JPH11110884A - 磁気ヘッド機構 - Google Patents
磁気ヘッド機構Info
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- JPH11110884A JPH11110884A JP9266924A JP26692497A JPH11110884A JP H11110884 A JPH11110884 A JP H11110884A JP 9266924 A JP9266924 A JP 9266924A JP 26692497 A JP26692497 A JP 26692497A JP H11110884 A JPH11110884 A JP H11110884A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/488—Disposition of heads
- G11B5/4886—Disposition of heads relative to rotating disc
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はケース内で高速回転される磁気ディ
スクに摺接される磁気ヘッドの摺動追従性を確保するこ
とを課題とする。 【解決手段】 磁気ヘッド機構１０は、ヘッド支持台１
１がヘッドキャリジ２及びヘッドアーム３に設けられて
いる。ヘッド支持台１１は、磁気ヘッド１をディスクケ
ース５内の位置で支持するように形成されている。磁気
ヘッド１は、弾性を有するヘッド支持台１１によりキャ
リッジ２及びヘッドアーム３より持ち上げられた状態で
支持される。ヘッド支持台１１の壁部１４及び嵌合部１
５は、ディスクケース５の開口５ａ，５ｂを通過してデ
ィスクケース５の内部で進入するように設けられてい
る。そのため、磁気ディスク６が高速回転しても磁気ヘ
ッド１が安定した状態で揺動しながら磁気ディスク６に
追従でき、十分なヘッドタッチが確保される。
スクに摺接される磁気ヘッドの摺動追従性を確保するこ
とを課題とする。 【解決手段】 磁気ヘッド機構１０は、ヘッド支持台１
１がヘッドキャリジ２及びヘッドアーム３に設けられて
いる。ヘッド支持台１１は、磁気ヘッド１をディスクケ
ース５内の位置で支持するように形成されている。磁気
ヘッド１は、弾性を有するヘッド支持台１１によりキャ
リッジ２及びヘッドアーム３より持ち上げられた状態で
支持される。ヘッド支持台１１の壁部１４及び嵌合部１
５は、ディスクケース５の開口５ａ，５ｂを通過してデ
ィスクケース５の内部で進入するように設けられてい
る。そのため、磁気ディスク６が高速回転しても磁気ヘ
ッド１が安定した状態で揺動しながら磁気ディスク６に
追従でき、十分なヘッドタッチが確保される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ヘッド機構に係
り、特にケース内に収容された磁気ディスクに磁気ヘッ
ドを摺接させて磁気記録再生を行う磁気ヘッド機構に関
する。
り、特にケース内に収容された磁気ディスクに磁気ヘッ
ドを摺接させて磁気記録再生を行う磁気ヘッド機構に関
する。
【０００２】
【従来の技術】例えば可撓性の磁気ディスクが収容され
たディスクケースが装着されて磁気記録再生を行う磁気
ディスク装置では、ケース内に収容された磁気ディスク
に磁気ヘッドを摺接させて磁気記録再生を行う磁気ヘッ
ド機構を有する。図５は従来の磁気ヘッド機構を説明す
るたの斜視図である。また、図６は磁気ヘッド機構を説
明するたの縦断面図である。
たディスクケースが装着されて磁気記録再生を行う磁気
ディスク装置では、ケース内に収容された磁気ディスク
に磁気ヘッドを摺接させて磁気記録再生を行う磁気ヘッ
ド機構を有する。図５は従来の磁気ヘッド機構を説明す
るたの斜視図である。また、図６は磁気ヘッド機構を説
明するたの縦断面図である。
【０００３】図５及び図６に示されるように、従来の磁
気ヘッド機構は、磁気ヘッド１がヘッドキャリジ２及び
ヘッドアーム３に取り付けられたジンバルプレート４の
中央に載置されるように固定される。ジンバルプレート
４は、ディスクケース５の上下面の外側に位置するよう
にディスクケース５から離間した位置で支持されてい
る。そして、磁気ヘッド１は、ジンバルプレート４の取
り付け面４ａからディスクケース５の内部に延在するよ
うに高さ寸法Ｈが決められている。
気ヘッド機構は、磁気ヘッド１がヘッドキャリジ２及び
ヘッドアーム３に取り付けられたジンバルプレート４の
中央に載置されるように固定される。ジンバルプレート
４は、ディスクケース５の上下面の外側に位置するよう
にディスクケース５から離間した位置で支持されてい
る。そして、磁気ヘッド１は、ジンバルプレート４の取
り付け面４ａからディスクケース５の内部に延在するよ
うに高さ寸法Ｈが決められている。
【０００４】磁気ヘッド１は、上面に溝１ａが形成さ
れ、溝１ａの一側にヘッド面１ｂが形成され、且つ溝１
ａの他側にディスク摺動面１ｃが形成されている。ヘッ
ド面１ｂには、Ｒ／Ｗ（リード／ライト）ギャップ及び
イレーズギャップ（共に図示せず）が形成され、ヘッド
面１ａに摺接する磁気ディスク６に磁気記録（書き込
み）又は再生（読み取り）を行う。
れ、溝１ａの一側にヘッド面１ｂが形成され、且つ溝１
ａの他側にディスク摺動面１ｃが形成されている。ヘッ
ド面１ｂには、Ｒ／Ｗ（リード／ライト）ギャップ及び
イレーズギャップ（共に図示せず）が形成され、ヘッド
面１ａに摺接する磁気ディスク６に磁気記録（書き込
み）又は再生（読み取り）を行う。
【０００５】ジンバルプレート４は、薄いステンレス板
により形成されており、取り付け面４ａをＡ方向に揺動
可能に支持する一対の連結部４ｂと、これと直交する方
向で取り付け面４ａをＢ方向に揺動可能に支持する一対
の連結部４ｃとを有する。そのため、ジンバルプレート
４の取り付け面４ａに固着された磁気ヘッド１は、可撓
性を有する磁気ディスク６の変形に応じてＡ方向及びＢ
方向に揺動しながら追従することができるので、ヘッド
面１ａが所定のヘッド圧で磁気ディスク６に摺接する。
により形成されており、取り付け面４ａをＡ方向に揺動
可能に支持する一対の連結部４ｂと、これと直交する方
向で取り付け面４ａをＢ方向に揺動可能に支持する一対
の連結部４ｃとを有する。そのため、ジンバルプレート
４の取り付け面４ａに固着された磁気ヘッド１は、可撓
性を有する磁気ディスク６の変形に応じてＡ方向及びＢ
方向に揺動しながら追従することができるので、ヘッド
面１ａが所定のヘッド圧で磁気ディスク６に摺接する。
【０００６】そして、ジンバルプレート４による押圧力
をベクトルとして考えた場合、ベクトルの作用点Ｇは、
ジンバルプレート４上で連結部４ｂの延長線と連結部４
ｃの延長線とが交差する点、すなわちジンバルプレート
４の中心となる。尚、ジンバルプレート４による押圧力
は、磁気ヘッド１の底面全体に作用するため、作用点Ｇ
は磁気ヘッド１のヘッド圧を考える上での仮想点であ
る。
をベクトルとして考えた場合、ベクトルの作用点Ｇは、
ジンバルプレート４上で連結部４ｂの延長線と連結部４
ｃの延長線とが交差する点、すなわちジンバルプレート
４の中心となる。尚、ジンバルプレート４による押圧力
は、磁気ヘッド１の底面全体に作用するため、作用点Ｇ
は磁気ヘッド１のヘッド圧を考える上での仮想点であ
る。
【０００７】一方、ヘッドキャリジ２及びヘッドアーム
３は、磁気ディスク６が可撓性を有するため、磁気ヘッ
ド１のヘッド面１ａと磁気ディスク６との摺動追従性を
向上させるには、磁気ディスク６に対する磁気ヘッド１
のヘッド圧を確保する必要がある。従来の磁気ヘッド機
構では、ディスクケース５が磁気ディスク装置に装着さ
れると、ディスクケース５のシャッタ（図示せず）によ
り閉塞されていた開口５ａ，５ｂが開くと共に、ヘッド
アーム３が回動してヘッドキャリジ２及びヘッドアーム
３に支持された磁気ヘッド１が開口５ａ，５ｂを通過し
てディスクケース５の内部に進入する。そのため、ジン
バルプレート４はディスクケース５に接触しないように
離間した位置に支持される。
３は、磁気ディスク６が可撓性を有するため、磁気ヘッ
ド１のヘッド面１ａと磁気ディスク６との摺動追従性を
向上させるには、磁気ディスク６に対する磁気ヘッド１
のヘッド圧を確保する必要がある。従来の磁気ヘッド機
構では、ディスクケース５が磁気ディスク装置に装着さ
れると、ディスクケース５のシャッタ（図示せず）によ
り閉塞されていた開口５ａ，５ｂが開くと共に、ヘッド
アーム３が回動してヘッドキャリジ２及びヘッドアーム
３に支持された磁気ヘッド１が開口５ａ，５ｂを通過し
てディスクケース５の内部に進入する。そのため、ジン
バルプレート４はディスクケース５に接触しないように
離間した位置に支持される。
【０００８】よって、従来は、ジンバルプレート４の取
り付け面４ａから磁気ヘッド１のヘッド面１ａまでの距
離Ｈが長くなっていた。
り付け面４ａから磁気ヘッド１のヘッド面１ａまでの距
離Ｈが長くなっていた。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
磁気ヘッド機構では、磁気ヘッド１がヘッドキャリジ２
及びヘッドアーム３に取り付けられたジンバルプレート
４の中央に載置されるように固定されるため、磁気ディ
スク６に磁気ヘッド１のヘッド面１ｂを押圧する際の力
の作用点Ｇが磁気ヘッド１を支持するジンバルプレート
４の取り付け面４ａの中心に位置する。
磁気ヘッド機構では、磁気ヘッド１がヘッドキャリジ２
及びヘッドアーム３に取り付けられたジンバルプレート
４の中央に載置されるように固定されるため、磁気ディ
スク６に磁気ヘッド１のヘッド面１ｂを押圧する際の力
の作用点Ｇが磁気ヘッド１を支持するジンバルプレート
４の取り付け面４ａの中心に位置する。
【００１０】そのため、ジンバルプレート４の取り付け
面４ａから磁気ヘッド１のヘッド面１ｂまでの距離Ｈが
比較的長いので、磁気ヘッド１に横方向からの力が働く
と磁気ヘッド１のヘッド面１ｂが不安定となって十分な
ヘッドタッチが得られない場合がある。１枚の磁気ディ
スク６の記憶容量を増大させるためには、例えば磁気デ
ィスク６に保持力（Ｈｃ）が１５００Ｏｅ（エルステッ
ド）以上を有する媒体を使用すると共に、磁気ディスク
６の回転速度を３００ｒｐｍの１０倍程度に高速回転さ
せる必要がある。その場合、磁気ディスク６に摺接する
磁気ヘッド１のヘッド面１ｂが磁気ディスク６の回転力
による摺動抵抗を強く受けることになる。
面４ａから磁気ヘッド１のヘッド面１ｂまでの距離Ｈが
比較的長いので、磁気ヘッド１に横方向からの力が働く
と磁気ヘッド１のヘッド面１ｂが不安定となって十分な
ヘッドタッチが得られない場合がある。１枚の磁気ディ
スク６の記憶容量を増大させるためには、例えば磁気デ
ィスク６に保持力（Ｈｃ）が１５００Ｏｅ（エルステッ
ド）以上を有する媒体を使用すると共に、磁気ディスク
６の回転速度を３００ｒｐｍの１０倍程度に高速回転さ
せる必要がある。その場合、磁気ディスク６に摺接する
磁気ヘッド１のヘッド面１ｂが磁気ディスク６の回転力
による摺動抵抗を強く受けることになる。
【００１１】そのため、上記のように構成された従来の
磁気ヘッド機構が磁気ディスク６を高速回転させる磁気
ディスク装置に組み込まれた場合、磁気ディスク６の高
速回転によって磁気ヘッド１の横方向に作用する力が強
くなる。その結果、ジンバルプレート４に支持された磁
気ヘッド１は、連結部４ｂ，４ｂを軸としてＡ，Ｂ方向
に揺動しやすくなる。すなわち、磁気ヘッド１は、ジン
バルプレート４の取り付け面４ａからヘッド面１ａまで
の距離Ｈが比較的大きいので、ヘッド面１ｂに作用する
横力が作用点Ｇを中心とするモーメントとして作用する
ことになる。
磁気ヘッド機構が磁気ディスク６を高速回転させる磁気
ディスク装置に組み込まれた場合、磁気ディスク６の高
速回転によって磁気ヘッド１の横方向に作用する力が強
くなる。その結果、ジンバルプレート４に支持された磁
気ヘッド１は、連結部４ｂ，４ｂを軸としてＡ，Ｂ方向
に揺動しやすくなる。すなわち、磁気ヘッド１は、ジン
バルプレート４の取り付け面４ａからヘッド面１ａまで
の距離Ｈが比較的大きいので、ヘッド面１ｂに作用する
横力が作用点Ｇを中心とするモーメントとして作用する
ことになる。
【００１２】よって、従来の磁気ヘッド機構では、磁気
ディスク６を高速回転させる磁気ディスク装置におい
て、磁気ディスク６の高速回転に伴う摺動方向の横力の
増大により磁気ヘッドが揺動して不安定となり、十分な
ヘッドタッチが得られないといった問題がある。そこ
で、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、上記問題
を解消した磁気ヘッド機構を提供することを目的とす
る。
ディスク６を高速回転させる磁気ディスク装置におい
て、磁気ディスク６の高速回転に伴う摺動方向の横力の
増大により磁気ヘッドが揺動して不安定となり、十分な
ヘッドタッチが得られないといった問題がある。そこ
で、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、上記問題
を解消した磁気ヘッド機構を提供することを目的とす
る。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項１
記載の発明は、ヘッドキャリジ及びヘッドアームに支持
され、ケース内に収容された磁気ディスクに磁気ヘッド
を摺接させて磁気記録再生を行う磁気ヘッド機構におい
て、前記磁気ヘッドを前記ケース内の位置で支持するヘ
ッド支持台を前記ヘッドキャリジ及びヘッドアームに設
けたことを特徴とするものである。
に、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項１
記載の発明は、ヘッドキャリジ及びヘッドアームに支持
され、ケース内に収容された磁気ディスクに磁気ヘッド
を摺接させて磁気記録再生を行う磁気ヘッド機構におい
て、前記磁気ヘッドを前記ケース内の位置で支持するヘ
ッド支持台を前記ヘッドキャリジ及びヘッドアームに設
けたことを特徴とするものである。
【００１４】従って、請求項１の発明によれば、磁気ヘ
ッドをケース内の位置で支持するようにケース内に延在
するヘッド支持台をヘッドキャリジ及びヘッドアームに
設けたため、磁気ヘッドを支持する位置が磁気ディスク
に近接し、磁気ディスクの高速回転に伴う横方向の力を
受けても安定的に磁気ヘッドを支持することができる。
そのため、磁気ヘッドが高速回転する磁気ディスクに摺
接する場合でも磁気ディスクに対する磁気ヘッドのヘッ
ドタッチを安定させることができる。
ッドをケース内の位置で支持するようにケース内に延在
するヘッド支持台をヘッドキャリジ及びヘッドアームに
設けたため、磁気ヘッドを支持する位置が磁気ディスク
に近接し、磁気ディスクの高速回転に伴う横方向の力を
受けても安定的に磁気ヘッドを支持することができる。
そのため、磁気ヘッドが高速回転する磁気ディスクに摺
接する場合でも磁気ディスクに対する磁気ヘッドのヘッ
ドタッチを安定させることができる。
【００１５】また、上記請求項２記載の発明は、前記請
求項１記載の磁気ヘッド機構であって、前記ヘッド支持
台は、前記磁気ヘッドの側面を支持するように結合され
たことを特徴とするものである。従って、請求項２の発
明によれば、ヘッド支持台が磁気ヘッドの側面を支持す
るように結合されているので、磁気ディスクの高速回転
に伴ってヘッド面に作用する横方向の力に対する抵抗力
が増大して磁気ヘッドをより安定的に支持することがで
きる。そのため、磁気ヘッドが高速回転する磁気ディス
クに摺接する場合でも磁気ディスクに対する磁気ヘッド
のヘッドタッチを安定させることができる。
求項１記載の磁気ヘッド機構であって、前記ヘッド支持
台は、前記磁気ヘッドの側面を支持するように結合され
たことを特徴とするものである。従って、請求項２の発
明によれば、ヘッド支持台が磁気ヘッドの側面を支持す
るように結合されているので、磁気ディスクの高速回転
に伴ってヘッド面に作用する横方向の力に対する抵抗力
が増大して磁気ヘッドをより安定的に支持することがで
きる。そのため、磁気ヘッドが高速回転する磁気ディス
クに摺接する場合でも磁気ディスクに対する磁気ヘッド
のヘッドタッチを安定させることができる。
【００１６】また、上記請求項３記載の発明は、前記請
求項１記載の磁気ヘッド機構であって、前記ヘッド支持
台は、弾性部材により形成されたことを特徴とするもの
である。従って、請求項３の発明によれば、ヘッド支持
台が弾性部材により形成されているので、可撓性を有す
る磁気ディスクが高速回転された場合でも磁気ヘッドが
磁気ディスクに摺接しながら揺動して高速回転する磁気
ディスクに対する摺動追従性を確保することができる。
そのため、磁気ヘッドが高速回転する磁気ディスクに摺
接する場合でも磁気ディスクに対する磁気ヘッドのヘッ
ドタッチを安定させることができる。
求項１記載の磁気ヘッド機構であって、前記ヘッド支持
台は、弾性部材により形成されたことを特徴とするもの
である。従って、請求項３の発明によれば、ヘッド支持
台が弾性部材により形成されているので、可撓性を有す
る磁気ディスクが高速回転された場合でも磁気ヘッドが
磁気ディスクに摺接しながら揺動して高速回転する磁気
ディスクに対する摺動追従性を確保することができる。
そのため、磁気ヘッドが高速回転する磁気ディスクに摺
接する場合でも磁気ディスクに対する磁気ヘッドのヘッ
ドタッチを安定させることができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図１は本発明になる磁気ヘッド
機構の一実施例を示す縦断面図である。また、図２はキ
ャリッジ上に設けられた磁気ヘッド機構の斜視図であ
る。尚、図１及び図２において、上記図４及び図５に示
す部分と同一部分には、同一符号を付してその説明を省
略する。
形態について説明する。図１は本発明になる磁気ヘッド
機構の一実施例を示す縦断面図である。また、図２はキ
ャリッジ上に設けられた磁気ヘッド機構の斜視図であ
る。尚、図１及び図２において、上記図４及び図５に示
す部分と同一部分には、同一符号を付してその説明を省
略する。
【００１８】図１及び図２に示されるように、磁気ヘッ
ド機構１０は、ヘッド支持台１１がヘッドキャリジ２及
びヘッドアーム３に設けられている。ヘッド支持台１１
は、後述するように磁気ヘッド１をディスクケース５内
の位置で支持するように形成されている。また、ヘッド
支持台１１は、例えばゴム等の弾性部材により形成され
ている。そのため、磁気ヘッド１に作用させる押圧力が
従来のジンバルプレートよりも軽減されている。従っ
て、磁気ヘッド１は、ヘッド支持台１１により弾力的に
支持されている。ヘッド支持台１１は、側方からみると
台形状に形成されており、台形状の底部に形成された取
付部１２がヘッドキャリジ２及びヘッドアーム３に固着
されている。
ド機構１０は、ヘッド支持台１１がヘッドキャリジ２及
びヘッドアーム３に設けられている。ヘッド支持台１１
は、後述するように磁気ヘッド１をディスクケース５内
の位置で支持するように形成されている。また、ヘッド
支持台１１は、例えばゴム等の弾性部材により形成され
ている。そのため、磁気ヘッド１に作用させる押圧力が
従来のジンバルプレートよりも軽減されている。従っ
て、磁気ヘッド１は、ヘッド支持台１１により弾力的に
支持されている。ヘッド支持台１１は、側方からみると
台形状に形成されており、台形状の底部に形成された取
付部１２がヘッドキャリジ２及びヘッドアーム３に固着
されている。
【００１９】また、台形状の上部に形成されたヘッド支
持部１３が磁気ヘッド１の側面１ｄに嵌合し、熱溶着あ
るいは接着剤等の固定手段により一体的に固定されてい
る。そして、取付部１２とヘッド支持部１３との間には
所定角度θ（本実施例では、θ＝４５°）に傾斜された
台形状の壁部１４が形成されている。この傾斜された壁
部１４は、取付部１２及びヘッド支持部１３の４方向に
設けられている。
持部１３が磁気ヘッド１の側面１ｄに嵌合し、熱溶着あ
るいは接着剤等の固定手段により一体的に固定されてい
る。そして、取付部１２とヘッド支持部１３との間には
所定角度θ（本実施例では、θ＝４５°）に傾斜された
台形状の壁部１４が形成されている。この傾斜された壁
部１４は、取付部１２及びヘッド支持部１３の４方向に
設けられている。
【００２０】さらに、ヘッド支持部１３は、磁気ヘッド
１の４方向の側面に嵌合するように長方形の枠状に形成
された嵌合部１５と、前述したジンパルプレートと同様
に嵌合部１５の４辺中央で嵌合部１５と壁部１４との間
を連結する連結部１６とを有する。また、ヘッド支持台
１１は、底部が開口となっているので、例えば磁気ヘッ
ド１のコイルに接続されたリード線をヘッド支持台１１
の底部から引き出すように配線することが可能になり、
磁気ヘッド１の底面に対向するヘッドキャリジ２及びヘ
ッドアーム３にも開口を設けることによりリード線の点
検や半田付け等のメンテナンスが容易に行える。
１の４方向の側面に嵌合するように長方形の枠状に形成
された嵌合部１５と、前述したジンパルプレートと同様
に嵌合部１５の４辺中央で嵌合部１５と壁部１４との間
を連結する連結部１６とを有する。また、ヘッド支持台
１１は、底部が開口となっているので、例えば磁気ヘッ
ド１のコイルに接続されたリード線をヘッド支持台１１
の底部から引き出すように配線することが可能になり、
磁気ヘッド１の底面に対向するヘッドキャリジ２及びヘ
ッドアーム３にも開口を設けることによりリード線の点
検や半田付け等のメンテナンスが容易に行える。
【００２１】また、ヘッド支持台１１の嵌合部１５は、
磁気ヘッド１の側面１ｄに嵌合され、磁気ディスク６に
摺接するヘッド面１ｂに近接する位置で固着される。そ
のため、磁気ヘッド１は、ヘッド面１ｂに近接する位置
で直交する４方向に設けられた連結部１６によりＡ，Ｂ
方向に揺動可能に支持される。このように、磁気ヘッド
１は、４方向の連結部１６により４点支持されているた
め、回転する磁気ディスク６に摺接する際、Ａ，Ｂ方向
に揺動しながら磁気ディスク６に対するヘッド面１ｂの
ヘッド圧が確保される。また、ヘッド支持台１１は、ゴ
ム等の弾性部材により形成されているため、全体的に柔
軟な構造となっており、特に磁気ディスク６が高速回転
する場合、連結部１６だけでなく壁部１４も弾性変形す
る。これにより、磁気ディスク６に対する磁気ヘッド１
の摺動追従性が向上する。
磁気ヘッド１の側面１ｄに嵌合され、磁気ディスク６に
摺接するヘッド面１ｂに近接する位置で固着される。そ
のため、磁気ヘッド１は、ヘッド面１ｂに近接する位置
で直交する４方向に設けられた連結部１６によりＡ，Ｂ
方向に揺動可能に支持される。このように、磁気ヘッド
１は、４方向の連結部１６により４点支持されているた
め、回転する磁気ディスク６に摺接する際、Ａ，Ｂ方向
に揺動しながら磁気ディスク６に対するヘッド面１ｂの
ヘッド圧が確保される。また、ヘッド支持台１１は、ゴ
ム等の弾性部材により形成されているため、全体的に柔
軟な構造となっており、特に磁気ディスク６が高速回転
する場合、連結部１６だけでなく壁部１４も弾性変形す
る。これにより、磁気ディスク６に対する磁気ヘッド１
の摺動追従性が向上する。
【００２２】また、磁気ヘッド１はヘッド支持台１１に
よりキャリッジ２及びヘッドアーム３より持ち上げられ
た状態で支持される。そのため、ヘッド支持台１１の壁
部１４及び嵌合部１５は、ディスクケース５の開口５
ａ，５ｂを通過してディスクケース５の内部で進入する
ように設けられている。そのため、ヘッド支持台１１に
より押圧される力の作用点Ｇは、４方向に設けられた連
結部１６の延長線が交差する位置、すなわち磁気ヘッド
１の側面の周囲を囲むように形成された上部１３と同一
平面の中心に位置する。よって、作用点Ｇから磁気ヘッ
ド１のヘッド面１ｂまでの距離Ｈａは、従来のもの（図
６参照）よりも小さくなっており、およそ１／３〜１／
４程度に減少している。
よりキャリッジ２及びヘッドアーム３より持ち上げられ
た状態で支持される。そのため、ヘッド支持台１１の壁
部１４及び嵌合部１５は、ディスクケース５の開口５
ａ，５ｂを通過してディスクケース５の内部で進入する
ように設けられている。そのため、ヘッド支持台１１に
より押圧される力の作用点Ｇは、４方向に設けられた連
結部１６の延長線が交差する位置、すなわち磁気ヘッド
１の側面の周囲を囲むように形成された上部１３と同一
平面の中心に位置する。よって、作用点Ｇから磁気ヘッ
ド１のヘッド面１ｂまでの距離Ｈａは、従来のもの（図
６参照）よりも小さくなっており、およそ１／３〜１／
４程度に減少している。
【００２３】従って、磁気ヘッド１に作用する押圧力
は、ヘッド面１ｂに近接した作用点Ｇに作用する。その
ため、ヘッド支持台１１は、磁気ディスク６の高速回転
に伴ってヘッド面１ｂに作用する横方向の力に対する強
度が増大して磁気ヘッド１をより安定的に支持すること
ができる。よって、磁気ヘッド１が高速回転する磁気デ
ィスク６に摺接する場合でも磁気ディスク６に対する磁
気ヘッド１のヘッドタッチを安定させることができる。
は、ヘッド面１ｂに近接した作用点Ｇに作用する。その
ため、ヘッド支持台１１は、磁気ディスク６の高速回転
に伴ってヘッド面１ｂに作用する横方向の力に対する強
度が増大して磁気ヘッド１をより安定的に支持すること
ができる。よって、磁気ヘッド１が高速回転する磁気デ
ィスク６に摺接する場合でも磁気ディスク６に対する磁
気ヘッド１のヘッドタッチを安定させることができる。
【００２４】磁気ヘッド機構１０では、ディスクケース
５が磁気ディスク装置に装着されると、ディスクケース
５のシャッタ（図示せず）により閉塞されていた開口５
ａ，５ｂが開くと共に、ヘッドアーム３が回動してヘッ
ドキャリジ２及びヘッドアーム３に設けられたヘッド支
持台１１及びヘッド支持台１１に支持された磁気ヘッド
１が開口５ａ，５ｂを通過してディスクケース５の内部
に進入する。
５が磁気ディスク装置に装着されると、ディスクケース
５のシャッタ（図示せず）により閉塞されていた開口５
ａ，５ｂが開くと共に、ヘッドアーム３が回動してヘッ
ドキャリジ２及びヘッドアーム３に設けられたヘッド支
持台１１及びヘッド支持台１１に支持された磁気ヘッド
１が開口５ａ，５ｂを通過してディスクケース５の内部
に進入する。
【００２５】そして、磁気ヘッド１はヘッド面１ｂが磁
気ディスク６に押圧される。その際、押圧力の作用点Ｇ
が磁気ヘッド１のヘッド面１ｂに近接して設けられてい
るので、磁気ヘッド１に横方向からの力が作用しても磁
気ヘッド１のヘッド面１ｂが安定している。例えば、磁
気ディスク６を高速回転させる場合、磁気ディスク６に
摺接する磁気ヘッド１のヘッド面１ｂが磁気ディスク６
の回転力による摺動抵抗を強く受けることになる。
気ディスク６に押圧される。その際、押圧力の作用点Ｇ
が磁気ヘッド１のヘッド面１ｂに近接して設けられてい
るので、磁気ヘッド１に横方向からの力が作用しても磁
気ヘッド１のヘッド面１ｂが安定している。例えば、磁
気ディスク６を高速回転させる場合、磁気ディスク６に
摺接する磁気ヘッド１のヘッド面１ｂが磁気ディスク６
の回転力による摺動抵抗を強く受けることになる。
【００２６】そのため、上記磁気ヘッド機構１０が磁気
ディスク６を高速回転させる磁気ディスク装置に組み込
まれた場合、磁気ディスク６の高速回転によって磁気ヘ
ッド１への横方向の力が強くなる。しかしながら、磁気
ヘッド１は、ヘッド面１ａ近傍の側面１ｄをヘッド支持
台１１に支持されているため、安定に支持された状態で
磁気ディスク６に摺接する。
ディスク６を高速回転させる磁気ディスク装置に組み込
まれた場合、磁気ディスク６の高速回転によって磁気ヘ
ッド１への横方向の力が強くなる。しかしながら、磁気
ヘッド１は、ヘッド面１ａ近傍の側面１ｄをヘッド支持
台１１に支持されているため、安定に支持された状態で
磁気ディスク６に摺接する。
【００２７】よって、磁気ヘッド機構１０では、磁気デ
ィスク６を高速回転させる磁気ディスク装置において、
磁気ディスク６の高速回転に伴う摺動方向の横力が増大
しても磁気ヘッド１が安定した状態で揺動しながら磁気
ディスク６に追従でき、十分なヘッドタッチが確保され
る。図３は本発明の変形例を示す縦断面図である。ま
た、図４は本発明の変形例を示す斜視図である。尚、図
３及び図４において、上記実施例と同一部分には同一符
号を付してその説明を省略する。
ィスク６を高速回転させる磁気ディスク装置において、
磁気ディスク６の高速回転に伴う摺動方向の横力が増大
しても磁気ヘッド１が安定した状態で揺動しながら磁気
ディスク６に追従でき、十分なヘッドタッチが確保され
る。図３は本発明の変形例を示す縦断面図である。ま
た、図４は本発明の変形例を示す斜視図である。尚、図
３及び図４において、上記実施例と同一部分には同一符
号を付してその説明を省略する。
【００２８】図３及び図４に示されるように、ヘッド支
持台２１は、側方からみると長方形の箱状に形成されて
おり、底部に形成された取付部２２がヘッドキャリジ２
及びヘッドアーム３に固着されている。また、ヘッド支
持台２１の上部に形成されたヘッド支持部２３が磁気ヘ
ッド１の側面１ｄに嵌合し、熱溶着あるいは接着剤等の
固定手段により一体的に固定されている。そして、取付
部１２とヘッド支持部１３との間には垂直な壁部２４が
形成されている。
持台２１は、側方からみると長方形の箱状に形成されて
おり、底部に形成された取付部２２がヘッドキャリジ２
及びヘッドアーム３に固着されている。また、ヘッド支
持台２１の上部に形成されたヘッド支持部２３が磁気ヘ
ッド１の側面１ｄに嵌合し、熱溶着あるいは接着剤等の
固定手段により一体的に固定されている。そして、取付
部１２とヘッド支持部１３との間には垂直な壁部２４が
形成されている。
【００２９】さらに、ヘッド支持部２３は、前述したヘ
ッド支持台１１と同様に磁気ヘッド１の４方向の側面に
嵌合するように長方形の枠状に形成された嵌合部２５
と、嵌合部２５の４辺中央で嵌合部２５と壁部２４との
間を連結する連結部２６とを有する。嵌合部２５は、磁
気ヘッド１の側面１ｄに嵌合され、磁気ディスク６に摺
接するヘッド面１ｂに近接する位置で固着される。その
ため、磁気ヘッド１は、ヘッド面１ｂに近接する位置で
直交する４方向に設けられた連結部２６によりＡ，Ｂ方
向に揺動可能に支持される。
ッド支持台１１と同様に磁気ヘッド１の４方向の側面に
嵌合するように長方形の枠状に形成された嵌合部２５
と、嵌合部２５の４辺中央で嵌合部２５と壁部２４との
間を連結する連結部２６とを有する。嵌合部２５は、磁
気ヘッド１の側面１ｄに嵌合され、磁気ディスク６に摺
接するヘッド面１ｂに近接する位置で固着される。その
ため、磁気ヘッド１は、ヘッド面１ｂに近接する位置で
直交する４方向に設けられた連結部２６によりＡ，Ｂ方
向に揺動可能に支持される。
【００３０】このように、磁気ヘッド１は、４方向の連
結部２６により４点支持されているため、回転する磁気
ディスク６に摺接する際、Ａ，Ｂ方向に揺動しながら磁
気ディスク６に対するヘッド面１ｂのヘッド圧が確保さ
れる。また、ヘッド支持台２１は、ゴム等の弾性部材に
より形成されているため、全体的に柔軟な構造となって
おり、特に磁気ディスク６が高速回転する場合、連結部
２６だけでなく垂直な壁部２４も弾性変形する。
結部２６により４点支持されているため、回転する磁気
ディスク６に摺接する際、Ａ，Ｂ方向に揺動しながら磁
気ディスク６に対するヘッド面１ｂのヘッド圧が確保さ
れる。また、ヘッド支持台２１は、ゴム等の弾性部材に
より形成されているため、全体的に柔軟な構造となって
おり、特に磁気ディスク６が高速回転する場合、連結部
２６だけでなく垂直な壁部２４も弾性変形する。
【００３１】これにより、磁気ディスク６に対する磁気
ヘッド１の摺動追従性が向上される。よって、磁気ヘッ
ド１が高速回転する磁気ディスク６に摺接する場合でも
磁気ディスク６に対する磁気ヘッド１のヘッドタッチを
安定させることができる。このヘッド支持台２１は、壁
部２４が垂直方向に延在するように形成されているの
で、上記ヘッド支持台１１に比べてヘッドキャリジ２及
びヘッドアーム３に取り付けられる際のスペースが小さ
くなり、コンパクトな構成となっている。
ヘッド１の摺動追従性が向上される。よって、磁気ヘッ
ド１が高速回転する磁気ディスク６に摺接する場合でも
磁気ディスク６に対する磁気ヘッド１のヘッドタッチを
安定させることができる。このヘッド支持台２１は、壁
部２４が垂直方向に延在するように形成されているの
で、上記ヘッド支持台１１に比べてヘッドキャリジ２及
びヘッドアーム３に取り付けられる際のスペースが小さ
くなり、コンパクトな構成となっている。
【００３２】また、ヘッド支持台２１は、ディスクケー
ス５の開口５ａ，５ｂを通過する際に開口５ａ，５ｂか
ら十分に離間した状態でディスクケース５内に進入する
ことができる。よって、加工寸法のばらつき等によりデ
ィスクケース５の開口５ａ，５ｂとヘッド支持台１１と
の相対位置がずれてもディスクケース５に接触すること
なく磁気ヘッド１を磁気ディスク６に摺接させることが
できる。
ス５の開口５ａ，５ｂを通過する際に開口５ａ，５ｂか
ら十分に離間した状態でディスクケース５内に進入する
ことができる。よって、加工寸法のばらつき等によりデ
ィスクケース５の開口５ａ，５ｂとヘッド支持台１１と
の相対位置がずれてもディスクケース５に接触すること
なく磁気ヘッド１を磁気ディスク６に摺接させることが
できる。
【００３３】尚、上記実施例では、ヘッド支持台１１，
２１がゴムにより形成されている場合を一例として挙げ
たが、これに限らず、例えばステンレス等の薄い金属板
によりヘッド支持台１１，２１を形成することもでき
る。
２１がゴムにより形成されている場合を一例として挙げ
たが、これに限らず、例えばステンレス等の薄い金属板
によりヘッド支持台１１，２１を形成することもでき
る。
【００３４】
【発明の効果】上述の如く、請求項１の発明によれば、
磁気ヘッドをケース内の位置で支持するようにケース内
に延在するヘッド支持台をヘッドキャリジ及びヘッドア
ームに設けたため、磁気ヘッドを支持する位置が磁気デ
ィスクに近接し、磁気ディスクの高速回転に伴う横方向
の力を受けても強固に磁気ヘッドを支持することができ
る。そのため、磁気ヘッドが高速回転する磁気ディスク
に摺接する場合でも磁気ヘッドを安定的に支持すること
ができる。よって、磁気ヘッドが高速回転する磁気ディ
スクに摺接する場合でも磁気ディスクに対する磁気ヘッ
ドのヘッドタッチを安定させることができる。
磁気ヘッドをケース内の位置で支持するようにケース内
に延在するヘッド支持台をヘッドキャリジ及びヘッドア
ームに設けたため、磁気ヘッドを支持する位置が磁気デ
ィスクに近接し、磁気ディスクの高速回転に伴う横方向
の力を受けても強固に磁気ヘッドを支持することができ
る。そのため、磁気ヘッドが高速回転する磁気ディスク
に摺接する場合でも磁気ヘッドを安定的に支持すること
ができる。よって、磁気ヘッドが高速回転する磁気ディ
スクに摺接する場合でも磁気ディスクに対する磁気ヘッ
ドのヘッドタッチを安定させることができる。
【００３５】また、請求項２の発明によれば、ヘッド支
持台が磁気ヘッドの側面を支持するように結合されてい
るので、磁気ディスクの高速回転に伴ってヘッド面に作
用する横方向の力に対する抵抗力が増大して磁気ヘッド
をより安定的に支持することができる。よって、磁気ヘ
ッドが高速回転する磁気ディスクに摺接する場合でも磁
気ディスクに対する磁気ヘッドのヘッドタッチを安定さ
せることができる。
持台が磁気ヘッドの側面を支持するように結合されてい
るので、磁気ディスクの高速回転に伴ってヘッド面に作
用する横方向の力に対する抵抗力が増大して磁気ヘッド
をより安定的に支持することができる。よって、磁気ヘ
ッドが高速回転する磁気ディスクに摺接する場合でも磁
気ディスクに対する磁気ヘッドのヘッドタッチを安定さ
せることができる。
【００３６】また、請求項３の発明によれば、ヘッド支
持台が弾性部材により形成されているので、可撓性を有
する磁気ディスクが高速回転された場合でも磁気ヘッド
が磁気ディスクに摺接しながら揺動して高速回転する磁
気ディスクに対する摺動追従性を確保できる。よって、
磁気ヘッドが高速回転する磁気ディスクに摺接する場合
でも磁気ディスクに対する磁気ヘッドのヘッドタッチを
安定させることができる。
持台が弾性部材により形成されているので、可撓性を有
する磁気ディスクが高速回転された場合でも磁気ヘッド
が磁気ディスクに摺接しながら揺動して高速回転する磁
気ディスクに対する摺動追従性を確保できる。よって、
磁気ヘッドが高速回転する磁気ディスクに摺接する場合
でも磁気ディスクに対する磁気ヘッドのヘッドタッチを
安定させることができる。
【図１】本発明になる磁気ヘッド機構の一実施例を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図２】キャリッジ上に設けられた磁気ヘッド機構の斜
視図である。
視図である。
【図３】本発明の変形例を示す縦断面図である。
【図４】本発明の変形例を示す斜視図である。
【図５】従来の磁気ヘッド機構を説明するたの斜視図で
ある。
ある。
【図６】磁気ヘッド機構を説明するたの縦断面図であ
る。
る。
１ 磁気ヘッド １ｂ ヘッド面 １ｄ 側面 ２ ヘッドキャリジ ３ ヘッドアーム １０ 磁気ヘッド機構 １１，２１ ヘッド支持台 １２，２２ 取付部 １３，２３ ヘッド支持部 １４，２４ 壁部 １５，２５ 嵌合部 １６，２６ 連結部
Claims (3)
- 【請求項１】 ヘッドキャリジ及びヘッドアームに支持
され、ケース内に収容された磁気ディスクに磁気ヘッド
を摺接させて磁気記録再生を行う磁気ヘッド機構におい
て、 前記磁気ヘッドを前記ケース内の位置で支持するヘッド
支持台を前記ヘッドキャリジ及びヘッドアームに設けた
ことを特徴とする磁気ヘッド機構。 - 【請求項２】 前記請求項１記載の磁気ヘッド機構であ
って、 前記ヘッド支持台は、前記磁気ヘッドの側面を支持する
ように結合されたことを特徴とする磁気ヘッド機構。 - 【請求項３】 前記請求項１記載の磁気ヘッド機構であ
って、 前記ヘッド支持台は、弾性部材により形成されたことを
特徴とする磁気ヘッド機構。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9266924A JPH11110884A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 磁気ヘッド機構 |
| US09/162,922 US20010043437A1 (en) | 1997-09-30 | 1998-09-29 | Magnetic head mechanism with resilient head support base for supporting tip portion of head |
| EP98307993A EP0905682A1 (en) | 1997-09-30 | 1998-09-30 | Magnetic head mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9266924A JPH11110884A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 磁気ヘッド機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11110884A true JPH11110884A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17437580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9266924A Pending JPH11110884A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 磁気ヘッド機構 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20010043437A1 (ja) |
| EP (1) | EP0905682A1 (ja) |
| JP (1) | JPH11110884A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6766522B1 (en) * | 1998-02-14 | 2004-07-20 | Lg Electronics Inc. | Disc driving apparatus with a disk having a center plane positioned above half height of the cartridge |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6215165U (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-29 | ||
| JPH03201281A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-09-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 浮上ヘッド |
| US5367419A (en) * | 1991-10-02 | 1994-11-22 | Alps Electric Co., Ltd. | Floating magnetic head slider with flexure wings located within slider L-shaped members and upper surface of slider |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP9266924A patent/JPH11110884A/ja active Pending
-
1998
- 1998-09-29 US US09/162,922 patent/US20010043437A1/en not_active Abandoned
- 1998-09-30 EP EP98307993A patent/EP0905682A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0905682A1 (en) | 1999-03-31 |
| US20010043437A1 (en) | 2001-11-22 |
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