JPH11109902A - 展示パネルにおける縦横フレームの連結装置 - Google Patents

展示パネルにおける縦横フレームの連結装置

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JPH11109902A
JPH11109902A JP29039097A JP29039097A JPH11109902A JP H11109902 A JPH11109902 A JP H11109902A JP 29039097 A JP29039097 A JP 29039097A JP 29039097 A JP29039097 A JP 29039097A JP H11109902 A JPH11109902 A JP H11109902A
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frames
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Yoshihiro Saeki
善広 佐伯
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンタッチ操作によりロックおよびその解除
をなし得るために、フレームの組み付けおよび組み外し
が極めて容易になり、しかも、意匠的に対等に両面使用
が可能であり、コーナーの形状も直角に制約されない展
示パネルにおける縦横フレームの連結装置を提供する。 【解決手段】 縦横フレームの端面間に挾まれるコーナ
ーブロックと、該コーナーブロックにほゞL字形に貫通
し基端部が一方のフレームに嵌着して固定される連結掛
けと、他方のフレームに嵌着して埋め込まれる連結受け
とからなり、コーナーブロックは、連結掛けに対して前
記一方のフレームの延長方向へ出入りするようにスライ
ド可能に組み付けられ、且つ、前記他方のフレームの方
向には掛け爪を突設してあり、連結掛けは、先端部に連
結受けに差し込む心棒を突設してあり、連結受けは、そ
の差込みの軸孔の他に、コーナーブロックの引き込みに
よりその掛け爪が掛かる受け爪を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、書画等の作品、ポス
ター等の展示パネルにおける縦横フレームの連結装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の展示パネルにおいては、一般的
に縦横フレームをコーナーでL字形の連結金具により連
結することにより枠組みがなされる。また、作品等の出
入れの手法として様々な構造が取られるが、このL字形
の連結金具を外すことにより、フレームの枠組みを(一
片のフレームの取外しにより)開放して作品を出入れす
るようになされることも多い。
【0003】フレームの枠組みは45度の傾斜切断面の
突合せにおいてなされ、L字形の連結金具の止め方とし
てはビスが多用されるが、レバー操作等によるロック装
置を備えることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の縦
横フレームの連結装置においては、作品等の出入れに伴
うフレームの組み外し組み付けの操作が容易ではなく、
殊に、L字形の連結金具をビス止める場合には、非常に
時間が掛かる。
【0005】また、ビス操作やレバー操作を取る裏面を
使用できないという構造的な制約を受け、このように両
面使用ができないために、殊に、スタンドパネル(立て
看板)においては有効利用に適しなかった。しかも、コ
ーナーが直角に尖っているから安全性においても問題が
あった。
【0006】この発明は、上記のような実情に鑑みて、
ワンタッチ操作によりロックおよびその解除をなし得る
ために、フレームの組み付けおよび組み外しが極めて容
易になり、しかも、意匠的に対等に両面使用が可能であ
り、コーナーの形状も直角に制約されない展示パネルに
おける縦横フレームの連結装置を提供することを目的と
した。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、縦横フレームの端面間に挾まれるコ
ーナーブロックと、該コーナーブロックにほゞL字形に
貫通し基端部が一方のフレームに嵌着して固定される連
結掛けと、他方のフレームに嵌着して埋め込まれる連結
受けとからなり、コーナーブロックは、連結掛けに対し
て前記一方のフレームの延長方向へ出入りするようにス
ライド可能に組み付けられ、且つ、前記他方のフレーム
の方向には掛け爪を突設してあり、連結掛けは、先端部
に連結受けに差し込む心棒を突設してあり、連結受け
は、その差込みの軸孔の他に、コーナーブロックの引き
込みによりその掛け爪が掛かる受け爪を設けてあること
を特徴とする展示パネルにおける縦横フレームの連結装
置を構成した。
【0008】加えて、コーナーブロックが、縦横フレー
ムの間を湾曲形状において被覆する中空状に形成され、
コーナーブロックと連結掛けとの組合せについて、コー
ナーブロックの内面に連結掛けを挾む左右一対のスライ
ド片を突設し、連結掛けの両側面にはそのスライド片の
先端が係合するスライド溝を設け、さらに、コーナーブ
ロックの端部に脱出止めの突部を、連結掛けにはその突
部に掛かる逆止めストッパーを設けてあると、目的の達
成により有効である。
【0009】
【作用】展示パネルにおける縦横フレームの連結装置を
上記のように構成したから、枠組み状態においては、連
結掛けが縦横フレームの両方に亘ってその両方を規制
し、それにより枠組みの所定角度が保持され、また、抜
けないように掛け爪と受け爪との引っ掛かりによりロッ
ク状態に保持される。また、コーナーブロックを出る方
向に僅かにスライド操作するだけで、そのロック状態が
解除されるので、次いで連結掛けの先端の心棒を連結受
けから抜くだけでフレームを外すことができる。
【0010】逆に、フレームを組み付けるときには、コ
ーナーブロックを出した状態で、心棒を連結受けに差込
み、コーナーブロックを引っ込めるスライド操作だけで
ロック状態が得られる。このようなコーナーブロックの
操作だけでロックおよびその解除がなされるために、両
面使用が可能な構造を取ることができ、且つ、コーナー
もコーナーブロックの成形で形態も自由になる。
【0011】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図1ないし図4は、縦横フレーム1,2の
連結コーナー部において、この発明の連結要領において
示し、図5は、その連結箇所が左右上端においてのみ適
用したスタンドパネルP、つまり、作品、ポスター等の
展示パネルの一例を示す。また、図6は、縦横フレーム
1,2の断面形状を示す。
【0013】スタンドパネルPにおいては、左右縦フレ
ーム1,1が下方で二段に下横フレーム2a,2aによ
り固定されており、上横フレーム2を着脱可能に組み合
わせるためにこの発明を用い、その両コーナーには、縦
横フレーム1,2の間にコーナーブロック3,3が介在
される。なお、矩形の額縁態様としては、四隅にコーナ
ーブロック3,3,3,3を介在させる。
【0014】また、二隅においては、コーナーブロック
3の他に、横フレーム2にコーナーブロック3を出入れ
様にスライド可能に支持するほゞL字形の連結掛け5が
嵌着して突設され(図1ないし図4)、縦フレーム1に
は連結受け7が嵌着して埋め込まれている。
【0015】縦横フレーム1,2は、断面が左右対称の
楕円形状であって(図6)、両面にポスター14,14
を添えるパネル12を納めるために、その嵌着口9を設
けてあり、また、内部には横壁11を設け、横壁11と
外周面壁とにそれぞれ一対づつ突条13,13,13,
13を設けることにより、それに囲まれる中空部15に
連結掛け5および連結受け7が嵌着され、ビス止めして
(図示省略)固定される。そして、端面がコーナーブロ
ック3を挾むために直角に切断されている。
【0016】コーナーブロック3、連結掛け5および連
結受け7は、それぞれプラスチックにより成形され、コ
ーナーブロック3と連結掛け5とは外れないように一体
的に組み込まれている。
【0017】そのうち、コーナーブロック3は、フレー
ム1,2の外周壁とほゞ同じ断面形状において角が体裁
良く湾曲され、内部が中空で縦横フレーム1,2と接合
する端面が開口されているが、上部内面には、左右一対
のスライド片17,17が垂設され、下端には左右一対
の掛け爪19,19が垂設されている。また、上部の開
口端縁には連結掛け5からの脱出を止める突部21が設
けられる。また、スライド片17,17を先端が相対向
するL字形に形成してある。
【0018】連結掛け5は、コーナーブロック3の中を
直角に曲がる形状であって、横フレーム2から突出する
箇所の両側面にスライド溝23,23が形成され、スラ
イド片17,17が先端でそれに係合している。一方、
縦フレーム1の側の端には心棒25が突設される。ま
た、上部にはコーナーブロック3の突部21が掛かるス
トッパー27が逆ヒレ状に突設される。従って、組み込
み後においては、コーナーブロック3が外れない状態と
なる。
【0019】スライド溝23,23に対するスライド片
17,17の摺動により、コーナーブロック3は、横フ
レーム2およびそれに固定されている連結掛け5に対し
て一定の範囲Lにおいて出入りし、その移動により心棒
25に対して掛け爪19,19が同時に横移動する。そ
して、この掛け爪19,19は、スライドの引っ込みに
より掛かる爪先形状となっている。
【0020】連結受け7は、中心部に心棒25が嵌合す
る軸孔29が設けられ、また、上端部には、掛け爪1
9,19が差し込まれて且つ移動を許容する遊び空間3
1が設けられ、遊び空間31に一対の受け爪33,33
が突設される。
【0021】図1および図2は、横フレーム2を組み付
ける手前の状態を示したもので(組み外し直後の状態も
同じ)、コーナーブロック3が範囲Lにおいて出してあ
り、この状態で心棒25を連結受け7の軸孔29に差し
込むと(図3の状態)、縦横フレーム1,2の正規の位
置がその嵌合により決まる。
【0022】次に、コーナーブロック3を同図の矢印の
如く引っ込めると(図4の状態)、コーナーブロック3
が正規の位置になると同時に、それと一体の掛け爪1
9,19が受け爪33,33に掛かり、脱出不能とな
り、縦横フレーム1,2の位置関係が確定したロック状
態となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ワンタッチ操作によりロックおよびその解除をなし
得るために、フレームの組み付けおよび組み外しが極め
て容易になり、作品等の出入れの作業性が格段に良好と
なる。しかも、意匠的に対等に両面使用が可能であり、
また、コーナーの形状も直角に制約されなく、安全性を
考慮して角を取ることができ、意匠的にも自由に体裁を
高め得るので、額縁、殊に広告、宣伝を目的とする展示
パネルにおける実施に正に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の展示パネルにおける縦横フレームの
連結装置を上横フレームの組み付けの要領において示す
コーナー部の正面から見た縦断面図である。
【図2】図1のA−A線矢視において同装置を示す断面
図である。
【図3】同装置を次の組み付けの要領において示す正面
から見た断面図である。
【図4】同装置を組み付け完了のロック状態において示
す正面から見た断面図である。
【図5】この発明を実施した展示パネルの一例を示す斜
視図である。
【図6】図5のB−B線矢視の拡大断面図である。
【符号の説明】 1 縦フレーム 2 横フレーム 3 コーナーブロック 5 連結掛け 7 連結受け 17 スライド片 19 掛け爪 21 突部 23 スライド溝 25 心棒 27 ストッパー 29 軸孔 33 受け爪 P 展示パネルとしてのスタンドパネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦横フレームの端面間に挾まれるコーナ
    ーブロックと、該コーナーブロックにほゞL字形に貫通
    し基端部が一方のフレームに嵌着して固定される連結掛
    けと、他方のフレームに嵌着して埋め込まれる連結受け
    とからなり、コーナーブロックは、連結掛けに対して前
    記一方のフレームの延長方向へ出入りするようにスライ
    ド可能に組み付けられ、且つ、前記他方のフレームの方
    向には掛け爪を突設してあり、連結掛けは、先端部に連
    結受けに差し込む心棒を突設してあり、連結受けは、そ
    の差込みの軸孔の他に、コーナーブロックの引き込みに
    より掛け爪が掛かる受け爪を設けてあることを特徴とす
    る展示パネルにおける縦横フレームの連結装置。
  2. 【請求項2】 コーナーブロックが、縦横フレームの間
    を湾曲形状において被覆する中空状に形成され、コーナ
    ーブロックと連結掛けとの組合せについて、コーナーブ
    ロックの内面に連結掛けを挾む左右一対のスライド片を
    突設し、連結掛けの両側面にはそのスライド片の先端が
    係合するスライド溝を設け、さらに、コーナーブロック
    の端部に脱出止めの突部を、連結掛けにはその突部に掛
    かる逆止めストッパーを設けてあることを特徴とする請
    求項1記載の展示パネルにおける縦横フレームの連結装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100792631B1 (ko) 2006-09-22 2008-01-09 최상현 견고하면서 손쉬운 연결구조를 갖는 경량의 지지 구조물
JP2011221049A (ja) * 2010-04-02 2011-11-04 First:Kk 展示パネル
JP2014006454A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Sankyotateyama Inc 枠体及び看板

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KR100792631B1 (ko) 2006-09-22 2008-01-09 최상현 견고하면서 손쉬운 연결구조를 갖는 경량의 지지 구조물
JP2011221049A (ja) * 2010-04-02 2011-11-04 First:Kk 展示パネル
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