JP2024043629A - ディスク装置 - Google Patents

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繁 十万
Shigeru Toman
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泰彦 加藤
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宏文 栗原
Hirofumi Kurihara
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Abstract

【課題】筺体の気密性を維持しつつ、組立精度の向上を図ることが可能なディスク装置を提供する。【解決手段】実施形態によれば、ディスク装置は、底壁12aおよび底壁の周縁部に立設された側壁12bを有するベースと、蓋体と、側壁と重なる領域で底壁に設けられた少なくとも2つのベース側位置決め部PT2と、を有し、空気よりも密度の低いガスが封入された筐体と、筐体の内に設けられた複数枚の磁気ディスクと、磁気ディスクを支持および駆動するモータと、複数のヘッドと、底壁の外面に取り付けられたプリント回路基板40とを備えている。プリント回路基板は、それぞれベース側位置決め部と係合する少なくとも2つの基板側位置決め部PP2を有している。ベース側位置決め部および基板側位置決め部の一方は、底壁に対してほぼ垂直に延出したピンPP2を含み、他方は、ピンが嵌合する孔PT2を含んでいる。【選択図】図7

Description

この発明の実施形態は、ディスク装置に関する。
ディスク装置として、磁気ディスクドライブは、ベースおよびトップカバーを有する筐体を備え、この筐体内に、回転可能な磁気ディスクおよび磁気ヘッドを支持したアクチュエータが配設されている。ディスクドライブの性能を向上する方法として、筐体内にヘリウム等の低密度ガスを封入し、磁気ディスクおよび磁気ヘッドの回転抵抗を低減する方法が提案されている。
このような磁気ディスクドライブでは、トップカバーを筐体のベースに気密に固定することにより、密閉型の筐体とし、筐体内の気密性を上げている。筐体内に設けられた磁気ヘッドの電気信号を装置外に設けられた制御回路基板に伝送するため、筐体の底壁を貫通する中継コネクタが設けられている。制御回路基板は、ベースの底壁に設けられた位置決めボスおよび中継コネクタと係合することにより、ベースに対して位置決めされた状態でベースに取り付けられている。
米国特許第6574118号明細書 米国特許第5502604号明細書 特許第3650282号公報
上記のような位置決め用のボスは、通常、ベース底壁のうち、ベースの内部空間(ガス充填領域)と重なる位置に設けられている。近年、磁気ディスクの設置枚数は増加する傾向にあり、それに伴い、ベースの壁厚(肉厚)が薄くなる傾向にある。このような壁厚の薄い部分に位置決めボスなどを加工する場合、低密度ガスのリークを招くリスクが高くなる。また、中継コネクタを位置決めに兼用する場合、中継コネクタの取り付け精度を高くする必要があり、ベースの加工精度を高くする必要が生じる。そのため、ベースを含むディスク装置の製造性が低下する可能性がある。
この発明の実施形態の課題は、筺体の気密性を維持しつつ、組立精度の向上を図ることが可能なディスク装置を提供することにある。
実施形態によれば、ディスク装置は、底壁および前記底壁の周縁部に立設された枠状の側壁を有するベースと、前記側壁に固定された蓋体と、前記側壁と重なる領域で前記底壁に設けられた少なくとも2つのベース側位置決め部と、を有し、空気よりも密度の低いガスが封入された筐体と、前記筐体の内に設けられた複数枚の磁気ディスクと、前記磁気ディスクを支持および回転するモータと、前記磁気ディスクに対してデータを処理する複数のヘッドと、前記底壁の外面に取り付けられ前記モータおよび前記ヘッドの動作を制御するプリント回路基板であって、複数のコネクタおよび電子部品が実装され、それぞれ前記ベース側位置決め部と係合する少なくとも2つの基板側位置決め部を有するプリント回路基板と、を備えている。前記ベース側位置決め部および前記基板側位置決め部の一方は、前記底壁に対してほぼ垂直に延出したピンを含み、他方は、前記ピンが嵌合する孔を含んでいる。
図1は、第1実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)の内部構造を示す分解斜視図。 図2は、前記HDDの背面側を示す斜視図。 図3は、前記HDDの制御回路基板の斜視図。 図4は、前記ベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図。 図5は、前記制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図。 図6は、図2の線A-Aに沿った筐体および制御回路基板の位置決め部の断面図。 図7は、図2の線B-Bに沿った前記筐体の位置決め部の側の断面図。 図8は、第2実施形態に係るHDDにおいて、ベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図。 図9は、第2実施形態に係るHDDにおいて、制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図。 図10は、第2実施形態に係るHDDにおいて、筐体および制御回路基板の位置決め部の断面図。 図11は、第3実施形態に係るHDDにおいて、ベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図。 図12は、第3実施形態に係るHDDにおいて、制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図。 図13は、第3実施形態に係るHDDにおいて、筐体および制御回路基板の位置決め部の断面図。 図14は、第4実施形態に係るHDDにおいて、ベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図。 図15は、第4実施形態に係るHDDにおいて、制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図。 図16は、第4実施形態に係るHDDにおいて、筐体および制御回路基板の位置決め部の断面図。 図17は、第5実施形態に係るHDDにおいて、ベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図。 図18は、第5実施形態に係るHDDにおいて、制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図。 図19は、第5実施形態に係るHDDにおいて、筐体および制御回路基板の位置決め部の断面図。 図20は、第6実施形態に係るHDDにおいて、ベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図。 図21は、第6実施形態に係るHDDにおいて、制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図。 図22は、第6実施形態に係るHDDにおいて、筐体および制御回路基板の位置決め部の断面図。 図23は、第7実施形態に係るHDDにおいて、ベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図。 図24は、第7実施形態に係るHDDにおいて、制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図。 図25は、第7実施形態に係るHDDにおいて、筐体および制御回路基板の位置決め部の断面図。 図26は、第8実施形態に係るHDDにおいて、ベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図。 図27は、第8実施形態に係るHDDにおいて、制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図。 図28は、第8実施形態に係るHDDにおいて、筐体および制御回路基板の位置決め部の断面図。 図29は、第9実施形態に係るHDDにおいて、ベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図。 図30は、第9実施形態に係るHDDにおいて、制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図。 図31は、第9実施形態に係るHDDにおいて、筐体および制御回路基板の位置決め部の断面図。 図32は、第10実施形態に係るHDDにおいて、ベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図。 図33は、第10実施形態に係るHDDにおいて、制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図。 図34は、第10実施形態に係るHDDにおいて、筐体および制御回路基板の位置決め部の断面図。
以下図面を参照しながら、実施形態に係るディスク装置ついて説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更であって容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
以下、ディスク装置として、実施形態に係るハードディスクドライブ(HDD)について詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るHDDの内部構造を示す分解斜視図である。
図示のように、HDDは、ほぼ矩形状の筐体10を備えている。筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース12と、複数のねじ13によりベース12にねじ止めされベース12の上端開口を閉塞する内カバー14と、内カバー14に重ねて配置され、周縁部がベース12に溶接された外カバー(トップカバー)16と、を有している。ベース12は、内カバー14と隙間を置いて対向する矩形状の底壁12aと、底壁12aの周縁部に沿って立設された枠状の側壁12bとを有し、例えば、アルミニウムにより一体に成形されている。側壁12bは、互いに対向する一対の長辺壁と互いに対向する一対の短辺壁とを含んでいる。側壁12bの上端面に、ほぼ矩形枠状の固定リブ12cが突設されている。
内カバー14は、例えば、ステンレスにより矩形板状に形成されている。内カバー14は、その周縁部がねじ13によりベース12の側壁12bの上面にねじ止めされ、固定リブ12cの内側に固定されている。外カバー16は、例えば、アルミニウムにより矩形板状に形成されている。外カバー16は、内カバー14よりも僅かに大きな平面寸法に形成されている。外カバー16は、その周縁部が全周に亘って、ベース12の固定リブ12cに溶接され、気密に固定されている。ベース12および内カバー14により、気密な内部空間(ガス充填領域)ARが規定されている。
内カバー14および外カバー16のそれぞれには、筐体10内と外部とを連通する通気孔56、58が形成されている。筐体10の内部空間AR内の空気は、通気孔56、58を通して排気され、更に、これらの通気孔56、58を通して、筐体10の内部空間AR内に空気よりも密度の低い低密度ガス(不活性ガス)、例えば、ヘリウムが封入される。外カバー16の外面には、通気孔58を塞ぐように例えばシール(封止体)60が貼付される。
図1に示すように、筐体10内には、記録媒体としての複数、例えば、10枚の磁気ディスク18、および磁気ディスク18を支持および回転させる駆動部としてのスピンドルモータ19が設けられている。スピンドルモータ19は、底壁12a上に配設されている。各磁気ディスク18は、例えば、直径95mm(3.5インチ)に形成され、その上面および/または下面に磁気記録層を有している。磁気ディスク18は、スピンドルモータ19の図示しないハブに互いに同軸的に嵌合され、更に、クランプばね20によりクランプされている。これにより、各磁気ディスク18は、ベース12の底壁12aと平行に位置した状態に支持されている。磁気ディスク18は、スピンドルモータ19により所定の回転数で回転される。なお、磁気ディスク18の枚数は10枚に限られず、9枚以下あるいは11枚以上としてもよい。
筐体10内には、磁気ディスク18に対して情報の記録、再生を行なう複数の磁気ヘッド17、および、これらの磁気ヘッド17を磁気ディスク18に対して移動自在に支持したアクチュエータアッセンブリ22が設けられている。また、筐体10内には、アクチュエータアッセンブリ22を回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)24、磁気ヘッド17が磁気ディスク18の最外周に移動した際、磁気ヘッド17を磁気ディスク18から離間したアンロード位置に保持するランプロード機構25、および変換コネクタ等の電子部品が実装された基板ユニット(FPCユニット)21が設けられている。ランプロード機構25は、ベース12に立設されたランプ80を有している。
アクチュエータアッセンブリ22は、透孔を有するアクチュエータブロック29と、透孔内に設けられた軸受ユニット(ユニット軸受)28と、アクチュエータブロック29から延出する複数、例えば、11本のアーム32と、各アーム32に取付けられたサスペンションアッセンブリ(ヘッドジンバルアッセンブリ:HGAと称する場合もある)30と、サスペンションアッセンブリ30に支持された磁気ヘッド17と、を備えている。底壁12aに支持シャフト26が立設されている。アクチュエータブロック29は、軸受ユニット28により、支持シャフト26の回りで回動自在に支持されている。
FPCユニット21は、L字形状に折り曲げられたほぼ矩形状のベース部21a、ベース部21aの一側縁から延出した細長い帯状の中継部21bと、中継部21bの先端に連続して設けられた接合部21cと、を一体に有している。ベース部21a、中継部21b、および接合部21cは、フレキシブルプリント配線基板(FPC)により形成されている。
ベース部21a上に、後述する変換コネクタ、複数のコンデンサ等の電子部品が実装され、FPCの配線に電気的に接続されている。ベース部21aは、ベース12の底壁12a上に設置されている。中継部21bは、ベース部21aの側縁からアクチュエータアッセンブリ22のアクチュエータブロック29に向かって延びている。中継部21bの延出端に設けられた接合部21cは、アクチュエータブロック29の側面(設置面)に貼付およびねじ止め固定されている。接合部21cに多数の接続パッドが設けられている。アクチュエータアッセンブリ22の各磁気ヘッド17は、配線部材(フレキシャ)を介して接合部21cの接続パッドに電気的に接続されている。これにより、FPCユニット21は、磁気ヘッド17およびVCM24のボイスコイルに電気的に接続されている。
図2は、HDDの背面側を示す斜視図、図3は、プリント回路基板(制御回路基板、プリント回路基板アッセンブリ:PCBAと称する場合もある)の斜視図である。
図2に示すように、ベース12の底壁12aの外面にはプリント回路基板40が設置され、底壁12aにねじ止め固定されている。プリント回路基板40は、底壁12aの一方の短辺(磁気ディスク18から離間している短辺)とほぼ整列して位置する端辺40aと、この端辺40aとほぼ直交して延び底壁12aの一対の長辺とほぼ整列して位置する一対の側辺40b、40cと、を有している。プリント回路基板40は、外側に露出した外面S1および反対側の内面S2を有している。プリント回路基板40は、内面S2が底壁12aに対向した状態で、ベース12に取り付けられている。
図3に示すように、プリント回路基板40の内面S2には、例えば、外部機器に接続されるインターフェースコネクタ44、ベース12側のコネクタに接続される中継コネクタ42、ドライブIC43a、43b、スピンドルモータ19に接続されるコネクタ端子部43c、その他、図示しない複数の電子部品が実装されている。プリント回路基板40は、スピンドルモータ19の動作を制御するとともに、FPCユニット21を介してVCM24および磁気ヘッド17の動作を制御する制御回路基板を構成している。
図2および図3に示すように、プリント回路基板40は、端辺40aの側に形成された細長い矩形状の切欠き(凹所)44dを有している。切欠き44dの長辺は端辺40a側とほぼ平行に延びている。インターフェースコネクタ44は、端辺40aに沿ってプリント回路基板40に実装され、大部分が切欠き44dに対向している。インターフェースコネクタ44は、例えば、合成樹脂で形成された細長い矩形状のケース44aと、ケース44a内に並んで配置された多数本の接続端子44bと、を有している。ケース44aは、内面S2に固定され、切欠き44dを覆っている。接続端子44bは、切欠き44dおよびプリント回路基板40の端辺40aの側に露出している。本実施形態では、ケース44aに第1位置決めピンPP1および第2位置決めピンPP2が突設されている。第1位置決めピンPP1および第2位置決めピンPP2は、端辺40aの長手方向に互いに離間して設けられているとともに、それぞれプリント回路基板40の内面S2に対してほぼ垂直な方向に延出している。
中継コネクタ42は、インターフェースコネクタ44の近傍で、内面S2に実装されている。中継コネクタ42は、例えば、内面S2からほぼ垂直に起立したスタッキングコネクタで構成されている。中継コネクタ42は、底壁12aの側に設けられた後述の中継コネクタ51に接続される。
ドライブIC42bおよびコネクタ端子部43cは、端辺40aと反対側の端部に実装されている。コネクタ端子部43cは、底壁12aに貼付された接続FPC30の一端部に接続される。接続FPC30の他端は、スピンドルモータ19に電気的に接続されている。これにより、プリント回路基板40は、コネクタ端子部43cおよび接続FPC30を介して、スピンドルモータ19に電気的に接続される。
図4は、前記ベースの背面側およびプリント回路基板を示す分解斜視図である。
図示のように、底壁12aの外面の複数個所に所定高さのボス46が突設されている。各ボス46にねじ孔47が形成されている。
底壁12aにおいて、短辺側の側壁12bと重なる領域に、細長い矩形状の凹所48が形成されている。凹所48は、側壁12bの長手方向に延び、底壁12aおよび側壁12bの外面に開口している。凹所48の底面48aは、底壁12aの外面とほぼ平行に延在している。
底面48aには、ベース側位置決め部として、第1位置決め孔PT1および第2位置決め孔PT2が設けられている。第1位置決め孔PT1および第2位置決め孔PT2は、側壁12bの長手方向に互いに離間しているとともに、それぞれ底面48aに対してほぼ垂直な方向に延びている。
側壁12bの近傍において、底壁12aに中継コネクタユニット52が設けられている。中継コネクタユニット52は、底壁12aに固定された中継基板50と、中継基板50の外面に実装された第1中継コネクタ51と、中継基板50の内面に実装された図示しない第2中継コネクタと、を有している。第1中継コネクタ51は、底壁12aの外面に露出している。第2中継コネクタは、底壁12aに形成された透孔を通してベース12内に延出し、前述したFPCユニット21に電気的に接続されている。
図5は、プリント回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図である。
前述したように、プリント回路基板40の内面S2にインターフェースコネクタ44が固定されている。インターフェースコネクタ44のケース44aは、基板側位置決め部として、第1位置決めピンPP1および第2位置決めピンPP2を一体に有している。第1位置決めピンPP1および第2位置決めピンPP2は、端辺40aの長手方向に互いに離間して設けられているとともに、それぞれプリント回路基板40の内面S2に対してほぼ垂直な方向に延出している。第1位置決めピンPP1および第2位置決めピンPP2は、第1位置決め孔PT1および第2位置決め孔PT2に嵌合可能な位置に設けられ、第1位置決め孔PT1および第2位置決め孔PT2に嵌合可能な形状、サイズに形成されている。
図2および図4に示すように、上記構成のプリント回路基板40は、内面S2がベース12に対向した状態で底壁12aの所定位置に載置され、複数本の固定ねじM1により、底壁12aにねじ止めされる。各固定ねじM1は、プリント回路基板40の透孔を通してボス46のねじ孔47にねじ込まれている。中継コネクタ42は、中継コネクタユニット52の第1中継コネクタ51に嵌合している。また、コネクタ端子部43cは、接続FPC30の一端部に接続される。インターフェースコネクタ44はベース12の凹所48の内に位置している。
図6は、図2の線A-Aに沿った筐体およびプリント回路基板の位置決め部の断面図、図7は、図2の線B-Bに沿った筐体の断面図である。
図示のように、インターフェースコネクタ44はベース12の凹所48の内に位置し、底面48aとほぼ平行に対向している。第1位置決めピンPP1および第2位置決めピンPP2は、それぞれ第1位置決め孔PT1および第2位置決め孔PT2に嵌合している。これにより、プリント回路基板40は、ベース12に対して所定の位置に位置決めされている。
第1位置決めピンPP1および第1位置決め孔PT1は、互いに嵌合することにより、プリント回路基板40をベース12に対して位置決めする第1位置決め部P1を構成している。同様に、第2位置決めピンPP2および第2位置決め孔PT2は、互いに嵌合することにより、プリント回路基板40をベース12に対して位置決めする第2位置決め部P2を構成している。
図7に示すように、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2は、ベース12の底壁12aのうち、側壁12bと重なる領域W1に対向して設けられている。底壁12aと直交する方向を筐体10の厚さ方向とした場合、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2は、筐体10の内部空間IRと厚さ方向に重ならない領域に設けられている。従って、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2が設けられている領域(第2部分)の筐体の厚さ(第2の厚さ)t1は、底壁12aのうちの少なくとも一部(第1部分)の厚さ(第1の厚さ)t2よりも厚い。
上記のように、プリント回路基板40は、2つの位置決め部P1、P2によりベース12に対し所定位置に位置決めされた状態で、固定ねじM1によりベース12にねじ止め固定されている。
以上のように構成されたHDDによれば、プリント回路基板40を位置決めするための第1位置決め部P1および第2位置決め部P2は、底壁12aと直交する方向において、筐体10の内部空間IRと重ならない領域、すなわち、底壁12aのうち、側壁12bと重なる領域、に設けられている。そのため、底壁12aのうち、壁厚が比較的薄い領域に位置決めピンあるいは位置決め孔を設ける必要がなく、底壁12aにおけるガスリークの発生を抑制することができる。これにより、ベース12の気密性を高く維持し、HDDの信頼性向上を図ることができる。更に、中継コネクタユニット52および中継コネクタ42を位置決め基準にしていないことから、中継コネクタユニット52およびベース12の加工精度を緩和することが可能となる。従って、ベース12を含むHDDの製造性が向上する。
以上のことから、第1実施形態によれば、筺体の気密性を維持しつつ、組立精度の向上を図ることが可能なディスク装置を提供することができる。
次に、他の実施形態に係るHDDについて説明する。なお、以下に説明する他の実施形態において、前述した第1実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を簡略化あるいは省略し、第1実施形態と異なる部分を中心に詳しく説明する。
位置決め部を構成する位置決めピンおよび位置決め孔は、一方がプリント回路基板40の側、他方が、ベース12の側に設けられていればよい。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態に係るHDDのベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図、図9は、前記制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図、図10は、第2実施形態に係るHDDにおいて、ベースおよび制御回路基板の位置決め部の断面図である。
図示のように、HDDは、プリント回路基板40を筐体10に対して位置決めする、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2を備えている。第2実施形態では、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1(基板側位置決め部)は、プリント回路基板40自体に設けられ、プリント回路基板40の一側縁とインターフェースコネクタ44との間に位置している。第1位置決めピンPP1は、プリント回路基板40の内面S2からほぼ垂直に突出している。第1位置決め孔PT1(ベース側位置決め部)は、ベース12の底壁12aにおいて、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aの角部、に設けられている。
第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2(基板側位置決め部)は、インターフェースコネクタ44のケース44aに一体に設けられている。第2位置決めピンPP2は、プリント回路基板40の内面S2に対してほぼ垂直に突出している。第2位置決め孔PT2(ベース側位置決め部)は、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aに形成された凹所48の底面48aに設けられている。
図10に示すように、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1が第1位置決め孔PT1に嵌合し、第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2が第2位置決め孔PT2に嵌合することにより、プリント回路基板40は、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2の2ケ所で、ベース12に対して位置決めされている。第1位置決め部P1および第2位置決め部P2が設けられている領域の筐体の厚さは、底壁12aのうちの少なくとも一部の厚さよりも厚い。
第2実施形態において、HDDの他の構成は、第1実施形態に係るHDDと同一である。
(第3実施形態)
図11は、第3実施形態に係るHDDのベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図、図12は、前記制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図、図13は、第3実施形態に係るHDDにおいて、ベースおよび制御回路基板の位置決め部の断面図である。
図示のように、第3実施形態では、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1(基板側位置決め部)は、プリント回路基板40自体に設けられ、プリント回路基板40の一側縁とインターフェースコネクタ44との間に位置している。第1位置決めピンPP1は、プリント回路基板40の内面S2からほぼ垂直に突出している。第1位置決め孔PT1(ベース側位置決め部)は、ベース12の底壁12aにおいて、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aの角部、に設けられている。
第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2(基板側位置決め部)は、プリント回路基板40自体に設けられ、プリント回路基板40の他側縁とインターフェースコネクタ44との間に位置している。第2位置決めピンPP2は、プリント回路基板40の内面S2からほぼ垂直に突出している。第2位置決め孔PT2(ベース側位置決め部)は、ベース12の底壁12aにおいて、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aの角部の近傍、に設けられている。
図11に示すように、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1が第1位置決め孔PT1に嵌合し、第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2が第2位置決め孔PT2に嵌合することにより、プリント回路基板40は、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2の2ケ所で、ベース12に対して位置決めされている。第1位置決め部P1および第2位置決め部P2が設けられている領域の筐体の厚さは、底壁12aのうちの少なくとも一部の厚さよりも厚い。
第3実施形態において、HDDの他の構成は、第1実施形態に係るHDDと同一である。
(第4実施形態)
図14は、第4実施形態に係るHDDのベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図、図15は、前記制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図、図16は、第4実施形態に係るHDDにおいて、ベースおよび制御回路基板の位置決め部の断面図である。
図示のように、第4実施形態では、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1(基板側位置決め部)は、インターフェースコネクタ44のケース44aに一体に設けられている。第1位置決めピンPP1は、プリント回路基板40の内面S2に対してほぼ垂直に突出している。第1位置決め孔PT1(ベース側位置決め部)は、ベース12の底壁12aにおいて、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aに形成された凹所48の底面48aに設けられている。
第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2(ベース側位置決め部)は、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aに形成された凹所48の底面48aに突設されている。第2位置決めピンPP2は、底壁12aの外面に対して垂直に突出している。第2位置決め孔PT2(基板側位置決め部)は、側壁12bと重なる領域、ここでは、インターフェースコネクタ44のケース44aに設けられている。
図16に示すように、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1が第1位置決め孔PT1に嵌合し、第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2が第2位置決め孔PT2に嵌合することにより、プリント回路基板40は、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2の2ケ所で、ベース12に対して位置決めされている。第1位置決め部P1および第2位置決め部P2が設けられている領域の筐体の厚さは、底壁12aのうちの少なくとも一部の厚さよりも厚い。
第4実施形態において、HDDの他の構成は、第1実施形態に係るHDDと同一である。
(第5実施形態)
図17は、第5実施形態に係るHDDのベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図、図18は、前記制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図、図19は、第5実施形態に係るHDDにおいて、ベースおよび制御回路基板の位置決め部の断面図である。
図示のように、第5実施形態では、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1は、プリント回路基板40自体に設けられ、プリント回路基板40の一側縁とインターフェースコネクタ44との間に位置している。第1位置決めピンPP1は、プリント回路基板40の内面S2からほぼ垂直に突出している。第1位置決め孔PT1は、ベース12の底壁12aにおいて、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aの角部、に設けられている。
第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2は、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aに形成された凹所48の底面48aに突設されている。第2位置決めピンPP2は、底壁12aの外面に対して垂直に突出している。第2位置決め孔PT2は、側壁12bと重なる領域、ここでは、インターフェースコネクタ44のケース44aに設けられている。
図19に示すように、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1が第1位置決め孔PT1に嵌合し、第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2が第2位置決め孔PT2に嵌合することにより、プリント回路基板40は、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2の2ケ所で、ベース12に対して位置決めされている。第1位置決め部P1および第2位置決め部P2が設けられている領域の筐体の厚さは、底壁12aのうちの少なくとも一部の厚さよりも厚い。
第5実施形態において、HDDの他の構成は、第1実施形態に係るHDDと同一である。
(第6実施形態)
図20は、第6実施形態に係るHDDのベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図、図21は、前記制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図、図22は、第6実施形態に係るHDDにおいて、ベースおよび制御回路基板の位置決め部の断面図である。
図示のように、第6実施形態では、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1(ベース側位置決め部)は、ベース12の底壁12aにおいて、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aの角部、に設けられている。第1位置決めピンPP1は、底壁12aからほぼ垂直に突出している。第1位置決め孔PT1(基板側位置決め部)は、プリント回路基板40自体に設けられ、プリント回路基板40の一側縁とインターフェースコネクタ44との間に位置している。
第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2(基板側位置決め部)は、インターフェースコネクタ44のケース44aに一体に設けられている。第2位置決めピンPP2は、プリント回路基板40の内面S2に対してほぼ垂直に突出している。第2位置決め孔PT2(ベース側位置決め部)は、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aに形成された凹所48の底面48aに設けられている。
図22に示すように、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1が第1位置決め孔PT1に嵌合し、第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2が第2位置決め孔PT2に嵌合することにより、プリント回路基板40は、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2の2ケ所で、ベース12に対して位置決めされている。第1位置決め部P1および第2位置決め部P2が設けられている領域の筐体の厚さは、底壁12aのうちの少なくとも一部の厚さよりも厚い。
第6実施形態において、HDDの他の構成は、第1実施形態に係るHDDと同一である。
(第7実施形態)
図23は、第7実施形態に係るHDDのベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図、図24は、前記制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図、図25は、第8実施形態に係るHDDにおいて、ベースおよび制御回路基板の位置決め部の断面図である。
図示のように、第7実施形態では、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1は、ベース12の底壁12aにおいて、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aの角部、に設けられている。第1位置決めピンPP1は、底壁12aからほぼ垂直に突出している。第1位置決め孔PT1は、プリント回路基板40に設けられ、プリント回路基板40の一側縁とインターフェースコネクタ44との間に位置している。
第2位置決め部P2の第2位置決め孔PT2は、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aの他方の角部の近傍に設けられている。第2位置決め孔PT2は、プリント回路基板40に設けられ、プリント回路基板40の他側縁とインターフェースコネクタ44との間に位置している。第2位置決めピンPP2は、プリント回路基板40からほぼ垂直に突出している。
図25に示すように、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1が第1位置決め孔PT1に嵌合し、第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2が第2位置決め孔PT2に嵌合することにより、プリント回路基板40は、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2の2ケ所で、ベース12に対して位置決めされている。第1位置決め部P1および第2位置決め部P2が設けられている領域の筐体の厚さは、底壁12aのうちの少なくとも一部の厚さよりも厚い。
第7実施形態において、HDDの他の構成は、第1実施形態に係るHDDと同一である。
(第8実施形態)
図26は、第8実施形態に係るHDDのベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図、図27は、前記制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図、図28は、第8実施形態に係るHDDにおいて、ベースおよび制御回路基板の位置決め部の断面図である。
図示のように、第8実施形態では、第1位置決めピンPP1および第2位置決めピンPP2の両方がベース12に設けられ、第1位置決め孔PT1および第2位置決め孔PT2の両方がプリント回路基板40の側に設けられている。
第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1は、ベース12の底壁12aにおいて、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aの角部、に設けられている。第1位置決めピンPP1は、底壁12aからほぼ垂直に突出している。第1位置決め孔PT1は、プリント回路基板40の一側縁の近傍で、インターフェースコネクタ44のケース44aに設けられている。
第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2は、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aに形成された凹所48の底面48aに設けられている。第2位置決めピンPP2は、底面48aからほぼ垂直に突出している。第2位置決め孔PT2は、インターフェースコネクタ44のケース44aに設けられている。
図28に示すように、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1が第1位置決め孔PT1に嵌合し、第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2が第2位置決め孔PT2に嵌合することにより、プリント回路基板40は、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2の2ケ所で、ベース12に対して位置決めされている。第1位置決め部P1および第2位置決め部P2が設けられている領域の筐体の厚さは、底壁12aのうちの少なくとも一部の厚さよりも厚い。
第8実施形態において、HDDの他の構成は、第1実施形態に係るHDDと同一である。
(第9実施形態)
図29は、第9実施形態に係るHDDのベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図、図30は、前記制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図、図31は、第9実施形態に係るHDDにおいて、ベースおよび制御回路基板の位置決め部の断面図である。
図示のように、第9実施形態では、第1位置決めピンPP1および第2位置決めピンPP2の両方がベース12に設けられ、第1位置決め孔PT1および第2位置決め孔PT2の両方がプリント回路基板40の側に設けられている。
第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1は、ベース12の底壁12aにおいて、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aの角部、に設けられている。第1位置決めピンPP1は、底壁12aからほぼ垂直に突出している。第1位置決め孔PT1は、プリント回路基板40に設けられ、プリント回路基板40の一側縁とインターフェースコネクタ44との間に位置している。
第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2は、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aに形成された凹所48の底面48aに設けられている。第2位置決めピンPP2は、底面48aからほぼ垂直に突出している。第2位置決め孔PT2は、インターフェースコネクタ44のケース44aに設けられている。
図31に示すように、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1が第1位置決め孔PT1に嵌合し、第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2が第2位置決め孔PT2に嵌合することにより、プリント回路基板40は、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2の2ケ所で、ベース12に対して位置決めされている。第1位置決め部P1および第2位置決め部P2が設けられている領域の筐体の厚さは、底壁12aのうちの少なくとも一部の厚さよりも厚い。
第9実施形態において、HDDの他の構成は、第1実施形態に係るHDDと同一である。
(第10実施形態)
図32は、第10実施形態に係るHDDのベースの背面側および制御回路基板を示す分解斜視図、図31は、前記制御回路基板のインターフェースコネクタ実装部分を示す斜視図、図32は、第10実施形態に係るHDDにおいて、ベースおよび制御回路基板の位置決め部の断面図である。
図示のように、第10実施形態では、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1は、ベース12の底壁12aにおいて、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aの角部、に設けられている。第1位置決めピンPP1は、底壁12aからほぼ垂直に突出している。第1位置決め孔PT1は、プリント回路基板40に設けられ、プリント回路基板40の一側縁とインターフェースコネクタ44との間に位置している。
第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2は、側壁12bと重なる領域、ここでは、底壁12aの他方の角部の近傍に設けられている。第1位置決めピンPP1は、底壁12aからほぼ垂直に突出している。第2位置決め孔PT2は、プリント回路基板40に設けられ、プリント回路基板40の他側縁とインターフェースコネクタ44との間に位置している。
図34に示すように、第1位置決め部P1の第1位置決めピンPP1が第1位置決め孔PT1に嵌合し、第2位置決め部P2の第2位置決めピンPP2が第2位置決め孔PT2に嵌合することにより、プリント回路基板40は、第1位置決め部P1および第2位置決め部P2の2ケ所で、ベース12に対して位置決めされている。第1位置決め部P1および第2位置決め部P2が設けられている領域の筐体の厚さは、底壁12aのうちの少なくとも一部の厚さよりも厚い。
第10実施形態において、HDDの他の構成は、第1実施形態に係るHDDと同一である。
上述した第2乃至第10実施形態のいずれにおいても、前述した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、第2乃至第10実施形態のいずれにおいても、筺体の気密性を維持しつつ、組立精度の向上を図ることが可能なディスク装置を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、位置決め部は、第1および第2位置決め部の2つに限らず、必要に応じて3箇所以上に設けても良い。位置決めピンおよび位置決め孔の形状、サイズは、図示の実施形態に限定されることなく、適宜、他の形状、サイズを選択可能である。
10…筐体、12…ベース、12a…底壁、12b…側壁、14…内カバー、
16…外カバー(トップカバー)、17…磁気ヘッド、18…磁気ディスク、
19…スピンドルモータ、22…ヘッドアクチュエータ、40…プリント回路基板、
42…中継コネクタ、44…インターフェースコネクタ、44a…ケース、
44b…端子、P1…第1位置決め部、P2…第2位置決め部、
PP1…第1位置決めピン、PT1…第1位置決め孔、PP2…第2位置決めピン、
PT2…第2位置決め孔

Claims (7)

  1. 底壁および前記底壁の周縁部に立設された枠状の側壁を有するベースと、前記側壁に固定された蓋体と、前記側壁と重なる領域で前記底壁に設けられた少なくとも2つのベース側位置決め部と、を有し、空気よりも密度の低いガスが封入された筐体と、
    前記筐体の内に設けられた複数枚の磁気ディスクと、
    前記磁気ディスクを支持および回転するモータと、
    前記磁気ディスクに対してデータを処理する複数のヘッドと、
    前記底壁の外面に取り付けられ前記モータおよび前記ヘッドの動作を制御するプリント回路基板であって、複数のコネクタおよび電子部品が実装され、それぞれ前記ベース側位置決め部と係合する少なくとも2つの基板側位置決め部を有するプリント回路基板と、を備え、
    前記ベース側位置決め部および前記基板側位置決め部の一方は、前記底壁に対してほぼ垂直に延出したピンを含み、他方は、前記ピンが嵌合する孔を含んでいる、
    ディスク装置。
  2. 前記2つのベース側位置決め部は、前記底壁に突設されたピンをそれぞれ有し、前記2つの基板側位置決め部は、それぞれ前記ピンが嵌合する孔を有している、請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記2つの基板側位置決め部は、前記プリント回路基板に突設されたピンをそれぞれ有し、前記2つのベース側位置決め部は、それぞれ前記ピンが嵌合する孔を有している、請求項1に記載のディスク装置。
  4. 前記2つのベース側位置決め部の一方は、前記底壁に突設されたピンを有し、他方は、前記底壁に形成された孔を有し、
    前記2つの基板側位置決め部の一方は、前記ピンが嵌合する孔を有し、他方は、前記プリント回路基板に突設され前記孔に嵌合するピンを有している、請求項1に記載のディスク装置。
  5. 前記プリント回路基板は、基板に固定されたケースおよび前記ケース内に配置された複数の端子を有するインターフェースコネクタを具備し、
    前記基板側位置決め部の少なくとも1方は、前記ケースに突設されたピンを含んでいる、請求項1に記載のディスク装置。
  6. 前記プリント回路基板は、基板に固定されたケースおよび前記ケース内に配置された複数の端子を有するインターフェースコネクタを具備し、
    前記基板側位置決め部の少なくとも1方は、前記ケースに設けられた孔を含んでいる、請求項1に記載のディスク装置。
  7. 第1の厚さを有する第1部分と、第1の厚さよりも厚い第2の厚さを有する第2部分と、前記第2部分に設けられたピンまたは孔と、を有するベースを備え、空気よりも密度の低いガスが封入された筐体と、
    前記筐体の内に設けられた複数枚の磁気ディスクと、
    前記ピンまたは孔に嵌合する孔またはピンを有し、前記ベースの外面に取り付けられたプリント回路基板と、
    を備えるディスク装置。
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