JPH09147510A - ヘッドアセンブリ及びこれが使用される記憶装置 - Google Patents
ヘッドアセンブリ及びこれが使用される記憶装置Info
- Publication number
- JPH09147510A JPH09147510A JP30776295A JP30776295A JPH09147510A JP H09147510 A JPH09147510 A JP H09147510A JP 30776295 A JP30776295 A JP 30776295A JP 30776295 A JP30776295 A JP 30776295A JP H09147510 A JPH09147510 A JP H09147510A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- gimbal
- mounting
- assembly
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は記憶装置に備えられ、記録媒体に対
してデータアクセスを行ヘッドを搭載するヘッドアセン
ブリに関し、耐衝撃性の向上、高速アクセスを図ること
を目的とする。 【解決手段】 取付け部４３と一体形成されたロードビ
ーム４２の先端に、取付け部４３側方向にＵ字状のスリ
ット４５を形成して舌形状のジンバル４６を形成すると
共に、ジンバル４６の取付け部４３側に突部４８を形成
する。そして、ヘッドスライダ４９の一部をジンバル４
６に固着し、固着面の略中央で突部４８と当接させる。
また、ジンバル４６はヘッドスライダ搭載面と裏面に段
差４７を形成してロードビーム４２の他の領域より板薄
に形成すると共に、ヘッドスライダ搭載面のロードビー
ム４２上にヘッドスライダ４９と信号の授受を行う配線
パターン５０を形成する構成とする。
してデータアクセスを行ヘッドを搭載するヘッドアセン
ブリに関し、耐衝撃性の向上、高速アクセスを図ること
を目的とする。 【解決手段】 取付け部４３と一体形成されたロードビ
ーム４２の先端に、取付け部４３側方向にＵ字状のスリ
ット４５を形成して舌形状のジンバル４６を形成すると
共に、ジンバル４６の取付け部４３側に突部４８を形成
する。そして、ヘッドスライダ４９の一部をジンバル４
６に固着し、固着面の略中央で突部４８と当接させる。
また、ジンバル４６はヘッドスライダ搭載面と裏面に段
差４７を形成してロードビーム４２の他の領域より板薄
に形成すると共に、ヘッドスライダ搭載面のロードビー
ム４２上にヘッドスライダ４９と信号の授受を行う配線
パターン５０を形成する構成とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶装置に備えら
れ、記録媒体に対してデータアクセスを行うヘッドを搭
載するヘッドアセンブリに関する。近年、コンピュータ
の外部記憶装置の一種としての例えば磁気ディスク装置
の高速化、小型化、高信頼性化が進み、具備される磁気
ヘッドを搭載したヘッドアセンブリにおいても同様の要
請がある。そのため、ヘッドを搭載する部分の低剛性を
図って高速アクセスを実現すると共に、耐衝撃性の向上
をも図る必要がある。
れ、記録媒体に対してデータアクセスを行うヘッドを搭
載するヘッドアセンブリに関する。近年、コンピュータ
の外部記憶装置の一種としての例えば磁気ディスク装置
の高速化、小型化、高信頼性化が進み、具備される磁気
ヘッドを搭載したヘッドアセンブリにおいても同様の要
請がある。そのため、ヘッドを搭載する部分の低剛性を
図って高速アクセスを実現すると共に、耐衝撃性の向上
をも図る必要がある。
【０００２】
【従来の技術】図８に、従来の磁気ディスク装置の内部
斜視図を示す。図８は記憶装置としてコンピュータシス
テムに使用される磁気ディスク装置１１を示したもの
で、エンクロージャ１２において、ＳＰＭ１３のスピン
ドル１３ａに所定数の磁気ディスク１４が回転自在に取
り付けられる。
斜視図を示す。図８は記憶装置としてコンピュータシス
テムに使用される磁気ディスク装置１１を示したもの
で、エンクロージャ１２において、ＳＰＭ１３のスピン
ドル１３ａに所定数の磁気ディスク１４が回転自在に取
り付けられる。
【０００３】一方、アクチュエータ１５は、先端の磁気
ヘッドスライダ１６を搭載した磁気ヘッドアセンブリ１
７が取り付けられた所定数のアーム１８が回転軸に固定
される。アーム１８における回転軸１９の磁気ヘッドス
ライダ１６の反対側にはボイスコイル２０、マグネット
２１で構成されるＶＣＭ２２が設けられる。
ヘッドスライダ１６を搭載した磁気ヘッドアセンブリ１
７が取り付けられた所定数のアーム１８が回転軸に固定
される。アーム１８における回転軸１９の磁気ヘッドス
ライダ１６の反対側にはボイスコイル２０、マグネット
２１で構成されるＶＣＭ２２が設けられる。
【０００４】また、ＶＣＭ２２にはヘッドＩＣ２３等が
実装されたプリント基板２４がＦＰＣ（フレキシブルプ
リント板）２５を介して接続され、プリント基板２４は
ＦＰＣ（図に表われず）によりＭＰＵ（マイクロプロセ
ッサ）等が実装されたメイン基板２６に接続される。そ
して、エンクロージャ１２上にシール部材２７を介して
カバー２８が取り付けられたものである。
実装されたプリント基板２４がＦＰＣ（フレキシブルプ
リント板）２５を介して接続され、プリント基板２４は
ＦＰＣ（図に表われず）によりＭＰＵ（マイクロプロセ
ッサ）等が実装されたメイン基板２６に接続される。そ
して、エンクロージャ１２上にシール部材２７を介して
カバー２８が取り付けられたものである。
【０００５】ここで、図９に、図８の磁気ヘッドアセン
ブリの構成図を示す。図９（Ａ）は平面図、図９（Ｂ）
は側面図である。図９（Ａ），（Ｂ）において、磁気ヘ
ッドアセンブリ１７は、アーム１８に取り付けられるた
めの取付け穴３１ａが形成された取付け部３１とロード
ビーム３２が一体に形成され、ロードビーム３２の先端
部分にリブ部３３及びヘッド搭載部３４のジンバル部３
５を形成するようにスリット３６が形成される。このヘ
ッド搭載部３４上に磁気ヘッドスライダ１６が接着剤で
固着される。また、ロードビーム３２の長手方向の両側
に折れ形状の側部３２ａが形成される。
ブリの構成図を示す。図９（Ａ）は平面図、図９（Ｂ）
は側面図である。図９（Ａ），（Ｂ）において、磁気ヘ
ッドアセンブリ１７は、アーム１８に取り付けられるた
めの取付け穴３１ａが形成された取付け部３１とロード
ビーム３２が一体に形成され、ロードビーム３２の先端
部分にリブ部３３及びヘッド搭載部３４のジンバル部３
５を形成するようにスリット３６が形成される。このヘ
ッド搭載部３４上に磁気ヘッドスライダ１６が接着剤で
固着される。また、ロードビーム３２の長手方向の両側
に折れ形状の側部３２ａが形成される。
【０００６】上記のような磁気ディスク装置は、高速
化、小型化、高信頼性化に伴い、磁気ヘッドスライダ１
６の小型化が進められている。この磁気ヘッドスライダ
１６の小型化は質量が小さくなることからヘッドアセン
ブリ１７のイナーシャを低減することができ、移動に際
しての高速化を図ることができるもので、結果的に高速
なデータアクセスが可能となる。
化、小型化、高信頼性化に伴い、磁気ヘッドスライダ１
６の小型化が進められている。この磁気ヘッドスライダ
１６の小型化は質量が小さくなることからヘッドアセン
ブリ１７のイナーシャを低減することができ、移動に際
しての高速化を図ることができるもので、結果的に高速
なデータアクセスが可能となる。
【０００７】また、磁気ヘッドスライダ１６の小型化
は、磁気ヘッドスライダの浮上力を小とするため、要求
される磁気ディスク１４への押し付け力が小となってＣ
ＳＳ（Contact Start Stop) 時の該磁気ヘッドスライダ
１６の磨耗を低減することができると共に、磨耗力が小
となって起動時に大きな起動トルクをスピンドルモータ
に要求する必要がなく、安定起動を実現することができ
るものである。
は、磁気ヘッドスライダの浮上力を小とするため、要求
される磁気ディスク１４への押し付け力が小となってＣ
ＳＳ（Contact Start Stop) 時の該磁気ヘッドスライダ
１６の磨耗を低減することができると共に、磨耗力が小
となって起動時に大きな起動トルクをスピンドルモータ
に要求する必要がなく、安定起動を実現することができ
るものである。
【０００８】ところで、小型の磁気ヘッドスライダ１６
を常に磁気ディスク１４と微小な隙間を保って保持する
には低剛性のジンバル３５としなければならないのに対
し、高速移動させるためには移動方向の共振周波数を十
分高くする必要があって剛性を高くしなければならな
い。
を常に磁気ディスク１４と微小な隙間を保って保持する
には低剛性のジンバル３５としなければならないのに対
し、高速移動させるためには移動方向の共振周波数を十
分高くする必要があって剛性を高くしなければならな
い。
【０００９】従って、図９に示すように、ロードビーム
３２の側部３２ａで高剛性化を実現し、ジンバル３５に
リブ部３３を形成することでカンチレバー構造（片持ち
構造）として低剛性を実現するものである。また、磁気
ヘッドスライダ１６は、ロード状態のときに磁気ディス
ク１４の面に対してほぼ平行にしなければならないこと
から、図示しないがジンバル３５のリブ部３３を折曲
し、又はロードビーム３２の基部（取付け部３１側）を
折曲するものである。
３２の側部３２ａで高剛性化を実現し、ジンバル３５に
リブ部３３を形成することでカンチレバー構造（片持ち
構造）として低剛性を実現するものである。また、磁気
ヘッドスライダ１６は、ロード状態のときに磁気ディス
ク１４の面に対してほぼ平行にしなければならないこと
から、図示しないがジンバル３５のリブ部３３を折曲
し、又はロードビーム３２の基部（取付け部３１側）を
折曲するものである。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかし、小型の磁気ヘ
ッドスライダを磁気ディスクと常に微小な隙間を保持す
るための低剛性化は、図９に示すようにジンバル３５構
造を片持ちのリブ部３３で形成し、又はリブ部３３を形
成せずに板厚を薄くすることで実現できるが、磁気ヘッ
ドスライダ１６はジンバル３５のみで支えられているこ
とから、ヘッドアセンブリ１７を高速移動させると該磁
気ヘッドスライダ１６は捩れ易く、共振周波数を低下さ
せることになり、高速アクセスが困難になると共に耐衝
撃性をも低下させるという問題がある。
ッドスライダを磁気ディスクと常に微小な隙間を保持す
るための低剛性化は、図９に示すようにジンバル３５構
造を片持ちのリブ部３３で形成し、又はリブ部３３を形
成せずに板厚を薄くすることで実現できるが、磁気ヘッ
ドスライダ１６はジンバル３５のみで支えられているこ
とから、ヘッドアセンブリ１７を高速移動させると該磁
気ヘッドスライダ１６は捩れ易く、共振周波数を低下さ
せることになり、高速アクセスが困難になると共に耐衝
撃性をも低下させるという問題がある。
【００１１】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、耐衝撃性の向上、高速アクセスを図るヘッドア
センブリを提供することを目的とする。
もので、耐衝撃性の向上、高速アクセスを図るヘッドア
センブリを提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１では、記録媒体に対してデータアクセスを
行うヘッドと、該ヘッドを搭載するヘッド支持部と、該
ヘッド支持部と一体に形成された取付け部とを備えたヘ
ッドアセンブリにおいて、前記ヘッド支持部の先端にス
リット形成により前記ヘッドの一部が固定される舌形状
のジンバル部を形成してなり、該ヘッド支持部上に、該
ジンバル部に一部が固定された該ヘッドの他部と当接し
て該ヘッドの揺動を抑制する突部を形成してなるヘッド
アセンブリが構成される。
に、請求項１では、記録媒体に対してデータアクセスを
行うヘッドと、該ヘッドを搭載するヘッド支持部と、該
ヘッド支持部と一体に形成された取付け部とを備えたヘ
ッドアセンブリにおいて、前記ヘッド支持部の先端にス
リット形成により前記ヘッドの一部が固定される舌形状
のジンバル部を形成してなり、該ヘッド支持部上に、該
ジンバル部に一部が固定された該ヘッドの他部と当接し
て該ヘッドの揺動を抑制する突部を形成してなるヘッド
アセンブリが構成される。
【００１３】請求項２では、請求項１記載のジンバル部
は前記取付け部側方向に舌形状で形成されてなり、前記
突部が該ジンバル部より該取付け部側に形成されてな
る。請求項３では、請求項１記載のジンバル部は前記ヘ
ッド支持部の先端側方向に舌形状で形成されてなり、前
記突部が該ジンバル部より先端側に形成されてなる。
は前記取付け部側方向に舌形状で形成されてなり、前記
突部が該ジンバル部より該取付け部側に形成されてな
る。請求項３では、請求項１記載のジンバル部は前記ヘ
ッド支持部の先端側方向に舌形状で形成されてなり、前
記突部が該ジンバル部より先端側に形成されてなる。
【００１４】請求項４では、請求項１〜３の何れか一項
に記載のジンバル部を、前記ヘッド支持部におけるジン
バル部の他領域の板厚より板薄に形成してなる。請求項
５では、請求項１〜４の何れか一項において、前記ヘッ
ド支持部及び取付け部上に、搭載される前記ヘッドとの
信号授受のための配線パターンが形成されてなる。
に記載のジンバル部を、前記ヘッド支持部におけるジン
バル部の他領域の板厚より板薄に形成してなる。請求項
５では、請求項１〜４の何れか一項において、前記ヘッ
ド支持部及び取付け部上に、搭載される前記ヘッドとの
信号授受のための配線パターンが形成されてなる。
【００１５】請求項６では、請求項４又は５記載の板薄
としたジンバル部の基部の段差を前記ヘッドの搭載面の
裏面とすべく形成してなり、前記配線パターンを該ヘッ
ドの搭載面に形成してなる。請求項７では、記録媒体に
対してデータアクセスを行うヘッドが搭載されたヘッド
支持部を備えたヘッドアセンブリと、所定数の該ヘッド
アセンブリが取り付けられるヘッド運搬部と、該ヘッド
運搬部を該記録媒体で移動させる駆動部とで構成される
アクチュエータアセンブリを備える記憶装置において、
前記ヘッド支持部の先端に前記ヘッドの一部を固定させ
る舌形状のジンバル部が形成されてなり、該ヘッド支持
部上に、該シンバル部に一部が固定された該ヘッドの他
部と当接して該ヘッドの揺動を抑制する突部が形成され
てなる記憶装置が構成される。
としたジンバル部の基部の段差を前記ヘッドの搭載面の
裏面とすべく形成してなり、前記配線パターンを該ヘッ
ドの搭載面に形成してなる。請求項７では、記録媒体に
対してデータアクセスを行うヘッドが搭載されたヘッド
支持部を備えたヘッドアセンブリと、所定数の該ヘッド
アセンブリが取り付けられるヘッド運搬部と、該ヘッド
運搬部を該記録媒体で移動させる駆動部とで構成される
アクチュエータアセンブリを備える記憶装置において、
前記ヘッド支持部の先端に前記ヘッドの一部を固定させ
る舌形状のジンバル部が形成されてなり、該ヘッド支持
部上に、該シンバル部に一部が固定された該ヘッドの他
部と当接して該ヘッドの揺動を抑制する突部が形成され
てなる記憶装置が構成される。
【００１６】上述のように請求項１乃至３の発明では、
ヘッド支持部の先端に、取付け部側方向又は先端側方向
に舌形状のジンバル部が形成されてヘッドの一部が固定
され、ヘッドの他部をヘッド支持部上に形成した突部に
当接させる。これにより、ジンバル部を低剛性で形成し
てもヘッドが突部の当接における摩擦力で揺動が抑制さ
れることとなって共振周波数が高くなり高速アクセスを
可能とすると共に、耐衝撃性を向上させることが可能と
なる。
ヘッド支持部の先端に、取付け部側方向又は先端側方向
に舌形状のジンバル部が形成されてヘッドの一部が固定
され、ヘッドの他部をヘッド支持部上に形成した突部に
当接させる。これにより、ジンバル部を低剛性で形成し
てもヘッドが突部の当接における摩擦力で揺動が抑制さ
れることとなって共振周波数が高くなり高速アクセスを
可能とすると共に、耐衝撃性を向上させることが可能と
なる。
【００１７】請求項４乃至６の発明では、ジンバル部を
他領域より板薄に形成し、例えば板薄とする段差をヘッ
ド搭載面の裏面とすると共に、適宜ヘッド搭載面のヘッ
ド支持部上に配線パターンを形成してヘッドとの信号授
受を行う。これにより、ジンバル部の低剛性化から高速
アクセスを可能とすると共に、配線パターン形成による
ヘッドとの信号授受のための基板を不要として軽量化を
図ることが可能となる。 請求項７の発明では、請求項
１〜６の何れかのヘッドアセンブリをヘッド運搬部で駆
動部により記録媒体上を移動させる。これにより、ヘッ
ドアセンブリの高速アクセス、耐衝撃性向上による高速
なデータアクセス及び信頼性向上を図る記憶装置を実現
することが可能となる。
他領域より板薄に形成し、例えば板薄とする段差をヘッ
ド搭載面の裏面とすると共に、適宜ヘッド搭載面のヘッ
ド支持部上に配線パターンを形成してヘッドとの信号授
受を行う。これにより、ジンバル部の低剛性化から高速
アクセスを可能とすると共に、配線パターン形成による
ヘッドとの信号授受のための基板を不要として軽量化を
図ることが可能となる。 請求項７の発明では、請求項
１〜６の何れかのヘッドアセンブリをヘッド運搬部で駆
動部により記録媒体上を移動させる。これにより、ヘッ
ドアセンブリの高速アクセス、耐衝撃性向上による高速
なデータアクセス及び信頼性向上を図る記憶装置を実現
することが可能となる。
【００１８】
【発明の実施の形態】図１に、本発明の第１実施例の構
成図を示す。図１（Ａ）はヘッドアセンブリ４１の平面
図、図１（Ｂ）は側面図、図１（Ｃ）は部分拡大側面図
である。図１（Ａ）〜（Ｃ）に示すヘッドアセンブリ４
１は、ヘッド支持部であるロードビーム４２と、取付け
部４３とが、例えばステンレススチール等の金属板で一
体に形成されたもので、取付け部４３は取付け穴４３ａ
が形成される。また、ロードビーム４２の長手方向の両
側に折れ形状で一体の側部４４が形成されて、高剛性が
図られる。
成図を示す。図１（Ａ）はヘッドアセンブリ４１の平面
図、図１（Ｂ）は側面図、図１（Ｃ）は部分拡大側面図
である。図１（Ａ）〜（Ｃ）に示すヘッドアセンブリ４
１は、ヘッド支持部であるロードビーム４２と、取付け
部４３とが、例えばステンレススチール等の金属板で一
体に形成されたもので、取付け部４３は取付け穴４３ａ
が形成される。また、ロードビーム４２の長手方向の両
側に折れ形状で一体の側部４４が形成されて、高剛性が
図られる。
【００１９】上記ロードビーム４２の先端には略Ｕ形状
のスリット４５が形成されて取付け部４３側方向に舌形
状のジンバル４６が形成される。このジンバル４６はロ
ードビーム４２の他の領域部分の板厚より板薄に形成さ
れ、当該部分の段差４７が後述するヘッドスライダ搭載
面の裏面に形成される。上記ジンバル４６の板厚は後述
のヘッドスライダの大きさ（浮上力）、浮上量の公差に
より設定されるべきもので、ロードビーム４２の他の領
域部分の板厚と同一でもよく、ヘッドスライダの小型化
に伴って適宜板薄とするものである。これによりヘッド
スライダに応じた低剛性とすることができる。
のスリット４５が形成されて取付け部４３側方向に舌形
状のジンバル４６が形成される。このジンバル４６はロ
ードビーム４２の他の領域部分の板厚より板薄に形成さ
れ、当該部分の段差４７が後述するヘッドスライダ搭載
面の裏面に形成される。上記ジンバル４６の板厚は後述
のヘッドスライダの大きさ（浮上力）、浮上量の公差に
より設定されるべきもので、ロードビーム４２の他の領
域部分の板厚と同一でもよく、ヘッドスライダの小型化
に伴って適宜板薄とするものである。これによりヘッド
スライダに応じた低剛性とすることができる。
【００２０】一方、スリット４５の近傍のロードビーム
４２上であって、ジンバル４６の取付け部４３側に突部
４８が形成される。そして、ジンバル４６の先端部分に
ヘッドスライダ４９の一部が接着剤等で固定され、該ヘ
ッドスライダ４９の他部が取付け部４３側に位置されて
突部４８上に載置状態で当接される。上記突部４８はヘ
ッドスライダ４９の裏面の略中央に当接するように位置
されて該ロードビーム４６と一体又は他部材の接着によ
り形成されるもので、該ヘッドスライダ４９との摩擦力
を高めるために必要に応じて表面が粗く形成される。ち
なみに、ヘッドスライダ４９はセラミックで形成され、
例えば記録のための薄膜ヘッド及び再生のためのＭＲ
（磁気抵抗効果）ヘッドが形成される。
４２上であって、ジンバル４６の取付け部４３側に突部
４８が形成される。そして、ジンバル４６の先端部分に
ヘッドスライダ４９の一部が接着剤等で固定され、該ヘ
ッドスライダ４９の他部が取付け部４３側に位置されて
突部４８上に載置状態で当接される。上記突部４８はヘ
ッドスライダ４９の裏面の略中央に当接するように位置
されて該ロードビーム４６と一体又は他部材の接着によ
り形成されるもので、該ヘッドスライダ４９との摩擦力
を高めるために必要に応じて表面が粗く形成される。ち
なみに、ヘッドスライダ４９はセラミックで形成され、
例えば記録のための薄膜ヘッド及び再生のためのＭＲ
（磁気抵抗効果）ヘッドが形成される。
【００２１】すなわち、突部４８とヘッドスライダ４９
との摩擦力で当該ヘッドスライダ４９がロードビーム４
２の長手方向と垂直な方向の揺動を抑制して共振周波数
を高くすることができるものである。また、上記突部４
８の高さは、当接されるヘッドスライダ４９が該ロード
ビーム４２と平行に位置させる高さで形成されるもので
ある。これにより、平行にするためにロードビーム４２
を折曲加工が不要となるものである。
との摩擦力で当該ヘッドスライダ４９がロードビーム４
２の長手方向と垂直な方向の揺動を抑制して共振周波数
を高くすることができるものである。また、上記突部４
８の高さは、当接されるヘッドスライダ４９が該ロード
ビーム４２と平行に位置させる高さで形成されるもので
ある。これにより、平行にするためにロードビーム４２
を折曲加工が不要となるものである。
【００２２】そして、ロードビーム４２のヘッド搭載面
上にヘッドスライダと信号の授受を行うための配線パタ
ーン５０が形成される。この配線パターン５０の一端
は、ジンバル４６上のヘッドスライダ４９と例えばバン
プにより該ヘッドスライダ４９の搭載される際に電気的
接続され、他端は取付け部４３の端部に形成された端子
部５０ａに延出される。この端子５０ａは、当該ヘッド
アセンブリ４１が搭載される記憶装置としての磁気ディ
スク装置の駆動制御を行うメインプリント基板にＦＰＣ
（フレキシブルプリント板）等により電気的接続され
る。
上にヘッドスライダと信号の授受を行うための配線パタ
ーン５０が形成される。この配線パターン５０の一端
は、ジンバル４６上のヘッドスライダ４９と例えばバン
プにより該ヘッドスライダ４９の搭載される際に電気的
接続され、他端は取付け部４３の端部に形成された端子
部５０ａに延出される。この端子５０ａは、当該ヘッド
アセンブリ４１が搭載される記憶装置としての磁気ディ
スク装置の駆動制御を行うメインプリント基板にＦＰＣ
（フレキシブルプリント板）等により電気的接続され
る。
【００２３】なお、配線パターン５０（端子部５０ａ）
は、ヘッドアセンブリ４１の基材となる金属板上に絶縁
膜を形成し、この絶縁膜上に導体パターンを形成し、そ
して表面に絶縁性の保護膜を形成したものである。この
ように配線パターン５０をヘッドアセンブリ４１のヘッ
ドスライダ４９の搭載面上に形成することにより、電気
的接続のための基板を不要として軽量化等を図ることが
できるものである。
は、ヘッドアセンブリ４１の基材となる金属板上に絶縁
膜を形成し、この絶縁膜上に導体パターンを形成し、そ
して表面に絶縁性の保護膜を形成したものである。この
ように配線パターン５０をヘッドアセンブリ４１のヘッ
ドスライダ４９の搭載面上に形成することにより、電気
的接続のための基板を不要として軽量化等を図ることが
できるものである。
【００２４】上述のようなヘッドアセンブリ４１は、図
８に示すような記憶装置としての磁気ディスク装置に使
用される。すなわち、駆動部としてのＶＣＭにより回動
されるヘッド運搬部である所定数のアームのそれぞれに
上記ヘッドアセンブリ４１がその取付け部４３で取り付
けられ所定数の記録媒体としての磁気ディスク間で半径
方向にヘッドスライダ４９を制御移動させるものであ
る。
８に示すような記憶装置としての磁気ディスク装置に使
用される。すなわち、駆動部としてのＶＣＭにより回動
されるヘッド運搬部である所定数のアームのそれぞれに
上記ヘッドアセンブリ４１がその取付け部４３で取り付
けられ所定数の記録媒体としての磁気ディスク間で半径
方向にヘッドスライダ４９を制御移動させるものであ
る。
【００２５】この場合、ヘッドアセンブリ４１におい
て、ジンバル４６の媒体面方向（図１（Ｂ）における上
方向）に対しては低剛性で構成できることから、ヘッド
スライダ４９を媒体面に常に微小隙間で保持することが
できる。また、ヘッドスライダ４９の移動方向（図１
（Ａ）の上下方向）に対しては突部４８と該ヘッドスラ
イダ４９の接触摩擦力により揺動が抑制され、結果的に
高剛性状態とすることができ、これにより高速アクセス
が可能になると共に、耐衝撃性の向上が図られるもので
ある。
て、ジンバル４６の媒体面方向（図１（Ｂ）における上
方向）に対しては低剛性で構成できることから、ヘッド
スライダ４９を媒体面に常に微小隙間で保持することが
できる。また、ヘッドスライダ４９の移動方向（図１
（Ａ）の上下方向）に対しては突部４８と該ヘッドスラ
イダ４９の接触摩擦力により揺動が抑制され、結果的に
高剛性状態とすることができ、これにより高速アクセス
が可能になると共に、耐衝撃性の向上が図られるもので
ある。
【００２６】続いて、図２〜図５に、第１実施例の他の
実施例の構成図を示す。なお、図２〜図５では図１
（Ａ）に示すような配線パターン５０は省略してある。
図２（Ａ），（Ｂ）に示すヘッドアセンブリ４１は、ス
リット４５ａの形状を変えて、ジンバル４６ａを基部か
ら幅を狭くしてくびれ部５１ａとヘッド搭載部５１ｂと
の舌形状で形成したもので、他の構成は図１と同様であ
る。この場合、ヘッドスライダ４９の一部をヘッド搭載
部５１ｂに固着し、他部であって該ヘッドスライダ４９
裏面の略中央を突部４８に当接させたものである。これ
により、さらにジンバル４６ａを低剛性とすることがで
き、ヘッドスライダ４９の小型化に対処することができ
るものである。
実施例の構成図を示す。なお、図２〜図５では図１
（Ａ）に示すような配線パターン５０は省略してある。
図２（Ａ），（Ｂ）に示すヘッドアセンブリ４１は、ス
リット４５ａの形状を変えて、ジンバル４６ａを基部か
ら幅を狭くしてくびれ部５１ａとヘッド搭載部５１ｂと
の舌形状で形成したもので、他の構成は図１と同様であ
る。この場合、ヘッドスライダ４９の一部をヘッド搭載
部５１ｂに固着し、他部であって該ヘッドスライダ４９
裏面の略中央を突部４８に当接させたものである。これ
により、さらにジンバル４６ａを低剛性とすることがで
き、ヘッドスライダ４９の小型化に対処することができ
るものである。
【００２７】また、図３（Ａ），（Ｂ）に示すヘッドア
センブリ４１は、舌形状のジンバル４６ｂを長方形状に
形成するものであり、スリット４５ｂの形状に沿ってロ
ードビーム４２の先端を傾斜させたものである。他の構
成は図１と同様であり、同様の効果を奏するものであ
る。
センブリ４１は、舌形状のジンバル４６ｂを長方形状に
形成するものであり、スリット４５ｂの形状に沿ってロ
ードビーム４２の先端を傾斜させたものである。他の構
成は図１と同様であり、同様の効果を奏するものであ
る。
【００２８】さらに、図４（Ａ），（Ｂ）に示すヘッド
アセンブリ４１は、スリット４５ｃを取付け部４３側方
向に略Ｖ字状に形成してジンバル４６ｃを舌状の三角形
状に形成したもので、ヘッドスライダ４９の一部がシン
バル４６ｃの先端部分で固着されて、他部の略中央が突
部４８と当接するものである。他の構成は図１と同様で
あり、同様の効果を奏するものである。
アセンブリ４１は、スリット４５ｃを取付け部４３側方
向に略Ｖ字状に形成してジンバル４６ｃを舌状の三角形
状に形成したもので、ヘッドスライダ４９の一部がシン
バル４６ｃの先端部分で固着されて、他部の略中央が突
部４８と当接するものである。他の構成は図１と同様で
あり、同様の効果を奏するものである。
【００２９】また、図５（Ａ），（Ｂ）に示すヘッドア
センブリ４１は、ジンバル４６ｄを図４（Ａ），（Ｂ）
のジンバルに相似形状の三角状のスリット４５C2をスリ
ット４５C1の他に形成したもので、他の構成は図４と同
様である。これによればジンバル４６ｄを軽量、低剛性
化することができ、ヘッドスライダ４９の小型化に対処
することができるものである。
センブリ４１は、ジンバル４６ｄを図４（Ａ），（Ｂ）
のジンバルに相似形状の三角状のスリット４５C2をスリ
ット４５C1の他に形成したもので、他の構成は図４と同
様である。これによればジンバル４６ｄを軽量、低剛性
化することができ、ヘッドスライダ４９の小型化に対処
することができるものである。
【００３０】次に、図６に、本発明の第２実施例の構成
図を示す。図６（ａ）は平面図、図６（Ｂ）は側面図で
ある。図６（Ａ），（Ｂ）に示すヘッドアセンブリ４１
ａは、ロードビーム４２ａと取付け穴４３ａが形成され
た取付け部４３とが一体に形成される構成は第１実施例
と同様である。なお、配線パターンは省略してある。
図を示す。図６（ａ）は平面図、図６（Ｂ）は側面図で
ある。図６（Ａ），（Ｂ）に示すヘッドアセンブリ４１
ａは、ロードビーム４２ａと取付け穴４３ａが形成され
た取付け部４３とが一体に形成される構成は第１実施例
と同様である。なお、配線パターンは省略してある。
【００３１】上記ロードビーム４２ａの先端には、先端
側に開放状のＵ字状の第１のスリット５２ａと該第１の
スリット５２ａに対向した開放状でいわゆる入れ子状で
変形Ｕ字形状の第２スリット５２ｂとを形成して、鉤状
の梁部５３ａ、連通部５３ｂ、及びヘッド搭載部５３ｃ
で構成される先端側方向に舌形状のジンバル４６ｅが形
成される。また、ジンバル４６ｅの先端側におけるロー
ドビーム４２ａ上に突部４８が形成されたものである。
側に開放状のＵ字状の第１のスリット５２ａと該第１の
スリット５２ａに対向した開放状でいわゆる入れ子状で
変形Ｕ字形状の第２スリット５２ｂとを形成して、鉤状
の梁部５３ａ、連通部５３ｂ、及びヘッド搭載部５３ｃ
で構成される先端側方向に舌形状のジンバル４６ｅが形
成される。また、ジンバル４６ｅの先端側におけるロー
ドビーム４２ａ上に突部４８が形成されたものである。
【００３２】そして、ジンバル４６ｅのヘッド搭載部５
３ｃ上にヘッドスライダ４９の一部を固着し、該ヘッド
スライダ４９の固着面の略中央で突部４８に当接された
ものである。これによれば、第１及び第２のスリット５
２ａ，５２ｂで形成されるジンバル４６ｅの梁部５３
ａ、連通部５３ｂで低剛性化を図ることができると共
に、ヘッドスライダ４９の突部４８への当接で耐衝撃性
の向上、高速アクセスの実現を図ることができる。ま
た、取付け部４３の取付け穴４３ａよりヘッドスライダ
４９までの距離は記録媒体の径で決定されるものであ
り、ジンバル４６ｅを先端側方向で形成することにより
ヘッドスライダ４９の搭載位置を確保した状態でロード
ビーム４２ａの長手方向の長さを短縮させることがで
き、小型化、軽量化を図ることができるものである。
３ｃ上にヘッドスライダ４９の一部を固着し、該ヘッド
スライダ４９の固着面の略中央で突部４８に当接された
ものである。これによれば、第１及び第２のスリット５
２ａ，５２ｂで形成されるジンバル４６ｅの梁部５３
ａ、連通部５３ｂで低剛性化を図ることができると共
に、ヘッドスライダ４９の突部４８への当接で耐衝撃性
の向上、高速アクセスの実現を図ることができる。ま
た、取付け部４３の取付け穴４３ａよりヘッドスライダ
４９までの距離は記録媒体の径で決定されるものであ
り、ジンバル４６ｅを先端側方向で形成することにより
ヘッドスライダ４９の搭載位置を確保した状態でロード
ビーム４２ａの長手方向の長さを短縮させることがで
き、小型化、軽量化を図ることができるものである。
【００３３】続いて、図７に、第２実施例の他の実施例
の構成図を示す。図７（Ａ），（Ｂ）に示すヘッドアセ
ンブリ４１ａは、第１及び第２のスリット５２a1, ５２
b1を図６（Ａ）に示す第１及び第２のスリット５２ａ，
５２ｂより先端側に広がる開放状に形成し、これに沿っ
てジンバル４６ｆの形状（特に、梁部５３a1、及び連通
部５３b1からヘッド搭載部５３c1にかかるテーパ形状）
が決定されたものである。他の構成は図７と同様であ
り、同様の効果を奏するものである。
の構成図を示す。図７（Ａ），（Ｂ）に示すヘッドアセ
ンブリ４１ａは、第１及び第２のスリット５２a1, ５２
b1を図６（Ａ）に示す第１及び第２のスリット５２ａ，
５２ｂより先端側に広がる開放状に形成し、これに沿っ
てジンバル４６ｆの形状（特に、梁部５３a1、及び連通
部５３b1からヘッド搭載部５３c1にかかるテーパ形状）
が決定されたものである。他の構成は図７と同様であ
り、同様の効果を奏するものである。
【００３４】
【発明の効果】以上のように請求項１乃至３の発明によ
れば、ヘッド支持部の先端に、取付け部側方向又は先端
側方向に舌形状のジンバル部が形成されてヘッドの一部
が固定され、ヘッドの他部をヘッド支持部上に形成した
突部に当接させることにより、ジンバル部を低剛性で形
成してもヘッドが突部の当接における摩擦力で揺動が抑
制されることとなって共振周波数が高くなり高速アクセ
スを可能とすると共に、耐衝撃性を向上させることがで
きる。
れば、ヘッド支持部の先端に、取付け部側方向又は先端
側方向に舌形状のジンバル部が形成されてヘッドの一部
が固定され、ヘッドの他部をヘッド支持部上に形成した
突部に当接させることにより、ジンバル部を低剛性で形
成してもヘッドが突部の当接における摩擦力で揺動が抑
制されることとなって共振周波数が高くなり高速アクセ
スを可能とすると共に、耐衝撃性を向上させることがで
きる。
【００３５】請求項４乃至６の発明によれば、ジンバル
部を他領域より板薄に形成し、例えば板薄とする段差を
ヘッド搭載面の裏面とすると共に、適宜ヘッド搭載面の
ヘッド支持部上に配線パターンを形成してヘッドとの信
号授受を行うことにより、ジンバル部の低剛性化から高
速アクセスを可能とすると共に、配線パターン形成によ
るヘッドとの信号授受のための基板を不要として軽量化
を図ることが可能となる。
部を他領域より板薄に形成し、例えば板薄とする段差を
ヘッド搭載面の裏面とすると共に、適宜ヘッド搭載面の
ヘッド支持部上に配線パターンを形成してヘッドとの信
号授受を行うことにより、ジンバル部の低剛性化から高
速アクセスを可能とすると共に、配線パターン形成によ
るヘッドとの信号授受のための基板を不要として軽量化
を図ることが可能となる。
【００３６】請求項７の発明によれば、請求項１〜６の
何れかのヘッドアセンブリをヘッド運搬部で駆動部によ
り記録媒体上を移動させることにより、ヘッドアセンブ
リの高速アクセス、耐衝撃性向上による高速なデータア
クセス及び信頼性向上を図る記憶装置を実現することが
可能となる。
何れかのヘッドアセンブリをヘッド運搬部で駆動部によ
り記録媒体上を移動させることにより、ヘッドアセンブ
リの高速アクセス、耐衝撃性向上による高速なデータア
クセス及び信頼性向上を図る記憶装置を実現することが
可能となる。
【図１】本発明の第１実施例の構成図である。
【図２】第１実施例の他の実施例の構成図（１）であ
る。
る。
【図３】第１実施例の他の実施例の構成図（２）であ
る。
る。
【図４】第１実施例の他の実施例の構成図（３）であ
る。
る。
【図５】第１実施例の他の実施例の構成図（４）であ
る。
る。
【図６】本発明の第２実施例の構成図である。
【図７】第２実施例の他の実施例の構成図である。
【図８】従来の磁気ディスク装置の内部斜視図である。
【図９】図８の磁気ヘッドアセンブリの構成図である。
４１ａ，４１ｂ ヘッドアセンブリ ４２，４２ａ ロードビーム ４３ 取付け部 ４５，４５ａ〜４５ｃ スリット ４６，４６ａ〜４６ｆ ジンバル ４８ 段差 ４９ ヘッドスライダ ５０ 配線パターン ５２ａ 第１のスリット ５２ｂ 第２のスリット ５３ａ 梁部 ５３ｂ 連通部 ５３ｃ ヘッド搭載部
Claims (7)
- 【請求項１】 記録媒体に対してデータアクセスを行う
ヘッドと、該ヘッドを搭載するヘッド支持部と、該ヘッ
ド支持部と一体に形成された取付け部とを備えたヘッド
アセンブリにおいて、 前記ヘッド支持部の先端にスリット形成により前記ヘッ
ドの一部が固定される舌形状のジンバル部を形成してな
り、 該ヘッド支持部上に、該ジンバル部に一部が固定された
該ヘッドの他部と当接して該ヘッドの揺動を抑制する突
部を形成してなることを特徴とするヘッドアセンブリ。 - 【請求項２】 請求項１記載のジンバル部は前記取付け
部側方向に舌形状で形成されてなり、前記突部が該ジン
バル部より該取付け部側に形成されてなることを特徴と
するヘッドアセンブリ。 - 【請求項３】 請求項１記載のジンバル部は前記ヘッド
支持部の先端側方向に舌形状で形成されてなり、前記突
部が該ジンバル部より先端側に形成されてなることを特
徴とするヘッドアセンブリ。 - 【請求項４】 請求項１〜３の何れか一項に記載のジン
バル部を、前記ヘッド支持部におけるジンバル部の他領
域の板厚より板薄に形成してなることを特徴とするヘッ
ドアセンブリ。 - 【請求項５】 請求項１〜４の何れか一項において、前
記ヘッド支持部及び取付け部上に、搭載される前記ヘッ
ドとの信号授受のための配線パターンが形成されてなる
ことを特徴とするヘッドアセンブリ。 - 【請求項６】 請求項４又は５記載の板薄としたジンバ
ル部の基部の段差を前記ヘッドの搭載面の裏面とすべく
形成してなり、前記配線パターンを該ヘッドの搭載面に
形成してなることを特徴とするヘッドアセンブリ。 - 【請求項７】 記録媒体に対してデータアクセスを行う
ヘッドが搭載されたヘッド支持部を備えたヘッドアセン
ブリと、所定数の該ヘッドアセンブリが取り付けられる
ヘッド運搬部と、該ヘッド運搬部を該記録媒体で移動さ
せる駆動部とで構成されるアクチュエータアセンブリを
備える記憶装置において、 前記ヘッド支持部の先端に前記ヘッドの一部を固定させ
る舌形状のジンバル部が形成されてなり、 該ヘッド支持部上に、該シンバル部に一部が固定された
該ヘッドの他部と当接して該ヘッドの揺動を抑制する突
部が形成されてなることを特徴とする記憶装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30776295A JPH09147510A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | ヘッドアセンブリ及びこれが使用される記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30776295A JPH09147510A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | ヘッドアセンブリ及びこれが使用される記憶装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09147510A true JPH09147510A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17972975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30776295A Pending JPH09147510A (ja) | 1995-11-27 | 1995-11-27 | ヘッドアセンブリ及びこれが使用される記憶装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09147510A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5973882A (en) * | 1996-08-07 | 1999-10-26 | Hutchinson Technology, Inc. | Moment-flex head suspension |
| US6147839A (en) * | 1996-12-23 | 2000-11-14 | Hutchinson Technology, Inc. | Head suspension with outriggers extending across a spring region |
| US6246547B1 (en) * | 1999-02-16 | 2001-06-12 | Read-Rite Corporation | Low profile flexure and slider-flexure assembly |
| US6266213B1 (en) | 1998-03-20 | 2001-07-24 | Fujitsu Limited | Suspension having an IC chip and a head slider on opposite surfaces |
| WO2003067577A1 (en) * | 2002-02-05 | 2003-08-14 | Sae Magnetics (H.K.) Ltd. | System and method for hard drive damage prevention by improving the shock resistance of a hard disk micro-actuator |
| US6831814B2 (en) * | 1998-07-24 | 2004-12-14 | Sae Magnetics (H.K.) Ltd. | Flexure design providing improved lift-off in a disk drive |
| US6954337B2 (en) | 1997-08-26 | 2005-10-11 | Hitachi, Ltd. | Magnetic-head supporting mechanism |
| US20130170076A1 (en) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | Nitto Denko Corporation | Suspension board with circuit |
-
1995
- 1995-11-27 JP JP30776295A patent/JPH09147510A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5973882A (en) * | 1996-08-07 | 1999-10-26 | Hutchinson Technology, Inc. | Moment-flex head suspension |
| US6147839A (en) * | 1996-12-23 | 2000-11-14 | Hutchinson Technology, Inc. | Head suspension with outriggers extending across a spring region |
| US7450345B2 (en) | 1997-08-26 | 2008-11-11 | Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. | Magnetic head supporting mechanism with two openings proximate to pivot of load beam |
| US6954337B2 (en) | 1997-08-26 | 2005-10-11 | Hitachi, Ltd. | Magnetic-head supporting mechanism |
| US7248439B2 (en) * | 1997-08-26 | 2007-07-24 | Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. | Magnetic head supporting mechanism utilizing elongated portions of a load beam to define an opening in the load beam |
| US7885039B2 (en) | 1997-08-26 | 2011-02-08 | Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. | Magnetic head supporting mechanism with regulating member which prevents over angulation of the slider support |
| US6266213B1 (en) | 1998-03-20 | 2001-07-24 | Fujitsu Limited | Suspension having an IC chip and a head slider on opposite surfaces |
| US6831814B2 (en) * | 1998-07-24 | 2004-12-14 | Sae Magnetics (H.K.) Ltd. | Flexure design providing improved lift-off in a disk drive |
| US6246547B1 (en) * | 1999-02-16 | 2001-06-12 | Read-Rite Corporation | Low profile flexure and slider-flexure assembly |
| WO2003067577A1 (en) * | 2002-02-05 | 2003-08-14 | Sae Magnetics (H.K.) Ltd. | System and method for hard drive damage prevention by improving the shock resistance of a hard disk micro-actuator |
| CN1294560C (zh) * | 2002-02-05 | 2007-01-10 | 新科实业有限公司 | 通过提高硬盘微调节器抗震能力防止硬盘损伤的系统和方法 |
| US20130170076A1 (en) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | Nitto Denko Corporation | Suspension board with circuit |
| US8675313B2 (en) * | 2011-12-28 | 2014-03-18 | Nitto Denko Corporation | Suspension board with circuit |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3333367B2 (ja) | ヘッドアクチュエータ | |
| US5907452A (en) | Apparatus and method to dampen flex cable vibration to disk drive actuator | |
| US5818662A (en) | Static attitude and stiffness control for an integrated suspension | |
| US5956209A (en) | Integrated suspension flexure having a compliant tip termination platform | |
| US8068313B2 (en) | Microactuator, head gimbal assembly, and disk drive device | |
| JP3282823B2 (ja) | マルチピース一体型サスペンション・アセンブリ、その作成方法および磁気記憶システム | |
| US6055132A (en) | Integrated lead suspension flexure for attaching a micro-actuator with a transducer slider | |
| JP3262445B2 (ja) | ヘッドアセンブリ及び記憶装置 | |
| US7414813B2 (en) | Vibration damped flexible circuit for use in a hard disk drive | |
| US20060098347A1 (en) | Micro-actuator, head gimbal assembly and disk drive unit with the same | |
| US20020149884A1 (en) | Disk drive with multiple actuators and reduced actuator interactions | |
| JP3057037B2 (ja) | 超音波接着実行方法、サスペンション・アセンブリを変形させ維持させ解除する方法 | |
| US6483670B1 (en) | Head assembly having an apertured reinforcing plate cooperatively attached to a load beam to prevent excessive movement of components of the head assembly | |
| JP2005011503A (ja) | テール終端部で付加された自由度によってハード・ディスク・ドライブの一体型リード・サスペンションとアーム・エレクトロニクス・ケーブルを組み立て、そのインピーダンスを調整するシステム、装置および方法 | |
| JPH09147510A (ja) | ヘッドアセンブリ及びこれが使用される記憶装置 | |
| JP3139950B2 (ja) | 磁気ディスク装置のロードビームとガイドアームにおける配線構造 | |
| US7903377B2 (en) | System, method, and apparatus for an independent flexible cable damper for reducing flexible cable fatigue in a hard disk drive | |
| US7265945B2 (en) | Head drive device including head support mechanism having support arm rotatable relative to base arm via rotation support part, and disk apparatus including the head drive device | |
| US6215627B1 (en) | Suspension assembly gimbal load beam stiffener | |
| EP0986049A1 (en) | Head assembly and disk drive | |
| KR20100118333A (ko) | Ｈｓａ 및 이를 구비한 하드디스크 드라이브 | |
| JP2001076452A (ja) | ヘッドサスペンションおよびディスク装置 | |
| JPH03176877A (ja) | 磁気ディスク記憶装置 | |
| JP3754665B2 (ja) | ロータリーアクチュエータおよびディスク装置 | |
| JP2004071089A (ja) | ヘッド支持アーム、ヘッド支持装置およびディスク装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030501 |