JPH11110647A - 商品販売データ処理装置および時間帯別予定開放台数算出方法並びに時間帯別予定開放台数算出処理プログラムを記憶したコンピュータで読取り可能な記憶媒体 - Google Patents

商品販売データ処理装置および時間帯別予定開放台数算出方法並びに時間帯別予定開放台数算出処理プログラムを記憶したコンピュータで読取り可能な記憶媒体

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JPH11110647A
JPH11110647A JP27074997A JP27074997A JPH11110647A JP H11110647 A JPH11110647 A JP H11110647A JP 27074997 A JP27074997 A JP 27074997A JP 27074997 A JP27074997 A JP 27074997A JP H11110647 A JPH11110647 A JP H11110647A
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JP
Japan
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time
scheduled
time zone
data
sales
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Application number
JP27074997A
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English (en)
Inventor
Kozo Kida
好三 木田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子キャッシュレジスタの時間帯別予定開放
台数を定量的かつ自動的に求めることができるようにす
る。 【解決手段】 各電子キャッシュレジスタ10の時間帯
別の売上額a,客数bおよび点数cを保存可能かつ1日
の予定売上額D,1商品のデータ入力に必要とする入力
時間sおよび1客当たりの金銭授受に必要とする金銭授
受時間tを設定可能に形成するとともに、保存された各
データa,b,cおよび設定された各データs,tを用
いて電子キャッシュレジスタ10の時間帯別予定開放台
数Rを算出可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれが売上
高,客数およびデータ入力を必要とする商品の点数を明
確とした商品登録機能を有する複数の電子キャッシュレ
ジスタを具備する商品販売データ処理装置および時間帯
別予定開放台数算出方法並びに時間帯別予定開放台数算
出処理プログラムを記憶したコンピュータで読取り可能
な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図11において、商品販売データ処理装
置は、データ通信回線(例えば、LAN)1を介してデ
ータ通信可能に接続された複数の電子キャッシュレジス
タ10と、これらを一括管理する上位機(例えば、スト
アコントローラと称される。)30とからなる。この上
位機30は、外部の最上位機(図示省略)にデータ通信
回線2を介して接続されている場合もある。
【0003】各電子キャッシュレジスタ10は、商品登
録機能,会計処理機能等を有する。商品登録機能は、キ
ャッシャーが顧客買上商品に印刷等されたバーコードに
記憶された商品コードを例えばスキャナを用いて読取り
入力かつキーボードを用いてデータ入力〔客数(通常は
1人として自動的にカウント)および商品の点数〕をす
ると、制御部が上位機30から応答された当該商品コー
ドに対応する商品情報(商品名,単価等)を用いて売上
ファイルに記憶(商品登録)する機能である。なお、上
記読取り入力もデータ入力である。
【0004】また、会計処理機能は、キャッシャーによ
って1取引終了宣言としての締め操作が成された場合
に、制御部が商品登録された商品(登録商品)について
の合計金額等の算出,表示器への表示,レシートの発
行,ドロアの自動開放を行う機能である。開放されたド
ロワを用いて預り金および釣り銭についての金銭授受が
行われる。かくして、当該登録商品についてのチェック
アウトが終了し、顧客は当該商品を袋詰めして持ち帰
る。
【0005】上位機30は各電子キャッシュレジスタ1
0へ各種データをダウンロードしたり各電子キャッシュ
レジスタ10から売上データ等を収集して全体管理を行
う。したがって、複雑な商品販売手続きやデータ処理を
迅速かつ正確に行えるので、一層の普及拡大が目覚し
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、商品販売デ
ータ処理装置を利用する店舗の混雑程度は、曜日や時間
帯によって大きく変動する。したがって、顧客サービス
上は商品登録および会計処理を実行可能状態するいわゆ
る電子キャッシュレジスタ10の開放台数が多いほど好
ましい。一方、店舗側にとっては、許容範囲内において
開放台数を少なくする方が経費を削減できる。また、開
放台数が多く店内(売り場)が空いている場合には勤務
や電力消費等が無駄となる。
【0007】かくして、従来は店舗責任者が店内を巡回
・監視しつつ判断した長年の経験と勘により電子キャッ
シュレジスタ(レジ)10の開放台数を決めていた。し
たがって、開放台数の過不足が生じ易いばかりか、それ
に基く人員配置設予定に多大な労力・時間を必要として
いた。
【0008】本発明の目的は、電子キャッシュレジスタ
の時間帯別予定開放台数を定量的かつ自動的に求めるこ
とができる商品販売データ処理装置および方法を提供す
ることにある。また、時間帯別予定開放台数算出処理プ
ログラムを記憶したコンピュータで読取り可能な記憶媒
体を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、それ
ぞれが売上高,客数およびデータ入力を必要とする商品
の点数を明確とした商品登録機能を有する複数の電子キ
ャッシュレジスタを具備する商品販売データ処理装置に
おいて、前記各電子キャッシュレジスタの時間帯別売上
額a,客数bおよび点数cを保存可能かつ1日の予定売
上額D,1商品のデータ入力に必要とする入力時間sお
よび1客当たりの金銭授受に必要とする金銭授受時間t
を設定可能に形成するとともに、保存された各データ
a,b,cおよび設定された各データs,tを用いて電
子キャッシュレジスタの時間帯別予定開放台数Rを算出
可能に形成された商品販売データ処理装置である。
【0010】かかる発明では、1日の予定売上額D,1
商品のデータ入力に必要とする入力時間sおよび1客当
たりの金銭授受に必要とする金銭授受時間tを設定して
おく。開放された各電子キャッシュレジスタは、実行し
た商品登録に係る時間帯別の売上額a,客数bおよび点
数cを保存する。かくして、例えば、各電子キャッシュ
レジスタを一括管理する上位機で、保存された各データ
a,b,cおよび設定された各データs,tを用いて時
間帯別ごとの電子キャッシュレジスタの予定開放台数を
算出することができる。よって、店舗運営上の計画デー
タと開放された電子キャッシュレジスタの売上実績等と
を根拠とした必要最小限的な電子キャッシュレジスタの
開放予定台数を定量的かつ自動的に求めることができ
る。したがって、顧客サービスを維持しかつ無駄な開放
を回避しつつ効率の高い店舗運営ができる。
【0011】また、請求項2の発明は、それぞれが売上
高,客数およびデータ入力を必要とする商品の点数を明
確とした商品登録機能を有する複数の電子キャッシュレ
ジスタを具備する商品販売データ処理装置において、前
記各電子キャッシュレジスタの時間帯別売上額a,客数
bおよび点数cを保存可能かつこれらを用いて全電子キ
ャッシュレジスタについての所定期間中の時間帯別平均
売上高A,平均客数Bおよび平均点数Cを算出可能であ
るとともに、時間帯別平均売上高Aおよび設定された1
日の予定売上額Dを用いた時間帯別予定売上額E,この
時間帯別予定売上額Eと時間帯別平均売上高Aと時間帯
別平均点数Cとを用いた時間帯別予定点数Fおよび時間
帯別予定売上額Eと時間帯別平均売上高Aと平均客数B
とを用いた時間帯別予定客数Gをそれぞれに算出可能に
形成し、時間帯別予定点数Fと設定された1商品のデー
タ入力に必要とする入力時間sとを用いた時間帯別予定
入力時間Sおよび時間帯別予定客数Gと設定された1客
当たりの金銭授受に必要とする金銭授受時間tとを用い
た時間帯別予定金銭授受時間Tをそれぞれに算出可能に
形成し、時間帯別予定入力時間Sおよび時間帯別予定金
銭授受時間Tを用いて前記電子キャッシュレジスタの時
間帯別予定開放台数Rを算出可能に形成された商品販売
データ処理装置である。
【0012】かかる発明では、各電子キャッシュレジス
タは、商品登録等を通じて時間帯別の売上額a,客数b
および点数cを保存する。そして、これら各データa,
b,cを用いて開放された全電子キャッシュレジスタに
ついての所定期間中の時間帯別平均売上高A,平均客数
Bおよび平均点数Cを算出する。引続き、この時間帯別
平均売上高Aおよび設定された1日の予定売上額Dを用
いた時間帯別予定売上額Eを算出するとともに、この時
間帯別予定売上額Eと時間帯別平均売上高Aと時間帯別
平均点数Cとを用いて時間帯別予定点数Fを算出しかつ
時間帯別予定売上額Eと時間帯別平均売上高Aと平均客
数Bとを用いて時間帯別予定客数Gを算出する。また、
時間帯別予定点数Fと設定された1商品のデータ入力に
必要とする入力時間sとを用いて時間帯別予定入力時間
Sを算出しかつ時間帯別予定客数Gと設定された1客当
たりの金銭授受に必要とする金銭授受時間tとを用いて
時間帯別予定金銭授受時間Tを算出する。かくして、電
子キャッシュレジスタの時間帯別予定開放台数Rを、時
間帯別予定入力時間Sおよび時間帯別予定金銭授受時間
Tを用いて算出することができる。
【0013】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができる他、さらに1日の予定
売上額Dを慎重に検討して設定すれば、より予測精度の
高い時間帯別予定開放台数Rを算出できかつ1日の予定
売上額Dごとの予定開放台数を迅速に求められる。
【0014】また、請求項3の発明は、前記所定期間が
1ヶ月とされている商品販売データ処理装置である。
【0015】かかる発明では、時間帯別平均売上高A,
平均客数Bおよび平均点数Cは、1ヶ月間に開放された
電子キャッシュレジスタが保存した1ヶ月分の時間帯別
売上額a,客数bおよび点数cを用いて算出される。し
たがって、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏
することができることに加え、さらに最小的なデータ
(各データa,b,c)を用いて運用の実際に即した高
予測精度でかつ迅速に算出することができる。
【0016】さらに、請求項4の発明は、前記時間帯別
平均売上高A,平均客数Bおよび平均点数Cを曜日別に
算出可能かつ時間帯別予定開放台数Rを曜日別に算出可
能に形成された商品販売データ処理装置である。
【0017】かかる発明では、時間帯別平均売上高A,
平均客数Bおよび平均点数C並びにこれらを基礎とした
時間帯別予定開放台数Rを曜日別に算出する。したがっ
て、請求項2および請求項3の発明の場合と同様な作用
効果を奏することができることに加え、さらに各曜日ご
とに最適な台数を開放できる。
【0018】さらに、請求項5の発明は、前記時間帯別
予定開放台数Rを横軸が時間帯で縦軸が開放予定の前記
電子キャッシュレジスタとされたレジ開放予定表に表示
または/および印刷発行可能に形成されている商品販売
データ処理装置である。
【0019】かかる発明では、算出された時間帯別予定
開放台数Rを縦軸に並べかつ横軸が時間帯とされたレジ
開放予定表を表示や印刷することができる。したがっ
て、請求項1から請求項4までの発明の場合と同様な作
用効果を奏することができることに加え、さらに時間帯
ごとの開放台数を目視により簡単かつ正確に知ることが
できるとともに、開放される各レジごとの担当キャッシ
ャー名等を書込みすることが容易であるから利用性を一
段と高められる。
【0020】さらにまた、請求項6の発明は、開放すべ
き前記電子キャッシュレジスタの優先順位を入力可能か
つ前記レジ開放予定表に表示または/および印刷発行さ
れる前記電子キャッシュレジスタが入力された優先順位
にしたがって選択されるものとされている商品販売デー
タ処理装置である。
【0021】かかる発明では、レジ開放予定表は、各電
子キャッシュレジスタが入力された優先順位通りに表示
・印刷される。したがって、請求項5の発明の場合と同
様な作用効果を奏することができることに加え、さらに
例えば開放されている時間帯の長い順番に表示・印刷で
きるから、担当キャッシャーの割振り等がし易くかつ当
該各担当キャッシャーも見易い。
【0022】さらに、請求項7の発明は、それぞれが売
上高,客数およびデータ入力を必要とする商品の点数を
明確とした商品登録機能を有する複数の電子キャッシュ
レジスタを具備する商品販売データ処理装置における電
子キャッシュレジスタの時間帯別予定開放台数算出方法
であって、次の手順による。すなわち、1.前記各電子
キャッシュレジスタの時間帯別売上額ai,客数biお
よび点数ciを保存する。2.上記データai,bi,
ciを用いて全電子キャッシュレジスタについての所定
期間中の時間帯別平均売上高Ai,平均客数Biおよび
平均点数Ciを算出する。3.上記データAiと設定さ
れた1日の予定売上額Dとを用いて時間帯別予定売上額
Eiを算出する。4.上記データEi,Ai,Ciを用
いて時間帯別予定点数Fiを算出する。5.上記データ
Ei,Ai,Biを用いて時間帯別予定客数Giを算出
する。6.上記データFiと設定された1商品のデータ
入力に必要とする入力時間sとを用いて時間帯別予定入
力時間Siを算出する。7.上記データGiと設定され
た1客当たりの金銭授受に必要とする金銭授受時間tと
を用いて時間帯別予定金銭授受時間Tiを算出する。
8.算出された上記データSiとTiとの和を1時間長
で除して電子キャッシュレジスタの時間帯別予定開放台
数Riを算出する。但し、上記各iは時間帯の数(1〜
任意数n)である。
【0023】かかる発明では、各電子キャッシュレジス
タは当該各時間帯別売上額ai,客数biおよび点数c
iを保存する。これらのデータai,bi,ciを用い
て全電子キャッシュレジスタについての所定期間中の時
間帯別平均売上高Ai,平均客数Biおよび平均点数C
iが算出される。そして、時間帯別平均売上高Aiと設
定された1日の予定売上額Dとを用いて時間帯別予定売
上額Eiが算出され、この時間帯別予定売上額Eiを含
むデータEi,Ai,Ciを用いて時間帯別予定点数F
iが算出される。また、データEi,Ai,Biを用い
て時間帯別予定客数Giが算出される。しかる後に、算
出された時間帯別予定点数Fiと設定された1商品のデ
ータ入力に必要とする入力時間sとを用いて時間帯別予
定入力時間Siを算出する。さらに、時間帯別予定客数
Giと設定された1客当たりの金銭授受に必要とする金
銭授受時間tとを用いて時間帯別予定金銭授受時間Ti
を算出する。かくして、算出された時間帯別予定入力時
間Siと時間帯別予定金銭授受時間Tiとの和を1時間
長で除することにより電子キャッシュレジスタの時間帯
別予定開放台数Riを算出することができる。
【0024】よって、店舗運営上の計画データと開放さ
れた電子キャッシュレジスタの売上実績等とを根拠とし
た必要最小限的な電子キャッシュレジスタの開放予定台
数を定量的かつ自動的に求めることができる。したがっ
て、顧客サービスを維持しかつ無駄な開放を回避しつつ
効率の高い店舗運営ができる。
【0025】さらにまた、請求項8の発明は、それぞれ
が売上高,客数およびデータ入力を必要とする商品の点
数を明確とした商品登録機能を有する複数の電子キャッ
シュレジスタを具備する商品販売データ処理装置におけ
る電子キャッシュレジスタの時間帯別予定開放台数算出
処理プログラムを記憶したコンピュータで読取り可能な
記憶媒体であって、前記時間帯別予定開放台数算出処理
プログラムがこれを読取ったコンピュータに、次の処理
を行わせる。すなわち、1.前記各電子キャッシュレジ
スタの時間帯別売上額ai,客数biおよび点数ciを
保存する。2.上記データai,bi,ciを用いて全
電子キャッシュレジスタについての所定期間中の時間帯
別平均売上高Ai,平均客数Biおよび平均点数Ciを
算出する。3.上記データAiと設定された1日の予定
売上額Dとを用いて時間帯別予定売上額Eiを算出す
る。4.上記データEi,Ai,Ciを用いて時間帯別
予定点数Fiを算出する。5.上記データEi,Ai,
Biを用いて時間帯別予定客数Giを算出する。6.上
記データFiと設定された1商品のデータ入力に必要と
する入力時間sとを用いて時間帯別予定入力時間Siを
算出する。7.上記データGiと設定された1客当たり
の金銭授受に必要とする金銭授受時間tとを用いて時間
帯別予定金銭授受時間Tiを算出する。8.算出された
上記データSiとTiとの和を1時間長で除して電子キ
ャッシュレジスタの時間帯別予定開放台数Riを算出す
る。但し、上記各iは時間帯の数(1〜任意数n)であ
る。
【0026】かかる発明では、記憶媒体に記憶された時
間帯別予定開放台数算出処理プログラムを読取った電子
キャッシュレジスタを形成する第1のコンピュータは当
該各時間帯別売上額ai,客数biおよび点数ciを保
存する。また、第2のコンピュータは、各第1のコンピ
ュータが保存したデータai,bi,ciを用いて全電
子キャッシュレジスタについての所定期間中の時間帯別
平均売上高Ai,平均客数Biおよび平均点数Ciを算
出する。引続き、時間帯別平均売上高Aiと設定された
1日の予定売上額Dとを用いて時間帯別予定売上額Ei
が算出し、この時間帯別予定売上額Eiを含むデータE
i,Ai,Ciを用いて時間帯別予定点数Fiを算出す
る。また、データEi,Ai,Biを用いて時間帯別予
定客数Giが算出する。しかる後に、算出された時間帯
別予定点数Fiと設定された1商品のデータ入力に必要
とする入力時間sとを用いて時間帯別予定入力時間Si
を算出し、さらに時間帯別予定客数Giと設定された1
客当たりの金銭授受に必要とする金銭授受時間tとを用
いて時間帯別予定金銭授受時間Tiを算出する。かくし
て、算出された時間帯別予定入力時間Siと時間帯別予
定金銭授受時間Tiとの和を1時間長で除することによ
り電子キャッシュレジスタの時間帯別予定開放台数Ri
を算出する。
【0027】したがって、記憶媒体に記憶された時間帯
別予定開放台数算出処理プログラムをコンピュータに読
込ませれば、当該コンピュータを、店舗運営上の計画デ
ータと開放された電子キャッシュレジスタの売上実績等
とを根拠とした必要最小限的な電子キャッシュレジスタ
の開放予定台数を定量的かつ自動的に求めることができ
ると言う優れた作用効果を有する商品販売データ処理装
置を簡単に構築することができかつ時間帯別予定開放台
数算出方法を確実に実施させられる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)本時間帯別予定開放台数算出方法を
実施するために好適な商品販売データ処理装置は、基本
的構成が従来例(図11)の場合と同様な図1に示す複
数(例えば、150台)の電子キャッシュレジスタ10
と上位機30とから形成され、さらに各電子キャッシュ
レジスタ10の時間帯別の売上額a,客数bおよび点数
cを保存可能かつ1日の予定売上額D,1商品のデータ
入力に必要とする入力時間sおよび1客当たりの金銭授
受に必要とする金銭授受時間tを設定可能に形成すると
ともに、保存された各データa,b,cおよび設定され
た各データs,tを用いて電子キャッシュレジスタ10
の時間帯別予定開放台数Rを算出可能に形成されてい
る。
【0029】なお、以下では、時間帯の数をi(1〜任
意数n)として説明する。
【0030】図1において、電子キャッシュレジスタ1
0(例えば、10A)は、CPU11,ROM12,R
AM13,HDD(ハードディスク装置)14,FDD
(フロッピーディスク装置)15,データ通信回線(L
AN)1用のインターフェイス(I/F)16,スキャ
ナ(SCN)17,キーボード(KB)18,表示器
(IND)19,プリンタ(PNTR)20および自動
開放型のドロワ(DRW)21を含み、基本的な商品登
録機能,会計処理機能等を有する。
【0031】すなわち、スキャナ17を用いて商品コー
ドを入力(図6のST10でYES)すると、制御部は
商品ファイルを検索(ST11)〔この実施形態では、
上位機30から応答される。〕して得た当該商品情報
(商品名,単価等)を用いて商品登録(ST14)す
る。つまり、売上情報(売上高ai,客数bi,点数c
i)を売上ファイル(RAM13)に記憶する。
【0032】この実施形態では、客数biは1取引きに
対して自動的に“1”とカウントされ、点数ciについ
てはキー入力(ST12のYES)された点数とされ
る。但し、キー入力(ST12のYES)がない場合に
は、自動的に“1”とカウントされる。
【0033】ここに、時間帯別データ保存制御手段(C
PU11,ROM12)は、これらの時間帯別データ
(売上情報…売上高ai,客数bi,点数ci)を図2
に()書くで示した時間帯別データファイル13T1に
保存(記憶)する。日付(年,月,日,曜日)、当該電
子キャッシュレジスタ10の機番(レジNo.)も保存
される。そして、上位機30からデータの収集要求を受
信(ST18のYES)した場合に、送信(ST19)
する。トランザクションとしてその都度に送信するよう
に形成してもよい。なお、会計処理は従来例の場合と同
様である(ST16,ST17)。
【0034】上位機30は、図1に示すごとく、CPU
31,ROM32,RAM33,HDD(ハードディス
ク装置)34,FDD(フロッピーディスク装置)3
5,データ通信回線(LAN)1用のインターフェイス
(I/F)36,キーボード(KB)37および表示器
(IND)38を含み、各電子キャッシュレジスタ10
を一括管理する。基本的機能は従来例の場合と同様であ
る。なお、FDD35およびフロッピーディスクFDに
ついては、第2の実施形態において説明する。
【0035】さて、時間帯別予定開放台数算出方法を実
施するに関して、上位機30は、各電子キャッシュレジ
スタ10へのデータ収集要求に対応する各時間帯別デー
タ(売上情報…売上高ai,客数bi,点数ci)を受
信すると、時間帯別データ保存制御手段(CPU31,
ROM32)が、図2に示す時間帯別データファイル3
3T1に保存(記憶)する。全レジ(10)について行
う(図7のST20〜ST24)。
【0036】時間帯別予定開放台数算出手段(CPU3
1,ROM32)は、時間帯別予定開放台数の算出要求
があると(図7のST25のYES)、図2に示す時間
帯別データファイル33T1から各時間帯別データ(売
上情報…売上高ai,客数bi,点数ci)を読出し所
定期間中の時間帯別平均売上高Ai(A1〜An),平
均客数Bi(B1〜Bn)および平均点数Ci(C1〜
Cn)をそれぞれに算出する(ST26,ST27)。
これらは、図3に示す時間帯別曜日平均データファイル
33T2に記憶される。
【0037】すなわち、所定期間は、この実施形態の場
合、予測精度を高めるのに必要でかつ最小的データ量と
して選択した1ヶ月である。しかも、1週間内の混雑変
動に対する追従性を高めるために、7曜日分(7曜日ご
と)の平均値を算出するものと形成されている。
【0038】次いで、1日の予定売上額(売上予算)D
を図4に示す売上予算ファイル33T3から読取る(S
T28)。売上予算は、予め設定記憶しておくのが好ま
しい。この実施形態では、各日ごとに設定記憶できかつ
読出すことができる。
【0039】また、ある時間帯(i)の予定売上額Ei
は、1日中の各時間帯(1〜n)ごとの時間帯別平均売
上高A1〜Anの和(1日の平均売上高)に対する当該
時間帯(i)の平均売上高Aiの比(Ai/A1+A2
+…+An)に、1日の予定売上額Dを掛け算して求め
ることができる(ST29)。算出された時間帯別予定
売上額(売上予算)Eiは、図5に示す時間帯別予定売
上額ファイル33T4に記憶される。
【0040】時間帯別予定点数Fiは、時間帯別予定売
上額Eiと時間帯別平均売上高Aiと平均点数Ciとか
ら算出(ST30)する。すなわち、時間帯別平均売上
高Aiを当該平均点数Ciで割り算して当該時間帯
(i)における1点当たりの平均売上高を予測し、先に
算出された時間帯別予定売上額Eiをこの1点当たり平
均売上高で割り算して求める。
【0041】かくして、この時間帯別予定点数Fiに、
図8のST31で読込んだ1商品のデータ入力に必要と
する入力時間sを掛け算すれば、時間帯別予定入力時間
Sを算出(ST32)することができる。つまり、当該
時間帯(i)内に必要とする総入力時間を予測できる。
データ入力には、スキャナ17を用いた商品コードの読
取り入力やキー入力等も含まれる。
【0042】そして、入力時間sは、実績に基き選択的
に設定される。なお、キャッシャーの入力速度レベルに
応じて設定変更可能に形成すれば、一段と予測精度の高
い時間帯別予定入力時間Siを求めることができる。
【0043】また、時間帯別予定客数Giは、時間帯別
予定売上額Eiを、当該時間帯(i)の時間帯別平均売
上高Aiを平均客数Biで割り算して求めた1客当たり
の平均売上高で、割り算することにより算出(ST3
3)することができる。
【0044】したがって、この時間帯別予定客数Giに
読込んだ金銭授受時間tを掛け算すれば、時間帯別予定
金銭授受時間Tiを算出できる(ST34,ST3
5)。金銭授受時間tは、会計処理に際する1客当たり
の金銭授受に必要とする時間である。この金銭授受時間
tも、入力時間sの場合と同様に、実績に基き選択的に
設定される。なお、キャッシャーの精算速度レベルに応
じて設定変更可能に形成すれば、一段と予測精度の高い
時間帯別予定金銭授受時間Tiを求めることができる。
【0045】かくして、時間帯別予定入力時間Siと時
間帯別予定金銭授受時間Tiとを加算した商品登録およ
び会計処理に必要と予測される時間帯内総時間(Si+
Ti)を当該時間帯の1時間長(この実施形態では、1
時間=3600秒)で割り算することによって、時間帯
別予定開放台数Riを算出(ST37)することができ
る。なお、1時間長は、当該時間帯の時間長(時間,
分,秒等)である。
【0046】さらに、この実施形態では、算出決定され
た各時間帯(1〜n)の時間帯別予定開放台数R1〜R
nを表示器38に表示(図9のST44)することがで
きる。また、印刷発行要求(ST45のYES)をすれ
ば、プリンタを用いて図10に示すレジ開放予定表50
を印刷発行することができる(ST46)。なお、これ
に用いるプリンタは図1では図示省略したが、データ通
信回線1に共有可能に複数台が設けられている。
【0047】このレジ開放予定表50は、横軸が時間帯
(例えば、“11(時)〜”)で縦軸が開放予定の電子
キャッシュレジスタ10つまりレジNo.(例えば、
“1101”)とされている。図10において、例えば
レジ“1101”の開放線(水平線)Lは、11時から
12時59分59秒まで開放されることを意味する。表
示の場合も同様である。開放線Lに連関させてレジ担当
者名等を手書き等により書込むことができる。
【0048】さらに、電子キャッシュレジスタ10の優
先順位をキーボード37を用いて入力(ST38)する
ことができ、かつレジ開放予定表50に表示(ST3
9)および印刷発行(ST43)される電子キャッシュ
レジスタ10を入力された優先順位にしたがって選択可
能に形成されている。例えば、図10では、優先順位が
“1101”,“1102”,“1103”,“110
4”…して設定入力された場合を示す。
【0049】さらに、この実施形態では、レジ担当者名
を入力(ST41)できかつレジ開放予定表50に入力
された各レジ担当者名を当該レジの開放線L上に印刷
(表示)可能に形成されている(ST42)。
【0050】しかして、この第1の実施形態では、各電
子キャッシュレジスタ10の時間帯別の売上額a,客数
bおよび点数cを保存可能かつ1日の予定売上額D,1
商品のデータ入力に必要とする入力時間sおよび1客当
たりの金銭授受に必要とする金銭授受時間tを設定可能
に形成するとともに、保存された各データa,b,cお
よび設定された各データs,tを用いて電子キャッシュ
レジスタ10の時間帯別予定開放台数Rを算出可能に形
成されているので、店舗運営上の計画データと開放され
た電子キャッシュレジスタ10の売上実績等とを根拠と
した必要最小限的な電子キャッシュレジスタ10の各時
間帯(1〜n)別の開放予定台数R1〜Rnを定量的か
つ自動的に求めることができる。したがって、顧客サー
ビスを維持しかつ無駄な開放を回避しつつ効率の高い店
舗運営ができる。
【0051】また、各電子キャッシュレジスタ10が時
間帯別売上額a,客数bおよび点数cを保存可能に形成
され、上位機30が全電子キャッシュレジスタ10につ
いての所定期間中の時間帯別平均売上高A,平均客数B
および平均点数Cを算出可能であるとともに、時間帯別
平均売上高Aおよび設定された1日の予定売上額Dを用
いた時間帯別予定売上額E,この時間帯別予定売上額E
と時間帯別平均売上高Aと時間帯別平均点数Cとを用い
た時間帯別予定点数Fおよび時間帯別予定売上額Eと時
間帯別平均売上高Aと平均客数Bとを用いた時間帯別予
定客数Gをそれぞれに算出可能に形成され、時間帯別予
定点数Fと設定された1商品のデータ入力に必要とする
入力時間sとを用いた時間帯別予定入力時間Sおよび時
間帯別予定客数Gと設定された1客当たりの金銭授受に
必要とする金銭授受時間tとを用いた時間帯別予定金銭
授受時間Tをそれぞれに算出可能に形成され、時間帯別
予定入力時間Sおよび時間帯別予定金銭授受時間Tを用
いて電子キャッシュレジスタ10の時間帯別予定開放台
数Rを算出可能に形成されているので、さらに1日の予
定売上額Dを慎重に検討して設定すればより予測精度の
高い時間帯別予定開放台数Rを算出できかつ1日の予定
売上額Dごとの予定開放台数を迅速に求められる。
【0052】また、所定期間が1ヶ月とされているの
で、さらに最小的なデータ(各データa,b,c)を用
いて運用の実際に即した高予測精度でかつ迅速に算出す
ることができる。
【0053】また、時間帯別平均売上高A,平均客数B
および平均点数Cを曜日別に算出可能かつ時間帯別予定
開放台数Rを曜日別に算出可能に形成されているので、
さらに各曜日ごとに最適な台数を開放できる。
【0054】また、算出された時間帯別予定開放台数R
を、横軸が時間帯で縦軸が開放予定の電子キャッシュレ
ジスタ10とされたレジ開放予定表50に表示および印
刷発行可能に形成されているので、時間帯(1〜n)ご
との開放台数R1〜Rnを目視により簡単かつ正確に知
ることができるとともに、開放される各レジ10ごとの
担当キャッシャー名等を書込みすることが容易であるか
ら利用性を一段と高められる。
【0055】また、開放すべき電子キャッシュレジスタ
10の優先順位を入力可能かつレジ開放予定表50に表
示または/および印刷発行される電子キャッシュレジス
タ10が入力された優先順位にしたがって選択可能に形
成されているので、さらに例えば開放されている時間帯
の長い順番に表示・印刷できるから、担当キャッシャー
の割振り等がし易くかつ当該各担当キャッシャーも見易
い。
【0056】さらに、各電子キャッシュレジスタ10で
は、1取引きに関して客数biは自動的に“1”とカウ
ントされ、点数ciは複数点数の場合にキー入力すれば
よくかつ1点の場合はキー入力しなくても“1”と自動
カウントされるものと形成されているので、取り扱いが
容易である。つまり、通常の商品登録手続きと同様にす
れば、格別の操作・時間等を必要としない。
【0057】さらに、レジ担当者名を入力できかつレジ
開放予定表50に入力された各レジ担当者名を当該レジ
の開放線L上に印刷(表示)可能に形成されているの
で、人員配置およびその連絡を迅速かつ簡単に行え、大
幅な手間を省ける。
【0058】(第2の実施形態)この実施形態では、コ
ンピュータに記憶媒体(FD)から時間帯別予定開放台
数算出処理プログラムを読取らせ、第1の実施形態の場
合と同様な商品販売データ処理装置(10,30)を構
築しかつ時間帯別予定開放台数算出方法を実行可能とし
てある。
【0059】すなわち、第1の実施形態では、図6に示
す商品販売データ処理プログラムおよび一部の時間帯別
予定開放台数算出プログラムを各電子キャッシュレジス
タ10のROM12に格納させ、かつ図7〜図9に示す
時間帯別予定開放台数算出処理プログラムを上位機30
のROM32に格納させていたが、この第2の実施形態
では、便宜的に第1の実施形態(図1)に示した上位機
30側のFDD35を用いて記憶媒体(FD)に記憶さ
れた時間帯別予定開放台数算出処理プログラム(図6〜
図9)を読取りかつそのうちのプログラム(図7〜図
9)はHDD34に格納しかつRAM33に展開して実
施可能であるとともに、プログラム(図6)については
各電子キャッシュレジスタ10へデータ通信回線1を介
してダウンローダさせかつ当該各電子キャッシュレジス
タ10で当該各HDD14に格納するとともにRAM1
3に展開させて実行可能に形成してある。他は第1の実
施形態の場合とを同様である。もとより、各電子キャッ
シュレジスタ10のプログラム(図6)については、当
該FDD15を用いて読取り可能に形成することができ
る。
【0060】したがって、コンピュータ〔30,(各1
0)〕に記憶媒体(FD)に記憶された時間帯別予定開
放台数算出処理プログラム(図6〜図9)を読取らせれ
ば、当該コンピュータ(30、各10)を第1の実施形
態の場合と同様な上位機30および上位機30つまり商
品販売データ処理装置として簡単に構築することができ
かつ当該時間帯別予定開放台数算出方法を確実に実施さ
せられる。
【0061】もとより、図1に示すHDD34,14や
ROM32,12を着脱可能としかつ図6,図7〜図9
に示す時間帯別予定開放台数算出処理プログラムをそれ
ぞれに格納させておけば、当該HDDやROMも記憶媒
体となる。また、記憶媒体は、上記に限定されずCD−
ROM,DVD−ROM,MO,磁気テープ等から形成
してもよい。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、各レジの時間
帯別売上額a,客数bおよび点数cを保存可能かつ1日
の予定売上額D,1商品のデータ入力に必要とする入力
時間sおよび1客当たりの金銭授受に必要とする金銭授
受時間tを設定可能に形成するとともに、保存データ
a,b,cおよび設定データs,tを用いてレジの時間
帯別予定開放台数Rを算出可能に形成された商品販売デ
ータ処理装置であるから、店舗運営上の計画データと開
放された電子キャッシュレジスタの売上実績等とを根拠
とした必要最小限的な電子キャッシュレジスタの開放予
定台数を定量的かつ自動的に求めることができる。した
がって、顧客サービスを維持しかつ無駄な開放を回避し
つつ効率の高い店舗運営ができる。
【0063】また、請求項2の発明によれば、各レジの
時間帯別売上額a,客数bおよび点数cを保存可能かつ
これらを用いて全レジについての所定期間中の時間帯別
平均売上高A,平均客数Bおよび平均点数Cを算出可能
であるとともに、時間帯別平均売上高Aおよび設定され
た1日の予定売上額Dを用いた時間帯別予定売上額E,
この時間帯別予定売上額Eと時間帯別平均売上高Aと時
間帯別平均点数Cとを用いた時間帯別予定点数Fおよび
時間帯別予定売上額Eと時間帯別平均売上高Aと平均客
数Bとを用いた時間帯別予定客数Gをそれぞれに算出可
能に形成し、時間帯別予定点数Fと設定された1商品の
データ入力に必要とする入力時間sとを用いた時間帯別
予定入力時間Sおよび時間帯別予定客数Gと設定された
1客当たりの金銭授受に必要とする金銭授受時間tとを
用いた時間帯別予定金銭授受時間Tをそれぞれに算出可
能に形成し、時間帯別予定入力時間Sおよび時間帯別予
定金銭授受時間Tを用いて電子ャッシュレジスタの時間
帯別予定開放台数Rを算出可能に形成された商品販売デ
ータ処理装置であるから、請求項1の発明の場合と同様
な効果を奏することができる他、さらに1日の予定売上
額Dを慎重に検討して設定すれば予測精度がより高い時
間帯別予定開放台数Rを算出できかつ1日の予定売上額
Dごとの予定開放台数を迅速に求められる。
【0064】また、請求項3の発明によれば、所定期間
が1ヶ月とされているので、請求項2の発明の場合と同
様な効果を奏することができることに加え、さらに最小
的なデータ(各データa,b,c)を用いて運用の実際
に即した高精度でかつ迅速に算出することができる。
【0065】さらに、請求項4の発明によれば、時間帯
別平均売上高A,平均客数Bおよび平均点数Cを曜日別
に算出可能かつ時間帯別予定開放台数Rを曜日別に算出
可能に形成されているので、請求項2および請求項3の
発明の場合と同様な効果を奏することができることに加
え、さらに各曜日ごとに最適な台数を開放できる。
【0066】さらに、請求項5の発明によれば、時間帯
別予定開放台数Rを横軸が時間帯で縦軸が開放予定のレ
ジとされたレジ開放予定表に表示または/および印刷発
行可能に形成されているので、請求項1から請求項4ま
での発明の場合と同様な効果を奏することができること
に加え、さらに時間帯ごとの開放台数を目視により簡単
かつ正確に知ることができるとともに、開放される各レ
ジごとの担当キャッシャー名等を手書き等により書込み
することが容易であるから利用性を一段と高められる。
【0067】さらにまた、請求項6の発明によれば、開
放すべき電子キャッシュレジスタの優先順位を入力可能
かつレジ開放予定表に表示または/および印刷発行され
るレジが入力された優先順位にしたがって選択されるも
のとされているので、請求項5の発明の場合と同様な効
果を奏することができることに加え、さらに例えば開放
されている時間帯の長い順番に表示・印刷できるから、
担当キャッシャーの割振り等がし易くかつ当該各担当キ
ャッシャーも見易い。
【0068】さらに、請求項7の発明によれば、時間帯
の数(i)を任意数(1〜n)としかつ次の手順、すな
わち、1.各レジの時間帯別売上額ai,客数biおよ
び点数ciを保存する。2.各データai,bi,ci
を用いて全レジについての所定期間中の時間帯別平均売
上高Ai,平均客数Biおよび平均点数Ciを算出す
る。3.データAiと設定された1日の予定売上額Dと
を用いて時間帯別予定売上額Eiを算出する。4.デー
タEi,Ai,Ciを用いて時間帯別予定点数Fiを算
出する。5.データEi,Ai,Biを用いて時間帯別
予定客数Giを算出する。6.データFiと設定された
1商品のデータ入力に必要とする入力時間sとを用いて
時間帯別予定入力時間Siを算出する。7.データGi
と設定された1客当たりの金銭授受に必要とする金銭授
受時間tとを用いて時間帯別予定金銭授受時間Tiを算
出する。8.算出されたデータSiとTiとの和を1時
間長で除してレジの時間帯別予定開放台数Riを算出す
る時間帯別予定開放台数算出方法であるから、店舗運営
上の計画データと開放された電子キャッシュレジスタの
売上実績等とを根拠とした必要最小限的なレジの開放予
定台数を定量的かつ自動的に求めることができる。した
がって、顧客サービスを維持しかつ無駄な開放を回避し
つつ効率の高い店舗運営ができる。
【0069】さらにまた、請求項8の発明によれば、時
間帯別予定開放台数算出処理プログラムを読取ったコン
ピュータに、時間帯の数(i)を任意数(1〜n)とし
て、1.各レジの時間帯別売上額ai,客数biおよび
点数ciを保存させる。2.データai,bi,ciを
用いて全レジについての所定期間中の時間帯別平均売上
高Ai,平均客数Biおよび平均点数Ciを算出させ
る。3.データAiと設定された1日の予定売上額Dと
を用いて時間帯別予定売上額Eiを算出させる。4.デ
ータEi,Ai,Ciを用いて時間帯別予定点数Fiを
算出させる。5.データEi,Ai,Biを用いて時間
帯別予定客数Giを算出する。6.データFiと設定さ
れた1商品のデータ入力に必要とする入力時間sとを用
いて時間帯別予定入力時間Siを算出させる。7.デー
タGiと設定された1客当たりの金銭授受に必要とする
金銭授受時間tとを用いて時間帯別予定金銭授受時間T
iを算出させる。8.算出されたデータSiとTiとの
和を1時間長で除してレジの時間帯別予定開放台数Ri
を算出させる時間帯別予定開放台数算出処理プログラム
を記憶したコンピュータで読取り可能な記憶媒体である
から、記憶媒体に記憶された時間帯別予定開放台数算出
処理プログラムをコンピュータに読込ませれば、当該コ
ンピュータを、店舗運営上の計画データと開放されたレ
ジの売上実績等とを根拠とした必要最小限的な電子キャ
ッシュレジスタの開放予定台数を定量的かつ自動的に求
めることができると言う優れた効果を有する商品販売デ
ータ処理装置を簡単に構築することができかつ時間帯別
予定開放台数算出方法を確実に実施させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】同じく、上位機側および各電子キャッシュレジ
スタ側の時間帯別データファイルを説明するための図で
ある。
【図3】同じく、上位機側の時間帯別曜日平均データフ
ァイルを説明するための図である。
【図4】同じく、上位機側の売上予算ファイルを説明す
るための図である。
【図5】同じく、上位機側の時間帯別予定売上額ファイ
ルを説明するための図である。
【図6】同じく、各電子キャッシュレジスタ側の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図7】同じく、上位機側の動作を説明するためのフロ
ーチャート(1)である。
【図8】同じく、上位機側の動作を説明するためのフロ
ーチャート(2)である。
【図9】同じく、上位機側の動作を説明するためのフロ
ーチャート(3)である。
【図10】同じく、レジ開放予定表を説明するための図
である。
【図11】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 データ通信回線 10 電子キャッシュレジスタ(商品販売データ処理装
置) 11 CPU 12 ROM 13 RAM 13T1 時間帯別データファイル 17 スキャナ 18 キーボード 30 上位機(商品販売データ処理装置) 31 CPU 32 ROM 33 RAM 33T1 時間帯別データファイル 33T2 時間帯別曜日平均データファイル 33T3 売上予算ファイル 33T4 時間帯別予定売上額ファイル 34 HDD 35 FDD FD フロッピーディスク(記憶媒体) 37 キーボード 38 表示器 50 レジ開放予定表 a 時間帯別売上額 A 時間帯別平均売上高 b 客数 B 平均客数 c 点数 C 平均点数 E 時間帯別予定売上額 F 時間帯別予定点数 G 時間帯別予定客数 i 時間帯の数(1〜任意数n) s 入力時間 S 時間帯別予定入力時間 t 金銭授受時間 T 時間帯別予定金銭授受時間 R 時間帯別予定開放台数

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが売上高,客数およびデータ入
    力を必要とする商品の点数を明確とした商品登録機能を
    有する複数の電子キャッシュレジスタを具備する商品販
    売データ処理装置において、 前記各電子キャッシュレジスタの時間帯別売上額a,客
    数bおよび点数cを保存可能かつ1日の予定売上額D,
    1商品のデータ入力に必要とする入力時間sおよび1客
    当たりの金銭授受に必要とする金銭授受時間tを設定可
    能に形成するとともに、保存された各データa,b,c
    および設定された各データs,tを用いて電子キャッシ
    ュレジスタの時間帯別予定開放台数Rを算出可能に形成
    された商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 それぞれが売上高,客数およびデータ入
    力を必要とする商品の点数を明確とした商品登録機能を
    有する複数の電子キャッシュレジスタを具備する商品販
    売データ処理装置において、 前記各電子キャッシュレジスタの時間帯別売上額a,客
    数bおよび点数cを保存可能かつこれらを用いて全電子
    キャッシュレジスタについての所定期間中の時間帯別平
    均売上高A,平均客数Bおよび平均点数Cを算出可能で
    あるとともに、時間帯別平均売上高Aおよび設定された
    1日の予定売上額Dを用いた時間帯別予定売上額E,こ
    の時間帯別予定売上額Eと時間帯別平均売上高Aと時間
    帯別平均点数Cとを用いた時間帯別予定点数Fおよび時
    間帯別予定売上額Eと時間帯別平均売上高Aと平均客数
    Bとを用いた時間帯別予定客数Gをそれぞれに算出可能
    に形成し、時間帯別予定点数Fと設定された1商品のデ
    ータ入力に必要とする入力時間sとを用いた時間帯別予
    定入力時間Sおよび時間帯別予定客数Gと設定された1
    客当たりの金銭授受に必要とする金銭授受時間tとを用
    いた時間帯別予定金銭授受時間Tをそれぞれに算出可能
    に形成し、時間帯別予定入力時間Sおよび時間帯別予定
    金銭授受時間Tを用いて前記電子キャッシュレジスタの
    時間帯別予定開放台数Rを算出可能に形成された商品販
    売データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記所定期間が1ヶ月とされている請求
    項2記載の商品販売データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記時間帯別平均売上高A,平均客数B
    および平均点数Cを曜日別に算出可能かつ時間帯別予定
    開放台数Rを曜日別に算出可能に形成されている請求項
    2または請求項3記載の商品販売データ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記時間帯別予定開放台数Rを横軸が時
    間帯で縦軸が開放予定の前記電子キャッシュレジスタと
    されたレジ開放予定表に表示または/および印刷発行可
    能に形成されている請求項1から請求項4までのいずれ
    か1項に記載された商品販売データ処理装置。
  6. 【請求項6】 開放すべき前記電子キャッシュレジスタ
    の優先順位を入力可能かつ前記レジ開放予定表に表示ま
    たは/および印刷発行される前記電子キャッシュレジス
    タが入力された優先順位にしたがって選択されるものと
    されている請求項5記載の商品販売データ処理装置。
  7. 【請求項7】 それぞれが売上高,客数およびデータ入
    力を必要とする商品の点数を明確とした商品登録機能を
    有する複数の電子キャッシュレジスタを具備する商品販
    売データ処理装置における電子キャッシュレジスタの時
    間帯別予定開放台数算出方法であって、以下の手順によ
    ることを特徴とする。 1.前記各電子キャッシュレジスタの時間帯別売上額a
    i,客数biおよび点数ciを保存する。 2.上記データai,bi,ciを用いて全電子キャッ
    シュレジスタについての所定期間中の時間帯別平均売上
    高Ai,平均客数Biおよび平均点数Ciを算出する。 3.上記データAiと設定された1日の予定売上額Dと
    を用いて時間帯別予定売上額Eiを算出する。 4.上記データEi,Ai,Ciを用いて時間帯別予定
    点数Fiを算出する。 5.上記データEi,Ai,Biを用いて時間帯別予定
    客数Giを算出する。 6.上記データFiと設定された1商品のデータ入力に
    必要とする入力時間sとを用いて時間帯別予定入力時間
    Siを算出する。 7.上記データGiと設定された1客当たりの金銭授受
    に必要とする金銭授受時間tとを用いて時間帯別予定金
    銭授受時間Tiを算出する。 8.算出された上記データSiとTiとの和を1時間長
    で除して電子キャッシュレジスタの時間帯別予定開放台
    数Riを算出する。 但し、上記各iは時間帯の数(1〜任意数n)である。
  8. 【請求項8】 それぞれが売上高,客数およびデータ入
    力を必要とする商品の点数を明確とした商品登録機能を
    有する複数の電子キャッシュレジスタを具備する商品販
    売データ処理装置における電子キャッシュレジスタの時
    間帯別予定開放台数算出処理プログラムを記憶したコン
    ピュータで読取り可能な記憶媒体であって、 前記時間帯別予定開放台数算出処理プログラムがこれを
    読取ったコンピュータに、以下の処理を行わせるものと
    されていることを特徴とする。 1.前記各電子キャッシュレジスタの時間帯別売上額a
    i,客数biおよび点数ciを保存する。 2.上記データai,bi,ciを用いて全電子キャッ
    シュレジスタについての所定期間中の時間帯別平均売上
    高Ai,平均客数Biおよび平均点数Ciを算出する。 3.上記データAiと設定された1日の予定売上額Dと
    を用いて時間帯別予定売上額Eiを算出する。 4.上記データEi,Ai,Ciを用いて時間帯別予定
    点数Fiを算出する。 5.上記データEi,Ai,Biを用いて時間帯別予定
    客数Giを算出する。 6.上記データFiと設定された1商品のデータ入力に
    必要とする入力時間sとを用いて時間帯別予定入力時間
    Siを算出する。 7.上記データGiと設定された1客当たりの金銭授受
    に必要とする金銭授受時間tとを用いて時間帯別予定金
    銭授受時間Tiを算出する。 8.算出された上記データSiとTiとの和を1時間長
    で除して電子キャッシュレジスタの時間帯別予定開放台
    数Riを算出する。 但し、上記各iは時間帯の数(1〜任意数n)である。
JP27074997A 1997-10-03 1997-10-03 商品販売データ処理装置および時間帯別予定開放台数算出方法並びに時間帯別予定開放台数算出処理プログラムを記憶したコンピュータで読取り可能な記憶媒体 Pending JPH11110647A (ja)

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