JPH11109111A - 防眩処理層 - Google Patents

防眩処理層

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JPH11109111A
JPH11109111A JP9287806A JP28780697A JPH11109111A JP H11109111 A JPH11109111 A JP H11109111A JP 9287806 A JP9287806 A JP 9287806A JP 28780697 A JP28780697 A JP 28780697A JP H11109111 A JPH11109111 A JP H11109111A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示品位が良好であり、汚れ付着防止性にも
優れた防眩処理層を提供すること。 【解決手段】 表面粗さ(Ra)が0.01〜15μm
で、かつジエチレングリコールに対する接触角を40度
以上とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防眩処理層に関
し、更に詳しくは、良好な表示品位と汚れ付着防止性に
優れた防眩処理層に関する。
【0002】
【従来の技術】CRTディスプレイ、フラットディスプ
レイ(液晶表示素子、プラズマディスプレイ、ELディ
スプレイ等)においては、画面に外部から光が入射し、
この光が反射して(グレアー、或いはギラツキ等といわ
れている)、表示画像を見づらくするという欠点があ
る。この対策として、各ディスプレー表面に防眩処理が
行われ、従来、CRTディスプレイの防眩においては、
薬品等による化学エッチングによってブラウン管のガラ
スの画像表示表面を粗面化することがおこなわれてお
り、液晶表示素子等のフラットディスプレイの防眩にお
いては、機械的(サンドブラスト)もしくは化学的にエ
ッチングされたガラス板やプラスチック板を別に載置す
ることや、酸化チタン、酸化ケイ素等の多層蒸着膜を付
加させたガラス板やプラスチック板を別に載置すること
や、防眩処理をしたフィルムをディスプレイに貼り合わ
せることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特に、近年、ディスプ
レイの大型化、高精細化及び用途の拡大に伴い、表示品
位と汚れ付着防止性に優れた防眩処理層が望まれるよう
になってきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、か
かる現況に鑑みて鋭意研究した結果、表面粗さ(Ra)
が0.01〜15μmで、かつジエチレングリコールに
対する接触角が40度以上である防眩処理層が、上記の
目的を達成し、更に、該防眩処理層がポリシロキサン化
合物および/またはパーフルオロ化合物を含有するとき
本発明の作用効果を顕著に得ることができることを見い
だし本発明を完成するに至った。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について具体的に説
明する。本発明の防眩処理層は、その表面粗さ(Ra)
が0.01〜15μm(更には0.1〜5μm、特に
0.1〜3μm)で、かつその表面においてジエチレン
グリコールに対する接触角が40度以上(更には45〜
120度、特に50〜120度)であれば、特に限定さ
れるものではない。かかる防眩処理層の表面の表面粗さ
(Ra)が、0.01μm未満では、ギラツキが増加し
て防眩性能が低下し、逆に15μmを越えると表示の輪
郭が不鮮明となり本発明の目的を達成することができな
い。また、同時にかかる接触角が40度未満でも表示品
位が悪くなって本発明の目的を達成することができな
い。
【0006】上記の如き本発明の防眩処理層を得るには
特に限定されないが、通常は、ベース樹脂に充填剤(フ
ィラー)を混合して、その混合物を塗布・硬化させて防
眩処理層とするのである。かかるベース樹脂としては、
特には限定されないが、硬化皮膜の透過率が88%以上
(更には90〜100%)で、光沢度(入射角60°)
が60(%)以上(更には70〜100(%))のもの
が好ましく、かかる透過率が88%未満では、表示素子
全体が暗くなり、また光沢度(入射角60°)が60
(%)未満では、汚れ付着防止性が低下したりシロモヤ
が発生して好ましくない。かかるベース樹脂としては、
具体的に酢酸セルロース系樹脂、アクリルウレタン系樹
脂、ポリエステルアクリレート系樹脂、エポキシアクリ
レート系樹脂、セロファン系樹脂、ポリオレフィン系樹
脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリビニルアルコール系
樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂、メラミン系
樹脂、ポリスルフォン系樹脂、フッ素系樹脂等を挙げる
ことができ、表面硬度の点と表面に光散乱体を含有・分
布させる等の理由により、上記に記載した樹脂中の熱硬
化型,紫外線硬化型,電子線硬化型の樹脂又はこれらの
処理を組み合わせた型の樹脂が好ましく、更に工業的簡
便性の点では紫外線硬化型樹脂が実用的である。
【0007】ここで使用する紫外線硬化型樹脂は、紫外
線を照射することにより光硬化するものであれば特に限
定されるものでなく、これらの樹脂は通常公知の光増感
剤とともに使用される。かかる樹脂としては、上記の中
でもアクリルウレタン系樹脂、ポリエステルアクリレー
ト系樹脂、エポキシアクリレート系樹脂等を挙げること
ができ、該アクリルウレタン系樹脂としては、一般にポ
リエステルポリオールにイソシアネートモノマーもしく
はプレポリマーを反応させ、得られた生成物に更に2−
ヒドロキシルエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシルプロピル(メタ)アクリレート等の水酸基を有す
るアクリレート、メタアクリレート系のモノマーを反応
させることにより得られる。該ポリエステルアクリレー
ト系樹脂としては、一般にポリエステルポリオールに、
2−ヒドロキシルエチル(メタ)アクリレート、2−ヒ
ドロキシルプロピル(メタ)アクリレート等の水酸基を
有する、アクリレート、メタアクリレート系のモノマー
を反応させることにより得られる。また該エポキシアク
リレート系樹脂としては、エポキシアクリレートをオリ
ゴマーとし、これに反応性希釈剤、光反応開始剤を添加
し反応させて得られる。反応性希釈剤としては、アクリ
ル酸エトキシエトキシエチル、アクリル酸テトラヒドロ
フリル、酢酸ブチルジューキゾール等が使用され、光反
応開始剤としては、ベンゾインエーテル誘導体、アセト
フェノン誘導体、オキシムケトン誘導体、ベンゾフェノ
ン誘導体、チオキサンケトン誘導体、アントラキノン誘
導体等が使用される。
【0008】上記の如きベース樹脂に混合される充填剤
(フィラー)としても特に限定されないが、透過率が4
0%以上(フィラーの材質を10μmの厚み層状物にし
た時の値で、更には50%〜100%)が好ましく、ま
た屈折率が1.0〜1.7(更には1.3〜1.6)の
ものが好ましい。
【0009】かかる充填剤として、具体的にはポリシロ
キサン化合物やフッ素化合物を用いることが好ましく、
更にかかるポリシロキサン化合物としては、具体的には
ポリシロキサン化合物やフッ素化合物等が挙げられ、具
体的にはポリシロキサン化合物としては、東芝シリコー
ン社製の『トスパール』、信越シリコーン社製の『KM
Pシリーズ』及び『X−52シリーズ』、東レダウコー
ニング社製の『トレフィル』、富士シリシア化学社製の
『サイリシア』、トクヤマ社製の『トクシール』等を挙
げることができ、好適には東芝シリコーン社製の『トス
パール』が用いられ、更にはその吸油量が100ml/
100g以下(更には0〜80ml/100g)が好ま
しく、かかる吸油量が100ml/100gを越えると
接触角が小さくなって好ましくない。
【0010】また、フッ素化合物としては、旭アイシー
アイフロロポリマーズ社製の『フルオン』及び『ルブリ
カント』、三井デュポンフロロケミカル社製の『ゾニー
ル』、ダイキン工業社製の『ルブロン』等を挙げること
ができ、好適には三井デュポンフロロケミカル社製の
『ゾニール』、ダイキン工業社製の『ルブロン』が用い
られ、更にはその吸油量が100ml/100g以下
(更には0〜80ml/100g)が好ましく、かかる
吸油量が100ml/100gを越えると接触角が小さ
くなって好ましくない。
【0011】かかるポリシロキサン化合物の含有量は、
ベース樹脂100重量部に対して、0.001〜500
重量部(更には0.1〜100重量部)が好ましく、か
かる含有量が0.001重量部未満では防眩効果が得ら
れず、逆に500重量部を越えると表示品位の低下が見
られて好ましくない。また、フッ素化合物の含有量も同
様に、ベース樹脂100重量部に対して、0.001〜
500重量部(更には0.1〜100重量部)が好まし
く、かかる含有量が0.001重量部未満では防眩効果
が得られず、逆に500重量部を越えると表示品位の低
下が見られて好ましくない。本発明においては、かかる
ポリシロキサン化合物とフッ素化合物は併用することが
好ましく、このときは配合重量比は1/100〜100
/1とすることが好ましい。
【0012】上記の如きベース樹脂と充填剤を混合し
て、塗布・硬化させて防眩処理層とするのであるが、具
体的には上記充填剤(フィラー)を上記ベース樹脂に、
サンドミル、コボルミル、三本ロール、ディスパー等の
公知の分散混合装置を使用して均一分散させてドープを
作製した後に、かかるドープを流延キャスト、ダイキャ
スト、スプレーコート、グラビアコート、マイクログラ
ビアコート、ロールコート、バーコート、ダイコート、
スピンコート、ディップコート、静電気ヘリオフォンコ
ーティング等の公知の方法により製膜或いは塗布させ硬
化させることにより得る方法や先に上記ベース樹脂を同
様の塗工装置或いは製膜装置で所定の厚みの塗膜層を作
っておいて、次にその上面より上記フィラーを篩等で分
散及び上掛けし、その後硬化させることより得る方法が
ある。一般には前者の方法がとられる。
【0013】かくして本発明の防眩処理層が得られるわ
けであるが、かかる層の厚みは0.01〜1000μm
(更には0.1〜100μm)が好ましく、かかる厚み
が0.01μm未満の時は、表面硬度に付随する硬く脆
い力学物性のため破壊や剥離がしやすく、厚みが100
0μmを越える時は、折れやすく割れやすいという欠点
が生じて好ましくない。
【0014】かくして得られた本発明の防眩処理層は、
液晶表示素子、プラズマ表示素子、CRT、EL(エレ
クトロルミネッサンス)等の各種表示素子(ディスプレ
イ)の表面に設けられて実用に供されるのであるが、該
防眩処理層の表示素子への付与装着の仕方については、
以下の4通りの方法がある。
【0015】(A)該防眩処理層を製膜されたフィルム
の形態にてアクリル系粘着剤により直接各ディスプレイ
の表示素子上に貼り合わせて構成する方法、(B)該防
眩処理層を製膜されたフィルムの形態にて他フィルム
(酢酸セルロース系樹脂やポリエステル系樹脂のフィル
ム)に貼り合わせた後に各ディスプレーの表示素子上に
貼り合わせて構成する方法、(C)該防眩処理層を他フ
ィルム(同上)に塗工した後に各ディスプレイの表示素
子上に貼り合わせて構成する方法、(D)該防眩処理層
を各ディスプレイの表示素子上に直接塗工して構成する
方法で、これらのいずれの方法でもよく、効果は変わら
ないが工業的な簡便さの点より、(C)の方法が実用的
である。
【0016】かくして、得られた本発明の防眩処理層
は、表示品位と汚れ付着防止性に優れた防眩処理層で、
ディスプレイ用の防眩処理層、その他窓や壁で光の散乱
を必要とする用途にも有用である。
【0017】
【実施例】次に実施例を挙げて更に詳しく説明する。 実施例1 紫外線硬化型アクリル系樹脂100重量部に平均粒子径
12μmの真球状ポリシロキサン化合物(東芝シリコー
ン社製、『トスパール3120』、吸油量50ml/1
00g)50重量部と平均長さ7μm、平均幅7μmの
不定形フッ素化合物(ダイキン社製の『ルブロンL−
5』)50重量部を混合して、ドープを作製した。次い
で、かかるドープをスクリュー撹拌機で撹拌後、三酢酸
セルロースフィルム上に塗布して、100℃で加熱後、
紫外線照射して、厚み10μmの本発明の防眩処理層を
得た。得られた防眩処理層の表面粗さ(Ra)は0.8
μmで、かつジエチレングリコールに対する接触角は8
0度で、また鉛筆硬度は3Hであった。
【0018】かかる本発明の防眩処理層を有する三酢酸
セルロースフィルムを、偏光板(日本合成化学工業社
製、『PHN18442S』)のマスキングフィルム側
面(つまりは非粘着面)に、マスキングフィルムを剥が
した後に、アクリル系粘着剤にて貼り合わせて偏光板を
得た。一方、TFT液晶表示素子(富士通社製、『VL
−1400TS』、13.8インチ、1024×768
ドット)の外側の偏光板を剥がし、得られた上記防眩処
理層を有する偏光板を貼り合わせ液晶表示素子を得た。
【0019】得られた液晶表示素子を使い、暗室に液晶
表示素子と100W蛍光灯1本を4m離して配置し、以
下の〜の評価を10人の評価人(パネラー)にて目
視評価を行った。尚、評価基準は10人のパネラーの
内、8人以上が良好と評価したものを○とし、そうでな
いものを×とした。 写りこみ:液晶表示素子の画面表面の、蛍光灯の写り
こみの状況を観察し、見やすさを評価した。 ギラツキ:液晶表示素子の画面表面の防眩処理層フィ
ラーによる乱視的局所散乱光の明欠陥の状況(つまりは
微小領域や各画素間での輝度ムラの状況)を観察し、見
やすさを評価した。 シロモヤ:液晶表示素子の画面表面の防眩処理層フィ
ラーによる乱視的局所散乱光の暗欠陥の状況(つまりは
微小領域や各画 素間での白化ムラの状況)を観察し、
見やすさを評価した。 目の疲れ:液晶表示素子を用い、ワープロ作業を連続
12時間にわたって行った後に、評価人の目の疲れを評
価した。 汚れ除去性:液晶表示素子の画面表面の防眩処理層を
指の指紋で汚した後、3日間放置した後、汚れをイソプ
ロピルアルコール20%、水80%のクリーナー液を浸
した脱脂綿により1回拭き除去し、表示素子の表面の汚
れの状況を観察した。 汚れ除去後の視認性:液晶表示素子の画面表面の防眩
処理層を指の指紋で汚した後、3日間放置した後、汚れ
をイソプロピルアルコール20%アセトン20%水60
%のクリーナー液を浸した脱脂綿により1回拭き除去し
た後、上記の写りこみ、ギラツキ、シロモヤを総合評価
した。 汚れ除去後の目の疲れ:液晶表示素子の画面表面の防
眩処理層を指の指紋で汚した後、3日間放置した後、汚
れをイソプロピルアルコール20%アセトン20%水6
0%のクリーナー液を浸した脱脂綿により1回拭き除去
した後、ワープロ作業を連続12時間にわたって行った
後に、評価人の目の疲れを評価した。
【0020】実施例2 実施例1において、真球状充填剤として、平均粒子径
4.5μmの真球状のポリシロキサン化合物(東芝シリ
コーン社製の『トスパール145』、吸油量60ml/
100g)を50重量部用いた以外は同様に行って、表
面粗さ(Ra)が0.1μmで、かつジエチレングリコ
ールに対する接触角が70度で、鉛筆硬度が3Hの防眩
処理層を得て、同様に評価を行った。
【0021】実施例3 実施例1において、不定形充填剤として、平均長さ5μ
m、平均幅5μmの不定形のフッ素化合物(ダイキン社
製の『ルブロンL−2』)を50重量部用いた以外は同
様に行って、表面粗さ(Ra)が0.5μmで、かつジ
エチレングリコールに対する接触角が70度で、鉛筆硬
度が3Hの防眩処理層を得て、同様に評価を行った。
【0022】比較例1 実施例1において、ポリシロキサン化合物として、平均
粒子径2.3μmの不定形フィラー(富士シリシア社製
の『サイリシア540』、吸油量160ml/100
g)を用いた以外は同様に行って、表面粗さ(Ra)が
0.005μmで、かつジエチレングリコールに対する
接触角が43度の防眩処理層を得て、同様に評価を行っ
た。
【0023】比較例2 実施例1において、ポリシロキサン化合物として、平均
粒子径140μmのフィラー(トクヤマ社製の『トクシ
ールUR』、吸油量170ml/100g)を用いた以
外は同様に行って、表面粗さ(Ra)が22μmで、か
つジエチレングリコールに対する接触角が45度の防眩
処理層を得て、同様に評価を行った。
【0024】比較例3 実施例1において、ポリシロキサン化合物として、平均
粒子径5.2μmの不定形フィラー(富士シリシア社製
の『サイリシア450』、吸油量300ml/100
g)を用いた以外は同様に行って、表面粗さ(Ra)が
0.015μmで、かつジエチレングリコールに対する
接触角が30度の防眩処理層を得て、同様に評価を行っ
た。実施例と比較例の評価結果を表1に示す。
【0025】
【表1】 評 価 項 目 実施例1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〃 2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〃 3 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 比較例1 × × × × × × × 〃 2 × × × × × × × 〃 3 × × × × × × ×
【0026】
【発明の効果】本発明の防眩処理層は、特定の表面状態
を呈しているため、表示品位が良好であり、汚れ付着防
止性にも優れた防眩処理層で、ワープロ、パソコン、テ
レビジョン、カーナビゲーション等のディスプレー用の
防眩処理層やその他窓や壁で光の散乱を必要とする用途
にも有用である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面粗さ(Ra)が0.01〜15μm
    で、かつジエチレングリコールに対する接触角が40度
    以上であることを特徴とする防眩処理層。
  2. 【請求項2】 ポリシロキサン化合物および/またはフ
    ッ素化合物を含有することを特徴とする請求項1記載の
    防眩処理層。
  3. 【請求項3】 ポリシロキサン化合物およびフッ素化合
    物の吸油量が100ml/100g以下であることを特
    徴とする請求項2記載の防眩処理層。
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