JPH11110592A - 自動改札機 - Google Patents

自動改札機

Info

Publication number
JPH11110592A
JPH11110592A JP9274393A JP27439397A JPH11110592A JP H11110592 A JPH11110592 A JP H11110592A JP 9274393 A JP9274393 A JP 9274393A JP 27439397 A JP27439397 A JP 27439397A JP H11110592 A JPH11110592 A JP H11110592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
traffic
ticket gate
power failure
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9274393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiro Tanabe
聖裕 田部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Mechatronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Mechatronics Corp filed Critical Shibaura Mechatronics Corp
Priority to JP9274393A priority Critical patent/JPH11110592A/ja
Publication of JPH11110592A publication Critical patent/JPH11110592A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 停電が発生した場合に、不法な入場を防止す
ると共に、券片の自動改札機内部への閉じ込めを防止
し、かつ施設内部の利用者に不要な混乱をもたらすこと
を防止する。 【解決手段】 改札機1は、バックアップ用電源装置1
0は、主電源9で停電が発生したことを検知して停電検
知信号S1を信号線19を介して主制御装置10に出力
し、改札機1が入場用に用いられている場合、停電発生
を検知すると、主制御装置11は遮断板駆動部12を駆
動制御して通行遮断板7,8を通行遮断位置となるよう
に移動させ、改札機1が退場用に用いられている場合、
停電発生を検知すると、主制御装置11は遮断板駆動部
12を駆動制御して通行遮断板7,8を通行可能位置と
なるように移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例として、鉄道駅
や各種娯楽施設などに対する入退場の管理に用いられる
自動改札機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記自動改札機の例を、地下鉄駅への自
動改札機に沿って以下に説明する。一般にこのような施
設の自動改札機において、利用者の通行を可能/遮断に
切り替える通行遮断板が用いられている。通行遮断板は
通常は遮断位置に設定されているが、利用者が乗車券な
どを自動改札機に挿入すると通行可能位置に移動し、利
用者が通過して正常な改札後、自動改札機から排出され
た乗車券を抜き取ると遮断位置に復帰する。
【0003】このような自動改札機が入場用の場合に、
前記通行遮断板が通行可能位置にあるときに停電が発生
すると、乗車券の改札無しで、或いは乗車券が無い場合
でも利用者の通行を許してしまうことになるという問題
点がある。
【0004】また、自動改札機が入退場のいずれに用い
られる場合でも、通行遮断板が遮断位置にある場合に停
電になると、利用者の施設内からの退避が円滑に行われ
ず、混乱を招くおそれがあるという問題点がある。
【0005】また、自動改札機が入退場のいずれに用い
られる場合でも、利用者が乗車券などを挿入した状態で
停電になると、乗車券が自動改札機内部に閉じ込めら
れ、利用者に返却できないという問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、自動改札
機が停電になると、前述したような各種の不具合が発生
するが、この不具合に対する有効な対処が行われていな
い。
【0007】本発明は、上記問題点を解決しようとして
成されたものであり、その目的は、停電が発生した場合
に、不法な入場を防止すると共に、券片の自動改札機内
部への閉じ込めを防止し、かつ施設内部の利用者に不要
な混乱をもたらすことを防止する改良された自動改札機
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の自動改札機に
は、商用電源からバックアップ用電源装置を介して電力
が供給され、バックアップ用電源装置は商用電源の停電
を検出して停電検出信号を出力する。自動改札機に設定
されている利用者の通行経路には、通行遮断部材が設け
られている。制御装置は、通行遮断部材を開閉させて、
利用者の通行を可能/遮断に切り替えると共に、バック
アップ用電源装置からの停電検出信号に基づいて通行遮
断部材を予め定める位置に移動させ、その後に電源を遮
断する。
【0009】即ち、このような自動改札機が入場用の場
合に、前記通行遮断板が通行可能位置にあるときに停電
が発生すると、バックアップ用電源装置が供給する電力
により通行遮断板が通行遮断位置に移動され、その後に
電源が遮断される。これにより、入場用の自動改札機の
通行遮断板が停電により通行可能状態に固定される事態
が防止され、乗車券の改札無しで、或いは乗車券が無い
場合でも利用者の通行を許してしまう事態が防止され
る。
【0010】また、本発明の自動改札機が退場用に用い
られる場合、通行遮断板が遮断位置にある場合に停電に
なると、バックアップ用電源装置が供給する電力により
前記通行遮断板が通行可能位置に移動された後、電源が
遮断される。これにより、施設内の利用者の円滑な退場
が実現され、施設内で不要な混乱が発生する事態を防止
することができる。
【0011】本発明において、制御装置には、災害時に
おいて通行遮断部材を通行可能位置に移動させる動作デ
ータが記憶され、この動作データを読み出して実行させ
る災害時動作指示入力手段が接続されている場合があ
る。
【0012】この場合、停電発生時に、例として、災害
の検出センサや手動入力手段などで構成される災害時動
作指示入力手段によって災害時動作指示が制御装置に入
力されると、自動改札機が入場用であっても退場用であ
っても、制御装置は通行遮断部材を通行可能位置に移動
させる。これにより、災害時による停電が発生した際
に、入退場のいずれの自動改札機を用いても施設内の利
用者の円滑な退場が実現され、災害時における施設内の
不要の混乱を防止することができる。
【0013】自動改札機には、通常、投入された券片が
排出されていない状態を検出する滞留検出手段と券片を
投入口から排出口へ搬送する搬送手段とが備えられてい
る。本発明において、制御装置は停電検出信号が入力さ
れた状態であって、滞留検出手段によって券片の滞留が
検出された状態では、搬送手段で券片を排出口へ排出さ
せるようにする場合がある。
【0014】このような場合では、本発明の自動改札機
が入退場のいずれに用いられる場合でも、利用者が乗車
券などの券片を投入した状態で停電になった場合でも、
券片が自動改札機内部に閉じ込められた状態になること
を防止することができ、利便性が格段に向上される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を実施例に即して以下に説
明する。図1〜図5に、本発明の各実施例を示す。図1
は本発明の第1実施例の地下鉄駅の入退場時に用いられ
る自動改札機(以下、改札機)1の構成を示すブロック
図であり、図2は本実施例の自動改札機1の外観を示す
斜視図であり、図3は本実施例における制御装置5の動
作例を示すフローチャートであり、図4は本発明の第2
実施例の改札機1aの構成を示すブロック図であり、図
5は本実施例の動作例を示すフローチャートである。
【0016】以下、図1及び図2を参照して、本実施例
における改札機1の構成について説明する。本実施例の
改札機1では、駅ホームに入場するための乗車券や入場
券などの券片に対する入場用或いは退場用改札を行うも
のであり、矢符A1で示される通過方向の通過経路2の
両側に一対の機体3,4が設けられ、通過方向A1の右
側の機体3に、前記券片を挿入する挿入口5、及び挿入
された券片が機体3中で改札されて排出される排出口6
が形成されている。また、各機体2,3にはそれぞれ前
記通過経路2を遮断/通行可能に切り替える通行遮断板
7,8が回動可能に設けられている。
【0017】また、改札機1は、図1に示されるよう
に、商用交流電源などの主電源9に接続されたバックア
ップ用電源装置(以下、電源装置)10と、電源装置1
0から電力が供給される例としてI/Oインターフェー
スや各種ロジック回路などからなる主制御装置11と、
主制御装置11の制御によって前記通行遮断板7,8を
前記通行遮断状態や通行可能状態となる位置に回動させ
る遮断板駆動部12と、前記券片の挿入を検出する券検
出部13と、券片を機体3内で前記挿入口5から排出口
6まで搬送する券搬送部14と、券搬送部14による搬
送途中で券片に光学的或いは磁気的に記載された事項を
判別して改札を行う券判別部15と、これらの動作を行
うプログラム等が記憶されたROM(読み出し専用記憶
素子)16と、動作中のデータが読み書き可能に記憶さ
れるRAM(読み書き可能記憶素子)17と、改札機1
全体の動作を制御するCPU(中央演算装置)18とを
備えて構成される。ここで、前記電源装置10は、主電
源9で停電が発生したことを検知して停電検知信号S1
を信号線19を介して主制御装置10に出力する構成を
有する。
【0018】また、前記ROM16あるいはRAM17
には、停電発生時において実行される以下のような動作
のデータが記憶されている。即ち、改札機1が入場用に
用いられている場合、停電発生を検知すると、主制御装
置11は遮断板駆動部12を駆動制御して通行遮断板
7,8を通行遮断位置となるように移動させる。もちろ
ん、通行遮断板7,8が通行遮断位置にあるときに停電
になった場合には、通行遮断板7,8の特段の移動動作
は行われない。一方、改札機1が退場用に用いられてい
る場合、停電発生を検知すると、主制御装置11は遮断
板駆動部12を駆動制御して通行遮断板7,8を通行可
能位置となるように移動させる。通行遮断板7,8が通
行可能位置にあるときに停電になった場合には、通行遮
断板7,8のそのときの位置が保持される。
【0019】以下、図3を併せて参照して、本実施例の
動作について説明する。ステップa1では、主制御装置
11は電源装置10からの停電検知信号S1が入力され
ている主電源9の停電が発生した状態であるかどうかを
判断する。ステップa1の判断が否定ならば処理はステ
ップa2で、前記券検出部13、券搬送部14及び券判
別部15を用いる通常の改札動作を行う。一方、ステッ
プa1の判断が肯定ならば、処理はステップa3に移り
前記ROM16やRAM17に記憶されている前述した
ような停電時動作モードにおける動作データを読み出
す。
【0020】ステップa4では、前記通行遮断板7,8
の位置を前述したように設定する。即ち、改札機1が入
場用/退場用に用いられている場合、停電発生を検知す
ると、主制御装置11は遮断板駆動部12を駆動制御し
て、通行遮断板7,8を通行遮断位置/通行可能位置と
なるように移動させる。もちろん、通行遮断板7,8が
通行遮断位置/通行可能位置にあるときに停電になった
場合には、通行遮断板7,8のそのときの位置が保持さ
れる。ステップa5では、主制御装置11は自分自身で
通電を遮断し電源オフ状態になる。
【0021】このようにして、本実施例の改札機1で
は、このような改札機1が入場用に用いられている場合
に、通行遮断板7,8が通行可能位置にあるときに停電
が発生すると、電源装置11が供給する電力により通行
遮断板7,8が通行遮断位置に移動され、その後に電源
が遮断される。これにより、入場用の自動改札機1の通
行遮断板7,8が停電により通行可能状態に固定される
事態が防止され、乗車券の改札無しで、或いは乗車券が
無い場合でも利用者の通行を許してしまう事態が防止さ
れる。
【0022】また、本実施例の改札機1が退場用に用い
られる場合、通行遮断板7,8が遮断位置にある場合に
停電になると、やはり電源装置11が供給する電力によ
り前記通行遮断板7,8が通行可能位置に移動された
後、電源が遮断される。これにより、地下鉄駅ホームな
どの施設内の利用者の円滑な退場が実現され、施設内で
不要な混乱が発生する事態を防止することができる。
【0023】以下に、図4を参照して、本発明の第2実
施例の改札機1aの構成について説明する。本実施例は
前述の第1実施例に類似し、対応する部分には同一の参
照符号を付す。本実施例の特徴は、構成的には前記主制
御装置11に、例として押しボタンなどの手動入力手段
や火災センサなどの災害に関するセンサ類などから構成
される災害指示入力手段20が接続され、ROM16や
RAM17などに災害時の停電に対処する改札機1aの
後述する動作に関するデータが記憶されていることであ
り、作用的には、前記第1実施例の停電発生時の動作に
加え、災害発生時の停電にも適切な対処が可能になると
共に、乗車券などの券片が改札機1aの内部に挿入され
たときに停電しても、券片の機体内への閉じ込めが防止
されるようにしたことである。
【0024】以下、図5を参照して、本実施例の動作に
ついて説明する。ステップb1では、主制御装置11は
電源装置10からの停電検知信号S1が入力されている
主電源9の停電が発生した状態であるかどうかを判断す
る。ステップb1の判断が否定ならば処理はステップb
2で、前記券検出部13、券搬送部14及び券判別部1
5を用いる前述した通常の改札動作を行う。一方、ステ
ップb1の判断が肯定ならば、処理はステップb3に移
り、前記災害指示入力手段20から災害指示が入力され
ているかどうかを判断する。これは、停電が例として火
災や地震などの災害によって発生したかどうかを判断す
ることになる。
【0025】ステップb3の判断が肯定ならば、処理は
ステップb4に移り前記ROM16やRAM17に記憶
されている災害における停電時動作モードにおける動作
データを読み出す。
【0026】ステップb5では、主制御装置11は券検
出部13等を用いて、機体内に挿入口5から挿入された
券片が滞留したままであるかどうかを判断する。この判
断が肯定であると、ステップb6で主制御装置11は券
搬送部14を用いて、内部に滞留している券片を排出口
6に排出する。これにより、当該券片の保有者は速やか
に改札機1aから券片を取り出すことができる。この
後、処理はステップb7に移る。前記ステップb5の判
断が否定であれば、処理は前記ステップb6を介さずス
テップb7に移る。
【0027】ステップb7では、前記通行遮断板7,8
の位置を所定の位置に設定する。即ち、改札機1が入場
用/退場用のいずれに用いられている場合でも、災害の
発生に伴う停電発生を検知すると、主制御装置11は遮
断板駆動部12を駆動制御して、通行遮断板7,8を通
行可能位置となるように移動させる。通行遮断板7,8
が通行可能位置にあるときに停電になった場合には、通
行遮断板7,8のそのときの位置が保持される。これに
より、地下鉄駅ホームなどの施設内の利用者の速やかな
避難が可能になる。ステップb8では、主制御装置11
は自分自身で通電を遮断し電源オフ状態になる。
【0028】一方、ステップb3の判断が肯定ならば、
処理はステップb9に移り前記ROM16やRAM17
に記憶されている前述したような停電時動作モードにお
ける動作データを読み出す。次に、ステップb10で
は、主制御装置11は券検出部13等を用いて、前述し
たように、機体内に挿入口5から挿入された券片が滞留
したままであるかどうかを判断する。この判断が肯定で
あると、ステップb11で主制御装置11は券搬送部1
4を用いて、内部に滞留している券片を排出口6に排出
する。これにより、当該券片の保有者は速やかに改札機
1aから券片を取り出すことができる。この後、処理は
ステップb12に移る。前記ステップb10の判断が否
定であれば、処理は前記ステップb11を介さずステッ
プb12に移る。
【0029】ステップb12では、前記通行遮断板7,
8の位置を所定の位置に設定する。即ち、改札機1が入
場用/退場用に用いられている場合、停電発生を検知す
ると、主制御装置11は遮断板駆動部12を駆動制御し
て、通行遮断板7,8を通行遮断位置/通行可能位置と
なるように移動させる。もちろん、通行遮断板7,8が
通行遮断位置/通行可能位置にあるときに停電になった
場合には、通行遮断板7,8のそのときの位置が保持さ
れる。ステップb13では、主制御装置11は自分自身
で通電を遮断し電源オフ状態になるこのようにして、本
実施例では、前記第1実施例で説明した作用効果に加
え、災害発生時には、入退場の双方に用いられている改
札機1aの通行遮断板7,8を通行可能状態な位置に移
動し、施設内の使用者の速やかな避難を図ることができ
るという作用効果をも併せて実現することができる。
【0030】更に、本実施例では、乗車券などの券片が
機体内部に挿入された状態で停電になった場合でも、利
用者が速やかに券片を得ることができるようにした。こ
れにより、例として定期券等の比較的高額の券片を利用
者に返却できない事態が防止され、利便性が格段に向上
される。
【0031】また、本実施例において、停電時に改札機
1a内の券片を自動的に排出する機能は、前記第1実施
例に用いられてもよいのはもちろんである。
【0032】本発明は、以上の実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲で広範な具体
例を含むものである。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明に従えば、制御装
置が、バックアップ用電源装置からの停電検出信号に基
づいて、通行遮断部材を予め定める位置に移動させ、そ
の後に電源を遮断するようにした。これにより、このよ
うな自動改札機が入場用の場合に、前記通行遮断板が通
行可能位置にあるときに停電が発生すると、バックアッ
プ用電源装置が供給する電力により通行遮断板が通行遮
断位置に移動され、その後に電源が遮断される。これに
より、入場用の自動改札機の通行遮断板が停電により通
行可能状態に固定される事態が防止され、乗車券の改札
無しで、或いは乗車券が無い場合でも利用者の通行を許
してしまう事態が防止される。
【0034】また、本発明の自動改札機が退場用に用い
られる場合、通行遮断板が遮断位置にある場合に停電に
なると、バックアップ用電源装置が供給する電力により
前記通行遮断板が通行可能位置に移動された後、電源が
遮断される。これにより、施設内の利用者の円滑な退場
が実現され、施設内で不要な混乱が発生する事態を防止
することができる。
【0035】本発明において、制御装置には、災害時に
おいて通行遮断部材を通行可能位置に移動させる動作デ
ータが記憶され、この動作データを読み出して実行させ
る災害時動作指示入力手段が接続されている場合があ
り、この場合、停電発生時に、例として、災害の検出セ
ンサや手動入力手段などで構成される災害時動作指示入
力手段によって災害時動作指示が制御装置に入力される
と、自動改札機が入場用であっても退場用であっても、
制御装置は通行遮断部材を通行可能位置に移動させるよ
うにした。これにより、災害時による停電が発生した際
に、入退場のいずれの自動改札機を用いても施設内の利
用者の円滑な退場が実現され、災害時における施設内の
不要の混乱を防止することができる。
【0036】自動改札機には、通常、投入された券片が
排出されていない状態を検出する滞留検出手段と券片を
投入口から排出口へ搬送する搬送手段とが備えられてい
る。本発明において、制御装置は停電検出信号が入力さ
れた状態であって、滞留検出手段によって券片の滞留が
検出された状態では、搬送手段で券片を排出口へ排出さ
せるようにする場合がある。
【0037】このような場合では、本発明の自動改札機
が入退場のいずれに用いられる場合でも、利用者が乗車
券などの券片を投入した状態で停電になった場合でも、
券片が自動改札機内部に閉じ込められた状態になること
を防止することができ、利便性が格段に向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の改札機1の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施例の改札機1の斜視図である。
【図3】本実施例における主制御装置11の動作例を示
すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例の改札機1aの構成を示す
ブロック図である。
【図5】本実施例における主制御装置11の動作例を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1,1a 改札機 2 通過経路 3,4 機体 7,8 通行遮断板 9 主電源 10 バックアップ用電源装置 11 主制御装置 20災害指示入力手段 S1 停電検知信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源から電力が供給され、商用電源の
    停電を検出して停電検出信号を出力するバックアップ用
    電源装置と、 利用者の通行経路に設けられる通行遮断部材と、 該通行遮断部材を開閉させて利用者の通行を可能/遮断
    に切り替えると共に、該停電検出信号に基づいて、該通
    行遮断部材を予め定める位置に移動させ、その後に電源
    を遮断する制御装置とを備える自動改札装置。
  2. 【請求項2】利用者の入場用に用いられている場合に
    は、前記制御装置は前記通行遮断部材を通行経路の遮断
    位置に移動される請求項1に記載の自動改札機。
  3. 【請求項3】利用者の退場場用に用いられている場合に
    は、前記制御装置は前記通行遮断部材を通行経路の通行
    可能位置に移動される請求項1に記載の自動改札機。
  4. 【請求項4】前記制御装置には、災害時における前記通
    行遮断部材を通行可能位置に移動させる動作データが記
    憶され、該動作データを読み出して実行させる災害時動
    作指示入力手段が接続されている請求項1に記載の自動
    改札装置。
  5. 【請求項5】投入された券片が排出されていない状態を
    検出する滞留検出手段と券片を投入口から排出口へ搬送
    する搬送手段とを備え、 前記制御装置は前記停電検出信号が入力された状態であ
    って、該滞留検出手段によって券片の滞留が検出された
    状態では、該搬送手段で券片を排出口へ排出する請求項
    1に記載の自動改札機。
JP9274393A 1997-10-07 1997-10-07 自動改札機 Pending JPH11110592A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9274393A JPH11110592A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 自動改札機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9274393A JPH11110592A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 自動改札機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11110592A true JPH11110592A (ja) 1999-04-23

Family

ID=17541050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9274393A Pending JPH11110592A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 自動改札機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11110592A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100778073B1 (ko) 2005-10-21 2007-11-21 (주)쎌컴비젼 화재수신기를 이용한 게이트 제어장치
JP2012141796A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Etcシステム
KR101252792B1 (ko) 2010-07-23 2013-04-09 김국배 열차 역사용 비상게이트 자동개폐시스템 및 개폐방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100778073B1 (ko) 2005-10-21 2007-11-21 (주)쎌컴비젼 화재수신기를 이용한 게이트 제어장치
KR101252792B1 (ko) 2010-07-23 2013-04-09 김국배 열차 역사용 비상게이트 자동개폐시스템 및 개폐방법
JP2012141796A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Etcシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5144153A (en) Method and apparatus for operating motorized gate upon loss of electrical power thereto
JPH11110592A (ja) 自動改札機
JP4664009B2 (ja) 線区集中電子連動装置
JP2007188177A (ja) 自動改札機
JP3616696B2 (ja) 入退出監視装置
KR200155075Y1 (ko) 양방향 개찰기 자동전환장치
JP2801480B2 (ja) ゲートシステム
JP5931525B2 (ja) 自動改札装置
JP6739882B2 (ja) 大型射出成形機の安全装置
JPH09296621A (ja) 駐輪場ゲート
JPS5915883A (ja) 光電管の異常検出装置
JP2005301944A (ja) 自動改札機
JP4635303B2 (ja) エレベータの制御装置
JPS5912687Y2 (ja) 自動改札機
JPH0131238B2 (ja)
JP4635510B2 (ja) 自動改札装置および通行制御方法
KR0151511B1 (ko) 휠체어 이용자를 위한 자동개찰 시스템 및 그 제어방법
JP3995804B2 (ja) 自動改札機
JP3771980B2 (ja) 携帯可能な改札処理機および自動改札装置
JP3290324B2 (ja) 自動改札機の券詰り検知装置
JP2602225Y2 (ja) ドアレス自動改札機
JP2563561B2 (ja) Ha制御機器の運転制御装置
JP2015014950A (ja) 自動改札機および自動改札機のセンサ故障検知方法
JPS6248268B2 (ja)
JP3061974B2 (ja) ゲートシステム制御方法