JPH04102586A - 充填バルブの洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、液体充填装置の充填バルブの洗浄装置に関す
るもので、特に　充填バルブの残液抜きと容器口用パツ
キン部の洗浄が制御弁の開閉を制御することにより行う
ことができ、しかも、充填バルブに対して容易に洗浄カ
ップを装着、離脱させることのできるものに関する。

［従来の技術］ 液体充填装置の充填バルブの洗浄装置において、洗浄液
を充填装置の下端、特にパッドケースの接線方向から噴
射することにより、先ず、充填液の残滓、粘性物等の付
着物が最も付着し易い、パットケース部分を強力な回転
流によって、付着物を除去洗浄した後、更に充填バルブ
内を上方に向は螺旋撹拌流となって洗浄しながら上昇し
、充填バルブを洗浄するものは従来から知られている（
特公昭５６−４８３９３号公報参照）。

口本発明が解決しようとしている課題］しかしながら、
前記の従来技術においては、外部からの洗浄装置が必要
であり、しかも、容器に合わせて充填バルブを交換しな
ければならない場合、洗浄装置を一旦取り外さなければ
ならない問題があり、これに対する対策が十分ではなか
つ旭また、充填液と洗浄液との残液が装置下部に溜り、
この残液を抜くのに大変な労力を要してい九本発明は、
この点に鑑へ　簡単な構成により、各充填バルブに対し
て簡単に適応出来ると共に、充填液と洗浄液との残液が
、装置下部に溜らず、充填バルブの容器口パツキンの強
制洗浄流路を形成し、迅速かつ性能よく十分に洗浄する
充填バルブの洗浄装置を提供することを目的とするもの
である。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、前記課題の解決を図るため、充填バルブの洗
浄装置として、液体充填装置の充填バルブを上下動させ
るシリンダと、該充填バルブに連係して洗浄カップ着脱
アームを水平往復動させるシリンダと、該洗浄カップ着
脱アームに保持され、上記充填バルブの下方に配設され
る洗浄カップと。

該洗浄カップに残液抜き流路と容器口パツキン洗浄流路
を形成し、上記両流路に制御弁を備えるという構成を採
用した。

［作用コ 本発明は、以上の構成を採用することにより、簡単な構
成で、充填容器の種類により、充填バルブを各充填容器
に合致したものに交換しなければならない場合、この交
換に伴って、バルブ洗浄用密閉蓋並びに洗浄装置の充填
装置からの取り外しを行い、後に新しい充填バルブを装
着して、再度、洗浄装置を取り付けなければならないと
いう従来技術の欠点を解消し、さらに充填バルブの残液
抜きと容器口パッキンを洗浄するような流路を形成し、
該両流路を制御弁で制御して残液抜きと容器口パッキン
を十分に洗浄することができる。

Ｅ実施例コ 以下、本発明の実施例を添付図面で詳細に説明する。

先ず、容器への液体充填装置における充填バルブの洗浄
装置のフローシートを概略説明すると、第１図に示すよ
うに　フィラータンクエの下部の充填バルブ２を洗浄す
るために、充填バルブ２の下端に洗浄カップ３を設け、
該洗浄カップ３には、残液抜き流路４と、容器口パツキ
ン洗浄流路５が設けら札　この残液抜き流路４と容器口
パッキン洗浄流路５を制御弁６を介して洗浄液タンク（
図示していない）へ回収濾過し、リサイクルするもので
ある。

また、フィラータンク１の上部に設けたレベルセンサー
７の検知により、レベルコントローラ９を作動させて、
給液コントロールバルブ８を作動させ、給液をコントロ
ールするものである。

さらに　残液抜き流路４と容器口パツキン洗浄流路５と
に接続した制御弁６の開閉を自動的にパターン制御をし
たり、電磁弁、切換スイッチ、タイマー等を利用して切
り換えたり、手動で切り換えることにより最適な効率の
良い洗浄、残液抜きが行えるものである。

次に、第２図〜第４図に基づいて、本発明の一実施例に
ついて詳細に説明すると、液体充填装置の充填バルブ２
内には、容器口上端部を密封する容器口パッキン１０が
挿入固定され、　上記容器口パツキン１０の表面近くに
連通ずる容器口パツキン洗浄流路５を形成している。こ
の容器口パッキン洗浄流路５は、洗浄カップ３に連通す
も更に、残液抜き流路４も形成し、この残液抜き流路４
も洗浄カップ３に連通して、両流路４，５は、バイブを
介して制御弁６．６に接続し、洗浄液タンクに連通され
ている。

次に、洗浄カップ３の構成を説明すると、洗浄カップ着
脱アーム１１に着脱自在に、洗浄カップ３を設け、洗浄
カップ着脱アームは、シリンダＡにより、充填装置の中
心から放射状に水平往復動して、充填バルブに係合する
ような位置と、退避した位置を洗浄と充填作業に合わせ
て移動させるものである。なお、洗浄カップ３には、充
填バルブに合わせて上面にパツキン１２が設けられてい
ることはいうまでもない。

又、第３図に示しであるように上下動するシリンダＢに
より充填バルブ２を開閉する機構と、洗浄カップ３を洗
浄カップ着脱アーム１１に対して着脱自在にする機構は
従来周知であるので、その詳細な構成の説明は省略する
。

次に、第２図で示しであるように、充填バルブ２を開閉
すると共に充填バルブ２先端に洗浄用密封蓋３を嵌着し
、充填液の残滓、粘性物等の附着物が最も付着し易い容
器口パツキン１０部分の附着物を除去し洗浄する。

回動式液体充填装置は公知のように充填液を収容する環
状のタンク１の底部に適数の充填バルブ２が設けられて
いる。該充填バルブ２は、環状のタンク１に固定された
固定ノズルとその下端に摺動自在に嵌装され、　かつ、
バネで下方に附勢された摺動ノズルが中心部に固定され
ていて、下端外側に弁座を形成した排気パイプとで形成
され、　常時は、摺動ノズルの下端が弁座に衝突して充
填バルブをｗ４ｍｉｔＬａＦ動ノズルがリフター上の充
填容器により上方に摺動されると、弁座と摺動ノズル間
に間隙が生じ、充填バルブを開放し、充填液供給槽から
供給パイプ、上部ロータリージヨイント、分岐管を介し
て環状タンク内に供給された充填液を充填容器に充填す
る。

又、前記摺動ノズルの下部には充填容器の口縁が当接す
る容器口パツキン１０を内装し、更に充填バルブ２の先
端には洗浄時に洗浄カップが着脱自在に設けられる。

次に、本発明の充填バルブ内部を自動的に洗浄するシス
テムについて説明する。充填バルブの切り換えにより、
作業終了時のボウル内の残液の回収装置としても利用で
き、制御パネルのクリーニングスイッチを押すと充填バ
ルブの洗浄カップがエアシリンダＡにより各充填バルブ
の真下まで移動し、続いてエアシリンダＢにより自動的
に上昇し始め、各充填バルブが洗浄カップによって開放
させられた位置で停止し、切替弁で給液パイプからアル
カリ洗浄水等が供給され洗浄がなされる。

洗浄後の排液は、洗浄方ツブチャンバを通って排水パイ
プより機外に排水され洗浄液タンクに循環還流するもの
である。

なお、洗浄液中にエアースチーム等の気体を混入すると
か、洗浄液を温めることにより耐着物の溶解作用も促進
され除去洗浄作用をさらに一層増進することができる。

次に、第５図に示すように、洗浄時の充填バルブ２の開
閉は充填バルブ開閉部材１３の昇降Ｃにより行い、容器
口パッキン洗浄流路５を洗浄カップ３に連通させずに、
直接容器口パツキン１０の近くから側部に開放してパイ
プで連通し、制御弁６を介して洗浄液タンクに配管され
ている。

［発明の効果コ 本発明は、以上の構成に基づき次の効果を得ることがで
きる。

（１）洗浄カップに形成した容器口パッキン洗浄流路、
残液抜き流路の流れを制御弁により、制御することによ
り容器口パツキン部分と、残液抜きとの効率良い流れを
作り、洗浄効果を高めることができる。

（２）充填液と洗浄液との残液を簡単に抜くことができ
る。

（３）容器口パツキンの強制洗浄が可能である。

（４）充填バルブの容器口パツキン洗浄流路を除去した
ので充填バルブ本体の交換のための着脱の際は配管の接
続　及び切り離しの手間が無くなる。

（５）容器口パツキン洗浄流路、及び残液抜き流路を持
った洗浄ディスクを着脱自在に取り付けた洗浄ディスク
着脱アームを設けることにより、容器に合わせて、充填
バルブを交換する際、配管の接続　及び切り離しの手間
が不要になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の洗浄装置を取り付けた液体充填装置
の洗浄機能をフローシートで示した概念説明図、第２図
は、本発明の充填バルブと洗浄装置との具体的一実施例
を示す一部断面拡大図、第３図は、本発明の洗浄カップ
、洗浄カップ着脱アーム等を示す概略説明図、第４図は
、洗浄カップの動作を表す概略説明図、第５図は、本発
明の充填バルブの洗浄装置の他の実施例を示す断面説明
図である。 １・・・・フィラータンク ２・・・・充填バルブ ３・・・・洗浄カップ ４・・・・残液抜き流路 ５・・・・容器口パッキン洗浄流路 ６・・・・制御弁 ７・・・・レベルセンサー ８・・・・給液コントロールバルブ ９・・・・レベルコントローラ １０・・・・容器口パッキン １１・・・・洗浄カップ着脱アーム １２・・・・パツキン １３・・・・充填バルブ開閉部材

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 液体充填装置の充填バルブを上下動させるシリンダと、
   該充填バルブに連係して洗浄カップ着脱アームを水平往
   復動させるシリンダと、該洗浄カップ着脱アームに保持
   され、上記充填バルブの下方に配設される洗浄カップと
   、該洗浄カップに残液抜き流路と容器口パッキン洗浄流
   路を形成し、上記両流路に制御弁を接続したものよりな
   る充填バルブの洗浄装置。