JPH11109697A - 画像形成装置における動力伝達ベルトの掛け渡し構造 - Google Patents

画像形成装置における動力伝達ベルトの掛け渡し構造

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JPH11109697A
JPH11109697A JP9266509A JP26650997A JPH11109697A JP H11109697 A JPH11109697 A JP H11109697A JP 9266509 A JP9266509 A JP 9266509A JP 26650997 A JP26650997 A JP 26650997A JP H11109697 A JPH11109697 A JP H11109697A
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JP
Japan
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unit
transmission belt
power transmission
image forming
belt
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JP9266509A
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Itaru Sato
格 佐藤
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像形成装置を構成する各機器に対して動力を
伝達する動力伝達ベルトの掛け渡し作業を簡易化すると
共に、画像形成装置そのものの駆動系のレイアウトの自
由度を高め、画像形成装置の駆動系をコンパクト化する
ことが可能な動力伝達ベルトの掛け渡し構造を提供す
る。 【解決手段】動力伝達ベルト12が掛け回される回転部
材31,32を備えると共に画像形成装置の機体に対し
て着脱自在な第1ユニット10と、上記機体又はこれに
着脱自在な第2ユニットに備えられた回転部材33,3
4との間に上記動力伝達ベルト13を掛け渡すための構
造であって、上記第1ユニット10の回転部材31,3
2には該第1ユニット10の機体装着前に動力伝達ベル
ト13を掛け回しておくと共に、掛け回した動力伝達ベ
ルト13が回転部材31,32から外れるのを防止する
離脱防止部材35〜37を上記第1ユニット10に設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置内の
複数の機器に対して一つの駆動モータから動力伝達ベル
トを介して駆動力を伝達する際の、かかる動力伝達ベル
トの掛け渡し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真複写機やレーザープリ
ンタ等の画像形成装置には、画情報に応じた静電潜像が
形成される感光体ドラム、この静電潜像を現像してトナ
ー像を形成する現像器、記録シートを上記トナー像の転
写位置へ送り込むためのレジストレーションロール(以
下、レジロール)、記録シートに転写されたトナー像を
定着する定着器、感光体ドラムを清掃するクリーナ等、
回転駆動する機器が種々設けられている。
【0003】これら機器は個々に独立して駆動されてい
るのではなく、感光体ドラムにおけるトナー像の形成速
度、すなわちプロセス速度を基準とした所定の周速で駆
動され、あるいは感光体ドラムの駆動と同期した所定の
タイミングで駆動されるのが通例である。例えば、トナ
ー像を担持して回動する感光体ドラムの周速と上記レジ
ロールの周速とが著しく異なる場合には、感光体ドラム
から記録シートへ転写されたトナー像に伸縮が生じてし
まい、画情報に忠実な記録画像を形成することができな
いからである。
【0004】このため、従来の画像形成装置においは、
一個の駆動モータから複数の機器に対し動力伝達ベルト
を介して回転動力を伝達する構成が採用されており、画
像形成装置の組立て作業又はメインテンナンス作業の際
には、各機器に設けられたプーリ等の回転部材に対して
上記動力伝達ベルトを掛け渡すと共に、かかる動力伝達
ベルトの張力を適切な値に調整することが必要とされて
いた。
【0005】また、各機器の駆動系を構成するプーリ等
の回転部材が個々に画像形成装置の機体に対して軸支さ
れている場合には、これら回転部材に対して動力伝達ベ
ルトを掛け渡す作業が煩雑となり、画像形成装置の組立
性及び保全性が低下することから、特開昭63−301
971号公報に開示される画像形成装置においては、同
一の駆動モータから動力を分配すべき複数のプーリを可
及的に一つの駆動ユニット上に軸支し、かかる駆動ユニ
ットの各プーリに対して予め動力伝達ベルトを掛け渡し
た後に、該駆動ユニットを画像形成装置の機体に固定す
る構造を採用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各機器の駆動
系を構成するプーリや歯車列の全てを一つの駆動ユニッ
トに搭載したのでは、該ユニットが著しく大型化しその
取り扱い及び作業性の点で不利なことから、これらプー
リや歯車列は通常複数の駆動ユニットに分配して配設さ
れている。このため、各駆動ユニットを画像形成装置の
機体に搭載した後にこれらユニット間や機体側に設けら
れたプーリとの間に動力伝達ベルトを掛け渡す作業を行
う必要があり、かかる作業を効率良く行うためにはベル
トを掛け渡すプーリの視認性を高めなければならず、ま
た、作業者の手を機体内に挿入し得る十分なスペースも
確保せねばならず、画像形成装置の駆動系のレイアウト
が著しく制限を受ける他、装置全体が大型化してしまう
といった問題点があった。
【0007】また、画像形成装置の組立作業の簡素化を
図るという観点からすれば、二つの駆動ユニットの間に
張設される動力伝達ベルトも、いずれか一つの駆動ユニ
ットを組み立てる段階で該ユニットのプーリに掛け渡し
ておく方が望ましく、このように構成すれば、駆動ユニ
ットを画像形成装置の機体に装着した後に動力伝達ベル
トを掛け渡さなければならないプーリの数を減じること
ができる。
【0008】しかし、かかる構成を採用しても、画像形
成装置の機体内における最終的な組立の際に動力伝達ベ
ルトを残りのプーリに対して掛け渡そうとすると、既に
掛け渡してあるプーリから動力伝達ベルトが外れてしま
うこともあり、かかるベルトの掛け渡し作業の効率を高
めるためには、やはり作業時におけるプーリの視認性を
高めると共に機体内に十分な作業スペースを確保しなけ
ればならず、画像形成装置の全体が大型化する懸念があ
った。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、画像形成装置を
構成する各機器に対して動力を伝達する動力伝達ベルト
の掛け渡し作業を簡易化すると共に、画像形成装置その
ものの駆動系のレイアウトの自由度を高め、画像形成装
置の駆動系をコンパクト化することが可能な動力伝達ベ
ルトの掛け渡し構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、動
力伝達ベルトが掛け回される回転部材を備えると共に画
像形成装置の機体に対して着脱自在な第1ユニットと、
上記機体又はこれに着脱自在な第2ユニットに備えられ
た回転部材との間に上記動力伝達ベルトを掛け渡すため
の構造であって、上記第1ユニットの回転部材には該第
1ユニットの機体装着前に動力伝達ベルトを掛け回して
おくと共に、掛け回した動力伝達ベルトが回転部材から
外れるのを防止する離脱防止部材を上記第1ユニットに
設けたことを特徴とするものである。
【0011】このような技術的手段によれば、上記第1
ユニットを画像形成装置の機体に装着する以前の段階
で、動力伝達ベルトの一部は既に第1ユニットの回転部
材に掛け回されており、第1ユニットを機体に装着した
後は該動力伝達ベルトを機体又はこれに装着された第2
ユニットの回転部材に掛け渡すことで、かかる動力伝達
ベルトの張設が完了する。
【0012】このとき、本発明では予め動力伝達ベルト
を掛け回しておいた第1ユニットに該ベルトの離脱防止
部材が設けられており、機体内で動力伝達ベルトを他の
回転部材に掛け回す際に、かかるベルトが第1ユニット
の回転部材から外れてしまうことがない。このため、動
力伝達ベルトの張設を行う作業者は該ベルトの第1ユニ
ットからの離脱を懸念することなく、機体側又は第2ユ
ニット側の回転部材に対して動力伝達ベルトを掛け渡す
ことができ、動力伝達ベルトの張設作業を容易に行うこ
とが可能となる。
【0013】また、動力伝達ベルトを第1ユニットと機
体又は第2ユニットの間で掛け渡す際に、該ベルトを無
理に引っ張っても第1ユニットの回転部材から外れるこ
とがないので、画像形成装置の機体内に動力伝達ベルト
の張設作業用のスペースを十分に確保することができな
い場合であっても、円滑に該張設作業を行うことがで
き、画像形成装置の駆動系のレイアウトの自由度を高め
ることも可能となる。
【0014】上記離脱防止部材としては、既に第1ユニ
ットの回転部材に掛け渡されている動力伝達ベルトが該
回転部材から外れるのを防止し得るものであれば、如何
なる構造のものであっても差し支えないが、動力伝達ベ
ルトを回転部材に掛け回すのを邪魔せず、且つ、より簡
易な構造という観点からすれば、回転部材を軸支する一
対のブラケットで上記動力伝達ベルトを囲むように構成
し、かかるブラケットを上記離脱防止部材とするのが好
ましい。
【0015】このように離脱防止部材を構成すれば、か
かるブラケットは第1ユニットを画像形成装置の機体に
装着する際に、動力伝達ベルトを周辺部材から保護する
役割も果たすので、第1ユニットの機体への装着時にお
ける作業性も良好なものとなる。また、第1ユニットを
機体へ装着した後は、かかるブラケットが動力伝達ベル
トと周辺部材との緩衝を防止することから、動力伝達ベ
ルトの周辺に余分なスペースを設ける必要はなく、最小
限のスペースに画像形成装置の駆動系を集約することも
可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の画像形成装置における動力伝達ベルトの掛け渡し構造
を詳細に説明する。図1は本発明の動力伝達ベルトの掛
け渡し構造が採用された電子写真複写機の概略構成を示
す正面図である。同図において、符号1は感光体ドラ
ム、符号2はこの感光体ドラムを所定の暗電位に一様に
帯電させる帯電器、符号Bmは図示外のラスター走査装
置から照射されて上記感光体ドラムを画情報に応じて露
光する光ビーム、符号3は露光によって感光体ドラム1
上に形成された静電潜像をトナーで現像する現像器、符
号4は感光体ドラム1上に現像されたトナー像を記録シ
ートPに転写する転写帯電器、符号5は図示外の記録シ
ートトレイから送られてきた記録シートPをトナー像の
転写位置へ送り込むためのレジストレーションロール
(以下、レジロール)、符号6は記録シートPを感光体
ドラム1から引き剥がすための剥離除電器、符号7はト
ナー像の転写された記録シートPが挿通される加熱定着
器、符号8は感光体ドラム1から剥離された記録シート
Pを上記加熱定着器7へ搬送するシート搬送ベルト,符
号9はトナー像の記録シートPへの転写終了後に感光体
ドラム1上に残留したトナーを除去するクリーナであ
る。
【0017】一方、図2乃至図5は上記感光体ドラム1
を所定のプロセス速度で回転させる駆動ユニット10を
示すものである。この駆動ユニット10は、該ユニット
10に搭載したドラムモータ11によって上記感光体ド
ラム1を回転駆動する他、ギア列及びユニット内伝達ベ
ルト12を介して上記ドラムモータ11の回転駆動力を
上記レジロール5及びクリーナ9にも分配するように構
成されている。また、この駆動ユニット10と図示外の
シート搬送ユニットとの間にはユニット間伝達ベルト1
3が掛け渡されており、シート搬送ユニット側に設けら
れたメインモータの回転駆動力が上記駆動ユニット10
を介して現像器3に伝達されるようになっている。
【0018】図2は上記駆動ユニットを複写機のフロン
ト側から見た正面図、図3は図2におけるA方向矢視
図、図4は図2におけるB方向矢視図である。これらの
図に示されるように、上記駆動ユニット10のフロント
側には上記感光体ドラム1と連結されるカップリング1
4が突出すると共に、上記レジロール5、クリーナ9及
び現像器3側に設けられたギアと夫々噛み合う複数の駆
動ギア15〜17が突出しており、図3の側面図に示す
ように、複写機のリアフレーム18に対して該駆動ユニ
ット10を固定すると、上記カップリング14及び駆動
ギア15〜17がリアフレーム12から複写機の機体内
のフロント側に突き出すように構成されている。
【0019】上記カップリング14が装着されたドラム
駆動軸18は駆動ユニット10を貫通しており、そのリ
ア側の軸端にはギア19及びフライホイール20が装着
されている。図5の背面図に示すように、上記ギア19
は駆動ユニット10のリア側においてドラムモータ11
の出力軸21と噛み合っており、これによってドラムモ
ータ11の回転駆動力がドラム駆動軸18及びカップリ
ング14を介して感光体ドラム1に伝達されるようにな
っている。
【0020】また、ドラムモータ11の出力軸21はア
イドラギア22とも噛み合っており、かかるアイドラギ
ア22は上記ユニット内伝達ベルト12が掛け回された
駆動プーリ23に対してドラムモータ11の回転駆動力
を伝達するように構成されている。ユニット内伝達ベル
ト12はこの駆動プーリ23の他、駆動ユニット10の
リア側に配された従動プーリ24,25に掛け回されて
おり、これら3つのプーリの間で張設されている。従動
プーリ24はクリーナ駆動軸26によって駆動ユニット
10のフロント側に配された駆動ギア16と連結される
一方、従動プーリ25はアイドラギア27と噛み合って
おり、かかるアイドラギア27はレジ駆動軸28によっ
てやはり駆動ユニットのフロント側に配された駆動ギア
15と連結されている。従って、上記ドラムモータを駆
動すると、その回転駆動力がユニット内伝達ベルト12
を介して駆動ギア15,16に伝達され、レジロール5
及びクリーナ9に対してドラムモータ11から駆動力が
供給される。
【0021】このユニット内伝達ベルト12は上記駆動
ユニット10を組み立てる際にプーリ23〜25に掛け
回され、駆動ユニット10に対して揺動自在に設けられ
た調節ブラケット29を用いて駆動プーリ23の位置を
調整することで、かかる駆動ユニット10を複写機のリ
アフレーム18に固定する以前の段階で適切な張力を与
えられている。
【0022】一方、上記現像器3に対してメインモータ
の回転駆動力を伝達するユニット間伝達ベルト13は、
駆動ユニット10のフロント側に配された従動プーリ3
0〜32に掛け回されると共に、シート搬送ユニット
(図示せず)側に配された従動プーリ33及び駆動プー
リ34に掛け回されている。図3に示すように、前述し
た現像器の駆動ギア17は駆動ユニット10側の従動プ
ーリ30と同軸上に設けられており、シート搬送ユニッ
ト側のメインモータを駆動すると上記駆動プーリ34に
よって上記動力伝達ベルトが回動すると共に、かかるベ
ルト13によって駆動ギア17が回転し、現像器3にメ
インモータの駆動力が供給されるようになっている。
【0023】かかるユニット間伝達ベルト13は前述し
たユニット内伝達ベルト12とは異なり、駆動ユニット
10とシート搬送ユニットとの間に掛け渡されることか
ら、駆動ユニット10及びシート搬送ユニットの双方を
複写機の機体に対して取り付けた後でなくては該ベルト
13の掛け渡し作業を行うことができず、駆動ユニット
10の組立時に掛け回し作業か行われるユニット内伝達
ベルト12よりもその作業が行い難いといった欠点があ
る。
【0024】そこで、本実施例では駆動ユニット10の
組立時にユニット間伝達ベルト13を該ユニット10側
の従動プーリ30〜32に予め掛け回しておき、駆動ユ
ニット10を複写機のリアフレーム18に取り付けた後
はユニット間伝達ベルト13をシート搬送ユニット側の
従動プーリ33及び駆動プーリ34にだけ掛け渡せば済
むように構成した。また、シート搬送ユニット側の従動
プーリ33及び駆動プーリ34にユニット間伝達ベルト
13を掛け渡す際に、かかるベルト13が駆動ユニット
10側のプーリ30〜32から離脱するのを防止するた
め、図3に示すように、予めユニット間伝達ベルト13
が掛け回された従動プーリ30を一対のブラケット(離
脱防止部材)35,36で軸方向から挟み込む一方、従
動プーリ31をやはり一対のブラケット(離脱防止部
材)35,37で軸方向から挟み込むように構成した。
【0025】更に、図2に示すように、駆動ユニット1
0のフロント側の最前面に取り付けられるブラケット3
5には、従動プーリ30と31の間、従動プーリ30と
32の間に夫々掛け渡されたユニット間伝達ベルト13
のスパンを覆うフランジ部38,39を突設し、かかる
フランジ部38,39によってユニット間伝達ベルト1
3をフロント側から覆うように構成した。
【0026】これにより、駆動ユニット10を複写機の
リアフレーム18に取り付けた後に、ユニット間伝達ベ
ルト13の一端を引っ張ってシート搬送ユニット側の各
プーリ33,34に掛け渡しても、上記ブラケット35
〜37が駆動ユニット側の各プーリ30〜32に掛け渡
されたユニット間伝達ベルト13を囲むように配置され
ていることから、かかるユニット間伝達ベルト13が駆
動ユニット10のプーリ30〜32から離脱してしまう
ことはなく、駆動ユニット10に対するユニット間伝達
ベルト13の掛け直し作業が生じることはない。
【0027】従って、複写機の機体内にユニット間伝達
ベルト13をシート搬送ユニット側のプーリ33,34
に掛け渡すための作業スペースを十分に確保することが
できない場合であっても、かかる動力伝達ベルトが駆動
ユニット側のプーリ30〜32から外れる心配をするこ
となく、かかる掛け渡し作業を迅速に且つ容易に行うこ
とができるものである。
【0028】また、このように予め駆動ユニット10に
掛け渡されたユニット間伝達ベルト13をブラケット3
5〜37で囲むように構成すれば、かかる駆動ユニット
10を複写機のリアフレーム18に対して取り付ける際
に、上記ユニット間伝達ベルト13を周辺機器との干渉
から保護することもできるので、駆動ユニット10のリ
アフレーム18に対する取り付け作業を従来よりも容易
に行うことができ、且つ、動力伝達ベルトの損傷を防止
することができるものである。
【0029】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の画像
形成装置における動力伝達ベルトの掛け渡し構造によれ
ば、予め動力伝達ベルトを掛け回しておいた第1ユニッ
トに該ベルトの離脱防止部材を設け、画像形成装置の機
体内で動力伝達ベルトを他の回転部材に掛け渡す際に、
該ベルトが第1ユニットの回転部材から外れてしまう事
態を回避したので、上記第1ユニットを機体内に取り付
けてしまった後に動力伝達ベルトの掛け直し作業が生じ
ることはなく、ベルトの掛け渡し作業の簡易化を図るこ
とが可能となる。
【0030】また、上記動力伝達ベルトが第1ユニット
の回転部材から外れてしまう懸念がないので、画像形成
装置の機体内に動力伝達ベルトの張設作業用のスペース
を十分に確保することができない場合であっても、円滑
に該張設作業を行うことができ、画像形成装置の駆動系
のレイアウトの自由度を高めることが可能となる他、か
かる駆動系のコンパクト化を図ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される画像形成装置の一例を示
す概略構成図である。
【図2】 図1の画像形成装置に適用される駆動ユニッ
トを示す正面図である。
【図3】 図2のA方向矢視図である。
【図4】 図2のB方向矢視図である。
【図5】 図2に示す駆動ユニットの背面図である。
【符号の説明】
10…駆動ユニット(第1ユニット)、12…ユニット
内伝達ベルト(動力伝達ベルト)、13…ユニット間伝
達ベルト(動力伝達ベルト)、35…ブラケット(離脱
防止部材)、30〜32…従動プーリ(回転部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力伝達ベルトが掛け回される回転部材
    を備えると共に画像形成装置の機体に対して着脱自在な
    第1ユニットと、上記機体又はこれに着脱自在な第2ユ
    ニットに備えられた回転部材との間に上記動力伝達ベル
    トを掛け渡すための構造であって、 上記第1ユニットの回転部材には該第1ユニットの機体
    装着前に動力伝達ベルトを掛け回しておくと共に、掛け
    回した動力伝達ベルトが回転部材から外れるのを防止す
    る離脱防止部材を上記第1ユニットに設けたことを特徴
    とする駆動ベルトの掛け渡し構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の動力伝達ベルトの掛け渡
    し構造において、上記第1ユニットに設けられた離脱防
    止部材は上記回転部材をその両側から挟み込むようにし
    て軸支する一対のブラケットであることを特徴とする動
    力伝達ベルトの掛け渡し構造。
JP9266509A 1997-09-30 1997-09-30 画像形成装置における動力伝達ベルトの掛け渡し構造 Pending JPH11109697A (ja)

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