JP5253837B2 - 格子 - Google Patents

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本発明は、建物開口部の防犯手段や建物の装飾体などに使用される格子に関するものである。
特許第2983241号公報に開示されるもののように、縦材と横材の交差部をクリップ状に挟み込むタイプの連結具で固定することで、縦材と横材の交差する箇所を変更したり、縦材と横材の本数を増減してレイアウトを自由に変更できる格子があった。
特許第2983241号公報
しかしながら、上記の特許第2983241号公報に開示される連結具を具備する格子を窓前などに取り付けたとき、前述のように連結具がクリップ状をなし、縦材と横材の交差部をそのまま挟み込んで固定する構造であることから、縦材と横材の交差部は、連結具の厚みの分だけ他の箇所よりも見付寸法が大きくなってしまい、このことから、格子の縦横あるいは斜めに連続したデザインが崩れて連結具と縦枠及び横枠との一体感に乏しくなり、建物外観の意匠性を損ねる問題点があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、意匠性がよく、レイアウトも容易且つ自在に変更できる格子を提供することにある。
本発明の請求項1記載の発明は、縦材と横材と、縦材と横材とを交差部で連結する連結具とを備え、縦材又は横材のいずれか一方の部材は、他方の部材側に長手方向に沿って断面略T字状の被係合部を有し、連結具は、固定ネジを有し且つ第1連結具と第2連結具とからなり、第1連結具及び第2連結具は、夫々が一方の部材の被係合部に係合する断面略L字状の係合部と、一方の部材側が開口し且つ他方の部材が挿通する挿通部を有すると共に一方の部材及び他方の部材の長手方向にスライド自在であり、第1連結具と第2連結具とで一方の部材の被係合部を取付ネジで挟着固定してあり、連結具を挿通した固定ネジで他方の部材を一方の部材に押圧固定してあり、連結具の見付寸法は、一方の部材の見付寸法と略同一若しくは小さいことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、縦材と横材のいずれか一方の部材の長手方向に沿って断面略T字状なす被係合部が設けてあり、また、連結具は、第1連結具と第2連結具とからなっており、第1連結具と第2連結具は、一方の部材の被係合部に係合する断面略L字状の係合部を有すると共に、連結具の見付寸法が縦材又は横材と略同一若しくは小さくなるように形成してある。これにより、第1連結具と第2連結具とで被係合部を挟着し且つ係合したときには、連結具によって縦材と横材の交差部が他の部分と比して不自然に張り出したり膨らんだ状態となることがなく、このことから、意匠性の高い格子を得られることになる。また、連結具を挿通する固定ねじにより、挿通部に挿通した縦材又は横材の一方の部材を押し付け、そこで押された一方の部材が、他方の部材を押圧して縦材と横材を連結具により固定すると共に、被係合部が断面略T字状をなすことで、その被係合部に、第1連結具と第2連結具の夫々に有する断面略L字状の係合部を挟着係合する連結具が一方の部材を引き寄せる状態となって、一方の部材と他方の部材を固定するので、あらかじめ縦材及び横材にネジ止め用の孔などを加工する必要がない。また、連結具が縦材及び横材の一方の部材の長手方向に沿う被係合部に係合するものであるから、被係合部に複数の連結具を係合できると共に、連結具の挿通部に縦材又は横材をスライド自在であることから、格子を組むときの縦材及び横材の本数を自由に増減できるので、これにより、多彩なレイアウトの格子を形成できる。
以下に、図面に基づいて本実施による格子の実施の形態を説明する。
図1(a)(b)は、図3中Aを拡大して示す本実施による格子の斜視図であり、(a)は、正面視したもの、(b)は、背面視したものである。図2(a)(b)は、図3(a)中B−B断面図であり、(b)は、図3(a)中C−C断面図である。図3(a)(b)は、本実施による格子の施工例を示す全体斜視図であり、(a)は、本実施によるもの、(b)は、他の実施によるものである。図4(a)〜(c)は、夫々本実施による格子の施工手順を示す斜視図である。
本実施による格子は、図3(a)を参照すれば、縦材1と横材2と連結具3とから構成するもので、窓W前に取り付けてあり、連結具3は、縦材1と横材2の交差部を連結するものである。縦材1と横材2は、断面矩形状の長尺な鋳物であり、その長手方向の両端部は夫々屈曲し、建物壁面Hとの取付部9となっている。このうちの縦材1には、長手方向に沿って断面略T字状の被係合部6を有しており、
連結具3は、図2(a)(b)のように、上記縦材1と横材2との交差部で、縦材1の被係合部6に挟着固定するものであり、第1連結具3aと第2連結具3bとからなっている。第1連結具3aと第2連結具3bは、図1(a)(b)のように、横材2が長手方向にスライド自在に挿通する挿通部5を有する略コ字状をなすもので、挿通部5は、一方側が開放しており、その開放箇所Fから挿通部5に挿通する横材2が抜け出し自在となっている。また、第1連結具3aと第2連結具3bは、挿通部5の上下にある上壁部と下壁部の挿通部5の開放F側に、縦材1の被係合部6と係合する断面略L字状の係合部4を夫々に有しており、二つの係合部4は、縦材1の被係合部6を挟着したときに、断面略L字状の係合部4を構成する横片4aが、断面略T字状の被係合部6を構成する横片6aの両側部に夫々引っ掛かる状態で係合する。また、図2(b)のように、被係合部6の横片6aの見付寸法は、縦材1の見付寸法よりも小さくしてあると共に、係合部4の横片4aが被係合部6の横片6aよりも短く形成してあることで、第1連結具3aと第2連結具3bの夫々の係合部4を被係合部6に挟着し且つ係合したときに、係合部4が被係止部6の横片6aの左右両側に夫々位置しても、連結具3の見付寸法が縦材1より大きくならず、具体的に本実施のものでは、連結具3の見付寸法が縦材1と略同一となるように形成してある。また、第1連結具3aと第2連結具3bは、一方の見込み面に取付ねじ8を挿通して夫々を固定してあり、第1連結具3aと第2連結具3bによる被係合部6との挟着状態を保っている。また、第1連結具3aと第2連結具3bの見付け面にも、固定ねじ7が挿通部5内まで挿通しており、この固定ねじ7は、挿通部5内にスライド自在に挿通する横材2を押し付けることで、横材2が挿通部5の開放側に移動して縦材1を押圧し、連結具3が縦材1を引き寄せる状態となって連結具3で縦材1と横材2を固定する。また、第1連結具3aと第2連結具3bを挟着したときの連結具3の見付寸法は、縦材1又は横材2の見付寸法より小さくてもよく、本実施による格子を一方側若しくは他方側から正面視したときに、連結具3の見付寸法が縦材1や横材2より大きくならなければよい。
以上のように構成する本実施による格子の施工手順の一例について、図4(a)〜(c)に基づいて説明する。
まず、図4(a)のように、縦材1と横材2を交差させて床面や地面に置き、さらに、第1連結具3aと第2連結具3bを、横材2における縦材1との交差部を挟んだ箇所で夫々を挿通する。次に、図4(b)のように、横材2を挿通部5に挿通した第1連結具3aと第2連結具3bを、縦材1と横材2の交差部まで夫々スライドさせる。そして、図4(c)のように、第1連結具3aと第2連結具3bを縦材1の横材2との交差部で挟着し、第1連結具3aと第2連結具3bの夫々を係合部4と縦材1の被係合部6に挟着して係合するとともに、第1連結具3aと第2連結具3bを取付ねじ8で固定する。さらに、第1連結具3aと第2連結具3bが挟着して形成されたねじ孔に固定ねじ7を挿通部5内まで挿通し、その固定ねじ7の先端部を横材2に押し付けるとともに、その横材2で縦材1を押圧することで連結具3と縦材1及び横材2を、縦材1と横材2の交差部で固定する。以上の手順で組み立てた格子を、図3(a)のように、建物壁面Hに宛がって窓W前に配置し、縦材1と横材2の長手方向両端にある取付部9を建物壁面Hに固定することで、本実施による格子の取り付けが完了する。尚、上記施工手順では、あらかじめ格子を組み立ててから建物壁面Hに取り付けるものについて説明したが、その他、縦材1と横材2をあらかじめ建物壁面Hに取り付けた後に連結具3で縦材1と横材2との交差部を固定する手順を経てもよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、横材2のほうに長手方向に断面略T字状をなす被係合部6を有するものとし、その被係合部6に第1連結具3aと第2連結具3bの夫々の係合部4を挟着し、第1連結具3aと第2連結具3bの挿通部5に縦材1を挿通し且つ固定してもよい。また、図4(b)のように、一本の縦材1に対して上下に間隔をあけた2箇所に2本の横材2を夫々連結具3で固定したものでもよく、縦材1と横材2の本数やレイアウトを自在に変更することができる。挿通部5は、本実施のものでは略コ字状に形成したものについて説明したが、その他、略C字状に形成してもよく、形材断面の形状に合わせて適宜変更される。
本実施による格子の斜視図であり、(a)は、図3中Aを拡大して正面視したものであり、(b)は、背面視したものである。 (a)は、図3(a)中B−B断面図であり、(b)は、図3(a)中C−C断面図である。 本実施による格子の施工例を示す全体斜視図であり、(a)は、本実施によるもの、(b)は、他の実施によるものである。 (a)〜(c)は、本実施による格子の施工手順を示す斜視図である。
符号の説明
1 縦材(一方の部材)
2 横材(他方の部材)
3 連結具
3a 第1連結具
3b 第2連結具
4 係合部
5 挿通部
6 被係合部
7 固定ねじ

Claims (1)

  1. 縦材と横材と、縦材と横材とを交差部で連結する連結具とを備え、縦材又は横材のいずれか一方の部材は、他方の部材側に長手方向に沿って断面略T字状の被係合部を有し、連結具は、固定ネジを有し且つ第1連結具と第2連結具とからなり、第1連結具及び第2連結具は、夫々が一方の部材の被係合部に係合する断面略L字状の係合部と、一方の部材側が開口し且つ他方の部材が挿通する挿通部を有すると共に一方の部材及び他方の部材の長手方向にスライド自在であり、第1連結具と第2連結具とで一方の部材の被係合部を取付ネジで挟着固定してあり、連結具を挿通した固定ネジで他方の部材を一方の部材に押圧固定してあり、連結具の見付寸法は、一方の部材の見付寸法と略同一若しくは小さいことを特徴とする格子。
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