JP3060292B2 - 臥梁用ブロックとこの臥梁用ブロックを用いたブロック建築の施工方法 - Google Patents
臥梁用ブロックとこの臥梁用ブロックを用いたブロック建築の施工方法Info
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- JP3060292B2 JP3060292B2 JP8275511A JP27551196A JP3060292B2 JP 3060292 B2 JP3060292 B2 JP 3060292B2 JP 8275511 A JP8275511 A JP 8275511A JP 27551196 A JP27551196 A JP 27551196A JP 3060292 B2 JP3060292 B2 JP 3060292B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構成を有す
る臥梁用ブロックと、この臥梁用ブロックを用いたブロ
ック建築の施工方法に関するものである。
る臥梁用ブロックと、この臥梁用ブロックを用いたブロ
ック建築の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ように施工されている。 1.コンクリートブロックをモルタルを用いて積み上げ
る。その時、縦筋はすでに建てられているので横筋を配
筋し、それにモルタルを充填し積み上げていく。 2.ブロックの養生、モルタルが乾くまで振動などを与
えない。 3.木質パネル(コンパネ)で梁枠、スラブ枠を取付け
る。 4.梁筋、スラブ筋の組立てを行う。 5.設備に関する配管の施工を行う。 6.コンクリート打設、コンパネ及びブロックに十分散
水した後に、バイブレーターなどを用いてコンクリート
を打設する。 7.コンクリートの養生を行う。
ように施工されている。 1.コンクリートブロックをモルタルを用いて積み上げ
る。その時、縦筋はすでに建てられているので横筋を配
筋し、それにモルタルを充填し積み上げていく。 2.ブロックの養生、モルタルが乾くまで振動などを与
えない。 3.木質パネル(コンパネ)で梁枠、スラブ枠を取付け
る。 4.梁筋、スラブ筋の組立てを行う。 5.設備に関する配管の施工を行う。 6.コンクリート打設、コンパネ及びブロックに十分散
水した後に、バイブレーターなどを用いてコンクリート
を打設する。 7.コンクリートの養生を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.現場作業によるので、製品の精度(鉄筋のコンクリ
ートの被りやコンクリートの出来型寸法など)にばらつ
きが見られる。 2.製品の品質が型枠の取付状態やコンクリートの打設
方法、運搬及び待機時間、打ちつぎの有無、天候、気温
などによってばらつきがある。 3.専門職が多く、職種間の取り合いも複雑である。 4.上記の通り専門の職人が必要で、人工も多くなる。 5.一つの作業が終わらないと次の職種(多種の職種)
が作業ができないので工期が長い。本願は、従来の技術
の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、上述の問題を解決できるもの
を提供しようとするものである。
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.現場作業によるので、製品の精度(鉄筋のコンクリ
ートの被りやコンクリートの出来型寸法など)にばらつ
きが見られる。 2.製品の品質が型枠の取付状態やコンクリートの打設
方法、運搬及び待機時間、打ちつぎの有無、天候、気温
などによってばらつきがある。 3.専門職が多く、職種間の取り合いも複雑である。 4.上記の通り専門の職人が必要で、人工も多くなる。 5.一つの作業が終わらないと次の職種(多種の職種)
が作業ができないので工期が長い。本願は、従来の技術
の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、上述の問題を解決できるもの
を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。第1発明
は、縦長の方形の角柱状で、厚さ1A1がコンクリート
ブロック3の厚さと同一に構成された臥梁用ブロック本
体1Aにおいて、臥梁用ブロック本体1A内に当該臥梁
用ブロック本体1Aの長手方向とは直交方向をもってフ
ープ筋1Bが配筋され、フープ筋1Bと連結した状態で
臥梁用ブロック本体1A内に水平状態で上筋1C,下筋
1Dが配筋され、臥梁用ブロック本体1Aの両端面には
外方にコ字状の縦溝1Eが刻設され、臥梁用ブロック本
体1Aには所定間隔をもって角筒状の縦貫通孔1Fが開
設され、臥梁用ブロック本体1Aの下面に当該臥梁用ブ
ロック本体1Aの長手方向をもって下向き略U字状の水
平溝1Gが形成され、臥梁用ブロック本体1Aにおける
前後面の下端には段部1A2が形成されている臥梁用ブ
ロックである。(臥梁用ブロック1)
に、本発明は下記のようになるものである。第1発明
は、縦長の方形の角柱状で、厚さ1A1がコンクリート
ブロック3の厚さと同一に構成された臥梁用ブロック本
体1Aにおいて、臥梁用ブロック本体1A内に当該臥梁
用ブロック本体1Aの長手方向とは直交方向をもってフ
ープ筋1Bが配筋され、フープ筋1Bと連結した状態で
臥梁用ブロック本体1A内に水平状態で上筋1C,下筋
1Dが配筋され、臥梁用ブロック本体1Aの両端面には
外方にコ字状の縦溝1Eが刻設され、臥梁用ブロック本
体1Aには所定間隔をもって角筒状の縦貫通孔1Fが開
設され、臥梁用ブロック本体1Aの下面に当該臥梁用ブ
ロック本体1Aの長手方向をもって下向き略U字状の水
平溝1Gが形成され、臥梁用ブロック本体1Aにおける
前後面の下端には段部1A2が形成されている臥梁用ブ
ロックである。(臥梁用ブロック1)
【0005】この第1発明は、上述のほか下記のように
構成することができる。 1.正面左右に横長の方形に構成された前後板部11
A,11Bと、これら前後板部11A,11Bの下端を
連結する底板部11Cからなると共に、厚さ11A1が
コンクリートブロック3の厚さと同一に構成された臥梁
用ブロック本体11Dにおいて、臥梁用ブロック本体1
1D内に当該臥梁用ブロック本体11Dの長手方向とは
直交方向をもってフープ筋11Eが配筋され、フープ筋
11Eと連結した状態で臥梁用ブロック本体11D内に
水平状態で上筋11F,下筋11Gが配筋され、底板部
11Cの両端面には外方にコ字状の縦溝11Hが刻設さ
れ、底板部11Cには所定間隔をもって角筒状の縦貫通
孔11Iが開設され、底板部11Cの下面には当該臥梁
用ブロック本体11Dの長手方向をもって下向き略U字
状の水平溝11Jが形成され、臥梁用ブロック本体11
Dにおける前後面の下端に段部11A2が形成されてい
る。(臥梁用ブロック11)
構成することができる。 1.正面左右に横長の方形に構成された前後板部11
A,11Bと、これら前後板部11A,11Bの下端を
連結する底板部11Cからなると共に、厚さ11A1が
コンクリートブロック3の厚さと同一に構成された臥梁
用ブロック本体11Dにおいて、臥梁用ブロック本体1
1D内に当該臥梁用ブロック本体11Dの長手方向とは
直交方向をもってフープ筋11Eが配筋され、フープ筋
11Eと連結した状態で臥梁用ブロック本体11D内に
水平状態で上筋11F,下筋11Gが配筋され、底板部
11Cの両端面には外方にコ字状の縦溝11Hが刻設さ
れ、底板部11Cには所定間隔をもって角筒状の縦貫通
孔11Iが開設され、底板部11Cの下面には当該臥梁
用ブロック本体11Dの長手方向をもって下向き略U字
状の水平溝11Jが形成され、臥梁用ブロック本体11
Dにおける前後面の下端に段部11A2が形成されてい
る。(臥梁用ブロック11)
【0006】2.正面左右に横長の方形に構成された前
後板部12A,12Bと、これら前後板部12A,12
Bを当該前後板部12A,12Bの長手方向とは直交方
向に連結するよう配筋された適数本のフープ筋12Cか
らなると共に、厚さ12A1がコンクリートブロック3
の厚さと同一に構成された臥梁用ブロック本体12Dに
おいて、フープ筋12Cと連結した状態で臥梁用ブロッ
ク本体12D内に水平状態で上筋12E,下筋12Fが
配筋され、臥梁用ブロック本体12Dにおける前後面の
下端に段部12A2が形成されている。(臥梁用ブロッ
ク12)
後板部12A,12Bと、これら前後板部12A,12
Bを当該前後板部12A,12Bの長手方向とは直交方
向に連結するよう配筋された適数本のフープ筋12Cか
らなると共に、厚さ12A1がコンクリートブロック3
の厚さと同一に構成された臥梁用ブロック本体12Dに
おいて、フープ筋12Cと連結した状態で臥梁用ブロッ
ク本体12D内に水平状態で上筋12E,下筋12Fが
配筋され、臥梁用ブロック本体12Dにおける前後面の
下端に段部12A2が形成されている。(臥梁用ブロッ
ク12)
【0007】第2発明は、ブロック建築の躯体の施工に
おいて、コンクリートブロック3を横筋を配筋しながら
目地モルタルのみを使用して積み上げて形成したブロッ
ク壁5の上面に、臥梁用ブロック1,11,12のうち
のいずれかの臥梁用ブロックを載置するように構成した
臥梁用ブロックを用いたブロック建築の施工方法であ
る。
おいて、コンクリートブロック3を横筋を配筋しながら
目地モルタルのみを使用して積み上げて形成したブロッ
ク壁5の上面に、臥梁用ブロック1,11,12のうち
のいずれかの臥梁用ブロックを載置するように構成した
臥梁用ブロックを用いたブロック建築の施工方法であ
る。
【0008】第2発明は下記のように構成することがで
きる。 1.ブロック建築の躯体の施工において、コンクリート
ブロック3を横筋を配筋しながら目地モルタルのみを使
用して積み上げて形成したブロック壁5の上面に、臥梁
用ブロック1,11,12のうちのいずれかの臥梁用ブ
ロックを載置し た後、この臥梁用ブロックを利用してス
ラブ板8を張設するように構成されている。
きる。 1.ブロック建築の躯体の施工において、コンクリート
ブロック3を横筋を配筋しながら目地モルタルのみを使
用して積み上げて形成したブロック壁5の上面に、臥梁
用ブロック1,11,12のうちのいずれかの臥梁用ブ
ロックを載置し た後、この臥梁用ブロックを利用してス
ラブ板8を張設するように構成されている。
【0009】2.下記の各工程から構成されている。 第1工程 ブロックを積むための地墨を行い、基礎用縦筋2Aを植
設しながら基礎2を形成する。 第2工程 コンクリートブロック3を横筋4のみを配筋しながら目
地モルタルのみを使用して積み上げてブロック壁5を形
成する。 第3工程 目地モルタルが乾くまで振動や衝撃を与えないでブロッ
クの養生をする。 第4工程 第3工程を経たブロック壁5の上面に、臥梁用ブロック
1,11,12のいずれかの臥梁用ブロックを載置す
る。 第5工程 臥梁用ブロックを配置完了後、ハーフブロックスラブ,
エフデッキ,木製パネルなどを臥梁用ブロックの上部に
置きスラブ板8を形成する。 第6工程 スラブ板8と臥梁用ブロックに散水し、臥梁用ブロック
の縦貫通孔にバイブレーターなどを用いてコンクリート
またはモルタル14を打設する。 第7工程 コンクリートを養生する。
設しながら基礎2を形成する。 第2工程 コンクリートブロック3を横筋4のみを配筋しながら目
地モルタルのみを使用して積み上げてブロック壁5を形
成する。 第3工程 目地モルタルが乾くまで振動や衝撃を与えないでブロッ
クの養生をする。 第4工程 第3工程を経たブロック壁5の上面に、臥梁用ブロック
1,11,12のいずれかの臥梁用ブロックを載置す
る。 第5工程 臥梁用ブロックを配置完了後、ハーフブロックスラブ,
エフデッキ,木製パネルなどを臥梁用ブロックの上部に
置きスラブ板8を形成する。 第6工程 スラブ板8と臥梁用ブロックに散水し、臥梁用ブロック
の縦貫通孔にバイブレーターなどを用いてコンクリート
またはモルタル14を打設する。 第7工程 コンクリートを養生する。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。 1はプレキャストコンクリ
ート(PC)でなる本発明の臥梁用ブロックである。 図
1,図2を参照して下記のように構成されている。 縦長
の方形の角柱状で、厚さ1A1がコンクリートブロック
3の厚さと同一に構成された臥梁用ブロック本体1Aに
おいて、臥梁用ブロック本体1A内に当該臥梁用ブロッ
ク本体1Aの長手方向とは直交方向をもってフープ筋1
Bが配筋され、フープ筋1Bと連結した状態で臥梁用ブ
ロック本体1A内に水平状態で上筋1C,下筋1Dが配
筋され、臥梁用ブロック本体1Aの両端面には外方にコ
字状の縦溝1Eが刻設され、臥梁用ブロック本体1Aに
は所定間隔をもって角筒状の縦貫通孔1Fが開設され、
臥梁用ブロック本体1Aの下面には当該臥梁用ブロック
本体1Aの長手方向をもって下向き略U字状の水平溝1
Gが形成されている。 図中、1A2は臥梁用ブロック本
体1Aにおける前後面の下端に形成された段部である。
なお、縦溝1Eと縦貫通孔1Fは、落とし筋を入れるの
に使用され、打設されたコンクリートでブロック壁5を
連結するのに使用される。 水平溝1Gは、打設されたコ
ンクリートでブロック壁5を連結するのに使用される。
き図面を参照して説明する。 1はプレキャストコンクリ
ート(PC)でなる本発明の臥梁用ブロックである。 図
1,図2を参照して下記のように構成されている。 縦長
の方形の角柱状で、厚さ1A1がコンクリートブロック
3の厚さと同一に構成された臥梁用ブロック本体1Aに
おいて、臥梁用ブロック本体1A内に当該臥梁用ブロッ
ク本体1Aの長手方向とは直交方向をもってフープ筋1
Bが配筋され、フープ筋1Bと連結した状態で臥梁用ブ
ロック本体1A内に水平状態で上筋1C,下筋1Dが配
筋され、臥梁用ブロック本体1Aの両端面には外方にコ
字状の縦溝1Eが刻設され、臥梁用ブロック本体1Aに
は所定間隔をもって角筒状の縦貫通孔1Fが開設され、
臥梁用ブロック本体1Aの下面には当該臥梁用ブロック
本体1Aの長手方向をもって下向き略U字状の水平溝1
Gが形成されている。 図中、1A2は臥梁用ブロック本
体1Aにおける前後面の下端に形成された段部である。
なお、縦溝1Eと縦貫通孔1Fは、落とし筋を入れるの
に使用され、打設されたコンクリートでブロック壁5を
連結するのに使用される。 水平溝1Gは、打設されたコ
ンクリートでブロック壁5を連結するのに使用される。
【0011】臥梁用ブロック1については、上述のほか
下記のように構成することができる。 A.図3,図4を参照して、他の実施例の臥梁用ブロッ
ク11は、正面左右に横長の方形に構成された前後板部
11A,11Bと、これら前後板部11A,11Bの下
端を連結する底板部11Cからなると共に、厚さ11A
1がコンクリートブロック3の厚さと同一に構成された
臥梁用ブロック本体11Dにおいて、臥梁用ブロック本
体11D内に当該臥梁用ブロック本体11Dの長手方向
とは直交方向をもってフープ筋11Eが配筋され、フー
プ筋11Eと連結した状態で臥梁用ブロック本体11D
内に水平状態で上筋11F,下筋11Gが配筋され、底
板部11Cの両端面には外方にコ字状の縦溝11Hが刻
設され、底板部11Cには所定間隔をもって角筒状の縦
貫通孔11Iが開設され、底板部11Cの下面には当該
臥梁用ブロック本体11Dの長手方向をもって下向き略
U字状の水平溝11Jが形成されている。 図中、11A
2は臥梁用ブロック本体11Dにおける前後面の下端に
形成され た段部である。 なお、縦溝11Hと縦貫通孔1
1Iは、落とし筋を入れるのに使用され、打設されたコ
ンクリートでブロック壁5を連結するのに使用される。
水平溝11Jは、打設されたコンクリートでブロック壁
5を連結するのに使用される。
下記のように構成することができる。 A.図3,図4を参照して、他の実施例の臥梁用ブロッ
ク11は、正面左右に横長の方形に構成された前後板部
11A,11Bと、これら前後板部11A,11Bの下
端を連結する底板部11Cからなると共に、厚さ11A
1がコンクリートブロック3の厚さと同一に構成された
臥梁用ブロック本体11Dにおいて、臥梁用ブロック本
体11D内に当該臥梁用ブロック本体11Dの長手方向
とは直交方向をもってフープ筋11Eが配筋され、フー
プ筋11Eと連結した状態で臥梁用ブロック本体11D
内に水平状態で上筋11F,下筋11Gが配筋され、底
板部11Cの両端面には外方にコ字状の縦溝11Hが刻
設され、底板部11Cには所定間隔をもって角筒状の縦
貫通孔11Iが開設され、底板部11Cの下面には当該
臥梁用ブロック本体11Dの長手方向をもって下向き略
U字状の水平溝11Jが形成されている。 図中、11A
2は臥梁用ブロック本体11Dにおける前後面の下端に
形成され た段部である。 なお、縦溝11Hと縦貫通孔1
1Iは、落とし筋を入れるのに使用され、打設されたコ
ンクリートでブロック壁5を連結するのに使用される。
水平溝11Jは、打設されたコンクリートでブロック壁
5を連結するのに使用される。
【0012】B.図5,図6を参照して、他の実施例の
臥梁用ブロック12は、正面左右に横長の方形に構成さ
れた前後板部12A,12Bと、これら前後板部12
A,12Bを当該前後板部12A,12Bの長手方向と
は直交方向に連結するよう配筋された適数本のフープ筋
12Cからなると共に、厚さ12A1がコンクリートブ
ロック3の厚さと同一に構成された臥梁用ブロック本体
12Dにおいて、フープ筋12Cと連結した状態で臥梁
用ブロック本体12D内に水平状態で上筋12E,下筋
12Fが配筋されている。 図中、12A2は臥梁用ブロ
ック本体12Dにおける前後面の下端に形成された段部
である。
臥梁用ブロック12は、正面左右に横長の方形に構成さ
れた前後板部12A,12Bと、これら前後板部12
A,12Bを当該前後板部12A,12Bの長手方向と
は直交方向に連結するよう配筋された適数本のフープ筋
12Cからなると共に、厚さ12A1がコンクリートブ
ロック3の厚さと同一に構成された臥梁用ブロック本体
12Dにおいて、フープ筋12Cと連結した状態で臥梁
用ブロック本体12D内に水平状態で上筋12E,下筋
12Fが配筋されている。 図中、12A2は臥梁用ブロ
ック本体12Dにおける前後面の下端に形成された段部
である。
【0013】臥梁用ブロック1,11,12の寸法は、
凡そ下記の通りのものが好適であった。 臥梁用ブロック
の長さは現場によって異なる。 臥梁用ブロックの高さ4
00〜450mm。 臥梁用ブロックの厚さ190mm。
フープ筋の高さ115〜165mm。 フープ筋の間隔は
現場によって異なる。
凡そ下記の通りのものが好適であった。 臥梁用ブロック
の長さは現場によって異なる。 臥梁用ブロックの高さ4
00〜450mm。 臥梁用ブロックの厚さ190mm。
フープ筋の高さ115〜165mm。 フープ筋の間隔は
現場によって異なる。
【0014】13は臥梁用ブロック1を用いたブロック
建築の施工方法によって得たブロック建築の躯体であ
る。 臥梁用ブロック1を用いたブロック建築の施工方法
は、下記の工程から構成されている。 第1工程(墨出し、縦遣方) 図12,図13のごとく、ブロックを積むための地墨を
行い、基礎用縦筋2Aを植設しながら基礎2を形成す
る。
建築の施工方法によって得たブロック建築の躯体であ
る。 臥梁用ブロック1を用いたブロック建築の施工方法
は、下記の工程から構成されている。 第1工程(墨出し、縦遣方) 図12,図13のごとく、ブロックを積むための地墨を
行い、基礎用縦筋2Aを植設しながら基礎2を形成す
る。
【0015】第2工程(配筋、コンクリートブロック積
み) 図14ないし図17のごとく、コンクリートブロック3
を横筋4のみを配筋しながら目地モルタル(図示略)の
みを使用して積み上げてブロック壁5を形成する。 コン
クリートブロック3には、下記の種類がある。 すなわ
ち、図7で示す公知の基本ブロック3A、図8で示す公
知の横筋ブロック3B、図9で示す公知のコーナーブロ
ック3C、図10,図11で示す公知のマグサ用ブロッ
ク3D。 なお、マグサ用ブロック3Dはコーナーブロッ
ク3Cをカットして構成されている。 この場合、 A.鉄筋は横筋のみを積む際にスペンサーなどを利用し
て所定の位置に配筋する。 B.開口上部のマグサはマグサ受けを取付け、コンクリ
ートブロック積みとするか、既成のマグサを利用する。 C.設備などの配管は、コンクリートブロック積みと同
時期にコンクリートブロック内の空胴部に施工する。 D.ブロック壁5における縦空胴部5Aに配管などの設
備(図示略)を施工する。
み) 図14ないし図17のごとく、コンクリートブロック3
を横筋4のみを配筋しながら目地モルタル(図示略)の
みを使用して積み上げてブロック壁5を形成する。 コン
クリートブロック3には、下記の種類がある。 すなわ
ち、図7で示す公知の基本ブロック3A、図8で示す公
知の横筋ブロック3B、図9で示す公知のコーナーブロ
ック3C、図10,図11で示す公知のマグサ用ブロッ
ク3D。 なお、マグサ用ブロック3Dはコーナーブロッ
ク3Cをカットして構成されている。 この場合、 A.鉄筋は横筋のみを積む際にスペンサーなどを利用し
て所定の位置に配筋する。 B.開口上部のマグサはマグサ受けを取付け、コンクリ
ートブロック積みとするか、既成のマグサを利用する。 C.設備などの配管は、コンクリートブロック積みと同
時期にコンクリートブロック内の空胴部に施工する。 D.ブロック壁5における縦空胴部5Aに配管などの設
備(図示略)を施工する。
【0016】第3工程(ブロック壁の養生) 目地モルタルが乾くまで振動や衝撃を与えないでブロッ
クの養生をする。 また、天候や気温にも注意するのは当
然である。
クの養生をする。 また、天候や気温にも注意するのは当
然である。
【0017】第4工程(臥梁用ブロック積み・配筋) 図18ないし図22のごとく、第3工程を経たブロック
壁5の上面に臥梁用ブ ロック1,11,12のいずれか
を配置する。 この場合、 A.臥梁用ブロック同士の取り合いは既成の金物7で連
結し、上筋や下筋の取り合いは溶接か定尺で取り合う。 B.これら臥梁用ブロックは、あらかじめ工場で製作し
た後、現場に搬入することになる。 そして、搬入と同時
期にブロック壁5の上端に配置する。 また、臥梁用ブロ
ック同士の取り合いは既成の金物7で連結し、上筋や下
筋の取り合いは溶接と定尺で行う。
壁5の上面に臥梁用ブ ロック1,11,12のいずれか
を配置する。 この場合、 A.臥梁用ブロック同士の取り合いは既成の金物7で連
結し、上筋や下筋の取り合いは溶接か定尺で取り合う。 B.これら臥梁用ブロックは、あらかじめ工場で製作し
た後、現場に搬入することになる。 そして、搬入と同時
期にブロック壁5の上端に配置する。 また、臥梁用ブロ
ック同士の取り合いは既成の金物7で連結し、上筋や下
筋の取り合いは溶接と定尺で行う。
【0018】第5工程(スラブ板の設置) 図21ないし図23のごとく、臥梁用ブロックを配置完
了後、既成のハーフブロックスラブもしくはエフデッキ
などを臥梁用ブロックの上部に置きスラブ板8を形成す
る。 スラブ板上からブロック縦筋15を臥梁用ブロック
の縦貫通孔より落とし込んで所定の位置に配筋した後、
主筋9,スラブ筋10を配筋する。 また、設備配管(図
示略)は平行して行う。 なお、図示のスラブ板8につい
ては公知のスぺーサー8Aがあらかじめ取付けられたも
のとなっているが、公知の木製パネルを使用して、これ
にスぺーサーを使用してスラブを配筋することができ
る。
了後、既成のハーフブロックスラブもしくはエフデッキ
などを臥梁用ブロックの上部に置きスラブ板8を形成す
る。 スラブ板上からブロック縦筋15を臥梁用ブロック
の縦貫通孔より落とし込んで所定の位置に配筋した後、
主筋9,スラブ筋10を配筋する。 また、設備配管(図
示略)は平行して行う。 なお、図示のスラブ板8につい
ては公知のスぺーサー8Aがあらかじめ取付けられたも
のとなっているが、公知の木製パネルを使用して、これ
にスぺーサーを使用してスラブを配筋することができ
る。
【0019】第6工程(充填モルタルの打設)図24ないし図27のごとく、スラブ板8と臥梁用ブロ
ックに散水し、臥梁用ブロックの縦貫通孔にバイブレー
ターなどを用いてコンクリートまたはモルタル14を打
設する。
ックに散水し、臥梁用ブロックの縦貫通孔にバイブレー
ターなどを用いてコンクリートまたはモルタル14を打
設する。
【0020】第7工程(養生)コンクリートの初期強度がでるまで振動や衝撃を与えな
い。 また、天候や気温にも注意をし養生する。
い。 また、天候や気温にも注意をし養生する。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.工場製作品である臥梁用ブロックを使うことによ
り、鉄筋コンクリートの被りやコンクリートの出来型寸
法などのばらつきが減少し、また、型枠の寸法やコンク
リートの打設方法は一定になり、天候や気温にも左右さ
れることがないので、製品の精度及び品質を向上させる
ことができる。 2.ブロックの空胴部にコンクリートまたはモルタル1
4を流し込み充填することによって、空胴部に隙間なく
入るので、従来のブロックを積みながらモルタルを入れ
ていく方法よりも、良い状態のブロック壁ができる。 3.ブロックを目地モルタルのみで積み、工場製作品を
使うことにより、現場作業を減少することができ、工期
短縮が図ることができる。 4.上記のことから専門職種を減らすことができ、人工
も減少させることができる。 多職工の採用が可能であ
る。多職工を採用すると、職人は工事期間中、作業の空
きがないのでそれだけでも人工を減少できる。 5.木質パネルを使用しないので、自然保護にも役立
つ。
で次に記載する効果を奏する。 1.工場製作品である臥梁用ブロックを使うことによ
り、鉄筋コンクリートの被りやコンクリートの出来型寸
法などのばらつきが減少し、また、型枠の寸法やコンク
リートの打設方法は一定になり、天候や気温にも左右さ
れることがないので、製品の精度及び品質を向上させる
ことができる。 2.ブロックの空胴部にコンクリートまたはモルタル1
4を流し込み充填することによって、空胴部に隙間なく
入るので、従来のブロックを積みながらモルタルを入れ
ていく方法よりも、良い状態のブロック壁ができる。 3.ブロックを目地モルタルのみで積み、工場製作品を
使うことにより、現場作業を減少することができ、工期
短縮が図ることができる。 4.上記のことから専門職種を減らすことができ、人工
も減少させることができる。 多職工の採用が可能であ
る。多職工を採用すると、職人は工事期間中、作業の空
きがないのでそれだけでも人工を減少できる。 5.木質パネルを使用しないので、自然保護にも役立
つ。
【図1】臥梁用ブロックの斜視図である。
【図2】A−A線断面図である。
【図3】臥梁用ブロックの他の実施例の斜視図である。
【図4】B−B線断面図である。
【図5】臥梁用ブロックの他の実施例の斜視図である。
【図6】C−C線断面図である。
【図7】基本ブロックの斜視図である。
【図8】横筋ブロックの斜視図である。
【図9】コーナーブロックの斜視図である。
【図10】マグサ用ブロックの斜視図である。
【図11】マグサ用ブロックの製法を説明する斜視図で
ある。
ある。
【図12】縦筋の施工状態を説明する斜視図である。
【図13】同上の縦断面図である。
【図14】組積工程を説明する斜視図である。
【図15】同上の縦断面図である。
【図16】組積工程の進行状態を説明する斜視図であ
る。
る。
【図17】同上の縦断面図である。
【図18】壁面に臥梁用ブロックをセットした状態を説
明する斜視図である。
明する斜視図である。
【図19】同上の縦断面図である。
【図20】縦筋の落し込み工程を説明する斜視図であ
る。
る。
【図21】同上の縦断面図である。
【図22】臥梁用ブロックの連結状態を説明する平面図
である。
である。
【図23】スラブ板を取付けた状態を説明する斜視図で
ある。
ある。
【図24】充填モルタルを打設している状態を説明する
縦断面図である。
縦断面図である。
【図25】充填モルタルを打設している状態を説明する
縦断面図である。
縦断面図である。
【図26】充填モルタルの打設が完了した状態を説明す
る縦断面図である。
る縦断面図である。
【図27】臥梁用ブロック部分へスラブコンクリートを
打設している状態を説明する縦断面図である。
打設している状態を説明する縦断面図である。
【図28】同上の斜視図である。
【図29】他の実施例の臥梁用ブロックの連結状態を説
明する平面図である。
明する平面図である。
1 臥梁用ブロック 11 臥梁用ブロ
ック 12 臥梁用ブロック 13 ブロック建
築の躯体 2 基礎 3 コンクリート
ブロック 4 横筋 5 ブロック壁 8 スラブ板
ック 12 臥梁用ブロック 13 ブロック建
築の躯体 2 基礎 3 コンクリート
ブロック 4 横筋 5 ブロック壁 8 スラブ板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/02 E04B 2/02 E04B 5/32 - 5/40
Claims (6)
- 【請求項1】 縦長の方形の角柱状で、厚さ(1A1)
がコンクリートブロック(3)の厚さと同一に構成され
た臥梁用ブロック本体(1A)において、臥梁用ブロッ
ク本体(1A)内に当該臥梁用ブロック本体(1A)の
長手方向とは直交方向をもってフープ筋(1B)が配筋
され、フープ筋(1B)と連結した状態で臥梁用ブロッ
ク本体(1A)内に水平状態で上筋(1C),下筋(1
D)が配筋され、臥梁用ブロック本体(1A)の両端面
には外方にコ字状の縦溝(1E)が刻設され、臥梁用ブ
ロック本体(1A)には所定間隔をもって角筒状の縦貫
通孔(1F)が開設され、臥梁用ブロック本体(1A)
の下面に当該臥梁用ブロック本体(1A)の長手方向を
もって下向き略U字状の水平溝(1G)が形成され、臥
梁用ブロック本体(1A)における前後面の下端には段
部(1A2)が形成されていることを特徴とする臥梁用
ブロック。 - 【請求項2】 正面左右に横長の方形に構成された前後
板部(11A,11B)と、これら前後板部(11A,
11B)の下端を連結する底板部(11C)からなると
共に、厚さ(11A1)がコンクリートブロック(3)
の厚さと同一に構成された臥梁用ブロック本体(11
D)において、臥梁用ブロック本体(11D)内に当該
臥梁用ブロック本体(11D)の長手方向とは直交方向
をもってフープ筋(11E)が配筋され、フープ筋(1
1E)と連結した状態で臥梁用ブロック本体(11D)
内に水平状態で上筋(11F),下筋(11G)が配筋
され、底板部(11C)の両端面には外方にコ字状の縦
溝(11H)が刻設され、底板部(11C)には所定間
隔をもって角筒状の縦貫通孔(11I)が開設され、底
板部(11C)の下面には当該臥梁用ブロック本体(1
1D)の長手方向をもって下向き略U字状の水平溝(1
1J)が形成され、臥梁用ブロック本体(11D)にお
ける前後面の下端に段部(11A2)が形成されている
ことを特徴とする臥梁用ブロック。 - 【請求項3】 正面左右に横長の方形に構成された前後
板部(12A,12B)と、これら前後板部(12A,
12B)を当該前後板部(12A,12B)の長手方向
とは直交方向に連結するよう配筋された適数本のフープ
筋(12C)からなると共に、厚さ(12A1)がコン
クリートブロック(3)の厚さと同一に構成された臥梁
用ブロック本体(12D)において、フープ筋(12
C)と連結した状態で臥梁用ブロック本体(12D)内
に水平状態で上筋(12E),下筋(12F)が配筋さ
れ、臥梁用ブロック本体(12D)における前後面の下
端に段部(12A2)が形成されていることを特徴とす
る臥梁用ブロック。 - 【請求項4】 ブロック建築の躯体の施工において、コ
ンクリートブロック(3)を横筋を配筋しながら目地モ
ルタルのみを使用して積み上げて形成したブロック壁
(5)の上面に、請求項1ないし請求項3のうちのいず
れかに記載の臥梁用ブロックを載置するように構成した
ことを特徴とする臥梁用ブロックを用いたブロック建築
の施工方法。 - 【請求項5】 ブロック建築の躯体の施工において、コ
ンクリートブロック(3)を横筋を配筋しながら目地モ
ルタルのみを使用して積み上げて形成したブロック壁
(5)の上面に、請求項1ないし請求項3のうちのいず
れかに記載の臥梁用ブロックを載置した後、この臥梁用
ブロックを利用してスラブ板(8)を張設するように構
成したことを特徴とする臥梁用ブロックを用いたブロッ
ク建築の施工方法。 - 【請求項6】 下記の各工程から構成されていることを
特徴とする臥梁用ブロックを用いたブロック建築の施工
方法。第1工程 ブロックを積むための地墨を行い、基礎用縦筋(2A)
を植設しながら基礎(2)を形成する。 第2工程 コンクリートブロック(3)を横筋(4)のみを配筋し
ながら目地モルタルのみを使用して積み上げてブロック
壁(5)を形成する。 第3工程 目地モルタルが乾くまで振動や衝撃を与えないでブロッ
クの養生をする。 第4工程 第3工程を経たブロック壁(5)の上面に、請求項1な
いし請求項3のうちのいずれかに記載の臥梁用ブロック
を載置する。 第5工程 臥梁用ブロックを配置完了後、ハーフブロックスラブ,
エフデッキ,木製パネルなどを臥梁用ブロックの上部に
置きスラブ板(8)を形成する。 第6工程 スラブ板(8)と臥梁用ブロックに散水し、臥梁用ブロ
ックの縦貫通孔にバイブレーターなどを用いてコンクリ
ートまたはモルタル(14)を打設する。 第7工程 コンクリートを養生する。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8275511A JP3060292B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 臥梁用ブロックとこの臥梁用ブロックを用いたブロック建築の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8275511A JP3060292B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 臥梁用ブロックとこの臥梁用ブロックを用いたブロック建築の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10102577A JPH10102577A (ja) | 1998-04-21 |
JP3060292B2 true JP3060292B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=17556504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8275511A Expired - Fee Related JP3060292B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | 臥梁用ブロックとこの臥梁用ブロックを用いたブロック建築の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3060292B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103817782A (zh) * | 2014-02-27 | 2014-05-28 | 路彤 | 一种带凹槽的加气混凝土砌块及其制作和施工方法 |
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CN112554376A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-03-26 | 三梁环境技术(山西)有限公司 | 一种新型轻集料混凝土承重条板砌块及其制造方法 |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP8275511A patent/JP3060292B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103817782B (zh) * | 2014-02-27 | 2016-05-18 | 福州市一建建设股份有限公司 | 一种带凹槽的加气混凝土砌块及其施工方法 |
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JPH10102577A (ja) | 1998-04-21 |
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