JPH11111648A - スクライブリング及びそれを用いたテープの除去方法 - Google Patents

スクライブリング及びそれを用いたテープの除去方法

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JPH11111648A
JPH11111648A JP26534597A JP26534597A JPH11111648A JP H11111648 A JPH11111648 A JP H11111648A JP 26534597 A JP26534597 A JP 26534597A JP 26534597 A JP26534597 A JP 26534597A JP H11111648 A JPH11111648 A JP H11111648A
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adhesive tape
scribe ring
scribe
ring
unnecessary
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Masatomi Katagiri
正富 片桐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクライブリング外周から迅速、かつ的確に
不要接着テープの除去を行うことができるスクライブリ
ング及びそれを用いたテープの除去方法を提供する。 【解決手段】 半導体ウエハをダイシングソーにて切断
する前に、この半導体ウエハより大きめのスクライブリ
ング11中央部に粘着テープによって固定し、前記スク
ライブリング11上でカッターにて不要部分を円形カッ
トするウエハマウント工程で用いられるスクライブリン
グにおいて、前記スクライブリング11より不要粘着テ
ープを除去する際に、前記スクライブリング11の円形
カット部12よりスクライブリング11の外周部分13
の表裏面に前記粘着テープが接触する面積を低減した処
理面を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
製造方法の一環である、ウエハマウンタ装置におけるス
クライブリングの構造及びそれを用いたテープ除去方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程において、アッセ
ンブリ工程でウエハ(半導体ウエハ)を粘着シートに接
着させる工程を行うものがウエハマウント装置である。
アッセンブリ工程の説明をすると、ウエハを粘着テープ
に接着し、極薄砥石ブレードを備えたダイサーにてウエ
ハの厚み、もしくは裏面から極少量残して切り込みを行
う。次に、ダイスボンダで拾い易くするために切り込み
を入れたチップとチップを、お互いに更に少量引き離す
エキスパンド粘着テープから離れ易くするためのUV照
射等の工程を経る。
【0003】図15はかかる従来のウエハマウント装置
によるウエハマウント工程図である。 (1)まず、図15(a)に示すように、粘着テープ1
は粘着剤が下側になるようにセットする。 (2)次いで、図15(b)に示すように、ウエハ吸着
ステージ3にウエハ5とスクライブリング6をセットす
る。
【0004】(3)次に、図15(c)に示すように、
ローラー2と共に粘着テープ1端を引き出し、ステージ
4の端に粘着テープ1を押し当て接着させる。 (4)次に、図15(d)に示すように、ローラー2に
より粘着テープ1をウエハ5、スクライブリング6に押
し付け、接着させた後、円形カッター7が下がり、カッ
ター7の刃はCY(図示なし)により1回転し、スクラ
イブリング6の外径、内径の中間部分の位置で切り込み
を行う。
【0005】(5)次に、図15(e)に示すように、
粘着テープ1を円形に切り込むと同時に、粘着テープ1
を横断方向8に円形カッター7で切り取る。 (6)次いで、図15(f)に示すように、カットされ
て残ったテープ9をステージ4及びスクライブリング6
から剥ぎ取り、除去する。スクライブリング6に粘着シ
ート1とウエハ5が一体に貼られた状態のリングをウエ
ハマウント装置より取り外す。
【0006】ここで、スクライブリングの材質は、塩化
ビニール、ステンレスのものが一般的に使用されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のウエハマウント方法では、スクライブリングか
ら不要テープ部を除去する時に、粘着テープとスクライ
ブリングの接着力が強く、粘着テープが切れたり、多大
な力が必要で、また、スクライブリングの変形、テープ
の歪み、また、スクライブリングに貼ったテープが剥が
れる等の問題があった。
【0008】本発明は、上記問題点を除去し、スクライ
ブリング外周から迅速、かつ的確に不要粘着テープの除
去を行うことができるスクライブリング及びそれを用い
たテープの除去方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕半導体ウエハをダイシングソーにて切断する前
に、この半導体ウエハより大きめのスクライブリング中
央部に粘着テープによって固定し、前記スクライブリン
グ上でカッターにて不要部分を円形カットするウエハマ
ウント工程で用いられるスクライブリングにおいて、前
記スクライブリングより不要粘着テープを除去する際
に、前記スクライブリングの円形カット部より外周部分
の表裏面に前記粘着テープが接触する面積を低減した処
理面を設けるようにしたものである。
【0010】〔2〕上記〔1〕記載のスクライブリング
において、前記処理面は、機械加工による溝、凹凸又は
穴である。 〔3〕上記〔1〕記載のスクライブリングにおいて、前
記処理面は、化学処理を施した溝、凹凸又は穴である。 〔4〕半導体ウエハをダイシングソーにて切断する前
に、この半導体ウエハより大きめのスクライブリング中
央部に粘着テープによって固定し、前記スクライブリン
グ上でカッターにて不要部分を円形カットするウエハマ
ウント工程で用いられるスクライブリングからのテープ
の除去方法において、前記スクライブリングより不要粘
着テープを除去する際に、前記スクライブリングの円形
カット部より外周部分の表裏面に前記粘着テープが接触
する面積を低減した処理面から不要接着テープを剥がす
ようにしたものである。
【0011】〔5〕上記〔4〕記載のテープの除去方法
において、前記処理面にドライエアー又は不活性ガスを
噴射しながら不要粘着テープを剥がすようにしたもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1
実施例を示すスクライブリングの斜視図、図2はそのス
クライブリングの部分拡大斜視図である。これらの図に
おいて、11はスクライブリング(金属リング)部、1
2はそのスクライブリング部の外周円形カット部、13
はスクライブリングの外周部分、14はその外周部分の
表裏面に形成される粘着テープが接触する面積を低減し
た処理面としての複数の溝である。
【0013】ウエハマウント装置は、従来技術で示した
図15と同様のものを用いる。すなわち、ウエハとスク
ライブリングをセットするステージ部と粘着テープを引
き出し、粘着テープを押圧する押圧部、押圧後スクライ
ブリング中間部分の位置で円形にカットする円形カッタ
ーと、粘着テープを一定の長さにカットするカッター部
で構成される。
【0014】そこで、この実施例では、スクライブリン
グとして、図1及び図2に示すように、スクライブリン
グ部11とそのスクライブリング部の外周円形カット部
12、スクライブリングの外周部分13、その外周部分
に形成される複数の溝14が設けられたものを用いる。
すなわち、このようなスクライブリングと粘着テープで
ウエハを貼り合わせ、その後、外周円形カット部12に
円形に粘着テープに切り込みを入れ、次に、不要粘着テ
ープ部を剥がす際、不要粘着テープ部の接触面積が少な
くなるように処理面としての複数の溝14が形成されて
いるので、スクライブリングより不要粘着テープ部を除
去する際に、粘着テープが接触する面積が少なくなり、
粘着テープを剥がし易く、その結果、リングの変形防
止、ウエハ割れ、キズ等の防止、装置故障の防止を図る
ことができる。
【0015】上記実施例として、スクライブリングの外
周部に粘着テープが接触する面積を低減した処理面とし
て複数の溝14を形成するようにしたが、この処理面の
構造は図3に示すように、種々の変形が可能である。す
なわち、図3(A)に示すように、幅の広い単一の溝1
5としたり、図3(B)に示すように、2本の溝16と
したり、図3(C)に示すように、外周円形カット部1
2にのみ溝17を形成したり、図3(D)に示すよう
に、外周円形カット部12からテーパ付きの溝18を形
成するようにしても良い。
【0016】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図4は本発明の第2実施例を示すスクライブリング
の斜視図、図5はそのスクライブリングの部分拡大斜視
図である。これらの図において、21はスクライブリン
グ部、22はそのスクライブリング部の外周円形カット
部、23はスクライブリングの外周部分、24はその外
周部分の表裏面に形成される粘着テープが接触する面積
を低減した処理面としての凹凸である。
【0017】そこで、この実施例では、スクライブリン
グとして、図4及び図5に示すように、スクライブリン
グ部21とそのスクライブリング部の外周円形カット部
22、スクライブリングの外周部分23、その外周部分
に形成される凹凸24が設けられたものを用いる。すな
わち、このようなスクライブリングと粘着テープでウエ
ハを貼り合わせ、その後、外周円形カット部22に円形
に粘着テープに切り込みを入れ、次に、不要粘着テープ
部を剥がす際、不要粘着テープ部の接触面積が少なくな
るように処理面としての凹凸24が形成されているの
で、スクライブリングより不要粘着テープ部を除去する
際に、粘着テープが接触する面積が少なくなることにな
り、粘着テープを剥がし易く、その結果、リングの変形
防止、ウエハ割れ、キズ等の防止、装置故障の防止を図
ることができる。
【0018】上記実施例として、スクライブリングの外
周部に粘着テープが接触する面積を低減した処理面とし
て凹凸24を形成するようにしたが、この処理面の構造
は図6に示すように、種々の変形が可能である。すなわ
ち、図6(A)に示すように、微細な凹凸25とした
り、図6(B)に示すように、波状の凹凸26とした
り、図6(C)に示すように、複数の山状の凹凸27と
したり、図6(D)に示すように、複数の山脈状の凹凸
28とするようにしても良い。
【0019】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図7は本発明の第3実施例を示すスクライブリング
の斜視図、図8はそのスクライブリングの部分拡大斜視
図である。これらの図において、31はスクライブリン
グ部、32はそのスクライブリング部の外周円形カット
部、33はスクライブリングの外周部分、34はその外
周部分の表裏面に形成される粘着テープが接触する面積
を低減した処理面としての複数の穴である。
【0020】そこで、この実施例では、スクライブリン
グとして、図7及び図8に示すように、スクライブリン
グ部31とその円形スクライブリング部の外周円形カッ
ト部32、スクライブリングの外周部分33、その外周
部分に形成される複数の穴34が設けられたものを用い
る。すなわち、このようなスクライブリングと粘着テー
プでウエハを貼り合わせ、その後、外周円形カット部3
2の粘着テープに切り込みを入れ、次に、不要粘着テー
プ部を剥がす際、不要粘着テープ部の接触面積が少なく
なるように処理面としての複数の穴34が形成されてい
るので、スクライブリングより不要粘着テープ部を除去
する際に、粘着テープが接触する面積が少なくなること
になり、粘着テープを剥がし易く、その結果、リングの
変形防止、ウエハ割れ、キズ等の防止、装置故障の防止
を図ることができる。
【0021】上記実施例として、スクライブリングの外
周部に粘着テープが接触する面積を低減した処理面とし
て複数の穴34を形成するようにしたが、この処理面の
構造は図9に示すように、種々の変形が可能である。す
なわち、図9(A)に示すように、大きい穴35と小さ
い穴36を組み合わせるようにしたり、図9(B)に示
すように、矩形状の穴37としたり、図9(C)に示す
ように、六角形状の穴38としたり、図9(D)に示す
ように、複数の長溝状の穴39としたりするようにして
も良い。
【0022】次に、上記した粘着テープが接触する面積
を低減した処理面、つまり、溝、凹凸又は穴の形成方法
について説明する。スクライブリングの外周部分の表裏
面にドリルプレス等々の機械加工を施すことにより、図
2、図3、図5、図6、図8又は図9に示すような、
溝、凹凸又は穴を形成する。
【0023】また、上記した粘着テープが接触する面積
を低減した処理面、つまり、溝、凹凸又は穴の形成方法
を機械加工に代えて、スクライブリングの外周部分の表
裏面にメッキ又はエッチング等の化学処理で表面処理を
施すようにしても良い。図10は本発明の第4実施例を
示す化学処理で表面処理を施した外周部分を有するスク
ライブリングの斜視図、図11はその部分拡大断面図で
ある。
【0024】図10(A)及び図11(A)に示すよう
に、スクライブリング部41とそのスクライブリング部
の外周円形カット部42を有し、その外周部分43に化
学処理で複数の溝44を形成する。また、図10(B)
及び図11(B)に示すように、スクライブリング部5
1とそのスクライブリング部の外周円形カット部52を
有し、その外周部分53に化学処理で複数の穴54を形
成する。
【0025】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。図12は本発明の第5実施例を示す粘着テープの除
去方法を示す工程図である。 (1)まず、図12(A)に示すように、ウエハ61と
外周部分64に、前記したような表面処理が施されたス
クライブリング62上に粘着テープ65を貼り付ける。
【0026】(2)次に、図12(B−1)及び図12
(B−2)に示すように、粘着テープ65をスクライブ
リング62の粘着テープカットライン63に沿って、円
形カッター67によって不要粘着テープ部66を除去す
るために、円形に切り込みを入れる。 (3)次に、図12(C)に示すように、不要粘着テー
プ部66を剥がす。
【0027】(4)すると、図12(D−1)及び図1
2(D−2)に示すように、ウエハ61とスクライブリ
ング62に粘着テープ65が貼り付けられる。つまり、
ウエハ61がマウントされる。したがって、スクライブ
リングより不要粘着テープ部を除去する際に、粘着テー
プが接触する面積が少なくなることになり、粘着テープ
を剥がし易く、その結果、リングの変形防止、ウエハ割
れ、キズ等の防止、装置故障の防止を図ることができ
る。
【0028】次に、本発明の第6実施例について説明す
る。図13は本発明の第6実施例を示すテープの除去方
法を示す工程図である。 (1)まず、図13(A)に示すように、図12(A)
と同様に、ウエハ71と外周部分74に前記したような
表面処理が施されたスクライブリング72上に粘着テー
プ75を貼り付ける。
【0029】(2)次に、図13(B)に示すように、
図12(B)と同様に、粘着テープ75をスクライブリ
ング72の粘着テープカットライン73に沿ってカッタ
ー77によって不要粘着テープ部76を除去するために
円形に切り込みを入れる。 (3)次に、図13(C)に示すように、不要粘着テー
プ部76を剥がす際、ステージ70の貫通穴79とスク
ライブリング72の穴部78を不要粘着テープ部76に
位置させ、その貫通穴79と穴部78を介してドライエ
アー又は不活性ガス80を噴射させる。
【0030】(4)すると、図13(D)に示すよう
に、不要粘着テープ部76を剥がすことができる。な
お、この実施例は、前記した第3実施例に示したよう
に、スクライブリングの外周部分に溝が形成される場合
に好適である。図14は本発明の第6実施例の変形例を
示すテープの除去方法を示す要部工程断面図である。
【0031】この実施例では、図13(A)及び図13
(B)の工程を施した後に、図14(A)に示すよう
に、ステージ81上に粘着テープカットライン83でカ
ットされた粘着テープ82がセットされており、その不
要粘着テープ部86の外周部にノズル88が配置され
る。次に、図14(B)に示すように、そのノズル88
からドライエアー又は不活性ガス90を噴射しながら、
不要粘着テープ部86を剥がす。
【0032】このように、不要粘着テープ部の除去時に
粘着側に気体を吹き付ける、吹き付け部を有する機構を
設けて、ドライエアー又は不活性ガスを噴射しながら、
不要粘着テープ部を剥がす。このように、この実施例に
よれば、スクライブリングより不要テープ部を除去する
際に、ドライエアー又は不活性ガスを不要テープ部の粘
着面に噴射することにより、粘着テープを剥がし易くな
り、その結果、リングの変形防止、ウエハ割れ、キズ等
の防止、装置故障の防止を図ることができる。
【0033】また、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (A)スクライブリングより不要粘着テープ部を除去す
る際に、粘着テープが接触する面積が少なくなることに
なり、粘着テープを剥がし易く、その結果、リングの変
形防止、ウエハ割れ、キズ等の防止、装置故障の防止を
図ることができる。
【0035】(B)不要粘着テープ部を剥がす際、ステ
ージの貫通穴とスクライブリングの穴部を不要粘着テー
プ部に位置させ、その貫通穴と穴部を介してドライエア
ー又は不活性ガスを噴射しながら不要粘着テープ部を除
去する。また、スクライブリングより不要テープ部を除
去する際に、ドライエアー又は不活性ガスを不要テープ
部の粘着面に噴射することにより、粘着テープを剥がし
易くなり、その結果、リングの変形防止、ウエハ割れ、
キズ等の防止、装置故障の防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すスクライブリングの
斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すスクライブリングの
部分拡大斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例を示すスクライブリングの
変形例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例を示すスクライブリングの
斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すスクライブリングの
部分拡大斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例を示すスクライブリングの
変形例を示す斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例を示すスクライブリングの
斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例を示すスクライブリングの
部分拡大斜視図である。
【図9】本発明の第3実施例を示すスクライブリングの
変形例を示す斜視図である。
【図10】本発明の第4実施例を示すスクライブリング
の斜視図である。
【図11】本発明の第4実施例を示すスクライブリング
の部分拡大斜視図である。
【図12】本発明の第5実施例を示す粘着テープの除去
方法を示す工程図である。
【図13】本発明の第6実施例を示す粘着テープの除去
方法を示す工程図である。
【図14】本発明の第6実施例の変形例を示す粘着テー
プの除去方法を示す要部工程断面図である。
【図15】従来のウエハマウント装置によるウエハマウ
ント工程図である。
【符号の説明】
11,21,31,41,51 スクライブリング
(金属リング)部 12,22,32,42,52 外周円形カット部 13,23,33,43,53,64,74 外周部
分 14,44 複数の溝(処理面) 15 単一の溝 16 2本の溝 17 溝 18 テーパ付きの溝 24 凹凸(処理面) 25 微細な凹凸 26 波状の凹凸 27 複数の山状の凹凸 28 複数の山脈状の凹凸 34,54 複数の穴(処理面) 35 大きい穴 36 小さい穴 37 矩形状の穴 38 六角形状の穴 39 複数の長溝状の穴 61,71 ウエハ 62,72 スクライブリング 63,73,83 粘着テープカットライン 65,75,82 粘着テープ 66,76,86 不要粘着テープ部 67,77 円形カッター 70,81 ステージ 78 穴部 79 貫通穴 80,90 ドライエアー又は不活性ガス 88 ノズル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハをダイシングソーにて切断
    する前に、該半導体ウエハより大きめのスクライブリン
    グ中央部に粘着テープによって固定し、前記スクライブ
    リング上でカッターにて不要部分を円形カットするウエ
    ハマウント工程で用いられるスクライブリングにおい
    て、 前記スクライブリングより不要粘着テープを除去する際
    に、前記スクライブリングの円形カット部より外周部分
    の表裏面に前記粘着テープが接触する面積を低減した処
    理面を設けるようにしたことを特徴とするスクライブリ
    ング。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスクライブリングにおい
    て、前記処理面は、機械加工による溝、凹凸又は穴であ
    ることを特徴とするスクライブリング。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスクライブリングにおい
    て、前記処理面は、化学処理を施した溝、凹凸又は穴で
    あることを特徴とするスクライブリング。
  4. 【請求項4】 半導体ウエハをダイシングソーにて切断
    する前に、該半導体ウエハより大きめのスクライブリン
    グ中央部に粘着テープによって固定し、前記スクライブ
    リング上でカッターにて不要部分を円形カットするウエ
    ハマウント工程で用いられるスクライブリングからのテ
    ープの除去方法において、 前記スクライブリングより不要粘着テープを除去する際
    に、前記スクライブリングの円形カット部より外周部分
    の表裏面に前記粘着テープが接触する面積を低減した処
    理面から不要接着テープを剥がすことを特徴とするテー
    プの除去方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のテープの除去方法におい
    て、前記処理面にドライエアー又は不活性ガスを噴射し
    ながら不要粘着テープを剥がすことを特徴とするテープ
    の除去方法。
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