JP4096788B2 - 天井枠 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、メインバーとクロスバーとを格子状に組んで構成されるシステム天井の天井枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11〜図13は従来例を示す。同図において、50はメインバー、51はクロスバー、52は挿入部、53は突片、54は天井材である。図12および図13に示すように、メインバー50と、メインバー50に直交するクロスバー51とを格子状に配置し、挿入部52と突片53により接合される。図11に示すように、挿入部52は、メインバー50の垂直片の側面にメインバー50の長手方向に貫通する半筒状の切り起こしである。突片53は、クロスバー51の端部にL字状に突設したものである。この場合、クロスバー51の先端の突片53は、メインバー50に対して平行に移動させて挿入部52に差し込む。そのため、挿入部52が突片53と平行に形成されている。
【0003】
また、メインバー間へのクロスバーの結合およびその離脱を容易した従来例がある(例えば、特許文献1)。この従来例では、メインバーはその垂直片の一側に切り起こし突設した上下平行対向する2つの起立爪(挿入部)を有し、クロスバーは2つの起立爪の対向間隔に嵌入し得る幅の嵌入片(突片)と、嵌入片の一側縁に設けられ起立片基部の切り起こし開口のいずれかに弾性的に嵌入してその開口縁に係合し得る係止舌片とを有する。このように、係止舌片が起立爪の切り起こし開口縁に係合して離脱不能な安定した結合構造となり、係止舌片を押入しつつ嵌入片を起立爪から離脱することにより容易にクロスバーを取外すことができるものである。
【0004】
【特許文献1】
実開平7−43189号公報(段落0007〜0012、図1等)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、施工時や地震等により、クロスバーが引張られる外力が生じると、メインバーの挿入部を突片が引張り押し広げるような力が生じる。
【0006】
一方、バー製造時に、挿入部は金型のプレス加工により形成されるが、プレス時に材料が引き伸ばされ板厚が小さくなる。時に挿入部の根元(立ち上がり部)は力が集中し、板厚が小さくなり、クラックが入る可能性が高い。そのため、クロスバーが引張られた時、力の伝わる方向と挿入部の根元の方向と一致すると、この部分から破断が進行しやすくなる。
【0007】
したがって、この発明の目的は、挿入部の立ち上がり部に沿って力が伝達しないようにすることにより、挿入部の破断を防止することができる天井枠を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの発明の請求項1記載の天井枠は、垂直片の下端に天井を支持可能な水平フランジを設けた複数のメインバーおよび複数のクロスバーを備え、前記メインバーの垂直片の側面にメインバーの長手方向に貫通するように半筒状に切り起こした挿入部を設けるとともに、前記クロスバーの端部にL字状に突出した突片を設け、この突片を前記挿入部に挿入することで前記メインバーと前記クロスバーを格子状に接合した天井枠において、前記メインバーの挿入部の垂直片からの立ち上がり部の一部または全部が、前記クロスバーの突片の挿入方向からずれる方向に形成されている。
【0009】
このように、メインバーの挿入部の垂直片からの立ち上がり部の一部または全部が、クロスバーの突片の挿入方向からずれる方向に形成されているので、施工時や地震等により外力が加わり、クロスバーが引張られた時、力の加わる方向と、メインバーの挿入部の立ち上がり部の延長方向が一致しない構成となる。このため、立ち上がり部の強度の小さい部分に沿って力が伝達して破断することがなく大きな強度が得られる。
【0010】
請求項2記載の天井枠は、請求項1記載の天井枠において、クロスバーがメインバーの下方から上昇して同じレベルになるように移動するために、挿入部の下部と突片の下部の少なくとも一方を傾斜させた。このように、クロスバーがメインバーの下方から上昇して同じレベルになるように移動するために、挿入部の下部と突片の下部の少なくとも一方を傾斜させたので、施工時にクロスバーの水平フランジ端部とメインバーの水平フランジ側縁部が当たり擦れることが最小限ですみ、メインバーの水平フランジ側縁部に傷等が生じにくい。
【0011】
請求項3記載の天井枠は、請求項1記載の天井枠において、クロスバーがメインバーの下方から上昇して同じレベルになるように移動するために、挿入部の下部と突片の下部の少なくとも一方に段差を設けた。このように、クロスバーがメインバーの下方から上昇して同じレベルになるように移動するために、挿入部の下部と突片の下部の少なくとも一方に段差を設けたので、施工時にクロスバーの水平フランジ端部とメインバーの水平フランジ側縁部が当たり擦れることが最小限ですみ、メインバーの水平フランジ側縁部に傷等が生じにくい。
【0012】
請求項4記載の天井枠は、請求項1,2または3記載の天井枠において、メインバーの水平フランジに沿って移動可能な突出部をクロスバーの突片の下部に設けた。このように、メインバーの水平フランジに沿って移動可能な突出部をクロスバーの突片の下部に設けたので、クロスバーをメインバーに対して仮置きし、そのまま横にスライドさせることにより施工が完了する。このため、安全で簡単に施工できる。
【0013】
請求項5記載の天井枠は、請求項1,2,3または4記載の天井枠において、クロスバーの突片が別部品であり、前記クロスバーに対して、弾性変形、回転または摺動可能とした。このように、クロスバーの突片が別部品であり、クロスバーに対して、弾性変形、回転または摺動可能としたので、クロスバーをスライドさせて施工する時、無理な力が加わって塑性変形し、施工が不可能になることがなく、また施工後の仕上がりに影響を及ぼすことがなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の実施形態の天井枠の接合部の斜視図、図2はこの発明の第1の実施形態の施工説明図である。
【0015】
図1に示すように、システム天井を構成する天井枠は、垂直片1a,2aの下端に天井を支持可能な水平フランジ1b,2bを設けたTバーからなる複数のメインバー1および複数のクロスバー2を備え、メインバー1に直交する方向にクロスバー2を配置して格子状に組み合わせている(図11〜図13参照)。
【0016】
メインバー1の垂直片1aの側面には、メインバー1の長手方向に貫通するように半筒状に切り起こした挿入部3が設けてある。挿入部3は入口が広く、出口が狭くなった形状であり、垂直片1aからの一対の立ち上がり部3a(挿入部根元)は上下とも傾斜している。また、挿入部3の出口側の垂直片1aには係止部4が設けてある。
【0017】
クロスバー2の端部にはL字状に突出した突片5が設けてある。突片5は垂直片2aから突出させた部分をL字状に折曲したもので、挿入部3に嵌合した状態で挿入される。この際、クロスバー2がメインバー1の下方から上昇して同じレベルになるように移動するために、挿入部3の下側の立ち上がり部3aとともに突片5の下部5aを傾斜させている。
【0018】
また、立ち上がり部3を傾斜させたことにより、突片5が立ち上がり部3aに当って位置決めされる。この場合、上記のように一対の立ち上がり部3aが挿入方向に狭くなったテーパ状であり、これと同勾配となるように突片5の外形が形成されている。これにより、突片5が挿入部3にがたつきのない安定した状態で挿入される。また、突片5の先端側には係止部4に係合する被係止部6が設けてある。
【0019】
施工時には、突片5を挿入部3に挿入することでメインバー1とクロスバー2を格子状に接合する。この場合、図2に示すように、クロスバー2がメインバー1に対して下がった状態で、クロスバー2を差し込むことができる。すなわち、突片5の下部5aが挿入部3の下側の立ち上がり部3aに沿って徐々にスライドするにしたがって、クロスバー2はメインバー1と同面に近づき、施工が完了した位置でクロスバー2とメインバー1の水平フランジ2b,1bが同面になる。このとき、上記のように突片5は立ち上がり部3aに当って位置決めされるとともに、係止部4と被係止部6が係合し抜け止めされる。
【0020】
また、立ち上がり部3aが、クロスバー2の突片5の挿入方向からずれているので、外力が加わり、クロスバー2が引張られた時、力の加わる方向と、立ち上がり部3aの延長方向が一致しない構成となる。このため、立ち上がり部3aの強度の小さい部分に沿って力が伝達して破断することがなく大きな強度が得られる。
【0021】
図3(a)〜(d)はこの発明の第1の実施形態においてメインバーの挿入部の例を示す概念図である。図3(a)は図1と同様に挿入部3の入口から出口にかけて、狭くなるように上部と下部が傾斜している。図3(b)は挿入部3の上部がメインバー長手方向に対して平行で挿入方向に狭くなるように下部が傾斜している。図3(c)は挿入部3の上下共に平行部があり、それに連続して挿入方向に狭くなるように傾斜している。図3(d)は挿入部3の入口から出口にかけて、広くなるように上部と下部が傾斜している。なお、立ち上がり部3aの一部または全部が、クロスバー2の突片5の挿入方向からずれる方向に形成されていればよい。
【0022】
またこの実施形態では、挿入部3の下部および突片5の下部5aを傾斜させたので、施工時にクロスバー2の水平フランジ2bの端部とメインバー1の水平フランジ1bの側縁部が当たり擦れることが最小限ですみ、メインバー1の水平フランジ1bの側縁部に傷等が生じにくい。また、クロスバー2をメインバー1に当てないように注意しなくてもよいので作業性が向上する。
【0023】
この発明の第2の実施の形態を図4に基づいて説明する。図4はこの発明の第2の実施形態の天井枠の接合部の説明図である。
【0024】
図4に示すように、メインバー1は第1の実施形態と同様の構成である。クロスバー2の端部にはL字状に突出した突片5が設けてあるが、突片5の下部5aに段差10を設けている。この際、クロスバー2がメインバー1の下方から上昇して同じレベルになるように移動するために、段差10を基端側に配置している。これはクロスバー2の施工が完了する直前に段差10によりクロスバー2が持ち上がり、メインバー1と同面になることを図ったものである。
【0025】
施工時には、突片5の下部5aが挿入部3の下側の立ち上がり部3aに沿ってスライドし段差10が挿入部3に挿入されることで、クロスバー2はメインバー1と同面に近づき、施工が完了した位置で、クロスバー2とメインバー1の水平フランジ2b,1bが同面になる。
【0026】
この実施形態によれば、第1の実施形態と同様にクロスバー2の水平フランジ2bの端部とメインバー1の水平フランジ1bの側縁部が当たり擦れることが最小限ですみ、メインバー1の水平フランジ1bの側縁部に傷等が生じにくい。その他の構成効果は、第1の実施の形態と同様である。なお、挿入部3の下部と突片5の下部5aの少なくとも一方に段差10を設けてもよい。
【0027】
この発明の第3の実施の形態を図5に基づいて説明する。図5はこの発明の第3の実施形態の天井枠の接合部の説明図である。
【0028】
図5に示すように、メインバー1は第1の実施形態と同様の構成である。クロスバー2の端部にはL字状に突出した突片5が設けてあるが、この突片5の下部5aにメインバー1の水平フランジ1bに沿って移動可能な突出部12を設けている。この場合、突出部12は、突片5のL字状に折曲したコーナに沿って略直角に形成されている。また、突出部12をメインバー1の水平フランジ1bの上部に当てた状態でスライドさせると、クロスバー2の突片5の先端がメインバー1の挿入部3に挿入されるようにその突出寸法が設定されている。
【0029】
施工時には、上記のように突出部12を水平フランジ1b上部に載せることで、クロスバー2をメインバー1に対して仮置きし、そのまま横にスライドさせることにより施工が完了する。このため、安全で簡単に施工できる。その他の構成効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0030】
この発明の第4の実施の形態を図6および図7に基づいて説明する。図6はこの発明の第4の実施形態の天井枠のクロスバーの要部斜視図、図7はこの発明の第4の実施形態の施工説明図である。
【0031】
図6に示すように、クロスバー2の端部にL字状に突出した突片14が別部品であり、クロスバー2に対して、弾性変形、回転または摺動可能としている。この場合、突片14はステンレス等のばね性の材料で構成され、クロスバー2とリベット15等で摺動自在に止着されている。クロスバー2の垂直片2aに摺動する突片14の基端側にはリベット15が挿通された長角穴16が設けられ、その延長方向内側に対応するクロスバー2の垂直片2aに突起17がある。また、突片14には、第3の実施形態と同様に突出部12が設けてある。
【0032】
施工時には、突片14は最初、最も先端に伸ばされた状態で取り付けられている。突片14を長角穴16に沿って縮めると、クロスバー2の突起17が長角穴16に入って係合し、抜け止めとなり固定される。さらに、施工中の状態においては、図7(a)に示すように、突片14はメインバー1の水平フランジ1aに載せられ、矢印の方向にクロスバー2を回転させると、突片14の先端はメインバー1の垂直片1aに当たりながら弾性変形および収縮する。完成状態では、図7(b)に示すように、突片14は完全にクロスバー2へ収縮し、上記のように抜け止めがされている。
【0033】
この実施形態では、クロスバー2をスライドさせて施工する時、無理な力が加わって塑性変形し、施工が不可能になることがなく、また施工後の仕上がりに影響を及ぼすことがなくなる。なお、クロスバー2の垂直片2aに長角穴16を設け、突片14に突起17を設けてもよい。この場合、突起17は長角穴16の延長方向外側に対応する突片14の位置に設ける。その他の構成効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0034】
この発明の第5の実施の形態を図8〜図10に基づいて説明する。図8はこの発明の第5の実施形態の天井枠の接合部の斜視図、図9はこの発明の第5の実施形態の天井枠の下方から見た説明図、図10は第5の実施形態におけるクロスバーの斜視図である。
【0035】
図8に示すように、天井枠の接合部の構成は第1の実施形態と同様であるが、メインバー20およびクロスバー21の形状と、仕上がりデザインが異なる。すなわち、メインバー20およびクロスバー21は、垂直片20a,21aと、その下部に水平フランジ20b,21bとを備えたTバーであるが、水平フランジ20b,21bがさらに垂下し内側に折曲した形状である。この水平フランジ20b,21bの最下部が化粧面22,23となる。
【0036】
図9に示すように、メインバー20の化粧面22と、クロスバー21の化粧面23はその長手方向に対して45度の角度で当接する納まりになるように加工されている。この場合、メインバー20の化粧面22の中間部には45度に傾斜した切欠き24が設けられ、図10に示すようにクロスバー21の化粧面23の先端部には45度に傾斜した先端突起25が設けられる。接合状態で、クロスバー21の先端突起25がメインバー20の切欠き24に入り同面になるように納まる。
【0037】
施工に際しては、第1の実施形態と同様の構成により、クロスバー21の先端突起25がメインバー20よりも下方にあり、取付けが完了する直前にて同面になるため、突起25が切欠き24に納まり施工が可能となる。その他の構成効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0038】
なお、この実施形態において、第2〜4の実施形態の接合部の構成を適用してもよい。
【0039】
【発明の効果】
この発明の請求項1記載の天井枠によれば、メインバーの挿入部の垂直片からの立ち上がり部の一部または全部が、クロスバーの突片の挿入方向からずれる方向に形成されているので、施工時や地震等により外力が加わり、クロスバーが引張られた時、力の加わる方向と、メインバーの挿入部の立ち上がり部の延長方向が一致しない構成となる。このため、立ち上がり部の強度の小さい部分に沿って力が伝達して破断することがなく大きな強度が得られる。
【0040】
請求項2では、クロスバーがメインバーの下方から上昇して同じレベルになるように移動するために、挿入部の下部と突片の下部の少なくとも一方を傾斜させたので、施工時にクロスバーの水平フランジ端部とメインバーの水平フランジ側縁部が当たり擦れることが最小限ですみ、メインバーの水平フランジ側縁部に傷等が生じにくい。また、クロスバーをメインバーに当てないように注意しなくてもよいので作業性が向上する。
【0041】
請求項3では、クロスバーがメインバーの下方から上昇して同じレベルになるように移動するために、挿入部の下部と突片の下部の少なくとも一方に段差を設けたので、施工時にクロスバーの水平フランジ端部とメインバーの水平フランジ側縁部が当たり擦れることが最小限ですみ、メインバーの水平フランジ側縁部に傷等が生じにくい。また、クロスバーをメインバーに当てないように注意しなくてもよいので作業性が向上する。
【0042】
請求項4では、メインバーの水平フランジに沿って移動可能な突出部をクロスバーの突片の下部に設けたので、クロスバーをメインバーに対して仮置きし、そのまま横にスライドさせることにより施工が完了する。このため、安全で簡単に施工できる。
【0043】
請求項5では、クロスバーの突片が別部品であり、クロスバーに対して、弾性変形、回転または摺動可能としたので、クロスバーをスライドさせて施工する時、無理な力が加わって塑性変形し、施工が不可能になることがなく、また施工後の仕上がりに影響を及ぼすことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態の天井枠の接合部の斜視図である。
【図2】この発明の第1の実施形態の施工説明図である。
【図3】(a)〜(d)はこの発明の第1の実施形態においてメインバーの挿入部の例を示す概念図である。
【図4】この発明の第2の実施形態の天井枠の接合部の説明図である。
【図5】この発明の第3の実施形態の天井枠の接合部の説明図である。
【図6】この発明の第4の実施形態の天井枠のクロスバーの要部斜視図である。
【図7】この発明の第4の実施形態の施工説明図である。
【図8】この発明の第5の実施形態の天井枠の接合部の斜視図である。
【図9】この発明の第5の実施形態の天井枠の下方から見た説明図である。
【図10】第5の実施形態におけるクロスバーの斜視図である。
【図11】従来例の天井枠の接合部の斜視図である。
【図12】従来例の天井枠の全体構成を示す斜視図である。
【図13】従来例の天井枠の断面図である。
【符号の説明】
1 メインバー
1a 垂直片
1b 水平フランジ
2 クロスバー
2a 垂直片
2b 水平フランジ
3 挿入部
3a 立ち上がり部
5 突片
10 段差
12 突出部
14 突片
Claims (5)
- 垂直片の下端に天井を支持可能な水平フランジを設けた複数のメインバーおよび複数のクロスバーを備え、前記メインバーの垂直片の側面にメインバーの長手方向に貫通するように半筒状に切り起こした挿入部を設けるとともに、前記クロスバーの端部にL字状に突出した突片を設け、この突片を前記挿入部に挿入することで前記メインバーと前記クロスバーを格子状に接合した天井枠において、前記メインバーの挿入部の垂直片からの立ち上がり部の一部または全部が、前記クロスバーの突片の挿入方向からずれる方向に形成されていることを特徴とする天井枠。
- クロスバーがメインバーの下方から上昇して同じレベルになるように移動するために、挿入部の下部と突片の下部の少なくとも一方を傾斜させた請求項1記載の天井枠。
- クロスバーがメインバーの下方から上昇して同じレベルになるように移動するために、挿入部の下部と突片の下部の少なくとも一方に段差を設けた請求項1記載の天井枠。
- メインバーの水平フランジに沿って移動可能な突出部をクロスバーの突片の下部に設けた請求項1,2または3記載の天井枠。
- クロスバーの突片が別部品であり、前記クロスバーに対して、弾性変形、回転または摺動可能とした請求項1,2,3または4記載の天井枠。
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