JPH11105925A - 包装用フィルム及び包装体 - Google Patents

包装用フィルム及び包装体

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JPH11105925A
JPH11105925A JP26983197A JP26983197A JPH11105925A JP H11105925 A JPH11105925 A JP H11105925A JP 26983197 A JP26983197 A JP 26983197A JP 26983197 A JP26983197 A JP 26983197A JP H11105925 A JPH11105925 A JP H11105925A
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JP
Japan
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heat
alcohol
package
film
layer
Prior art date
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JP26983197A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tada
博士 多田
Yoshio Takeuchi
惠夫 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルコールの揮散を長期間抑制することがで
きる安価な包装用フィルム及び包装体を提供する。 【解決手段】 アルミ箔4aを少なくとも有する基材層
4に塩化ビニリデン系樹脂よりなるヒートシール層5が
積層されている包装用フィルム2、並びに該包装用フィ
ルム2を用いて、該フィルムのヒートシール層同士が内
側となるように重ね合わせられ、開口周縁部がヒートシ
ールされている包装体1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、消毒用ア
ルコールのような薬液を包装するのに適した包装用フィ
ルム及びこれを用いた包装体に関し、より詳細には、ア
ルコール等の薬液の透過を抑制し得る包装用フィルム及
び包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、傷口等の局部をアルコールで消毒
する際には、綿棒とアルコール収納容器とを用意し、綿
棒を別の容器に収納されたアルコールに浸漬し、しかる
後患部に綿棒を接触させていた。このような綿棒及びア
ルコール収納容器は、それぞれ別部材として用意されて
いるため、携帯するには不便であった。
【0003】他方、あらかじめ綿棒にアルコールを含浸
させたものも提案されているが、保存中にアルコールが
散逸し、消毒効果が低下するという問題があった。そこ
で、アルコールの散逸を防止するために、アルコール等
の薬液と綿棒とをシール状袋体内に区画して収納してな
る包装用シール袋が提案されている(例えば、実開昭5
8−156664号公報など)。
【0004】しかしながら、上記のように薬液及び綿棒
全体をシール袋で包装する場合、袋材料としてアルコー
ル不透過性のフィルムを用いると、シール袋のコストが
高くつくことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アル
コールの散逸を効果的に抑制することができると共に、
これを別途用意された収納容器内に密封収納し、所望の
時点で指圧等の小さな圧力により容易に開封することの
できる安価な包装用フィルム及び包装体を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するためになされたものであり、請求項1に記載の発明
は、少なくとも一つの層がアルミ箔よりなる基材層に、
塩化ビニリデン系樹脂よりなるヒートシール層が積層さ
れていることを特徴とする包装用フィルムである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の包装用フィルムのヒートシール層同士が内側と
なるように重ね合わされており、開口周縁部がヒートシ
ールされていることを特徴とする包装体である。
【0008】好ましくは、請求項3に記載のように、請
求項2に記載の発明に係る包装体内には、アルコールが
収容される。以下、本発明の詳細を説明する。
【0009】請求項1に記載の発明に係る包装用フィル
ムは、少なくとも一つの層がアルミ箔よりなる基材層
に、塩化ビニリデン系樹脂よりなるヒートシール層を積
層したことにより、アルコールの透過を抑制したことに
特徴を有する。
【0010】複合フィルム素材として、アルコール不透
過性が最も優れているものは、アルミ箔である。しかし
ながら、アルミ箔単体では非常に脆く、ヒートシールを
行うことができないため、包装用フィルムとして用いら
れる場合、合成樹脂フィルムとアルミ箔との積層フィル
ムが用いられるのが普通である。
【0011】本発明においては、上記のように、アルミ
ニウムの不透過性を果たすために、基材層は、少なくと
も一つの層がアルミ箔で構成されている。従って、基材
層自体が、十分なアルコール不透過性を有する。この場
合、基材層は、合成樹脂フィルムと、アルミ箔との積層
体、あるいはアルミ箔が合成樹脂フィルム層内に挟持さ
れている積層フィルムにより構成される。
【0012】上記基材層を構成する合成樹脂フィルムと
しては、特に限定される訳ではないが、ポリエステルフ
ィルム、延伸ナイロンフィルム、延伸ポリプロピレンフ
ィルム、セロファン等を用いることができる。
【0013】また、アルミ箔については、その厚みはア
ルコール不透過性を果たす限り特に限定される訳ではな
いが、通常、5〜20μm程度とされる。5μmより薄
いと、ピンホール等が生じ易く、アルコール不透過性が
損なわれることがあり、20μmより厚いと、アルコー
ル不透過性は十分であるものの、包装用フィルムとして
の柔軟性が損なわれることがある。
【0014】上記基材層を構成するための合成樹脂フィ
ルムの厚みについても、特に限定される訳ではないが、
例えば、アルミ箔と一層の合成樹脂フィルムとを積層す
る場合、10〜40μm程度とされ、この範囲内の厚み
とすることにより包装用フィルムを用いて包装袋などの
包装体を構成するのに十分な柔軟性を得ることができ
る。もっとも、基材層を構成するための合成樹脂フィル
ムの厚みについては、その合成樹脂フィルムの種類によ
って異なるため、一義的には限定されない。また、合成
樹脂フィルムをアルミ箔の両面に積層する場合には、各
面に積層された合成樹脂フィルムの合計厚みを10〜4
0μm程度とすればよい。
【0015】上記アルミ箔の両面に合成樹脂フィルムを
積層して基材層を構成する場合には、好ましくは、内
面、すなわちヒートシール層が積層される面に補強層と
して、ポリエステルフィルムが用いられる。この場合、
ポリエステルフィルムの厚みは、8〜25μm程度、好
ましくは12〜25μm程度とされる。特に、後記のよ
うに、ヒートシール層の厚みを小さく設定する場合には
この層が有効に機能する。
【0016】また、アルミ箔の外側に合成樹脂フィルム
を積層する場合は、前述した適宜の合成樹脂フィルムを
用いることができるが、脆いアルミ箔にピンホールがで
きることを防止するには、10〜25μm程度の厚みの
ポリエステルフィルム、10〜25μm程度の延伸ナイ
ロンフィルム、18〜40μm程度の延伸ポリプロピレ
ンフィルムなどを用いることが望ましい。
【0017】本発明に係る包装用フィルムでは、上記基
材層の内面に、塩化ビニリデン系樹脂よりなるヒートシ
ール層が積層されている。この塩化ビニリデン系樹脂よ
りなるヒートシール層としては、塩化ビニリデン含有割
合が70〜95モル%の塩化ビニリデン共重合体樹脂を
用いることが望ましい。塩化ビニリデン含有割合が70
モル%未満では、十分なアルコール不透過性をヒートシ
ール部分に与えることが困難となり、95モル%を超え
ると、十分なヒートシール性が得られなくなることがあ
る。
【0018】塩化ビニリデン系樹脂よりなるヒートシー
ル層の厚みは、特に限定される訳ではないが、後述のよ
うにアルコールを収容してなる包装体とし、十分なヒー
トシール強度と易開封性を両立する上では、1〜5μm
程度とすることが望ましい。1μm未満では、十分なヒ
ートシール強度を得ることができず、アルコールの漏洩
が生じ易くなり、5μmを超えるとヒートシール強度が
大きくなり過ぎて、易開封性を達成できなくなることが
ある。
【0019】ところで、塩化ビニリデン系樹脂は、1〜
5μmの厚みの単体フィルムとして成型することが困難
であるが、塩化ビニリデン系樹脂を溶剤に溶解したり、
エマルジョンとし、ウレタン系接着剤をコーティングし
た基材層にコーティングすることにより、上記厚みのヒ
ートシール層を形成することができる。
【0020】塩化ビニリデン系樹脂を基材層にコーティ
ングする際の、基材面については、耐アルコール性に優
れたポリエステルから構成されていることが望ましく、
従って、基材層の内面を構成する合成樹脂フィルムにつ
いても、ポリエステルフィルム、特に12〜25μm程
度の厚みのポリエステルフィルムを用いることが望まし
い。
【0021】請求項1に記載の発明に係る包装用フィル
ムは、基材層に塩化ビニリデン系樹脂よりなるヒートシ
ール層を積層することにより、十分なアルコール不透過
性を有し、特に、請求項2に記載のように、ヒートシー
ル層同士が内側となるように重ね合わせ、開口周縁部を
ヒートシールし包装体を得た場合、この包装体では、ヒ
ートシール部分が、塩化ビニリデン系樹脂により構成さ
れているので、十分なアルコール不透過性を発揮する。
【0022】上記ヒートシール部を形成するためのヒー
トシール温度については、120〜200℃の範囲とす
ることが好ましい。120℃未満の場合には、上記ヒー
トシール層を確実にヒートシールすることができないこ
とがあり、十分なヒートシール強度を得ることができな
いことになり、ヒートシール温度が200℃を超える
と、基材層を構成している合成樹脂フィルムの熱変形や
熱溶融により破壊が生じることがある。
【0023】請求項2に記載の発明に係る包装体では、
上記のように開口周縁部がヒートシールされるが、この
場合の形態については特に限定されず、請求項1に記載
の発明に係る包装用フィルムを1枚使用し、包装体の一
辺に沿って折り曲げ、他の3辺をヒートシールすること
により構成されてもよく、あるいは請求項1に記載の発
明に係る包装用フィルムを2枚用意し、目的とする包装
体の全周縁部に沿ってヒートシールを行って包装体を構
成してもよい。
【0024】請求項2に記載の発明に係る包装体を構成
する場合、そのヒートシール部のヒートシール強度につ
いては、好ましくは、100g/15mm以上とされ
る。請求項3に記載のようにアルコールが収容された包
装体は、包装体が上記のように十分なアルコール不透過
性を有するため、長期間保存したとしても、消毒能の低
下等が生じ難い。
【0025】他方、上記アルコールが収容された包装体
は、指等により加圧することにより容易に開封し得るも
のであることが望ましい。従って、上記ヒートシール強
度については、易開封性を実現するには、100〜10
00g/15mm程度が好ましく、より好適には100
〜600g/15mmの範囲とすることが望ましい。ヒ
ートシール強度が上記範囲より弱い場合には、包装体
が、例えば、外袋に更に収納されて包装されていたとし
ても、保管中や郵送中にヒートシール部が破壊され、ア
ルコールが漏洩することがあり、ヒートシール強度が上
記範囲よりも強い場合には、押圧等により容易に開封す
ることができず、易開封性が損なわれることがある。
【0026】本発明に係る包装体の具体的な形態につい
ては、特に限定されるものではないが、図1〜図3に本
発明に係る包装体の構造例を示す。図1(a)に示す包
装体1は、請求項1に記載の発明に係る包装用フィルム
2を折り曲げ、3辺をヒートシールすることにより構成
されている。なお、図1において、Aはヒートシール部
(斜線のハッチングで示す)を示し、アルコール3が内
部に収容されている。
【0027】また、図1(b)は、上記包装用フィルム
2の断面を示し、包装用フィルム2は、アルミ箔4a及
び合成樹脂フィルム層4b,4cを積層してなる基材層
4と、ヒートシール層5とを有する。
【0028】図2は、本発明に係る包装体の他の例を示
す部分切欠平面断面図である。包装体6では、外袋7内
に綿棒8及び図1に示した包装体1が収納されている。
包装体1内には、アルコール(図示せず)が収容されて
いる。
【0029】包装体6では、綿棒8がアルコールが収容
された包装体1と共に外袋7に収納されているため、そ
のまま携帯することができ、使用に際し、綿棒とアルコ
ール収納容器とを取り出すといった煩雑な作業を省略す
ることができる。
【0030】包装体1のヒートシール強度を、上述した
好ましい範囲とし、易開封性を与えた場合には、包装体
6では、外袋7の外側から外袋7を指で押圧することに
より、包装体1を容易に開封し、アルコールを綿棒8の
綿球8aに含浸させることができる。従って、綿棒8の
綿球8aにアルコールを含浸させた後に、直ちに綿棒8
を外袋7から取り出すことにより、傷口などの患部に適
用することができる。なお、8bは軸部を示す。
【0031】また、図3に示す包装体9のように、外袋
7内に複数本の綿棒8を収納してもよい。この場合、包
装体1としては、綿棒8の数に応じた大きさのものが収
納される。
【0032】外袋7に使用する材料については、ポリエ
ステル、ポリプロピレンなど汎用的に使用されている合
成樹脂フィルムを用いることができ、ヒートシールによ
り袋状とされていてもよく、1辺に沿った開口にファス
ナーを設けたものであってもよい。ファスナーを設けた
外袋を用いた場合には、使用後に再度封止することがで
き、短時間であれば、包装体1を開封してアルコールを
使用した場合であっても、アルコールを外袋7の内部に
再度封入することができ、短時間の保管が可能となる。
【0033】また、アルコール収容包装体1が包装後
に、保管や輸送に際し破壊しないために、外袋7につい
ては十分に空気を封入し、包装体1に直接外圧が及ばな
いように包装することが望ましい。
【0034】また、図2及び図3では、アルコールを含
浸させる薬液吸収材として綿棒8を示したが、綿棒8に
代えて、ガーゼや脱脂綿等の他の形態の薬液吸収材を用
いてもよい。
【0035】図2及び図3に示したように、薬液吸収材
と本発明に係る、アルコールが収容された包装体1とを
同じシール袋に収納しておくことにより、携帯が容易で
あり、かつ使用に際して綿棒にアルコールを容易に含浸
させることができ、かつ使用時までアルコールの散逸を
抑制し得る薬液吸収材セットを提供することができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の非限定的な実施例を挙げるこ
とにより、本発明を明らかにする。
【0037】(実施例)12μmの厚みのポリエステル
フィルムに、ウレタン系接着剤(武田薬品社製、商品
名:主剤「タケラックA310」、架橋剤「A3」)を
乾燥後2μmの厚みにコーティングし、コーティング面
に塩化ビニリデン90モル%/アクリロニトリル10モ
ル%の割合で共重合してなる塩化ビニリデン共重合体エ
マルジョンを、乾燥後2μmの厚みにコーティングし、
7μmの厚みのアルミ箔及び12μmの厚みのポリエス
テルフィルムと、上記と同一のウレタン系接着剤を用い
て貼り合わせ、ポリエステルフィルム(厚み12μm)
/アルミ箔(厚み7μm)/ポリエステルフィルム(厚
み12μm)/塩化ビニリデン系樹脂よりなるヒートシ
ール層(厚み2μm)の複合フィルムを得た。
【0038】上記複合フィルムのヒートシール層を内側
にして、30×50mmの大きさの袋を、ヒートシール
幅3mmとなるようにヒートシールにより作製し、局方
アルコール5gを充填し、開口部を3mm幅でヒートシ
ールし、3方シール法で密閉した。このようにして得ら
れたアルコール収容包装体と綿棒とを、50mm×15
0mmの厚さ50μmのポリエチレン製袋に収納し、同
じくヒートシールにより密封し、薬液吸収材セット包装
体を得た。
【0039】(比較例)12μmの厚みのポリエステル
フィルム、7μmのアルミ箔及び20μmの厚みのポリ
エチレンフィルムを、ウレタン系接着剤(武田薬品社
製、商品名:主剤「タケラックA310」、架橋剤「A
3」)を用いて貼り合わせ、ポリエステルフィルム(厚
み12μm)/アルミ箔(厚み7μm)/ポリエチレン
フィルム(厚み20μm)の複合フィルムを作製し、実
施例において用いた複合フィルムに代えてこの複合フィ
ルムを用いたことを除いては、実施例1と同様にして薬
液吸収材セット包装体を得た。
【0040】実施例及び比較例で得た薬液吸収材セット
包装体を、50℃の雰囲気に1ヵ月間保持し、1ヵ月間
保持後のアルコール収容包装体のヒートシール強度、フ
ィルム状態及びアルコール減量並びに指による押圧によ
りシール部の破壊性を評価した。結果を下記の表1に示
す。
【0041】なお、表1におけるフィルム状態について
は、アルコール収容包装体の状態を目視により観察し、
各層の剥離状態の有無を確認することにより行った。ま
た、押圧によるシール部破壊性については、薬液吸収材
セット包装体の外側から指により押圧し、内部のアルコ
ール収容包装体の開封性を評価した。表1において、◎
は、アルコール収容包装体が容易に破壊され、アルコー
ルを漏洩させて綿棒に含浸させたことを意味し、×は、
指による押圧でアルコール収容包装体を開封することが
できなかったことを意味する。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係る包装用フィ
ルムによれば、少なくとも一つの層がアルミ箔からなる
基材層に塩化ビニリデン系樹脂よりなるヒートシール層
が積層されているため、アルミ箔により十分なアルコー
ル不透過性が発揮されるだけでなく、ヒートシール層を
ヒートシールし、袋状とした場合、ヒートシール部分も
十分なアルコール不透過性を発揮する。従って、請求項
2に記載のように、本発明に係る包装用フィルムを用い
てヒートシールにより包装体を構成し、請求項3に記載
のようにアルコールを収容した場合、長期間保存したと
してもアルコールが包装体外に散逸し難い。
【0044】よって、使用時までアルコールの揮散を確
実に防止することができる包装用フィルム及びアルコー
ル収容包装体を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は、本発明に係る包装用フィ
ルムを用いた包装体の一構造例を示す平面図及び包装用
フィルムの断面図。
【図2】本発明に係るアルコール収容包装体が収納され
ている薬液吸収材セットの一例を示す部分切欠平面断面
図。
【図3】本発明に係るアルコール収容包装体が収納され
ている薬液吸収材セットの他の例を示す部分切欠平面断
面図。
【符号の説明】
1…アルコール収容包装体 2…包装用フィルム 3…アルコール 4…基材層 4a…アルミ箔 4b,4c…基材層を構成する合成樹脂フィルム 5…ヒートシール層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの層がアルミ箔よりなる
    基材層に、塩化ビニリデン系樹脂よりなるヒートシール
    層が積層されていることを特徴とする包装用フィルム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の包装用フィルムのヒー
    トシール層同士が内側となるように重ね合わされてお
    り、開口周縁部がヒートシールされていることを特徴と
    する包装体。
  3. 【請求項3】 内部にアルコールが収容されていること
    を特徴とする請求項2に記載の包装体。
JP26983197A 1997-10-02 1997-10-02 包装用フィルム及び包装体 Pending JPH11105925A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008280078A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Three K:Kk 払拭用品

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