JPH11106613A - 印刷配線板用樹脂組成物及びそれを用いた印刷配線板 - Google Patents

印刷配線板用樹脂組成物及びそれを用いた印刷配線板

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JPH11106613A
JPH11106613A JP27572897A JP27572897A JPH11106613A JP H11106613 A JPH11106613 A JP H11106613A JP 27572897 A JP27572897 A JP 27572897A JP 27572897 A JP27572897 A JP 27572897A JP H11106613 A JPH11106613 A JP H11106613A
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JP
Japan
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printed wiring
resin composition
wiring board
cyanate
flame retardant
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JP27572897A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Mizuno
康之 水野
Shigeo Sase
茂雄 佐瀬
Mare Takano
希 高野
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Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/032Organic insulating material consisting of one material
    • H05K1/0326Organic insulating material consisting of one material containing O
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
    • H05K1/0373Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement containing additives, e.g. fillers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸水率が低く、高いガラス転移温度(Tg)
と良好な耐電食性、耐熱性、接着性を有し、かつ比誘電
率及び誘電正接が低い印刷配線板用樹脂組成物及びそれ
を用いた印刷配線板を提供する。 【解決手段】 (A)分子中にシアナト基を2個以上含
有するシアネート類化合物、(B)エポキシ樹脂、
(C)難燃剤及び(D)フェノール系酸化防止剤又は硫
黄有機化合物を必須成分として含む樹脂組成物におい
て、(B)エポキシ樹脂が、式(1)で表されるエポキ
シ樹脂を少なくとも1種類以上含む印刷配線板用樹脂組
成物。この印刷配線板用樹脂組成物をワニスとし、基材
に含浸乾燥して得られるプリプレグの少なくとも1枚以
上を重ね、その片面又は両面に金属箔を積層し、加熱加
圧成形して得られる印刷配線板。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Tg(ガラス転移
温度)が高く、耐電食性、誘電特性及び耐湿耐熱性に優
れた印刷配線板用樹脂組成物及びそれを用いた印刷配線
板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信分野等の高周波機器や大型コ
ンピュータ等に用いられる印刷配線板用材料には、比誘
電率及び誘電正接の低い樹脂材料が望まれている。これ
に対し比誘電率や誘電正接の低いふっ素樹脂やポリフェ
ニレンエーテル樹脂等の熱可塑性の樹脂材料が使用され
てきたが、これらはコストが高く、また成形時に高温、
高圧が必要という問題や寸法安定性、金属めっきとの接
着性に劣るという欠点を残している。一方、熱硬化性樹
脂材料の中で比誘電率や誘電正接が低い樹脂として知ら
れるシアネートエステル樹脂及びこれをベースとしたB
T(ビスマレイミドトリアジン)樹脂等の樹脂材料が提
案されている。しかし、これらの樹脂材料単独では、吸
水率が高く、また金属との接着性、耐燃性、吸湿時の耐
熱性に劣るという問題のほか、剛直な骨格のため硬化物
が脆くスルーホールのドリル加工時等にクラックが発生
しやすい。このためこのクラックから金属マイグレーシ
ョン(電食)が発生しやすく、高い電気絶縁信頼性を満
足できないという欠点があった。
【0003】そこで、BT(ビスマレイミドトリアジ
ン)樹脂やシアネートエステル樹脂における上記問題の
改良を目的として、こららの樹脂材料に特開昭63−5
4419号公報に示されているフェノールノボラックの
グリシジルエーテル化物、特開平2−214741号公
報に示されているフェノール類付加ジシクロペンタジエ
ン重合体のグリシジルエーテル化物、特開平3−840
40号公報に示されているビスフェノールAのグリシジ
ルエーテル化物等のエポキシ樹脂、特開平2−2867
23号公報に示されている臭素化フェノールノボラック
のグリシジルエーテル化物、特開平5−339342号
公報に示されている臭素化ビスフェノールAのグリシジ
ルエーテル化物等のエポキシ樹脂を併用させる方法等が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平3−8
4040号公報に示されているようなエポキシ樹脂をシ
アネートエステル樹脂に併用させる方法では、金属との
接着性やクラックの発生等の加工性といった欠点は改善
されるものの、Tgが大幅に低下することや誘電特性が
悪化するという欠点がある。また、吸水率の低減や吸湿
時の耐熱性の改善には大きな効果が見られない。特開昭
63−54419号公報に示されているようなエポキシ
樹脂を併用させる方法では、Tgの低下をある程度は抑
えたり、吸湿時の耐熱性及び金属との接着性は改善でき
るものの、吸水率が高くなったり誘電特性が悪化すると
いう欠点があり、また加工性の改善には大きな効果が見
られない。特開平2−214741号公報に示されてい
るようなエポキシ樹脂を併用させる方法では、吸水性、
加工性、吸湿時の耐熱性は改善されるものの、Tgが低
下することや金属との接着性及びGHz帯域での誘電特
性が悪化するという問題がある。また、特開平2−28
6723号公報に示されている臭素化フェノールノボラ
ックのグリシジルエーテル化物、特開平5−33934
2号公報に示されている臭素化ビスフェノールAのグリ
シジルエーテル化物等のエポキシ樹脂を併用させる方法
では、加工性、吸湿時の耐熱性の改善や耐燃性は付加で
きるものの、Tgの低下や吸水性、誘電特性が悪化する
という問題を残している。
【0005】本発明は、かかる状況に鑑みなされたもの
で、吸湿時の耐熱性、接着性、耐燃性等の特性を損なう
ことなく、吸水率が低く、かつ高いTgと高周波帯域で
優れた誘電特性を有し、かつ金属マイグレーションの発
生を抑え、高い電気絶縁信頼性を与える印刷配線板用樹
脂組成物及びそれを用いた印刷配線板を提供することを
目的にした。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)分子中
にシアナト基を2個以上含有するシアネート類化合物、
(B)エポキシ樹脂、(C)難燃剤及び(D)フェノー
ル系酸化防止剤又は硫黄有機化合物系酸化防止剤を必須
成分として含む樹脂組成物において、(B)エポキシ樹
脂が、式(1)で表されるエポキシ樹脂を少なくとも1
種類以上含む印刷配線板用樹脂組成物である。
【0007】
【化4】
【0008】また、本発明は、(A)分子中にシアナト
基を2個以上含有するシアネート類化合物のシアナト基
1.0モルに対して(B)エポキシ樹脂のグリシジル基
を0.1〜1.0モル配合し、(A)、(B)の合計1
00重量部に対し(C)難燃剤を5〜200重量部及び
(D)フェノール系酸化防止剤又は硫黄有機化合物系酸
化防止剤を0.1〜30重量部含むと好ましい印刷配線
板用樹脂組成物である。 そして、(A)分子中にシア
ナト基を2個以上含有するシアネート類化合物が、式
(2)で表されるシアネート類化合物を少なくとも1種
類以上含むと好ましい印刷配線板用樹脂組成物である。
【0009】
【化5】
【0010】また、本発明は、(A)分子中にシアナト
基を2個以上含有するシアネート類化合物が、2,2−
ビス(4−シアネートフェニル)プロパン,ビス(3,
5−ジメチル−4−シアネートフェニル)メタン,2,
2−ビス(4−シアネートフェニル)−1,1,1,
3,3,3−ヘキサフルオロプロパン及びα,α’−ビ
ス(4−シアネートフェニル)−m−ジイソプロピルベ
ンゼンから選ばれる少なくとも1種類以上を含むと好ま
しく、(C)難燃剤に(A)分子中にシアナト基を2個
以上含有するシアネート類化合物との反応性を有しない
難燃剤を使用し、このシアネート類化合物と反応性を有
しない難燃剤に、1,2−ジブロモ−4−(1,2−ジ
ブロモエチル)シクロヘキサン,テトラブロモシクロオ
クタン又はヘキサブロモシクロドデカンから選ばれる脂
肪族環型難燃剤の少なくとも1種類以上を、また、シア
ネート類化合物と反応性を有しない難燃剤が、式(3)
で表される複素環型難燃剤を少なくとも1種類又は式
(3)で表される複素環型難燃剤とシアネート類化合物
と反応性を有しない難燃剤との2種類以上との混合物を
用いると好ましい印刷配線板用樹脂組成物である。
【0011】
【化6】
【0012】また、本発明は、上記した印刷配線板用樹
脂組成物をワニスとし、基材に含浸乾燥して得られるプ
リプレグの少なくとも1枚以上を重ねその片面又は両面
に金属箔を積層し、加熱加圧成形して得られる印刷配線
板である。このような組成物とすることにより、吸湿時
の耐熱性、接着性、耐燃性等の特性を損なうことなく、
吸水率が低く、かつ高いTgと高周波帯域で優れた誘電
特性を有し、かつ金属マイグレーションの発生を抑え、
高い電気絶縁信頼性を与える印刷配線板を提供すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の印刷配線板用樹脂組成物
において用いる(A)分子中にシアナト基を2個以上含
有するシアネート類化合物は、特に限定されるものでは
ないが、式(2)で表される化合物が好ましく、具体例
としては、2,2−ビス(4−シアネートフェニル)プ
ロパン、ビス(4−シアネートフェニル)エタン、ビス
(3,5−ジメチル−4−シアネートフェニル)メタ
ン、2,2−ビス(4−シアネートフェニル)−1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン、α,
α’−ビス(4−シアネートフェニル)−m−ジイソプ
ロピルベンゼン、フェノール付加ジシクロペンタジエン
重合体のシアネートエステル化物等及びそれらのプレポ
リマが挙げられる。これらの内、2,2−ビス(4−シ
アネートフェニル)プロパン,ビス(3,5−ジメチル
−4−シアネートフェニル)メタン,2,2−ビス(4
−シアネートフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘ
キサフルオロプロパン及びα,α’−ビス(4−シアネ
ートフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼンが、硬化
物の誘電特性が特に良好となるため好ましい。
【0014】上記の(A)分子中にシアナト基を2個以
上含有するシアネート類化合物のモノマは結晶性が高
く、これらのモノマを溶剤でワニス化する場合、固形分
濃度にもよるがワニス中で再結晶する場合がある。その
ため上記シアネート化合物モノマをあらかじめプレポリ
マ化して用いるのが好ましい。プレポリマのシアナト基
の転化率は特に制限するものではないが、通常は20〜
60重量%の範囲内で転化されたプレポリマを用いるこ
とが望ましい。また(A)分子中にシアナト基を2個以
上含有するシアネート類化合物は一種類単独で用いても
よく、又は二種類以上を併用して用いてもよい。
【0015】本発明の印刷配線板用樹脂組成物において
用いる(B)エポキシ樹脂としては、式(1)で表され
るエポキシ樹脂を用いる。その具体例として、1又は2
個の低級アルキル基を有する一価フェノール類化合物と
ヒドロキシベンズアルデヒドとの酸触媒下における縮合
物を原料とし、エピクロルヒドリン等によりグリシジル
エーテル化したエポキシ樹脂が挙げられる。しかし、縮
合及びグリシジルエーテル化の方法については特に制限
するものではない。また、式(1)で表される(B)エ
ポキシ樹脂は、一種類単独で用いてもよく、二種類以上
を混合して用いてもよい。
【0016】本発明における(B)エポキシ樹脂の配合
量は、特に制限するものではないが、(A)シアネート
類化合物のシアナト基1.0モルに対して(B)エポキ
シ樹脂のグリシジル基を0.1〜1.0モルの範囲で配
合することが好ましい。更に好ましくは0.1〜0.6
モルである。0.1モル未満の場合、金属との接着性、
吸湿時の耐熱性が悪化する傾向を示し、1.0モルを超
えると1GHz以上の高周波帯域での誘電特性が悪化す
る傾向を示すため好ましくない。
【0017】本発明の印刷配線板用樹脂組成物において
用いる(C)難燃剤は、(A)分子中にシアナト基を2
個以上含有するシアネート類化合物と反応性を有しない
難燃剤、即ち、シアナト基との反応性を有する官能基を
有しない難燃剤が好ましく、具体例として、1,2−ジ
ブロモ−4−(1,2−ジブロモエチル)シクロヘキサ
ン、テトラブロモオクタン及びヘキサブロモシクロドデ
カン等の脂肪族環型難燃剤及び式(3)で表される複素
環型難燃剤が挙げられる。式(3)で表される複素環型
難燃剤として、2,4,6−トリス(トリブロモフェノ
キシ)−1,3,5−トリアジンが好ましい。(C)難
燃剤は、(A)分子中にシアナト基を2個以上含有する
シアネート類化合物と(B)エポキシ樹脂の合計100
重量部に対し、5〜200重量部の範囲で配合すること
が好ましい。より好ましくは、5〜100重量部であ
る。5重量部未満では、難燃効果に乏しく、200重量
部を超えると耐熱性が低下するので好ましくない。
【0018】本発明の印刷配線板用樹脂組成物において
用いる(D)の酸化防止剤としては、フェノール系酸化
防止剤、硫黄有機化合物系酸化防止剤が用いられる。フ
ェノール系酸化防止剤の具体例としては、ピロガロー
ル、ブチル化ヒドロキシアニソール、2,6−ジ−t−
ブチル−4−メチルフェノールなどのモノフェノール系
や2,2’−メチレン−ビス−(4−メチル−6−t−
ブチルフェノール)、4,4’−チオビス−(3−メチ
ル−6−t−ブチルフェノール)などのビスフェノール
系及び1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
ベンゼン、テトラキス−〔メチレン−3−(3’−5’
−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート〕メタンなどの高分子型フェノール系が挙げら
れる。フェノール系酸化防止剤の中でも、特にビスフェ
ノール系酸化防止剤が効果の点で好ましい。硫黄有機化
合物系酸化防止剤の具体例としては、ジラウリルチオジ
プロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート等
がある。これらの酸化防止剤は何種類かを併用してもよ
い。本発明の(C)難燃剤は、(A)分子中にシアナト
基を2個以上含有するシアネート類化合物のシアナト基
1.0モルに対して(B)エポキシ樹脂のグリシジル基
を0.1〜1.0モル配合し、(A)、(B)の合計1
00重量部に対し、0.1〜30重量部含むと好まし
い。0.1重量部未満では、絶縁特性の向上は見られ
ず、30重量部を超えると絶縁特性は低下するようにな
る。
【0019】本発明の印刷配線板用樹脂組成物では、硬
化反応を促進するための硬化促進剤が用いられる。本発
明の印刷配線板用樹脂組成物に用いられる硬化促進剤の
具体例としては、コバルト、マンガン、スズ、ニッケ
ル、亜鉛、銅、鉄等の有機金属塩や有機金属錯体等シア
ナト基の硬化反応を促進させるような触媒機能を有する
化合物を用いることができる。硬化促進剤は、一種類単
独で用いてもよく又は二種類以上を混合して用いてもよ
い。
【0020】本発明の印刷配線板用樹脂組成物では、グ
リシジル基の反応を促進させるような触媒機能を有する
化合物を併用することもできる。具体的には、アルカリ
金属化合物、アルカリ土類金属化合物、イミダゾール化
合物、有機リン化合物、第二級アミン、第三級アミン、
第四級アンモニウム塩等が挙げられる。これらの化合物
は一種類単独で用いてもよく又は二種類以上を混合して
用いてもよい。
【0021】また、本発明の印刷配線板用樹脂組成物で
は、アルコール類、アミン類及びフェノール類等の活性
水素を有する化合物を併用することができる。
【0022】また、本発明の印刷配線板用樹脂組成物に
は、必要に応じて充填剤及びその他添加剤を配合するこ
とができる。必要に応じて配合される充填剤としては、
通常、無機充填剤が好適に用いられ、具体例としては溶
融シリカ、ガラス、アルミナ、チタニア、ジルコン、炭
酸カルシウム、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、珪
酸アルミニウム、窒化珪素、窒化ホウ素、ベリリア、ジ
ルコニア、チタン酸バリウム、チタン酸カリウム、チタ
ン酸カルシウム等が用いることができる。
【0023】本発明の印刷配線板用樹脂組成物は、加熱
硬化させることにより誘電特性や耐熱性に優れた印刷配
線板の製造に供せられる。即ち本発明の印刷配線板用樹
脂組成物を溶剤に溶解していったんワニス化し、ガラス
布等の基材に含浸し乾燥することによってまずプリプレ
グを作製する。次いでこのプリプレグを任意枚数と片面
若しくは上下に金属箔を重ねて加熱、加圧成形すること
により印刷配線板又は金属張積層板とすることができ
る。ここでの乾燥とは、溶剤を使用した場合には溶剤を
除去すること、溶剤を使用しない場合には室温での流動
性がなくなるようにすることをいう。
【0024】本発明の印刷配線板用樹脂組成物をワニス
化する場合、溶剤は特に制限するものではないが、具体
例としては、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素類、メトキシエチル
アセテート、エトキシエチルアセテート、ブトキシエチ
ルアセテート、酢酸エチル等のエステル系、N−メチル
ピロリドン、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
トアミド等のアミド類、メタノール、エタノール、エチ
レングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノエチルエーテル、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレング
リコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコー
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリ
コールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコール
モノプロピルエーテル等のアルコール類等が用いられ
る。また、これら上記溶剤は一種類単独で用いてもよ
く、又は二種類以上を混合して用いてもよい。
【0025】一般に、樹脂硬化物の誘電特性は、分子構
造、即ち分子内の極性基の量や強さ及び分子骨格の動き
やすさ等に影響を受ける。元来、シアネートエステルの
硬化物は低極性、剛直かつ対称性構造のトリアジン骨格
を有するため低誘電率及び低誘電正接である。しかし、
金属との接着性、吸湿時の耐熱性等の改善や耐燃性を付
加するため、シアネートエステルに従来のようなビスフ
ェノールA、臭素化ビスフェノールA及びフェノール類
付加ジシクロペンタジエン重合体をベースとしたエポキ
シ樹脂を併用する樹脂組成物では、Tgが著しく低下す
ることやシアネートエステルとエポキシ樹脂との反応生
成物の骨格がトリアジン骨格よりも極性が高いため比誘
電率や誘電正接が高くなる。一方、フェノールノボラッ
クや臭素化フェノールノボラック等の多官能ポリフェノ
ール化合物をベースとしたエポキシ樹脂を併用する樹脂
組成物では、Tgの低下はやや防ぐことができるもの
の、吸水率が高くなることや硬化物の極性が高くなるた
め比誘電率や誘電正接が著しく高くなる。これに対し
て、本発明の印刷配線板用樹脂組成物及びそれを用いた
印刷配線板において用いられるエポキシ樹脂は、多官能
エポキシ樹脂であり、硬化した場合架橋間の分子の長さ
が短く、またアルキル置換基の立体障害によりグリシジ
ル基の回転が抑えられるためTgの低下が無い。また同
時にこのアルキル置換基がかさ高く極性が低いため、低
吸水性、低誘電率及び低誘電正接を実現できる。さら
に、フェノール系酸化防止剤又は硫黄有機化合物系酸化
防止剤を用いることにより、誘電特性や耐熱性等の特性
を損なうことなく金属マイグレーションの発生を抑え、
高い電気絶縁信頼性を有する印刷配線板用樹脂組成物及
びそれを用いた印刷配線板を得ることができる。したが
って、得られた硬化物はTgが高く、優れた耐電食性、
接着性及び耐湿耐熱性を有し、かつ低誘電率及び低誘電
正接である。
【0026】
【実施例】以下、具体例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに限られるものではない。
【0027】(実施例1)(A)分子中にシアナト基を
2個以上含有するシアネート類化合物として、2,2−
ビス(4−シアネートフェニル)プロパンのプレポリマ
(Arocy B−30、旭チバ株式会社製商品名)、
(B)式(1)で表されるエポキシ樹脂として、ter
t−ブチル基置換フェノールサリチルアルデヒドノボラ
ック型エポキシ樹脂(YL−6217、油化シェルエポ
キシ株式会社製商品名)、フェノール類として、p−ノ
ニルフェノール及び(C)難燃剤として、1,2−ジブ
ロモ−4−(1,2−ジブロモエチル)シクロヘキサン
(SAYTEX BCL−462、アルベマール社製商
品名)を表1に示す配合量でトルエンに溶解し、硬化促
進剤としてシアネート類化合物100重量部に対してナ
フテン酸コバルトを0.1重量部、1−シアノエチル−
2−エチル−4−メチルイミダゾール(2E4MZ−C
N)を0.05重量部、酸化防止剤としてピロガロール
を0.5重量部の割合で配合し、不揮発分65重量%の
印刷配線板用樹脂組成物ワニスを作製した。
【0028】(実施例2)実施例1において、tert
−ブチル基置換フェノールサリチルアルデヒドノボラッ
ク型エポキシ樹脂をメチル基及びtert−ブチル基置
換フェノールサリチルアルデヒドノボラック型エポキシ
樹脂(TMH−574、住友化学工業株式会社製商品
名)に、1,2−ジブロモ−4−(1,2−ジブロモエ
チル)シクロヘキサンをテトラブロモシクロオクタン
(SAYTEX BC−48、アルベマール社製商品
名)に、2E4MZ−CNをトリフェニルホスフィン
(TPP)、ピロガロールを4,4’−ブチリデンビス
(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)に代
えて表1に示す配合量でトルエンに溶解した他は実施例
1と同様にして印刷配線板用樹脂組成物ワニスを作製し
た。
【0029】(実施例3)実施例1において、2,2−
ビス(4−シアネートフェニル)プロパンのプレポリマ
をビス(3,5−ジメチル−4−シアネートフェニル)
メタンのプレポリマ(Arocy M−30:旭チバ株
式会社製商品名)、1,2−ジブロモ−4−(1,2−
ジブロモエチル)シクロヘキサンをヘキサブロモシクロ
ドデカン(CD−75P、グレートレイクス社製商品
名)、ピロガロールをジラウリルチオジプロピオネート
に代えて表1に示す配合量でトルエンに溶解した他は実
施例1と同様にして印刷配線板用樹脂組成物ワニスを作
製した。
【0030】(実施例4)実施例2において、2,2−
ビス(4−シアネートフェニル)プロパンのプレポリマ
をビス(3,5−ジメチル−4−シアネートフェニル)
メタンのプレポリマに、テトラブロモシクロオクタンを
臭素化トリフェニルシアヌレート(ピロガードSR−2
45、第一工業製薬株式会社製商品名)に代えて表1に
示す配合量でトルエンに溶解した他は実施例1と同様に
して印刷配線板用樹脂組成物ワニスを作製した。
【0031】(比較例1)実施例1おいて、ピロガロー
ルを除いた他は実施例1と同様にして印刷配線板用樹脂
組成物ワニスを作製した。
【0032】(比較例2)比較例1において、tert
−ブチル基置換フェノールサリチルアルデヒドノボラッ
ク型エポキシ樹脂をビスフェノールA型エポキシ樹脂
(DER331L、ダウケミカル株式会社製商品名)
に、1,2−ジブロモ−4−(1,2−ジブロモエチ
ル)シクロヘキサンを臭素化ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂(ESB400T、住友化学工業株式会社製商品
名)に代えて表1に示す配合量でトルエンに溶解した他
は比較例1と同様にして印刷配線板用樹脂組成物ワニス
を作製した。
【0033】(比較例3)比較例2において、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂をクレゾールノボラック型エポ
キシ樹脂(ESCN−195−3、住友化学工業株式会
社製商品名)に、臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹
脂を臭素化ビスフェノールA(TBA)に代えて表1に
示す配合量でトルエンに溶解した他は比較例2と同様に
して印刷配線板用樹脂組成物ワニスを作製した。
【0034】(比較例4)比較例3において、2,2−
ビス(4−シアネートフェニル)プロパンのプレポリマ
をビス(3,5−ジメチル−4−シアネートフェニル)
メタンのプレポリマに、クレゾールノボラック型エポキ
シ樹脂をフェノールサリチルアルデヒドノボラック型エ
ポキシ樹脂に代えて表1に示す配合量でトルエンに溶解
した他は比較例3と同様にして印刷配線板用樹脂組成物
ワニスを作製した。
【0035】(比較例5)比較例4において、TBAを
除き、フェノールサリチルアルデヒドノボラック型エポ
キシ樹脂(EPPN−502、日本化薬株式会社製商品
名)を臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂に代えて
表1に示す配合量でトルエンに溶解した他は比較例4と
同様にして印刷配線板用樹脂組成物ワニスを作製した。
【0036】(比較例6)比較例3において、クレゾー
ルノボラック型エポキシ樹脂をジシクロペンタジエン型
エポキシ樹脂(EXA−7200、大日本インキ化学工
業株式会社製商品名)に代えて表1に示す配合量でトル
エンに溶解した他は比較例3と同様にして印刷配線板用
樹脂組成物ワニスを作製した。
【0037】
【表1】
【0038】Arocy B−30:2,2−ビス(4
−シアネートフェニル)プロパンのプレポリマ(旭チバ
株式会社製商品名) Arocy M−30:ビス(3,5−ジメチル−4−
シアネートフェニル)メタンのプレポリマ(旭チバ株式
会社製商品名) YL−6217:tert−ブチル基置換フェノールサ
リチルアルデヒドノボラック型エポキシ樹脂(油化シェ
ルエポキシ株式会社製商品名) THM−574:メチル基及びtert−ブチル基置換
フェノールサリチルアルデヒドノボラック型エポキシ樹
脂(住友化学工業株式会社製商品名) DER331L:ビスフェノールA型エポキシ樹脂(ダ
ウケミカル株式会社製商品名) ESCN−195−3:クレゾールノボラック型エポキ
シ樹脂(住友化学工業株式会社製商品名) EPPN−502:フェノールサリチルアルデヒドノボ
ラック型エポキシ樹脂(日本化薬株式会社製商品名) EXA−7200:ジシクロペンタジエン型エポキシ樹
脂(大日本インキ化学工業株式会社製商品名) SAYTEX BCL−462:1,2−ジブロモ−4
−(1,2−ジブロモエチル)シクロヘキサン(アルベ
マール社製商品名) SAYTEX BC−48:テトラブロモシクロオクタ
ン(アルベマール社製) CD−75P:ヘキサブロモシクロドデカン(グレート
レイクス社製商品名) ピロガード SR−245:臭素化トリフェニルシアヌ
レート(第一工業製薬株式会社製商品名) TBA:臭素化ビスフェノールA ESB400T:臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹
脂(住友化学工業株式会社製商品名) 2E4MZ−CN:1−シアノエチル−2−エチル−4
−メチルイミダゾールTPP:トリフェニルホスフィン
【0039】各実施例及び比較例で得られた印刷配線板
用樹脂組成物ワニスを、厚み0.2mmのガラス布(E
ガラス、坪量210g/m2)に含浸し、140℃で1
0分加熱してプリプレグを得た。次いで、得られたプリ
プレグ4枚を重ね、その両側に厚み18μmの銅箔を重
ね、170℃、60分、2.5MPaの条件でプレス成
形した後、230℃で120分加熱処理し銅張積層板を
作製した。
【0040】得られた銅張積層板について、誘電特性、
はんだ耐熱性、Tg、耐燃性、銅箔引きはがし強さを測
定した。その結果を表2に示す。
【0041】試験方法は以下のように行った。 ・1MHz比誘電率(εr)及び誘電正接(tan
δ):JIS−C−6481に準拠して測定した。 ・1GHz比誘電率(εr)及び誘電正接(tan
δ):トリプレート構造直線線路共振器法により測定し
た。 ・Tg:銅箔をエッチングして除去し、TMA(熱機械
分析)により測定した。 ・はんだ耐熱性:銅箔をエッチングして除去し、PCT
(121℃、0.22MPa)中に保持した後、260
℃の溶融はんだに20秒浸漬して、外観を調べた。表中
の異常無し個数とは、ミーズリング及びふくれの発生が
無いことを意味し、試験数(分母)に対する個数(分
子)である。 ・耐燃性:UL−94垂直試験法に準拠して測定した。 ・銅箔引きはがし強さ:JIS−C−6481に準拠し
て測定した。 ・耐電食性:各銅張積層板を用いてスルーホール穴壁間
隔を350μmとしたテストパターンを作製し、その各
試験片について85℃、90%RH雰囲気中100V印
加処理後、400穴の絶縁抵抗を導通破壊が発生するま
での間、経時的に測定した。
【0042】
【表2】
【0043】表2から明らかなように、実施例1〜4の
印刷配線板用樹脂組成物を用いた銅張積層板は、何れも
Tgが高く、吸湿時のはんだ耐熱性、銅箔引きはがし強
さ及び耐電食性が良好であり、かつ比誘電率、誘電正接
が低い。
【0044】これに対して、酸化防止剤を配合しなかっ
た各比較例の銅張積層板は、耐電食性が劣る。また、比
較例2の銅張積層板は、Tgが各実施例に比べ低く、ま
た吸湿時のはんだ耐熱性が劣り、吸水率及び比誘電率、
誘電正接が高い。比較例3、4の銅張積層板は、吸水率
が高く、比誘電率及び誘電正接が各実施例に比べ非常に
高い。比較例5の銅張積層板は、Tgが低く、吸湿時の
はんだ耐熱性が劣る。また、比較例6の銅張積層板は、
吸水率、比誘電率及び誘電正接は低いが、Tg及び銅箔
引きはがし強さが低い。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の印刷配線板用樹
脂組成物及びそれを用いた印刷配線板は、接着性やTg
が高く、また吸水率が低く吸湿時の耐熱性に優れ、かつ
高い電気絶縁信頼性を保持し、さらに比誘電率、誘電正
接が低い。このため高速処理が求められるコンピュータ
及び高周波信号を扱う機器等に対応した印刷配線板とし
て好適である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)分子中にシアナト基を2個以上含
    有するシアネート類化合物、(B)エポキシ樹脂、
    (C)難燃剤及び(D)フェノール系酸化防止剤又は硫
    黄有機化合物系酸化防止剤を必須成分として含む樹脂組
    成物において、(B)エポキシ樹脂が、式(1)で表さ
    れるエポキシ樹脂を少なくとも1種類以上含む印刷配線
    板用樹脂組成物。 【化1】
  2. 【請求項2】 (A)分子中にシアナト基を2個以上含
    有するシアネート類化合物のシアナト基1.0モルに対
    して(B)エポキシ樹脂のグリシジル基を0.1〜1.
    0モル配合し、(A)、(B)の合計100重量部に対
    し(C)難燃剤を5〜200重量部及び(D)フェノー
    ル系酸化防止剤又は硫黄有機化合物系酸化防止剤を0.
    1〜30重量部含む請求項1に記載の印刷配線板用樹脂
    組成物。
  3. 【請求項3】 (A)分子中にシアナト基を2個以上含
    有するシアネート類化合物が、式(2)で表されるシア
    ネート類化合物を少なくとも1種類以上含む請求項1又
    は請求項2に記載の印刷配線板用樹脂組成物。 【化2】
  4. 【請求項4】 (A)分子中にシアナト基を2個以上含
    有するシアネート類化合物が、2,2−ビス(4−シア
    ネートフェニル)プロパン,ビス(3,5−ジメチル−
    4−シアネートフェニル)メタン,2,2−ビス(4−
    シアネートフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘキ
    サフルオロプロパン及びα,α’−ビス(4−シアネー
    トフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼンから選ばれ
    る少なくとも1種類以上を含む請求項1ないし請求項3
    のいずれかに記載の印刷配線板用樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 (C)難燃剤が(A)分子中にシアナト
    基を2個以上含有するシアネート類化合物との反応性を
    有しない難燃剤であることを特徴とする請求項1ないし
    請求項4のいずれかに記載の印刷配線板用樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 分子中にシアナト基を2個以上含有する
    シアネート類化合物と反応性を有しない難燃剤が、1,
    2−ジブロモ−4−(1,2−ジブロモエチル)シクロ
    ヘキサン,テトラブロモシクロオクタン又はヘキサブロ
    モシクロドデカンから選ばれる脂肪族環型難燃剤の少な
    くとも1種類以上を含む請求項5に記載の印刷配線板用
    樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 シアネート類化合物と反応性を有しない
    難燃剤が,式(3)で表される複素環型難燃剤を少なく
    とも1種類または式(3)の複素環型難燃剤とシアネー
    ト類化合物と反応性を有しない難燃剤との2種類以上の
    混合物である請求項1ないし請求項6のいずれかに記載
    の印刷配線板用樹脂組成物。 【化3】
  8. 【請求項8】 (D)のフェノール系酸化防止剤がビス
    フェノール系酸化防止剤である請求項1ないし請求項7
    のいずれかに記載の印刷配線板用樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の印刷配線板用樹脂組成物をワニスとし、基材に含浸
    乾燥して得られるプリプレグの少なくとも1枚以上を重
    ねその片面又は両面に金属箔を積層し、加熱加圧成形し
    て得られる印刷配線板。
JP27572897A 1997-10-08 1997-10-08 印刷配線板用樹脂組成物及びそれを用いた印刷配線板 Pending JPH11106613A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000239496A (ja) * 1998-12-24 2000-09-05 Hitachi Chem Co Ltd シアネート・エポキシ樹脂組成物並びにそれを用いたプリプレグ、金属箔張り積層板及び印刷配線板
JP2006131743A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Hitachi Chem Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物及びそれを用いたプリプレグ、金属張積層板、プリント配線板
JP2006219664A (ja) * 2005-01-13 2006-08-24 Hitachi Chem Co Ltd 硬化性樹脂組成物、プリプレグ、基板、金属箔張積層板、樹脂付金属箔及びプリント配線板
JP2010196059A (ja) * 2002-09-30 2010-09-09 Hitachi Chem Co Ltd 印刷配線板用樹脂組成物並びにこれを用いたワニス、プリプレグ及び金属張積層板

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