JPH11165797A - 充填ノズルの洗浄装置および方法 - Google Patents
充填ノズルの洗浄装置および方法Info
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- JPH11165797A JPH11165797A JP9331521A JP33152197A JPH11165797A JP H11165797 A JPH11165797 A JP H11165797A JP 9331521 A JP9331521 A JP 9331521A JP 33152197 A JP33152197 A JP 33152197A JP H11165797 A JPH11165797 A JP H11165797A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67C—CLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
- B67C3/00—Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus; Filling casks or barrels with liquids or semiliquids
- B67C3/001—Cleaning of filling devices
- B67C3/002—Cleaning of filling devices using cups or dummies to be placed under the filling heads
- B67C3/004—Cleaning of filling devices using cups or dummies to be placed under the filling heads permanently attached to the filling machine and movable between a rest and a working position
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 充填ノズルの吐出口とアダプタの受口の接続
を自動的に行う。充填時に、アダプタが汚染されなくす
る。 【解決手段】 充填ノズルの洗浄装置は、充填ノズル21
の下向き吐出口22に接続しうる上向き受口51を有しかつ
受口51を回収パイプ31と連通させるように回収パイプ31
に一体的に設けられているアダプタ32と、受口51に接続
しうる下向き洗浄口81を有しかつ洗浄口81を吐出口22の
側方に位置させるように配置されている洗浄器33と、受
口51を吐出口22と洗浄口81に交互に接続させるようにア
ダプタ32を移動させる移動手段とを備えている。
を自動的に行う。充填時に、アダプタが汚染されなくす
る。 【解決手段】 充填ノズルの洗浄装置は、充填ノズル21
の下向き吐出口22に接続しうる上向き受口51を有しかつ
受口51を回収パイプ31と連通させるように回収パイプ31
に一体的に設けられているアダプタ32と、受口51に接続
しうる下向き洗浄口81を有しかつ洗浄口81を吐出口22の
側方に位置させるように配置されている洗浄器33と、受
口51を吐出口22と洗浄口81に交互に接続させるようにア
ダプタ32を移動させる移動手段とを備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、容器に飲料のよ
うな液体を充填する液体充填装置における充填ノズルの
洗浄装置および方法に関する。
うな液体を充填する液体充填装置における充填ノズルの
洗浄装置および方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の装置としては、充填ノズルの下
向き吐出口に接続しうる上向き受口を有しかつ受口を回
収パイプと連通させるように回収パイプに一体的に設け
られているアダプタを備えており、充填ノズルの洗浄に
際し、手動操作によって吐出口と受口を接続し、その後
に、充填ノズルに蒸気および／または洗浄液を供給する
ようにしているものが知られている。
向き吐出口に接続しうる上向き受口を有しかつ受口を回
収パイプと連通させるように回収パイプに一体的に設け
られているアダプタを備えており、充填ノズルの洗浄に
際し、手動操作によって吐出口と受口を接続し、その後
に、充填ノズルに蒸気および／または洗浄液を供給する
ようにしているものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】吐出口と受口の接続を
手動操作によって行うことは、面倒で、非能率的であ
る。しかも、その上に、充填時に、吐出口と受口の接続
が解除されている場合、アダプタそのものが装置周辺雰
囲気によって汚染されることがあった。
手動操作によって行うことは、面倒で、非能率的であ
る。しかも、その上に、充填時に、吐出口と受口の接続
が解除されている場合、アダプタそのものが装置周辺雰
囲気によって汚染されることがあった。
【０００４】この発明の目的は、充填ノズルの吐出口と
アダプタの受口の接続を自動的に行うことができ、しか
も、充填時に、アダプタが汚染される心配のない充填ノ
ズルの洗浄装置を提供することにある。
アダプタの受口の接続を自動的に行うことができ、しか
も、充填時に、アダプタが汚染される心配のない充填ノ
ズルの洗浄装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明による充填ノズ
ルの洗浄装置は、充填ノズルの下向き吐出口に接続しう
る上向き受口を有しかつ受口を回収パイプと連通させる
ように回収パイプに一体的に設けられているアダプタ
と、受口に接続しうる下向き洗浄口を有しかつ洗浄口を
吐出口の側方に位置させるように配置されている洗浄器
と、受口を吐出口と洗浄口に交互に接続させるようにア
ダプタを移動させる移動手段とを備えているものであ
る。
ルの洗浄装置は、充填ノズルの下向き吐出口に接続しう
る上向き受口を有しかつ受口を回収パイプと連通させる
ように回収パイプに一体的に設けられているアダプタ
と、受口に接続しうる下向き洗浄口を有しかつ洗浄口を
吐出口の側方に位置させるように配置されている洗浄器
と、受口を吐出口と洗浄口に交互に接続させるようにア
ダプタを移動させる移動手段とを備えているものであ
る。
【０００６】この発明による充填ノズルの洗浄装置で
は、充填ノズルの吐出口とアダプタの受口の接続を自動
的に行うことができる。しかも、充填時に、吐出口と受
口の接続が解除されている場合、アダプタの受口を洗浄
カップの洗浄口に接続しておけば、アダプタが装置周辺
雰囲気によって汚染される心配がない。
は、充填ノズルの吐出口とアダプタの受口の接続を自動
的に行うことができる。しかも、充填時に、吐出口と受
口の接続が解除されている場合、アダプタの受口を洗浄
カップの洗浄口に接続しておけば、アダプタが装置周辺
雰囲気によって汚染される心配がない。
【０００７】充填ノズルが、吐出口の縁部に下向き環状
シール面を有しており、洗浄器が、洗浄口の縁部に下向
き環状シール面を有しており、受口の周囲に、充填ノズ
ルおよび洗浄器のそれぞれのシール面を当接させうるパ
ッキンが設けられ、充填ノズルのシール面の外周より洗
浄器のシール面の内周が大きく形成されていると、パッ
キンをもまた清潔に保つことができる。詳しくは、洗浄
器と、アダプタが接触している限り、パッキンに対する
充填ノズルシール面の接触面が装置周辺雰囲気によって
汚染される心配がない。
シール面を有しており、洗浄器が、洗浄口の縁部に下向
き環状シール面を有しており、受口の周囲に、充填ノズ
ルおよび洗浄器のそれぞれのシール面を当接させうるパ
ッキンが設けられ、充填ノズルのシール面の外周より洗
浄器のシール面の内周が大きく形成されていると、パッ
キンをもまた清潔に保つことができる。詳しくは、洗浄
器と、アダプタが接触している限り、パッキンに対する
充填ノズルシール面の接触面が装置周辺雰囲気によって
汚染される心配がない。
【０００８】移動手段が、アダプタが平面より見て吐出
口と洗浄口を結ぶ線上を移動するようにアダプタを支持
しかつアダプタ移動方向と交差する方向にのびた水平軸
によって上下揺動自在に支持されている可動支持部材を
有していると、アダプタをスムースに移動させることが
できる。
口と洗浄口を結ぶ線上を移動するようにアダプタを支持
しかつアダプタ移動方向と交差する方向にのびた水平軸
によって上下揺動自在に支持されている可動支持部材を
有していると、アダプタをスムースに移動させることが
できる。
【０００９】アダプタが第１アクチュエータによって移
動させられるとともに、支持部材が第２アクチュエータ
によって揺動させられるようになされていると、アダプ
タのスライドおよび昇降を任意のタイミングで作動させ
ることができる。
動させられるとともに、支持部材が第２アクチュエータ
によって揺動させられるようになされていると、アダプ
タのスライドおよび昇降を任意のタイミングで作動させ
ることができる。
【００１０】支持部材に、アダプタ移動経路下方に進入
させたブラケットが設けられ、ブラケットに、アダプタ
下面に当接しうるサポートが設けられていると、アダプ
タを充填ノズルに確実に押圧することができる。
させたブラケットが設けられ、ブラケットに、アダプタ
下面に当接しうるサポートが設けられていると、アダプ
タを充填ノズルに確実に押圧することができる。
【００１１】サポートが、アダプタに接近・離隔しうる
方向に移動自在であり、サポートを任意の位置で固定し
うる固定手段が備わっていると、サポートの高さ調節を
行うことができ、サポートの押圧力の調節が行える。
方向に移動自在であり、サポートを任意の位置で固定し
うる固定手段が備わっていると、サポートの高さ調節を
行うことができ、サポートの押圧力の調節が行える。
【００１２】回収パイプ全長の少なくとも一部にフレキ
シブルパイプ部が設けられていることが好ましい。
シブルパイプ部が設けられていることが好ましい。
【００１３】この発明による充填ノズルの洗浄方法で
は、上記充填装置において、アダプタを充填ノズルから
離し、洗浄器と接続する際に、アダプタが移動している
うちに洗浄器から洗浄液を流すものである。
は、上記充填装置において、アダプタを充填ノズルから
離し、洗浄器と接続する際に、アダプタが移動している
うちに洗浄器から洗浄液を流すものである。
【００１４】上記の方法によれば、パッキンの洗浄器シ
ール面の接触面で包囲された部分だけでなく、接触面お
よびその外側も洗浄することができる。
ール面の接触面で包囲された部分だけでなく、接触面お
よびその外側も洗浄することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参
照してつぎに説明する。
照してつぎに説明する。
【００１６】以下の説明において、前後とは、図１の紙
面と直交して手前側を前、これと反対側を後といい、左
右とは、図１の左右の側を左右というものとする。
面と直交して手前側を前、これと反対側を後といい、左
右とは、図１の左右の側を左右というものとする。
【００１７】図２を参照すると、クリーンルーム11内の
ベッド12上を前後方向にのびた搬送経路を有する容器搬
送コンベヤ13、コンベヤ13で搬送中の容器Ｃに内容物を
充填する充填装置14および充填装置14を洗浄する洗浄装
置15が示されている。
ベッド12上を前後方向にのびた搬送経路を有する容器搬
送コンベヤ13、コンベヤ13で搬送中の容器Ｃに内容物を
充填する充填装置14および充填装置14を洗浄する洗浄装
置15が示されている。
【００１８】充填装置14は、容器搬送経路の上方に配置
されかつ容器搬送方向に容器搬送ピッチと等しい間隔で
並んでいる前後２つの充填ノズル21を有している。充填
ノズル21は、略垂直筒状のもので、下端に略正方形状吐
出口22を有しかつ容器搬送経路の左方に設けられたスタ
ンド23にブラケット24を介して支持されている。吐出口
22には、充填ノズル21内の充填液の自重による流下を防
止するためのメッシュ25が備えられていてる（図７）。
充填ノズル21の上部には、接続パイプ26によって図示し
ない定量シリンダが接続されている。定量シリンダによ
って充填ノズル21には一定量ずつ充填液が送り込まれて
くる。また、充填ノズル21には殺菌用蒸気および／また
は洗浄液が必要に応じて供給されるようになっている。
されかつ容器搬送方向に容器搬送ピッチと等しい間隔で
並んでいる前後２つの充填ノズル21を有している。充填
ノズル21は、略垂直筒状のもので、下端に略正方形状吐
出口22を有しかつ容器搬送経路の左方に設けられたスタ
ンド23にブラケット24を介して支持されている。吐出口
22には、充填ノズル21内の充填液の自重による流下を防
止するためのメッシュ25が備えられていてる（図７）。
充填ノズル21の上部には、接続パイプ26によって図示し
ない定量シリンダが接続されている。定量シリンダによ
って充填ノズル21には一定量ずつ充填液が送り込まれて
くる。また、充填ノズル21には殺菌用蒸気および／また
は洗浄液が必要に応じて供給されるようになっている。
【００１９】洗浄装置15は、回収パイプ31と、２つの充
填ノズル21に対応して、これらと回収パイプ31を接続す
るための前後２つのアダプタ32と、これらのアダプタ32
に対応して、両充填ノズル21の右方にそれぞれ配置され
ている前後２つの洗浄器33とを備えている。
填ノズル21に対応して、これらと回収パイプ31を接続す
るための前後２つのアダプタ32と、これらのアダプタ32
に対応して、両充填ノズル21の右方にそれぞれ配置され
ている前後２つの洗浄器33とを備えている。
【００２０】回収パイプ31は、固定パイプ41および可動
パイプ42と、これらの間に介在させられているフレキシ
ブルパイプ43とによって構成されている。可動パイプ42
は、前後の分岐パイプ44を有している。
パイプ42と、これらの間に介在させられているフレキシ
ブルパイプ43とによって構成されている。可動パイプ42
は、前後の分岐パイプ44を有している。
【００２１】アダプタ32は、左右にのびた帯板状のもの
で、左端部に上向き受口51を有している。受口51の縁部
には弾性材製横断面略Ｕ字状パッキン52が取付けられて
いる。前アダプタ32には前向きの連通口53が、後アダプ
タ32には後向き連通口53がそれぞれ設けられ、これら両
連通口53に前後の分岐パイプ44の前後対応する者同しが
接続されている。
で、左端部に上向き受口51を有している。受口51の縁部
には弾性材製横断面略Ｕ字状パッキン52が取付けられて
いる。前アダプタ32には前向きの連通口53が、後アダプ
タ32には後向き連通口53がそれぞれ設けられ、これら両
連通口53に前後の分岐パイプ44の前後対応する者同しが
接続されている。
【００２２】前後のアダプタ32の右下方には垂直板状支
持ブラケット61がベッド 12 上に立てられている。支持
ブラケット61の上端には前後方向にのびた水平ピン62が
設けられ、これに、左右方向にのびた帯板状支持プレー
ト63がその右端部において上下揺動自在に支持されかつ
その左部を両アダプタ32の間に入り込ませている。支持
プレート63の上面にはスライドプレート64が載せられて
いる。スライドプレート64は、その左端部において両ア
ダプタ32を連結している。スライドプレート64には、支
持プレート63を前後両側から挟む前後２つずつのガイド
ローラ65が垂下状に設けられている。ガイドローラ65
は、図５に詳しく示すように、吊りボルト66にはめられ
た垂直筒状のもので、下端に支持プレート63の縁部を受
けたフランジ67を有している。
持ブラケット61がベッド 12 上に立てられている。支持
ブラケット61の上端には前後方向にのびた水平ピン62が
設けられ、これに、左右方向にのびた帯板状支持プレー
ト63がその右端部において上下揺動自在に支持されかつ
その左部を両アダプタ32の間に入り込ませている。支持
プレート63の上面にはスライドプレート64が載せられて
いる。スライドプレート64は、その左端部において両ア
ダプタ32を連結している。スライドプレート64には、支
持プレート63を前後両側から挟む前後２つずつのガイド
ローラ65が垂下状に設けられている。ガイドローラ65
は、図５に詳しく示すように、吊りボルト66にはめられ
た垂直筒状のもので、下端に支持プレート63の縁部を受
けたフランジ67を有している。
【００２３】両洗浄器33の上方を前後にのびた水平洗浄
液パイプ71が横切っている。図６を参照すると、洗浄液
パイプ71の周壁には、２つの洗浄器33に対応して、前後
２つの垂下状分岐パイプ72が設けられている。分岐パイ
プ72外面には雄ねじ73が形成されている。雄ねじ73には
回止めナット74がねじはめられている。洗浄液パイプ71
は、支持部材75によってベッド12上に支持されている。
液パイプ71が横切っている。図６を参照すると、洗浄液
パイプ71の周壁には、２つの洗浄器33に対応して、前後
２つの垂下状分岐パイプ72が設けられている。分岐パイ
プ72外面には雄ねじ73が形成されている。雄ねじ73には
回止めナット74がねじはめられている。洗浄液パイプ71
は、支持部材75によってベッド12上に支持されている。
【００２４】洗浄器33は、分岐パイプ72にはめ被せられ
た垂直短筒状のもので、下端に洗浄口81を有している。
洗浄口81は吐出口22と相似状正方形である。洗浄器33の
内面には、雄ねじ73にねじ合わされた雌ねじ82が形成さ
れるとともに、その下方にＯリング83をはめ入れた環状
溝84が形成されている。洗浄器33の下端にはスカート85
が設けられている。
た垂直短筒状のもので、下端に洗浄口81を有している。
洗浄口81は吐出口22と相似状正方形である。洗浄器33の
内面には、雄ねじ73にねじ合わされた雌ねじ82が形成さ
れるとともに、その下方にＯリング83をはめ入れた環状
溝84が形成されている。洗浄器33の下端にはスカート85
が設けられている。
【００２５】分岐パイプ72に対する洗浄器33のねじ込み
位置を変更することにより、洗浄器33の高さ調節が行わ
れる。
位置を変更することにより、洗浄器33の高さ調節が行わ
れる。
【００２６】洗浄液パイプ71には洗浄液が供給停止自在
に供給される。洗浄液としては、常温１５〜２５℃の塩
素水７０〜１００PPM が用いられる。塩素水に代わり、
電解強酸性水を用いてもよい。酸性水のPHは２．７以
下、塩素イオン濃度５０PPM のものが適当である。
に供給される。洗浄液としては、常温１５〜２５℃の塩
素水７０〜１００PPM が用いられる。塩素水に代わり、
電解強酸性水を用いてもよい。酸性水のPHは２．７以
下、塩素イオン濃度５０PPM のものが適当である。
【００２７】支持プレート63上にはアダプタスライド用
流体圧シリンダ91が左向きに取り付けられ、シリンダ91
のピストンロッド92はスライドプレート64に連結されて
いる。
流体圧シリンダ91が左向きに取り付けられ、シリンダ91
のピストンロッド92はスライドプレート64に連結されて
いる。
【００２８】図６を参照すると、支持プレート63の左端
部下面には垂下状耳101 が設けられている。耳101 の高
さの中程には、両アダプタ32の下方に進入させられた前
後張出状翼部102 が設けられている。前後の翼部102 に
は高さ調節ボルト103 がねじ込まれている。ボルト103
には回止めナット104 がねじはめられている。ボルトの
上端部には水平円板状サポート105 が一体的に設けられ
て、その上面がアダプタ32の下面に当接させられていて
る。
部下面には垂下状耳101 が設けられている。耳101 の高
さの中程には、両アダプタ32の下方に進入させられた前
後張出状翼部102 が設けられている。前後の翼部102 に
は高さ調節ボルト103 がねじ込まれている。ボルト103
には回止めナット104 がねじはめられている。ボルトの
上端部には水平円板状サポート105 が一体的に設けられ
て、その上面がアダプタ32の下面に当接させられていて
る。
【００２９】耳101 の下端近くには、トグルリンク機構
111 を構成している上ロッド112 の上端が連結されてい
る。トグルリンク機構111 を構成している下ロッド113
の下端はベッド12に設けられた取付ブロック114 に連結
されている。そして、上下のロッド112 ，113 の連結端
には、支持ブラケット61の高さの中程に取付けられたア
ダプタ上下動用流体圧シリンダ115 のピストンロッド11
6 が連結されている。図３には、充填ノズル21にアダプ
タ32が接続されている状態が示されている。アダプタ32
は水平姿勢であり、充填ノズル21の吐出口縁部にアダプ
タ32の受口縁部が押圧されている。この状態で、充填ノ
ズル21から充填液の残液を抜き取ったり、充填ノズル21
に蒸気等を供給することにより、充填ノズル21の洗浄殺
菌が行われる。残液および蒸気等は、回収パイプ31を通
じて回収される。
111 を構成している上ロッド112 の上端が連結されてい
る。トグルリンク機構111 を構成している下ロッド113
の下端はベッド12に設けられた取付ブロック114 に連結
されている。そして、上下のロッド112 ，113 の連結端
には、支持ブラケット61の高さの中程に取付けられたア
ダプタ上下動用流体圧シリンダ115 のピストンロッド11
6 が連結されている。図３には、充填ノズル21にアダプ
タ32が接続されている状態が示されている。アダプタ32
は水平姿勢であり、充填ノズル21の吐出口縁部にアダプ
タ32の受口縁部が押圧されている。この状態で、充填ノ
ズル21から充填液の残液を抜き取ったり、充填ノズル21
に蒸気等を供給することにより、充填ノズル21の洗浄殺
菌が行われる。残液および蒸気等は、回収パイプ31を通
じて回収される。
【００３０】この状態から、アダプタ上下動用流体圧シ
リンダ115 のピストンロッド116 を退入させて、トグル
リンク機構111 を縮めると、図３中、２点鎖線で示すよ
うに、アダプタ32が左斜め下向きの傾斜姿勢となる。ア
ダプタスライド用流体圧シリンダ91のピストンロッド92
を退入させてアダプタ32を右動させる。アダプタ32が洗
浄器33の下方に進入すると、アダプタ上下動用流体圧シ
リンダ115 のピストンロッド116 を進出させて、トグル
リンク機構111 を伸ばすと、アダプタ32が上向きに揺動
させられて、アダプタ32の受口縁部が洗浄器33の洗浄口
縁部に押圧される。そうすると、洗浄液パイプ71に洗浄
液を供給することにより、アダプタ32の洗浄が行われ
る。アダプタ32の洗浄が完了すると、洗浄液の供給は停
止すればよいが、アダプタ32の外気による汚染を防止す
るためにアダプタ32と洗浄器33は接続したままにしてお
く。アダプタ32を充填ノズル21に再び接続するには、詳
しく説明しないが、上記の手順を逆にすればよい。
リンダ115 のピストンロッド116 を退入させて、トグル
リンク機構111 を縮めると、図３中、２点鎖線で示すよ
うに、アダプタ32が左斜め下向きの傾斜姿勢となる。ア
ダプタスライド用流体圧シリンダ91のピストンロッド92
を退入させてアダプタ32を右動させる。アダプタ32が洗
浄器33の下方に進入すると、アダプタ上下動用流体圧シ
リンダ115 のピストンロッド116 を進出させて、トグル
リンク機構111 を伸ばすと、アダプタ32が上向きに揺動
させられて、アダプタ32の受口縁部が洗浄器33の洗浄口
縁部に押圧される。そうすると、洗浄液パイプ71に洗浄
液を供給することにより、アダプタ32の洗浄が行われ
る。アダプタ32の洗浄が完了すると、洗浄液の供給は停
止すればよいが、アダプタ32の外気による汚染を防止す
るためにアダプタ32と洗浄器33は接続したままにしてお
く。アダプタ32を充填ノズル21に再び接続するには、詳
しく説明しないが、上記の手順を逆にすればよい。
【００３１】また、上記において、アダプタ32と洗浄器
33を接続する前に、洗浄器33に洗浄液を供給し、洗浄器
33から洗浄液をアダプタ32の受口縁部に降り注ぐように
してもよい。そうすると、パッキン52全体が洗浄され
る。
33を接続する前に、洗浄器33に洗浄液を供給し、洗浄器
33から洗浄液をアダプタ32の受口縁部に降り注ぐように
してもよい。そうすると、パッキン52全体が洗浄され
る。
【００３２】図７に充填ノズル21とアダプタ32が接続さ
れている状態が、図８に洗浄器33とアダプタ32が接続さ
れている状態がそれぞれ実線で示されている。また、図
７には洗浄器33の一部が想像線で示されている。
れている状態が、図８に洗浄器33とアダプタ32が接続さ
れている状態がそれぞれ実線で示されている。また、図
７には洗浄器33の一部が想像線で示されている。
【００３３】充填ノズル21の下端面および洗浄器33の下
端面は、パッキン52に対する環状シール面121 ，122 を
それぞれ形成している。充填ノズル21のシール面121 外
縁のなす正方形の相対する２辺の間隔をＷ1 とし、洗浄
器33のシール面122 内縁のなす正方形の相対する２辺の
間隔をＷ2 とすると、Ｗ1 ＜Ｗ2 である。このことは、
パッキン52に対する充填ノズルシール面121 の接触面を
洗浄器シール面122 の接触面で包囲できることを意味す
る。したがって、洗浄器33とアダプタ32が接触している
限り、パッキン52に対する充填ノズルシール面121 の接
触面が外気によって汚染される心配がない。
端面は、パッキン52に対する環状シール面121 ，122 を
それぞれ形成している。充填ノズル21のシール面121 外
縁のなす正方形の相対する２辺の間隔をＷ1 とし、洗浄
器33のシール面122 内縁のなす正方形の相対する２辺の
間隔をＷ2 とすると、Ｗ1 ＜Ｗ2 である。このことは、
パッキン52に対する充填ノズルシール面121 の接触面を
洗浄器シール面122 の接触面で包囲できることを意味す
る。したがって、洗浄器33とアダプタ32が接触している
限り、パッキン52に対する充填ノズルシール面121 の接
触面が外気によって汚染される心配がない。
【００３４】図９は、トグルリンク機構を用いることな
く、流体圧シリンダ131 によって直接支持プレート63を
揺動させるようにした例を示すものである。
く、流体圧シリンダ131 によって直接支持プレート63を
揺動させるようにした例を示すものである。
【００３５】
【発明の効果】この発明によれば、充填ノズルの吐出口
とアダプタの受口の接続を自動的に行うことができ、し
かも、充填時に、アダプタが汚染される心配がない。
とアダプタの受口の接続を自動的に行うことができ、し
かも、充填時に、アダプタが汚染される心配がない。
【図１】この発明による洗浄装置の斜視図である。
【図２】同洗浄装置を含むその周辺の正面図である。
【図３】図２の一部拡大正面図である。
【図４】図３に示す部分の平面図である。
【図５】図３のＶーＶ線にそう断面図である。
【図６】図３のVIーVI線にそう断面図である。
【図７】充填ノズルとアダプタの接続状態説明図であ
る。
る。
【図８】洗浄器とアダプタの接続状態説明図である。
【図９】他の実施の形態を示す図３相当の正面図であ
る。
る。
21 充填ノズル 22 吐出口 31 回収パイプ 32 アダプタ 33 洗浄器 51 受口 81 洗浄口
Claims (7)
- 【請求項１】 充填ノズルの下向き吐出口に接続しうる
上向き受口を有しかつ受口を回収パイプと連通させるよ
うに回収パイプに一体的に設けられているアダプタと、 受口に接続しうる下向き洗浄口を有しかつ洗浄口を吐出
口の側方に位置させるように配置されている洗浄器と、 受口を吐出口と洗浄口に交互に接続させるようにアダプ
タを移動させる移動手段と、 を備えている充填ノズルの洗浄装置。 - 【請求項２】 充填ノズルが、吐出口の縁部に下向き環
状シール面を有しており、洗浄器が、洗浄口の縁部に下
向き環状シール面を有しており、受口の周囲に、充填ノ
ズルおよび洗浄器のそれぞれのシール面を当接させうる
パッキンが設けられ、充填ノズルのシール面の外周より
洗浄器のシール面の内周が大きく形成されている請求項
１記載の充填ノズルの洗浄装置。 - 【請求項３】 移動手段が、アダプタが平面より見て吐
出口と洗浄口を結ぶ線上を移動するようにアダプタを支
持しかつアダプタ移動方向と交差する方向にのびた水平
軸によって上下揺動自在に支持されている可動支持部材
を有しており、アダプタが第１アクチュエータによって
移動させられるとともに、支持部材が第２アクチュエー
タによって揺動させられるようになされている請求項１
または２に記載の充填ノズルの洗浄装置。 - 【請求項４】 支持部材に、アダプタ移動経路下方に進
入させたブラケットが設けられ、ブラケットに、アダプ
タ下面に当接しうるサポートが設けられている請求項１
〜３のいずれかに記載の充填ノズルの洗浄装置。 - 【請求項５】 サポートが、アダプタに接近・離隔しう
る方向に移動自在であり、サポートを任意の位置で固定
しうる固定手段が備わっている請求項４記載の充填ノズ
ルの洗浄装置。 - 【請求項６】 回収パイプ全長の少なくとも一部にフレ
キシブルパイプ部が設けられている請求項１〜５のいず
れかに記載の充填ノズルの洗浄装置。 - 【請求項７】 請求項１〜６のいずれかに記載の充填ノ
ズルの洗浄装置において、アダプタを充填ノズルから離
し、洗浄器と接続する際に、アダプタが移動しているう
ちに洗浄器から洗浄液を流す充填ノズルの洗浄方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9331521A JPH11165797A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 充填ノズルの洗浄装置および方法 |
| DE69815475T DE69815475T2 (de) | 1997-12-02 | 1998-12-01 | Vorrichtung und Verfahren zum Reinigen einer Abfülldüse |
| DK98204060T DK0919517T3 (da) | 1997-12-02 | 1998-12-01 | Indretning og fremgangsmåde til rensning af en påfyldningsdyse |
| EP98204060A EP0919517B8 (en) | 1997-12-02 | 1998-12-01 | Device for and method of cleaning filling nozzle |
| US09/201,774 US6039058A (en) | 1997-12-02 | 1998-12-01 | Device for and method of cleaning filling nozzle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9331521A JPH11165797A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 充填ノズルの洗浄装置および方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11165797A true JPH11165797A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18244589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9331521A Pending JPH11165797A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | 充填ノズルの洗浄装置および方法 |
Country Status (5)
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| EP (1) | EP0919517B8 (ja) |
| JP (1) | JPH11165797A (ja) |
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| DK (1) | DK0919517T3 (ja) |
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