JPH03176877A - 磁気ディスク記憶装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子計算機等の外部メモリの一つである磁
気ディスク記憶装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第５図は例えば「日経エレクトロニクス」、（１９８９
年７月１０日号、Ｎｏ、　４７７、Ｉ）Ｉ）、　１６６
）に示された従来の磁気ディスク記憶装置の内部構造を
示す斜視図であり、図において、１は記録媒体としての
磁気ディスク、２は記録・再生用の磁気ヘッドで、前記
磁気ディスク１の各面に配置するために、各磁気ディス
ク１間に上向き磁気ヘッド２ａと下向き磁気ヘッド２ｂ
を一対として構成されている。３は前記磁気ヘッド２を
支持する揺動アクチュエータ、４は前記揺動アクチュエ
ータ３を駆動させる磁気回路、５は各部品を固定するベ
ース、８は電気回路を構成するプリント基板、３１は前
記揺動アクチュエータ３０回転中心のピボット軸である
。

第６図（ａｌ　、　（ｂｌは前記磁気ヘッド２の取付は
構造を示す斜視図及びその断面図であり、図において、
３２は前記揺動アクチュエータ３の先端部を示すアーム
部、２ａは上向き磁気ヘッド、２ｂは下向き磁気ヘッド
、２１ａは前記上向き磁気ヘッド２ａとアーム部３２と
を固定する上向き磁気ヘッド２ａのベース部、２１ｂは
前記下向き磁気ヘンド２ｂとアーム部３２とを固定する
下向き磁気ヘッド２ｂのベース部である。

第７図（ａｌ　、　（ｂ）は前記磁気ヘッド２を取付け
た状態を示す当該磁気ディスク記憶装置の断面図であり
、該磁気ヘッド２は上部磁気ディスク１の下面１ａと下
部磁気ディスク１の上面１ｂとの間に配置されている。

次に動作について第７図（ａ）　、　（ｂ）を用いて説
明する。

２枚の磁気ディスク１を実装した場合、最大でも各磁気
ディスクの各上下面ｉａ、ｉｂに１本、すなわち計４本
の磁気ヘッド２が揺動アクチーエタ３のアーム部３２に
固定されているので、ここでは、上部磁気ディスク１０
下面１ａと下部磁気ディスク１の上面１ｂとの間に配置
された磁気ヘッド２の動作について説明する。

まず、磁気ディスク１の上下面１ａ、１ｂに所定の情報
を記録・再生する場合、第７図（ａｌに示すように、揺
動アクチュエータ３が磁気ヘッド２を移動・位置決めし
、各磁気ディスク１の上下面１ａ、１ｂにそれぞれ上向
き磁気へノド２ａ及び下向き磁気ヘッド２ｂが接触する
ことで行われる。

また、記録・再生していない場合、あるいは移動・位置
決めしている間は、第７図（ｂ＋に示すように、上向き
磁気ヘッド２ａと下向き磁気ヘッド２ｂが接触しないよ
うに各磁気ディスク１の上下面１ａ。

１ｂから離れた状態になる。なお、この上向き磁気ヘッ
ド２ａと下向き磁気ヘッド２ｂは各ベース部２１８．２
１ｂによりアーム部３２の上下面にそれぞれ固定される
。すなわち、その部分を上から見ると１つの磁気ヘッド
に見えるように固定されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の磁気ディスク装置は以上のように構成されている
ので、各磁気ディスクの上下面上から離した上向き磁気
ヘッドと下向き磁気ヘッドとが干渉しないように、アー
ム部に厚みをもたせ、該上向き磁気ヘッドと下向き磁気
ヘッドとの距離を保たなければならず、従って、記憶容
量を増やそうとすると（磁気ディスクの枚数を増やす）
、当該磁気ディスク記憶装置の厚みが増してコンパクト
化が図れず、また、既存の装置サイズ（具体的には厚さ
２５．４　ｍｍ以内）では前記磁気ディスクの実装枚数
を増やすことができないなどの課題があった。

この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、当該装置のコンパクト化が図れるとともに、既
存の装置サイズでさらに記憶容量を増やすことができる
磁気ディスク記憶装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る磁気ディスク記憶装置は、揺動アクチュ
エータのアーム部における磁気ヘッドの取付は位置を、
上向き磁気ヘッドと下向き磁気ヘッドを接触しないよう
に、かつ一定距離だけ平行にずらし、前記アーム部の厚
みを薄くした構造にしたものである。

〔作　用〕

この発明における揺動アクチュエータのアーム部の磁気
ヘッドの取付は部は、上向き磁気ヘッドと下向き磁気ヘ
ッドを接触しないように、かつ−定距離だけ平行にずら
して取付ける構造になっているので、磁気ディスク間距
離を短くすることが可能となり、従って当該磁気ディス
ク記憶装置のコンパクト化が図れる。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図はこの発明の一実施例による磁気ディスク記憶装
置の内部構造を示す平面図であり、従来の磁気ディスク
記憶装置（第５図）と同−又は相当部分には同一符号を
付して説明を省略する。

図において、６は当該磁気ディスク記憶装置の上面に装
着するカバー　７は磁気ディスク１を回転させるスピン
ドルモータ、３３は偏平コイルである。また、揺動アク
チュエータ３はピボット軸３１の中心と前記偏平コイル
３３の平面の中心点を結んだ線Ｂ　−Ｂ’に対して対称
で、ピボット軸３１のまわりの質量バランスのとれた構
造となっている。

第２図はこの発明の一実施例による磁気ディスク記憶装
置の断面側面図であり、図において、９は外部インター
フェース等のコネクタである。

第３図（ａ）　、　（ｂ）はこの発明における磁気ヘッ
ド２の取付は構造を示す斜視図及びその断面図であり、
上向き磁気ヘッド２ａと下向き磁気ヘッド２ｂとを一定
距離だけ平行にずらし、アーム部３２の上下面にベース
部２１ａ、２１ｂを埋込んだ構造となっている。

第４図（ａｌ　、　（ｂｌはこの発明における磁気ヘッ
ド２を取付けた状態を示す当該磁気ディスク記憶装置の
断面図であり、該磁気ヘッド２は上部磁気ディスク１の
下面１ａと下部磁気ディスク１の上面１ｂとの間に配置
されている。

次に動作について第４図（ａ）　、　（ｂ）を用いて説
明する。

上部磁気ディスク１の下面１ａと下部磁気ディスク１の
上面１ｂとの間に配置された磁気ヘッド２は、所定の情
報を該磁気ディスク１の上下面１ａ、１ｂに記録・再生
する場合、第４図（ａｌに示すように、偏平コイル３３
と接着又はネジで固定された揺動アクチュエータ３が、
ピボット軸３１を中心に回転して磁気ヘッド２を移動・
位置決めし、各磁気ディスク１の上下面１ａ＋１ｂにそ
れぞれ上向き磁気ヘッド２ａ及び下向き磁気ヘッド２ｂ
が接触することで行われる。また、記録・再生していな
い場合、あるいは移動・位置決めしている間は、第７図
（ｂ）に示すように、上向き磁気ヘッド２ａと下向き磁
気ヘッド２ｂが各磁気ディスク１の上下面１ａ、１ｂか
ら離れた状態になる。なお、この上向き磁気ディスク２
ａと下向き磁気ディスク２ｂはアーム部３２の上下面に
ベース部２１ａ。

２１ｂを埋込むようにそれぞれ固定されており、側面か
ら見ると干渉しているように見えるが、その部分を上か
ら見ると、第３図（ａ）　、　（ｂ）からもわかるよう
にまったく重ならないように固定されている。

また、具体的には、外形を幅７０ｍｍ、長さ１０１．６
　ｍｍ　、高さ２５．４　ｍｍとし、スピンドルモータ
７に厚さ０．８ｍｍ以下、外径５５　ｍｍのガラス基板
又はアルミ基板を用℃・た磁気ディスク１が３゜２ｍｍ
の等間隔で層状に４枚実装され、各磁気ディスク１の上
下面１ａ、１ｂにそれぞれ上向き磁気ヘッド２ａ又は下
向き磁気ヘッド２ｂを１本ずつ、計８本が揺動アクチュ
エータ３のアーム部３２に固定される当該磁気ディスク
装置が実現できる。そして、この揺動アクチュエータ３
のアム部３２は上向き及び下向きの磁気へンド２　ａｌ
２ｂのベース部２１ａ、２１ｂをそれぞれ上下面に埋込
むようにかしめ固定し、厚さ１．４ｍｍで実現している
。また、プリント基板８にはコネクタ９及びＩＣ等の電
子部品が搭載されるが、これらノ部品がベース５やスピ
ンドルモータ７と接触しないように、ベース５に凹凸を
付けることにより、前記磁気ディスク１の高さ方向の実
装スペースを確保する構造となっている。またこのプリ
ント基板８に搭載される部品の中では、外部インターフ
ェースのコネクタ９の高さが５Ｊｍｍと一番高くなるが
、その場合でも第２図に示すように、ペス５を切り欠い
ても装置の剛性を下げずに磁気ディスク１の間隔３．２
　ｍｍで４枚の実装を実現できる。

なお、上記実施例では、かしめ固定タイプの磁気ヘッド
２について示したが、ネジ固定タイプ、接着固定タイプ
の磁気ヘッド２であっても同様の効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、揺動アクチュエータの
アーム部に、上向き磁気ヘッドと下向き磁気ヘッドとを
接触しないように、かつ一定距離だけ平行にずらして取
付けるようにしたので、この上向き磁気ヘッドと下向き
磁気ヘッドとが干渉することなく、磁気ディスク間距離
を狭くすることができ、実装密度の高い磁気ディスク記
憶装置が得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による磁気ディスク記憶装
置の内部構造を示す平面図、第２図はこの発明の一実施
例による磁気ディスク記憶装置の断面側面図、第３図＋
ｄ　、　（ｂ）はこの発明における磁気ヘッドの取付は
構造を示す斜視図及びその断面図、第４図（ａｌ　、　
（ｂ）はこの発明における磁気ヘッドの実装状態を示す
断面図、第５図は従来の磁気ディスク記憶装置の内部構
造を示す斜視図、第６図−（ａ）　、　（ｂ＋は従来の
磁気ディスク記憶装置における磁気ヘッドの取付は構造
を示す斜視図及びその断面図、第７図（ａｔ　、　（ｂ
ｌは従来の磁気ディスク記憶装置における磁気ヘッドの
実装状態を示す断面図である。 図において、１は磁気ディスク、２ａ、２ｂは上向き及
び下向き磁気ヘッド、３は揺動アクチュエータ、３２は
アーム部である。 なお、図中、同一符号は同一　又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録媒体としての磁気ディスクを複数枚実装し、この磁
   気ディスクの各面に配置した記録、再生用の磁気ヘッド
   をアーム部に固定して、該磁気ヘッドを前記磁気ディス
   クの各面上で移動又は位置決めさせるアクチュエータを
   備えた磁気ディスク記憶装置において、前記アクチュエ
   ータのアーム部に、上向き磁気ヘッドと下向き磁気ヘッ
   ドとを互いに接触しないように、かつ平行にずらし近接
   させて取付けたことを特徴とする磁気ディスク記憶装置
   。