JPH11108372A - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JPH11108372A
JPH11108372A JP9268409A JP26840997A JPH11108372A JP H11108372 A JPH11108372 A JP H11108372A JP 9268409 A JP9268409 A JP 9268409A JP 26840997 A JP26840997 A JP 26840997A JP H11108372 A JPH11108372 A JP H11108372A
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group
heating
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temperature control
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Seiji Moriguchi
誠治 森口
Atsushi Komuro
篤史 小室
Kenji Touya
謙二 洞谷
Katsuhiko Nagaya
加津彦 長屋
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/08Arrangement or mounting of control or safety devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/10Tops, e.g. hot plates; Rings
    • F24C15/102Tops, e.g. hot plates; Rings electrically heated
    • F24C15/104Arrangements of connectors, grounding, supply wires

Abstract

(57)【要約】 【課題】被調理物の温度分布の均一性を悪化させること
なく、簡易な構成で、滑らかな温調制御を行うことがで
きる加熱調理装置を提供する。 【解決手段】中心を共通とするリング形状の加熱手段2
1a,21bと、温度センサ11と、被調理物の温度と
目標温度とが一致するように加熱手段21a,21bの
総加熱量を調節する温調制御手段30とを備え、温調制
御手段30は、加熱手段21a,21bを、外側の21
bで構成される第1グループと、内側の21aで構成さ
れる第2グループとに分けて制御し、被調理物の検出温
度が温調オン温度以下となったときは、第1グループの
加熱手段21bと第2グループの加熱手段21aを共に
作動させ、また、被調理物の検出温度が温調オフ温度以
上となる毎に、第1グループと第2グループのいずれか
一方を交互に選択し、選択したグループに属する加熱手
段の作動を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、被調理物の加熱
を行う加熱調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱調理装置である電気コンロに
おいては、加熱手段として電気ヒータを備えており、鍋
等の調理容器が電気ヒータの上に置かれて加熱調理が行
われる。
【0003】また、温調機能を有する電気コンロも知ら
れており、このものにあっては、被調理物の温度を検出
する温度センサが備えられ、該温度センサの検出温度が
所定の目標温度と一致するように電気ヒータの加熱量を
調節する、所謂温調制御が行われる。この温調機能によ
り、使用者は希望温度を設定し、温調調理モードを選択
することで、調理物の温度を一定に保って調理を行うこ
とができ、例えば天ぷら調理等を簡単に行うことができ
る。
【0004】ここで、例えば電気ヒータとして、中心を
共通とする内外2重のリング型の発熱体を備えた電気コ
ンロでは、上述した温調制御は、一般に、目標温度に応
じて温調オフ温度と、該温調オフ温度よりも低い温度に
設定された温調オン温度とを決定し、前記温度センサに
よる被調理物の検出温度が該温調オフ温度以上となった
ときに内外2重の発熱体の作動を共に中断し、中断後、
前記温度センサによる被調理物の検出温度が温調オン温
度以上となったときに、内外2重の発熱体の作動を共に
再開することで行われる。
【0005】これは、内外2重の発熱体のうち、一方の
発熱体のみの作動を中断させて温調を行うと、作動を継
続している発熱体付近の調理物の温度と、作動を中断し
た発熱体付近の調理物の温度の差が大きくなり、調理む
らを生じてしまうためである。
【0006】しかし、このように内外2重の発熱体を同
時に作動、停止して温調制御を行うと、発熱体作動時の
被調理物の温度上昇速度と、発熱体停止時の被調理物の
温度下降速度が共に大きくなるため、被調理物の温度が
前記温調オン温度と前記温調オフ温度との間で短い周期
で変動し、滑らかな温調を行うことができないという不
都合があった。
【0007】また、滑らかな温調を行う為、ヒータへの
通電量を調節することで、ヒータの加熱量を制御するこ
とも考えられるが、この場合には、ヒータの通電制御回
路が複雑になると共に、製造コストが増加するという不
都合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、被調理物に
対する温調制御を行う際に、被調理物の温度分布の均一
性を悪化させることなく、簡易な構成で、滑らかな温調
制御を行うことができる加熱調理装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の実施の態様は、中心を共通とする複
数のリング形状の加熱手段と、該加熱手段により加熱さ
れる被調理物の温度を検出する温度センサと、該温度セ
ンサにより検出される被調理物の温度と所定の目標温度
とが一致するように前記複数の加熱手段の総加熱量を調
節する温調制御を行う温調制御手段とを備えた加熱調理
装置において、前記温調制御手段は、前記複数の加熱手
段を、中心から所定番目よりも外側にある加熱手段で構
成される第1グループと、該所定番目から内側にある加
熱手段で構成される第2グループとに分けて制御し、ま
た、前記目標温度に応じて温調オフ温度と、該温調オフ
温度よりも低い温度である温調オン温度とを決定し、前
記温度センサによる被調理物の検出温度が前記温調オン
温度以下となったときは、前記第1グループに属する加
熱手段と前記第2グループに属する加熱手段を共に作動
させ、また、前記温度センサによる被調理物の検出温度
が前記温調オフ温度以上となる毎に、前記第1グループ
と前記第2グループのいずれか一方を交互に選択し、選
択したグループに属する加熱手段の作動を停止させるこ
とで、前記温調制御を行うことを特徴とする。
【0010】本第1の実施の態様において、前記温調制
御手段は、前記複数の加熱手段を、中心から所定番目よ
りも外側にある加熱手段で構成される第1グループと、
該所定番目から内側にある加熱手段で構成される第2グ
ループとに分けて制御を行う。
【0011】そして、前記温度センサによる被調理物の
検出温度が前記温調オフ温度以上となったときに、前記
第1グループと前記第2グループのいずれか一方を停止
し(温調オフ期間)、被調理物の検出温度が前記温調オ
ン温度以下となったときに、前記第1グループと前記第
2グループを共に作動させる(温調オン期間)ことで、
被調理物の温調制御を行う。
【0012】そのため、前記温調オフ期間における被調
理物の温度の低下が抑制され、温調制御中の被調理物の
温度変動を小さくすることができる。
【0013】そして、前記温調オフ期間でその作動が停
止されるグループは、前記温調オン期間から前記温調オ
フ期間に移行する毎に、前記第1グループと前記第2グ
ループとの間で交互に切り替わる。そのため、被調理物
の加熱されない部分が偏ることを防止し、被調理物の温
度分布の均一性を高めることができる。
【0014】さらに、本発明は加熱手段の作動/停止に
切換により実現できるので、複雑な制御回路は不要であ
る。
【0015】また、本発明の第2の実施の態様は、中心
を共通とする複数のリング形状の加熱手段と、該加熱手
段により加熱される被調理物の温度を検出する温度セン
サと、該温度センサにより検出される被調理物の温度と
所定の目標温度とが一致するように前記複数の加熱手段
の総加熱量を調節する温調制御を行う温調制御手段とを
備えた加熱調理装置において、前記温調制御手段は、前
記複数の加熱手段を、中心から偶数番目にある加熱手段
で構成される第1グループと、中心から奇数番目にある
加熱手段で構成される第2グループとに分けて制御し、
また、前記目標温度に応じて温調オフ温度と、該温調オ
フ温度よりも低い温度である温調オン温度とを決定し、
前記温度センサによる被調理物の検出温度が前記温調オ
ン温度以下となったときは、前記第1グループに属する
加熱手段と前記第2グループに属する加熱手段を共に作
動させ、また、前記温度センサによる被調理物の検出温
度が前記温調オフ温度以上となる毎に、前記第1グルー
プと前記第2グループのいずれか一方を交互に選択し、
選択したグループに属する加熱手段の作動を停止させる
ことで、前記温調制御を行うことを特徴とする。
【0016】本第2の実施の態様において、前記温調制
御手段は、前記複数の加熱手段を、中心から偶数番目に
ある加熱手段で構成される第1グループと、中心から奇
数番目にある加熱手段で構成される第2グループとに分
けて制御を行う。
【0017】そして、前記温調制御手段は、前記第1の
実施の態様と同様、温調制御を行う際に、前記温調オフ
期間でその作動が停止されるグループを、前記温調オン
期間から前記温調オフ期間に移行する毎に、前記第1グ
ループと前記第2グループとの間で交互に切り替える。
【0018】そのため、前記第1の実施の態様と同様、
被調理物の加熱されない部分が偏ることがなく、被調理
物の温度分布の均一性を高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例につい
て、図1〜図4を参照して説明する。図1は本第1の実
施形態の加熱調理装置であるガラストップ式電気コンロ
の外観図、図2は図1に示した電気コンロに備えた温調
ヒータの上面図、図3は図1に示した電気コンロの回路
図、図4は図1に示した電気コンロの温調動作のフロー
チャートである。
【0020】図1aを参照して、本実施形態の電気コン
ロ本体1は、被調理物を加熱するため、ガラストップ2
の下方に設けられた右ヒータH1及び左ヒータH2と、
グリル室3内に備えた図示しないグリルヒータH3とを
備える。そして、使用者が加熱量調節つまみ4a,4
b,4cを操作することで、右ヒータH1,左ヒータH
2,グリルヒータH3の加熱動作の開始と停止、及び加
熱量の調節がそれぞれ行われる。
【0021】右ヒータH1は温調機能を有し、使用者に
より温調目標温度が温度設定器5で設定される。温度設
定器5は、図1bに示すように、温調目標温度を160
℃,180℃,200℃の3段階に設定する温度スイッ
チ6と、右ヒータH1の加熱制御モードを、温調を行う
温調モードと温調を行わない通常モードとに切替えるモ
ード切替スイッチ7とを備える。また、右ヒータH1
は、図2に示したように、本発明の加熱手段であり、そ
の中心を共通とする2個のリング形状の発熱体21a,
21bによって構成され、使用者はダブルゾーン切換ス
イッチ13の操作により、外側の発熱体21bの使用/
不使用を切換えることができる。
【0022】本発明の温度センサであるサーミスタ11
は、電気コンロ本体1に備えられたジャック8と、ジャ
ック8に挿入接続されるプラグ9と、一端がプラグ9と
接続され、他端がサーミスタ11と接続されたケーブル
10を介して電気コンロ本体1と接続される。そして、
サーミスタ11は、調理容器Aに入れられた被調理物B
に浸漬して使用され、調理物Bの温度を検出する。
【0023】電気コンロ本体1に備えられた電子ユニッ
ト12は、モード切換スイッチ7の設定が温調モードで
あり、使用者が加熱量調節つまみ4aを加熱停止位置か
ら加熱位置に操作したときに、右ヒータH1の温調制御
を開始し、温度スイッチ6により設定された目標温度
と、サーミスタ11により検出された被調理物Bの温度
とが一致するように、右ヒータH1の加熱量を調節す
る。
【0024】次に、図3を参照して電気本体1の動作に
ついて説明する。図3は電気コンロ本体1の回路図であ
り、電子ユニット12により右ヒータH1,左ヒータH
2,グリルヒータH3を制御する構成となっている。
【0025】電気コンロ本体1は端子台Tを介してプラ
グPと接続され、使用者がプラグPを図示しないコンセ
ントに差込み、電源スイッチ48を操作することで、電
子ユニット12に交流電圧が供給され、また、図1aに
示した加熱量調節つまみ4a,4b,4cの操作にそれ
ぞれ対応してON,OFFされる加熱量調節スイッチ2
5a,25b,25cを介して右ヒータH1,左ヒータ
H2,グリルヒータH3に交流電圧が供給される。
【0026】右ヒータH1は、上述したように、本発明
の加熱手段である内外二重に配置されたリング形状の発
熱体21a,21bを有し、内側の発熱体21aはリレ
ーR5の作動接点50のON(閉)/OFF(開)によ
り作動と停止がなされ、外側の発熱体21bはリレーR
4の作動接点22のON(閉)/OFF(開)により作
動と停止がなされる。尚、23はダブルゾーンスイッチ
13の操作と連動して外側の発熱体21bへの電源供給
を遮断する接点である。
【0027】それぞれの発熱体21a,21b,21
c,21dには、バイメタルスイッチである加熱防止ス
イッチ24が接続され、各発熱体の発熱量が所定値以上
となったときに、それぞれに接続された加熱防止スイッ
チ24がON(開)して、各発熱体が異常加熱すること
を防止している。
【0028】加熱量調節スイッチ25a,25b,25
cは、上述したように、それぞれ図1aに示した加熱量
調節つまみ4a,4b,4cの操作と連動して作動し、
3個の接点26,27,28とバイメタルヒータ29と
により構成される。
【0029】使用者が加熱量調節つまみ4aを加熱停止
位置から加熱位置にセットすると、加熱量調節スイッチ
25aの接点26,27,28がON(閉)する。接点
27,28がONすることで発熱体21a,21bに電
源が供給され、接点26がON(閉)することで使用者
が加熱量調節つまみ4aを操作したことが電子ユニット
12に認識される。
【0030】バイメタルヒータ29は、ヒータとバイメ
タルがセットになったものであり、接点28と連動して
作動する。バイメタルヒータ29のヒータ部への通電発
熱により、バイメタルヒータ29のバイメタル部が変形
すると、接点28がOFF(開)されて、発熱体21
a,21b,及びバイメタルヒータ29のヒータ部への
通電が遮断される。そして、バイメタルヒータ29のバ
イメタル部が徐々に冷えて元の形に戻ると接点28が再
びON(閉)し、発熱体21a,21bへの通電が再開
される。
【0031】バイメタルヒータ29のバイメタル部の作
動位置(バイメタルの変形により接点28がOFFされ
る位置)の設定は、加熱量調節つまみ4aの回転設定位
置に応じて変更される。バイメタルの変形量は、バイメ
タルの温度の上昇に応じて大きくなるので、バイメタル
ヒータ29のバイメタル部の作動位置を変更すること
で、発熱体21a,21bへの通電率(所定時間あたり
の通電時間)を変化させることができる。
【0032】尚、加熱量調節スイッチ25b,25cの
構成及び動作は、加熱量調節スイッチ25aと同じであ
り、加熱量調節つまみ4b,4cの操作に応じて、加熱
量調節スイッチ25b,25cがそれぞれ作動する。
【0033】また、電気コンロ本体1には、右ヒータH
1、左ヒータH2の発熱によりガラストップ2が高温に
なっていることを使用者に注意する高温注意ランプ40
が設けられ、右ヒータH1の発熱によりバイメタル接点
41がONして高温注意ランプ40のランプ42が点灯
し、左ヒータH2の発熱によりバイメタル接点43がO
Nして高温注意ランプ40のランプ44が点灯する。
【0034】電子ユニット12は、温調制御手段30
と、リレーR1〜R5と、ブザー32とを備える。リレ
ーR1,R2,R3は、それぞれ右ヒータH1,左ヒー
タH2,グリルヒータH3への電源供給のON/OFF
を切換えるためのものである。即ち、リレーR1のコイ
ルに通電がなされると、リレーR1の作動接点33がO
N(閉)して右ヒータH1に電源が供給され、リレーR
1のコイルへの通電が遮断されると、リレーR1の作動
接点33がOFF(開)して右ヒータH1への電源が遮
断される。
【0035】リレーR2,R3についても同様に、リレ
ーR2,R3のコイルへの通電と通電遮断に応じて、リ
レーR2の作動接点34とリレーR3の作動接点35と
がそれぞれON/OFFし、左ヒータH2とグリルヒー
タH3への電源が供給/遮断される。
【0036】電子ユニット12に接続された電源ランプ
36は、電源スイッチ48がON状態にあるときに点灯
し、右ヒータランプ37,左ヒータランプ38,グリル
ヒータランプ39は、加熱量調節スイッチ25a,25
b,25cの接点26がON(閉)状態にあるときにそ
れぞれ点灯する。また、ブザー32は、警告音により使
用者に装置の異常等を報知するものである。
【0037】温調制御手段30は、右ヒータH1の温調
制御を行うためのものであり、温度設定器5に備えられ
た温度スイッチ6により使用者が設定した目標温度と、
サーミスタ11による検出温度とが一致するように、発
熱体21a(内側)と21b(外側)の作動と停止を行
う。
【0038】即ち、リレーR4のコイルに通電すること
でリレーR4の作動接点22をON(閉)して外側の発
熱体21bを作動させ、リレーR4のコイルへの通電を
遮断することでリレーR4の作動接点22をOFF
(開)して外側の発熱体21bの作動を停止する。同様
に、R5の作動接点50のON/OFFにより、内側の
発熱体21aの作動と停止を行う。
【0039】尚、本実施の形態では、本発明の所定番目
は第1番目であり、温調制御手段30は、発熱体21
a,21bを中心から第1番目よりも外側にある発熱体
21bが属する第1グループと、第1番目から内側にあ
る発熱体21aが属する第2グループとに分けて温調制
御を行う。
【0040】以下、図4のフローチャートを参照して、
温調制御手段30の温調制御動作について説明する。
【0041】使用者が、モード切替スイッチ(図1b参
照)7により右ヒータH1の加熱制御モードを温調モー
ドに切替え、温度設定スイッチ6により希望温度を設定
して、加熱量調節つまみ4aを加熱停止位置から加熱位
置に操作すると、温調制御手段30による右ヒータH1
の温調制御が開始される。
【0042】温調制御手段30は、先ずSTEP2で切
換えフラグFに0をセットする。そしてSTEP3で、
温度設定スイッチ6による設定温度に応じて、温調オフ
温度と温調オン温度(温調オフ温度>温調オン温度)を
決定する。
【0043】次に、STEP4で第1グループの発熱体
21bの作動を開始し、STEP5で第2グループの発
熱体21aの作動を開始する。これにより、被調理物B
の加熱が開始され、サーミスタ11の検出温度が上昇す
る。そして、STEP6で、サーミスタ11による被調
理物Bの検出温度が温調オフ温度以上となったときは、
STEP7に進む。
【0044】この時点では、切換フラグFはSTEP2
で0がセットされた状態にあるので、STEP20に分
岐し、STEP20で第1グループに属する発熱体21
bの作動を停止し、STEP21で切換フラグFに1を
セットする。発熱体21bの作動を停止すると、被調理
物Bへの加熱量が減少するため、被調理物Bの温度が低
下する。
【0045】そして、STEP10でサーミスタ11の
検出温度が温調オン温度以下となったときは、STEP
4に戻って第1グループに属する発熱体21bを作動さ
せ、STEP5で第2グループに属する発熱体21aを
作動させる。
【0046】発熱体21aと21bを共に作動させるこ
とで、被調理物Bの温度は上昇する。そして、STEP
6でサーミスタ11の検出温度が温調オフ温度以上とな
った時に、STEP7に進むが、このときは切換フラグ
Fに1がセットされているので、STEP8に進んで第
2グループに属する発熱体21aの作動を停止し、ST
EP9で切換フラグFに0をセットする。
【0047】このように、STEP10でサーミスタ1
1の検出温度が温調オン温度以下となったときに、第1
グループに属する発熱体21bと第2グループに属する
発熱体21aが共に作動する温調オン期間となり、ST
EP6でサーミスタ11の検出温度が温調オフ温度以上
となったときに、第1グループに属する発熱体21b
と、第2グループに促する発熱体21aのいずれか一方
の作動が停止された温調オフ期間となる。
【0048】そのため、温調オフ期間中にも、発熱体2
1aと21bのいずれか一方で被調理物が加熱されるの
で、被調理物の温度の低下が抑制され、温調制御中の被
調理物の温度変動を小さくした上で、被調理物の温度を
ほぼ温調オン温度から温調オフ温度までの範囲内に保つ
ことができる。
【0049】そして、温調オフ期間で停止されるグルー
プは、温調オン期間から温調オフ期間に移行する毎に、
切換フラグFのセット値の変化に応じて交互に切り替わ
る。これにより、温調オフ期間中に被調理物Bが加熱さ
れない部分が、交互に切り替わるため、被調理物の加熱
されない部分が偏ることがなく、温度均一性を高めるこ
とができる。
【0050】また、上述した温調制御は、発熱体21
a,21bの作動/停止の切換えによって行われるの
で、図3に示したように回路構成が簡単になる。
【0051】尚、本実施の形態では、リング形状の発熱
体が2個配置された電気コンロを例に説明したが、発熱
体が3個以上配置された電気コンロであってもよい。こ
の場合には、本発明の所定番目は、発熱体の個数、各発
熱体の発熱量、大きさ等に応じて決定される。
【0052】また、本実施の形態では、加熱手段として
電気による発熱体を示したが、ガスバーナ等の他の加熱
手段であってもよい。
【0053】また、本実施の形態では、中心から所定番
目よりも外側にある発熱体を第1グループとし、該所定
番目から内側にある発熱体を第2グループとして温調制
御を行ったが、中心から偶数番目にある発熱体を第1グ
ループとし、中心から奇数番目にある発熱体を第2グル
ープとして温調制御を行ってもよい。これによっても、
上述したのと同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラストップ式電気コンロの外観図。
【図2】図1に示した電気コンロの上面図。
【図3】図1に示した電気コンロの回路図。
【図4】図1に示した電気コンロの温調動作のフローチ
ャート。
【符号の説明】 1…電気コンロ本体、2…ガラストップ、3…グリル
室、4…加熱量調節つまみ、5…温度設定器、6…温度
スイッチ、7…モード切換スイッチ、8…ジャック、9
…プラグ、10…接続ケーブル、11…サーミスタ、1
2…電子ユニット、13…ダブルゾーン切換スイッチ、
H1…右ヒータ、H2…左ヒータ、H3…グリルヒー
タ、21a,21b,21c,21d…発熱体、25
a,25b,25c…加熱量調節スイッチ、30…温調
制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長屋 加津彦 愛知県名古屋市中川区福住町2番26号 リ ンナイ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心を共通とする複数のリング形状の加熱
    手段と、該加熱手段により加熱される被調理物の温度を
    検出する温度センサと、該温度センサにより検出される
    被調理物の温度と所定の目標温度とが一致するように前
    記複数の加熱手段の総加熱量を調節する温調制御を行う
    温調制御手段とを備えた加熱調理装置において、 前記温調制御手段は、前記複数の加熱手段を、中心から
    所定番目よりも外側にある加熱手段で構成される第1グ
    ループと、該所定番目から内側にある加熱手段で構成さ
    れる第2グループとに分けて制御し、また、前記目標温
    度に応じて温調オフ温度と、該温調オフ温度よりも低い
    温度である温調オン温度とを決定し、 前記温度センサによる被調理物の検出温度が前記温調オ
    ン温度以下となったときは、前記第1グループに属する
    加熱手段と前記第2グループに属する加熱手段を共に作
    動させ、また、前記温度センサによる被調理物の検出温
    度が前記温調オフ温度以上となる毎に、前記第1グルー
    プと前記第2グループのいずれか一方を交互に選択し、
    選択したグループに属する加熱手段の作動を停止させる
    ことで、前記温調制御を行うことを特徴とする加熱調理
    装置。
  2. 【請求項2】中心を共通とする複数のリング形状の加熱
    手段と、該加熱手段により加熱される被調理物の温度を
    検出する温度センサと、該温度センサにより検出される
    被調理物の温度と所定の目標温度とが一致するように前
    記複数の加熱手段の総加熱量を調節する温調制御を行う
    温調制御手段とを備えた加熱調理装置において、 前記温調制御手段は、前記複数の加熱手段を、中心から
    偶数番目にある加熱手段で構成される第1グループと、
    中心から奇数番目にある加熱手段で構成される第2グル
    ープとに分けて制御し、また、前記目標温度に応じて温
    調オフ温度と、該温調オフ温度よりも低い温度である温
    調オン温度とを決定し、 前記温度センサによる被調理物の検出温度が前記温調オ
    ン温度以下となったときは、前記第1グループに属する
    加熱手段と前記第2グループに属する加熱手段を共に作
    動させ、また、前記温度センサによる被調理物の検出温
    度が前記温調オフ温度以上となる毎に、前記第1グルー
    プと前記第2グループのいずれか一方を交互に選択し、
    選択したグループに属する加熱手段の作動を停止させる
    ことで、前記温調制御を行うことを特徴とする加熱調理
    装置。
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