JP2000095297A - プラスチックボトルに充填するための方法および装置 - Google Patents
プラスチックボトルに充填するための方法および装置Info
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 封止リングを交換するために充填機を停止さ
せることがなく、また、製品が汚染されるこのないプラ
スチックボトルに液体を充填するための方法及びその装
置を提供することである。 【解決手段】 ボトル３ａに液体が充填される際に、内
部圧力が外部環境における圧力よりも低くなるように口
２の周りに気密封止を形成する段階を備える口を上部に
有するプラスチックボトルに液体を充填する方法であっ
て、封止が、ノズル１を構成する実質的に円錐台状の表
面６にしっかりと押しつけられた口のエッジによって提
供され、前記口のエッジは前記円錐台状の表面よりも変
形しやすいことを特徴とするプラスチックボトルに液体
を充填するための方法を提供する。
せることがなく、また、製品が汚染されるこのないプラ
スチックボトルに液体を充填するための方法及びその装
置を提供することである。 【解決手段】 ボトル３ａに液体が充填される際に、内
部圧力が外部環境における圧力よりも低くなるように口
２の周りに気密封止を形成する段階を備える口を上部に
有するプラスチックボトルに液体を充填する方法であっ
て、封止が、ノズル１を構成する実質的に円錐台状の表
面６にしっかりと押しつけられた口のエッジによって提
供され、前記口のエッジは前記円錐台状の表面よりも変
形しやすいことを特徴とするプラスチックボトルに液体
を充填するための方法を提供する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチックボト
ルに充填する方法及び装置に関する。
ルに充填する方法及び装置に関する。
【０００２】
【従来技術】プラスチックボトルに液体を充填する方法
として、 多くの方法がすでに知られており、例えば、
この部類には、強制吸引定圧充填法が含まれ、より一般
的には、充填段階におけるボトル内部の圧力がボトル外
部の環境における圧力と異なるようなあらゆる方法が含
まれる。
として、 多くの方法がすでに知られており、例えば、
この部類には、強制吸引定圧充填法が含まれ、より一般
的には、充填段階におけるボトル内部の圧力がボトル外
部の環境における圧力と異なるようなあらゆる方法が含
まれる。
【０００３】これらの良く知られた方法においては、ボ
トルの口の周りの封止には、充填部材に形成された受座
に嵌め込まれる弾性材料からなる封止リングが使用され
る。封止リングの前面は、ボトルの口の上部エッジと封
止接触する状態となるように設計される。良く知られて
いるように、要求される気密性は、封止リングが口のエ
ッジに押しつけられたときにそれが変形することにより
達成されものである。
トルの口の周りの封止には、充填部材に形成された受座
に嵌め込まれる弾性材料からなる封止リングが使用され
る。封止リングの前面は、ボトルの口の上部エッジと封
止接触する状態となるように設計される。良く知られて
いるように、要求される気密性は、封止リングが口のエ
ッジに押しつけられたときにそれが変形することにより
達成されものである。
【０００４】しかしながら、これらの良く知られた方法
にはいくつかの制限と欠点がある。まず第１に、封止リ
ングの材料の種類は、柔軟性がありかつ多孔質でなけれ
ばならない。しかしながら、その材料の種類によって
は、また、それが影響を受ける何度も繰り返される動作
サイクルによっては、すぐに磨耗しやすい。このため、
充填機内の封止リングを頻繁に交換する必要が生じ、そ
のため填機を停止させなければならなかった。
にはいくつかの制限と欠点がある。まず第１に、封止リ
ングの材料の種類は、柔軟性がありかつ多孔質でなけれ
ばならない。しかしながら、その材料の種類によって
は、また、それが影響を受ける何度も繰り返される動作
サイクルによっては、すぐに磨耗しやすい。このため、
充填機内の封止リングを頻繁に交換する必要が生じ、そ
のため填機を停止させなければならなかった。
【０００５】この問題は、洗浄段階および殺菌段階にお
いて行われる熱処理のために、無菌充填機においてはい
っそう深刻なものとなり、その結果として、封止リング
は熱膨張し、それによって、封止リングが受座からはず
れることさえもあった。
いて行われる熱処理のために、無菌充填機においてはい
っそう深刻なものとなり、その結果として、封止リング
は熱膨張し、それによって、封止リングが受座からはず
れることさえもあった。
【０００６】第２に、封止リングの使用により、瓶詰め
された製品がバクテリアによって汚染されるという重大
な問題を引き起こすことがあった。これは、ボトルに充
填される製品が、封止リングとその受座との間の間隙に
容易に入り込み詰まることによるものである。この間隙
の洗浄処理および殺菌処理が容易に行われないならば、
製品が間隙に滞留してバクテリアが増殖することとなっ
た。封止リングが受ける機械的作用および熱膨張によ
り、間隙内に詰まった汚染物質が押し出され、それによ
って、瓶詰めされた製品が汚染されていた。
された製品がバクテリアによって汚染されるという重大
な問題を引き起こすことがあった。これは、ボトルに充
填される製品が、封止リングとその受座との間の間隙に
容易に入り込み詰まることによるものである。この間隙
の洗浄処理および殺菌処理が容易に行われないならば、
製品が間隙に滞留してバクテリアが増殖することとなっ
た。封止リングが受ける機械的作用および熱膨張によ
り、間隙内に詰まった汚染物質が押し出され、それによ
って、瓶詰めされた製品が汚染されていた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り、本願発明
の解決課題は、封止された状態においてプラスチックボ
トルに充填するための方法によって、封止リングを交換
するために充填機を停止させることがなく、また、製品
が汚染されることのないプラスチックボトルに液体を充
填するための方法及び装置を提供することである。
の解決課題は、封止された状態においてプラスチックボ
トルに充填するための方法によって、封止リングを交換
するために充填機を停止させることがなく、また、製品
が汚染されることのないプラスチックボトルに液体を充
填するための方法及び装置を提供することである。
【０００８】さらに、本発明の解決課題は、上述の方法
を実施するのを可能にする組み立てるのに簡単で安価な
装置を提供することである。
を実施するのを可能にする組み立てるのに簡単で安価な
装置を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体を分配し
てボトルに充填し前記ボトルの内部に含まれる空気を吸
い出すために、分配／吸引ノズルをそれぞれの前記ボト
ルの口に挿入する段階と、前記ボトルが充填されると
き、それの内部圧力が外部環境における圧力よりも低く
なるように、前記口の周りに気密封止を形成する段階と
を備えた、それぞれが口をその上部に有するプラスチッ
クボトルに充填する方法であって、前記封止が、前記ノ
ズルを構成する実質的に円錐台状の表面にしっかりと押
しつけられた前記口のエッジによって提供され、前記口
のエッジは、前記円錐台状の表面よりも変形しやすいこ
とを特徴とするプラスチックボトルに充填するための方
法を提供する。
てボトルに充填し前記ボトルの内部に含まれる空気を吸
い出すために、分配／吸引ノズルをそれぞれの前記ボト
ルの口に挿入する段階と、前記ボトルが充填されると
き、それの内部圧力が外部環境における圧力よりも低く
なるように、前記口の周りに気密封止を形成する段階と
を備えた、それぞれが口をその上部に有するプラスチッ
クボトルに充填する方法であって、前記封止が、前記ノ
ズルを構成する実質的に円錐台状の表面にしっかりと押
しつけられた前記口のエッジによって提供され、前記口
のエッジは、前記円錐台状の表面よりも変形しやすいこ
とを特徴とするプラスチックボトルに充填するための方
法を提供する。
【００１０】また、本発明は、前記口のエッジと前記円
錐台状の表面とが所定の圧力で、お互いに押しつけられ
ることを特徴とするプラスチックボトルに充填する方法
を提供する。
錐台状の表面とが所定の圧力で、お互いに押しつけられ
ることを特徴とするプラスチックボトルに充填する方法
を提供する。
【００１１】さらに、本発明は、前記円錐台状の表面
が、前記ノズルの外面であることを特徴とするプラスチ
ックボトルに充填する方法を提供する。
が、前記ノズルの外面であることを特徴とするプラスチ
ックボトルに充填する方法を提供する。
【００１２】さらに、本発明は、ボトルの上部にある口
内に挿入することのできる下端を有し、前記下端は液体
を充填するための少なくとも１つの流出口と空気を吸い
出すための少なくとも１つの流入口とを有する、液体を
分配して前記ボトルに充填し前記ボトルの内部に含まれ
る空気を吸い出すことのできる少なくとも１つの分配／
吸引ノズルと、前記ボトルをノズルへ供給し、前記ノズ
ルの下端を前記ボトルの上部にある前記口内に挿入する
ための手段とを備えた、それぞれが前記口の上部に有す
るプラスチックボトルに充填するための装置であって、
前記ノズルが、下に行くにつれて次第に細くなる円錐台
状の表面を有し、前記表面のより大きい径は前記口の内
径よりも大きく、前記表面はボトルの前記口のエッジに
しっかりと嵌まり込むような形状を有し、かつ、前記エ
ッジよりも変形しにくいことを特徴とするプラスチック
ボトルに充填するための装置を提供する。
内に挿入することのできる下端を有し、前記下端は液体
を充填するための少なくとも１つの流出口と空気を吸い
出すための少なくとも１つの流入口とを有する、液体を
分配して前記ボトルに充填し前記ボトルの内部に含まれ
る空気を吸い出すことのできる少なくとも１つの分配／
吸引ノズルと、前記ボトルをノズルへ供給し、前記ノズ
ルの下端を前記ボトルの上部にある前記口内に挿入する
ための手段とを備えた、それぞれが前記口の上部に有す
るプラスチックボトルに充填するための装置であって、
前記ノズルが、下に行くにつれて次第に細くなる円錐台
状の表面を有し、前記表面のより大きい径は前記口の内
径よりも大きく、前記表面はボトルの前記口のエッジに
しっかりと嵌まり込むような形状を有し、かつ、前記エ
ッジよりも変形しにくいことを特徴とするプラスチック
ボトルに充填するための装置を提供する。
【００１３】さらに、本発明は、前記ノズルの前記円錐
台状の外面が、金属で製造されたことを特徴とするプラ
スチックボトルに充填するための装置を提供する。
台状の外面が、金属で製造されたことを特徴とするプラ
スチックボトルに充填するための装置を提供する。
【００１４】さらに、本発明は、指示に基づいて垂直回
転軸を中心にして回転し、前記回転軸の周囲に配置され
た複数の前記分配／吸引ノズルを搬送する円形充填コン
ベヤと、充填コンベヤの回転に同期して、前記ノズルに
ボトルを１つずつ供給することのできるボトル供給ライ
ンとを備えたことを特徴とするプラスチックボトルに充
填するための装置を提供する。
転軸を中心にして回転し、前記回転軸の周囲に配置され
た複数の前記分配／吸引ノズルを搬送する円形充填コン
ベヤと、充填コンベヤの回転に同期して、前記ノズルに
ボトルを１つずつ供給することのできるボトル供給ライ
ンとを備えたことを特徴とするプラスチックボトルに充
填するための装置を提供する。
【００１５】さらに、本発明は、上述した目的のために
添付の図面を参照して説明および図示されたプラスチッ
クボトルを充填するための方法を提供する。
添付の図面を参照して説明および図示されたプラスチッ
クボトルを充填するための方法を提供する。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の目的は、封止された状態
においてプラスチックボトルに充填するための方法によ
って、従来技術の上述したような制限および欠点を克服
することであり、そのために、ノズルを構成する口より
も変形しにくい円錐台状の表面にボトルの口をしっかり
と嵌め込むことによって封止が提供される。
においてプラスチックボトルに充填するための方法によ
って、従来技術の上述したような制限および欠点を克服
することであり、そのために、ノズルを構成する口より
も変形しにくい円錐台状の表面にボトルの口をしっかり
と嵌め込むことによって封止が提供される。
【００１７】本発明の１つの利点は、充填プラントを停
止することを必要とせずに、申し分のない封止をつねに
確実に保持して、封止された状態において相当な数のボ
トルに充填することができることである。
止することを必要とせずに、申し分のない封止をつねに
確実に保持して、封止された状態において相当な数のボ
トルに充填することができることである。
【００１８】さらなる利点は、充填プラントが急激な温
度変化とその結果として生じる膨張とを伴う洗浄動作お
よび殺菌動作にあるときでさえも、申し分のない封止が
確実に保持されることである。
度変化とその結果として生じる膨張とを伴う洗浄動作お
よび殺菌動作にあるときでさえも、申し分のない封止が
確実に保持されることである。
【００１９】さらなる利点は、あらゆる環境において申
し分のない無菌封止状態で充填ができることである。
し分のない無菌封止状態で充填ができることである。
【００２０】本発明のさらなる目的は、上述の方法を実
施するのを可能にする組み立てるのに簡単で安価な装置
を実現することである。
施するのを可能にする組み立てるのに簡単で安価な装置
を実現することである。
【００２１】本発明のさらなる利点は、それが、申し分
なく清潔で汚染沈殿物のない状態を動作中に保持するこ
とのできる装置を提供することである。
なく清潔で汚染沈殿物のない状態を動作中に保持するこ
とのできる装置を提供することである。
【００２２】また、さらなる利点は、自動位置合わせ型
の装置を提供することである。すなわち、分配ノズルと
充填されるべきボトルの首との間のわずかな心ずれをも
自動的に修正することのできる装置を提供することであ
る。
の装置を提供することである。すなわち、分配ノズルと
充填されるべきボトルの首との間のわずかな心ずれをも
自動的に修正することのできる装置を提供することであ
る。
【００２３】より詳細には、この方法は、限定はされな
いが、無菌の瓶詰め工程に効果的に利用することができ
る。
いが、無菌の瓶詰め工程に効果的に利用することができ
る。
【００２４】具体的には、液体を分配してボトルに充填
しボトル内部に含まれる空気を吸い出すために、分配／
吸引ノズルをそれぞれのボトルの上部にある口に挿入す
るための方法が説明され、また、この方法は、口の周り
に気密封止を形成することを含み、その結果として、ボ
トルが充填されるときに、それの内部圧力は、外部環境
における圧力よりも低くなる。
しボトル内部に含まれる空気を吸い出すために、分配／
吸引ノズルをそれぞれのボトルの上部にある口に挿入す
るための方法が説明され、また、この方法は、口の周り
に気密封止を形成することを含み、その結果として、ボ
トルが充填されるときに、それの内部圧力は、外部環境
における圧力よりも低くなる。
【００２５】これらの目的および利点は、その他のもの
も含めて、すべてが、請求の範囲に記載されるような特
徴を有する本発明によって達成される。
も含めて、すべてが、請求の範囲に記載されるような特
徴を有する本発明によって達成される。
【００２６】本発明のさらなる特徴および利点が、それ
に限定するものではない例としての添付の図面に示され
る本発明の好ましい実施の形態に記載の詳細な以下の説
明から明らかとなるであろう。
に限定するものではない例としての添付の図面に示され
る本発明の好ましい実施の形態に記載の詳細な以下の説
明から明らかとなるであろう。
【００２７】本願発明は、プラスチックボトルに充填す
るための方法および装置であって、それによって、分配
／吸引ノズル（１）が、ボトルの上部にある口（２）内
に挿入される。ノズル（１）は、液体を分配してボトル
を充填し、それと同時に、前記ボトル内部に含まれる空
気を吸い出す。ノズル（１）は、鋼で製造された円錐台
状の表面（６）を有し、ボトルが充填されるとき、その
円錐台状の表面（６）が、口（２）のエッジにしっかり
と嵌まり込み、前記口の周りに気密封止を形成し、その
封止によって、ボトル内部の圧力を外部環境における圧
力よりも低くすることができる。
るための方法および装置であって、それによって、分配
／吸引ノズル（１）が、ボトルの上部にある口（２）内
に挿入される。ノズル（１）は、液体を分配してボトル
を充填し、それと同時に、前記ボトル内部に含まれる空
気を吸い出す。ノズル（１）は、鋼で製造された円錐台
状の表面（６）を有し、ボトルが充填されるとき、その
円錐台状の表面（６）が、口（２）のエッジにしっかり
と嵌まり込み、前記口の周りに気密封止を形成し、その
封止によって、ボトル内部の圧力を外部環境における圧
力よりも低くすることができる。
【００２８】図面１及び２を参照すると、プラスチック
ボトルに充填するためのノズルが、全体として符号１で
示される。ノズル１は、プラスチックボトルに充填する
ための無菌瓶詰め機において特に使用され、それぞれの
ボトルは、無菌状態の口を上部に有する。
ボトルに充填するためのノズルが、全体として符号１で
示される。ノズル１は、プラスチックボトルに充填する
ための無菌瓶詰め機において特に使用され、それぞれの
ボトルは、無菌状態の口を上部に有する。
【００２９】瓶詰め機は、それ自体が良く知られている
図示しない円形充填コンベヤを備えてもよく、それは、
指示に基づいて垂直回転軸を中心にして回転し、その回
転軸の周囲に配置された複数のノズルを搬送する。それ
自体が良く知られている図示しない供給ラインによっ
て、ボトルが円形コンベヤに供給され、その供給ライン
は、円形充填コンベヤの回転に同期して、多くのノズル
にボトルを１つずつ供給することができる。
図示しない円形充填コンベヤを備えてもよく、それは、
指示に基づいて垂直回転軸を中心にして回転し、その回
転軸の周囲に配置された複数のノズルを搬送する。それ
自体が良く知られている図示しない供給ラインによっ
て、ボトルが円形コンベヤに供給され、その供給ライン
は、円形充填コンベヤの回転に同期して、多くのノズル
にボトルを１つずつ供給することができる。
【００３０】ノズル１は、それぞれ、ボトル３ａ、３ｂ
の口２に挿入することのできる下端を有する。ある程度
だけ変形することのできる口を、ボトルの上部に備えて
さえいれば、ノズル１は図１に示されるように、ポリエ
チレンから製造されたボトル３ａとともに使用されても
よく、あるいは、図２に示されるように、ＰＥＴから製
造されたボトル３ｂとともに使用されてもよく、あるい
は、別の種類のボトルとともに使用されてもよい。
の口２に挿入することのできる下端を有する。ある程度
だけ変形することのできる口を、ボトルの上部に備えて
さえいれば、ノズル１は図１に示されるように、ポリエ
チレンから製造されたボトル３ａとともに使用されても
よく、あるいは、図２に示されるように、ＰＥＴから製
造されたボトル３ｂとともに使用されてもよく、あるい
は、別の種類のボトルとともに使用されてもよい。
【００３１】ノズル１は、液体を分配してボトル３ａま
たは３ｂに充填し、そのボトル内部に含まれる空気を吸
い出すことのできる形態のものである。それぞれのノズ
ル１の下端は、液体を充填するための少なくとも１つの
流出口と、空気を吸い出すための少なくとも１つの流入
口とを有する。この特定の例においては、液体は、３６
０°の範囲に流れ出し（矢印Ｆで示される方向に）、吸
引流入口は、中央に配置される（矢印Ｇで示される方向
に空気が吸い出される）。
たは３ｂに充填し、そのボトル内部に含まれる空気を吸
い出すことのできる形態のものである。それぞれのノズ
ル１の下端は、液体を充填するための少なくとも１つの
流出口と、空気を吸い出すための少なくとも１つの流入
口とを有する。この特定の例においては、液体は、３６
０°の範囲に流れ出し（矢印Ｆで示される方向に）、吸
引流入口は、中央に配置される（矢印Ｇで示される方向
に空気が吸い出される）。
【００３２】また、それぞれのノズル１の下端をそれぞ
れのボトルの上部にある口２に挿入するために、良く知
られた形態の図示しない手段が提供される。図２に示さ
れるＰＥＴボトル３ｂは外側に突き出た環状カラー４を
備え、この環状カラー４によって、ボトル３ｂを掴んで
操作するための良く知られた形態の口２の環状部材５を
掴むことができる。
れのボトルの上部にある口２に挿入するために、良く知
られた形態の図示しない手段が提供される。図２に示さ
れるＰＥＴボトル３ｂは外側に突き出た環状カラー４を
備え、この環状カラー４によって、ボトル３ｂを掴んで
操作するための良く知られた形態の口２の環状部材５を
掴むことができる。
【００３３】本発明によれば、それぞれのノズル１は、
下に行くにつれて次第に細くなる円錐台状の外面６を有
する。表面６のより大きい径は、口２の内径よりも大き
い。円錐台状の表面６は、それがボトルの口２の上部エ
ッジにしっかりと嵌まり込むような形状を有する。円錐
台状の表面６は、容器の口２よりも硬質のものである。
円錐台状の表面６は、具体的には、金属（例えば、ステ
ンレス鋼）で製造されたものである。
下に行くにつれて次第に細くなる円錐台状の外面６を有
する。表面６のより大きい径は、口２の内径よりも大き
い。円錐台状の表面６は、それがボトルの口２の上部エ
ッジにしっかりと嵌まり込むような形状を有する。円錐
台状の表面６は、容器の口２よりも硬質のものである。
円錐台状の表面６は、具体的には、金属（例えば、ステ
ンレス鋼）で製造されたものである。
【００３４】円錐台状の表面６は、図示される例におけ
るように、ノズル１の本体の外面を備えてもよいが、吹
き付け材料をノズル１の外面に塗布することによって
（硬化させることによって、セラミック化することによ
って、あるいは、それらに類似する方法によって）形成
されてもよい。その場合にも、ノズルと円錐台状の表面
６を形成するためにそれに塗布される材料との間に、微
量の充填材料が詰まって腐敗するどのような間隙、亀
裂、くぼみ、あるいは、それらに類似するものもできな
いようにすることが好ましい。本発明による装置がどの
ように動作するかを以下で説明する。
るように、ノズル１の本体の外面を備えてもよいが、吹
き付け材料をノズル１の外面に塗布することによって
（硬化させることによって、セラミック化することによ
って、あるいは、それらに類似する方法によって）形成
されてもよい。その場合にも、ノズルと円錐台状の表面
６を形成するためにそれに塗布される材料との間に、微
量の充填材料が詰まって腐敗するどのような間隙、亀
裂、くぼみ、あるいは、それらに類似するものもできな
いようにすることが好ましい。本発明による装置がどの
ように動作するかを以下で説明する。
【００３５】ボトル３ａまたは３ｂは、良く知られた方
法で次々に円形充填コンベヤに供給され、その円形充填
コンベヤは、ボトルを収容し、環状経路に沿ってそれら
を前進させ、その環状経路に沿ってボトルが充填され
る。
法で次々に円形充填コンベヤに供給され、その円形充填
コンベヤは、ボトルを収容し、環状経路に沿ってそれら
を前進させ、その環状経路に沿ってボトルが充填され
る。
【００３６】それぞれのボトルの口２は、対応する分配
／吸引ノズル１を挿入することができるように上へ動か
される。
／吸引ノズル１を挿入することができるように上へ動か
される。
【００３７】ノズル１と口２との間のどのような心ずれ
も自動的に修正される。充填中には、気密封止が口２の
周りに形成されるので、ボトル内部の圧力は、吸引の結
果として、外部環境における圧力よりも低い。
も自動的に修正される。充填中には、気密封止が口２の
周りに形成されるので、ボトル内部の圧力は、吸引の結
果として、外部環境における圧力よりも低い。
【００３８】封止は、ノズル１を構成する円錐台状の表
面６が嵌め込まれた口２の上部エッジによって提供され
る。口２のエッジは、所定の圧力でノズル１の円錐台状
の外面６に押しつけられる。口２が製造されるプラスチ
ック材料は、円錐台状の表面６よりも変形しやすいもの
である。ボトルの口２の小さな弾性率は、その口のエッ
ジの周りを確実に申し分なく封止するに足るものであ
る。この封止の結果として、空気を効果的に吸い出すこ
とができる。
面６が嵌め込まれた口２の上部エッジによって提供され
る。口２のエッジは、所定の圧力でノズル１の円錐台状
の外面６に押しつけられる。口２が製造されるプラスチ
ック材料は、円錐台状の表面６よりも変形しやすいもの
である。ボトルの口２の小さな弾性率は、その口のエッ
ジの周りを確実に申し分なく封止するに足るものであ
る。この封止の結果として、空気を効果的に吸い出すこ
とができる。
【００３９】充填段階が終了すれば、ボトルを下へ垂直
に動かすだけで、ボトルとノズルとが引き離される。円
錐台状の表面６のテーパーの程度は、ノズル１が容易に
ボトルの口２の内部へ入り込むことができるようなもの
であり、かつ、その後に、ノズル１を口２から容易に取
り出すことができるようなものである。
に動かすだけで、ボトルとノズルとが引き離される。円
錐台状の表面６のテーパーの程度は、ノズル１が容易に
ボトルの口２の内部へ入り込むことができるようなもの
であり、かつ、その後に、ノズル１を口２から容易に取
り出すことができるようなものである。
【００４０】さらに、円錐台状の表面６と口２との係合
は口２のいかなる永久的な変形も発生させないことが重
要である。もっとも、ボトルの口を傷めずに効果的に封
止できることはすでに確認されている。
は口２のいかなる永久的な変形も発生させないことが重
要である。もっとも、ボトルの口を傷めずに効果的に封
止できることはすでに確認されている。
【００４１】より詳細には、テーパーの程度は、口２の
変形性の関数として選択される。すなわち、一般には、
変形性が大きくなればなるほど、円錐台状の表面６のテ
ーパーの角度も大きくなるが、きわめて硬質の口２の場
合には、比較的に角度の小さいテーパーを使用するのが
望ましい。
変形性の関数として選択される。すなわち、一般には、
変形性が大きくなればなるほど、円錐台状の表面６のテ
ーパーの角度も大きくなるが、きわめて硬質の口２の場
合には、比較的に角度の小さいテーパーを使用するのが
望ましい。
【００４２】本発明によれば、充填中にボトル内部の圧
力低下を発生させるのに必要な気密性は、口のエッジが
比較的に堅固で比較的に変形しにくい円錐台状の表面に
押しつけられたときにそれが一時的に変形する結果とし
て得られる。したがって、このような場合に良く使用さ
れる例えばゴム封止リングのような、何度も繰り返され
る疲労サイクルの影響を受ける柔らかくて変形しやすい
構成要素は、本願発明には存在しない。なぜなら、本発
明の例においては、封止を提供する役割をなす変形しや
すい構成要素は、非永久的にほんの一回しか変形させら
れないからである。
力低下を発生させるのに必要な気密性は、口のエッジが
比較的に堅固で比較的に変形しにくい円錐台状の表面に
押しつけられたときにそれが一時的に変形する結果とし
て得られる。したがって、このような場合に良く使用さ
れる例えばゴム封止リングのような、何度も繰り返され
る疲労サイクルの影響を受ける柔らかくて変形しやすい
構成要素は、本願発明には存在しない。なぜなら、本発
明の例においては、封止を提供する役割をなす変形しや
すい構成要素は、非永久的にほんの一回しか変形させら
れないからである。
【００４３】さらに、本願発明として自動位置合わせ型
の装置を提供することが可能である。すなわち、分配ノ
ズルと充填されるべきボトルの首との間のわずかな心ず
れをも自動的に修正することのできる装置を提供するこ
とである。
の装置を提供することが可能である。すなわち、分配ノ
ズルと充填されるべきボトルの首との間のわずかな心ず
れをも自動的に修正することのできる装置を提供するこ
とである。
【００４４】本発明は、本発明の概念を保護する請求の
範囲から逸脱することなく、構成上の細部に実質的に多
くの変更を施すことができる。
範囲から逸脱することなく、構成上の細部に実質的に多
くの変更を施すことができる。
【００４５】
【発明の効果】本発明は、充填プラントの停止を必要と
せずに、申し分のない封止をつねに確実に保持して、封
止された状態において相当な数のボトルを充填すること
ができるという作用効果を達成する。
せずに、申し分のない封止をつねに確実に保持して、封
止された状態において相当な数のボトルを充填すること
ができるという作用効果を達成する。
【００４６】また、本願発明は、充填プラントが急激な
温度変化とその結果として生じる膨張とを伴う洗浄動作
および殺菌動作にあるときでさえも、申し分のない封止
が確実に保持されるという作用効果を達成する。
温度変化とその結果として生じる膨張とを伴う洗浄動作
および殺菌動作にあるときでさえも、申し分のない封止
が確実に保持されるという作用効果を達成する。
【００４７】さらに、本願発明は、あらゆる環境におい
て申し分のない無菌封止状態で充填ができるという作用
効果を達成する。
て申し分のない無菌封止状態で充填ができるという作用
効果を達成する。
【００４８】さらに、本発明によると、上述の方法を実
施するのを可能にする組み立てるのに簡単で安価なプラ
スチックボトルを充填するための装置を提供することを
可能とする。
施するのを可能にする組み立てるのに簡単で安価なプラ
スチックボトルを充填するための装置を提供することを
可能とする。
【００４９】さらに、本願発明によると、申し分なく清
潔で汚染沈殿物のない状態を動作中に保持することので
きるプラスチックボトルを充填するための装置を提供す
ることが可能となる。
潔で汚染沈殿物のない状態を動作中に保持することので
きるプラスチックボトルを充填するための装置を提供す
ることが可能となる。
【図１】本発明による、動作中の充填ノズルを備えた装
置を示す垂直断面図である。
置を示す垂直断面図である。
【図２】本願発明による、図１に示されたボトルと異な
るボトルの口に挿入されたノズルを示す垂直断面図であ
る。
るボトルの口に挿入されたノズルを示す垂直断面図であ
る。
１：ノズル ２：口 ３ａ、３ｂ：ボトル ４：環状カラー ５：環状部材 ６：表面
Claims (7)
- 【請求項１】 液体を分配してボトルに充填し前記ボト
ルの内部に含まれる空気を吸い出すために、分配／吸引
ノズルをそれぞれの前記ボトルの口に挿入する段階と、 前記ボトルに充填されるとき、前記ボトルの内部圧力が
外部環境における圧力よりも低くなるように、前記口の
周りに気密封止を形成する段階とを備えた、それぞれが
口を上部に有するプラスチックボトルに液体を充填する
方法であって、 前記封止が、前記ノズルを構成する実質的に円錐台状の
表面にしっかりと押しつけられた前記口のエッジによっ
て提供され、前記口のエッジは、前記円錐台状の表面よ
りも変形しやすいことを特徴とするプラスチックボトル
に充填するための方法。 - 【請求項２】 前記口のエッジと前記円錐台状の表面と
が、所定の圧力でお互いに押しつけられることを特徴と
する請求項１に記載の方法。 - 【請求項３】 前記円錐台状の表面が、前記ノズルの外
面であることを特徴とする請求項１または２のいずれか
に記載の方法。 - 【請求項４】 ボトルの上部にある口内に挿入すること
のできる下端を有し、前記下端は液体を充填するための
少なくとも１つの流出口と空気を吸い出すための少なく
とも１つの流入口とを有する、液体を分配して前記ボト
ルに充填し前記ボトルの内部に含まれる空気を吸い出す
ことのできる少なくとも１つの分配／吸引ノズルと、 前記ボトルをノズルへ供給し、前記ノズルの下端を前記
ボトルの上部にある前記口内に挿入するための手段とを
備えた、それぞれが前記口の上部に有するプラスチック
ボトルに充填するための装置であって、 前記ノズルが、下に行くにつれて次第に細くなる円錐台
状の表面を有し、前記表面のより大きい径は前記口の内
径よりも大きく、前記表面はボトルの前記口のエッジに
しっかりと嵌まり込むような形状を有し、かつ、前記エ
ッジよりも変形しにくいことを特徴とするプラスチック
ボトルに充填するための装置。 - 【請求項５】 前記ノズルの前記円錐台状の外面が、金
属で製造されたことを特徴とする請求項４に記載の装
置。 - 【請求項６】 指示に基づいて垂直回転軸を中心にして
回転し、前記回転軸の周囲に配置された複数の前記分配
／吸引ノズルを搬送する円形充填コンベヤと、 充填コンベヤの回転に同期して、前記ノズルにボトルを
１つずつ供給することのできるボトル供給ラインとを備
えたことを特徴とする請求項４または５のいずれかに記
載の装置。 - 【請求項７】 請求項１〜６のいずれかに記載され、上
述した目的のために添付の図面を参照して説明および図
示されたプラスチックボトルを充填するための方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| TW88118064A TW418174B (en) | 1998-09-21 | 1999-10-19 | Method and device for filling plastic bottles |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP98810942A EP0994067B1 (en) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | Method and divice for filling plastic bottles |
| EP98810942.7 | 1998-09-21 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000095297A true JP2000095297A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=8236337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11266941A Pending JP2000095297A (ja) | 1998-09-21 | 1999-09-21 | プラスチックボトルに充填するための方法および装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0994067B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000095297A (ja) |
| KR (1) | KR20000023338A (ja) |
| AU (1) | AU751419B2 (ja) |
| BR (1) | BR9904280A (ja) |
| CA (1) | CA2282799A1 (ja) |
| DE (1) | DE69820063T2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE20218779U1 (de) * | 2002-12-03 | 2004-02-12 | Krones Ag | Füllorgan für Kunststoffflaschen |
| KR101388603B1 (ko) * | 2012-11-20 | 2014-04-23 | 최순석 | 액체의 정량 주입 노즐을 이용한 수액(樹液) 주입 장치 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITMO20050309A1 (it) * | 2005-11-22 | 2007-05-23 | Dipran S R L | Dispositivo e relativo procedimento di riempimento a basso livello di vuoto di contenitori rigidi con liquidi piatti non frizzanti |
| US11918540B2 (en) | 2020-04-23 | 2024-03-05 | Vonco Products, Llc | Cap for spout and modified spout |
| EP4308471A1 (en) * | 2021-03-18 | 2024-01-24 | Vonco Products, LLC | Cap for spout and modified spout |
| CN112938871A (zh) * | 2021-04-29 | 2021-06-11 | 江西牛牛乳业有限责任公司 | 一种双腔瓶饮料罐装分配装置 |
| CN113336167B (zh) * | 2021-05-26 | 2023-01-20 | 江西牛牛乳业有限责任公司 | 双腔瓶灌装头和灌装设备 |
| CN113292034B (zh) * | 2021-05-26 | 2022-07-05 | 江西牛牛乳业有限责任公司 | 双腔瓶灌装工艺及灌装设备 |
| CN114988338B (zh) * | 2022-05-27 | 2024-01-05 | 合肥中辰轻工机械有限公司 | 一种等压灌装阀 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE894211C (de) * | 1951-04-27 | 1953-10-22 | Johann Ruehl | Verfahren und Vorrichtung zum Fuellen von Flaschen, insbesondere Enghalsflaschen |
| DE1039866B (de) * | 1955-03-03 | 1958-09-25 | Artur Gantner | Verfahren zum ventillosen Fuellen von Flaschen oder anderen Gefaessen mittels Unterdruck |
| FR2552749A1 (fr) * | 1983-10-04 | 1985-04-05 | Pont A Mousson | Dispositif de remplissage automatique de bouteilles, notamment par des liquides carbonates |
| US5975165A (en) * | 1994-12-28 | 1999-11-02 | Hoechst Aktiengesellschaft | Refueling nozzle |
-
1998
- 1998-09-21 EP EP98810942A patent/EP0994067B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-09-21 DE DE69820063T patent/DE69820063T2/de not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-09-21 AU AU48827/99A patent/AU751419B2/en not_active Ceased
- 1999-09-21 CA CA002282799A patent/CA2282799A1/en not_active Abandoned
- 1999-09-21 KR KR1019990040632A patent/KR20000023338A/ko not_active Application Discontinuation
- 1999-09-21 JP JP11266941A patent/JP2000095297A/ja active Pending
- 1999-09-21 BR BR9904280-0A patent/BR9904280A/pt not_active Application Discontinuation
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| DE20218779U1 (de) * | 2002-12-03 | 2004-02-12 | Krones Ag | Füllorgan für Kunststoffflaschen |
| KR101388603B1 (ko) * | 2012-11-20 | 2014-04-23 | 최순석 | 액체의 정량 주입 노즐을 이용한 수액(樹液) 주입 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69820063T2 (de) | 2004-08-26 |
| KR20000023338A (ko) | 2000-04-25 |
| CA2282799A1 (en) | 2000-03-21 |
| AU751419B2 (en) | 2002-08-15 |
| AU4882799A (en) | 2000-03-23 |
| BR9904280A (pt) | 2000-09-12 |
| EP0994067A2 (en) | 2000-04-19 |
| EP0994067A3 (en) | 2000-04-26 |
| DE69820063D1 (de) | 2004-01-08 |
| EP0994067B1 (en) | 2003-11-26 |
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