JPH11110281A - 画像形成装置及びメモリ管理方法 - Google Patents
画像形成装置及びメモリ管理方法Info
- Publication number
- JPH11110281A JPH11110281A JP27271397A JP27271397A JPH11110281A JP H11110281 A JPH11110281 A JP H11110281A JP 27271397 A JP27271397 A JP 27271397A JP 27271397 A JP27271397 A JP 27271397A JP H11110281 A JPH11110281 A JP H11110281A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- fixed
- length
- length heap
- heap area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 固定長ヒープの拡張領域を、可変長ヒープ領
域上に動的に確保し、その領域の拡大のみを許すことに
より、メモリ割り当て障害を起こす危険性を大幅に低減
させた画像形成装置及びメモリ管理方法を提供する。 【解決手段】 固定長ヒープ領域と可変長ヒープ領域に
分割されたメモリ402の割り当て及び返還を行うメモ
リ管理において、その固定長ヒープ領域中に割り当てる
べきメモリブロックが有るか否かを判別し、その判別結
果に応じて可変長ヒープ領域を固定長ヒープ領域の拡張
領域401として割り当てる。
域上に動的に確保し、その領域の拡大のみを許すことに
より、メモリ割り当て障害を起こす危険性を大幅に低減
させた画像形成装置及びメモリ管理方法を提供する。 【解決手段】 固定長ヒープ領域と可変長ヒープ領域に
分割されたメモリ402の割り当て及び返還を行うメモ
リ管理において、その固定長ヒープ領域中に割り当てる
べきメモリブロックが有るか否かを判別し、その判別結
果に応じて可変長ヒープ領域を固定長ヒープ領域の拡張
領域401として割り当てる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定長ヒープ領域
と可変長ヒープ領域に分割されたメモリの割り当て及び
返還を管理するメモリ管理機能を有する画像形成装置及
びメモリ管理方法に関するものである。
と可変長ヒープ領域に分割されたメモリの割り当て及び
返還を管理するメモリ管理機能を有する画像形成装置及
びメモリ管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサ組み込み型の装置に
おける一般的なメモリ管理手法として、静的領域、スタ
ック、ヒープが知られている。静的領域は、予め決めら
れたアドレスからの固定領域を所望の目的の為に用い、
システム動作中において、その領域は常に確保されてい
る。スタックは、先入れ後だしタイプのメモリ管理手法
で、構造化プログラミング技術とマルチタスクプログラ
ミング技術の発展に伴い、コンテキストメモリとしてよ
く使用されている。ヒープは、一定の領域内からメモリ
ブロックを動的に割り当てたり、動的に返還することに
よってメモリ管理を行うもので、割り当て可能なメモリ
ブロックのサイズが固定長か可変長かにより、固定長ヒ
ープと可変長ヒープの2つに分類される。
おける一般的なメモリ管理手法として、静的領域、スタ
ック、ヒープが知られている。静的領域は、予め決めら
れたアドレスからの固定領域を所望の目的の為に用い、
システム動作中において、その領域は常に確保されてい
る。スタックは、先入れ後だしタイプのメモリ管理手法
で、構造化プログラミング技術とマルチタスクプログラ
ミング技術の発展に伴い、コンテキストメモリとしてよ
く使用されている。ヒープは、一定の領域内からメモリ
ブロックを動的に割り当てたり、動的に返還することに
よってメモリ管理を行うもので、割り当て可能なメモリ
ブロックのサイズが固定長か可変長かにより、固定長ヒ
ープと可変長ヒープの2つに分類される。
【0003】通常は、上述の3タイプのメモリ管理手法
が併用して用いられるが、マイクロプロセッサ組込み型
システムでは、静的領域、スタックが主に使われ、ヒー
プが多量に使用されるケースは少ない。しかしながら、
今日のマイクロプロセッサ組込み型システムにおけるソ
フトウェアの大規模化とオブジェクト指向プログラミン
グ技術の発展に伴い、ヒープに対する需要が高まりつつ
ある。これは、ヒープが動的にメモリブロックを割り当
てたり、動的に返還する為、メモリの使用効率が高いた
めである。
が併用して用いられるが、マイクロプロセッサ組込み型
システムでは、静的領域、スタックが主に使われ、ヒー
プが多量に使用されるケースは少ない。しかしながら、
今日のマイクロプロセッサ組込み型システムにおけるソ
フトウェアの大規模化とオブジェクト指向プログラミン
グ技術の発展に伴い、ヒープに対する需要が高まりつつ
ある。これは、ヒープが動的にメモリブロックを割り当
てたり、動的に返還する為、メモリの使用効率が高いた
めである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可変長
ヒープでは、高回数のメモリブロック割り当てに伴い、
メモリフラグメンテーションが発生することが知られて
いる。このメモリフラグメンテーションが発生すると、
空き領域があるのにメモリ割り当てに失敗するといった
障害が起り、システム全体に深刻なダメージをもたら
す。また、この障害は再現性が乏しく、予測も困難なこ
とが多い。
ヒープでは、高回数のメモリブロック割り当てに伴い、
メモリフラグメンテーションが発生することが知られて
いる。このメモリフラグメンテーションが発生すると、
空き領域があるのにメモリ割り当てに失敗するといった
障害が起り、システム全体に深刻なダメージをもたら
す。また、この障害は再現性が乏しく、予測も困難なこ
とが多い。
【0005】一方、固定長ヒープでは、メモリフラグメ
ンテーションの発生は無いが、可変長ヒープに比べメモ
リの使用効率は落ちる。また、必要なブロック数を予め
見積もる必要があり、実行時にそのブロック数を超える
割り当ては不能である。この必要数の見積もりも、大規
模システムでは困難である為、メモリ割り当てに失敗
し、障害を起こす危険性を完全に回避するのは難しい。
ンテーションの発生は無いが、可変長ヒープに比べメモ
リの使用効率は落ちる。また、必要なブロック数を予め
見積もる必要があり、実行時にそのブロック数を超える
割り当ては不能である。この必要数の見積もりも、大規
模システムでは困難である為、メモリ割り当てに失敗
し、障害を起こす危険性を完全に回避するのは難しい。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたもので、固定長ヒープの拡張領域を、可変長ヒー
プ領域上に動的に確保し、その領域の拡大のみを許すこ
とにより、メモリ割り当て障害を起こす危険性を大幅に
低減させた画像形成装置及びメモリ管理方法を提供する
ことを目的とする。
されたもので、固定長ヒープの拡張領域を、可変長ヒー
プ領域上に動的に確保し、その領域の拡大のみを許すこ
とにより、メモリ割り当て障害を起こす危険性を大幅に
低減させた画像形成装置及びメモリ管理方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、固定長ヒープ領域と可変長ヒープ領域に
分割されたメモリの割り当て及び返還を管理するメモリ
管理機能を有する画像形成装置であって、前記固定長ヒ
ープ領域中に割り当てるべきメモリブロックが有るか否
かを判別する判別手段と、前記判別手段での判別結果に
応じて前記可変長ヒープ領域を固定長ヒープ領域の拡張
領域として割り当てるように前記メモリ管理機能を制御
する制御手段とを有することを特徴とする。
に、本発明は、固定長ヒープ領域と可変長ヒープ領域に
分割されたメモリの割り当て及び返還を管理するメモリ
管理機能を有する画像形成装置であって、前記固定長ヒ
ープ領域中に割り当てるべきメモリブロックが有るか否
かを判別する判別手段と、前記判別手段での判別結果に
応じて前記可変長ヒープ領域を固定長ヒープ領域の拡張
領域として割り当てるように前記メモリ管理機能を制御
する制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、固定長ヒープ領域と可変
長ヒープ領域に分割されたメモリの割り当て及び返還を
管理するメモリ管理方法であって、前記固定長ヒープ領
域中に割り当てるべきメモリブロックが有るか否かを判
別し、判別結果に応じて前記可変長ヒープ領域を固定長
ヒープ領域の拡張領域として割り当てることを特徴とす
る。
長ヒープ領域に分割されたメモリの割り当て及び返還を
管理するメモリ管理方法であって、前記固定長ヒープ領
域中に割り当てるべきメモリブロックが有るか否かを判
別し、判別結果に応じて前記可変長ヒープ領域を固定長
ヒープ領域の拡張領域として割り当てることを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0010】図1は、実施形態における画像形成装置の
構造を示す概略断面図である。図示するように、画像形
成装置は、その上部にデジタルカラー画像リーダ部50
を、また下部にデジタルカラー画像プリンタ部60を有
する。リーダ部50において、原稿30が原稿台ガラス
31上に載置されると、露光ランプ32によって露光走
査することにより、原稿30からの反射光をミラー3
5,36及びレンズ33によりフルカラーセンサ34に
集光し、カラー色分解画像信号を得る。そして、カラー
色分解画像信号は、不図示の増幅回路を経てビデオ処理
ユニット40にて処理を施され、プリンタ部60に送出
される。
構造を示す概略断面図である。図示するように、画像形
成装置は、その上部にデジタルカラー画像リーダ部50
を、また下部にデジタルカラー画像プリンタ部60を有
する。リーダ部50において、原稿30が原稿台ガラス
31上に載置されると、露光ランプ32によって露光走
査することにより、原稿30からの反射光をミラー3
5,36及びレンズ33によりフルカラーセンサ34に
集光し、カラー色分解画像信号を得る。そして、カラー
色分解画像信号は、不図示の増幅回路を経てビデオ処理
ユニット40にて処理を施され、プリンタ部60に送出
される。
【0011】プリンタ部60において、像担持体である
感光ドラム1は矢印方向に回転自在に担持され、感光ド
ラム1の周りに前露光ランプ11、コロナ帯電器2、レ
ーザ露光光学系3a〜3c、電位センサ12、色の異な
る4個の現像器4Y,4C,4M,4K、ドラム上光量
検知手段13、転写装置5、クリーニング器6を配置す
る。
感光ドラム1は矢印方向に回転自在に担持され、感光ド
ラム1の周りに前露光ランプ11、コロナ帯電器2、レ
ーザ露光光学系3a〜3c、電位センサ12、色の異な
る4個の現像器4Y,4C,4M,4K、ドラム上光量
検知手段13、転写装置5、クリーニング器6を配置す
る。
【0012】レーザ露光光学系3a〜3cにおいて、リ
ーダ部50からの画像信号はレーザ出力部42にて光信
号に変換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー3
aで反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って感光
ドラム1の面に投影される。プリンタ部画像形成時に
は、感光ドラム1を矢印方向に回転させ、前露光ランプ
11で除電した後の感光ドラム1を帯電器2により一様
に帯電させて、各分解色ごとに光像を照射し、潜像を形
成する。
ーダ部50からの画像信号はレーザ出力部42にて光信
号に変換され、変換されたレーザ光がポリゴンミラー3
aで反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って感光
ドラム1の面に投影される。プリンタ部画像形成時に
は、感光ドラム1を矢印方向に回転させ、前露光ランプ
11で除電した後の感光ドラム1を帯電器2により一様
に帯電させて、各分解色ごとに光像を照射し、潜像を形
成する。
【0013】次に、所定の現像器を動作させ、感光ドラ
ム1上の潜像を環像し、感光ドラム1上に樹脂を基体と
したトナー画像を形成する。各現像器は、偏心カム24
Y,24C,24M,24Kの動作により、各分解色に
応じて択一的に感光ドラム1に接近するようにしてい
る。
ム1上の潜像を環像し、感光ドラム1上に樹脂を基体と
したトナー画像を形成する。各現像器は、偏心カム24
Y,24C,24M,24Kの動作により、各分解色に
応じて択一的に感光ドラム1に接近するようにしてい
る。
【0014】一方、画像が転写される記録材は記録材カ
セット7a,7b,7cに積載されており、ピックアッ
プローラ43によってカセットからピックアップされ、
給紙ローラ44によってレジストローラ18に向かって
搬送される。このレジストローラ18の直前に光透過型
のセンサ23が配置され、このセンサ23を記録材が遮
光する時間の長さによって搬送された記録材の種類を判
別できるようになっている。そして、レジストローラ1
8の位置まで搬送された記録材は、レジストローラによ
って感光ドラム1上の画像先頭位置と記録材の先頭が同
期するタイミングで転写ドラム5に送られる。この記録
材が対向電極となる吸着ローラと吸着帯電器によって転
写ドラムに静電吸着され、転写帯電器によって感光ドラ
ム上の画像が記録材に転写される。
セット7a,7b,7cに積載されており、ピックアッ
プローラ43によってカセットからピックアップされ、
給紙ローラ44によってレジストローラ18に向かって
搬送される。このレジストローラ18の直前に光透過型
のセンサ23が配置され、このセンサ23を記録材が遮
光する時間の長さによって搬送された記録材の種類を判
別できるようになっている。そして、レジストローラ1
8の位置まで搬送された記録材は、レジストローラによ
って感光ドラム1上の画像先頭位置と記録材の先頭が同
期するタイミングで転写ドラム5に送られる。この記録
材が対向電極となる吸着ローラと吸着帯電器によって転
写ドラムに静電吸着され、転写帯電器によって感光ドラ
ム上の画像が記録材に転写される。
【0015】転写装置5は、本例では転写ドラム、転写
帯電器、記録材を静電吸着させるための吸着帯電器と対
向する吸着ローラ、内側帯電器、外側帯電器とを有し、
回転駆動されるように軸支された転写ドラムの周面開口
域には誘電体からなる記録材担持シートを円筒状に一体
的に張設している。記録材担持シートはポリカーボネー
トフィルム等の誘電体シートを使用している。
帯電器、記録材を静電吸着させるための吸着帯電器と対
向する吸着ローラ、内側帯電器、外側帯電器とを有し、
回転駆動されるように軸支された転写ドラムの周面開口
域には誘電体からなる記録材担持シートを円筒状に一体
的に張設している。記録材担持シートはポリカーボネー
トフィルム等の誘電体シートを使用している。
【0016】ドラム状とされる転写装置5、つまり、転
写ドラムを回転させるに従って感光ドラム上のトナー像
は転写帯電器により記録材担持シートに担持された記録
材上に転写する。
写ドラムを回転させるに従って感光ドラム上のトナー像
は転写帯電器により記録材担持シートに担持された記録
材上に転写する。
【0017】このように、記録材担持シートに吸着搬送
される記録材には所望数の色画像が転写され、フルカラ
ー画像を形成する。
される記録材には所望数の色画像が転写され、フルカラ
ー画像を形成する。
【0018】フルカラー画像形成の場合、このようにし
て4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写ドラ
ムから分離爪8a,分離押し上げコロ8b及び分離帯電
器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を介し
てトレイ10に排紙する。
て4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写ドラ
ムから分離爪8a,分離押し上げコロ8b及び分離帯電
器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を介し
てトレイ10に排紙する。
【0019】他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留
トナーをクリーニング器6で清掃した後再度画像形成工
程に供する。記録材の両面に画像を形成する場合には、
定着器9を排出後、すぐに搬送パス切替ガイド19を駆
動し、搬送縦パス20を経て反転パス21aに一旦導い
た後、反転ローラ21bの逆転により、送り込まれた際
の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向きに退出
させ、中間トレイ22に収納する。その後、再び上述し
た画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成す
る。
トナーをクリーニング器6で清掃した後再度画像形成工
程に供する。記録材の両面に画像を形成する場合には、
定着器9を排出後、すぐに搬送パス切替ガイド19を駆
動し、搬送縦パス20を経て反転パス21aに一旦導い
た後、反転ローラ21bの逆転により、送り込まれた際
の後端を先頭にして送り込まれた方向と反対向きに退出
させ、中間トレイ22に収納する。その後、再び上述し
た画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成す
る。
【0020】また、転写ドラムの記録材担持シート上の
粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を防止する
ために、ファーブラシ14と記録材担持シートを介して
そのブラシ14に対向するバックアップブラシ15や、
オイル除去ローラ16と記録材担持シートを介して該ロ
ーラ16に対向するバックアップブラシ17の作用によ
り清掃を行なう。このような清掃は画像形成前もしくは
後に行い、またジャム(紙づまり)発生時には随時行
う。
粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を防止する
ために、ファーブラシ14と記録材担持シートを介して
そのブラシ14に対向するバックアップブラシ15や、
オイル除去ローラ16と記録材担持シートを介して該ロ
ーラ16に対向するバックアップブラシ17の作用によ
り清掃を行なう。このような清掃は画像形成前もしくは
後に行い、またジャム(紙づまり)発生時には随時行
う。
【0021】また、本実施形態においては、所望のタイ
ミングで偏心カム25を動作させ、転写ドラムと一体化
しているカムフォロワを作動させることにより、記録材
担持シートと感光ドラム1とのギャップを任意に設定可
能な構成としている。例えば、スタンバイ中又は電源オ
フ時には、転写ドラムと感光ドラムの間隔を離す。
ミングで偏心カム25を動作させ、転写ドラムと一体化
しているカムフォロワを作動させることにより、記録材
担持シートと感光ドラム1とのギャップを任意に設定可
能な構成としている。例えば、スタンバイ中又は電源オ
フ時には、転写ドラムと感光ドラムの間隔を離す。
【0022】図2は、実施形態における画像形成装置の
操作表示部を示す図である。同図において、201〜2
15は様々な動作モードを設定するためのキーであり、
内部には各種動作モードが設定されると点灯するLED
が入っている。216は上部がタッチパネルとして機能
する液晶表示部分であり、画面上にソフトキーを作成可
能である。217はリセットキー、218はコピー・ス
タートキー、220はストップキーである。
操作表示部を示す図である。同図において、201〜2
15は様々な動作モードを設定するためのキーであり、
内部には各種動作モードが設定されると点灯するLED
が入っている。216は上部がタッチパネルとして機能
する液晶表示部分であり、画面上にソフトキーを作成可
能である。217はリセットキー、218はコピー・ス
タートキー、220はストップキーである。
【0023】図3は、画像形成装置における制御系の構
成を示すブロック図である。同図において、301は制
御CPUであり、303のプログラム用ROMに記憶さ
れた制御プログラム等に基づいてシステムバス320に
接続された各種デバイスとのアクセスを総括的に制御
し、305の入力部インタフェースを介して接続される
スキャナ309から画像情報を読み込み、306の印刷
部インタフェースを介して接続される印刷部310に出
力情報としての画像信号を出力する。
成を示すブロック図である。同図において、301は制
御CPUであり、303のプログラム用ROMに記憶さ
れた制御プログラム等に基づいてシステムバス320に
接続された各種デバイスとのアクセスを総括的に制御
し、305の入力部インタフェースを介して接続される
スキャナ309から画像情報を読み込み、306の印刷
部インタフェースを介して接続される印刷部310に出
力情報としての画像信号を出力する。
【0024】302は制御CPU301の主メモリ、ワ
ークエリア等として機能するRAMであり、詳細は後述
するメモリ管理方法によって管理されている。303は
プログラムROMであり、後述する制御プログラム(例
えば、図5或いは図7に示すフローチャート)が記憶さ
れている。304はデータROMであり、制御データ等
が記憶されている。
ークエリア等として機能するRAMであり、詳細は後述
するメモリ管理方法によって管理されている。303は
プログラムROMであり、後述する制御プログラム(例
えば、図5或いは図7に示すフローチャート)が記憶さ
れている。304はデータROMであり、制御データ等
が記憶されている。
【0025】305は入力部インタフェースであり、ス
キャナー309からのデータ転送を制御する。306は
印刷部インタフェースであり、印刷部310へのデータ
転送を制御する。307は操作入力部インタフェースで
あり、タッチパネル311、ハードキーからのユーザ入
力を受け取る。308はLCDコントローラであり、操
作入力部インタフェース308を介して入力された操作
内容をLCD312に表示させる。
キャナー309からのデータ転送を制御する。306は
印刷部インタフェースであり、印刷部310へのデータ
転送を制御する。307は操作入力部インタフェースで
あり、タッチパネル311、ハードキーからのユーザ入
力を受け取る。308はLCDコントローラであり、操
作入力部インタフェース308を介して入力された操作
内容をLCD312に表示させる。
【0026】[第1の実施形態]以上の構成からなる画
像形成装置のメモリ管理方法について説明する。図4
は、第1の実施形態におけるRAM302の一部に割り
当てたヒープ領域の構造を示す図である。同図におい
て、402はヒープ領域の本体であり、固定長ヒープ領
域と可変長ヒープ領域の2つに分割されている。また、
固定長ヒープ領域は、3つの固定長ヒープ403,40
4,405に分割され、それぞれにIDとして1,2,
3が振られている。
像形成装置のメモリ管理方法について説明する。図4
は、第1の実施形態におけるRAM302の一部に割り
当てたヒープ領域の構造を示す図である。同図におい
て、402はヒープ領域の本体であり、固定長ヒープ領
域と可変長ヒープ領域の2つに分割されている。また、
固定長ヒープ領域は、3つの固定長ヒープ403,40
4,405に分割され、それぞれにIDとして1,2,
3が振られている。
【0027】尚、この例は、ヒープ領域の実行時のある
一時点におけるヒープの状態を示すものである。また、
網掛けされたブロックは、使用中(割り当て済み)のメ
モリブロックである。ここでは、固定長ヒープ(ID=
1)403が初期ブロック数6個中6個が使用中であ
り、固定長ヒープ(ID=2)404が初期ブロック数
4個中1個が使用中であり、固定長ヒープ(ID=3)
405が初期ブロック数3個中2個が使用中である。
一時点におけるヒープの状態を示すものである。また、
網掛けされたブロックは、使用中(割り当て済み)のメ
モリブロックである。ここでは、固定長ヒープ(ID=
1)403が初期ブロック数6個中6個が使用中であ
り、固定長ヒープ(ID=2)404が初期ブロック数
4個中1個が使用中であり、固定長ヒープ(ID=3)
405が初期ブロック数3個中2個が使用中である。
【0028】ここで、初期ブロック数は静的に決められ
たものであり、実行時の動的な変更は不能である。この
時点の状態では、固定長ヒープ(ID=1)403が全
てのブロックを割り当て済みであり、その拡張領域40
1が可変長ヒープ領域402中に割り当てられている。
この可変長ヒープ領域402からは、任意の大きさのメ
モリブロックを獲得することが可能であるが、この例で
は固定長ヒープを拡張する際に、その固定長ヒープ中の
単一ブロックが6個分になる大きさの拡張領域を割り当
てている。また、固定長ヒープ(ID=1)拡張領域4
01の先頭アドレスは固定長ヒープ(ID=1)403
の最後端に格納されている。一方、固定長ヒープ(ID
=1)拡張領域401には2個のメモリブロックが割り
当てられており、ID=1の固定長ヒープからは計8個
のメモリブロックが割り当てられている状態である。
たものであり、実行時の動的な変更は不能である。この
時点の状態では、固定長ヒープ(ID=1)403が全
てのブロックを割り当て済みであり、その拡張領域40
1が可変長ヒープ領域402中に割り当てられている。
この可変長ヒープ領域402からは、任意の大きさのメ
モリブロックを獲得することが可能であるが、この例で
は固定長ヒープを拡張する際に、その固定長ヒープ中の
単一ブロックが6個分になる大きさの拡張領域を割り当
てている。また、固定長ヒープ(ID=1)拡張領域4
01の先頭アドレスは固定長ヒープ(ID=1)403
の最後端に格納されている。一方、固定長ヒープ(ID
=1)拡張領域401には2個のメモリブロックが割り
当てられており、ID=1の固定長ヒープからは計8個
のメモリブロックが割り当てられている状態である。
【0029】次に、第1の実施形態による固定長ヒープ
からの固定長メモリブロック割り当てアルゴリズムにつ
いて説明する。図5は、特定の固定長ヒープに対するメ
モリブロック割り当てアルゴリズムを示すフローチャー
トである。
からの固定長メモリブロック割り当てアルゴリズムにつ
いて説明する。図5は、特定の固定長ヒープに対するメ
モリブロック割り当てアルゴリズムを示すフローチャー
トである。
【0030】まず、ステップS101において、指定さ
れたIDの固定長ヒープに空きがあるかどうか調べる。
ここで、空きがあればステップS103に進み、空いて
いるブロックの先頭アドレスを取得し、そのまま終了す
る。しかし、空きが無ければステップS102に進み、
指定されたIDの固定長ヒープの拡張領域が存在するか
調べる。ここで、存在しなければステップS104に進
み、可変長ヒープ領域402から当該固定長ヒープの拡
張領域を確保する。そして、ステップS105におい
て、固定長ヒープの拡張領域の先頭アドレスを元の固定
長ヒープにリンクし、ステップS108では、固定長ヒ
ープの拡張領域内の空いているブロックの先頭アドレス
を取得し、そのまま終了する。
れたIDの固定長ヒープに空きがあるかどうか調べる。
ここで、空きがあればステップS103に進み、空いて
いるブロックの先頭アドレスを取得し、そのまま終了す
る。しかし、空きが無ければステップS102に進み、
指定されたIDの固定長ヒープの拡張領域が存在するか
調べる。ここで、存在しなければステップS104に進
み、可変長ヒープ領域402から当該固定長ヒープの拡
張領域を確保する。そして、ステップS105におい
て、固定長ヒープの拡張領域の先頭アドレスを元の固定
長ヒープにリンクし、ステップS108では、固定長ヒ
ープの拡張領域内の空いているブロックの先頭アドレス
を取得し、そのまま終了する。
【0031】一方、ステップS102において、指定さ
れたIDの固定長ヒープの拡張領域が存在した場合ステ
ップS106に進み、固定長ヒープの拡張領域に空きが
存在するかどうか調べる。ここで、空きが存在する場合
は上述のステップS108に進み、固定長ヒープの拡張
領域内の空いているブロックの先頭アドレスを取得し、
そのまま終了する。また、空きが存在しない場合はステ
ップS107に進み、ブロック取得不能のエラーを通知
し終了する。
れたIDの固定長ヒープの拡張領域が存在した場合ステ
ップS106に進み、固定長ヒープの拡張領域に空きが
存在するかどうか調べる。ここで、空きが存在する場合
は上述のステップS108に進み、固定長ヒープの拡張
領域内の空いているブロックの先頭アドレスを取得し、
そのまま終了する。また、空きが存在しない場合はステ
ップS107に進み、ブロック取得不能のエラーを通知
し終了する。
【0032】このように、第1の実施形態によれば、指
定されたIDの固定長ヒープに空きがない場合、固定長
ヒープの拡張領域を可変長ヒープ領域に動的に確保し、
その領域の拡大のみを許すことにより、メモリ割り当て
障害を起こす危険性を大幅に低減することができる。ま
た、可変長ヒープ領域は、全ての固定長ヒープの拡張領
域として共用される為、どの固定長ヒープのメモリが不
足するか予測が困難な状況において、それぞれの固定長
ヒープ毎に拡張用の領域を用意する必要がなく、それほ
ど多量のメモリを必要としない。
定されたIDの固定長ヒープに空きがない場合、固定長
ヒープの拡張領域を可変長ヒープ領域に動的に確保し、
その領域の拡大のみを許すことにより、メモリ割り当て
障害を起こす危険性を大幅に低減することができる。ま
た、可変長ヒープ領域は、全ての固定長ヒープの拡張領
域として共用される為、どの固定長ヒープのメモリが不
足するか予測が困難な状況において、それぞれの固定長
ヒープ毎に拡張用の領域を用意する必要がなく、それほ
ど多量のメモリを必要としない。
【0033】このように、マイクロプロセッサ組み込み
型システムにおいてヒープを用いたメモリ管理を行った
場合のメモリ割り当て障害に対する自衛的手段として有
益である。
型システムにおいてヒープを用いたメモリ管理を行った
場合のメモリ割り当て障害に対する自衛的手段として有
益である。
【0034】[第2の実施例]次に、図面を参照しなが
ら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。
ら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。
【0035】第2の実施形態では、第1の実施形態にお
ける固定長ヒープの拡張を再帰的に行うものである。
ける固定長ヒープの拡張を再帰的に行うものである。
【0036】図6は、第2の実施形態におけるRAM3
02の一部に割り当てたヒープ領域の構造を示す図であ
る。同図において、603はヒープ領域の本体であり、
固定長ヒープ領域と可変長ヒープ領域の2つに分割され
ている。また、固定長ヒープ領域は3つの固定長ヒープ
604,605,606に分割され、それぞれにIDと
して1,2,3が振られている。
02の一部に割り当てたヒープ領域の構造を示す図であ
る。同図において、603はヒープ領域の本体であり、
固定長ヒープ領域と可変長ヒープ領域の2つに分割され
ている。また、固定長ヒープ領域は3つの固定長ヒープ
604,605,606に分割され、それぞれにIDと
して1,2,3が振られている。
【0037】尚、この例は、ヒープ領域の実行時のある
一時点におけるヒープの状態を示すものである。また、
網掛けされたブロックは、使用中(割り当て済み)のメ
モリブロックである。ここでは、固定長ヒープ(ID=
1)604が初期ブロック数6個中6個が使用中であ
り、固定長ヒープ(ID=2)605が初期ブロック数
4個中1個が使用中であり、固定長ヒープ(ID=3)
606が初期ブロック数3個中2個が使用中である。
一時点におけるヒープの状態を示すものである。また、
網掛けされたブロックは、使用中(割り当て済み)のメ
モリブロックである。ここでは、固定長ヒープ(ID=
1)604が初期ブロック数6個中6個が使用中であ
り、固定長ヒープ(ID=2)605が初期ブロック数
4個中1個が使用中であり、固定長ヒープ(ID=3)
606が初期ブロック数3個中2個が使用中である。
【0038】ここで、初期ブロック数は静的に決められ
たものであり、実行時の動的な変更は不能である。この
時点の状態では、固定長ヒープ(ID=1)604が全
てのブロックを割り当て済みであり、その拡張領域60
2が可変長ヒープ領域603中に割り当てられている。
この可変長ヒープ領域603からは、任意の大きさのメ
モリブロックを獲得することが可能であるが、この例で
は固定長ヒープを拡張する際に、その固定長ヒープ中の
単一ブロックが6個分になる大きさの拡張領域を割り当
てている。また、固定長ヒープ(ID=1)拡張領域6
02の先頭アドレスは固定長ヒープ(ID=1)604
の最後端に格納されている。一方、固定長ヒープ(ID
=1)拡張領域602では、6個中6個のメモリブロッ
クが使用されており、更に拡張された固定長ヒープ(I
D=1)拡張領域601が可変長ヒープ領域603中か
ら割り当てられている。
たものであり、実行時の動的な変更は不能である。この
時点の状態では、固定長ヒープ(ID=1)604が全
てのブロックを割り当て済みであり、その拡張領域60
2が可変長ヒープ領域603中に割り当てられている。
この可変長ヒープ領域603からは、任意の大きさのメ
モリブロックを獲得することが可能であるが、この例で
は固定長ヒープを拡張する際に、その固定長ヒープ中の
単一ブロックが6個分になる大きさの拡張領域を割り当
てている。また、固定長ヒープ(ID=1)拡張領域6
02の先頭アドレスは固定長ヒープ(ID=1)604
の最後端に格納されている。一方、固定長ヒープ(ID
=1)拡張領域602では、6個中6個のメモリブロッ
クが使用されており、更に拡張された固定長ヒープ(I
D=1)拡張領域601が可変長ヒープ領域603中か
ら割り当てられている。
【0039】そして、固定長ヒープ(ID=1)拡張領
域601の先頭アドレスは、固定長ヒープ領域(ID=
1)拡張領域602の最後端に格納されている。この固
定長ヒープ(ID=1)拡張領域601には2個のメモ
リブロックが割り当てられており、1D=1の固定長ヒ
ープからは計14個のメモリブロックが割り当てられて
いる状態である。
域601の先頭アドレスは、固定長ヒープ領域(ID=
1)拡張領域602の最後端に格納されている。この固
定長ヒープ(ID=1)拡張領域601には2個のメモ
リブロックが割り当てられており、1D=1の固定長ヒ
ープからは計14個のメモリブロックが割り当てられて
いる状態である。
【0040】次に、第2の実施形態による固定長ヒープ
からの固定長メモリブロック割り当てアルゴリズムにつ
いて説明する。図7は、特定の固定長ヒープに対するメ
モリブロック割り当てアルゴリズムを示すフローチャー
トである。
からの固定長メモリブロック割り当てアルゴリズムにつ
いて説明する。図7は、特定の固定長ヒープに対するメ
モリブロック割り当てアルゴリズムを示すフローチャー
トである。
【0041】まず、ステップS201において、指定さ
れたIDの固定長ヒープに空きがあるかどうか調べる。
ここで、空きがあればステップS202に進み、空いて
いるブロックの先頭アドレスを取得し、そのまま終了す
る。しかし、空きが無ければステップS203に進み、
指定されたIDの固定長ヒープの拡張領域が存在するか
調べる。ここで、存在しなければステップS205に進
み、可変長ヒープ領域603から固定長ヒープの拡張領
域を作る為の空きがあるか調べる。
れたIDの固定長ヒープに空きがあるかどうか調べる。
ここで、空きがあればステップS202に進み、空いて
いるブロックの先頭アドレスを取得し、そのまま終了す
る。しかし、空きが無ければステップS203に進み、
指定されたIDの固定長ヒープの拡張領域が存在するか
調べる。ここで、存在しなければステップS205に進
み、可変長ヒープ領域603から固定長ヒープの拡張領
域を作る為の空きがあるか調べる。
【0042】その結果、空きが無ければステップS20
8に進み、固定長ブロック取得不能のエラー通知をして
終了する。しかし、空きがあればステップS206に進
み、可変長ヒープ領域603から当該固定長ヒープの拡
張領域を確保する。そして、ステップS207におい
て、固定長ヒープの拡張領域の先頭アドレスを元の固定
長ヒープにリンクし、ステップS209では、固定長ヒ
ープの拡張領域内の空いているブロックの先頭アドレス
を取得し、そのまま終了する。
8に進み、固定長ブロック取得不能のエラー通知をして
終了する。しかし、空きがあればステップS206に進
み、可変長ヒープ領域603から当該固定長ヒープの拡
張領域を確保する。そして、ステップS207におい
て、固定長ヒープの拡張領域の先頭アドレスを元の固定
長ヒープにリンクし、ステップS209では、固定長ヒ
ープの拡張領域内の空いているブロックの先頭アドレス
を取得し、そのまま終了する。
【0043】一方、ステップS203において、指定さ
れたIDの固定長ヒープの拡張領域が存在した場合ステ
ップS204に進み、固定長ヒープの拡張領域に空きが
存在するかどうか調べる。ここで、空きが存在する場合
は上述のステップS209に進み、固定長ヒープの拡張
領域内の空いているブロックの先頭アドレスを取得し、
そまま終了する。しかし、空きが存在しない場合はステ
ップS203に戻り、上述した処理を繰り返す。
れたIDの固定長ヒープの拡張領域が存在した場合ステ
ップS204に進み、固定長ヒープの拡張領域に空きが
存在するかどうか調べる。ここで、空きが存在する場合
は上述のステップS209に進み、固定長ヒープの拡張
領域内の空いているブロックの先頭アドレスを取得し、
そまま終了する。しかし、空きが存在しない場合はステ
ップS203に戻り、上述した処理を繰り返す。
【0044】このように、第2の実施形態によれば、第
1の実施形態における効果に加え、更に固定長ヒープ拡
張領域を可変長ヒープ領域に動的に確保し、メモリ割り
当て障害を起こす危険性を大幅に低減することができ
る。
1の実施形態における効果に加え、更に固定長ヒープ拡
張領域を可変長ヒープ領域に動的に確保し、メモリ割り
当て障害を起こす危険性を大幅に低減することができ
る。
【0045】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0046】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0047】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0048】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0049】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0050】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固定長ヒープの拡張領域を可変長ヒープ領域上に動的に
確保し、その領域の拡大のみを許すことにより、メモリ
割り当て障害を起こす危険性を大幅に低減させることが
可能となる。
固定長ヒープの拡張領域を可変長ヒープ領域上に動的に
確保し、その領域の拡大のみを許すことにより、メモリ
割り当て障害を起こす危険性を大幅に低減させることが
可能となる。
【0052】
【図1】実施形態における画像形成装置の構造を示す概
略断面図である。
略断面図である。
【図2】実施形態における画像形成装置の操作表示部を
示す図である。
示す図である。
【図3】画像形成装置における制御系の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】第1の実施形態におけるRAM302の一部に
割り当てたヒープ領域の構造を示す図である。
割り当てたヒープ領域の構造を示す図である。
【図5】特定の固定長ヒープに対するメモリブロック割
り当てアルゴリズムを示すフローチャートである。
り当てアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図6】第2の実施形態におけるRAM302の一部に
割り当てたヒープ領域の構造を示す図である。
割り当てたヒープ領域の構造を示す図である。
【図7】特定の固定長ヒープに対するメモリブロック割
り当てアルゴリズムを示すフローチャートである。
り当てアルゴリズムを示すフローチャートである。
101〜115 応用操作機能を設定するためのキー 116 液晶表示部分 1 感光ドラム 2 コロナ帯電器 3a〜3c レーザ光学系 4Y,M,C,K 現像器 5 転写装置 6 クリーニング器 7 記録材カセット 8a 分離爪 8b 分離押し上げコロ 9 定着器 10 排紙トレイ 11 前露光ランプ 12 電位センサ 13 ドラム上光量検知手段 18 レジストローラ 30 原稿 31 原稿台ガラス 32 露光ランプ 33 レンズ 216 液晶表示画面 217 リセットキー 218 コピースタートキー 220 ストップキー 301 CPU 302 RAM 303 プログラムROM 304 データROM 305 入力部I/F 306 印刷部I/F 307 操作入力部I/F 308 LCDコントローラ 309 スキャナ 310 印刷部 311 タッチパネル、ハードキー 312 LCD
Claims (11)
- 【請求項1】 固定長ヒープ領域と可変長ヒープ領域に
分割されたメモリの割り当て及び返還を管理するメモリ
管理機能を有する画像形成装置であって、 前記固定長ヒープ領域中に割り当てるべきメモリブロッ
クが有るか否かを判別する判別手段と、 前記判別手段での判別結果に応じて前記可変長ヒープ領
域を固定長ヒープ領域の拡張領域として割り当てるよう
に前記メモリ管理機能を制御する制御手段とを有するこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記固定長ヒープ領域は、複数のメモリ
ブロックを含む複数の固定長ヒープに分割され、各固定
長ヒープでメモリブロックの大きさが異なることを特徴
とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記可変長ヒープ領域上に割り当てられ
た固定長ヒープ領域の拡張領域のメモリブロックが全て
返還されても、前記固定長ヒープ領域の拡張領域自体を
前記可変長ヒープ領域に返還しないことを特徴とする請
求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記固定長ヒープ領域の拡張領域中に新
たに割り当てるべきメモリブロックが無い場合、更に前
記可変長ヒープ領域を固定長ブロック領域の拡張領域と
して割り当てることを特徴とする請求項1記載の画像形
成装置。 - 【請求項5】 前記固定長ヒープ領域と固定長ヒープ領
域の拡張領域の何れにも新たに割り当てるべきメモリブ
ロックが無い場合、前記可変長ブロック領域を固定長ヒ
ープ領域の拡張領域として割り当てることを特徴とする
請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 固定長ヒープ領域と可変長ヒープ領域に
分割されたメモリの割り当て及び返還を管理するメモリ
管理方法であって、 前記固定長ヒープ領域中に割り当てるべきメモリブロッ
クが有るか否かを判別し、 判別結果に応じて前記可変長ヒープ領域を固定長ヒープ
領域の拡張領域として割り当てることを特徴とするメモ
リ管理方法。 - 【請求項7】 前記固定長ヒープ領域は、複数のメモリ
ブロックを含む複数の固定長ヒープに分割され、各固定
長ヒープでメモリブロックの大きさが異なることを特徴
とする請求項6記載のメモリ管理方法。 - 【請求項8】 前記可変長ヒープ領域上に割り当てられ
た固定長ヒープ領域の拡張領域のメモリブロックが全て
返還されても、前記固定長ヒープ領域の拡張領域自体を
前記可変長ヒープ領域に返還しないことを特徴とする請
求項6記載のメモリ管理方法。 - 【請求項9】 前記固定長ヒープ領域の拡張領域中に新
たに割り当てるべきメモリブロックが無い場合、更に前
記可変長ヒープ領域を固定長ブロック領域の拡張領域と
して割り当てることを特徴とする請求項6記載のメモリ
管理方法。 - 【請求項10】 前記固定長ヒープ領域と固定長ヒープ
領域の拡張領域の何れにも新たに割り当てるべきメモリ
ブロックが無い場合、前記可変長ブロック領域を固定長
ヒープ領域の拡張領域として割り当てることを特徴とす
る請求項6記載のメモリ管理方法。 - 【請求項11】 メモリ管理のプログラムコードが格納
されたコンピュータ可読メモリであって、 固定長ヒープ領域中に割り当てるべきメモリブロックが
有るか否かを判別するステップのコードと、 判別結果に応じて前記可変長ヒープ領域を固定長ヒープ
領域の拡張領域として割り当てるステップのコードとを
有することを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27271397A JPH11110281A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 画像形成装置及びメモリ管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27271397A JPH11110281A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 画像形成装置及びメモリ管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11110281A true JPH11110281A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17517758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27271397A Pending JPH11110281A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 画像形成装置及びメモリ管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11110281A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100359308B1 (ko) * | 2000-10-20 | 2002-10-31 | 아이원더넷 주식회사 | 이미지 제작툴에서의 메모리 관리방법 |
KR100497722B1 (ko) * | 2002-07-02 | 2005-06-23 | 주식회사 인터와이즈 | 메모리 데이터 저장공간 관리 방법, 그 방법을 기록한기록매체 및 그 방법 을 이용한 응용프로그램 수행장치 |
JP2008033838A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Sanyo Electric Co Ltd | メモリ管理装置及びメモリ管理方法 |
JP2008162089A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 印刷装置 |
JP2011048590A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1997
- 1997-10-06 JP JP27271397A patent/JPH11110281A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100359308B1 (ko) * | 2000-10-20 | 2002-10-31 | 아이원더넷 주식회사 | 이미지 제작툴에서의 메모리 관리방법 |
KR100497722B1 (ko) * | 2002-07-02 | 2005-06-23 | 주식회사 인터와이즈 | 메모리 데이터 저장공간 관리 방법, 그 방법을 기록한기록매체 및 그 방법 을 이용한 응용프로그램 수행장치 |
JP2008033838A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Sanyo Electric Co Ltd | メモリ管理装置及びメモリ管理方法 |
JP2008162089A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 印刷装置 |
JP2011048590A (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-10 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003281078A (ja) | Dmaコントローラ | |
JPH04306059A (ja) | ディジタル複写装置の制御方法 | |
JP2003179710A (ja) | 画像形成装置、該装置に用いられる画像転送制御方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム、並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JPH11110281A (ja) | 画像形成装置及びメモリ管理方法 | |
JP2003152918A (ja) | 情報処理装置、ジョブ制御方法、プログラム、及び記憶媒体 | |
JPS5986952A (ja) | 像形成装置 | |
JP2000079744A (ja) | 画像形成装置、操作環境設定方法および記憶媒体 | |
JPH04263572A (ja) | 複雑な原稿の走査時におけるessとiitとの同期方法 | |
JP2002244504A (ja) | 表示方法及び表示装置付き画像形成装置 | |
JPH09331416A (ja) | 情報処理装置および画像処理装置および画像処理システムのエラー処理方法 | |
JP4562433B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP2003057950A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH02190371A (ja) | ページプリンタ | |
JP7533199B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成装置のメモリ管理方法 | |
JPH03273263A (ja) | 画像形成装置の制御方式 | |
US5977993A (en) | Display control device for image processing apparatus | |
JPH03265025A (ja) | 印刷処理方法及び装置 | |
US6628418B1 (en) | Image forming apparatus having a function of rewriting stored data into new program data | |
JPH0467160A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2000296640A (ja) | 画像データ記憶制御装置 | |
JP2003101710A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH1134436A (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
JPH0489268A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002176543A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0467161A (ja) | カラー画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050121 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050520 |