JPH0581096U - 充填ノズル - Google Patents

充填ノズル

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JPH0581096U
JPH0581096U JP001209U JP120993U JPH0581096U JP H0581096 U JPH0581096 U JP H0581096U JP 001209 U JP001209 U JP 001209U JP 120993 U JP120993 U JP 120993U JP H0581096 U JPH0581096 U JP H0581096U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ノズル本体と吐出管を分解することなく、充
填ノズルの洗浄を行うことができるようにし、充填ノズ
ルの自動洗浄化を図る。 【構成】 空気抜き管62は、ノズル本体61より下方に突
出させられた下方突出部62a を有し、垂直可動吐出管64
は下方突出部62a を取囲むように配して上大径部82およ
び下小径部83を有する。大径部82上面にノズル本体61の
下端面に対する当接面85a を形成し、突出部62a 外面下
端に、間隙Cを形成するように小径部83の下端を受ける
シートリング63を設ける。吐出管64をばね66で下向きに
付勢する。上下方向に伸縮自在な垂直筒状パッキン67
を、ノズル本体61と吐出管64の間をシールするようにノ
ズル本体61と吐出管64にまたがって取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ジュースのような液体を容器に連続して自動的に充填する回転式 真空充填機の充填ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の充填ノズルとしては、図11に示すように、垂直筒状ノズル本 体301 と、ノズル本体301 内を上下に貫通するように配置固定されかつノズル本 体301 より下方に突出させられた下方突出部302aを有する空気抜き管302 と、下 方突出部302aを取囲むように配されかつ被充填容器の口縁部に当接させうる外径 をもつ上大径部304aおよび同容器口部内に挿入されうる外径をもつ下小径部304b を有しかつ大径部304a上面にノズル本体301 の下端面に対する当接面304cが形成 されている垂直可動吐出管304 と、突出部302a外面下端に設けられかつノズル本 体301 下端面と当接面304cの間に吐出管304 を上下動させうる間隙Cを形成する ように小径部304bの下端を受けるシートリング303 と、吐出管304 を下向きに付 勢しているばね306 と、ノズル本体301 と吐出管304 の間をシールしているシー ル手段とを備えており、シール手段が、当接面304cの内側に直立状に設けられか つノズル本体301 内面に摺動自在にはめ合わされた垂直摺動案内筒305 よりなる ものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記充填ノズルにおいて、ノズル本体301 内面と摺動案内筒305 外面間のクリ アランスは、シール性を確保するために、0.05mm程度とかなり小さく設定さ れているが、充填中に、そのクリアランスに充填液が進入することは避けられな い。
【0004】 充填ノズルを洗浄する際、洗浄液をノズル本体301 内に通すだけでは、上記ク リアランスから充填液を除去することができず、そうしようとすれば、ノズル本 体301 から、摺動案内筒305 を含めた吐出管304 を分解せざるを得なかった。そ のため、充填ノズルの自動洗浄を図る上で、これが障害となっていた。
【0005】 この考案の目的は、充填ノズルの自動洗浄を図るために、ノズル本体と吐出管 を分解することなく、充填ノズルの洗浄を行える充填ノズルを提供することにあ る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案による充填ノズルは、直筒状ノズル本体と、ノズル本体内を上下に貫 通するように配置固定されかつノズル本体より下方に突出させられた下方突出部 を有する空気抜き管と、下方突出部を取囲むように配されかつ被充填容器の口縁 部に当接させうる外径をもつ上大径部および同容器口部内に挿入されうる外径を もつ下小径部を有しかつ大径部上面にノズル本体の下端面に対する当接面が形成 されている垂直可動吐出管と、突出部外面下端に設けられかつノズル本体下端面 と当接面の間に吐出管を上下動させうる間隙を形成するように小径部の下端を受 けるシートリングと、吐出管を下向きに付勢しているばねと、ノズル本体と吐出 管の間をシールしているシール手段とを備えている充填ノズルにおいて、吐出管 大径部上面のうち、少なくとも当接面の内側の部分が、当接面と同一レベルまた はそれ以下のレベルとなるように形成され、シール手段が、ノズル本体と吐出管 にまたがって取付けられかつ上下方向に伸縮自在な垂直筒状パッキンよりなるこ とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
この考案による充填ノズルでは、吐出管大径部上面のうち、少なくとも当接面 の内側の部分が、当接面と同一レベルまたはそれ以下のレベルとなるように形成 され、シール手段が、ノズル本体と吐出管にまたがって取付けられかつ上下方向 に伸縮自在な垂直筒状パッキンよりなるから、吐出管が、ノズル本体内に入り込 んだ部分をもっおらず、ノズル本体と吐出管の間に、充填液が進入するクリアラ ンスが存在しない。
【0008】
【実施例】
この考案の実施例を、図1〜図10を参照してつぎに説明する。
【0009】 回転式真空充填機は、図1に示すように、基台11に立てられている垂直回転支 持軸12と、支持軸12の上端で底壁が受けられている充填液タンク13と、タンク13 の底壁から下方に所定距離をおいて支持軸12の高さの中程に固定されている容器 搬送テーブル14と、タンク13の底壁周縁部に一定間隔で取付けられている複数の 充填ノズル15と、全ての充填ノズル15の直下にそれぞれ位置するように容器搬送 テーブル14の周縁部に取付けられている昇降容器受台16とを備えている。
【0010】 そして、2つずつの充填ノズル15に対し、回収パイプ接続用アダプタ17が1つ ずつ備えられている。
【0011】 タンク13の頂壁中央部には上方突出筒状開口部21が設けられている。開口部21 の上端開口には蓋22が施されている。開口部21の外面には環状の洗浄液回収用樋 23が設けられている。
【0012】 図2を参照すると、開口部21の上面と蓋22の下面の間には、これの全周にわた って硬質合成樹脂製スリップリング28が、これの内側に軟質合成樹脂製シールリ ング24が介在されている。スリップリング28上面の複数適所には凹所28a が設け られている。凹所28a には蓋持上げ用偏心輪25が配されている。偏心輪25には、 蓋22に回転自在に取付けられたつまみ26付回転操作軸27が連結されている。
【0013】 偏心輪25を凹所28a の底に当接させて、その偏心部を下にむけるように回転さ せることにより、蓋22が持上げられて、スリップリング28と蓋22の間に、洗浄液 回収用隙間が生じるようになっている(図2bに示す状態)。
【0014】 再び図1を参照すると、蓋22の中央部に上方突出接続筒部31が設けられている 。接続筒部31の頂壁に、これを貫通するように下端スプレイノズル32付垂直洗浄 パイプ33が取付けられるとともに、接続筒部31の右側に垂直給液パイプ34が、そ の左側に垂直棒状レベルセンサ35がそれぞれ貫通状に取付けられている。
【0015】 洗浄パイプ33の上端開口には、給液用三方切換弁36の1つの通路が接続されて いる。給液用三方切換弁36の残りの2つの通路の一方には、一端を図示しない送 液ポンプに接続した第1送液パイプ37の他端が接続され、他方には、1つの通路 を給液パイプ34の上端開口に接続した第1開閉弁38の残りの1つの通路が接続さ れている。
【0016】 充填液タンク13には、吸込ブロワ39および気液分離タンク40が備えられている 。ブロワ39の吸込口には回収用三方切換弁41の1つの通路が接続されている。気 液分離タンク40の頂壁には、2つの第2開閉弁42および第3開閉弁43のそれぞれ 1つの通路が接続されるとともに、気液分離タンク40の底壁に第4開閉弁44の1 つの通路が接続されている。回収用三方切換弁41の残りの2つの通路の一方には 、一端を図示しない回収ポンプに接続した第1回収パイプ45の他端が接続されて いる。回収用三方切換弁41の残りの1つの通路には、第1吸込パイプ46の一端が 接続され、その他端は第2開閉弁42の残りの1つの通路に接続されている。第3 開閉弁43の残りの1つの通路には、第2吸込パイプ47の一端が接続され、その他 端は充填液タンク13の接続筒部31に接続されている。第4開閉弁44の残りの1つ の通路には、一端を図示しない送液ポンプに接続した第2送液パイプ48が接続さ れている。
【0017】 容器搬送ターブル14上面の内外中間部に、環状の第2回収パイプ49が固定され ている。第2回収パイプ49の一部には垂下J字状接続パイプ50が設けられ、この 接続パイプが、図示しない手段で回収ポンプに接続される。
【0018】 充填ノズル15は、図3に詳しく示すように、タンク13内に上端開口を接続させ るようにタンク13底壁に吊下げられている垂直筒状ノズル本体61と、ノズル本体 61内を上下に貫通するように配置固定されかつノズル本体61より下方に突出させ られた下方突出部62a を有する垂直空気抜き管62と、下方突出部62a を取囲むよ うに配されている垂直可動吐出管64と、空気抜き管62の下端部外面に、空気抜き 管62と一体的に設けられかつ吐出管64を受けているシートリング63と、吐出管64 を下向きに付勢している圧縮コイルばね66と、ノズル本体61と吐出管64にまたが って取付けられている筒状パッキン67とを備えている。
【0019】 ノズル本体61は、上段部71を介して上下に連なる上大径部72および上小径部73 よりなる。上大径部72の内面上端には、先端に空気抜き管取付筒74を有するステ ー75が設けられている。上大径部72の外面下端部には上雄ねじ76が形成されてい る。
【0020】 上小径部73には、6つの縦長スリット状窓77が上小径部周方向に等間隔で形成 されており、これらの窓77を通じて上小径部73とパッキン67の間に洗浄液が出入 りするようになっている。
【0021】 空気抜き管62の高さの中程には段部78が設けられるとともに、段部78より上方 に取付筒74の高さに相当する距離をおいて環状溝79が形成されている。段部78を 取付筒74の下面に当接させるように空気抜き管62の段部78より上方の部分が取付 筒74に通されて、環状溝79に止め具80がはめ込まれることにより、ノズル本体61 に対する空気抜き管62の固定が果たされている。
【0022】 吐出管64は、下段部81を介して上下に連なる下大径部82および下小径部83より なる。下大径部82は被充填容器の口縁部に当接されうる外径を有し、下小径部83 は同容器口縁部内に挿入されうる外径を有している。下大径部82の上面外周縁の レベルは、上小径部73の下面レベルと同一である。下大径部82内面には内向きの アーム85が設けられるとともに、その先端に空気抜き管ガイド筒84が設けられ、 これが空気抜き管62にはめ被せられている。アーム85の上面レベルは、下大径部 82の上面外周縁のレベルよりわずかに低くて、アーム85上面基部が上小径部73の 下端面に対する当接面85aとなっており、この当接面85aと上小径部73の下端面 の間が、吐出管64を昇降させうる隙間Cとなっている。下大径部82外面上端部に は下雄ねじ86が形成されている。
【0023】 下小径部83には、ゴムのような弾性材によって形成された容器口縁当接リング 65がその上面を下段部81に当接させるようにはめ被せられている。
【0024】 ばね66は、ノズル本体61と空気抜き管62間の隙間に通されて、ステー75とアー ム85の間に挾まれている。
【0025】 パッキン67は、ゴムのような弾性材で伸縮自在に形成されたものであって、両 端に上下のフランジ91,92を有しかつ中間に横断面C字状の環状伸縮代93を有し ている。パッキン67が上小径部73に被せられた状態で上フランジ91を上段部71に 押え付けるように上雄ねじ76に上袋ナット94が、下フランジ92を下段部81に押さ え付けるように下雄ねじ86に下袋ナット95がそれぞれねじ込まれている。上下の フランジ91,92と袋ナット94,95頂壁の間には、上下の金属製スラストワッシャ 96,97がそれぞれ介在され、これらのスラストワッシャ96,97により、袋ナット 94,95を締付ける際、袋ナット94,95とともにパッキン67が回転しないようにな っている。
【0026】 回収パイプ接続用アダプタ17は、図4および図5に詳しく示すように、偏平中 空横長箱型状受液器111 と、受液器111 の内部と連通して一体的に設けられてい る側方突出状導管112 と、一端部に導管112 の先端部が着脱自在に連結されてい る筒状コネクタ212 とよりなる。
【0027】 受液器111 の頂壁には、2つの充填ノズル15の吐出口をそれぞれ接続するため の受口113 が横に並んで形成されている。受口113 の上面縁部にはシールリング 114 が取付けられている。
【0028】 導管112 先端から所定距離をおいた外面にはフランジ117 が設けられ、このフ ランジ117 から先の部分に差込口部118 が設けられている。差込口部118 外面に はOリング119 が取付けられている。
【0029】 受液器111 の側壁には、L字板状吊下げブラケット115 が固着されている。ブ ラケット115 の上端部にはバックル錠116 が取付けられている。バックル錠116 は、係合アーム121 およびレバー122 を有している。図示しないが、レバー122 を起こした状態で係合アーム121 をタンク13のフック123 に係合し、レバー122 を図示のように倒すとブラケット115 が引き上げられた状態でタンク13に固定さ れるようになっている。
【0030】 コネクタ201 の一端部には、差込口部118 に対応する受口部211 が設けられて いる。コネクタ212 の他端はパイプ接続口221 となされ、これが、フレキシブル パイプ222 を介して第2回収パイプ49に接続されている。
【0031】 コネクタ201 の長さの中程には、一対の支持ピン213 が互いに反対方向に突出 するように設けられ、これら支持ピン213 は、コの字状ブラケット214 を介して タンク13底壁に吊下げられた支持ブロック215 に回転自在に支持されている。
【0032】 充填作業時は、吸引ブロワ39の作動により、図6中矢印で示す経路にしたがっ てタンク13内の空気が吸引されることにより、タンク13内は負圧に保持されてい る。一方、レベルセンサ35の出力信号に基づいて、タンク13内には、第1送液パ イプ37を通じて送られる充填液が一定レベルに溜められている。
【0033】 支持軸12の回転にともない、タンク13およびテーブル14は回転するが、蓋22は 回転しない。この場合、スリップリング28はタンク13とともに蓋22に対し摺動し ながら回転し、タンク13はスムースに回転させられる。
【0034】 容器受台16上に容器が供給されると、容器受台16が上昇して、その口縁部が当 接リング65に当接し、これを押上げることにより、当接リング65とともに吐出管 64が押上げられる。そうすると、吐出管65の下端部がシートリング63から離れて 吐出口が開放され、一方、容器内の空気が空気抜き管62を通じて排出されること により、容器内がタンク13内と同じ負圧となり、吐出口から充填液が容器内に吐 出される。容器内の液面レベルが空気抜き管62の下端レベルと等しくなると、こ れ以上、容器内に充填液が吐出されることはなく、吐出される充填液は空気抜き 管62内を上昇し、空気抜き管62内の液面レベルがタンク13内の液面レベルと等し くなると、ノズル15からの充填液の吐出が停止される。この後、容器受台16が下 降して容器も下降させられると、吐出管64が下降し、その下端がシートリング63 に当接すると、吐出口が閉鎖される。このとき、空気抜き管62内には充填液が残 存するが、タンク13内の負圧によって残存した充填液はタンク13内に吸い上げら れる。
【0035】 つぎに、充填機の洗浄作業について説明する。
【0036】 まず、洗浄の準備作業として、充填ノズル15にアダプタ17をセットする。そう するには、充填ノズル15から当接リング65を取り外しておいて、図4中鎖線で示 すように、コネクタ212 を下斜め向きにした状態でその受口部211 に導管112 の 差込口部118 を差込み、ブラケット115 を持上げて、バックル錠116 でタンク13 に固定する。これにより、吐出管64が持上げられて、吐出口が開放された状態と なる。つぎに、上記したように、偏心輪25を回転させて蓋22を持上げ、スリップ リング24と蓋22の間に隙間をつくる。そして、第2回収パイプ49の接続管50を回 収ポンプに接続する。
【0037】 こうして準備作業が完了すると、つぎにの5つのステップを順次行う。
【0038】 図7を参照して、第1のステップでは、第2開閉弁42および第4開閉弁44を開 き、回収用三方切換弁41を、第1回収パイプ45と第1吸込パイプ46が接続される ように切換え、送液ポンプおよび回収ポンプを運転すると、図7中矢印で示すよ うに、洗浄液は第2送液パイプ48を通じて気液分離タンク40および第1吸込パイ プ46内に供給され、第1回収パイプ45を通じて回収される。
【0039】 図8を参照して、第2のステップでは、第2開閉弁42を閉じ、第3開閉弁43を 開き、第1のステップと同様に、気液分離タンク40に洗浄液を供給すると、今度 は、洗浄液が第2吸込パイプ47内を流れ、その後充填液タンク13内に流入する。 タンク13内に流入した洗浄液は、充填ノズル15内を流下してその吐出口から受液 器111 内に流入し、導管112 およびコネクタ212 内を流れて、第2回収パイプ49 を通じて回収される。
【0040】 図9を参照して、第3のステップでは、給液用三方切換弁36を、第1送液パイ プ37と第1開閉弁38が接続されるように切換え、第1開閉弁38を開いて、第1送 液パイプ37を通じて洗浄液を供給すると、供給された洗浄液は給液パイプ34内を 流下してタンク13内に流入する。流入した洗浄液は、第2ステップと同様にして 、回収される。
【0041】 図10を参照して、第4のステップでは、給液用三方切換弁36を、第1送液パ イプ37と洗浄パイプ33が接続されるように切換え、同じ様に、第1送液パイプ37 を通じて洗浄液を供給すると、洗浄液パイプ33内を洗浄液が流下し、流下した洗 浄液はノズル32からスプレイされる。これにより、タンク13内全体が洗浄される とともに、蓋22と開口部21の間も洗浄される。
【0042】 第5のステップでは、回収ポンプを停止し、第3のステップのときと同じよう に、給液用三方切換弁36を切換え、第1開閉弁38を開いて、洗浄液を第1送液パ イプ37および給液パイプ34を通じて洗浄液をタンク13に供給する。タンク13内の 液面レベルが空気抜き管62の上端レベルを超えるまで上昇すると、回収ポンプを 運転する。そうすると、タンク13内の洗浄液が充填ノズル13内を勢い良く連続し て流下し、これにより、充填ノズル15内全体、とくに空気抜き管62の内部が洗浄 される。
【0043】 以上説明した5つのステップは、複数種類の洗浄液を、例えば温水、アルカリ などと変えながら、繰返し行う。
【0044】 上記に手順が完了すると、最後に洗浄液として水を用い、第5のステップに準 じて、回収ポンプを停止した状態で給液パイプ34を通じてタンク13内に水を供給 する。水はタンク13をオーバフローするまで送り続ける。オーバーフローした水 は、樋23によって回収される。
【0045】 以上により洗浄作業が完了する。そうすると、蓋22を閉じ、アダプタ17を上記 取付時とは逆の手順で充填ノズル13から取外せば、充填作業準備完了となる。
【0046】
【考案の効果】
この考案によれば、吐出管が、ノズル本体内に入り込んだ部分をもっおらず、 ノズル本体と吐出管の間に、充填液が進入するクリアランスが存在しないから、 ノズル本体と吐出管を分解することなく、充填ノズルの洗浄を行うことができ、 充填ノズルの自動洗浄を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による充填機全体の破砕断面を含む正
面図である。
【図2】同充填機の充填液タンクの一部拡大断面図であ
る。
【図3】同充填機の充填ノズル垂直縦断面図である。
【図4】同充填機の洗浄装置の垂直縦断面図である。
【図5】同洗浄装置の平面図である。
【図6】同洗浄装置の充填液タンク内の吸引動作説明図
である。
【図7】同洗浄装置による洗浄動作説明図である。
【図8】同洗浄装置による他の洗浄動作説明図である。
【図9】同洗浄装置によるさらに他の洗浄動作説明図で
ある。
【図10】同洗浄装置によるさらに他の洗浄動作説明図
である。
【図11】従来例を示す充填ノズルの垂直縦断面図であ
る。
【符号の説明】
61 ノズル本体 62 空気抜き管 63 シートリング 64 吐出管 66 ばね 67 パッキン 82 吐出管大径部 83 吐出管小径部 62a 空気抜き管突出部 85a 当接面
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 三木 隆雄 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1 四国化工機株式会社内 (72)考案者 三木 芳文 徳島県板野郡北島町太郎八須字西の川10番 地の1 四国化工機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直筒状ノズル本体61と、 ノズル本体61内を上下に貫通するように配置固定されか
    つノズル本体61より下方に突出させられた下方突出部62
    a を有する空気抜き管62と、 下方突出部62a を取囲むように配されかつ被充填容器の
    口縁部に当接させうる外径をもつ上大径部82および同容
    器口部内に挿入されうる外径をもつ下小径部83を有しか
    つ大径部82上面にノズル本体61の下端面に対する当接面
    85a が形成されている垂直可動吐出管64と、 突出部62a 外面下端に設けられかつノズル本体61下端面
    と当接面85a の間に吐出管64を上下動させうる間隙Cを
    形成するように小径部83の下端を受けるシートリング63
    と、 吐出管64を下向きに付勢しているばね66と、 ノズル本体61と吐出管64の間をシールしているシール手
    段と、 を備えている充填ノズルにおいて、 吐出管大径部82上面のうち、少なくとも当接面85a の内
    側の部分が、当接面85a と同一レベルまたはそれ以下の
    レベルとなるように形成され、 シール手段が、ノズル本体61と吐出管64にまたがって取
    付けられかつ上下方向に伸縮自在な垂直筒状パッキン67
    よりなる、 ことを特徴とする充填ノズル。
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