JP2002176543A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002176543A
JP2002176543A JP2000374307A JP2000374307A JP2002176543A JP 2002176543 A JP2002176543 A JP 2002176543A JP 2000374307 A JP2000374307 A JP 2000374307A JP 2000374307 A JP2000374307 A JP 2000374307A JP 2002176543 A JP2002176543 A JP 2002176543A
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JP2000374307A
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Jun Yokobori
潤 横堀
Yoshinao Kitahara
義奈朗 北原
Masaru Ushio
勝 牛尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データを記憶するメモリを効率良く活用
する画像形成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 画像データの画像編集が選択されると、
転写材に画像形成する前に伸長した画像データを記憶す
るための記憶容量をメモリに確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された画像デ
ータを圧縮してメモリに記憶し、記憶した画像データを
伸長して転写材に画像形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル複写機等の画像形成装置
においては、自動原稿読み取り装置によって複数の原稿
の画像を次々に読み取り、読み取った原稿の画像を順に
デジタルの画像データに変換し、変換した画像データを
メモリに記憶する。そして、メモリに記憶した画像デー
タを読み出して転写材に原稿の画像を画像形成する。こ
のため、1回だけ原稿の画像を読み取り、メモリに記憶
した画像データから必要な部数だけ画像形成を行うこと
ができる。このような手法を電子RDH(recirc
ulate document handler)と呼
んでいる。
【0003】電子RDHでは画像データをメモリに記憶
しているが、メモリの記憶容量を低減させる目的で画像
デ−タを圧縮してメモリに記憶している。画像形成を行
うときに、メモリから圧縮された画像データが読み出さ
れ、伸長されて元の画像データとなる。
【0004】また、電子RDHでは原稿の画像をデジタ
ル信号の画像データに変換しているため、信号処理によ
り画像データの画像編集を行い転写材に画像形成するこ
とが可能である。画像編集としては、例えば、画像の回
転、2つの画像の重ね合わせ、画像を任意の位置へ配
置、文字や図形を任意の位置に書き込み等である。
【0005】しかし、画像編集は画像データを圧縮した
ままでは行うことができない。そこで、従来の画像形成
装置においては画像編集のために必要な記憶容量をメモ
リ上に常に確保し、圧縮した画像データを伸長させてか
ら確保したメモリに画像データ記憶させてから画像編集
を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像編
集のためにメモリに確保する記憶容量は、原稿の画像内
容や、解像度、階調数等の転写材に画像形成する画像形
成条件によって著しくバラツキが生じる。このため、従
来の画像形成装置は最も記憶容量を必要とする画像形成
条件に基づいて、常に数メガから数十メガバイト程度の
記憶容量をメモリ上に確保する必要があった。
【0007】そして、画像編集のためのメモリは圧縮し
た画像データの記憶と共用しているため、画像編集のた
めにメモリの記憶容量を確保すると、圧縮した画像デー
タを記憶するためのメモリの記憶容量が激減してしま
う。そのため、画像編集のためにメモリに記憶容量を確
保してしまうと、次々に入力される圧縮した画像データ
記憶により、早期に記憶容量の確保ができなくなって画
像形成が中断されてしまう問題があった。
【0008】本発明は上記の課題を解消して、メモリを
効率良く活用する画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)メモリに記憶され
た圧縮した画像データを読み出して伸長し、伸長した画
像データに基づいて転写材に画像形成する画像形成装置
であって、前記伸長した画像データを画像編集して画像
形成するか否かを選択できる入力手段と、前記画像編集
が選択されると、転写材に画像形成する前に、前記伸長
した画像データを記憶するための記憶容量を前記メモリ
に確保する制御手段と、を有することを特徴とする画像
形成装置。
【0010】(2)メモリに記憶された圧縮した画像デ
ータを読み出して伸長し、伸長した画像データに基づい
て転写材に画像形成する画像形成装置であって、前記伸
長した画像データを画像編集して画像形成するか否かを
選択できる入力手段と、前記画像編集が選択されると、
転写材に画像形成する前に前記伸長した画像データを記
憶するための記憶容量を前記メモリに確保する制御手段
と、を有し、前記画像編集によって前記メモリに確保さ
れた以外の残りの前記メモリの記憶可能な記憶容量で、
後続する前記圧縮した画像データの記憶ができない場合
は、前記メモリの前記記憶可能な記憶容量の回復動作を
行うことができる前記制御手段を有することを特徴とす
る画像形成装置。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置の実施の形
態の一例を以下図面に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の画像形成装置の模式図であ
る。画像形成装置Aは、上部に開閉可能に支持された自
動原稿送り装置DF、スキャナ装置B、回転する像担持
体1の周囲に、帯電手段2、書き込み手段3、現像手段
4、転写手段5、除電手段6A、分離手段6B、定着手
段7、給紙手段9、電気回路収納部10、入力手段H等
を有している。以下に各手段の説明を行う。
【0013】自動原稿送り装置DFは、画像形成装置A
の上部に設けられた原稿移動型読み取り方式による片面
原稿読み取り機能と両面原稿読み取り機能を有し、載置
された原稿を搬送してスキャナ装置Bの原稿読み取り位
置を通過するようにしている。
【0014】スキャナ装置Bは、原稿読み取り位置に搬
送された原稿の画像の光学情報を電気信号に変換する。
【0015】像担持体1は、例えば、透明アクリル樹脂
の透明部材によって形成される円筒状の基体を内側に設
け、透明の導電層、あるいは有機感光層等の感光層を基
体の外周に形成し、不図示の駆動モータによって矢印で
示す方向に回転する。
【0016】帯電手段2は、像担持体1の周囲に配置さ
れ、例えば、スコロトロン式のワイヤ放電電極によって
コロナ放電を行って静電潜像が形成される前の像担持体
1に所定の電位を与えて帯電させる。
【0017】書き込み手段3は、レーザ光源からの光ビ
ームをポリゴンミラーの回転による偏向で走査して像担
持体1を露光する露光ユニットである。
【0018】現像手段4は、不図示の突き当てコロによ
り像担持体1と所定の間隙、例えば100μm〜500
μmの間隔で磁極を備えた現像スリーブを設け、収納し
ている現像剤を現像スリーブに付着させ、回転によって
付着した現像剤を像担持体1に供給する。供給された現
像剤は、現像スリーブと像担持体1との間に形成された
現像磁界によって像担持体1上の静電潜像をトナー像と
して可視化する。
【0019】転写手段5は、像担持体1に対向して設け
られ、像担持体1との間に形成された転写電界によって
像担持体1上に形成されたトナー像を給紙手段9から給
紙された転写材上に転写する。
【0020】除電手段6Aは、像担持体1に対向して設
けられ、像担持体1との間に形成された分離電界によっ
て転写電界で発生した転写材の電荷を消去する。
【0021】分離手段6Bは、転写手段5によって像担
持体1に密着した転写材を分離する。
【0022】定着手段7は、加熱源を備えた一対の加圧
ローラを備え、トナー像が転写された転写材を加圧、加
熱して転写材上のトナー像を定着する。
【0023】給紙手段9は、トナー画像が形成される転
写材を収納し、画像形成が要求される毎に像担持体1に
向けて転写材を給紙する。ここで、給紙手段9が収納す
る転写材は文字や図の複製が有形的に行われる材料で、
具体的には所定の大きさに裁断されたシート状の紙、布
等の用紙や、裁断される前のロール状の紙、布等の用紙
である。
【0024】入力手段Hは、液晶パネル、操作キー等を
備え、装置からオペレータへのメッセージの表示や、液
晶パネルや操作キーからオペレータが希望する画像形成
条件の入力が行われる。
【0025】画像形成条件とは、前述した電子RDHに
より画像データを画像編集して画像形成するか否かの選
択や画像編集が選択されたときの画像編集の条件、画像
形成するときの解像度、階調数、画像濃度等の出力条
件、転写材のサイズや枚数、片面、両面印刷の選択等で
ある。オペレータは画像形成前に画像形成条件を入力手
段Hから入力した後、画像形成をスタートさせる。
【0026】電気回路収納部10は、画像形成装置Aの
動作を制御する制御手段等の各種制御基板やメモリ等が
収納されている。
【0027】次に、画像形成装置Aの各手段の動作を制
御する制御手段について説明する。図2は画像形成装置
Aのブロック図である。
【0028】制御手段20は、CPU(中央演算プロセ
ッサ)、制御処理のためのメモリやプログラムを記憶す
るROM(読み出し専用メモリ)等を備え、入力手段H
に入力された画像形成条件に基づいて画像形成装置Aを
制御して転写材に画像形成を行う。
【0029】画像処理手段21はスキャナ装置Bによっ
て読み取られた原稿の画像のアナログ電気信号を信号処
理によってデジタル信号の画像データに変換する。さら
に、入力された編集条件に基づいて画像データをメモリ
24に展開して画像編集を行う。
【0030】画像圧縮手段22は、適応予測符号化方
式、例えばAHAのアルゴリズムを採用した専用ICに
より画像データのデータ容量を圧縮する。圧縮した画像
データがメモリ24に記憶させるのでメモリ24の記憶
容量が節約される。
【0031】伸長手段23は、圧縮された画像データの
データ容量を伸長して圧縮前の画像データに戻す。
【0032】メモリ24は、書き換え可能なDRAM
(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリ)
で、制御手段20により圧縮した画像データや画像編集
のときに伸長された画像データが記憶される。
【0033】読み取り制御手段25は、スキャナ装置
B、自動原稿送り装置DFを制御して、載置された原稿
を搬送させて、原稿の画像を所定のタイミングで読み込
む。
【0034】書き込み制御手段26は、帯電手段2によ
って一様に帯電された像担持体1を、画像データに基づ
いて書き込み手段3の露光ユニットを制御して、露光を
行い像担持体1に静電潜像を形成する。
【0035】全体制御手段27は、上記の画像データに
基づいた制御以外の画像形成装置Aの各手段の制御、例
えば、転写材の搬送制御、現像手段4の現像制御、定着
手段7の加熱制御等を制御手段20の指示により行って
いる。
【0036】次に、画像形成装置Aの画像形成プロセス
を説明する。制御手段20は入力手段Hに入力された画
像形成条件になるように各手段を以下のように制御して
画像形成を行う。
【0037】読み取り制御手段25によって、原稿の画
像が光学情報から電気信号に変換される。画像処理手段
21は、原稿の画像の電気信号を信号処理によってデジ
タル信号の画像データに変換する。画像処理手段21
は、自動原稿送り装置DFが搬送する原稿の画像だけで
なく、通信ネットワーク等の外部から受信した画像を扱
っても良い。
【0038】変換された画像データは圧縮手段22によ
り圧縮されてメモリ24に記憶される。その後、転写材
に画像形成を行うときに圧縮された画像データはメモリ
24から読み出され、伸長手段23によって伸長され
る。ここで、入力手段Hに入力された画像形成条件から
画像編集が選択されると、転写材に画像形成する前に、
伸長した画像データを編集するための記憶容量をメモリ
24に確保する。
【0039】そして、確保したメモリ24の記憶容量に
伸長した画像データが展開されて、画像編集が行われ
る。
【0040】一方、不図示の駆動モータの始動により像
担持体1が矢印で示す方向に回転され、同時に帯電手段
2のコロナ放電作用により像担持体1に所定の電位が付
与される。次いで、書き込み制御手段26により像担持
体1の表面に画像データに対応する静電潜像が形成され
る。形成された静電潜像は、現像手段4により現像さ
れ、像担持体1上にトナー像が形成される。
【0041】画像形成される転写材は、給紙手段9より
給紙されて像担持体1へ向けて搬送される。レジストロ
ーラ8Aは、像担持体1に形成されたトナー像と同期し
て回転を開始して転写材を像担持体1に搬送する。像担
持体1と同期して搬送された転写材上に、像担持体1の
トナー像が重なり、転写手段5により転写材にトナー像
が転写される。転写材は、除電手段6Aで除電され、分
離手段6Bにより像担持体1から分離される。その後、
定着手段7に搬送され、定着手段7の加熱、加圧作用に
よりトナー像を形成するトナー粉末が転写材上に溶融定
着される。トナー像が定着して画像形成された転写材
は、排紙ローラ8Bを介して、画像形成装置Aから排出
される。
【0042】表面に第1トナー像が転写された転写材の
裏面に画像形成を行う場合は、搬送路切り換え部材8C
を制御して、転写材を正逆回転可能な一対のスイッチバ
ック用ローラ8Dに向けて搬送する。スイッチバック用
ローラ8Dは、転写材の後端を挟持した状態で回転を停
止し、その後、逆方向に回転を開始して、転写材を搬送
ローラ8Eに向けて搬送する。搬送ローラ8Eは、転写
材を搬送して、回転を開始する前のレジストローラ8A
に向けて搬送する。このとき、転写材は、表裏を反転さ
れた状態、即ち、トナー像が転写されていない裏面が像
担持体1側に向けられた状態でレジストローラ8Aに送
り込まれる。
【0043】像担持体1上には、第2トナー像が形成さ
れており、レジストローラ8Aは、像担持体1に形成さ
れた第2トナー像と同期させて回転を開始して、転写材
を搬送する。像担持体1と同期されて搬送された転写材
の裏面に第2トナー像が重なり、転写手段5の付勢によ
り転写材の裏面に第2トナー像が転写される。以降、分
離、定着の処理が行われ、転写材は、排紙ローラ8Bを
介して排出される。
【0044】次に、画像データの画像編集について以下
に説明する。図3は、制御手段20の制御による画像形
成装置Aのフローチャートである。
【0045】画像形成の要求があると、入力手段Hに画
像形成条件の画像編集を行うか否かの選択が入力される
(S100)。画像編集を行うと選択されたときは、メ
モリ24に伸長した画像データを記憶するために必要な
記憶容量を確保する(S101)。
【0046】このとき、確保する記憶容量は、入力され
た出力条件の解像度と階調数から予め用意されたルック
・アップ・テーブルの参照、あるいは、解像度、階調
数、転写材のサイズに基づいて記憶容量を算出して決定
する。
【0047】ルック・アップ・テーブルは、予めROM
(読み出し専用メモリ)に記憶された参照テーブルであ
る。
【0048】図4は、ROMに記憶されたルック・アッ
プ・テーブルの一例を示す。図において、転写材のサイ
ズでは可変せずに、解像度と階調数によってメモリ24
の記憶容量を可変している。例えば、解像度が400d
pi(dot per inch)、階調数が4ビット
(bit)からルック・アップ・テーブルを参照すると
確保する記憶容量は32メガバイト(Mbyte)と決
定する。また、解像度や階調数は、ノーマル、ファイ
ン、スーパーファイン等の画質モード、例えばノーマル
のときは解像度400dpiで階調数1ビットとした解
像度と階調数を一義的に割り当てたものでも良い。
【0049】また、記憶容量の算出は解像度、階調数、
転写材のサイズに基づいて行い、記憶容量Yバイトを導
く式は以下のようになる。
【0050】Yバイト=((W/25.4×X×R)×
(D/25.4×X×R))/8 上記式において、Wは転写材の幅(mm)、Dは転写材
の奥行き(mm)、Xは階調数(ビット)、Rは解像度
(dpi)となる。例えば、A4サイズの転写材(幅2
97mm、奥行き210mm)、解像度600dpi、
階調数1ビットの出力条件で画像形成するときは、メモ
リ24に確保する記憶容量は約4.35メガバイトとな
る。
【0051】すなわち、メモリ24に確保する画像編集
のための記憶容量を、出力条件により可変させているの
で効率的にメモリ24が活用される。
【0052】次に、メモリ24に画像編集のための記憶
容量が確保されると、原稿が複数のときは原稿の画像を
次々に読み込み、画像データに変換し、変換した画像デ
ータを圧縮してメモリ24に次々に記憶する(S10
2)。その後、圧縮した画像データを画像形成を行う順
にメモリ24から読み出して伸長し、転写材に画像形成
を行う。画像形成装置Aに載置された複数の原稿すべて
の画像形成が終了すると(S108)、画像編集のため
に確保したメモリ24の記憶容量は開放され、画像形成
をスタートする前の初期状態に戻り画像形成が終了する
(S109)。
【0053】メモリ24に記憶された圧縮した画像デー
タは画像形成毎に読み出されて、画像形成が終了すると
メモリ24から消去されるが、画像形成の時間よりも後
続する原稿等の画像データをメモリ24に記憶する時間
のほうが遙かに短い。
【0054】このため、画像データをメモリ24に記憶
するときに、自動原稿送り装置DFに載置された後続す
る原稿の画像データによりメモリ24の記憶容量が一杯
になってオーバーフローにより画像形成装置Aの停止を
防ぐため、画像編集の選択によりメモリ24に確保され
た以外の残りのメモリ24の記憶可能な記憶容量を検知
し(S103)、メモリ24に圧縮した画像データのメ
モリ24の記憶容量が確保されるときは画像データのメ
モリ24への記憶を継続する。しかし、メモリ24の記
憶容量が後続する画像データの記憶により減少し、記憶
可能な記憶容量で圧縮した画像データの記憶ができない
場合は、画像編集でメモリ24に確保された以外の残り
のメモリ24の記憶可能な記憶容量の回復動作を行う。
【0055】回復動作は、入力手段Hにオーバーフロー
の発生を表示するとともに、メモリ24の記憶可能な記
憶容量を回復させる回復動作の選択を、入力手段Hの液
晶パネル等に出力してオペレータに促す(S104)。
【0056】図5は、回復動作の選択を促す入力手段H
の出力画面の一例である。図において、「中断」が選択
されると(S105)、原稿の画像の読み込みを中断
し、メモリ24に記憶されている圧縮された画像データ
を読み出し伸長して画像形成する(S106)。画像形
成はメモリ24に記憶された画像データが無くなるまで
行なわれ(107)、メモリ24に記憶された画像デー
タが無くなると、中断したところから原稿の画像の読み
込みを再開する(S102)。
【0057】「中止」が選択されると(S110)、原
稿の画像の読み込みを中止するとともに、メモリ24に
記憶された画像データが消去されて画像形成も中止す
る。さらに、画像編集に確保したメモリ24の記憶領域
も開放し、画像形成をスタートする前の初期状態に戻
り、画像形成が終了する(S111)。
【0058】一方、入力手段Hの入力から画像編集を行
うか否かの選択が入力され(S100)、画像編集を行
なわないと選択されたときは、メモリ24に画像編集の
ための記憶容量をメモリ24に確保しない。すなわち、
画像編集を行なわないときはメモリ24の圧縮した画像
データための記憶容量が減少しないので、メモリ24を
効率良く活用することができる。
【0059】そして、原稿の画像を次々に読み込み、画
像データに変換し、変換した画像データを圧縮してメモ
リ24に次々に記憶する(S112)。その後、圧縮し
た画像データを画像形成を行う順にメモリ24から読み
出して伸長し、転写材に画像形成する。画像形成装置A
に載置された原稿すべての画像形成が終了すると(S1
18)、画像編集に確保したメモリ24の記憶領域がリ
セットされ画像形成をスタートする前の初期状態に戻
り、画像形成が終了する(S109)。
【0060】メモリ24の記憶容量の記憶可能な記憶容
量を圧縮した画像データを記憶する毎に検知し(S11
3)、記憶容量が減少して画像データの記憶ができない
ときには、入力手段Hによってオーバーフローの発生を
表示するとともに、メモリ24の記憶可能な記憶容量を
回復させる回復動作の選択をオペレータに促す(S10
4)。以下、前述した画像編集が選択されたときと同様
に選択された回復動作を行う。
【0061】また、本発明の実施の形態において、画像
データを圧縮してメモリに記憶したが、画像データを圧
縮せずに記憶する構成でも良い。
【0062】
【発明の効果】メモリを効率良く活用する画像形成装置
が提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の模式図である。
【図2】画像形成装置のブロック図である。
【図3】制御手段の制御による画像形成装置のフローチ
ャートである。
【図4】ROMに記憶されたルック・アップ・テーブル
の一例である。
【図5】回復動作の選択を促す入力手段の出力画面の一
例である。
【符号の説明】
20 制御手段 21 画像処理手段 22 圧縮手段 23 伸長手段 24 メモリ 25 読み取り制御手段 26 書き込み制御手段 27 全体制御手段 H 入力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA16 AB01 BB10 BC05 BC06 BC07 BD40 CA03 CB02 2C187 AE01 2H027 EE08 FD01 FD03 FD08 FD10 ZA07 5C073 AA03 BC04 CE06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリに記憶された圧縮した画像データ
    を読み出して伸長し、伸長した画像データに基づいて転
    写材に画像形成する画像形成装置であって、 前記伸長した画像データを画像編集して画像形成するか
    否かを選択できる入力手段と、 前記画像編集が選択されると、転写材に画像形成する前
    に、前記伸長した画像データを記憶するための記憶容量
    を前記メモリに確保する制御手段と、を有することを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリに確保する記憶容量は、画像
    形成を行うときの解像度と階調数から前記制御手段が予
    め用意されたルック・アップ・テーブルを参照して決定
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリに確保する記憶容量は、画像
    形成を行うときの解像度、階調数、画像を形成する転写
    材のサイズに基づいて前記制御手段が算出することを特
    徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 メモリに記憶された圧縮した画像データ
    を読み出して伸長し、伸長した画像データに基づいて転
    写材に画像形成する画像形成装置であって、 前記伸長した画像データを画像編集して画像形成するか
    否かを選択できる入力手段と、 前記画像編集が選択されると、転写材に画像形成する前
    に前記伸長した画像データを記憶するための記憶容量を
    前記メモリに確保する制御手段と、を有し、 前記画像編集によって前記メモリに確保された以外の残
    りの前記メモリの記憶可能な記憶容量で、後続する前記
    圧縮した画像データの記憶ができない場合は、前記メモ
    リの前記記憶可能な記憶容量の回復動作を行うことがで
    きる前記制御手段を有することを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段の前記回復動作は、前記メ
    モリへの画像データの記憶を中断するとともに、前記メ
    モリに記憶された前記圧縮した画像データを読み出して
    画像形成することを特徴とする請求項4に記載の画像形
    成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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