JPH11107549A - 部屋構造 - Google Patents

部屋構造

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Publication number
JPH11107549A
JPH11107549A JP27438897A JP27438897A JPH11107549A JP H11107549 A JPH11107549 A JP H11107549A JP 27438897 A JP27438897 A JP 27438897A JP 27438897 A JP27438897 A JP 27438897A JP H11107549 A JPH11107549 A JP H11107549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bedroom
living
room
essential
person
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27438897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Azuma
和寿 東
Motonobu Umehara
基伸 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP27438897A priority Critical patent/JPH11107549A/ja
Publication of JPH11107549A publication Critical patent/JPH11107549A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩行が不自由な住人でも快適に生活が営める
居住空間を提供することである。 【解決手段】 寝室2が食事、入浴、排泄などの生活必
須行為を行う生活必須空間(3、4、5、6、7)と同
一階層にあり、かつ生活必須空間(3、4、5、6、
7)と隣接して設けられ、寝室2から短い動線10で生
活必須空間(3、4、5、6、7)に移動し得ることを
特徴とする部屋構造1を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部屋の間取りによって、
居住性を考慮したものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、寝室は建物の二階部分など、
食堂や居間、浴室、トイレと廊下や階段で隔絶された場
所に設けられており、独立性の高い部屋構造になってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の寝
室の場合、次のような不都合が生じる。
【0004】すなわち、住人が高齢等により、歩行が不
自由になったとき、階段の昇り降りなどが困難になる。
そこで寝室が二階部分等に設けられていると、住人は寝
室までの歩行でさえも、苦労することになる。
【0005】また、住人が寝たきり状態になった場合、
寝室が居間や食堂と離れていると、家族の目が届きにく
く、住人は疎外感を感じやすい。
【0006】また、歩行が不自由な住人を介護する家族
は、住人の寝室が生活必須空間と離れていると、住人を
運ぶ労力の負担が大きくなってしまう。
【0007】本発明の目的は、歩行が不自由な住人で
も、快適に生活が営める居住空間を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の部屋構造は、寝室が食事、入浴、排泄などの
生活必須行為を行う生活必須空間と同一階層にあり、か
つ生活必須空間と隣接して設けられ、寝室から短い動線
で生活必須空間に移動し得ることを特徴とする部屋構造
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1は二階建て建物の一階部分の部屋構造
1を示している。部屋構造1は寝室2と食堂3、居間
4、浴室5、洗面所6、トイレ7で構成されている。な
お、食堂3、居間4、浴室5、洗面所6、トイレ7は生
活必須空間とする。
【0011】寝室2は食堂3と隣合わせに設けられてお
り、食堂3との間には出入り口81が設けられており、
出入り口81は引き戸になっている。
【0012】また、寝室2は浴室5、洗面所6とも隣接
しており、洗面所6に隣接して、出入り口82が設けら
れており、出入り口82は引き戸になっている。
【0013】居間4は食堂3と隣り合わせに設けられて
おり、カウンター9により、一部仕切られているが、カ
ウンター9越しに見通せるようになっており、双方の部
屋の関係は開放的なものとなっている。そして、寝室2
の出入り口81は居間4とも隣接している。
【0014】このように、寝室2と食堂3が隣合わせの
部屋構造であるため、食堂3から寝室2まで段差のな
い、短い動線10aで移動することができる。よって、
足腰の不自由な住人でも、家族とともに食事を済ませた
あと、苦労せずに寝室まで移動することができる。ま
た、住人が寝たきりの状態であったとしても、家族は食
堂3から食事をすばやく運ぶことができる。また出入り
口81を開け放しておけば、家族は食卓から寝室2に視
線が行き届くため、住人が寝室2にいても、食卓の団欒
に参加することができる。出入り口81は引き戸である
ために、開け放しておいても、納まりがよい。
【0015】また、出入り口81は居間4とも隣接して
いるため、居間4からも段差がない状態で寝室2まで移
動することができる。居間4と食堂3の仕切りに壁が設
けられておらず、開放的な空間となっているので、居間
4からも寝室2に視線が届き、家族は居間4にいても、
寝室2の住人の様子を気づかうことができる。
【0016】また、寝室2は洗面所6や浴室5とも隣接
しているため、寝室2の住人は出入り口82を通って、
段差なく、短い動線10bで洗面所6等に移動すること
ができる。
【0017】このように、寝室2に出入り口8を複数カ
所設けることで、動線10が一方向にならないため、自
由に短い動線10で、生活必須空間に移動し、生活必須
行為を行うことができる。
【0018】したがって、階段、廊下によって二階部分
などの独立性の高い位置に設けられた寝室にくらべて、
歩行の不自由な住人であっても、苦労なく、生活するこ
とができる。また介護する家族も少ない労力で、世話が
できる。加えて食堂3や居間4を開放的な空間にするこ
とで、寝室2にいても、家族の団欒に参加することがで
きる。
【0019】また、寝室2の壁材を遮音性の高いものに
すれば、就寝時は出入り口8を閉めることで、静かな空
間で睡眠をとることができる。また、遮音性の高い壁材
なら、寝室2で住人が就寝中であっても、家族が気兼ね
なく浴室5を使用することができる。このように、出入
り口8を閉めることで、寝室2の独立性を保つことがで
きる。
【0020】また、出入り口8は引き戸であるため、車
椅子でも支障なく移動できる。なお、本実施形態は、寝
室2に出入り口8を二カ所設けることで、生活必須空間
への動線10を短くしている。しかし、図2で示すよう
に寝室2の出入り口8は一カ所であっても、生活必須空
間が寝室2に隣接しており、食堂3、洗面所6が廊下を
挟んで振り分け式に構成されている部屋構造1であれ
ば、本実施形態同様、寝室2から生活必須空間へ短い動
線で移動することができる。よって、出入り口8が一か
所であっても、本実施形態と同様の効果が得られる。ま
た、図2に示す部屋構造1は、寝室2が通り抜けられな
いので、寝室2の独立性が高い部屋構造1となる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、寝
室を生活必須行動に伴う空間に隣接して設けた部屋構造
にすることで、足腰の不自由な住人であっても、短い動
線で苦労なく、生活必須行動を行うことができる。ま
た、介護する家族も少ない労力で、足腰の不自由な住人
を移動させることができる。相互の部屋の関係を開放的
なものにすれば、介護される側、介護する側、双方がお
互いの様子を常に把握することができる。
【0022】寝室の壁材を遮音性の高いものにすれば、
就寝時は他の部屋の雑音を遮断するので、家族の行動に
関係なく、寝室の住人は安眠することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二階建て建物の一階部分の間取り図で
ある。
【図2】本発明の他の実施形態の二階建て建物の一階部
分の間取り図である。
【符号の説明】
1 部屋構造 2 寝室 3 食堂(生活必須空間) 4 居間(生活必須空間) 5 浴室(生活必須空間) 6 洗面所(生活必須空間) 7 トイレ(生活必須空間) 8 出入り口 10 動線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寝室が食事、入浴、排泄などの生活必須
    行為を行う生活必須空間と同一階層にあり、かつ生活必
    須空間と隣接して設けられ、寝室から短い動線で生活必
    須空間に移動し得ることを特徴とする部屋構造。
JP27438897A 1997-10-07 1997-10-07 部屋構造 Pending JPH11107549A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27438897A JPH11107549A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 部屋構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27438897A JPH11107549A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 部屋構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11107549A true JPH11107549A (ja) 1999-04-20

Family

ID=17540984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27438897A Pending JPH11107549A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 部屋構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11107549A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121142A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Misawa Homes Co Ltd 建物
JP2010159600A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Misawa Homes Co Ltd 建物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009121142A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Misawa Homes Co Ltd 建物
JP2010159600A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Misawa Homes Co Ltd 建物

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Effective date: 20040817

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