JPH11107417A - 型枠用エキスパンドメタル及びこれを用いる構造体の施工方法 - Google Patents

型枠用エキスパンドメタル及びこれを用いる構造体の施工方法

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JPH11107417A
JPH11107417A JP29031297A JP29031297A JPH11107417A JP H11107417 A JPH11107417 A JP H11107417A JP 29031297 A JP29031297 A JP 29031297A JP 29031297 A JP29031297 A JP 29031297A JP H11107417 A JPH11107417 A JP H11107417A
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concrete
cut
expanded metal
opening
sides
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JP29031297A
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English (en)
Inventor
Toku Kishishita
徳 岸下
Tadao Murano
忠男 村野
Yukinobu Nakano
行信 中野
Shinya Sasaki
伸也 佐々木
Daisuke Mochizuki
大輔 望月
Yasuo Okuda
泰夫 奥田
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Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】打設したコンクリート中の余剰な水の流出を許
容するがセメントペーストの流出を許容しない型枠用エ
キスパンドメタル及びこれを用いる構造物の施工方法を
提供する。 【解決手段】多数の略六角形の開口のある型枠用エキス
パンドメタル10において、それらの略六角形の開口3
が、その長手方向に対して直角な方向に延びる略平行な
上側及び下側の辺3a,3dと、この上側及び下側の辺
の端部を結ぶ前記辺に対して互いに逆向きに傾斜した二
つの辺からなる左側及び右側のく字状の辺とで囲まれ、
上側の開口3の下側の辺3dと下側の開口の上側の辺3
aとの間の板状部分4aをその平面Plに対する傾斜角
θ1が15゜〜25゜になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、型枠用エキスパ
ンドメタル及びこれを用いる構造体の施工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】型枠又は打ち継ぎ板を多数の孔のある金
属板でつくり、鉄筋コンクリート造の構造体を施工する
方法には例えば、次の〜のようなものがある。 金属製のラスでつくった型枠を用いてコンクリート
打設空間を形成し、このコンクリート打設空間内にコン
クリートを打設する方法。 金属製のラスとセパレートシートとを積層してなる
板状体で型枠をつくり、セパレートシートがコンクリー
ト打設空間側に面するように型枠を配置し、前記コンク
リート打設空間内にコンクリートを打設する方法(例え
ば、特開平5−171803号公報参照)。 その多数の開口の上側の開口の下側の辺と下側の開
口の上側の辺との間の板状部分が45゜程度のエキスパ
ンドメタルでつくった打ち継ぎ板を用いてコンクリート
打設空間を仕切り、前記コンクリート打設空間内にコン
クリートを打設する打ち継ぎ方法(例えば、特公昭57
−17148号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鉄筋コンクリート造又
は鉄骨鉄筋コンクリート造の構造体を構築する場合に
は、型枠を用いてコンクリート打設空間を形成する必要
がある。従来の型枠は、通常、ラワン材(南洋材)等か
らなるベニヤ板で製作されていた。最近は、木製の型枠
の使用が、生体系破壊の元兇として問題化し、環境問題
として大きな問題になっている。そのため、木製の型枠
に替わるものとして金属材等からなる型枠の使用が注目
されている。前記の方法は、金属製のラスでつくった
型枠を用いてコンクリート打設空間を形成するため、型
枠を構成するラスの網目から、水及びセメントペースト
が流出し易いため、打設したコンクリートにバイブレー
タ等による振動を与えることができず、密実したコンク
リートが打てず、所定の品質が確保できないなどの多く
の問題がある。前記の方法は、金属製のラスとセパレ
ートシートとを積層してなる板状体で型枠をつくるた
め、セパレートシートによりコンクリート中の水分の散
逸を防止することができるが、セパレートシートの分だ
け型枠が高価なものとなる欠点がある。そのうえ、セパ
レートシート自体が産業廃棄物化する恐れがある。前記
の方法は、打ち継ぎ板を上側の開口の下側の辺と下側
の開口の上側の辺との間の板状部分の傾斜角が45゜程
度のエキスパンドメタルでつくり、その打ち継ぎ板を用
いてコンクリート打設空間を仕切るようになっている。
前記板状部分の傾斜角が45゜程度のエキスパンドメタ
ルで打ち継ぎ板をつくり、この打ち継ぎ板を鉛直に配置
して使うと、その開口から水やセメントペーストが流出
し易くなってしまう。打ち継ぎ板の場合には、先打込み
側のコンクリート打設空間に打ち込んだコンクリート中
のセメントペーストが打ち継ぎ板の多数の開口を通して
後打込み側のコンクリート打設空間に流出してもあまり
問題にならない。しかし、前記の板状部分の傾斜角が4
5゜程度のエキスパンドメタルで、略鉛直に立てて使う
型枠をつくると、その開口から水やセメントペーストが
流出し易くて、型枠外に流出したセメントペーストが無
駄になるだけでなく、打設したコンクリートに振動を与
えることができず、密実なコンクリートが得られないと
いう欠点が生じる。この発明の解決しようとする課題
は、上記〜の従来技術が有している欠点を有しない
型枠用エキスパンドメタル及び該エキスパンドメタルか
らなる型枠を用いる構造物の施工方法を提供すること、
換言すると、コンクリート打設空間中に打設したコンク
リート中の余剰な水の流出を許容するがセメントペース
トの流出を許容しない型枠用エキスパンドメタル及びこ
れを用いる構造物の施工方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の型枠用エキス
パンドメタルは、エキスパンドメタルを含む平面に対し
て直角な方向からみて、多数の切れ目状の略六角形の開
口が形成されている型枠用エキスパンドメタルにおい
て、その略六角形の開口が、長手方向に対して直角な方
向に延びる略平行な上側及び下側の辺と、この上側及び
下側の辺の端部を結ぶ前記辺に対して互いに逆向きに傾
斜した二つの辺からなる左側及び右側のく字状の辺とで
囲まれ、上側の開口の下側の辺と下側の開口の上側の辺
との間の板状部分が前記平面に対して15゜〜25゜傾
斜しているものである。また、この発明の型枠用エキス
パンドメタルの製造方法は、一本の切込線を一直線上に
配された多数の所定長の直線の切込部と各切込部間に配
された所定長の無切込部とで形成し、薄い金属板の長手
方向に間隔をおいてかつ前記長手方向に対して直角に多
数本の切込線をいれ、かつ隣合う各切込線の切込部をそ
の切込部の長さと無切込部の長さの和の2分の1だけず
らし、前記金属板をその長手方向に引き延ばして、金属
板を含む平面に対して直角な方向からみて、多数の切れ
目状の略六角形の開口を形成し、略六角形の各開口が、
金属板の長手方向に対して直角な方向に延びる略平行な
上側及び下側の辺と、この上側及び下側の辺の端部を結
ぶ前記辺に対して互いに逆向きに傾斜した二つの辺から
なる左側及び右側のく字状の辺とで囲まれ、上側の開口
の略六角形の下側の辺と下側の開口の略六角形の上側の
辺との間の板状部分が前記平面に対して15゜〜25゜
傾斜するようにさせるものである。上記の製造方法にお
いては、金属板の厚さを、例えば、0.4mm〜1.2mm
とし、切込線の切込部の長さLを、例えば、25mm〜4
0mmとし、無切込部の長さPを、例えば、15mm〜25
mmとし、切込線の間隔Dを、例えば、3mm〜6mmとし、
長手方向に引き延ばし率を、例えば、15%〜25%に
する。そして、必要に応じて、その幅方向に間隔をおい
て複数の長手方向に伸びるリブ部を形成して、その剛性
を高める。
【0005】この発明の構造体の施工方法は、構造体の
形成部に配した鉄筋又は鉄骨及び鉄筋の周囲を型枠等で
囲んでコンクリート打設空間を形成し、前記コンクリー
ト打設空間内にコンクリートを打設する鉄筋コンクリー
ト造又は鉄骨鉄筋コンクリート造の構造体の施工方法に
おいて、前記コンクリート打設空間の略鉛直方向に延び
る部分の少なくとも一部をエキスパンドメタルからなる
型枠で構成し、前記エキスパンドメタルとして、エキス
パンドメタルを含む平面に対して直角な方向からみて、
その多数の切れ目状の略六角形の開口が、長手方向に対
して直角な方向に延びる略平行な上側及び下側の辺と、
この上側及び下側の辺の端部を結ぶ前記辺に対して互い
に逆向きに傾斜した二つの辺からなる左側及び右側のく
字状の辺とで囲まれ、上側の開口の下側の辺と下側の開
口の上側の辺との間の板状部分が前記平面に対して15
゜〜25゜傾斜しているものを用い、その型枠をそのエ
キスパンドメタルの上側の開口の下側の辺と下側の開口
の上側の辺との間の板状部分が水平面に対して65゜〜
75゜傾斜するように配置してコンクリート打設空間を
形成し、このコンクリート打設空間にコンクリートを打
設し、かつ打設したコンクリートに振動を与えるもので
ある。この発明の構造体の施工方法の好適な実施形態に
おいては、コンクリート打設空間中にスランプ値が18
cm以下のコンクリートを打設する。上記のように、コン
クリート打設空間の略鉛直方向に延びる部分の少なくと
も一部を構成する型枠用エキスパンドメタルとして、エ
キスパンドメタルを含む平面に対して直角な方向からみ
て、その多数の切れ目状の略六角形の開口が、長手方向
に対して直角な方向に延びる略平行な上側及び下側の辺
と、この上側及び下側の辺の端部を結ぶ前記辺に対して
互いに逆向きに傾斜した二つの辺からなる左側及び右側
のく字状の辺とで囲まれ、上側の開口の下側の辺と下側
の開口の上側の辺との間の板状部分が前記平面に対して
15゜〜25゜傾斜しているものを用い、その型枠をそ
のエキスパンドメタルの上側の開口の下側の辺と下側の
開口の上側の辺との間の板状部分が水平面に対して65
゜〜75゜傾斜するように配置して、コンクリート打設
空間を形成しておけば、スランプ値が18cm以下の通常
のコンクリートをコンクリート打設空間内に打設し、そ
のコンクリートに振動を与えても、型枠のエキスパンド
メタルの開口から流出するものは余剰の水のみであり、
セメントペーストの流出はほとんどない。
【0006】
【実施例】この出願の発明の型枠用のエキスパンドメタ
ルの製造方法の一つの実施例を、図1〜図3を使って説
明する。長方形の厚さ0.6mm(又は0.8mm)の鋼板
1に、図1に示すように、その長手方向に対して直角な
方向に同じ間隔Dをおいて多数の切込線2を設ける。前
記切込線2は切込部2aと無切込部2bとを一直線上に
配置して構成されている。例えば、切込部2aの長さL
を32mmとし、無切込部2bの長さPを21mmとし、前
記間隔Dを3.5mmとし、隣合う切込線2の各切込部2
aは、切込部2aの長さLと無切込部2bの長さPとの
和(L+P)の2分の1(1/2)だけづらす(変位さ
せる)ようにする。すなわち、(L+P)/2=(32
+21)/2=26.5mmだけ切込線2方向に変位させ
る。そうすると、隣合う切込線2の切込部2aの重なり
部の長さLaが5.5mmになる。
【0007】次に、鋼板1をその長手方向に引き延ばす
と、図2に示すように、各切込部2aの部分が略六角形
の開口3になったエキスパンドメタル10が形成され
る。エキスパンドメタル10の切れ目状の各開口3は、
上側の長い辺3a、右上の短い上辺3b、右下の短い辺
3c、下側の長い辺3d、左下の短い辺3e及び左上の
短い辺3fを順次接続してなる略六角形になっている。
すなわち、開口3の上側及び下側の辺3a,3dの右側
の端部を結ぶ右側のく字状の辺が辺3bとで辺3cで構
成され、開口3の上側及び下側の辺3a,3dの左側の
端部を結ぶ左側のく字状の辺が辺3eとで辺3fで構成
される。多数の開口を備えたエキスパンドメタル10の
上側の開口3の下側の辺3dと下側の開口3の上側の辺
3aとの間(又は下側の開口3の上側の辺3aと上側の
開口3の下側の辺3dとの間)にエキスパンドメタル1
0を含む平面Plに対して傾斜した細長い板状部分4a
が形成される。この板状部分4aの幅は前記間隔Dの2
倍である。また、相隣なる開口3の右上辺3bと左上辺
3fとの間及び右下辺3cと左下辺3eとの間にも、細
長い板状部分4b,4cが形成される。この板状部分4
b,4cの幅は前記間隔Dと同じである。多数の板状部
分4aは、板状部分4b,4cを介して互いに接続され
ている。上記のL=32mm、P=21mm、D=3.5m
m、(L+P)/2=26.5mmとする条件で、鋼板1
をその長手方向に19%だけ引き延ばすと、前記板状部
分4aのエキスパンドメタル10を含む平面Plに対す
る傾斜角度θ1は、20゜になる。なお、上記と同じ条
件で、鋼板1をその長手方向に24%だけ引き延ばす
と、前記板状部分4aの傾斜角度θ1は、25゜にな
り、鋼板1をその長手方向に15%だけ引き延ばすと、
前記板状部分4aの傾斜角度θ1は、15゜になる。
【0008】型枠用のエキスパンドメタル10には、必
要に応じて、図4に示すように、その幅方向に間隔D1
をおいて多数の長手方向に伸びるリブ部5を形成し、そ
の剛性を高める。その長手方向の両側の端縁よりのリブ
部5は、その中心を前記端縁から一定間隔D2をおいて
形成する。前記リブ部5は、エキスパンドメタル10に
幅W1のV字状の溝を設けることにより形成される。例
えば、エキスパンドメタル10の前記D1を270mmと
し、D2を50mmとし、W1を20mmとする。
【0009】次に、型枠用のエキスパンドメタル10か
らなる型枠を用いる基礎梁20の施工方法を説明する。
図5に示すように、鉄筋コンクリート造の構造体を構築
すべき部分の地盤を根切りし、その底にコンクリートを
打設して、捨てコンクリート19を形成し、捨てコンク
リート19の上に耐圧盤21用の鉄筋を配筋するととも
に、捨てコンクリート19上において、多数の主筋20
a及び多数の肋筋20bを使って基礎梁鉄筋20Aを組
み立てる。そして、捨てコンクリート19上にコンクリ
ートC1を打設して耐圧盤21を形成し、基礎梁鉄筋2
0Aの下方の部分20A1を耐圧盤21を構成するコン
クリート中に埋設する。図5及び図6に示すように、そ
の下方の部分20A1が耐圧盤21中に埋設されている
基礎梁鉄筋20Aの上部20A3を除く中間部分20A2
の両側に、基礎梁鉄筋20Aとの間に所定の間隔をおい
て、板状部分4aの傾斜角度θ1が20゜のエキスパン
ドメタル10からなる型枠22を配置する。型枠22の
端部を互いに重ね、この重ねた部分に縦端太23aを当
て、礎梁鉄筋20Aと型枠22との間の前記間隔が維持
されるように、縦端太23a、横端太23b及びセパレ
ーター23cを用いて、各型枠22を保持する。型枠2
2は、そのエキスパンドメタル10の図3に示す面Pl
を内側(すなわち、コンクリート打設空間Sc1側)に
して略鉛直になるように配置する。そうすると、エキス
パンドメタル10の上側の開口3の下側の辺と下側の開
口3の上側の辺との間の板状部分4aの水平面に対する
傾斜角度θ2(θ2=90゜−θ1)が70゜になる。
【0010】型枠22間のコンクリート打設空間Sc1
に打設する生コンクリートとして次の生コンクリートC
2を使用する。セメントとして中庸熱セメントを用い、
混和剤として減水剤のポゾリス(商品名)70を用い
る。セメント 270 kg/m3、水 161 kg/m3、細骨
材 845 kg/m3、粗骨材 1040 kg/m3、混和剤
0.675 kg/m3等を混合して、水セメント比59.7
%、細骨材率45.8%、スランプ値15cmの生コンク
リートC2とする。コンクリート打設空間Sc1に生コン
クリートC2を打設し、バイブレーターを用いて生コン
クリートC2に振動を与えた。すると、型枠22のエキ
スパンドメタル10の多数の開口3から余剰の水のみが
流出し、それらの開口3からセメントペーストは、ほと
んど流出しなかった。生コンクリートC2中の余剰な水
が型枠22のエキスパンドメタル10の開口3から流出
しただけであった。その原因は、エキスパンドメタル1
0の前記板状部分4aの傾斜角度θ2が70゜になって
いて、各開口3の略六角形の上側の長い辺3aと下側の
長い辺3dと間の間隔が小さくなつており、液体状のも
のが開口3を通して流れにくくなっており、水に比して
粘性の大きいセメントペーストがエキスパンドメタル1
0の開口3から流出しにくくなっているためと考えられ
る。
【0011】生コンクリートC2が硬化した後、縦端太
23a、横端太23b等を外し、型枠22を埋め殺しに
して、基礎梁20の主要部を形成する。それから、硬化
したコンクリートC2の上側の端でデッキプレート24
の端を支持して、床用のデッキプレート24を配置し、
デッキプレート24の上側に床鉄筋25aを配筋し、固
化したコンクリートC2からなる基礎梁2上及びデッキ
プレート24上にコンクリートC3を打設して、基礎梁
20と一体にコンクリート造の床25を構築する。な
お、必要に応じて、基礎梁20の型枠22のエキスパン
ドメタル10の表面に、防水モルタルを吹き付けて、そ
の表面を仕上げる。エキスパンドメタル10は、その表
面に凹凸があるから、吹き付けた防水モルタルの剥落を
防止する効果を有する。
【0012】次に、逆打ち工法により、地下躯体の周囲
の鉄骨鉄筋コンクリート造の梁30を構築する場合に、
エキスパンドメタル10からなる型枠32を用いる例を
説明する。図7に示すように、地下躯体を構築すべく部
分の周囲の地盤中に土止壁26を構築する。土止壁26
で囲まれている地盤を根切りし、その根切り底の上側に
おいて1階の床を支持する梁及び1階の床を形成する。
1階の床及び該床を支持する梁の下側の地盤を掘削し
て、地下1階の室空間、地下1階の床35及び該床35
を支持する梁30を構築するための空間S1を形成す
る。空間S1の下部を床付けし、空間S1の周囲の柱、
外周壁、耐震壁等の形成部の鉄筋33aを差し込むべき
部分27等を一旦掘削してから、埋め戻して鉄筋を差し
込み易くする。地盤上にレベルコンクリート28aを打
設するとともに、空間S1の周囲の鉄筋33aを差し込
むべき部分の上側に穿孔の容易なモルタル(例えば、セ
メント:砂=1:10)からなるモルタル層28bを形
成する。前記モルタル層28bの上面に鉄筋33aの差
込位置の墨出しを行った後、鉄筋33aの差込孔を穿設
する。
【0013】それから、レベルコンクリート28a及び
モルタル層28bの上側にプラスチックフイルム29を
敷き、プラスチックフイルム29の上側に、梁鉄骨30
Bを建て込み、かつ梁鉄骨30Bの回り多数の主筋30
a、肋筋30b等を使って梁鉄筋30Aを組み立てる。
前記作業と並行して、柱、壁等の縦鉄筋33aをモルタ
ル層28bの差込孔に差しこみ、柱、壁等の鉄筋を組み
立てる。そして、基礎梁鉄筋30Aの内側に、この鉄筋
30Aと所定の間隔を保持して、板状部分4aの傾斜角
度θ1が20゜のエキスパンドメタル10からなる型枠
31を配置する。基礎梁鉄筋30Aと型枠31の間の前
記間隔が維持されるように、縦端太32a、横端太32
b、セパレーター32c等を用いて、各型枠31を保持
する。なお、セパレーター32cの内側の端は基礎梁鉄
筋30Aの肋筋30b又は主筋30aに取り付ける。型
枠31は、そのエキスパンドメタル10の図3に示す面
Plを内側(すなわち、コンクリート打設空間Sc2側)
にして略鉛直になるように配置する。そうすると、エキ
スパンドメタル10の各開口3の上側及び下側の板状部
分4aの水平面に対する傾斜角度θ2が70゜になる。
【0014】型枠31と土止壁26との間のコンクリー
ト打設空間Sc2に打設する生コンクリートとして次の
組成の生コンクリートC4を使用する。セメントとして
早強セメントを用い、混和剤として減水剤のポゾリス
(商品名)70を用いる。 セメント 341 kg/m3
水 169 kg/m3、細骨材 749 kg/m3、粗骨材 1
050 kg/m3、混和剤 0.852 kg/m3等を混合し
て、水セメント比49.7%、細骨材率42.5%、ス
ランプ値15cmの生コンクリートC4とする。コンクリ
ート打設空間Sc2に生コンクリートC4を打設し、バイ
ブレーターを用いて生コンクリートC4に振動を与え
た。すると、型枠31のエキスパンドメタル10の開口
3から余剰の水のみが流出し、その開口3からセメント
ペーストは、ほとんど流出しなかった。
【0015】生コンクリートC4が硬化した後、縦端太
32a、横端太32b等を外し、型枠31を埋め殺しに
する。それから、硬化したコンクリートC4の上側の端
でデッキプレート34の端を支持して、床用のデッキプ
レート34を配置し、デッキプレート34の上側に床鉄
筋35aを配筋する。それから、硬化したコンクリート
4からなる地下1階の床35を支持する梁30及びデ
ッキプレート34上にコンクリートC5を打設して、梁
30と一体にコンクリート造の地下1階の床35を構築
する。前記柱、壁等のための縦鉄筋33aの近傍に横鉄
筋等を配筋し、柱、壁等の縦横鉄筋を組立て、この柱、
壁等用の縦横鉄筋の内側に型枠を配置し、型枠の内側の
コンクリート打設空間内にコンクリートを打設して、地
下1階の周囲の柱、壁等33を構築する。それから、地
下1階の床35及び該床を支持する梁30の下側の地盤
を掘削して、地下2階の室空間、地下2階の床及び該床
を支持する梁を構築するための空間を形成し、上記と同
じやり方で、地下2階の床を支持する梁、地下2階の
床、地下2階の柱、壁等を構築する。
【0016】地下2階の床、地下2階の柱、壁等を構築
した後、梁30の型枠31のエキスパンドメタル10の
表面に、下塗モルタルを吹き付けて、その表面を仕上げ
る。エキスパンドメタル10は、その表面に凹凸がある
から、吹き付けた下塗モルタルの剥落を防止する効果を
有する。上記実施例において、この出願の発明を基礎梁
や地下室の梁の施工に適用した例を説明したが、この出
願の発明は、通常の柱、梁、壁等の構造体の施工に適用
できるものである。
【0017】
【発明の作用効果】この発明は、特許請求の範囲の欄に
記載した構成を備えることにより、次の(イ)〜(リ)
の効果を奏する。 (イ)請求項1記載の型枠用エキスパンドメタルは、エ
キスパンドメタルを含む平面に対して直角な方向からみ
て、多数の切れ目状の略六角形の開口が形成されている
型枠用エキスパンドメタルにおいて、その略六角形の開
口が、長手方向に対して直角な方向に延びる略平行な上
側及び下側の辺と、この上側及び下側の辺の端部を結ぶ
前記辺に対して互いに逆向きに傾斜した二つの辺からな
る左側及び右側のく字状の辺とで囲まれ、上側の開口の
下側の辺と下側の開口の上側の辺との間の板状部分が前
記平面に対して15゜〜25゜傾斜しているから、この
型枠用エキスパンドメタルを用いて型枠をつくり、その
型枠をそのエキスパンドメタルが略鉛直になるように配
置すると、そのエキスパンドメタルの上側の開口の下側
の辺と下側の開口の上側の辺との間の板状部分が水平面
に対して65゜〜75゜傾斜した状態になり、コンクリ
ート打設空間に打設したコンクリート中の余剰の水のみ
をその開口が流出させ、そのコンクリート中のセメント
ペーストの流出を防止することができる。
【0018】(ロ)請求項2記載の型枠用エキスパンド
メタルの製造方法は、一本の切込線を一直線上に配され
た多数の所定長の直線の切込部と各切込部間に配された
所定長の無切込部とで形成し、薄い金属板の長手方向に
間隔をおいてかつ前記長手方向に対して直角に多数本の
切込線をいれ、かつ隣合う各切込線の切込部をその切込
部の長さと無切込部の長さの和の2分の1だけずらし、
前記金属板をその長手方向に引き延ばして、金属板を含
む平面に対して直角な方向からみて、多数の切れ目状の
略六角形の開口を形成し、略六角形の各開口が、金属板
の長手方向に対して直角な方向に延びる略平行な上側及
び下側の辺と、この上側及び下側の辺の端部を結ぶ前記
辺に対して互いに逆向きに傾斜した二つの辺からなる左
側及び右側のく字状の辺とで囲まれ、上側の開口の略六
角形の下側の辺と下側の開口の略六角形の上側の辺との
間の板状部分が前記平面に対して15゜〜25゜傾斜す
るようにさせるから、コンクリート中の余剰の水のみを
流出させ、そのコンクリート中のセメントペーストの流
出を防止できる多数の開口を備えた型枠用エキスパンド
メタルを容易に製造することができる。 (ハ)請求項3に記載されているように、金属板の厚さ
を0.4mm〜1.2mmとし、切込線の切込部の長さLを
25mm〜40mmとし、無切込部の長さPを15mm〜25
mmとし、切込線の間隔Dを3mm〜6mmとし、引き延ばし
率を15%〜25%とすると、上記(イ)及び(ロ)に
記載した作用効果を奏することができる型枠用エキスパ
ンドメタルを容易に製造することができ、そのうえ、型
枠用エキスパンドメタルからなる型枠の重量を、ラワン
材(南洋材)等のベニヤ板からなる型枠の重量と比べて
軽量にすることができる。
【0019】(ニ)請求項4記載の構造体の施工方法
は、構造体の形成部に配した鉄筋又は鉄骨及び鉄筋の周
囲を型枠等で囲んでコンクリート打設空間を形成し、前
記コンクリート打設空間内にコンクリートを打設する鉄
筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造の構造体
の施工方法において、前記コンクリート打設空間の略鉛
直方向に延びる部分の少なくとも一部をエキスパンドメ
タルからなる型枠で構成し、前記エキスパンドメタルと
して、エキスパンドメタルを含む平面に対して直角な方
向からみて、その多数の切れ目状の略六角形の開口が、
長手方向に対して直角な方向に延びる略平行な上側及び
下側の辺と、この上側及び下側の辺の端部を結ぶ前記辺
に対して互いに逆向きに傾斜した二つの辺からなる左側
及び右側のく字状の辺とで囲まれ、上側の開口の下側の
辺と下側の開口の上側の辺との間の板状部分が前記平面
に対して15゜〜25゜傾斜しているものを用い、その
型枠をそのエキスパンドメタルの上側の開口の下側の辺
と下側の開口の上側の辺との間の板状部分が水平面に対
して65゜〜75゜傾斜するように配置してコンクリー
ト打設空間を形成し、このコンクリート打設空間にコン
クリートを打設し、かつ打設したコンクリートに振動を
与えるものであり、型枠のエキスパンドメタルの開口か
ら余剰の水のみが流出し、その開口からセメントペース
トが流出することがほとんどなく、密実なコンクリート
からなる構造体を確実に得ることができる。 その原因
は、多数の開口を備えたエキスパンドメタルの上側の開
口の下側の辺と下側の開口の上側の辺の間の板状部分の
傾斜角度が65゜〜75゜になっていて、各開口の上側
の辺と下側の長い辺と間の間隔が小さくなつており、液
体状のものが開口を通して流れにくくなっており、水に
比して粘性の大きいセメントペーストがエキスパンドメ
タルの開口から流出しにくくなっているためと考えられ
る。 (ホ)請求項5に記載されているように、スランプ値が
18cm以下のコンクリートをコンクリート打設空間中に
打設するようにすると、コンクリート打設空間内に打設
したコンクリートに振動を与えても、型枠のエキスパン
ドメタルの開口から流出するものは余剰の水のみにな
り、セメントペーストの流出を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の多数の切込線を設けた鋼板の平面図
【図2】実施例の型枠用エキスパンドメタルの要部の平
面図
【図3】図2に示す型枠用エキスパンドメタルをそのA
−A線で断面した側面図
【図4】実施例のリブ部を設けた型枠用エキスパンドメ
タルの正面図
【図5】実施例のエキスパンドメタルからなる型枠を用
いて基礎梁の施工する場合の型枠の配置等を示す正面図
【図6】図5に示す型枠の接合部をそのB−B線で断面
した平面図
【図7】実施例のエキスパンドメタルからなる型枠を用
いて地下の梁の施工する場合の型枠の配置等を示す正面
【符号の説明】
1 鋼板 2 切込線 2a 切込部 2b 無切込部 3 開口 4a,4b,4c 板状部分 5 リブ部 10 エキスパンドメタル 19 捨てコンクリート 20 基礎梁 20A 基礎梁鉄筋 21 耐圧盤 22,31 型枠 23a,32a 縦端太 23b,32b 横端太 23c,32c セパレーター 24,34 デッキプレート 25,35 床 28a レベルコンクリート 30A 梁鉄筋 30B 梁鉄骨 33 柱、壁等 C1〜C5 コンクリート L 切込部の長さ P 無切込部の長さ D 間隔 θ1,θ2 傾斜角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 伸也 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 望月 大輔 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 奥田 泰夫 東京都中央区銀座八丁目21番1号 株式会 社竹中工務店東京本店内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エキスパンドメタルを含む平面に対して直
    角な方向からみて、多数の切れ目状の略六角形の開口が
    形成されている型枠用エキスパンドメタルにおいて、そ
    の略六角形の開口が、長手方向に対して直角な方向に延
    びる略平行な上側及び下側の辺と、この上側及び下側の
    辺の端部を結ぶ前記辺に対して互いに逆向きに傾斜した
    二つの辺からなる左側及び右側のく字状の辺とで囲ま
    れ、上側の開口の下側の辺と下側の開口の上側の辺との
    間の板状部分が前記平面に対して15゜〜25゜傾斜し
    ていることを特徴とする型枠用エキスパンドメタル。
  2. 【請求項2】一本の切込線を一直線上に配された多数の
    所定長の直線の切込部と各切込部間に配された所定長の
    無切込部とで形成し、薄い金属板の長手方向に間隔をお
    いてかつ前記長手方向に対して直角に多数本の切込線を
    いれ、かつ隣合う各切込線の切込部をその切込部の長さ
    と無切込部の長さの和の2分の1だけずらし、前記金属
    板をその長手方向に引き延ばして、金属板を含む平面に
    対して直角な方向からみて、多数の切れ目状の略六角形
    の開口を形成し、略六角形の各開口が、金属板の長手方
    向に対して直角な方向に延びる略平行な上側及び下側の
    辺と、この上側及び下側の辺の端部を結ぶ前記辺に対し
    て互いに逆向きに傾斜した二つの辺からなる左側及び右
    側のく字状の辺とで囲まれ、上側の開口の略六角形の下
    側の辺と下側の開口の略六角形の上側の辺との間の板状
    部分が前記平面に対して15゜〜25゜傾斜するように
    させることを特徴とする型枠用エキスパンドメタルの製
    造方法。
  3. 【請求項3】金属板の厚さを0.4mm〜1.2mmとし、
    切込線の切込部の長さを25mm〜40mmとし、無切込部
    の長さを15mm〜25mmとし、切込線の間隔を3mm〜6
    mmとし、引き延ばし率を15%〜25%とすることを特
    徴とする請求項2記載の型枠用エキスパンドメタルの製
    造方法。
  4. 【請求項4】構造体の形成部に配した鉄筋又は鉄骨及び
    鉄筋の周囲を型枠等で囲んでコンクリート打設空間を形
    成し、前記コンクリート打設空間内にコンクリートを打
    設する鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造
    の構造体の施工方法において、前記コンクリート打設空
    間の略鉛直方向に延びる部分の少なくとも一部をエキス
    パンドメタルからなる型枠で構成し、前記エキスパンド
    メタルとして、エキスパンドメタルを含む平面に対して
    直角な方向からみて、その多数の切れ目状の略六角形の
    開口が、長手方向に対して直角な方向に延びる略平行な
    上側及び下側の辺と、この上側及び下側の辺の端部を結
    ぶ前記辺に対して互いに逆向きに傾斜した二つの辺から
    なる左側及び右側のく字状の辺とで囲まれ、上側の開口
    の下側の辺と下側の開口の上側の辺との間の板状部分が
    前記平面に対して15゜〜25゜傾斜しているものを用
    い、その型枠をそのエキスパンドメタルの上側の開口の
    下側の辺と下側の開口の上側の辺との間の板状部分が水
    平面に対して65゜〜75゜傾斜するように配置してコ
    ンクリート打設空間を形成し、このコンクリート打設空
    間にコンクリートを打設し、かつ打設したコンクリート
    に振動を与えることを特徴とする構造体の施工方法。
  5. 【請求項5】コンクリート打設空間中にスランプ値が1
    8cm以下のコンクリートを打設することを特徴とする請
    求項4記載の構造体の施工方法。
JP29031297A 1997-10-07 1997-10-07 型枠用エキスパンドメタル及びこれを用いる構造体の施工方法 Pending JPH11107417A (ja)

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Cited By (3)

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JP2002138663A (ja) * 2000-08-22 2002-05-17 Okabe Co Ltd 型枠用せき板
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JP2020060065A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 株式会社クギン 型枠用パネル

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