JPH11105986A - 洗浄ノズルの自己洗浄機構 - Google Patents

洗浄ノズルの自己洗浄機構

Info

Publication number
JPH11105986A
JPH11105986A JP9276765A JP27676597A JPH11105986A JP H11105986 A JPH11105986 A JP H11105986A JP 9276765 A JP9276765 A JP 9276765A JP 27676597 A JP27676597 A JP 27676597A JP H11105986 A JPH11105986 A JP H11105986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
cleaning
nozzle
window
cleaning nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9276765A
Other languages
English (en)
Inventor
Mizuho Mori
瑞歩 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORISHITA KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MORISHITA KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MORISHITA KIKAI SEISAKUSHO KK filed Critical MORISHITA KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority to JP9276765A priority Critical patent/JPH11105986A/ja
Publication of JPH11105986A publication Critical patent/JPH11105986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルの自己洗浄機構を、適用性の広いもの
にする。 【解決手段】 円筒状のケース10にロッド12がはめ
合わされている。ケース10の大径穴部10bには、円
筒状のシャッター14が液密に、かつ軸方向にスライド
可能にはめ合わされている。ロッド12は、シャッター
14の小径穴部14aとも液密にはめ合わされている。
ロッド12の小径軸部12aの下端部には、洗浄ノズル
16が取り付けられている。シャッター14の大径穴部
14bの端部側には環状溝が形成されており、これにシ
ール部材28が取り付けられている。ロッド12には、
ばね受け18が取り付けられており、ばね受け18とシ
ャッター14の側壁14cとの間には、ばね22が設け
られており、シャッター14を上方に押して窓部Wが開
放されるようにしている。ケース10には、エアー取入
れ口10cが形成されており、これからエアーを供給し
てばね22の力に抗してシャッター14を窓部W閉鎖位
置に移動させることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄ノズル、特に
清涼飲料水用ボトルなどの容器内部を洗浄するための洗
浄ノズルの自己洗浄機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】清涼飲料水用ボトルは、清涼飲料水を充
てんする前の空瓶の状態で、洗浄ノズルから殺菌消毒用
の洗浄液を噴射されて、内部が洗浄されるとともに、バ
クテリアなどの雑菌が滅菌消毒されるようになってい
る。この際、ボトルから吹き飛ばされた雑菌の一部が、
洗浄ノズルの周囲に付着して、洗浄ノズル自体を汚染す
ることがあるので、定期的に、洗浄ノズル自体を洗浄す
る必要がある。従来の洗浄ノズルの自己洗浄機構として
は、洗浄ノズルが、回動式のシャッターを有する窓付き
の筒形ケース内に収容されており、ケース円筒面に対応
する曲面に形成された板状のシャッターがケース外周面
に沿って回動することにより、窓を開閉するようになっ
ている。すなわち、シャッターがケースの窓を開くよう
に位置した状態で、この窓を通して洗浄ノズルから洗浄
液をボトル内に噴射することにより、ボトルの洗浄・消
毒を行う一方、シャッターがケースの窓を閉じるように
位置した状態で、洗浄ノズルから噴射される洗浄液でケ
ース内を満たし、洗浄ノズル全体を洗浄液中に浸漬する
ことにより、洗浄ノズル自体を洗浄液で滅菌消毒するよ
うにしている。上述のように、シャッターがケースの窓
を閉じた状態で洗浄液でケース内を満たすことができる
ようにするために、ケースの窓を取り囲んだ取付溝が形
成されており、これに洗浄液シール用のシール部材が取
り付けられている。すなわち、シャッター閉鎖時に、ケ
ース外周面とシャッター内側面との間をシール部材の弾
性力により密封するように構成してある。洗浄ノズル自
体を洗浄した後の洗浄液は、自己洗浄時用の排出路を通
って外部に排出され、ろ過された後、洗浄液タンクに戻
されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な容器洗浄装置の中には、洗浄ノズルを軸心回りに回転
させながら、洗浄液を噴射することにより、容器内部の
洗浄効果を高めるようにした、いわゆる回転ノズル式の
ものがある。しかしながら、このような回転ノズル式の
容器洗浄装置に、上記のような従来の洗浄ノズルの自己
洗浄機構を適用しようとすると、洗浄工程中は、ケース
がノズルと同期して回転するように構成する必要がある
ので、制御系が複雑になったり、洗浄液の供給・排出路
の配置に工夫が要るという問題点がある。また、ケース
の窓を取り囲むように配置されたシール部材に対してシ
ャッターを回動させるようにしているので、シャッター
の閉じ始めは、シャッターの一端側がシール部材の一部
のみと接触し始める状態となり、シャッターの大部分は
シール部材と接触していない状態となる。すなわち、シ
ャッターが閉鎖し始めてから閉鎖し終わる直前までの
間、シール部材は、一部がシャッターに覆われ、残りの
部分は開放された状態となる。したがって、シャッター
の回動動作につれて、シール部材は、シャッターと接触
した部分が開放側に押されるので、開放された部分が取
付溝から押し出されやすくなり、シール部材がケースと
シャッターとにより剪断損傷されることがあるという別
の問題点がある。本発明は、このような課題を解決する
ことを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、シャッターを
円筒状のものとして、これを円筒状ケースに対して軸方
向に移動させるようにするとともに、シャッターの移動
軸線と同心状にシール部材を配置する構成とすることに
より、上記課題を解決する。すなわち、本発明の洗浄ノ
ズルの自己洗浄機構は、請求項1記載のものは、清涼飲
料水用ボトルなどの容器を洗浄する洗浄ノズル(16)
と、洗浄ノズル(16)を保持するノズル保持部材(1
2)と、洗浄ノズル(16)の外方に設けられたケース
(10)と、洗浄ノズル(16)と対向する外方の窓部
(W)を開閉可能なシャッター(14)と、を有し、シ
ャッター(14)を窓部(W)開放位置に位置させた場
合には、洗浄ノズル(16)から噴射される洗浄液によ
って容器を洗浄することが可能である一方、シャッター
(14)を窓部(W)閉鎖位置に位置させた場合には、
窓部(W)が液密に封鎖されることにより、洗浄ノズル
(16)から噴射される洗浄液を内部に貯めることが可
能であり、この内部に貯まった洗浄液の中に洗浄ノズル
(16)が浸漬されることにより、洗浄ノズル(16)
自体が洗浄されるように構成された洗浄ノズルの自己洗
浄機構において、シャッター(14)は、大径内径部
(14b)を有する円筒形状とされているとともに、窓
部(W)開放位置と、窓部(W)閉鎖位置との間を上記
円筒の軸心に沿って移動するように構成されており、ノ
ズル保持部材(12)には、窓部(W)閉鎖時に、シャ
ッター(14)の円筒部(14b)とはめ合わされる大
径軸部(12b)が形成されており、ノズル保持部材
(12)の大径軸部(12b)の端部側とシャッター
(14)の円筒部(14b)端部側との間には、これら
を液密に封鎖するためのシール部材(28)が設けられ
ていることを特徴としている。また、請求項2記載のも
のは、シャッター(14)の一端面(14A)側とケー
ス(10)の内壁面(10A)との間には空気室(A)
が形成されており、ケース(10)には、この空気室
(A)と連通するエアー取入れ口(10c)が形成され
ており、ノズル保持部材(12)には、ばね受け(1
8)が取り付けられているとともに、上記シャッター
(14)がスライド可能にはめ合わされており、ばね受
け(18)とシャッター(14)の内壁面(14B)と
の間に、窓部(W)が開放されるようにシャッター(1
4)に力を作用させたばね(22)が設けられており、
エアー取入れ口(10c)から空気室(A)に圧力空気
を供給した場合には、この空気圧力の力によって上記ば
ね(22)の力に抗して窓部(W)が閉鎖されるように
シャッター(14)を押すことを特徴としている。ま
た、請求項3記載のものは、上記ノズル保持部材(1
2)の大径軸部(12b)の端部外周とシャッター(1
4)の円筒部(14b)内周とは、シャッター閉鎖時に
互いにはめ合わされる形状とされており、上記シール部
材は、はめ合い面に設けられたOリング(28)である
ことを特徴としている。また、請求項4記載のものは、
上記シール部材は、パッキン(38)であり、上記ノズ
ル保持部材(12)の大径軸部(12b)の端部とシャ
ッター(14)の円筒部(14b)の端部とは、シャッ
ター閉鎖時にパッキン(38)を介して互いに押圧され
ることを特徴としている。なお、かっこ内の符号は、実
施の形態の対応する部材を示す。
【0005】
【作用】円筒状のシャッターをノズル保持部材に対して
軸方向に移動させることにより窓部を開閉するようにし
たので、シャッターを開いたときには、洗浄ノズルは、
全周360度にわたって邪魔物がない状態となり、この
状態で洗浄液を容器内に噴射することができる。したが
って、本発明を回転ノズル式のものに適用する場合であ
っても、ケースをノズルと同期回転させるような複雑な
機構は必要なく、簡単な機構で容易に実施することがで
きる。また、シール部材はシャッターの移動軸線と同心
状に配置されているので、窓部閉鎖時にシャッターの全
周にわたってシール部材が接触し始めるので、シール部
材がケース及びシャッターによって剪断されるおそれが
ほとんどない。請求項2記載のように構成した場合に
は、簡単な機構で窓部の開閉を行うことができる。請求
項3記載のように構成した場合には、長期間、安定して
シャッター閉鎖時の液密状態を確保することができる。
請求項4記載のように構成した場合には、パッキン回り
の構造を簡単で安価なものとすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び2に本発明の実施の形態
を示す。図1は、窓部Wを開いた状態を示し、図2は窓
部Wを閉じた状態を示す。円筒状のケース10にロッド
(ノズル保持部材)12がはめ合わされている。すなわ
ち、段付き軸状のロッド12は、これの小径軸部12a
が、内周側に段部を有する筒状のケース10の小径穴部
10aにOリング30をもって液密にはめ合わされてい
る。ケース10の大径穴部10bには、内周側が段付き
状の円筒状のシャッター14がOリング32をもって液
密に、かつ図中上下方向にスライド可能にはめ合わされ
ている。ロッド12は、シャッター14の小径穴部14
aともOリング34をもって液密にはめ合わされてい
る。すなわち、シャッター14は、これの外径部側がケ
ース10とはめ合わされているとともに、最内径部側が
ロッド12とはめ合わされている。ロッド12の小径軸
部12aの図中下端部には、洗浄ノズル16が取り付け
られている。すなわち、ロッド12は、ノズル保持部材
としても機能している。ロッド12には、これの大径軸
部12b側に図中右側の洗浄液入口12c及び図中左側
の仮想線で示す洗浄液出口12dがそれぞれ形成されて
いる。洗浄液入口12cは、図示してない洗浄液供給源
と接続されており、また、管路12eを介して洗浄ノズ
ル16と連通している。洗浄液出口12dは、図示して
ないフィルタを介して洗浄液タンクと連通しており、ま
た、図2に示すように、窓部Wを閉じた状態で形成され
る室Rと管路12gを介して連通している。シャッター
14の大径穴部14bの端部側には環状溝が形成されて
おり、これにOリング(シール部材)28が取り付けら
れている。すなわち、シール部材(Oリング28)は、
シャッター14の移動軸心と同心状に配置されており、
後述するように、シャッター14の大径穴部14bがロ
ッド12の大径軸部12bとはめ合わされた(窓部Wが
閉鎖された)際に、シャッター14とロッド12のとの
はめ合い部を液密に封鎖することが可能である。ロッド
12には、ばね受け18が止め輪20をもって取り付け
られている。ばね受け18とシャッター14の側壁14
cとの間には、窓部W開放方向に力を作用させた、ばね
22が設けられている。ケース10には、図中上部にエ
アー取入れ口10cが形成されている。エアー取入れ口
10cには、図示してない空気源が接続されている。図
2に示すように、ケース10の内壁部10A、ロッド1
2の外周面、及びシャッター14図中上端の壁面(一端
面)14Aによって空気室Aが形成されている。空気源
からのエアー供給を止めて、空気室Aを大気に開放した
場合には、シャッター14が、ばね22に押されて図示
の上方位置(窓部W開放位置)に位置する一方、空気源
からエアー取入れ口10cを介して空気室Aにエアーを
供給して空気室Aの圧力を高めた場合には、この圧力に
よって、ばね22の力に抗してシャッター14を図2に
示す下方位置(窓部W閉鎖位置)に位置させるようにな
っている。ロッド12の図中上端側には、管路12eと
連通する穴12hが形成されており、これに栓26及び
Oリング36が取り付けられている。これにより管路1
2eの図中上端部が閉鎖されている。ロッド12の図中
上端側外周にはねじ部12kが形成されており、これに
ナット24がねじ込まれている。これにより、栓26及
びOリング36の飛び出しが防止されている。ロッド1
2の図中下端側には、ねじ部12fが形成されており、
図示してない洗浄機構駆動部とねじ結合されるようにな
っている。洗浄機構駆動部は、図1に示す洗浄機構全体
を上下方向に移動可能である。
【0007】次に、この実施の形態の作用を説明する。
容器洗浄時には、図1に示すように、シャッター14
を、上方位置に位置させる。すなわち、エアー取入れ口
10cからのエアー供給を停止し、空気室Aを大気に開
放する。これにより、シャッター14が、ばね22に押
されて図示の上方位置(窓部W開放位置)に位置する。
この状態で、図示してないノズル駆動装置によって、図
1に示す洗浄機構全体が上昇方向に移動されることによ
り、図示してない容器内に挿入され、また、洗浄液供給
源から洗浄液入口12c、及び管路12eを通って、洗
浄液が洗浄ノズル16に供給され、容器の洗浄が行われ
る。所定本数の容器洗浄毎、又は所定時間経過毎に、容
器洗浄工程を一旦停止し、洗浄ノズル16の自己洗浄工
程を行う。すなわち、洗浄機構全体を容器外に位置させ
た状態で、図示してない空気源からエアー取入れ口10
cを介して空気室Aにエアーを供給して空気室Aの圧力
を高め、この圧力によって、ばね22の力に抗してシャ
ッター14を図2に示すストロークSだけ下降させて下
方位置(窓部W閉鎖位置)に位置させる。これにより、
図2に示すように、シャッター14の下端部と、ロッド
12の大径軸部12bとは、シール部材28を介して接
触することにより、窓部Wを密封閉鎖状態とし、洗浄液
室Rが形成されることになる。この状態で洗浄液供給源
から洗浄液入口12c、管路12e、及び洗浄ノズル1
6を通って、洗浄液が洗浄液室Rに供給される。これに
より、洗浄ノズル16全体が洗浄液中に浸漬され、洗浄
ノズル16の自己洗浄が行われる。自己洗浄工程中、洗
浄液室Rからオーバーフローした洗浄液は、洗浄液出口
12dから外部に排出され、図示してないフィルタを介
して洗浄液タンクに戻される。所定の時間経過した後、
自己洗浄工程を終了し、容器洗浄工程を再開する。すな
わち、空気源からのエアー供給を止めて、空気室Aを大
気に開放し、ばね22の力によって窓部Wを開くことに
より、上述のような容器洗浄工程を開始することができ
る。
【0008】図3に、本発明の実施の別の形態を部分断
面図として示す。図3はシャッタ閉鎖時の状態を示す。
ロッド12の段差部には、耐熱性で弾性材料製のパッキ
ン38が熔着されており、シャッタ閉鎖時において、シ
ャッター14の図中下端側の端部はパッキン38と平ら
に当接されている。すなわち、シャッター14の下端部
とロッド12の段差部とは、シャッタ閉鎖時に、パッキ
ン38を介して互いに押圧されるようになっている。
【0009】なお、上記実施の形態の説明においては、
洗浄機構全体が、駆動装置によって上下方向に駆動され
るものとしたが、これに加えて、駆動装置によって洗浄
機構全体を回転させるように構成することもできる。こ
れにより、洗浄工程時に、洗浄ノズルを回転させながら
容器を洗浄することができるので、洗浄効果をいっそう
高めることができる。この場合、窓部Wが全周360度
にわたって開放されているので、従来のように、洗浄ノ
ズルの回転と同期させてケースを回転させるような必要
はなく、回転機構を簡単なものにすることができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
と、洗浄機構の窓部を閉鎖する際に、シール部材を損傷
するおそれがなくて済み、長期間にわたって確実に閉鎖
した窓部のシールを行うことができる。また、ノズル回
転式のものに本発明を適用した場合には、従来のよう
に、ノズルの回転と同期させてケースを回転させるよう
な必要はなく、回転機構を簡単なものにすることができ
る。請求項2記載のように構成した場合には、簡単な機
構で窓部の開閉を行うことができる。請求項3記載のよ
うに構成した場合には、長期間、安定してシャッター閉
鎖時の液密状態を確保することができる。請求項4記載
のように構成した場合には、パッキン回りの構造を簡単
で安価なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗浄機構の窓部を開いた状態を示す縦
断面図である。
【図2】洗浄機構の窓部を閉じた状態を示す縦断面図で
ある。
【図3】シール部の別の実施の形態を示す部分断面図で
ある。
【符号の説明】
10 ケース 10A 内壁面 10b 大径穴部 10c エアー取入れ口 12 ロッド(保持部材) 12b 大径軸部 14 シャッター 14A 一端面 14B 内壁面 16 洗浄ノズル 18 ばね受け 22 ばね 28 Oリング(シール部材) 38 パッキン(シール部材) A 空気室 R 洗浄液室 W 窓部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清涼飲料水用ボトルなどの容器を洗浄す
    る洗浄ノズル(16)と、洗浄ノズル(16)を保持す
    るノズル保持部材(12)と、洗浄ノズル(16)の外
    方に設けられたケース(10)と、洗浄ノズル(16)
    と対向する外方の窓部(W)を開閉可能なシャッター
    (14)と、を有し、 シャッター(14)を窓部(W)開放位置に位置させた
    場合には、洗浄ノズル(16)から噴射される洗浄液に
    よって容器を洗浄することが可能である一方、シャッタ
    ー(14)を窓部(W)閉鎖位置に位置させた場合に
    は、窓部(W)が液密に封鎖されることにより、洗浄ノ
    ズル(16)から噴射される洗浄液を内部に貯めること
    が可能であり、この内部に貯まった洗浄液の中に洗浄ノ
    ズル(16)が浸漬されることにより、洗浄ノズル(1
    6)自体が洗浄されるように構成された洗浄ノズルの自
    己洗浄機構において、 シャッター(14)は、大径内径部(14b)を有する
    円筒形状とされているとともに、窓部(W)開放位置
    と、窓部(W)閉鎖位置との間を上記円筒の軸心に沿っ
    て移動するように構成されており、 ノズル保持部材(12)には、窓部(W)閉鎖時に、シ
    ャッター(14)の円筒部(14b)とはめ合わされる
    大径軸部(12b)が形成されており、 ノズル保持部材(12)の大径軸部(12b)の端部側
    とシャッター(14)の円筒部(14b)端部側との間
    には、これらを液密に封鎖するためのシール部材(2
    8)が設けられていることを特徴とする洗浄ノズルの自
    己洗浄機構。
  2. 【請求項2】 シャッター(14)の一端面(14A)
    側とケース(10)の内壁面(10A)との間には空気
    室(A)が形成されており、 ケース(10)には、この空気室(A)と連通するエア
    ー取入れ口(10c)が形成されており、 ノズル保持部材(12)には、ばね受け(18)が取り
    付けられているとともに、上記シャッター(14)がス
    ライド可能にはめ合わされており、 ばね受け(18)とシャッター(14)の内壁面(14
    B)との間に、窓部(W)が開放されるようにシャッタ
    ー(14)に力を作用させたばね(22)が設けられて
    おり、 エアー取入れ口(10c)から空気室(A)に圧力空気
    を供給した場合には、この空気圧力の力によって上記ば
    ね(22)の力に抗して窓部(W)が閉鎖されるように
    シャッター(14)を押すことを特徴とする請求項1記
    載の洗浄ノズルの自己洗浄機構。
  3. 【請求項3】 上記ノズル保持部材(12)の大径軸部
    (12b)の端部外周とシャッター(14)の円筒部
    (14b)内周とは、シャッター閉鎖時に互いにはめ合
    わされる形状とされており、上記シール部材は、はめ合
    い面に設けられたOリング(28)であることを特徴と
    する請求項1又は2記載の洗浄ノズルの自己洗浄機構。
  4. 【請求項4】 上記シール部材は、パッキン(38)で
    あり、上記ノズル保持部材(12)の大径軸部(12
    b)の端部とシャッター(14)の円筒部(14b)の
    端部とは、シャッター閉鎖時にパッキン(38)を介し
    て互いに押圧されることを特徴とする請求項1又は2記
    載の洗浄ノズルの自己洗浄機構。
JP9276765A 1997-10-09 1997-10-09 洗浄ノズルの自己洗浄機構 Pending JPH11105986A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9276765A JPH11105986A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 洗浄ノズルの自己洗浄機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9276765A JPH11105986A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 洗浄ノズルの自己洗浄機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11105986A true JPH11105986A (ja) 1999-04-20

Family

ID=17574051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9276765A Pending JPH11105986A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 洗浄ノズルの自己洗浄機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11105986A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005523850A (ja) * 2002-04-26 2005-08-11 ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム 自己洗浄ノズルを有する流体分配装置及びその使用方法
US9731258B2 (en) 2006-12-15 2017-08-15 3M Innovative Properties Company Mixing and dispensing curable multi-component materials
JP2018043189A (ja) * 2016-09-14 2018-03-22 株式会社錢高組 液体噴出装置及び養生装置
CN109972687A (zh) * 2019-04-24 2019-07-05 浙江顺得机械有限公司 一种挖掘机油箱

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5664994A (en) * 1979-10-31 1981-06-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Washing device for filling valve
JPH04102586A (ja) * 1990-08-22 1992-04-03 Shibuya Kogyo Co Ltd 充填バルブの洗浄装置
JPH10323637A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Shibuya Kogyo Co Ltd ノズル洗浄装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5664994A (en) * 1979-10-31 1981-06-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Washing device for filling valve
JPH04102586A (ja) * 1990-08-22 1992-04-03 Shibuya Kogyo Co Ltd 充填バルブの洗浄装置
JPH10323637A (ja) * 1997-05-23 1998-12-08 Shibuya Kogyo Co Ltd ノズル洗浄装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005523850A (ja) * 2002-04-26 2005-08-11 ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム 自己洗浄ノズルを有する流体分配装置及びその使用方法
US9731258B2 (en) 2006-12-15 2017-08-15 3M Innovative Properties Company Mixing and dispensing curable multi-component materials
US10086345B2 (en) 2006-12-15 2018-10-02 3M Innovative Properties Company Mixing and dispensing curable multi-component materials
US11084008B2 (en) 2006-12-15 2021-08-10 3M Innovative Properties Company Mixing and dispensing curable multi-component materials
US11964248B2 (en) 2006-12-15 2024-04-23 3M Innovative Properties Company Mixing and dispensing curable multi-component materials
JP2018043189A (ja) * 2016-09-14 2018-03-22 株式会社錢高組 液体噴出装置及び養生装置
CN109972687A (zh) * 2019-04-24 2019-07-05 浙江顺得机械有限公司 一种挖掘机油箱
CN109972687B (zh) * 2019-04-24 2023-10-10 浙江顺得机械有限公司 一种挖掘机油箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4688532B2 (ja) 充填要素、並びにこの様式の充填要素を有する充填機械
JP4873866B2 (ja) 液状充填物を瓶またはそのような容器に高温充填する方法とこの方法を実施する充填機
JP6516671B2 (ja) 充填要素並びに充填機械
RU2307065C2 (ru) Наполнительный элемент разливочной машины и разливочная машина
JP5328105B2 (ja) 回転機械要素と固定機械要素の間の移行部を密閉する密封装備と少なくとも一つのそのような密封装備を備える瓶或いは同様な容器を処理する装置
JP2006518317A5 (ja)
JP2006006930A (ja) 瓶等の容器を殺菌する方法及びこの方法を実施する消毒器
JP2005001767A (ja) 貯蔵容器処理機械
JP6475230B2 (ja) 射出装置、ステーション、及び射出装置を洗浄する方法
MX2014001470A (es) Aparato para el soplado y el llenado de recipientes de plastico.
US5842076A (en) Apparatus for supplying a liquid from a container
JPH11105986A (ja) 洗浄ノズルの自己洗浄機構
JPH0212838B2 (ja)
US20140124093A1 (en) Apparatus and method for producing pet bulk receptacles
JPH09110094A (ja) 無菌充填装置
JP3462856B2 (ja) 充填装置における送り戻し方法と、このような方法を実施するための充填装置
US5620117A (en) Exchangeable closing and pouring cap
KR102064715B1 (ko) 자동 생수 충진 시스템
JP2000095297A (ja) プラスチックボトルに充填するための方法および装置
JP2956562B2 (ja) 液体充填機の充填バルブ洗浄装置
KR20080114372A (ko) 가압이동장치
JP2001114396A (ja) 回転式充填装置
JP3359351B2 (ja) 自己洗浄機能付充填ノズル
JP3978665B2 (ja) 洗樽機用洗浄ヘッドパッキン及び樽詰機用充填ヘッドパッキン
JPS5813439B2 (ja) 壜詰機