JPH11106372A - 新規な2−シアノアクリレート - Google Patents

新規な2−シアノアクリレート

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JPH11106372A
JPH11106372A JP28449997A JP28449997A JPH11106372A JP H11106372 A JPH11106372 A JP H11106372A JP 28449997 A JP28449997 A JP 28449997A JP 28449997 A JP28449997 A JP 28449997A JP H11106372 A JPH11106372 A JP H11106372A
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JP
Japan
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cyanoacrylate
adhesive
formula
compound
adhesives
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JP28449997A
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English (en)
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Shigeji Yamada
成志 山田
Yasushi Ando
裕史 安藤
Shin Takahashi
伸 高橋
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性が有り、刺激臭や白化現象が少ないシ
アノアクリレート系瞬間接着剤の原料となる新規な2-シ
アノアクリレートの提供。 【解決手段】 新規な化合物「2'-アクリロイルオキシ
アルキル2-シアノアクリレート」の採用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な2-シアノア
クリレートと該シアノアクリレートを有効成分とする接
着剤組成物及び光硬化性組成物に関するものであり、本
発明の2-シアノアクリレート又は該シアノアクリレート
と既知のシアノアクリレートを主成分とする接着剤は、
シアノアクリレート系瞬間接着剤として、特に従来のシ
アノアクリレート系接着剤とは異なる、耐熱性が向上
し、刺激臭や白化現象が少ないシアノアクリレート系瞬
間接着剤として、従来広く使用されているシアノアクリ
レート系瞬間接着剤にも増して、各種産業界、医療分
野、レジャー分野、更には一般家庭においても利用され
るものであり、本発明は接着剤の技術分野に属するもの
である。さらに本発明の2-シアノアクリレートは、光重
合開始剤と併用されて光硬化性組成物として塗料、イン
キ、レジスト用として利用可能なものである。
【0002】
【従来技術】2-シアノアクリレートを主成分とするシア
ノアクリレート系接着剤は、主成分の2-シアノアクリレ
ートが微量の水分及び塩基性物質の存在により、容易に
アニオン重合して急速に硬化するという性質を利用する
ことにより、瞬間接着剤として広く各種産業界、医療分
野、レジャー分野、更には一般家庭において賞用されて
いる。
【0003】しかしながら、一般に市販されているシア
ノアクリレート系接着剤は、ガラス、金属、プラスチッ
ク、木、織物、紙等を瞬間的に接着するという便利な特
性を持つ反面、種々の欠点を有している。
【0004】例えば、一般の2ーシアノアクリレートは刺
激臭を有している為、シアノアクリレート系接着剤を使
用する場合には、その臭気によって不快感を感じる。ま
た、揮発したモノマーが大気中の水分で重合し、白い粉
となって接着部品周辺に付着することにより(白化現
象)、被着材の外観を損ねたり、電気・電子部品の接着
に適用された場合、接点部での白色粉の付着は、接点不
良を引き起こす。
【0005】刺激臭および白化現象を低減できる2-シア
ノアクリレートとして、アルコキシアルキル2-シアノア
クリレート、例えばメトキシエチル2-シアノアクリレー
ト、エトキシエチル2-シアノアクリレートなどが報告さ
れているが、刺激臭に関しては改善が見られてはいるも
のの、白化現象に関しての改善は未だ十分ではない。ま
た、接着硬化物が熱耐久性に欠如しており、特にゴムを
接着した場合には、加熱により硬化物の熱分解が進行
し、被着材表面にタックが生じてしまう問題を有してい
る。更に、被着材表面あるいは大気中の水分により、ア
ニオン重合が進行し硬化するため、厚膜接着の場合には
長時間かかる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
のシアノアクリレート系接着剤が有しているこれらの問
題点、すなわち刺激臭、白化現象、硬化物の熱耐久性お
よび厚膜硬化性を解決し得る特性を有する新規な2-シア
ノアクリレートを提供することを課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、種々の2-
シアノアクリレートを合成し、それらに基づいてシアノ
アクリレート系接着剤を調製し、それらの特性を評価す
ることにより、特定の新規な2-シアノアクリレートを用
いれば、これらの問題点を解消し得ることを見出し本発
明を完成したのである。
【0008】すなわち、本発明は下記構造式で示される
新規な2-シアノアクリレートに関するものである。
【0009】
【化2】CH2=C(CN)COOR1OOCCH=CH2 但し、式中R1 は低級アルキレン基である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の2-シアノアクリレートは上記構造式で示
される化合物で、式中のR1はエチレン基、プロピレン
基、ブチレン基などであり、具体的な化合物としては2'
-アクリロイルオキシエチル2-シアノアクリレート、2'-
アクリロイルオキシプロピル2-シアノアクリレート2'-
アクリロイルオキシブチル2-シアノアクリレート等を挙
げることができる。[合成方法]本発明の2-シアノアク
リレートは以下の手順で製造することが出来る。まず、
下記構造式で示される2ーシアノアクリル酸を特開平8−
325219に記載されている方法、すなわち、2-シア
ノアクリレートと脂肪酸とのエステル交換反応等により
合成する。
【0011】
【化3】CH2=C(CN)COOH
【0012】次に、2ーシアノアクリル酸に五塩化リン等
のクロル化剤をベンゼン、トルエン、トリクロロエチレ
ン等の不活性な溶媒中で作用させて下記構造式で示され
る2ーシアノアクリル酸クロリドを合成する。
【0013】
【化4】CH2=C(CN)COCl
【0014】この2ーシアノアクリル酸クロリドに2-ヒ
ドロキシアルキルアクリレートを作用させることによ
り、本発明の2-シアノアクリレートが合成される。
【0015】本発明の2-シアノアクリレートは特にシア
ノアクリレート系瞬間接着剤の成分とし有用である。接
着剤として使用する場合には、必要に応じて従来公知の
安定剤(例えばアニオン重合防止剤として二酸化硫黄、
有機スルホン酸類、カルボン酸類、三フッ化ホウ素等、
ラジカル重合防止剤としてハイドロキノン、ハイドロキ
ノンメチルエーテル、カテコール、ピロガロール等)、
硬化促進剤(クラウンエーテル、ポリエーテルポリオー
ル等)、増粘剤(ポリメタクリレート等)及び着色剤等
を本発明のシアノアクリレートに添加して用いられる。
本発明のシアノアクリレートを有効成分とする瞬間接着
剤は、従来の接着剤と比較して、臭気が無く、また白化
現象も起こさないという優れた特性をもつうえ、分子内
に反応基を有することから、架橋構造を取ることが可能
で、架橋した硬化物の熱耐久性は従来のシアノアクリレ
ート系接着剤並以上である。さらに、分子内にアクリロ
イル基を有することから、光重合性もあり、光硬化性組
成物特に光硬化型接着剤としての利用も可能である。光
重合性を利用して光硬化性組成物として用いる際に使用
される光重合開始剤としては、2-ヒドロキシ-2-メチル-
1-フェニルプロパン-1-オン、ベンジルジメチルケター
ル、1-ヒドロキシシクロヘキシル−フェニルケトン、ジ
エトキシアセトフェノン、4-(2-ヒドロキシエトキシ)フ
ェニル−(2-ヒドロキシ-2-プロピル)ケトン等のアセト
フェノン系化合物、ベンゾイン、ベンゾインメチルエー
テル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロ
ピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル等のベン
ゾインエーテル系化合物、2,4,6-トリメチルベンゾイル
ジフェニルホスフィンオキサイド等のホスフィンオキサ
イド系化合物を挙げることができる。光硬化性組成物と
して用いられる際に使用される光重合開始剤の量として
は、本発明の2-シアノアクリレート100重量部に対し
て0.1〜10重量部である。
【0016】また、本発明の2-シアノアクリレートは、
前記した様に、それ自体をシアノアクリレート系の接着
剤または光硬化性組成物として使用できる他、従来公知
のシアノアクリレート(例えばエステル基がメチル、エ
チル、n-プロピル、i-プロピル、n-ブチル、i-ブチル、
sec-ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、エチルヘ
キシル、アリル、プロパルギル、メトキシエチル、エト
キシエチル、テトラヒドロフルフリル、ベンジル、フェ
ニル、クロロエチル、シクロヘキシル、トリフルオロエ
チルのものが挙げられるが、これらに限られるものでは
ない)に適宜配合させて、それら従来公知のシアノアク
リレートを有効成分とするシアノアクリレート系接着剤
の硬化物の熱耐久性、光重合性に優れた接着剤組成物と
することが可能なものである。従来公知のシアノアクリ
レートに本発明の2-シアノアクリレートを併用する際の
併用割合は、従来公知のシアノアクリレート:本発明の
2-シアノアクリレート=97:3〜50:50(重量
比)である。本発明の2-シアノアクリレートの配合割合
が3重量%未満では、従来品の改良を十分に行うことが
出来ず、50重量%を越える様になると、従来品の有す
る特性が失われる様になり、全く新しい特性の接着剤と
なってしまう。
【0017】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。 実施例1 ○合成 2-シアノアクリル酸11重量部をベンゼン300重量部
に溶解し、反応温度を50℃にして五塩化リン24重量
部を加えて攪拌する。2-シアノアクリル酸の消失および
2ーシアノアクリル酸クロリドの生成を確認した後、副生
成物となる塩化ホスホリルを減圧留去する。その後、ヒ
ドキシエチルアクリレート10重量部を滴下して攪拌す
る。反応溶液を濃縮して得られる無色透明の液状の粗生
成物からは、反応生成物と少量の未反応のアルコールが
1H−NMRより確認された。粗生成物を蒸留精製する
ことにより、本発明の2'-アクリロイルオキシエチル2-
シアノアクリレート(以下化合物1という)を収率51
%で得た。沸点は170〜200℃/0.5mmHgであ
り、そのIRスペクトルを図1に、1H−NMRスペク
トルを図2に、13C−NMRスペクトルを図3に示す。
また、それぞれのデータを以下に示す。 IRスペクトル:3128、3037cm-1(=CH2の特
性吸収)、2239cm-1(-CNの特性吸収)、1741、
1722cm-1(-CO-O-の特性吸収)1 H−NMR(CDCl3) :δ4.4〜4.6(m,4H)、
δ5.90(dd,J=10.6Hz,1H) 、δ6.15(d
d,J=17.3,10.6Hz,1H)、δ6.46(dd,J
=10.6,1.3Hz,1H)、δ6.68(s,1H)、δ
7.09(s,1H)13 C−NMR(CDCl3):61.5、64.2、114.
0、116.2、127.6、131.6、143.7、1
60.2、165.7ppm
【0018】○接着剤の調製と性能測定 合成してした化合物1にメタンスルホン酸40ppm 、ハ
イドロキノン1000ppmを添加して、接着剤組成物1
(以下接着剤1という)を調製した。調製した接着剤1
の接着性能を以下に示す。 [瞬間接着性] ・試験方法:JIS-K-6861に準じる。
【0019】
【表1】
【0020】表1に示すように、本発明の接着剤は瞬間
接着性に優れているものである。 [臭気および白化試験] ・試験方法:ポリプロピレン製カップ容器の内壁に指紋
を付け、容器の底面にシアノアクリレートを1滴滴下す
る。蓋を閉じ、密閉状態にして室温で3日間放置した後
の容器内面の様子を観察した。比較のために公知のエト
キシエチル 2-シアノアクリレートからなる接着剤2及
びエチル 2-シアノアクリレートからなる接着剤3をそ
れぞれ同様に調製し比較評価した。
【0021】
【表2】
【0022】表2より、従来の無臭・無白化とされてい
る接着剤と比べて同等の無臭性及びより優れた無白化性
が確認された。 [接着強度の耐熱性] ・試験方法:JIS-K-6861に準じて接着したの
ち、室温で24時間養生後に初期強度を測定(JIS-
K-6861)した。 ・熱老化試験・・80℃環境下に10日間曝した後、室
温にまで空冷した後に、強度を測定した。 ・熱間試験・・・120℃環境下に24時間曝した後
に、そのままの温度環境下で強度を測定した。
【0023】
【表3】 *:母材破壊を示す
【0024】表3に示すように、従来の無臭・無白化グ
レードと比べ、高い耐熱性を示すといえる。また、従来
のシアノアクリレートに化合物1を配合して調製した接
着剤4においても、極めて高い耐熱性を示すことが以下
の第4表から明らかである。
【0025】
【表4】 接着剤4:エチル 2-シアノアクリレート/化合物1=80/20の混合物を成 分とする
【0026】○光硬化試験 化合物1とエチル2ーシアノアクリレート及び光硬化促進
剤であるダロキュア1173(チバガイギー株式会社製
2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フェニルプロパン-1-オン)
とを配合した系において以下の条件での光硬化性を評価
した。 ・照射条件 照射器具:250W超高圧水銀灯(ウシオ電機株式会社
製UV照射装置スポットキュア250)、 光源と被照射体との距離:4cm 照度:100mW/cm2 (照度計:ウシオ電機株式会社製デジタル照度計ユニメ
ーターUIT−101、受光器:同社製UVD−365
PD) ・試験方法 膜厚0.5mmのシリコーンゴムに直径3mmの穴を開
け、PETフィルム上に置く。 シリコーンゴムの穴の部分に接着剤を少量塗布し、P
ETフィルムを気泡が入らないようにかぶせる。 光を照射し、接着剤が硬化する時間を測定する。 ・評価方法 接着体の内部までが固化している状態で完全に硬化した
とみなした。試験結果を第5表に示す。
【0027】
【表5】 *チバガイギー社株式会社製 ダロキュア1173を5
部配合
【0028】表5に示すように、従来の2ーシアノアクリ
レートには見られなかった光硬化性が発現する。
【0029】
【発明の効果】本発明の新規な2-シアノアクリレート
は、従来の2-シアノアクリレートが有する刺激臭、白化
現象が無い新規な化合物であり、硬化物の耐熱性にも優
れており、接着剤の原料として有用なものである。さら
に、本発明の2-シアノアクリレートは光硬化性も兼ね備
えており、一般家庭用および工業用接着剤としてはもち
ろん各種業界で効果的に利用される価値の高いものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 2'-アクリロイルオキシエチル2-シアノアク
リレートのIRスペクトル図である。
【図2】 2'-アクリロイルオキシエチル2-シアノアク
リレートの1H−NMRスペクトル図である。
【図3】 2'-アクリロイルオキシエチル2-シアノアク
リレートの13C−NMRスペクトル図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記構造式で示される新規な2-シアノアク
    リレート。 【化1】CH2=C(CN)COOR1OOCCH=CH2 但し、式中R1 は低級アルキレン基である。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の2-シアノアクリレートを
    有効成分とする接着剤組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の2-シアノアクリレートと
    光重合開始剤を有効成分とする光硬化性組成物。
JP28449997A 1997-10-01 1997-10-01 新規な2−シアノアクリレート Pending JPH11106372A (ja)

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