JPH11109372A - 液晶表示素子用基板の製造方法、液晶表示素子の製造方法、液晶表示素子用基板及び液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子用基板の製造方法、液晶表示素子の製造方法、液晶表示素子用基板及び液晶表示素子

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JPH11109372A
JPH11109372A JP26735797A JP26735797A JPH11109372A JP H11109372 A JPH11109372 A JP H11109372A JP 26735797 A JP26735797 A JP 26735797A JP 26735797 A JP26735797 A JP 26735797A JP H11109372 A JPH11109372 A JP H11109372A
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JP26735797A
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Teruyuki Midorikawa
輝行 緑川
Koichi Monma
公一 門馬
Muneharu Akiyoshi
宗治 秋吉
Daisuke Miyazaki
大輔 宮崎
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Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スペ−サ機能としての機械的強度が十分に得
られるようにし、スペ−サの欠け、剥がれなどが生じな
いようにすることにある。 【解決手段】 透明基板20上にテーパ角度が85゜以
下のスペ−サ3を形成し、これらを覆うように配向膜9
を形成し、ラビング処理する。これにより、スペ−サ3
はスペ−サ機能としての機械的強度が十分に得られ、ス
ペ−サの欠け、剥がれなどが生じないようにすることが
できる。る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶を挟持する基
板間の距離を一定に保つためのスペーサを備えた液晶表
示素子用基板の製造方法、液晶表示素子の製造方法、液
晶表示素子用基板及び液晶表示素子液晶表示素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶表示素子は、例えば電極を
有する2枚のガラス基板の間に液晶を挟持し、2枚の基
板の周囲を液晶封入口を除いて接着剤で固定し、その液
晶封入口を封止材で封止して構成される。
【0003】この2枚の基板間の距離を一定に保つため
のスペーサには、例えば粒径の均一なプラスティックビ
ーズ等を基板間に散在させたものがある。この中でカラ
ー表示用の液晶表示素子は、2枚のガラス基板の内、1
枚にRGBの着色層から構成されたカラーフィルタが形
成されている。
【0004】例えば、カラーの単純マトリックス型液晶
表示素子では、横(Y)方向に帯状にパタ−ニングされ
たY基板を有するY基板と縦(X)方向に帯状にパタ−
ニングされたX電極の下に着色層を有するX基板とを、
Y電極とX電極がほぼ直交するように対向配置し、その
間に液晶組成物を挟持した構成からなる。
【0005】液晶表示素子の表示方式には、例えばTN
型、ST型、GH型、あるいはECB型や強誘電性液晶
などが用いられる。また封止材としては,例えば熱また
は、紫外線硬化型のアクリル系またはエポキシ系の接着
剤などが用いられる。
【0006】一方、カラーのアクティブマトリックス型
液晶表示素子には、例えばアモルファスシリコン(a−
Si)を半導体層とした薄膜トランジスタ(TFT)とそ
れに接続された画素電極、信号線および走査線が形成さ
れたアクティブマトリックス基板であるTFTアレイ基
板と、それに対向配置された対向電極とを有し、RGB
カラーフィルタを対向基板上に形成し、TFTアレイ基
板上から対向基板へ電圧を印加する電極転移材(トラン
スファ)として銀ペースト等を画面の周辺に配置し、こ
の電極転移材で2枚の基板を電気的に接続し、この2枚
の基板間に液晶組成物を挟持した構成からなるものがあ
る。
【0007】この種の液晶表示素子では、2枚の基板の
液晶と隣接しない側に偏光板を貼設し、光シャッタとし
て機能させることにより、カラー画像を表示することが
できる。
【0008】以上に説明した液晶表示素子では、基板間
を1〜10μm程度の距離に制御するために、表示画面
の面内に樹脂やガラスあるいはグラスファイバーなどか
らなるスペーサ粒子を分散分布するのが−般的である。
【0009】しかしながら、従来の液晶表示装置ではス
ペーサ粒子が液晶とは異なる光学異方性を示し、画素上
のスペーサ粒子から光が漏れ、また、スぺーサ粒子の周
辺の液晶がスペーサ粒子の影響により配向等が歪むた
め、同様に光が漏れることがあり問題になる。
【0010】また、従来の液晶表示装置では、スペーサ
粒子は非常に微細なため、スペーサ粒子の密度を−定に
分散散布することは技術的に難しく、密度のばらつきに
より基板間距離が部分的にばらつきが生じてしまい、複
数個の粒子が凝集することにより表示不良になるという
問題も生じることがある。
【0011】さらに従来の液晶表示装置では、基板上よ
り外的圧力が加わる際に粒子が移動することにより、基
板表面の配向膜や画素電極などを傷つけ表示不能となっ
たり、その際スペーサ粒子が移動してスペーサ粒子密度
が疎となり板間距離が縮小することにより、液晶による
表示が著しく乱れる等の問題が生じることもある。
【0012】これらの点を解決する方法として、例えば
特開平4−93924号公報に記載されているもので
は、スペーサを分散分布する方法によらず、スペーサを
基板に直接形成する液晶表装置が開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スペー
サを基板に直接形成した場合であってもスペーサの形状
によって様々な問題が発生する。
【0014】例えば、テーパ角度が90゜の場合には、
配向膜をラビング処理する際、スペーサ上部の配向膜が
剥がれ、いわゆる異物不良が発生するという問題が生じ
る。一方、スペーサの断面形状が逆テーパ形状の場合に
は以下のような問題が生じる。なお、逆テーパ形状と
は、図4に示すように、基板1に対して平行な方向のス
ペーサ3の幅が、基板1からの距離が離れるにつれ大き
くなる形状をいう。
【0015】(1)逆テーパ形状故、スペーサの剥がれ
や変形が起こり易くなる。
【0016】(2)液晶を一定方向に配向させるための
配向膜塗布の際には、逆テーパ部に空気が入り込み、焼
成中に空気が膨張し配向膜材料が破裂し飛び散り、これ
による配向不良を起こす。
【0017】(3)配向膜塗布の際には、配向膜材料が
逆テーパ部に入り込むことにより、逆テーパ部の配向膜
材料の厚さが厚くなり、焼成中に配向膜材料の表面が先
に固まり、未硬化部分の溶剤が熱により気化・膨張して
配向膜材料が破裂または飛び散り、配向不良をひき起こ
す。
【0018】(4)配向膜をラビング処理する際は、基
板に直接形成したスペーサに邪魔されて、ラビング処理
するための部材がスペーサの影になる部分、すなわちス
ペーサの周囲に接触できないことになり、ラビング処理
されなかった部分において液晶分子が所定方向に配向で
きなくなるという問題が生じる。
【0019】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、信頼性が高く、歩留まりがよく、し
かも高品位な画像表示が可能な液晶表示素子用基板の製
造方法、液晶表示素子の製造方法、液晶表示素子用基板
及び液晶表示素子を提供することを目的とする。
【0020】本発明のさらに他の目的は、工程を増やさ
ずに上記目的を達成できる液晶表示素子用基板の製造方
法、液晶表示素子の製造方法、液晶表示素子用基板及び
液晶表示素子を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、請求項1記載に係る本発明の液晶表示素子用基板の
製造方法は、基板上にテーパ形状のスペーサを形成する
工程と、前記スペーサが形成された基板上に配向膜を形
成する工程と、前記基板上に形成された配向膜表面をラ
ビングする工程とを具備する。
【0022】請求項2記載に係る本発明では、請求項1
記載の液晶表示素子用基板の製造方法であって、前記ス
ペ−サのテ−パ角度が、85゜より小さいことを特徴と
する。 請求項3記載に係る本発明では、請求項1また
は2記載の液晶表示素子用基板の製造方法であって、前
記スペ−サが、前記基板上に形成されたカラ−フイルタ
と同一材料で、かつ、当該カラ−フイルタと同時に形成
されることを特徴とする。 請求項4記載に係る本発明
では、請求項1または2記載の液晶表示素子用基板の製
造方法であって、前記スペーサが、前記基板上に形成さ
れた遮光層と同一材料で、かつ、当該遮光層と同時に形
成されることを特徴とする。
【0023】請求項5記載に係る本発明の液晶表示素子
の製造方法は、第1の基板上にテーパ形状のスペーサを
形成する工程と、前記スペーサが形成された第1の基板
上に配向膜を形成する工程と、前記第1の基板上に形成
された配向膜表面をラビングする工程と、前記スペーサ
の形成された第1の基板上に第2の基板を対向配置する
工程と、対向配置された前記第1の基板と前記第2の基
板間に液晶を封入する工程とを具備する。
【0024】請求項6記載に係る本発明では、請求項5
記載の液晶表示素子の製造方法であって、前記スペ−サ
のテ−パ角度が、85゜より小さいことを特徴とする。
【0025】請求項7記載に係る本発明では、請求項5
または6記載の液晶表示素子の製造方法であって、前記
スペ−サが、前記第1の基板上に形成されたカラ−フイ
ルタと同一材料で、かつ、当該カラ−フイルタと同時に
形成されることを特徴とする。 請求項8記載に係る本
発明では、請求項5または6記載の液晶表示素子の製造
方法であって、前記スペーサが、前記基板上に形成され
た遮光層と同一材料で、かつ、当該遮光層と同時に形成
されることを特徴とする。
【0026】請求項9記載に係る本発明の液晶表示素子
用基板は、基板と、前記基板上に形成されたテーパ形状
のスペーサと、前記基板及び前記スペーサを覆うように
形成され、表面がラビング処理された配向膜とを具備す
る。
【0027】請求項10記載に係る本発明では、請求項
9記載の液晶表示素子用基板であって、前記スペ−サの
テ−パ角度が、85゜より小さいことを特徴とする。
【0028】請求項11記載に係る本発明では、請求項
9または10記載の液晶表示素子用基板であって、前記
スペ−サが、前記基板上に形成されたカラ−フイルタと
同一材料で、かつ、当該カラ−フイルタと同時に形成さ
れていることを特徴とする。請求項12記載に係る本発
明では、請求項9または10記載の液晶表示素子用基板
であって、前記スペーサが、前記基板上に形成された遮
光層と同一材料で、かつ、当該遮光層と同時に形成され
ていることを特徴とする。
【0029】請求項13記載に係る本発明の液晶表示素
子は、第1の基板と、前記第1の基板上に形成されたテ
ーパ形状のスペーサと、前記基板及び前記スペーサを覆
うように形成され、表面がラビング処理された配向膜
と、前記スペーサの形成された第1の基板上に対向配置
された第2の基板と、前記対向配置された前記第1の基
板と前記第2の基板間との間に封入された液晶とを具備
する。
【0030】請求項14記載に係る本発明では、請求項
13記載の液晶表示素子であって、前記スペ−サのテ−
パ角度が、85゜より小さいことを特徴とする。
【0031】請求項15記載に係る本発明では、請求項
13または14記載の液晶表示素子であって、前記スペ
−サが、前記基板上に形成されたカラ−フイルタと同一
材料で、かつ、当該カラ−フイルタと同時に形成されて
いることを特徴とする。
【0032】請求項16記載に係る本発明では、請求項
13または14記載の液晶表示素子であって、前記スペ
ーサが、前記基板上に形成された遮光層と同一材料で、
かつ、当該遮光層と同時に形成されていることを特徴と
する。
【0033】本発明にいうテーパ形状とは、図2に示す
ように、いわゆる順テーパ形状、すなわち基板1に対し
て平行な方向のスペーサ3の幅が、基板1からの距離が
離れるにつれ小さくなる形状をいう。
【0034】本発明では、スペーサがテーパ形状である
ので、スペ−サ機能としての機械的強度が十分得られ、
スペ−サの最も機械的強度が要求される配向膜の配向処
理としてのラビング処理においてもスペ−サの欠け、剥
がれの発生しない十分な強度が得られるようになる。
【0035】また液晶を一定方向に配向させるための配
向膜塗布の際には、スペ−サの断面形状が順テ−パにな
っているため、テ−パ部に空気が入り込むことにより、
焼成中に空気が膨脹して配向膜材料が破裂して飛び散る
ことによる配向不良が起こらない。
【0036】また、配向膜をラビング処理する際、影と
なる領域を小さくすることができる。また、順テーパと
なっているためラビングの際の応力がかかりにくくなる
ので、ラビング処理の際の配向膜剥がれが発生しないよ
うにすることができる。
【0037】従って、本発明によれば、信頼性が高く、
歩留まりがよく、しかも高品位な画像表示が可能な液晶
表示素子を実現できる。
【0038】また、本発明では、当該スペーサをカラー
フィルタや遮光層と同一材料で、しかも同時に形成する
ことで、従来の製造工程に必要であったスペ−サの分散
散布工程を少なくすることができ、製造工程をより軽減
することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0040】図1は本発明に係る一実施形態の液晶表示
素子の断面図である。
【0041】まず、透明基板20上にゲート線11を形
成する。これは、例えば透明基板20上にモリブデンを
膜厚約0.3μmとなるようにスパッタリングにより成
膜し、フォトリソグラフィにより所定の形状にパターン
ニングすることにより形成される。
【0042】次に、ゲート線11を覆うように、ゲート
絶縁膜12を形成する。ゲート絶縁膜12は、例えば二
酸化珪素あるいは窒化珪素を膜厚0.15μmで形成し
てなる。
【0043】次に、ゲート絶縁膜12上に例えばa−S
i からなる半導体層29を形成する。 次に、半導体層
29上にn+ −a−Si からなるコンタクト層30を形
成する。 次に、これらの上に信号線31とソース電極
32を形成する。信号線31とソース電極32は、例え
ば膜厚0.3μmでITOからなる。
【0044】そして、これらの覆うように絶縁膜33を
形成する。絶縁膜33は、感光性樹脂をフォトリソグラ
フィでパターンニング(例えば後述のスルーホールの形
成)して形成される。この絶縁膜33は、各画素におい
て赤・青・緑のいずれか一色のカラーフィルタを構成す
る。
【0045】次に、この絶縁膜33上に画素電極34を
形成する。画素電極34は、例えば膜厚0.1μmのI
TOからなる。
【0046】そして、ソース電極32と画素電極34と
をスルーホール35で接続する。
【0047】上記の絶縁膜33は、例えば赤色の顔料を
分散させた感光性レジストCR−2000(富士ハント
エレクトロニクステクノロジー(株)製)をスピンナー
を用いて全面塗布し、90℃ 10分の乾燥機、赤色の
着色層を形成する部分のみに紫外線が照射されるような
フォトマスクを介し露光量が200mJ/cm2 となるよう
に露光を行う。次に、水酸化カリウム1重量%水溶液で
20秒間現像を行い、200℃ 60分焼成することに
より赤色の着色層を形成する。
【0048】同様に、緑、青の着色層を繰り返し形成す
ることにより各着色層の膜厚が1.5μmであるカラー
フィルタとしての絶縁膜33が得られる。ここで、緑の
着色材料には、CG−2000(富士ハントエレクトロ
ニクステクノロジー(株) 製)、青の着色材料にはCB
−2000(富士ハントエレクトロニクステクノロジー
(株)製)を用いることができる。
【0049】次に、テーパ角度が85°より小さくなる
ようにスペーサ3を形成する。スペーサ3は、例えば感
光性の黒色樹脂をスピンナーを用いて塗布し、90℃
10分間、乾燥した後、スペーサ3と表示エリア外周部
に幅3mmの遮光領域が形成されるようにフォトマスクを
介して紫外線を、300mJ/cm2 の露光量で照射した
後、pH=11.5のアルカリ性水溶液で現像し、20
0℃ 60分焼成することによりスペーサ3と表示エリ
ア外周部に遮光領域を同時に形成する。スペーサ3のカ
ラ−フィルタとしての絶縁膜33表面からの高さは例え
ば4.9μmとなるように形成する。
【0050】次に、これらを覆うように配向膜9を形成
する。配向膜9は、例えばポリイミドからなる。
【0051】そして、配向膜9上をラビング処理する。
ラビング処理は、例えばダイヤモンドペーストなどで一
方向に擦ることによって行われる。
【0052】次に、このように形成された透明基板20
と、表面がラビング処理された配向膜6及び共通電極2
が形成された透明基板1とを対向配置する。
【0053】そして、透明基板20と透明基板1との間
隙に液晶21を封入する。
【0054】本実施形態の液晶表示素子のセルギャップ
は、平均値4.70μmで、最大値4.80μm、最小
値4.60μm、高精度に制御されている。また、スペ
ーサ3の欠損や配向不良は、認められず、コントラスト
比が高く、高品位の表示が得られる。
【0055】また、図3は本発明の実施形態における液
晶表示素子のスペーサ3のテーパ角度と配向不良発生率
の関係を示すものである。図3からスペーサ3のテーパ
角度を85°より小さくすることにより、配向不良率を
著しく下げることが出来ることが判る。
【0056】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れない。
【0057】例えば、上記実施形態では、着色層上に遮
光層を重ねてスペーサ3を形成したが、赤・青・緑の着
色層を使用しても良く、形状が順テーパで、かつ、所望
のセルギャップが得られれば良い。
【0058】また、スペーサ3は、着色層材料や遮光層
材料を使わず別の材料を使用してもよい。
【0059】さらに、上記実施形態では、アレイ基板に
遮光層、カラーフィルタ4、スペーサ3などが配置され
ているが、対抗基板に遮光層、カラーフィルタ4、スペ
ーサ3などを配置してもよい。
【0060】また、上記実施形態では、カラーフィルタ
を構成する絶縁層33として顔料を分散させた感光性レ
ジストを用いたが、感光性レジストによらず、顔料を分
布させた着色樹脂を、公知のフォトリソグラフィー工程
を用いて、エッチングによりパタ−ニングしても良い。
【0061】またさらに、上記実施形態では、遮光層の
材料として顔料を分散させた感光性レジストを用いた
が、感光性レジストによらず、顔料を分散させた着色樹
脂を、公知のフォトリソグラフィー工程を用いて、エッ
チングによりパタ−ニングしても良い。また、対向基板
上に形成する場合は、金属クロム(Cr)、酸化クロム
(CrO)等の樹脂以外でも良い。さらに、遮光層を設
けなくても、非透光性部材が遮光層としての機能を兼ね
ていても良く、前記非透光性部材上にスペーサ3を設け
ても、本発明と同様の効果が得られる。
【0062】また、上記実施形態では、アクティブマト
リックス型液晶表示素子を用いた例を挙げたが、これの
みに限定されず単純マトリックス型液晶表示素子などに
適用したものであって良い。
【0063】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明で
は、基板上にスペーサがテーパ形状に形成されることに
より、スペーサ機能としての機緘的強度が十分得られ、
スペーサに最も機械的強度が要求される配向膜の配向処
理としてのラビング処理などにおいてもスペーサの欠
け、剥がれの発生しない十分な強度が得られる。
【0064】また本発明によれば、液晶をー定方向に配
向させるための配向膜塗布の際、スペーサの断面形状が
順テーパとなっているため、テーパ部に空気が入り込み
焼成中に空気が膨張し、配向膜材料が破裂し飛び散り配
向不良を起こすことがないという効果が得られる。
【0065】さらに、本発明によれば、配向膜の塗布の
際に、配向膜材料がテーパ部に入り込むことにより、テ
ーパ部の配向膜材料の厚さが厚くなり、焼成中に記向膜
材料の表面が先に詰まり、未硬化部分の溶剤が熱により
気化・膨張し配向膜材料が破裂し、飛び散り配向不良を
起こすことがないという効果が得られる。
【0066】また、本発明によれば、配向膜をラビング
処理する際、影となる領域を小さくすることができ、ラ
ビング処理の際の配向膜剥がれが発生しない。
【0067】さらに、本発明によれば、スペーサをカラ
ー液晶表示素子の構成材料であるカラーフィルタまたは
遮光層と同一材料であり、しかも同時に形成することで
工程を増やさずスペーサを配置することができるという
効果が得られる。以上の効果が得れらるので、従来の液
晶表示素子において必要であったスペーサの分散散布工
程をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の液晶表示素子の断面図
である。
【図2】本発明の係るスペ−サの形状を模式的を示す図
である。
【図3】液晶表示素子のスペーサのテーパ角度と配向不
良発生率の関係をプロットした特性図である。
【図4】従来の逆テーパ形状のスペ−サを模式的を示す
図である。
【符号の説明】
1,20 透明基板 3 スペーサ 6,9 配向膜 8 画素電極 10 液晶 33 絶縁層(カラーフィルタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋吉 宗治 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号 株式 会社東芝深谷電子工場内 (72)発明者 宮崎 大輔 埼玉県深谷市幡羅町1丁目9番2号 株式 会社東芝深谷電子工場内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にテーパ形状のスペーサを形成す
    る工程と、 前記スペーサが形成された基板上に配向膜を形成する工
    程と、 前記基板上に形成された配向膜表面をラビングする工程
    とを具備することを特徴とする液晶表示素子用基板の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶表示素子用基板の製
    造方法であって、 前記スペ−サのテ−パ角度が、85゜より小さいことを
    特徴とする液晶表示素子用基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の液晶表示素子用
    基板の製造方法であって、 前記スペ−サが、前記基板上に形成されたカラ−フイル
    タと同一材料で、かつ、当該カラ−フイルタと同時に形
    成されることを特徴とする液晶表示素子用基板の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の液晶表示素子用
    基板の製造方法であって、 前記スペーサが、前記基板上に形成された遮光層と同一
    材料で、かつ、当該遮光層と同時に形成されることを特
    徴とする液晶表示素子用基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 第1の基板上にテーパ形状のスペーサを
    形成する工程と、 前記スペーサが形成された第1の基板上に配向膜を形成
    する工程と、 前記第1の基板上に形成された配向膜表面をラビングす
    る工程と、 前記スペーサの形成された第1の基板上に第2の基板を
    対向配置する工程と、 対向配置された前記第1の基板と前記第2の基板間に液
    晶を封入する工程と を具備することを特徴とする液晶表示素子の製造方法
  6. 【請求項6】 請求項5記載の液晶表示素子の製造方法
    であって、 前記スペ−サのテ−パ角度が、85゜より小さいことを
    特徴とする液晶表示素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の液晶表示素子の
    製造方法であって、 前記スペ−サが、前記第1の基板上に形成されたカラ−
    フイルタと同一材料で、かつ、当該カラ−フイルタと同
    時に形成されることを特徴とする液晶表示素子の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項5または6記載の液晶表示素子の
    製造方法であって、 前記スペーサが、前記基板上に形成された遮光層と同一
    材料で、かつ、当該遮光層と同時に形成されることを特
    徴とする液晶表示素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 基板と、 前記基板上に形成されたテーパ形状のスペーサと、 前記基板及び前記スペーサを覆うように形成され、表面
    がラビング処理された配向膜とを具備することを特徴と
    する液晶表示素子用基板。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の液晶表示素子用基板で
    あって、 前記スペ−サのテ−パ角度が、85゜より小さいことを
    特徴とする液晶表示素子用基板。
  11. 【請求項11】 請求項9または10記載の液晶表示素
    子用基板であって、 前記スペ−サが、前記基板上に形成されたカラ−フイル
    タと同一材料で、かつ、当該カラ−フイルタと同時に形
    成されていることを特徴とする液晶表示素子用基板。
  12. 【請求項12】 請求項9または10記載の液晶表示素
    子用基板であって、 前記スペーサが、前記基板上に形成された遮光層と同一
    材料で、かつ、当該遮光層と同時に形成されていること
    を特徴とする液晶表示素子用基板。
  13. 【請求項13】 第1の基板と、 前記第1の基板上に形成されたテーパ形状のスペーサ
    と、 前記基板及び前記スペーサを覆うように形成され、表面
    がラビング処理された配向膜と、 前記スペーサの形成された第1の基板上に対向配置され
    た第2の基板と、 前記対向配置された前記第1の基板と前記第2の基板間
    との間に封入された液晶とを具備することを特徴とする
    液晶表示素子。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の液晶表示素子であっ
    て、 前記スペ−サのテ−パ角度が、85゜より小さいことを
    特徴とする液晶表示素子。
  15. 【請求項15】 請求項13または14記載の液晶表示
    素子であって、 前記スペ−サが、前記基板上に形成されたカラ−フイル
    タと同一材料で、かつ、当該カラ−フイルタと同時に形
    成されていることを特徴とする液晶表示素子。
  16. 【請求項16】 請求項13または14記載の液晶表示
    素子であって、 前記スペーサが、前記基板上に形成された遮光層と同一
    材料で、かつ、当該遮光層と同時に形成されていること
    を特徴とする液晶表示素子。
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