JP3419542B2 - 重力で流出する製品の移送装置及び移送方法 - Google Patents

重力で流出する製品の移送装置及び移送方法

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JP3419542B2
JP3419542B2 JP08806894A JP8806894A JP3419542B2 JP 3419542 B2 JP3419542 B2 JP 3419542B2 JP 08806894 A JP08806894 A JP 08806894A JP 8806894 A JP8806894 A JP 8806894A JP 3419542 B2 JP3419542 B2 JP 3419542B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G69/00Auxiliary measures taken, or devices used, in connection with loading or unloading
    • B65G69/18Preventing escape of dust
    • B65G69/181Preventing escape of dust by means of sealed systems
    • B65G69/183Preventing escape of dust by means of sealed systems with co-operating closure members on each of the parts of a separable transfer channel

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体、粉体、粒体、ま
たは糖衣丸剤、錠剤、ゼラチンカプセル等の小さな製品
を、容器または管から、下方のレベルに設置した他の容
器または管に向け重力により流出する製品を移送する移
送装置及び移送方法に関するものであり、また特に、周
囲の環境を汚染することなく、また周囲の環境によって
汚染されることなく、このような製品を移送する装置及
び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々の材料をばらの状態で輸送し、貯蔵
する目的で、下部の形状が排出オリフィスを形成するホ
ッパーの形状をし、このオリフィスを閉じる手段を設け
た容器体から成る移動可能な容器を使用することが、現
在、一般化している。また、容器を支持し、作業車で輸
送できるようにするため、これらの容器には台枠を設け
ている。
【0003】既知の移送装置においては、内容物を排出
すべき第1の容器体または容器を既知の手段で排出ステ
ーションの上方に移動させ、既知の形式の弁によって閉
じているこの第1の容器の排出オリフィスが、他のステ
ーションに設置した装置の管の上部オリフィスまたは第
2の容器体の上部オリフィスの上方に位置するように
し、次に第1の容器の弁を簡単に操作して、上記装置あ
るいは第2の容器体に向け移送すべき製品を流出させ
る。同様に、この第1の容器も上部オリフィスを有し、
このオリフィスを通じて一装置からその上方にある管を
経て、または他の容器体から、第1の容器に製品を充填
することができる。一般に、既知の形式の設備は、容器
または管の間の連結を手動で行う。
【0004】これら既知の設備においては、容器の移動
及び製品の移送中、移送すべき製品の粒子の或る量が周
囲の大気に散逸する。この設備が製薬業の分野で使用す
る装置の送給に関するものであるとき、また特に、製品
間の相互汚染の危険があるとき、またはホルモン製品、
アレルギー反応を起こす製品、細胞成長抑止剤、または
その他の製品のような有毒製品を扱うとき、この汚染の
結果は悲惨なものである。
【0005】特に、製薬業や食品の部門に存在するその
他の問題は、厳密な殺菌状態、無菌状態または非常に清
潔な状態で製品を輸送し、移送しなければならないこと
である。この種の装置の解決すべき1つの問題は、生産
中は常時、特に連結工程または移送工程中、各容器や各
管を個々に完全にシールすること、そして、各容器や管
とその周囲の空間の間をできるだけ完全にシールするこ
とである。他の問題は、作業者が直接触れないで、でき
れば全体を自動化して、連結作業、製品の移送を行うよ
うに配慮することである。
【0006】ヨーロッパ特許出願第EP-A-0384826号は、
容器の下部オリフィスから下方のレベルに配置した容器
または装置内に、垂直シュートを通って重力により流出
する製品を移送する設備を開示している。この設備は、
一方ではシュートに接合した案内部に取り付けられた第
1板を具え、シュートの上部オリフィスを覆う位置と、
このオリフィスから離れた位置との間でこの第1板を摺
動させ、他方では空にすべき容器に固着した案内部に取
り付けた第2板を具え、容器の下部オリフィスを覆う位
置と、このオリフィスから離れた位置との間でこの第2
板を容器に対し相対的に摺動させている。水平平面内で
の容器の移動中、それぞれの案内部上に摺動するこれら
2個の板の移動を互いに同期させるが、その方向を互い
に反対方向にする。その好適な実施例では、特に磁石を
利用して、容器の水平運動を並進運動にすることによっ
て、摺動する2個の板を確実に同期させている。
【0007】この設備の解決されていない問題点は、容
器の移動と、製品の移送との全ての作動中、容器、及び
シュートのオリフィスは常に覆われているが、シールが
完全でないことである。実際上、これらの板が摺動する
ためには、オリフィスと、このオリフィスを覆う板との
間に僅かな遊びを維持する必要がある。その結果、微細
な粒子が依然として周囲の空気中に散逸する。更に、こ
れらの板が後方に引っ張られた後、容器とシュートとの
間を結合する前に、2個のオリフィスと周囲の大気との
間がなお直接連通している。
【0008】ヨーロッパ特許第EP-A-0092008号は、ばら
の材料を1個の容器から排出ホッパーに向けて重力によ
り移送する装置を記載している。蝶弁を設けた摺動カバ
ーによって容器の下部オリフィスを閉じる。移動可能な
スリーブ管を使用することによって、容器と排出ホッパ
ーとの間をシールされた状態に連結することを可能にす
るが、排出ホッパーは閉塞手段を有しないため、この装
置は、移送される材料の或る量が大気中に分散すること
を防止することができない。
【0009】フランス特許出願第FR-A-2077451号は、固
定部と移動部とを設けた車体を含む排出ステーションと
容器との間を、漏洩を生ぜず連結するよう意図した装置
を記載している。このフランス特許出願第FR-A-2077451
号に記載された装置は、移送工程中、2個の包囲体の間
を漏洩を生じないように連結することを可能にするが、
周囲の媒体を汚染することを防止することはできない。
ステーションと容器との間が離れると直ちに、大気に対
するこの装置の密封の程度は、も早不確実になる。その
上、このステーションは密封カバーを有しない。更に、
移送中、粒子が装置内に浸透すると、これら粒子は大気
中に分散する。
【0010】ドイツ特許第DE-A-1034549号には、ホッパ
ーと移動車輌との間で固体材料を移送中に塵埃が分散す
るのを防止するようにした結合装置が記載されており、
この装置は、塵埃を吸引する吸引装置を特に設けてい
る。しかし、この吸引装置は、漏洩を生じない結合体に
よって2個の容器から分離されていない。従って、吸引
装置は、移送される材料に直接接触する。この様な装置
では、ホッパー、車輌、及び大気の間の汚染を防止する
ことができず、目的を達成することができない。
【0011】フランス特許第FR-A-2640598号には、2個
の容器を閉塞する装置を同時に作動させるように機械的
に結合するようにした製品移送装置が記載されている。
2個の閉塞装置を併置するだけで、この装置の密封性の
達成を意図しており、大気に対する汚染を防止するには
不十分であり、特に、2個のカバーの外面の間に粒子が
はまり込む可能性がある。
【0012】米国特許第3870168 号には、材料の移送
中、散逸する粉末粒子の塵埃が発生する危険を減少させ
るエアーカーテンを設けた粉末材料移送装置が記載され
ている。しかし、このようなエアーカーテンは、或る形
式の移送のみに適用できるに過ぎず、ここに提出されて
いる問題を解決するものでない。
【0013】その上、これら種々の既知の移送装置は、
無菌状態の移送を達成することができない。従って、作
業域は、広く、「汚染されている」ものと考えなければ
ならない。それ故、これらの領域を相互に分離し、外側
が汚染されるのを防止する装置を、例え費用が高くと
も、設ける必要がある。その防止装置は、浄化された領
域への接近を制限する設備、周囲の空気を濾過する精巧
なシステム等である。また、これらの領域において動き
廻る作業者に十分な保護装具を与えることも必要であ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、これ
らの欠点を解消し、周囲の大気に関しても、移送する製
品に関しても、汚染の危険を無くして、迅速に結合する
ことができる装置を得ることにある。また、本発明の目
的は、取り扱う製品により汚染を製造ステーションの内
側と貯蔵容器とに限定する移送条件が得られるようにす
ることにある。また、本発明の他の目的は、全ての連結
と操作とを自動的に遂行し、従って作業者に対するいか
なる危険も無い装置を得ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明移送装置は、口部が下方に指向するオリフ
ィスを有する上部容器体または上部管から、口部が上方
に指向するオリフィスを有し該上部容器体または上部管
より下方のレベルにある下部容器体または下部管に向
け、重力で流出する製品を汚染なく移送する移送装置に
おいて、該容器体または管の各該オリフィスを閉じるこ
とができるカバーを有しており、該容器体または管の内
一方の容器体または管の該オリフィスを覆い、他方の
容器体または管の該オリフィスの口部を内部に挿入する
ことができる密封包囲体であって、該他方の容器体また
は管と同一の側に、閉じることができる接近孔を設けた
密封包囲体と、他方の容器体または管が該密封包囲体
に連結されていないとき、密封包囲体の内側を周囲の
大気から分離する第1閉塞手段、および第1閉塞手段
のための作動手段と、他方の容器体または管の該口部
が該密封包囲体に挿入されたとき、密封包囲体の内部
を周囲の大気から分離する第2閉塞手段と、2個の該容
器体または管の該オリフィスが互いに向き合い、第2
閉塞手段によって包囲体が周囲の大気から分離された
ときに、2個の容器体または管のそれぞれの該カバーを
開き得る開放手段と、を設けている
【0016】本発明移送装置には、包囲体の内部にガス
状流体を注入する手段もしくは包囲体の内部からガス状
流体を吸引する手段またはこの両方の手段を設けるのが
非常に有利である。乱流を有するガスの流れを発生する
ようこれらの手段を設計するのが好適である。このガス
の流れをフィルター装置に通して、濾過するのが好まし
い。この構成の重要な他の利点は、移送すべき製品に応
じて、この包囲体の内側の雰囲気を完全に入れ換えるこ
とができることである。従って、吸湿性の製品の場合に
は、乾燥空気を注入し、無菌状態で製品を取り扱う場合
には、殺菌した空気または消毒用ガスを注入し、酸化す
る材料または爆発する危険がある材料の場合には、不活
性ガスを注入することができる。(容器の内部容積や、
使用するステーションの容積に比較し)包囲体の内部容
積は小さいから、この構成は特に効果的であり、経済的
に有利である。
【0017】本発明の有利な態様によれば、2個の容器
体または管のそれぞれのカバーに相互取付け手段を設
け、1個の同一の開放手段によって2個のカバーを同時
に作動させる。上記包囲体の接近孔に密封して連結され
る適切な形状のフランジを第2閉塞手段に設けるのが有
利である。この設備の保守のために有利な本発明の実施
例によれば、包囲体の内側に接近し得るためのハッチを
包囲体の接近孔の反対側に設ける。上部の容器体または
上部の管の下方に向くオリフィスを弁によって閉じるの
が好適である。この場合、上記弁を作動させる手段の少
なくとも一部を包囲体の内側に設置するのが有利であ
る。
【0018】本発明の重要な構成の一つとして、下部に
ホッパーを有し、台枠によって支持された容器体を具
え、前記ホッパーは底部にオリフィスを形成した端部を
有し移動可能のカバーによって閉じることができると共
に、上述の移送装置に連結することが可能であり、前記
ホッパーの前記端部を前記包囲体内に挿入したとき、前
記包囲体の内部を周囲の大気から分離するための対応す
る手段に相互に作用し得る閉塞手段を設けたことを特徴
とする容器がある。
【0019】その口部が上方を指向しており、移動可能
なカバーによって閉じることができ、上述の移送装置に
連結することができるオリフィスを、この容器の上部に
設け、前記オリフィスの前記口部を前記包囲体内に挿入
したとき、前記包囲体の内部を周囲の大気に対し分離す
るために前記包囲体に設置した対応する手段に相互に作
用し得る閉塞手段を設けるのが好適である。
【0020】本発明の移送方法は、移動可能なカバーに
よって閉じることができ口部が下方に指向するオリフィ
スを有する上部容器体または上部管から、移動可能なカ
バーによって閉じることができ口部が上方に指向するオ
リフィスを有し該上部容器体または上部管より下方のレ
ベルにある下部容器体または下部管に向け、重力で流出
する製品を汚染なく移送するにあたり、 a)容器体または管のそれぞれの該オリフィスを互い
に軸線方向に対向させ、 b)第1容器または管の該オリフィスを覆う包囲体を設
け、該包囲体の内部を第1閉塞手段によって周囲の大気
から分離し、 c)該包囲体の該第1閉塞手段を開放し、 d)第2容器または管の該オリフィスの口部を該包囲体
内に挿入し、 e)該包囲体と、該第2容器または管の該口部とにそれ
ぞれ取付けた第2閉塞手段によって該包囲体の内部を周
囲の大気から分離し、 f)2個の容器または管のそれぞれのカバーを開
き、 g)第2容器または管の該口部に密封連結するよう、
第1容器または管の該オリフィスの該口部を軸線方向
に移動させ、 h)移送すべき該製品を流出させ、 i)適当な量の製品を移送し終わった後、上記操作を反
対の順序で繰返している
【0021】この方法では、操作dまたは操作gの後
に、包囲体内にガスの流れを通すのが有利である。この
操作の特定のやり方によれば、操作e、f、gを行って
いる間、ガスを通す時間を延長する。上記第1容器体ま
たは第1管の口部のリムに取り付けた膨張可能な室によ
って、第1容器体または第1管のオリフィスの軸線方向
の移動(操作g)を実施するのが有利である。上部の容
器体または上部の管の下部に設置した弁を作動させるこ
とによって製品の流出(操作h)を実施するのが好適で
ある。
【0022】本発明の他の利点は、作業状態を著しく改
善することと、同時に産業合成物から生ずる汚損を減ら
すことに関連する費用を減少させることである。これら
の手段は、特に、有毒製品、アレルギー反応を起こす製
品の移送に適用され、その他、ホルモン剤や、細胞成長
抑制剤、滅菌製品、放射性物質に適用される。また、本
発明の装置と方法は、爆発性の粉末または爆発性の混合
体、特に砂糖類やセファロスポリン類の場合に有利であ
る。次に、添付図面につき、本発明の実施例を説明し、
本発明の他の特性や利点を明らかにする。
【0023】
【実施例】本発明の実施例を説明するが、これら実施例
は本発明の一例に過ぎず、本発明は、本発明の範囲を逸
脱することなく、その他の任意の形状、割合、構成配置
を採用することができることを強調する。図1及び図2
に、製品の移送中に生ずる汚損及び汚染の一連の代表的
な問題を示すが、従来はこれらの問題を解決する装置が
全く無かった。本発明装置との混乱を避けるため、図1
及び図2の従来の装置の符号には、その前に0を付して
示す。
【0024】図1の従来技術による容器01は、排出位
置05から離れて建屋またはステーション04内に設置
した装置03に製品の供給をする管02に製品を移送し
た直後の状態が示されている。特に有毒粒子または病原
微生物がステーション04から散逸するのを避けるた
め、ある装置06によってこれらのステーション04内
の大気圧を制御し、排出位置である排出ステーション0
5の圧力に対し相対的に低い負圧(−△p)をステーシ
ョン04内に常に維持するようにしている。移送が終了
したとき、容器01に多少ともシール状態に連結されて
いた管02から容器01を分離する。
【0025】管02は十分な閉塞手段を有していないの
で、移送位置05での大気内に浮遊している異物質粒子
07をステーション04内の制御された大気内に吸引
し、この異物質粒子07によってステーション04内の
大気が汚染される。この従来技術による容器01のベー
スの外面に付着残留している粒子08は、移送ステーシ
ョン05内に分散する。管02の口部に付着している粒
子09も排出ステーション05の大気を汚染し、おそら
くは排出ステーション05に接触してそれを劣化させ、
しかもこの粒子09は、次の移送中、装置03とステー
ション04とに進む製品を汚染させ易い。
【0026】図2は、「クリーンルーム」011内に設
置した装置010に向け、管02を通じて製品を移送し
た直後の状態の従来技術による容器01を示す。移送ス
テーション05から進入し、ステーション011の「ク
リーン」な大気を汚染するおそれがある塵埃や、粒子、
微生物を避けるため、この「クリーンルーム」011内
の大気を装置06によって処理し、移送ステーション0
5の圧力に対し相対的に高い圧力(+△p)に維持して
いる。移送が終了すると、容器01を管02から取り外
す。
【0027】管02は十分な閉塞手段を有していないの
で、移送された製品の粒子013と装置010から発生
し放出した物質014とを含む流れ012が移送ステー
ション05の大気に向け排出される。図1で説明したよ
うに、この容器のベースの外面に付着残留している粒子
08及び管2の口部に付着する塵埃09は、移送ステー
ション05の大気を汚染し易い。更に、次の移送中、お
そらく劣化しているこれらの粒子08と塵埃09が、ス
テーション011の「クリーン」な大気に復帰導入され
るおそれがある。また、製品のまさに移送中に、容器0
1内でおそらく無菌状態で移送された製品を移送ステー
ション05の汚れた大気に接触させることはできるはず
がないことは明らかである。また、この逆の方向に、完
成した製品をステーション04または011からその下
に位置する容器01に移送しなければならないときで
も、これらと同一の現象が発生する。
【0028】図3〜図5には、本発明の移送装置に使用
するように設けた容器であって、重力により製品を流出
させる容器1を示す。この容器1は、隅角部を丸くした
四辺形の容器体2を有し、取扱い可能な台枠を形成する
フレーム構造3によってこの容器体2を支持する。この
容器体2の下部によってホッパー4を形成する。ホッパ
ー4の下端には、閉じることができるオリフィス5の口
部を設ける。このオリフィス5は、本発明移送装置の第
1部分を形成する。この実施例では、蝶弁である弁6に
よって、このオリフィス5を閉じる。側方に突出するキ
ー7によって、この弁6を作動させる。スライド9に取
り付けたカバー8によって、漏洩を生じないよう、この
弁6の下流側を閉じるようにする。フランジ10の役割
は後で説明するが、カバー8の平面に対し後方に、カバ
ー8にほぼ平行に、ホッパー4の口部の周りに正確に、
フランジ10を配置する。このフランジ10の外側寸法
は、カバー8の外側寸法より大きい。
【0029】容器1の上部にもこのようなオリフィスに
関連する部材を設けるが、その構成は、容器1の下部に
設けた上記オリフィスに関連する部材の形態と同一で、
上下が逆の構成である。実際上、容器1の上部には、上
方に指向するオリフィス11の口部を設け、スライド1
3に取り付けた漏洩を防止するカバー12により、また
蝶弁6aにより、このオリフィス11の口部を閉じる。
カバー12に対し下方に離間したフランジ14がオリフ
ィス11の口部の周りにカバー12にほぼ平行に延在す
る。
【0030】図6〜図15につき説明する特定の例で
は、下方に位置する処理ステーション15内に容器1の
内容物を移送することを意図している。管16は処理ス
テーション15に連結されており、移送位置と処理ステ
ーション15とを分離しているベース板17にこの管1
6を貫通する。移送位置以外のステーション内の場所に
設置した装置に管16を連結しているが、この管16を
他の装置、容器体等に連結してもよいことは明らかであ
る。この移送装置の詳細を図6〜図10に特に詳細に示
す。
【0031】管16の上部オリフィス18の口部を包囲
体19によって覆い、ベース板17によって、この包囲
体19の下部を閉じる。包囲体19の上部に接近孔20
を設け、容器1のホッパー4の口部を垂直にこの接近孔
20内に挿入できるようにする。包囲体19の接近孔2
0を第1閉塞手段21によって閉じることができるよう
にする。この場合の閉塞手段は、スライド23に取り付
けた移動可能なカバー21(図8に点線でカバー21を
開放位置に示す)である。カバー21を閉じたとき、接
近孔20の周縁に固着したシール23によって包囲体1
9の内部空間と、周囲の大気との間をシールする。
【0032】図8に示した2個の推力シリンダ22aを
包囲体19に沿って側方に設置し、必要に応じて、カバ
ー21を確実に移動できるようにする。容器の弁を作動
させる手段を包囲体19の内部に実際に設置する。これ
らの手段には、弁6のキー7に相互に作用する連結シス
テム24がある。軸線回動ロッド25によって連結シス
テム24を推力シリンダ25aに連結する。図8及び図
10に示すように、推力シリンダ25aを包囲体19の
外側に置く。
【0033】図6に示すように、管16の口部を水平リ
ム26によって包囲し、スライド28に取り付けた移動
可能なカバー27によって、この口部を閉じる。容器1
のカバー8に形成した対応するハウジング30に相互に
作用し得るスタッド29をカバー27に支持する。この
ようにして、カバー27を移動させたとき(図9参
照)、2個のカバー8、27が同時に開く。管16の水
平リム26に周縁シール31を取り付けることにより、
カバー27を閉じたとき、管16とそのカバー27との
間をシールする。圧縮空気を供給するホース33に連結
した膨張可能な周縁室32を管16の水平リム26の下
に設置する。
【0034】図9及び図10に示すように、膨張可能な
周縁室32を加圧すると、管16の水平リム26に加わ
る上向きの推力を発生し、この推力によって口部を上方
に垂直に移動させ、ホッパー4の端部と管16との間を
密封接触させることができる。また、2個のノズル34
の形状を有する第1噴射手段34を包囲体19に設け、
互いに取り付けたカバー8、27を後方に引いたとき、
ノズル34によって、これらカバーの下面と、上面とに
流体を送り得るようにし、移送された製品または周囲か
ら来る粒子のいかなる痕跡をもこれらカバーから除去で
きるようにする。
【0035】また、本発明装置は、包囲体19内にガス
の流れを注入する他の手段を有する。図7及び図8に示
す例では、フィルタ36と有孔板37とを通じてガス導
入口35を包囲体19の内側に連通させる。空気送出口
38に連通する他の有孔板37を包囲体19の反対側に
設置し、包囲体19に通るガス噴流によって、ガスが包
囲体に接触する接触区域を拭過させる。排出され易い粒
子を吸収するガスの流れを処理、すなわち濾過する装置
(図示せず)に、空気送出口38を吸引手段(図示せ
ず)によって連結する。このガスの流れの通路に補足手
段として紫外線管39を設置し、移送プロセス中、そし
てその後に、包囲体19の内側の滅菌状態を向上させ
る。
【0036】包囲体19の内側の容積は、容器体2の容
積、または管16によって供給を受けるステーションの
容積に比較し、著しく小さいので、移送中または移送後
でも、この限定した内側の容積を経済的に処理すること
ができる。従って、散逸した粒子を非常に僅かなエネル
ギー消費量で、回収または除毒することができる。移送
中に「散逸」したこれら粒子は、例えば病原微生物また
は有毒塵埃であることもあるから、移送進行中のまわり
の大気全体を処理しなければならない場合に比較し、本
発明の移送装置によれば、はるかに効率的にこれら病原
微生物等を除去することが可能である。この移送装置
は、全体をシールしている装置であるので、空気の存在
の許で爆発する混合体(特に粉末砂糖)を形成する粉末
を問題なく処理することができる。
【0037】図10に明示するように、処理ステーショ
ン15に連通して、包囲体19の表面にハッチ40を設
ける。手動ロック手段41を作動させることによって、
このハッチを解錠する。この特定の構成により、ステー
ション15から(例えば清掃のため)包囲体19の内側
に接近することが可能になり、包囲体19の外側カバー
21を閉じたとき、大気を汚染する危険がない。図8及
び図10に示すように、容器1のフレーム構造3を収容
することができる案内手段42によって、包囲体19上
に容器1を厳密に心決めすることができる。
【0038】容器1の殆ど全重量を案内手段42に伝え
るよう、これら案内手段42に台枠またはフレーム構造
3を置く。このとき、良好にシールする十分な力で、包
囲体19のシール23にフランジ10が加わる。ホッパ
ー4の端部が包囲体19内に挿入されている全時間にわ
たり、シール23及びフランジ10は、包囲体19の内
部を周囲の大気から分離する第2閉塞手段として作用す
る。容器1の重量に起因する垂直力がほとんどカバー8
に加わらないから、カバー27にほぼ隣接しているカバ
ー8は、応力を受けることなく、スライド9に沿って摺
動することができる。この工程中、包囲体19の内側を
大気から分離するため、他の閉塞手段を使用することが
できることは明らかである。即ち、ホッパーの端部を接
近孔20の寸法に合わせた形状にし、または可撓性シー
ル(特に膨張可能シール)により同様に包囲体をシール
するか、或いはその両方を実施してもよい。また、(摺
動カバー21の代わりに)例えば、ホッパーの端部の寸
法に適合できる虹彩型の開口を使用することもできる。
【0039】図11〜図15に、本発明の移送方法の種
々の工程を示す。全ての工程は、手動で制御されるか、
或いは操作のステーション上における操作者の存在を必
要とすることなく、遠方から自動的に工程を行うことが
できる。その上、製品の周囲の物体に製品を接触させる
ことなく、全ての操作を遂行することができる。
【0040】図11に示す工程1では、この場合、自動
的に案内される車輌(AGV:automatically guided v
ehicle)である作業車輌100によって容器1を輸送す
る。この車輌に割り当てられた処理ステーション15に
対応する移送ステーションの前面に、この車輌が到着し
たとき、この車輌は容器1を自動的に所定位置に置く。
容器1のオリフィス5は、排出ステーションの包囲体1
9内に収容した管16のオリフィス18と垂直方向に一
線になっている。包囲体19のカバー21が閉じている
状態や、膨張可能な円形室32の膨張した状態、弁6の
ための連結システム24の閉じた状態をチェックした
後、車輌100は、容器1を徐々に下降させる。また容
器1は、台枠を形成するフレーム構造3に相互に作用す
る位置決め手段42によって案内される。
【0041】図12に示す工程2では、容器1の下降に
よって作動する検出器により、包囲体19の第1閉塞手
段の開放を制御する。ここでは、この開放は、そのカバ
ー21の摺動によって行われる。
【0042】図13に示す工程3では、カバー21は、
包囲体19の接近孔20から後方に完全に引っ張られて
いる。容器1がその台枠3上に静止するまで、車輌10
0によって容器1を下降させる。このとき、包囲体を閉
塞させるこれらの第2閉塞手段は、作用状態になる。即
ち、実際上、容器1のフランジ10は、包囲体19のシ
ール23上に静止し、従って、この包囲体をシールして
閉じることができる。このようにシールすることによっ
て、厳密に制御された雰囲気内で、次の操作の全てを行
うことができるようにするために、工程3を正しく実施
することが重要である。先に概略を説明したように、包
囲体を外気から一時的に分離するためには、他の既知の
手段を使用してもよい。容器を同様に下降させることに
よって、管16のカバー27に取り付けたスタッド(図
6に明示されている)が、容器1のカバー8内の対応す
るハウジング内に挿入される。この同じ垂直移動中、弁
6のキー7は連結システム24に挿入される。この段階
で、車輌100は、それ自身、容器から外れ、離れて動
く。
【0043】次に包囲体19内にガスの流れを送り込
む。このガスの流れは、濾過した単なる周囲の空気また
は制御された湿分を有する空気であってもよく、または
無菌ガスあるいは滅菌作用ガスまたはその他の任意の適
切なガスであってもよい。包囲体が、清潔で、塵埃が無
く、滅菌作用があり、またはその他の作用効果が現れる
ようになるまでに必要な時間が経過する間、包囲体にこ
のガスを掃過させ、または接触させ、またはその両方の
作用を維持する。
【0044】図14に示す工程4では、膨張可能な室3
2内の圧力を釈放し、2個のオリフィス5、18のそれ
ぞれのカバー8、27が側方に移動できるようにする。
推力シリンダ101によってカバー8、27を摺動させ
ることにより、これらカバーはオリフィス5、18から
同時に外される。
【0045】図15に示す工程5では、円形室32を再
び膨張させ、管16の口部をホッパー4の端部に上方に
押しつけ、管とホッパーとをシールして連結する。場合
により、この段階で、ガスの流れを使用する掃過作用の
新たな工程を再び行ってもよい。このとき、装置は、製
品を移送する準備が完了している。操作者は、連結シス
テム24を回転することにより、蝶弁6を開く指令を発
することができる。蝶弁6を使用することによって、こ
の移送装置を非常に低い高さにすることができ、しかも
流出する材料の流量を容易に制御することができる。し
かし、必要に応じ、他の形式の弁、特に摺動弁も同様に
使用することができる。特別な独立した手段として、こ
の装置に図10に示す空気振動器102を設け、製品の
流出を容易にする。移送ステーションに容器1を厳密に
位置決めすることによって、容器を所定位置に設置した
とき、自動連結器103を設けることが可能になる。
【0046】製品の全部またはその必要量を移送し終わ
った後は、以上の逆の操作を次のように行う。 a)弁6を閉じる。 b)ガスの流れにより包囲体19を掃除する。 c)円形室32を収縮させ、管16のオリフィス18を
下降させる。 d)推力シリンダ101を操作してカバー8、27を同
時に閉じる。 e)円形室32を膨張させ、摺動カバー27と管16の
周縁シール31との間を完全にシールする。 f)包囲体19にガスの流れを再び掃過させる。 g)作業車輌100により容器1を垂直に移動させる。 h)第1閉塞手段を作動させ、即ち、この例ではカバー
21を摺動させ、包囲体19を閉じる。 また、本発明装置は、2回の移送操作の間に包囲体19
の内側の掃過または滅菌、あるいはその両方(2回の移
送操作の間の経過時間に応じて)を繰り返すことがで
き、または滅菌を中止している時間の後、掃過と滅菌と
を等しく繰り返すことができる。
【0047】上述の連結及び製品の移送の種々の工程
は、図16に示すように、上部オリフィス11の上方に
ある管43からこの上部オリフィス11を通じて容器1
を充填する場合にも完全に同様に適用することができ
る。例えば、処理ステーション15内に設置した装置の
下流に、管43を連結する。この管43にオリフィス4
4を設け、その口部を下方に指向させ、移送すべき製品
の流量を制御、即ち規制する弁(図示せず)を設け、更
に密封カバー46を設ける。上述の包囲体19に類似す
る包囲体45によって管43のオリフィス44を覆う。
包囲体45内には、包囲体19と同一の素子を収容する
が、包囲体19の場合と上下が反対である。この実施例
では、上方に移動させることによって、上記包囲体45
内の管43に容器1を連結する。種々の工程は、上述し
たものと同一であるが、上下の方向が逆である。従っ
て、管43の口部を上方に戻して持ち上げるのに復帰手
段47を必要とする。設備の形態に応じて、水平並進運
動により、または回転運動を任意に組み合わせて、管4
3に容器1を連結してもよいことは明らかである。
【0048】容器1が存在するか、または存在しない
か、連結工程にあるか、製品移送工程にあるか、または
離脱移送にあるか、いずれの場合にも、製品の処理を行
う処理ステーション15は、容器1内にこの製品の保
管、移送を行うステーションに対して完全にシールされ
て常に維持される。重量を測定するための重量測定装置
48を容器1に組み合わせてもよく、これにより流失さ
せる製品の量を計量ステーションで直接チェックするこ
とができる。重量を計量中は、包囲体45及び管43は
容器1に取り付けられているから、これら包囲体45及
び管43は風袋の重量の一部を形成している。このよう
に軽量する尺度が自由に移動でき、しかもステーション
のシールを維持するために、可撓性シール49によって
床との結合を行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】十分な移送装置無しに製品を供給した直後の従
来技術の容器の線図的断面図である。
【図2】クリーンルーム内に製品を供給した直後の従来
技術による容器の線図的断面図である。
【図3】本発明装置を具えた容器の垂直断面図である。
【図4】図3の容器の断面を90度回転した垂直断面図
である。
【図5】図4のV−V線上の水平断面図である。
【図6】容器の下部オリフィスを所定位置に設置するた
め開いた移送装置を図4と同一断面に示す線図的断面図
である。
【図7】容器の下部オリフィスを挿入した本発明装置を
図3の断面に対し垂直な断面に示す線図的断面図であ
る。
【図8】本発明装置を具えた容器の図10のVIII-VIII
線上の断面平面図である。
【図9】移送の準備ができた本発明装置を図4と同一断
面に示す断面図である。
【図10】本発明装置の最大長さの部分での垂直断面図
である。
【図11】本発明方法を実施する工程の内の工程1を示
す線図である。
【図12】本発明方法を実施する工程2を示す線図であ
る。
【図13】本発明方法を実施する工程3を示す線図であ
る。
【図14】本発明方法を実施する工程4を示す線図であ
る。
【図15】本発明方法を実施する工程5を示す線図であ
る。
【図16】本発明方法により容器の上部オリフィスを通
じて製品を移送する状態を示す線図である。
【符号の説明】
1 容器 2 容器体 3 フレーム構造 4 ホッパー 5、11、44 オリフィス 6、6a 弁、蝶弁 7 キー 8、27、46 カバー 9、13 スライド 10、14 フランジ 15、処理ステーション、処理建屋 16、43 管 17 ベース板 18 上部オリフィス 19、45 包囲体 20 接近孔 21 カバー、第1閉塞手段 22、28 スライド 22a、25a、101 推力シリンダ 23 シール 24 連結システム 25 軸線回動ロッド 26 水平リム 29 スタッド 31 周縁シール 32 周縁室、円形室 33 ホース 34 ノズル 36 フィルタ 37 有孔板 38 空気送出口 39 紫外線管 40 ハッチ 42 案内手段 48 重量測定装置 49 可撓性シール 100 作業車輌 102 空気振動器 103 自動連結器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 仏国特許出願公開2640598(FR,A 1) 仏国特許出願公開2077451(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 69/18 B65G 65/30 - 65/48

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口部が下方に指向するオリフィス(5、
    44)を有する上部容器体(1)または上部管(43)
    から、口部が上方に指向するオリフィス(18、11)
    を有し該上部容器体または上部管より下方のレベルにあ
    る下部容器体(1)または下部管(16)に向け、重力
    で流出する製品を汚染なく移送する移送装置において、 該容器体(1、1)または管(16、43)の各該オリ
    フィス(5、44、18、11)を閉じることができる
    カバー(8、46、27、12)を有しており、 該容器体(1、1)または管(16、43)の内の一方
    の容器体または管の該オリフィス(18、44)を覆
    い、他方の該容器体(1、1)または管(16、43)
    の該オリフィス(5、11)の口部を内部に挿入するこ
    とができる密封包囲体(19、45)であって、該他方
    の該容器体(1、1)または管(16、43)と同一の
    側に、閉じることができる接近孔(20)を設けた密封
    包囲体(19、45)と、 該他方の該容器体(1、1)または管(16、43)が
    該密封包囲体に連結されていないとき、該密封包囲体
    (19、45)の内側を周囲の大気から分離する第1閉
    塞手段(21)、および該第1閉塞手段(21)のため
    の作動手段(22a)と、 該他方の該容器体(1、1)または管(16、43)の
    該口部が該密封包囲体に挿入されたとき、該密封包囲体
    (19、45)の内部を周囲の大気から分離する第2閉
    塞手段(10、14)と、 2個の該容器体(1、1)または管(16、43)の該
    オリフィス(5、18、11、44)が互いに向き合
    い、該第2閉塞手段(10、14)によって該包囲体
    (19、45)が周囲の大気から分離されたときに、2
    個の該容器体(1、1)または管(16、43)のそれ
    ぞれの該カバー(8、27、12、46)を開き得る開
    放手段とを設けたことを特徴とする重力により流出する
    製品の移送装置。
  2. 【請求項2】 前記包囲体(19、45)の内部にガス
    状流体を注入する注入手段(34)を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載の移送装置。
  3. 【請求項3】 前記包囲体(19、45)の内部に注入
    したガス状流体を吸引する吸引手段を設けたことを特徴
    とする請求項1または2のいずれかに記載の移送装置。
  4. 【請求項4】 2個の前記容器体(1、1)または管
    (16、43のそれぞれの前記カバー(8、27、1
    2、46)を1個の同一の開放手段(101)によって
    同時に操作し得るよう、相互把持手段を前記カバー
    (8、27、12、46)に設けたことを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか一に記載の移送装置。
  5. 【請求項5】 前記包囲体(19、45)の前記接近孔
    (20)に密封して連結できる適切な形状のフランジ
    (10、14)を、前記第2閉塞手段に設けたことを特
    徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の移送装
    置。
  6. 【請求項6】 下部にホッパー(4)を有し、台枠
    (3)によって支持された容器体(2)を備え、該ホッ
    パー(4)は底部にオリフィス(5)を形成した端部を
    有し移動可能のカバー(8)によって閉じることができ
    ると共に、請求項1ないし5のいずれか一に記載の移送
    装置に連結することが可能であり、該ホッパー(4)の
    該端部を前記包囲体(19)内に挿入したとき、前記包
    囲体(19)の内部を周囲の大気に対し分離するため前
    記包囲体(19)に設置する対応するシール手段(2
    3)に相互に作用し得る閉塞手段(10)を設けたこと
    を特徴とする容器(1)
  7. 【請求項7】 口部が上方に指向しており移動可能なカ
    バー(12)によって閉じることができ請求項1ないし
    5のいずれか一に記載の移送装置に連結することができ
    るオリフィス(11)を前記容器(1)の上部に設け、
    前記オリフィス(11)の前記口部を前記包囲体(4
    3)内に挿入したとき、前記包囲体(43)の内部を周
    囲の大気に対し分離するため前記包囲体(43)に設置
    する対応するシール手段(23)に相互に作用し得る閉
    塞手段(14)を設けたことを特徴とする請求項6に記
    載の容器(1)。
  8. 【請求項8】 移動可能なカバー(8、46)によって
    閉じることができ口部が下方に指向するオリフィス
    (5、44)を有する上部容器体(1)または上 部管
    (43)から、移動可能なカバー(27、12)によっ
    て閉じることができ口部が上方に指向するオリフィス
    (18、11)を有し該上部容器体または上部管より下
    方のレベルにある下部容器体(1)または下部管(4
    3)に向け、重力で流出する製品を汚染なく移送するに
    あたり、 a)該容器体(1、1)または管(16、43)のそれ
    ぞれの該オリフィスを互いに軸線方向に対向させ、 b)第1容器(1)または管(16、43)の該オリフ
    ィスを覆う包囲体(19、45)を設け、該包囲体(1
    9、45)の内部を第1閉塞手段(21)によって周囲
    の大気から分離し、 c)該包囲体(19)の該第1閉塞手段(21)を開放
    し、 d)第2容器(1)または管(16、43)の該オリフ
    ィスの口部を該包囲体(19、45)内に挿入し、 e)該包囲体(19、45)と、該第2容器(1)また
    は管(16、43)の該口部とにそれぞれ取付けた第2
    閉塞手段(10、14)によって該包囲体(19、4
    5)の内部を周囲の大気から分離し、 f)2個の該容器体(1、1)または管(16、43)
    のそれぞれの該カバー(8、46、27、12)を開
    き、 g)該第2容器または管の該口部に密封連結するよう該
    第1容器(1)または管(16、43)の該オリフィス
    の該口部を軸線方向に移動させ、 h)移送すべき該製品を流出させ、 i)適当な量の製品を移送し終わった後、上記操作を反
    対の順序で繰返すことを特徴とする重力で流出する製品
    の移送方法
  9. 【請求項9】 前記操作dが終わってから、前記操作
    e、f、gを行っている間、前記包囲体(19、45)
    内にガス流を通すことを特徴とする請求項8に記載の
    法。
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