受付センター
に接続でき、加入者をして最寄りの特番センターに通報
させることができる。
【0041】本発明によれば、(1) 電話機より発信され
たサービス番号が加入者対応に別の番号に変換可能であ
るか否かを示す番号変換実施データを、該サービス番号
に対応させて翻訳テーブルに記憶し、(2) 加入者テーブ
ルの各加入者データに前記別の番号あるいは該番号を検
索するための検索データを付加し、(3) 電話機よりサー
ビス番号が入力された時、前記翻訳テーブルの番号変換
実施データを参照して、該サービス番号が別の番号に変
換可能であるか判断し、(4) 変換可能であれば、発呼者
の加入者データに付加されている前記番号あるいは検索
データが指示する番号でサービス番号を変更して呼接続
処理を行うようにしたから、サービス番号を用いて加入
者の属性により仕様の異なるサービスの実施が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の市外局番地域に共通に1台の交換機を有
する本発明の電話網の構成図である。
【図2】電話番号構成説明図である。
【図3】電話番号翻訳テーブルの構成説明図である。
【図4】交換機の構成図である。
【図5】交換機主要部の機能構成である。
【図6】翻訳テーブルの説明図である。
【図7】市内局番コード・市外局番変換テーブルの説明
図である。
【図8】番号交換テーブルの説明図である。
【図9】発呼〜翻訳処理実行までのイベントシーケンス
説明図である。
【図10】呼接続処理フロー(市内局番をダイヤル)で
ある。
【図11】呼接続処理フロー(特番をダイヤル)であ
る。
【図12】呼接続処理フロー(サービス番号ダイヤル)
である。
【図13】045ダイヤル時の翻訳データの展開説明図
である。
【図14】112ダイヤル時の呼接続処理説明図であ
る。
【図15】221ダイヤル時の呼接続処理説明図であ
る。
【図16】110ダイヤル時の呼接続処理説明図であ
る。
【図17】001ダイヤル時の呼接続処理説明図であ
る。
【図18】各市外局番地域に交換機を有する電話網構成
図である。
【図19】電話番号翻訳テーブルの構成説明図である。
【図20】市外局番地域をまとめた場合に必要となる呼
接続処理説明図である。
【図21】従来の特番ダイヤル時の不具合説明図であ
る。
【符号の説明】
TCA1・・市外局番045の市外局番地域(045地
域) TCA2・・市外局番044の市外局番地域(044地
域) LA11〜LA13・・045地域内の市内地域 LA21〜LA23・・044地域内の市内地域 UAR・・統合地域 EX・・交換機 SNR・・集中特番受付センター SNR1・・045地域に設けられた特番受付センター SNR2・・044地域に設けられた特番受付センター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 3/42 104 H04Q 3/42 104 3/545 3/545 (72)発明者 本間 雅之 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 市外局番が異なる複数の地域の加入者に
    対する交換制御を行う交換機における呼接続制御方法に
    おいて、 前記複数の地域における各市外局番のうち共通番号部分
    を内部市外局番とし、非共通番号部分を以降に続く市内
    局番に付加した番号を内部市内局番とし、 該内部市外局番及び内部市内局番よりなる電話番号構成
    に従って電話番号翻訳テーブルを作成し、、 該翻訳テーブルを用いて呼接続制御を行うことを特徴と
    する交換機における呼接続制御方法。
  2. 【請求項2】 電話機より発信された市内局番に市外局
    番を付加するか否かを示す市外局番付加実施データを、
    市内局番に対応させて前記翻訳テーブルに記憶し、 加入者テーブルに保持されている各加入者データに加入
    者の所在する市内地域を特定する市内局番コードを付加
    し、 市内局番コードが特定する市内地域の市外局番を記憶す
    る市内局番コード・市外局番変換テーブルを設け、 電話機より市内局番で発呼がなされた時、前記翻訳テー
    ブルの市外局番付加実施データを参照して、該市内局番
    に市外局番を付加すべきであるか判断し、 付加すべき場合には、発呼者が所在する市内地域の市外
    局番を、前記加入者テーブル及び市内局番コード・市外
    局番変換テーブルより求め、 該求めた市外局番を前記電話機より受信した電話番号の
    先頭に付加して呼接続処理を行うことを特徴とする請求
    項1記載の交換機における呼接続制御方法。
  3. 【請求項3】 発呼者と着信先が同一の市外局番地域に
    所在するか判断し、 同一の市外局番地域に所在する場合には呼接続制御を行
    い、 同一の市外局番地域に所在しない場合には、市外局番を
    付加してダイヤルするよう音声案内することを特徴とす
    る請求項2記載の交換機における呼接続制御方法。
  4. 【請求項4】 電話機より発信された特番に市外局番を
    付加するか否かを示す市外局番付加実施データを、該特
    番に対応させて前記翻訳テーブルに記憶し、 加入者テーブルの加入者データに加入者の所在する市内
    地域を特定する市内局番コードを付加し、 市内局番コードが特定する市内地域の市外局番を記憶す
    る市内局番コード・市外局番変換テーブルを設け、 電話機より特番で発呼がなされた時、前記翻訳テーブル
    の市外局番付加実施データを参照して、該特番に市外局
    番を付加すべきであるか判断し、 付加すべき場合には、発呼者が所在する市内地域の市外
    局番を、前記加入者テーブル及び市内局番コード・市外
    局番変換テーブルより求め、 該求めた市外局番を前記特番の先頭に付加して呼接続処
    理を行うことを特徴とする請求項1記載の交換機におけ
    る呼接続制御方法。
  5. 【請求項5】 電話機より発信されたサービス番号が加
    入者対応の別の番号に変換可能であるか否かを示す番号
    変換実施データを、該サービス番号に対応させて前記電
    話番号翻訳テーブルに記憶し、 加入者テーブルの各加入者データに前記別の番号あるい
    は該別の番号を検索するための検索データを付加し、 電話機よりサービス番号が入力された時、前記翻訳テー
    ブルの番号変換実施データを参照して、該サービス番号
    が別の番号に変換可能であるか判断し、 変換可能であれば、発呼者の加入者データに付加されて
    いる前記番号あるいは検索データが指示する番号で前記
    入力されたサービス番号を変更して呼接続処理を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の交換機における呼接続制
    御方法。
  6. 【請求項6】 市外局番が異なる複数の地域の加入者に
    対する呼接続制御を行う交換機において、 前記複数の地域における各市外局番のうち共通番号部分
    を内部市外局番とし、非共通番号部分を以降に続く市内
    局番に付加した番号を内部市内局番とし、該内部市外局
    番及び内部市内局番よりなる電話番号構成に従って作成
    された電話番号翻訳テーブル、 該番号翻訳テーブルを用いて呼接続制御を行う制御部を
    備えたことを特徴とする交換機。
  7. 【請求項7】 市外局番が異なる複数の地域の加入者に
    対する呼接続制御を行う交換機において、 前記複数の地域における各市外局番のうち共通番号部分
    を内部市外局番とし、非共通番号部分を以降に続く市内
    局番に付加した番号を内部市内局番とし、これら内部市
    外局番及び内部市内局番よりなる電話番号構成に従って
    作成され、かつ、電話機より発信された市内局番に市外
    局番を付加すべきか否かを示す市外局番付加実施データ
    を市内局番に対応させて保持する電話番号翻訳テーブ
    ル、 加入者データを保持すると共に該加入者データに加入者
    の所在する市内地域を特定する市内局番コードを付加し
    てなる加入者テーブル、 市内局番コードが特定する市内地域の市外局番を記憶す
    る市内局番コード・市外局番変換テーブル、 電話機より市内局番で発呼がなされた時、前記翻訳テー
    ブルの市外局番付加実施データを参照して、該市内局番
    に市外局番を付加すべきであるか判断し、付加すべき場
    合には、発呼者が所在する市内地域の市外局番を、前記
    加入者テーブル及び市内局番コード・市外局番変換テー
    ブルより求め、該求めた市外局番を前記電話機より受信
    した電話番号の先頭に付加して呼接続処理を行う制御部
    を備えたことを特徴とする交換機。
  8. 【請求項8】 市外局番が異なる複数の地域の加入者に
    対する呼接続制御を行う交換機において、 前記複数の地域における各市外局番のうち共通番号部分
    を内部市外局番とし、非共通番号部分を以降に続く市内
    局番に付加した番号を内部市内局番とし、これら内部市
    外局番及び内部市内局番よりなる電話番号構成に従って
    作成され、かつ、電話機より発信された特番に市外局番
    を付加すべきか否かを示す市外局番付加実施データを特
    番に対応させて保持する電話番号翻訳テーブル、 加入者データを保持すると共に該加入者データに加入者
    の所在する市内地域を特定する市内局番コードを付加し
    てなる加入者テーブル、 市内局番コードが特定する市内地域の市外局番を記憶す
    る市内局番コード・市外局番変換テーブル、 電話機より特番で発呼がなされた時、前記翻訳テーブル
    の市外局番付加実施データを参照して、該特番に市外局
    番を付加すべきであるか判断し、付加すべき場合には、
    発呼者が所在する市内地域の市外局番を、前記加入者テ
    ーブル及び市内局番コード・市外局番変換テーブルより
    求め、該求めた市外局番を前記特番の先頭に付加して呼
    接続処理を行う制御部を備えたことを特徴とする交換
    機。
  9. 【請求項9】 市外局番が異なる複数の地域の加入者に
    対する呼接続制御を行う交換機において、 前記複数の地域における各市外局番のうち共通番号部分
    を内部市外局番とし、非共通番号部分を以降に続く市内
    局番に付加した番号を内部市内局番とし、これら内部市
    外局番及び内部市内局番よりなる電話番号構成に従って
    作成され、かつ、電話機より発信されたサービス番号が
    加入者対応の別の番号に変換可能であるか否かを示す番
    号変換実施データを該サービス番号に対応させて保持す
    る電話番号翻訳テーブル、 加入者データを保持すると共に該加入者データに前記別
    の番号あるいは該別の番号を検索するための検索データ
    を付加してなる加入者テーブル、 電話機よりサービス番号が入力された時、前記翻訳テー
    ブルの番号変換実施データを参照して、該サービス番号
    が別の番号に変換可能であるか判断し、変換可能であれ
    ば、発呼者の加入者データに付加されている前記番号あ
    るいは検索データが指示する番号でサービス番号を変更
    して呼接続処理を行う制御部を備えたことを特徴とする
    交換機。
JP9269419A 1997-10-02 1997-10-02 交換機における呼接続制御方法 Withdrawn JPH11113035A (ja)

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